JP2010094841A - 液体吐出装置 - Google Patents

液体吐出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010094841A
JP2010094841A JP2008265483A JP2008265483A JP2010094841A JP 2010094841 A JP2010094841 A JP 2010094841A JP 2008265483 A JP2008265483 A JP 2008265483A JP 2008265483 A JP2008265483 A JP 2008265483A JP 2010094841 A JP2010094841 A JP 2010094841A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
width direction
unit
paper
downstream
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008265483A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Murayama
正人 村山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2008265483A priority Critical patent/JP2010094841A/ja
Publication of JP2010094841A publication Critical patent/JP2010094841A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】媒体の幅方向及び搬送方向において、各ヘッドの位置を調整することが可能な液体吐出装置を提供する。
【解決手段】媒体に液体を吐出する複数のノズルが前記媒体と対向する平面内にて第1方向に並べて形成されている第1ヘッドと、前記第1方向と交差する第2方向に前記第1ヘッドと並べて配置され、複数の前記ノズルを有する第2ヘッドと、前記平面内において、前記第1ヘッドの所定方向における位置を調整するための第1位置調整部と、前記平面内において、前記所定方向と斜めに交差する交差方向における前記第2ヘッドの位置を調整するための第2位置調整部と、を有する。
【選択図】図7

Description

本発明は、媒体に液体を吐出するノズルが設けられたヘッドを複数備えた液体吐出装置に関する。
媒体に液体を吐出するノズルが設けられたヘッドを複数備えた液体吐出装置としては、シート状の媒体の幅方向(横方向)に延びるように多数の吐出ノズルを所定の間隔で一列に並べたYMCKのラインヘッドを一体にして構成したヘッド(ヘッドユニット)が、互いに独立して横方向に移動可能に設けられており、各ヘッドの横方向の位置を調整することができるように構成されているインクジェットプリント装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2003−127352号公報
上述のインクジェットプリント装置は、媒体の幅方向における各ヘッドユニットやヘッドの位置は調整できるものの、幅方向と交差する媒体の搬送方向の位置を調整することができないという課題があった。
そこで、媒体の幅方向及び搬送方向において、各ヘッドの位置を調整することが可能な液体吐出装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決する為の主たる発明は、媒体に液体を吐出する複数のノズルの開口が前記媒体と対向する平面内にて第1方向に並べて形成されている第1ヘッドと、前記第1方向と交差する第2方向に前記第1ヘッドと並べて配置され、複数の前記ノズルを有する第2ヘッドと、前記平面内において、前記第1ヘッドの所定方向における位置を調整するための第1位置調整部と、前記平面内において、前記所定方向と斜めに交差する交差方向における前記第2ヘッドの位置を調整するための第2位置調整部と、を有することを特徴とする液体吐出装置である。
本発明の他の特徴は、本明細書、及び添付図面の記載により、明らかにする。
===開示の概要===
本明細書の記載、及び添付図面の記載により、少なくとも次のことが明らかとなる。
即ち、媒体に液体を吐出する複数のノズルの開口が前記媒体と対向する平面内にて第1方向に並べて形成されている第1ヘッドと、前記第1方向と交差する第2方向に前記第1ヘッドと並べて配置され、複数の前記ノズルを有する第2ヘッドと、前記平面内において、前記第1ヘッドの所定方向における位置を調整するための第1位置調整部と、前記平面内において、前記所定方向と斜めに交差する交差方向における前記第2ヘッドの位置を調整するための第2位置調整部と、を有することを特徴とする液体吐出装置である。
このような液体吐出装置によれば、第1調整部により第1ヘッドの、媒体と対向する平面内における所定方向の位置を調整することが可能であり、第2調整部により所定方向と斜めに交差する交差方向における第2ヘッドの位置を調整することが可能である。このため、第1ヘッドと第2ヘッドとの、媒体に対向する平面内における相対位置を正確に調整することが可能である。このとき、第2ヘッドは、第2調整部にて、所定方向と斜めに交差する方向の位置が調整されるので、所定方向と直行する方向の位置が直接調整される場合と比べて、より正確に調整することが可能である。すなわち、直行する方向に直接調整する場合には、第2ヘッドの調整量がすべて直行する方向に寄与するが、斜めに交差する方向に調整する場合には、調整量が所定方向と、所定方向と直行する方向とに分けられるため、調整量が小さくなり、より微少な調整が可能である。
かかる液体吐出装置であって、前記第1位置調整部は、前記所定方向に沿って前記第1ヘッドを移動可能であり、前記第2位置調整部は、前記交差方向に沿って前記第2ヘッドを移動可能であることが望ましい。
このような液体吐出装置によれば、第1ヘッドを所定方向に移動させて所定方向の位置を調整し、第2ヘッドを所定方向と斜めに交差する方向に移動させて所定方向と斜めに交差する方向の位置を調整することが可能である。このとき、第2ヘッドを所定方向と斜めに交差する方向に移動させたことにより、実際に第2ヘッドを移動させた距離より所定方向および所定方向と直行する方向に移動される距離の方が短くなるので、より正確に調整することが可能である。
かかる液体吐出装置であって、前記交差方向は、前記第1ヘッドと前記第2ヘッドとの相対位置において、前記所定方向に対する傾斜角度と当該所定方向と直交する方向に対する傾斜角度とのうち、要求される精度が高い方向に対する傾斜角度の方が大きいことが望ましい。
第2ヘッドを交差方向に対する位置を調整した際に、交差方向との傾斜角度が大きい場合には、交差方向に調整した量に対し、傾斜角度が大きい方向に対する調整量はより小さくなる。このため、要求される精度が高い方向の交差する方向との傾斜角度を大きくすることにより、要求される精度が高い方向に対し、より精度の高い調整をすることが可能である。
かかる液体吐出装置であって、前記交差方向は、前記所定方向とのなす角度が45度であることが望ましい。
このような液体吐出装置によれば、交差方向は、所定方向とのなす角度が45度なので、交差方向は、所定方向と直行する方向とも45度の角度をなしている。このため、第2ヘッドの位置を交差方向に調整することにより、所定方向および所定方向と直行する方向のいずれにもバランスよく調整することが可能である。
かかる液体吐出装置であって、前記所定方向は、前記第1方向であることが望ましい。
このような液体吐出装置によれば、第1ヘッドの位置を第1ヘッドが有するノズル列に沿った方向に対し調整することが可能であり、第2ヘッドの位置を第1方向と交差する方向に調整することが可能である。このため、第1ヘッドと第2ヘッドとの位置をノズル列に沿う方向と、ノズル列に直交する方向とにおいて、より正確に調整することが可能である。
===ラインプリンタ===
以下、液体吐出装置の一例として媒体としての紙に液体としてのインクを吐出するノズルが設けられたヘッドを複数備えたインクジェットプリンタ(以下、プリンタという)1を例に挙げて説明する。本実施形態におけるインクジェットプリンタは、複数のヘッドユニットが千鳥状に配置されて用紙の幅以上のラインを形成可能なラインヘッド(以下、ヘッドという)を2つ備えたラインプリンタである。
図1は、本実施形態のプリンタ1の全体構成ブロック図である。図2Aは、プリンタ1の断面図である。図2Bは、プリンタ1が用紙S(媒体)を搬送する様子を示す図である。
プリンタ1は、外部装置であるコンピュータ50から印刷データを受信し、コントローラ10により、搬送ユニット20、ヘッド30等が制御されて、用紙Sに画像を形成する。また、プリンタ1内の状況を検出器群40が監視し、その検出結果に基づいて、コントローラ10は搬送ユニット20、ヘッド30等を制御する。
コントローラ10は、プリンタ1の制御を行うための制御ユニットである。インターフェース部11は、外部装置であるコンピュータ50とプリンタ1との間でデータの送受信を行うためのものである。CPU12は、プリンタ1全体の制御を行うための演算処理装置である。メモリ13は、CPU12のプログラムを格納する領域や作業領域等を確保するためのものである。CPU12は、メモリ13に格納されているプログラムに従った制御回路14により搬送ユニット20、ヘッド30等を制御する。
搬送ユニット20(移動機構)は、搬送ローラ21A,21Bと搬送ベルト22を有し、用紙Sを印刷可能な位置に送り込み、印刷時には搬送方向に所定の搬送速度で用紙Sを搬送させる。給紙ローラ23は、紙挿入口に挿入された用紙Sをプリンタ1内の搬送ベルト22上に自動的に給紙するためのローラである。輪状の搬送ベルト22が搬送ローラ21A及び21Bにより回転することで、搬送ベルト22上の用紙Sは搬送される。なお、用紙を搬送ベルト22にバキューム吸着させる等して、用紙の位置ズレを防止する。
ヘッド30は、用紙の搬送方向に並べて2つ設けられている。各ヘッド30は、用紙Sにインクを吐出するためのものであり、複数のヘッドユニット31と、複数のヘッドユニット31が取り付けられたベースプレートBPとを有する。用紙Sと対向する平面となるヘッドユニット31の下面には、インク吐出部であるノズルの開口が複数設けられる。そして、各ノズルには、インクが入った圧力室(不図示)と、圧力室の容量を変化させてインクを吐出させるための駆動素子(ピエゾ素子)が設けられている。駆動素子に駆動信号が印加されることにより、駆動素子は変形し、その変形に伴って圧力室が膨張・収縮することによりインクが吐出される。
このようなラインヘッドプリンタ1では、コントローラ10が印刷データを受信すると、コントローラ10は、まず、給紙ローラ23を回転させ、印刷すべき用紙Sを搬送ベルト22上まで送る。用紙Sは搬送ベルト22上を一定速度で停まることなく搬送され、ヘッド30の下を通る。ヘッド30の下を用紙Sが通る間に、各ノズルからインクが断続的に吐出される。その結果、用紙S上には搬送方向に沿った複数のドットからなるドット列が形成され、画像が印刷される。
===ヘッドユニット31及びノズルの配列について===
図3Aは、各ベースプレートBPに取り付けられるヘッドユニット31の配列を示す図であり、図3Bは、ヘッドユニット31の下面のノズルの開口の配列を示す図である。ベースプレートBPには、ヘッドユニット31の下面に設けられたノズルの開口が用紙S(又は搬送ベルト22)に対向するように、各ヘッドユニット31が取り付けられている。図示するように、各ベースプレートBPには複数のヘッドユニット31が千鳥状に取り付けられている。説明のため、用紙の搬送方向(第2方向に相当)の上流側に配置されたヘッドユニット31を「上流側ヘッドユニット31A」と呼び、搬送方向の下流側に配置されたヘッドユニット31を「下流側ヘッドユニット31B」と呼ぶ。上流側ヘッドユニット31Aのノズル列と下流側ヘッドユニット31Bのノズル列はノズル列方向(第1方向)と交差(直交)する方向に離れ、且つ、上流側ヘッドユニット31Aのノズル列と下流側ヘッドユニット31Bのノズル列はノズル列方向にずれている。そして、上流側ヘッドユニット31Aが紙幅方向に所定間隔おきに並んだ「上流側ヘッドユニット群」が、下流側ヘッドユニット31Bが紙幅方向に所定間隔おきに並んだ「下流側ヘッドユニット群」よりも搬送方向の上流側に位置する。
そして、各ヘッドユニット31A,31Bは1色あたり2つのノズル列を有し、ヘッドユニット31の下面には、2つのイエローノズル(開口)列Y1,Y2と、2つのマゼンタノズル(開口)列M1,M2と、2つのシアンノズル(開口)列C1,C2と、2つのブラックノズル(開口)列K1,K2が形成されている。各ノズル列はノズルを180個ずつ備え(ノズル#1〜#180)、ノズルの開口は紙幅方向に所定間隔(180dpi)で整列している。そして、同じ色のインクを吐出する2つのノズル(開口)列(例:Y1,Y2)は紙幅方向に360dpiずれている。即ち、1つのヘッドユニット31内において、4色のインクを吐出するノズルがそれぞれ紙幅方向に360dpiの間隔で並んでいることになる。
また、図3Bに示すように、紙幅方向に並ぶ上流側ヘッドユニット31Aと下流側ヘッドユニット31Bにおいて、左側の下流側ヘッドユニット31Bの最も右側のノズル#180の開口と、右側の上流側ヘッドユニット31Aの最も左側のノズル#1の開口と、の紙幅方向の間隔が360dpiとなっている。このように、第1ヘッドとしての上流側ヘッド30Aのノズル列の端部ノズル(#1,#180)の開口と第2ヘッドとしての下流側ヘッド30Bのノズル列の端部ノズル(#1,#180)の開口の紙幅方向の間隔が所定の間隔360dpiとなるように、上流側ヘッドユニット31Aと下流側ヘッドユニット31Bが千鳥状に配置されている。
以上をまとめると、ベースプレートBPの下面にて、4色のインクYMCKを吐出するノズルの開口がそれぞれ紙幅方向に360dpi(ノズルピッチ)の間隔で並んでいることになる。各ヘッドユニット31のノズル列の長さを合計した長さが、プリンタ1の紙幅方向における最大印刷範囲となる。なお、図3Bでは、紙幅方向に隣り合うヘッドユニット31のノズル列は重複して存在しないが、これに限らず、隣り合うヘッドユニット31のノズル列の端部を重複させてもよい。
また、本プリンタ1には、上記ヘッド30が2つ設けられており、2つのヘッド30は、用紙の搬送方向に並べて配置されている。以下の説明では、説明の便宜上用紙の搬送方向の上流側に配置されたヘッド30を「上流側ヘッド30A」と呼び、搬送方向の下流側に配置されたヘッド30を「下流側ヘッド30B」と呼ぶ。
そして、上流側ヘッド30Aと下流側ヘッド30Bとは、各ノズルの位置が紙幅方向において、720dpi相当の距離だけ位置が相違するように配置される。すなわち、上流側ヘッド30Aが有する各ノズルの開口間に下流側ヘッド30Bが有する各ノズルの開口が位置するように、上流側ヘッド30Aと下流側ヘッド30Bとが配置される。
===2つのヘッドの配置と形成されるドットについて===
図4は、理想的に配置された2つのヘッドが有するノズルの開口の配置と理想的な位置にドットが形成される様子を説明するための図であり、図5は、理想的な配置に対し用紙の幅方向にずれて2つのヘッドが配置された際のノズルの開口の配置とそのときにドットが形成される様子を示す図であり、図6は、理想的な配置に対し搬送方向にずれて2つのヘッドが配置された際のノズルの配置とそのときにドットが形成される様子を示す図である。
図中では説明の簡略のため、各ヘッド30に設けられている複数のヘッドユニット31のうち各々2つずつのヘッドユニット31を示し、また、各々のヘッドユニット31が備えるノズルの開口列数及びノズルの開口数も減らして示している。図4〜図6では、ブラックノズル(開口)列K1A、K1B、K2A、K2Bのみを示している。ヘッドユニット31の下面に設けられたノズルの開口列は、複数のノズルの開口が所定方向(以下、ノズル列方向)に並ぶことによって構成される。そして、そのノズル(開口)列方向が、プリンタ1の搬送ユニット20に基づき規定される搬送方向に交差する紙幅方向と平行となるように、各ヘッド30及び各ヘッドユニット31が取り付けられる。
また、用紙S上には、ドットを記録する位置を規定するため、仮想的に「画素」が定められる。印刷画像は、画素が用紙Sの側辺方向(縦方向と横方向)と平行に2次元的に並ぶことによって構成される。そして、用紙Sは、用紙Sの縦方向の側辺がプリンタ1の搬送方向と平行となるように搬送される。即ち、用紙S上では画素が、搬送方向および搬送方向と交差する紙幅方向に並んでいることになる。図中では、各画素が紙幅方向にノズルピッチ間隔(720dpi)で並ぶとし、紙幅方向に並ぶ画素とノズルの開口が対向するように、用紙Sが搬送される。
図4に示すようにノズル列が紙幅方向に沿う場合、上流側ヘッド30Aの2つのブラックノズル列K1A、K2Aと下流側ヘッド30Bの2つのブラックノズル列K1B、K2Bにより、紙幅方向に720dpiの間隔で並んだドット列が形成される。即ち、2つのヘッド30A、30Bが適切な位置に取り付けられる場合には、下流側ヘッド30Bの搬送方向上流側のブラックノズル列K1Bに形成されるドット(白丸)と搬送方向下流側のブラックノズル列K2Bに形成されるドット(黒丸)、及び、上流側ヘッド30Aの搬送方向上流側のブラックノズル列K1Aに形成されるドット(斜線付き丸)と搬送方向下流側のブラックノズル列K2Aに形成されるドット(格子付き丸)が紙幅方向に等間隔(720dpi)に並んで形成される。ここで、2つのヘッド30A、30Bの適切な位置とは、ヘッド30Aが有する2つのノズル列K1A、K2Aの各ノズルが、用紙の幅方向においてヘッド30Bが有する2つのノズル列K1B、K2Bの各ノズルの中間に位置しており、かつ、搬送される用紙Sに対し、2つのヘッド30A、30Bの各ノズル列にて形成されるドットがいずれも、搬送方向において同じ位置に形成されるように、搬送方向に適宜な間隔を隔てて配置されていることを示している。
これに対して、例えば、図5に示すように、2つのヘッド30A、30bの紙幅方向における相対位置が、理想的な配置からずれていると、用紙S上の規定された画素からずれてドットが形成されてしまう。図5の場合には、下流側ヘッド30Bに対し上流側ヘッド30Aが図中右側にずれているため、上流側ヘッド30Aのブラックノズル列K1Aに形成されるドット(斜線付き丸)とブラックノズル列K2Aに形成されるドット(格子付き丸)が、下流側ヘッド30Bのブラックノズル列K1Bにて形成されるドット(白丸)とブラックノズル列K2Bにて形成されるドット(黒丸)の一部と重なって形成され、搬送方向に沿った白線が形成されてしまう場合がある。
また、図6に示すように、2つのヘッド30A、30bの用紙Sの搬送方向における相対位置が、理想的な配置からずれていても、用紙S上の規定された画素からずれてドットが形成されてしまう。図6の場合には、上流側ヘッド30Aと下流側ヘッド30Bとの間隔が理想的な位置より広く配置されているので、下流側ヘッド30Bにて形成されるドット(白丸、黒丸)が、上流側ヘッド30Aにて形成されるドット(斜線付き丸、格子付き丸)より下流側に形成され、用紙の幅方向に濃淡の違いによる縞模様やラインが形成されてしまう場合がある。
===位置調整機構及び位置調整方法について===
図7は、プリンタ1に設けられた幅方向調整部と交差方向調整部とを説明するための模式図である。
プリンタ1は、上流側ヘッド30Aを所定方向(ここでは幅方向)の位置を調整するための第1位置調整部としての幅方向調整部32と、下流側ヘッド30Bの、所定方向と斜めに交差する方向の位置を調整するための第2位置調整部としての交差方向調整部37とを有している。プリンタ1は、幅方向調整部32にて上流側ヘッド30Aの位置を、また、交差方向調整部37にて下流側ヘッド30Bの位置をそれぞれ調整することにより、上流側ヘッド30Aと下流側ヘッド30Bとの相対位置を調整することが可能である。
幅方向調整部32は、上流側ヘッド30AのベースプレートBPの用紙Sの幅方向の移動を案内する幅方向ガイドシャフト33と、ベースプレートBPに設けられ幅方向ガイドシャフト33が挿通される軸受部34と、ベースプレートBPの幅方向における一方の端面BPaにスピンドル35aが当接されたマイクロメータ35と、ベースプレートBPの幅方向における他方の端面BPbと筐体1aとの間に設けられた圧縮バネ36とを有している。
上流側ヘッド30AのベースプレートBPの下面には搬送方向の下流側の縁部に、幅方向に沿ってプリンタ1の筐体1aに支持された幅方向ガイドシャフト33が挿通される軸受部34(図2A)が、ベースプレートBPのほぼ全幅に渡って設けられている。そして、上流側ヘッド30AのベースプレートBPは、軸受部34が幅方向ガイドシャフト33と摺動しつつ当該幅方向ガイドシャフト33に沿って、ヘッドユニット31が取り付けられる面を水平に保ちながら幅方向に移動可能に設けられている。
上流側ヘッド30AのベースプレートBPの一方の端側には、プリンタ1の筐体1aに固定され、スピンドル35aの先端がベースプレートBPの一方の端面BPaに当接されたマイクロメータ35が配置されている。このマイクロメータ35の操作部35bを回動させることにより、スリーブ35cに対して伸縮するように移動するスピンドル35aにベースプレートBPが幅方向に押されるように構成されている。また、ベースプレートBPは、他方の端側BPbにマイクロメータ35のスピンドル35aと同軸となる位置に、プリンタ1の筐体1aとベースプレートBPの他方の端面BPbとの間に介在させて設けられた圧縮バネ36によりマイクロメータ35側に押圧されている。このため、スピンドル35aが伸長するように操作部35bを操作すると、上流側ヘッド30Aをマイクロメータ35から離れる側に移動させることが可能であり、スピンドル35aが縮むように操作部35bを操作すると、上流側ヘッド30Aをマイクロメータ35に近づく側に移動させることが可能である。
交差方向調整部37は、下流側ヘッド30BのベースプレートBPの用紙Sの幅方向と斜めに交差する交差方向の移動を案内する交差方向ガイドシャフト38と、ベースプレートBPに設けられ交差方向ガイドシャフト38が挿通される軸受部39と、ベースプレートBPの交差方向における一方の端面BPcにスピンドル35aが当接されたマイクロメータ35と、ベースプレートBPの交差方向における他方の端面BPdと筐体1aとの間に設けられた圧縮バネ36とを有している。本プリンタ1の交差方向ガイドシャフト38は、幅方向ガイドシャフト33と45度の角度をなすように配置されている。
用紙の幅方向における下流側ヘッド30BのベースプレートBPの一方の端側の下面には、プリンタ1の筐体1aに支持された交差方向ガイドシャフト38が挿通される軸受部39が設けられている。そして、下流側ヘッド30BのベースプレートBPは、軸受部39が交差方向ガイドシャフト38と摺動しつつ当該交差方向ガイドシャフト38に沿って、ヘッドユニット31が取り付けられる面を水平に保ちながら交差方向に移動可能に設けられている。
下流側ヘッド30BのベースプレートBPの下流側には、プリンタ1の筐体1aに固定され、スピンドル35aの先端がベースプレートBPの下流側の端面BPcに当接されたマイクロメータ35が配置されている。このマイクロメータ35の操作部35bを回動させることにより、スリーブ35cに対して伸縮するように移動するスピンドル35aにベースプレートBPが交差方向に押されるように構成されている。また、下流側ヘッド30BのベースプレートBPは、マイクロメータ35スピンドルの延長線上であってマイクロメータ35のスピンドル35aと同軸となる位置に、プリンタ1の筐体1aとベースプレートBPにおいてスピンドル35aの延長線上に位置する端面33dとの間に介在させて設けられた圧縮バネ36によりマイクロメータ35側に押圧されている。このため、スピンドル35aが伸長するように操作部35bを操作すると、下流側ヘッド30Bを交差方向ガイドシャフト38に沿って上流側に移動させることが可能であり、スピンドル35aが縮むように操作部35bを操作すると、下流側ヘッド30Bを交差方向ガイドシャフト38に沿って下流側に移動させることが可能である。
そして、上流側ヘッド30Aと下流側ヘッド30Bが用紙Sの幅方向のみ調整が必要な場合には、幅方向調整部32のみを操作して、上流側ヘッド30Aを幅方向に移動させて相対位置を調整する。
上流側ヘッド30Aと下流側ヘッド30Bが搬送方向のみ及び幅方向と搬送方向とのいずれも調整が必要な場合には、まず、交差方向調整部37を操作して下流側ヘッド30Bを交差方向に移動させて搬送方向の位置を調整し、次に幅方向調整部32にて上流側ヘッド30Aを幅方向に移動させて上流側ヘッド30Aと下流側ヘッド30Bとの相対位置を調整する。このとき、交差方向調整部37を操作すると、下流側ヘッド30Bは、搬送方向とともに幅方向にも移動する。このため、たとえ、上流側ヘッド30Aと下流側ヘッド30Bが搬送方向のみ調整が必要な場合であっても、幅方向調整部32と交差方向調整部37とのいずれも調整が必要である。
本実施形態のプリンタ1によれば、幅方向調整部32により上流側ヘッド30Aの、用紙Sと対向する平面内における幅方向の位置を調整することが可能であり、交差方向調整部37により幅方向と斜めに交差する交差方向における下流側ヘッド30Bの位置を調整することが可能である。このため、上流側ヘッド30Aと下流側ヘッド30Bとの、用紙Sに対向する平面内における相対位置を正確に調整することが可能である。このとき、交差方向調整部37は、下流側ヘッド30Bの、幅方向と斜めに交差する交差方向の位置を調整するので、幅方向と直行する方向としての搬送方向の位置を調整する場合と比べてより正確に調整することが可能である。すなわち、直行する搬送方向にのみ移動させて調整する場合には、交差方向調整部37の調整量がすべて直行する方向に寄与するが、斜めに交差する方向に移動させて調整する場合には、調整量が幅方向と搬送方向とに分けられるため、移動量に対して調整量が小さくなるため、より細かな調整が可能である。
また、交差方向は、幅方向とのなす角度を45度としたので、交差方向調整部37により下流側ヘッド30Bが移動される方向は幅方向と角度が45度をなしている。このため、下流側ヘッド30Bの位置を交差方向に調整することにより、幅方向および幅方向と直行する搬送方向のいずれにもバランスよく調整することが可能である。
前述の実施形態においては、交差方向を幅方向に対し45度傾斜した方向としたが、これに限らず、幅方向(所定方向)に対して傾斜していればよい。このとき、例えば、図7に一点鎖線にて示すように、交差方向が幅方向に対し60度傾斜した方向に設定されている場合には、マイクロメータに35により下流側ヘッド30Bが移動された距離は、搬送方向より幅方向の方がより小さく移動させることが可能である。このため、搬送方向と幅方向とにおいて、高い精度が要求される方向との傾斜角度を大きく設定することにより、要求される精度が高い方向に対し、より精度の高い調整をすることが可能である。
===その他の実施の形態===
前述の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
<ヘッドユニット31について>
前述の実施形態では、紙幅方向にヘッドユニット31が千鳥状に並んでいるが、これに限らない。例えば、搬送方向に並ぶ複数のノズル列YMCKを有するヘッドであって、ベースプレートBPに取り付けられた紙幅方向に長いヘッドが、幅方向に並べて配置されていてもよい。
また、前述の実施形態においては、上流側ヘッド30Aが幅方向に調整可能であり、下流側ヘッド30Bが幅方向と斜めに交差する交差方向に調整可能な例について説明したが、上流側ヘッド30Aが交差方向に調整可能であり、下流側ヘッド30Bが幅方向に調整可能な構成であっても構わない。さらに、上流側ヘッド30Aと下流側ヘッド30Bとのいずれか一方が所定方向として搬送方向に調整可能であり、他方が搬送方向と斜めに交差する方向に調整可能な構成であっても構わない。また、前述の実施形態では、所定方向を幅方向または搬送方向としたが、これに限るものではない。
<印刷装置について>
前述の実施形態では、駆動素子(ピエゾ素子)に電圧をかけて、インク室を膨張・収縮させることにより液体を吐出するピエゾ方式としているが、発熱素子を用いてノズル内に気泡を発生させ、その気泡によって液体を吐出させるサーマル方式でもよい。
<ライン式のプリンタについて>
前述の実施形態では、ヘッド30A、30Bの位置を調整しているが、これに限らず、ヘッド30A、30B内において、ベースプレートBPに対して各ヘッドユニット31が個別に位置調整が可能であり、各ヘッドユニット31の位置を調整するものであっても良い。この場合、各ヘッドユニット31がヘッドとなる。
<シリアル式のプリンタについて>
前述の実施形態では、媒体の搬送方向と交差する紙幅方向にヘッドユニットが並んだラインヘッドプリンタを例に挙げているがこれに限らない。図8は、本発明の変形例を示す図である。この場合には、前述の実施形態におけるヘッドユニットがヘッド31に相当し、図8に示すように、紙幅方向に沿って設けられたシャフト58に案内されて往復移動するキャリッジ55上に2つのヘッド31が配置され、それらヘッド31のいずれかに所定方向の位置を調整する調整部56と、所定方向と交差する方向の位置を調整する調整部57とが設けられている。そして、所定方向の位置を調整する調整部56と交差方向の位置を調整する調整部57とにてキャリッジ55上における2つのヘッド31の相対位置を調整することにより、正確な位置にドットを形成することが可能である。
本実施形態のプリンタの全体構成ブロック図である。 図2Aはプリンタの断面図であり、図2Bはプリンタが用紙を搬送する図である。 図3Aはヘッドの配列を示す図であり、図3Bはノズルの配列を示す図である。 理想的に配置された2つのヘッドが有するノズルの配置と理想的な位置にドットが形成される様子を説明するための図である。 理想的な配置に対し用紙の幅方向にずれて2つのヘッドが配置された際のノズルの配置とそのときにドットが形成される様子を示す図である。 理想的な配置に対し搬送方向にずれて2つのヘッドが配置された際のノズルの配置とそのときにドットが形成される様子を示す図である。 プリンタに設けられた幅方向調整部と交差方向調整部とを説明するための模式図である。 本発明の変形例を示す図である。
符号の説明
1 プリンタ、1a 筐体、10 コントローラ、11 インターフェース部、
13 メモリ、14 制御回路、20 搬送ユニット、21A,21B 搬送ローラ、
22 搬送ベルト、23 給紙ローラ、30 ヘッド、30A 上流側ヘッド、
30B 下流側ヘッド、31 ヘッドユニット(ヘッド)、
31A 上流側ヘッドユニット、31B 下流側ヘッドユニット、32 幅方向調整部、33 幅方向ガイドシャフト、34 軸受部、35 マイクロメータ、
35a スピンドル、35b 操作部、35c スリーブ、36 バネ、
37 交差方向調整部、38 交差方向ガイドシャフト、39 軸受部、
40 検出器群、50 コンピュータ、55 キャリッジ、56 調整部、
57 調整部、58 シャフト、BP ベースプレート、S 用紙

Claims (5)

  1. 媒体に液体を吐出する複数のノズルの開口が前記媒体と対向する平面内にて第1方向に並べて形成されている第1ヘッドと、
    前記第1方向と交差する第2方向に前記第1ヘッドと並べて配置され、複数の前記ノズルを有する第2ヘッドと、
    前記平面内において、前記第1ヘッドの所定方向における位置を調整するための第1位置調整部と、
    前記平面内において、前記所定方向と斜めに交差する交差方向における前記第2ヘッドの位置を調整するための第2位置調整部と、
    を有することを特徴とする液体吐出装置。
  2. 請求項1に記載の液体吐出装置であって、
    前記第1位置調整部は、前記所定方向に沿って前記第1ヘッドを移動可能であり、
    前記第2位置調整部は、前記交差方向に沿って前記第2ヘッドを移動可能であることを特徴とする液体吐出装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の液体吐出装置であって、
    前記交差方向は、前記第1ヘッドと前記第2ヘッドとの相対位置において、前記所定方向に対する傾斜角度と当該所定方向と直交する方向に対する傾斜角度とのうち、要求される精度が高い方向に対する傾斜角度の方が大きいことを特徴とする液体吐出装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の液体吐出装置であって、
    前記交差方向は、前記所定方向とのなす角度が45度であることを特徴とする液体吐出装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の液体吐出装置であって、
    前記所定方向は、前記第1方向であることを特徴とする液体吐出装置。
JP2008265483A 2008-10-14 2008-10-14 液体吐出装置 Pending JP2010094841A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008265483A JP2010094841A (ja) 2008-10-14 2008-10-14 液体吐出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008265483A JP2010094841A (ja) 2008-10-14 2008-10-14 液体吐出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010094841A true JP2010094841A (ja) 2010-04-30

Family

ID=42256890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008265483A Pending JP2010094841A (ja) 2008-10-14 2008-10-14 液体吐出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010094841A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3067208A1 (en) * 2015-03-13 2016-09-14 Miyakoshi Printing Machinery Co., Ltd. Inkjet recording apparatus
JP2019018374A (ja) * 2017-07-12 2019-02-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 インクジェット記録装置
JP2019018375A (ja) * 2017-07-12 2019-02-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 インクジェット記録装置
CN114683689A (zh) * 2020-12-28 2022-07-01 佛山希望数码印刷设备有限公司 一种自动定位喷头的数码打印机

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3067208A1 (en) * 2015-03-13 2016-09-14 Miyakoshi Printing Machinery Co., Ltd. Inkjet recording apparatus
JP2016168798A (ja) * 2015-03-13 2016-09-23 株式会社ミヤコシ インクジェット記録装置
CN105966062A (zh) * 2015-03-13 2016-09-28 株式会社宫腰 喷墨记录装置
CN105966062B (zh) * 2015-03-13 2019-08-30 株式会社宫腰 喷墨记录装置
JP2019018374A (ja) * 2017-07-12 2019-02-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 インクジェット記録装置
JP2019018375A (ja) * 2017-07-12 2019-02-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 インクジェット記録装置
US10507676B2 (en) 2017-07-12 2019-12-17 Kyocera Document Solutions Inc. Inkjet recording apparatus including rotatable head base and rotatable conveyance unit
JP7047269B2 (ja) 2017-07-12 2022-04-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 インクジェット記録装置
CN114683689A (zh) * 2020-12-28 2022-07-01 佛山希望数码印刷设备有限公司 一种自动定位喷头的数码打印机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4724490B2 (ja) 液体吐出ヘッド
JP5304517B2 (ja) 流体噴射装置、及び、流体噴射方法
JP2010000698A (ja) 記録ヘッドの製造方法および記録ヘッド
JP2010000699A (ja) インクジェット記録装置
US11407242B2 (en) Image recording apparatus
JP2010042616A (ja) 調整方法
JP2009220452A (ja) 液体吐出装置
KR100846793B1 (ko) 잉크젯 프린터
US20150054869A1 (en) Droplet discharging method and droplet discharging apparatus
JP5287830B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2008307793A (ja) 液体吐出装置及び液体吐出方法
JP2010208120A (ja) 液体噴射装置
JP2010094841A (ja) 液体吐出装置
JP5287819B2 (ja) インクジェット記録装置
JP6421511B2 (ja) 画像形成装置、および画像形成方法
US9272530B2 (en) Droplet discharging method and droplet discharging apparatus
JP5304516B2 (ja) 流体噴射装置、及び、流体噴射方法
JP2012139980A (ja) インク吐出装置、画像記録装置、インク吐出方法、及びプログラム
JP6488803B2 (ja) 液滴吐出装置、マスクパターン及び液滴吐出方法
US20100026747A1 (en) Printing apparatus and method of adjusting nozzle array
US9636934B2 (en) Image forming apparatus and image forming method
JP2010094891A (ja) 液体吐出装置
KR20060093778A (ko) 경사진 프린트헤드 어레이를 가진 잉크젯 헤드
JP2010208121A (ja) 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置
JP5257032B2 (ja) 印刷装置