JP5011802B2 - 液滴吐出ヘッド、及び液滴吐出装置 - Google Patents
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Description
また、キャリッジ間の間隔を調整可能に固定する第一間隔固定手段を備えている。したがって、調整対称の液滴吐ユニットを移動し、隣接する液滴吐出ユニットとの間を変えて調整しても、その他の液滴吐出ユニットは、隣接する液滴吐出ユニットとの間隔を維持したままである。
また、例えば、一端側の液滴吐出ヘッドをX軸方向に不動とし、調整対称の液滴吐出ユニットを移動すると、この調整対象の液滴吐出ユニットより他端側(一端側と反対側)の液滴吐出ユニット全てが、隣接する液滴吐出ユニットの間隔を維持したまま、調整対称の液滴吐出ユニットと共に一体となって移動する。つまり、効率的に各液滴吐出ユニットのX軸方向の調整ができる。
また、基準面と一方の端部側のキャリッジとの間を調整可能に第二間隔固定手段で固定している。
一方の端部側のキャリッジを移動し基準面との間を調整すると、他方側(一方の端部と反対側)の液滴吐出ユニット全てが、隣接する液滴吐出ユニットの間隔を第一間隔固定手段が維持したまま、一体となって移動する。つまり、複数の液滴吐出ユニットが一体となってX軸方向に移動する。
また、キャリッジ間、及び基準面とキャリッジとの間の間隔を付勢手段が広げようとすると共に、間隔規制手段が所定の間隔以上には広がらないようにする。よって、各間隔は所定の間隔に固定される。また、間隔規制手段によって所定の間隔を調整できる。つまり、キャリッジ間、及び基準面とキャリッジとの間の間隔を、調整可能に固定している。
[X軸方向]
インクジェット記録ヘッドの長手方向に沿った軸。インク滴の吐出タイミングの制御では位置ズレを補正できない。X軸方向の印字対象範囲の両外側には冗長ノズルが配置されるので、X軸方向の位置調整量は、最低限ノズルピッチの半分でよい。例えば,解像度600dpiでは、X軸方向に21.2μm以上の調整代があれば、X軸方向の位置合わせの調整ができる。カラーレジ調整では各インクジェット記録ヘッド全体のX軸方向の調整が必要。
[Y軸方向]
記録用紙Pの搬送方向に沿った軸。インク滴の吐出タイミングで位置ズレを補正可能。なお、この場合、ヘッドユニット個別でなく,インクジェット記録ヘッド単位での吐出タイミングの補正ができることが望ましい。
[Z軸方向]
インク滴の吐出方向に沿った軸。ノズル面32N(図3参照)と記録用紙Pとの間の距離である1.0mm〜1.5mm程度に対して、±0.05mm程度の精度があれば着弾位置ずれの影響は無視できる。ただし、ノズル面32Nの傾き(X軸回り、Y軸周りの傾き)は、X軸及びY軸方向への着弾位置ズレに現れる。
[X軸回り(θx)]
Y軸方向の着弾位置ズレとして現れる。インク滴の吐出タイミングで位置ズレを補正可能。なお、この場合、ヘッドユニット個別でなく、インクジェット記録ヘッド単位での吐出タイミングの補正ができることが望ましい。
[Y軸回り(θy)
X軸方向の着弾位置ずれとして現れる。Z軸方向の位置精度に含まれる。インク滴の吐出タイミングで位置ズレを補正可能。
[Z軸回り(θz)]
インク滴の吐出タイミングの制御では位置ズレを補正できない。隣接するヘッドユニットとのドットのピッチ差およびインクジェット記録ヘッド、及びヘッドユニットの印字幅の差として現れる。なお、ノズルが2行以上ある場合や2次元配置では、画像上にY軸方向にスジ(黒スジ・白スジ)が現れる。
Px'=Px・cosθ-Py・sinθ
PX'=PX・cosθ+PY・sinθ
=PX・cosθ+nPy・sinθ
PY =nPy
であり、ピッチ差は、
Px'−Px=Px・cosθ-Py・sinθ-Px
=Px・(cosθ-1)-Py・sinθ
PX'−Px=Px・cosθ+PY・sinθ-Px
=Px・cosθ+nPy・sinθ-Px
=Px・(cosθ-1)+nPy・sinθ
となる。
θzが±0.03°の場合は、±26μm/50mmであり、ピッチ差は±9μm
θzが±0.02°の場合は、±18μm/50mmであり、ピッチ差は±6μm
θzが±0.01°の場合は、±9μm/50mmであり、ピッチ差は±3μm
となる。
32 インクジェット記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)
114 ヘッドユニット(液滴吐出ユニット)
122 ノズル
292A 基準面
294 ガイドレール
296 コイルバネ(付勢手段)
300 キャリッジ
302 締結部(第一部材)
310 ゴム板(弾性体)
311 板部(第二部材)
312 取付部
352 ネジ
354 調整ネジ(間隔規制手段)
P 記録用紙(記録媒体)
Claims (9)
- ノズルからZ軸方向に液滴を吐出する液滴吐出ユニットと、
前記液滴吐出ユニットを保持するキャリッジと、
複数の前記キャリッジが、Z軸方向と直交するX軸方向に並べられ、X軸方向に移動可能に取り付けられる保持部材と、
前記キャリッジに設けられ、保持する前記液滴吐出ユニットの姿勢を調整可能な姿勢調整機構と、
前記キャリッジ間の間隔を調整可能に固定する第一間隔固定手段と、
一方の端部側に配置された前記キャリッジの外側に設けられた基準面と、
前記基準面と一方の端部側の前記キャリッジとの間を調整可能に固定する第二間隔固定手段と、
を有し、
前記第一間隔固定手段と前記第二間隔固定手段は、
前記キャリッジ間、及び前記基準面と前記キャリッジとの間の間隔を広げようとする付勢手段と、
前記キャリッジ間、及び前記基準面と前記キャリッジとの間の間隔を、所定の間隔以上には広がらないようにすると共に、前記所定の間隔が調整可能な間隔規制手段と、
を備えることを特徴とする液滴吐出ヘッド。 - 前記保持部材は、X軸方向に長いガイドレールを備え、
前記キャリッジは、前記ガイドレールに通され、X軸方向に移動可能に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出ヘッド。 - 前記キャリッジは、前記保持部材に取り付けられる取付部を有し、
前記姿勢調整機構は、前記液滴吐出ユニットと取付部との間に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液滴吐出ヘッド。 - 前記姿勢調整機構は、複数の調整軸方向、及び調整軸回りに調整可能になっていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の液滴吐出ヘッド。
- 前記姿勢制御機構は、少なくともZ軸回りに姿勢を調整可能となっていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の液滴吐出ヘッド。
- 前記姿勢調整機構は、Z軸回りに加え、X軸回り、X軸とZ軸とに直交するY軸回り、Z軸方向に調整可能となっていることを特徴とする請求項5に記載の液滴吐出ヘッド。
- 前記姿勢制御機構は、
前記液滴吐出ユニットを保持する第一部材と、
前記取付部に設けられた第二部材と、
前記第一部材と前記第二部材との間に挟まれた弾性部材と、
前記第一部材と前記第二部材とを前記弾性体を介してZ軸方向に締結する3本以上のネジと、
を備えることを特徴とする請求項6に記載の液滴吐出ヘッド。 - 搬送される記録媒体に、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の液滴吐出ヘッドによって、画像を形成することを特徴する液滴吐出装置。
- 前記記録媒体は、Y軸方向に搬送され、
前記液滴吐出ヘッドのX軸方向の液滴吐出領域は、前記記録媒体の記録領域幅以上あり、
前記液滴吐出ヘッドを固定した状態で、前記記録媒媒体に液滴を吐出して画像を形成することを特徴とする請求項8に記載の液滴吐出装置。
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