JP2003207705A - 遮蔽装置を備えたレンズ鏡筒 - Google Patents

遮蔽装置を備えたレンズ鏡筒

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JP2003207705A
JP2003207705A JP2002004224A JP2002004224A JP2003207705A JP 2003207705 A JP2003207705 A JP 2003207705A JP 2002004224 A JP2002004224 A JP 2002004224A JP 2002004224 A JP2002004224 A JP 2002004224A JP 2003207705 A JP2003207705 A JP 2003207705A
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barrel
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lens barrel
outer cylinder
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Kunihiro Fukino
邦博 吹野
Yasushi Yoshibe
耕史 吉部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な防塵防滴性能が得られ、かつレンズ駆
動が損なわれることのない遮蔽装置を備えたレンズ鏡筒
を提供する。 【解決手段】 撮影光学系の光軸と同軸に配置され、相
対的に移動する内外2つの円筒部材7、2と、その間隙
を遮蔽する遮蔽部材4とを有する遮蔽装置を備えたレン
ズ鏡筒において、内筒7と外筒2のいずれか一方に、光
軸方向に対して交差する方向に移動可能に保持される中
間筒21を設け、中間筒21に前記他方の筒と摺動する
遮蔽部材4を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学機器が有するレン
ズ鏡筒を構成する複数の筒状部材間の隙間から内部に侵
入する水や塵を遮蔽する遮蔽装置を備えたレンズ鏡筒に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、レンズ鏡筒の相対的に移動す
る筒状部材間において、その鏡筒断面の半径方向の隙間
から水や塵が前記レンズ鏡筒内部に侵入して内部の電気
部品をショートさせたり、内部の作動部に詰まって円滑
な作動をさまたげたりするのを防ぐため、隙間を遮蔽す
る遮蔽装置が用いられていた。
【0003】この遮蔽装置は、前記外筒に遮蔽部材を直
接固定し、該遮蔽部材の一部を内筒に弾性接触させて、
水や塵の侵入を防止していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような遮蔽装置に
おいて、レンズ駆動により内筒が外筒に対して光軸方向
に移動する時には、構成部材間に存在するガタにより、
外筒に対して内筒が鉛直方向に倒れる場合がある。この
ような場合、遮蔽部材の弾性力が弱いと、内筒の重量に
よりつぶれてしまい、遮蔽部材と外筒の間に隙間が発生
してしまう。これにより防塵防滴性能が損なわれる。
【0005】逆に遮蔽部材の弾性力が強いと、遮蔽部材
が内筒を締めつけることになり、内筒を光軸方向に移動
する駆動トルクが大きくなってしまい、内筒の駆動が損
なわれる。
【0006】本発明はこれらの問題を解決し、防滴性能
と良好なレンズ駆動を両立させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明では、撮影光学系の光軸とほぼ
同軸に配置された円筒状または環状の外筒と、前記外筒
の内側に該外筒とほぼ同軸に配置され、該外筒に対して
相対的に移動する内筒と、前記外筒と内筒との間隙に該
間隙を遮蔽するように配置された遮蔽部材と、を有する
遮蔽装置を備えたレンズ鏡筒において、前記外筒と内筒
の間で、該外筒と内筒のいずれか一方に保持されるとと
もに、他方の筒に対して前記光軸を中心とした鏡筒断面
の半径方向に間隙を有して配置された中間筒と、該中間
筒に設けられるとともに、前記他方の筒と摺動する遮蔽
部材と、を備えた。
【0008】また、請求項2に係る発明では、撮影光学
系の光軸とほぼ同軸に配置された円筒状または環状の外
筒と、前記外筒の内側に該外筒とほぼ同軸に配置され、
該外筒に対して相対的に移動する内筒と、前記外筒と内
筒との間隙に該間隙を遮蔽するように配置された遮蔽部
材と、を有する遮蔽装置を備えたレンズ鏡筒において、
前記外筒および内筒は、少なくともその一方が部分的に
前記レンズ鏡筒の外側に露出しており、前記外筒と内筒
の間で、該外筒と内筒のいずれか一方に保持されるとと
もに、他方の筒に対して前記光軸を中心とした鏡筒断面
の半径方向に間隙を有して配置された中間筒と、該中間
筒に設けられるとともに、前記他方の筒と、前記レンズ
鏡筒の外側に露出している部分近傍で摺動する遮蔽部材
と、を備えた。
【0009】また、請求項3に係る発明では、撮影光学
系の光軸とほぼ同軸に配置された円筒状または環状の外
筒と、前記外筒の内側に該外筒とほぼ同軸に配置され、
該外筒に対して相対的に光軸方向に移動する内筒と、前
記外筒と内筒との間隙に該間隙を遮蔽するように配置さ
れた遮蔽部材と、を有する遮蔽装置を備えたレンズ鏡筒
において、前記外筒および内筒は、少なくともその一方
が部分的に前記レンズ鏡筒の外側に露出しており、前記
外筒と内筒の間で、該外筒と内筒のいずれか一方に保持
されるとともに、他方の筒に対して前記光軸を中心とし
た鏡筒断面の半径方向に間隙を有して配置された中間筒
と、該中間筒に設けられるとともに、前記他方の筒と、
前記レンズ鏡筒の外側に露出している部分近傍で摺動す
る遮蔽部材と、を備えた。
【0010】また、請求項4に係る発明では、請求項1
〜3のいずれかに記載の遮蔽装置を備えたレンズ鏡筒に
おいて、前記中間筒は、前記外筒と内筒のいずれか一方
に対して前記光軸方向の移動を拘束されるとともに、前
記半径方向に移動可能に保持されているように構成し
た。
【0011】また、請求項5に係る発明では、請求項1
〜3のいずれかに記載の遮蔽装置を備えたレンズ鏡筒に
おいて、前記遮蔽部材に撥水性材料が付着しているよう
に構成した。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態に係るレ
ンズ鏡筒の概略的な構成を示す断面図である。
【0013】レンズ鏡筒には、L1〜L6の6つのレン
ズ群が配置されている。合焦時には、レンズ群L1が光
軸方向に移動して焦点調節する。ズーミング時には、レ
ンズ群L1、L3、L5及びL6が光軸方向に移動して
ズーミングを行う。
【0014】レンズ鏡筒の固定筒1は、内側固定筒1
a、外側固定筒1bおよびカメラボディに装着するため
のマウント部1cを有する。内側固定筒1aの前側部内
周には、レンズ群L3を保持するL3保持筒9が緩挿さ
れており、内側固定筒1aの内周の円周方向に等間隔に
設けられた3ケ所の直進溝1eにL3保持筒9に設けら
れたピン9aが摺接することにより、L3保持筒9は固
定筒1に対して光軸方向に移動可能かつ光軸周りに回転
不可能に構成されている。
【0015】また、固定筒1の内側固定筒1aの後側部
内周には、レンズ群L6を保持するL6保持筒13が緩
挿されており、内側固定筒1aの内周の円周方向に等間
隔に設けられた3ケ所のカム溝1fにL6保持筒13に
設けられたピン13aが摺接することにより、L6保持
筒13は固定筒1に対して回転しながら光軸方向に移動
するように構成されている。このL6保持筒13の内周
には、レンズ群L5を保持するL5保持筒14が緩挿さ
れており、L5保持筒14の外周に設けられたピン14
aが内側固定筒1aのカム溝1gとL6保持筒13の直
進溝13cとに摺接することにより、L5保持筒14は
固定筒1に対して光軸周りに回転しながら光軸方向に移
動するように構成されている。
【0016】また、内側固定筒1aの内周には、固定レ
ンズ群L2、L4が固定されている。
【0017】さらに、内側固定筒1aの前端部外周に
は、レンズ群L1を保持するL1保持筒7が緩挿されて
おり、L1保持筒7の内周に設けられた直進溝7bが内
側固定筒1aの外周部に設けられたキー8にガイドされ
ることにより、L1保持筒7は固定筒1に対して光軸方
向に移動可能かつ光軸周りに回転不可能に構成されてい
る。
【0018】一方、内側固定筒1aの外周には、カム筒
5が緩挿されており、カム筒5の内周に設けられた周溝
5aに内側固定筒1aの外周に設けられたピン1dが摺
接することにより、カム筒5は光軸方向に移動不可能か
つ光軸周りに回転可能に構成されている。カム筒5に
は、カム溝5cが設けられ、内側固定筒1aの直進溝1
eと摺接するL3保持筒9のピン9aの先端が摺接され
ている。このL3保持筒9は、ピン9aが直進溝1eと
カム溝5cに摺接することにより、カム筒5が回転する
時に、光軸方向に直進するように構成されている。さら
に、カム筒5には、直進溝5eが設けられ、L6保持筒
13に設けられたピン13aの先端に設けられたキー1
3bが嵌合されている。このL6保持筒13は、ピン1
3aとカム溝1fとの摺接、キー13bと直進溝5eと
の嵌合により、カム筒5が回転する時に、回転しながら
光軸方向に移動するように構成されている。
【0019】また、カム筒5の後端外周には、中継筒6
が緩挿されており、カム筒5の外周に設けられたカム溝
5bに中継筒6の内周に設けられたピン6aが摺接され
ている。さらに、中継筒6とL1保持筒7との間には直
進案内ガイド(不図示)が設けられ、中継筒6はL1保
持筒7に対して、光軸方向への相対移動可能かつ相対回
転不可能に構成されている。この直進ガイドとの係合お
よびピン6aとカム溝5bの摺接により、カム筒5が回
転する時に、中継筒6は光軸周りに回転することなく、
光軸方向に移動するように構成されている。
【0020】さらに、中継筒6の前端外周には、リード
筒10が緩挿されており、中継筒6に設けられたピン6
bがリード筒10に設けられた周溝10bと摺接するこ
とにより、リード筒10は中継筒6に対して、光軸方向
には相対移動不可能かつ光軸まわりに相対回転可能に構
成されている。リード筒10の内周には、L1保持筒7
が緩挿されており、リード筒10に設けられたリード溝
10aにL1保持筒7に設けられたピン7aが摺接され
ている。L1保持筒7は、直進溝7bとキー8の係合お
よびピン7aとリード溝10aの摺接により、リード筒
10が回転した時に、光軸周りに回転することなく、光
軸方向に移動するように構成されている。
【0021】固定筒1の外側固定筒1bの先端部には、
内周に全周にわたる突出部1hが設けられている。この
突出部1hを、手動焦点調節用の距離筒2の後部端部
と、距離筒2に螺合する保持筒3の外側突出部3aとで
挟み込むことにより、固定筒1に対して距離筒2が回転
可能に構成されている。距離筒2の内周には直進溝2b
が光軸と平行に設けられており、リード筒10に設けら
れたピン10cが摺接することにより、距離筒2とリー
ド筒10を光軸方向に相対移動可能かつ光軸周りに相対
回転不可能に構成されている。さらに、距離筒2の後端
部内周には歯車2aが設けられていて、減速歯車列(不
図示)を介して、モーター等の駆動源の駆動力が距離筒
2に伝達される。
【0022】さらに、外側固定筒1bの外周には、ズー
ミング操作用のズーム筒11が緩挿されており、外側固
定筒1bの外周に螺合するズーム保持筒15により、ズ
ーム筒11は光軸方向に移動不可能かつ光軸周りに回転
可能に構成されている。このズーム筒11の後方内周に
は、連動レバー12が取付けられている。この連動レバ
ー12は、固定筒1の外側固定筒1bの溝を貫通し、カ
ム筒5の後端部の係合溝5dに係合して、ズーム筒11
の回転をカム筒5に伝達するように構成されている。
【0023】焦点調節は、手動で距離筒2を回転する、
あるいは駆動源であるモーターの回転を減速歯車列を介
して伝達し距離筒2を回転することにより行われる。こ
のとき、直進溝2bと連動ピン10cの摺接によりリー
ド筒10が回転し、リード溝10aとフォロワーピン7
aの摺接及び直進キー8とL1保持筒7の直進溝との嵌
合によりL1保持筒7が光軸方向に直進する。
【0024】ズーミングは、ズーム筒11を回転するこ
とにより、連動レバー12を介してカム筒5が回転し、
カム溝5bのカム軌跡に従って、中継筒6、リード筒1
0とともにL1保持筒7が光軸方向に、また、カム溝5
cのカム軌跡に従ってL3保持筒9が光軸方向に、さら
に、直進溝5eとキー13b、カム溝1fとピン13
a、カム溝1gとピン14aの摺接を介してL6保持筒
とL5保持筒が光軸方向に移動されることにより行われ
る。
【0025】距離筒2の前方内周部には、図2に拡大し
て示すように中間筒21が押さえ環22により保持され
ている。
【0026】この押さえ環22は輪帯状であり、中間筒
21とほぼ同軸に配置されている。また、その輪帯の半
径方向の弾性を利用して距離筒2に装着されている。中
間筒21は、距離筒2に対して、光軸方向の移動をほぼ
制限され、半径方向には所定量移動できるように保持さ
れている。中間筒21の内周部には弾性を有する擬革か
らなる遮蔽部材4が固着されている。この遮蔽部材4
は、L1保持筒7の小径部外周面と嵌合している。
【0027】中間筒21に固着された遮蔽部材4は、距
離筒2とL1保持筒7の隙間からの水や塵の浸入を防止
するためのもので、弾性を保ちつつこの隙間を無くすよ
うに構成されている。
【0028】距離筒2と固定筒1及びL1保持筒7と固
定筒1の各保持部のガタにより、距離筒2に対してL1
保持筒7が光軸と直角方向(図2の下方向)に倒れた場
合、中間筒21は、L1保持筒7に遮蔽部材4を介して
嵌合したまま、光軸と直角方向(図2の下方向)にシフ
トする。
【0029】本発明においては、上記のような構成にし
たので、構成部材間に存在するガタにより、外筒に対し
て内筒が光軸に垂直な方向に倒れても、遮蔽部材を固着
した中間筒が、保持される外筒または内筒の他方の筒に
追従するので、遮蔽部材の弾性力を強めなくても両者の
間に隙間が発生することがない。これにより、AF作動
やズーミング作動の円滑性が損なわれることなく防塵防
滴性能が保証される。
【0030】本実施の形態においては、中間筒21を、
回転する距離筒2と光軸方向に直進するL1保持筒7の
間に介在させたが、内外の部材が相対的に移動するもの
ならば、両者の一方あるいは両方が回転あるいは直進す
る場合であっても実施することが出来る。
【0031】さらに本実施の形態においては、押さえ環
22を半径方向の弾性を利用して距離筒2に装着してい
るが、ねじなどの他の締結方法を用いることも出来る。
押さえ環22を用いずに、距離筒2と中間筒21をバヨ
ネット構造にして、距離筒2に対して、光軸方向には移
動を制限され、半径方向には所定量移動できるように保
持することも出来る。
【0032】本実施の形態においては、中間筒21を距
離筒2側に保持したが、L1保持筒7側に保持すること
も出来る。
【0033】さらに、本実施の形態においては、遮蔽部
材4に弾性を有する擬革をもちいたが、防塵防滴効果と
弾性を有する部材ならば、植毛紙などの他の材料を用い
ることも出来る。なお防滴効果は、オイルバリヤー等撥
水性を有するものを塗布するとより効果的である。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明の遮蔽装置を備え
たレンズ鏡筒によれば、外筒と内筒の間で、外筒と内筒
のいずれか一方に中間筒を保持し、この中間筒に遮蔽部
材を設け、遮蔽部材が他方の筒と摺動するように構成し
たので、構成部材間に存在するガタにより、外筒に対し
て内筒が光軸に鉛直方向に倒れても、遮蔽部材を固着し
た中間筒が、保持される外筒または内筒の他方の筒に追
従するので、遮蔽部材の強度を強めなくても両者の間に
隙間が発生することがないという効果を奏する。
【0035】これにより、AF作動、ズーミング作動の
円滑性が損なわれることなく、防塵防滴性能が保証され
る。また、遮蔽部材の弾性力が小さくてすみ、遮蔽部材
が内筒を締め付けることがないので、内筒をレンズ群と
一体に光軸方向に移動させるような場合に、移動に要す
る駆動力が小さくてすむという効果がある。特に、AF
モードやパワーズームのように、カメラボディ内のモー
ターで駆動する場合には、パワー不足により駆動に支障
をきたすことがなくなる。
【0036】特に請求項2の発明によれば、外筒と内筒
のいずれか一方の外側に露出している部分近傍に配置す
ることにより、雨天でのレンズ鏡筒使用時の防滴対策と
して、露出部分から部品を伝わって隙間に侵入してくる
水滴に対して、上記の効果を発揮する。
【0037】また、請求項3の発明によれば、光軸方向
に相対移動する外筒と内筒のいずれか一方の外側に露出
している部分近傍に配置することにより、雨天でのレン
ズ鏡筒使用時に、外筒に対して突出した状態の内筒に付
着し、その後の光軸方向の相対移動により外筒内部に侵
入してくる水滴に対して、上記の効果を発揮する。
【0038】また、請求項4の発明によれば、中間筒が
外筒と内筒のいずれか一方に、光軸方向の移動を拘束さ
れるとともに、半径方向に移動可能に保持されているの
で、半径方向に追従する効果が大きい。
【0039】また、請求項5の発明によれば、遮蔽部材
に撥水性材料が付着しているので、防滴効果を大きくで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるレンズ鏡筒の光軸を
通る面による断面図。
【図2】本発明の実施の形態によるレンズ鏡筒の主要部
分の拡大図。
【符号の説明】
L1〜L6…レンズ群 1…固定筒 2…距離筒 3…保持筒 4…遮蔽部材 5…カム筒 6…中継筒 7…L1保持筒 8…直進キー 9…L3保持筒 10…リード筒 11…ズーム筒 12…連動レバー 13…L6保持筒 14…L5保持筒 15…ズーム保持筒 21…中間筒 22…押さえ環

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影光学系の光軸とほぼ同軸に配置された
    円筒状または環状の外筒と、 前記外筒の内側に該外筒とほぼ同軸に配置され、該外筒
    に対して相対的に移動する内筒と、 前記外筒と内筒との間隙に該間隙を遮蔽するように配置
    された遮蔽部材と、を有する遮蔽装置を備えたレンズ鏡
    筒において、 前記外筒と内筒の間で、該外筒と内筒のいずれか一方に
    保持されるとともに、他方の筒に対して前記光軸を中心
    とした鏡筒断面の半径方向に間隙を有して配置される中
    間筒と、 該中間筒に設けられるとともに、前記他方の筒と摺動す
    る遮蔽部材と、を備えることを特徴とする遮蔽装置を備
    えたレンズ鏡筒。
  2. 【請求項2】撮影光学系の光軸とほぼ同軸に配置された
    円筒状または環状の外筒と、 前記外筒の内側に該外筒とほぼ同軸に配置され、該外筒
    に対して相対的に移動する内筒と、 前記外筒と内筒との間隙に該間隙を遮蔽するように配置
    された遮蔽部材と、を有する遮蔽装置を備えたレンズ鏡
    筒において、 前記外筒および内筒は、少なくともその一方が部分的に
    前記レンズ鏡筒の外側に露出しており、 前記外筒と内筒の間で、該外筒と内筒のいずれか一方に
    保持されるとともに、他方の筒に対して前記光軸を中心
    とした鏡筒断面の半径方向に間隙を有して配置された中
    間筒と、 該中間筒に設けられるとともに、前記他方の筒と、前記
    レンズ鏡筒の外側に露出している部分近傍で摺動する遮
    蔽部材と、を備えることを特徴とする遮蔽装置を備えた
    レンズ鏡筒。
  3. 【請求項3】撮影光学系の光軸とほぼ同軸に配置された
    円筒状または環状の外筒と、 前記外筒の内側に該外筒とほぼ同軸に配置され、該外筒
    に対して相対的に光軸方向に移動する内筒と、 前記外筒と内筒との間隙に該間隙を遮蔽するように配置
    された遮蔽部材と、を有する遮蔽装置を備えたレンズ鏡
    筒において、 前記外筒および内筒は、少なくともその一方が部分的に
    前記レンズ鏡筒の外側に露出しており、 前記外筒と内筒の間で、該外筒と内筒のいずれか一方に
    保持されるとともに、他方の筒に対して前記光軸を中心
    とした鏡筒断面の半径方向に間隙を有して配置された中
    間筒と、 該中間筒に設けられるとともに、前記他方の筒と、前記
    レンズ鏡筒の外側に露出している部分近傍で摺動する遮
    蔽部材と、を備えることを特徴とする遮蔽装置を備えた
    レンズ鏡筒。
  4. 【請求項4】前記中間筒は、前記外筒と内筒のいずれか
    一方に対して前記光軸方向の移動を拘束されるととも
    に、前記半径方向に移動可能に保持されていることを特
    徴とする請求項1〜3に記載の遮蔽装置を備えたレンズ
    鏡筒。
  5. 【請求項5】前記遮蔽部材に撥水性材料を付着したこと
    を特徴とする、請求項1〜3に記載の遮蔽装置を備えた
    レンズ鏡筒。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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