JP2009262540A - 記録ヘッドの位置調整機構及びその位置調整機構を搭載する画像記録装置 - Google Patents

記録ヘッドの位置調整機構及びその位置調整機構を搭載する画像記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009262540A
JP2009262540A JP2009039640A JP2009039640A JP2009262540A JP 2009262540 A JP2009262540 A JP 2009262540A JP 2009039640 A JP2009039640 A JP 2009039640A JP 2009039640 A JP2009039640 A JP 2009039640A JP 2009262540 A JP2009262540 A JP 2009262540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
head
gear
head unit
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009039640A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsuyasu Kondo
悦康 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2009039640A priority Critical patent/JP2009262540A/ja
Priority to US12/414,947 priority patent/US8141971B2/en
Publication of JP2009262540A publication Critical patent/JP2009262540A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/304Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/145Arrangement thereof
    • B41J2/155Arrangement thereof for line printing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/20Modules

Abstract

【課題】画像形成装置の記録ヘッドの位置調整は、近傍に多数の構成部位が実装されており、これらの間を縫って調整具で調整することは、繁雑な作業となる。調整スペースを確保するために、幾つかの構成部位を取り外さなければならない事態も発生する。
【解決手段】記録媒体に画像を記録する複数のヘッドユニットを保持するヘッド保持部材と、ヘッドユニット毎に設けられ、移動することでヘッド保持部材に対するヘッドユニットの位置を調整する位置調整部材と、位置調整部材を移動させる力を生成する駆動機構と、位置調整部材毎に設けられ、駆動機構で生成した力を位置調整部材に伝達する伝達機構と、で構成され、駆動機構は、複数の伝達機構のうち力を伝達する伝達機構を選択し、選択された伝達機構のみに力を供給する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、記録媒体に画像を記録する記録ヘッドの位置調整機構及びその位置調整機構を搭載する画像記録装置に関する。
従来から用紙等の記録媒体に画像を記録する画像記録装置として、記録ヘッドを記録媒体の幅方向に走査させながら画像記録を行うシリアルプリンタと、記録ヘッドを記録媒体の幅方向に固定することでラインヘッドを構成し、画像記録を行うラインプリンタとがある。
これらプリンタでは、複数の記録ヘッドが用いられている。特にラインプリンタでは、ラインヘッドを構成するために記録媒体の幅方向に複数の記録ヘッドを配置している。
このように複数の記録ヘッドを用いた場合、色ズレのない高品質な画質を得るためには、個々の記録ヘッドの角度や間隔を調整しなければならない。例えば、特許文献1では、記録ヘッドが取り付けられたキャリッジを記録媒体の最大幅に対応するように一列に並べている。このキャリッジは、それぞれ調整ネジで連結され、この調整ネジを回して、螺合量を調整することで、記録ヘッドの間隔を調整している。また、記録ヘッドの角度調整は、偏心カムを回転させることによりキャリッジに対して記録ヘッドを回転させ、調整を行なっている。
特開2007−276427号公報
しかしながら、前述した複数の記録ヘッドの位置(間隔や角度)を調整する方法では、調整したい記録ヘッド毎にドライバーや専用治具等を記録ヘッド近傍まで直接アクセスして作業を行なうことになる。そのため作業が煩雑化してしまう。
そこで本発明は、複数の記録ヘッドに対して一箇所で調整作業を行い、個々の記録ヘッドの位置調整を行なうことができる位置調整機構、及びこの位置調整機構を備える画像記録装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に従う実施形態の位置調整機構は、記録媒体に画像を記録する複数のヘッドユニットを保持するヘッド保持部材と、ヘッドユニット毎に設けられ、移動することで前記ヘッド保持部材に対するヘッドユニットの位置を調整する位置調整部材と、位置調整部材を移動させる力を生成する駆動機構と、位置調整部材毎に設けられ、駆動機構で生成した力を位置調整部材に伝達する伝達機構と、で構成され、駆動機構は、複数の伝達機構のうち力を伝達する伝達機構を選択し、選択された伝達機構のみに力を供給することを特徴とする。
また、本発明に従う実施形態の画像記録装置は、上記位置調整機構を備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数の記録ヘッドに対して一箇所で調整作業を行い、個々の記録ヘッドの位置調整を行なうことができる位置調整機構、及びこの位置調整機構を備える画像記録装置を提供することができる。
図1は、第1の実施形態に係る画像記録装置における記録媒体の搬送系を示す概略的な正面図である。 図2は、第1の実施形態の画像記録装置1の図1の矢印A方向から見た記録装置本体を示す概略的な側面図である。 図3は、第1記録部とドラム型搬送系と第1メンテナンスユニットとの構成例を示す図である。 図4(a)は、ヘッドユニットの側面図を示し、図4(b)は、ヘッドユニットの上面図を示す図である。 図5(a)は、位置調整機構をノズル面側(下面側)から見た構成を示す図であり、図5(b)は、位置調整機構を外側(上面側)から見た構成を示す図である。 図6は、ヘッドユニットにおける位置調整機構が設けられた構成を示す図である。 図7(a)は、ヘッドユニットにおける位置調整機構を横方向から見た側面図、図7(b)は、ヘッドユニットにおける位置調整機構をノズル面側から見た下面図である。 図8(a)、(b)は、シャフトギヤに突起部が嵌合した状態及び非嵌合の状態を示した図である。 図9(a),(b)は、シャフトギヤの選択的な切り替えについて説明するための図である。 図10は、第1の実施系形態における第1の変形例を示す図である。 図11は、第1の実施形態における第2の変形例を示す図である。 図12は、第1の実施形態における第2の変形例のシャフトギヤの選択的な切り替えについて説明するための図である。 図13は、第2の実施形態に係る画像記録装置における位置調整機構の構成例を示す図である。 図14は、第3の実施形態に係る画像記録装置における位置調整機構の構成例を示す図である。 図15は、第4の実施形態に係る画像記録装置における位置調整機構を示した図である。 図16は、画像調整用制御部の構成例を示す図である。 図17は、シリアル型画像記録装置に適用した場合の構成例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像記録装置1における記録媒体5の搬送系を示す概略的な正面図である。図2は、第1の実施形態の画像記録装置1の図1の矢印A方向から見た記録装置本体を示す概略的な側面図である。
この画像記録装置1は、大別して、アンワインダー部2と、記録装置本体3と、排出部4とで構成される。まず、図1に示す記録媒体供給部としてのアンワインダー部2の構成について説明する。
このアンワインダー部2は、ロール状に捲回された長尺な記録媒体5と、記録媒体5の中心を貫通する紙管固定シャフト7と、紙管固定シャフト7のロール中心を回転可能に保持するスタンド6と、必要に応じて記録媒体5の繰り出し状態を調整するブレーキ8とで構成される。この構成により、記録媒体5は、紙管固定シャフト7と共に回転されて、記録装置本体3に引き出されて供給される。記録媒体5は、例えば、ロール紙(連続媒体)などを使用している。また、ロール紙以外でも、葛折りされた長尺な記録媒体であってもよい。
紙管固定シャフト7は、不図示の空気注入口より空気を注入することにより、半径方向に突出する複数の爪部(図示せず)が設けられており、記録媒体5が挿嵌された際に、紙管の内面に爪部を突出させてチャックする。これにより、爪部は記録媒体5の紙管の内径に食い込み、紙管固定シャフト7に記録媒体5が強固に保持される。また、紙管固定シャフト7の少なくとも一方の端側にはプーリが設けられている。ブレーキ8はこのプーリとベルトにより連結され、ブレーキ8の制動力が紙管固定シャフト7に伝達される。ブレーキ8は、記録媒体5の搬送方向と逆方向に張力を与える機能を果たしている。
次に図1及び図2を参照して、記録装置本体3の構成について説明する。
記録装置本体3には、紙面の上下方向に積み重ねられ、少なくとも一部が上下方向で重複するようにして配置された2つのドラム型の第1ドラム30及び第2ドラム40と、第1ドラム30及び第2ドラム40に対向して配置された第1記録部50及び第2記録部60と、第1記録部50及び第2記録部60の近傍に配置された第1メンテナンスユニット70及び第2メンテナンスユニット75と、記録媒体5の搬送経路と、排出される記録媒体5をカットするカット部86から構成されている。これらの構成部位は、本体フレーム25に取り付けられている。
記録媒体5の搬送経路は、矢印Bで示すように送り出されてくる記録媒体5を媒体供給口3aから第1ドラム30及び第2ドラム40に巻き付けて、媒体排出口3bまで搬送する複数のローラ14〜22及びローラ80〜84により構成される。まず、記録装置本体3に搬入された記録媒体5は、フリーローラ14、フリーローラ15、揺動ローラ16、フリーローラ17及びフリーローラ18からなる搬送系を経由して第1ドラム30に搬送される。これらのフリーローラ14、15、17、18は、それぞれ本体フレーム25に回転可能に保持されている。
揺動ローラ16は、アーム16bの一方の端部に順逆両方向に回転可能に取り付けられている。このアーム16bの他方の端部は、回動中心16aを中心に本体フレーム25に回動自在に保持されている。そして、揺動ローラ16及びアーム16bは、揺動ローラ16の下周面に沿って搬送される記録媒体5に、揺動ローラ16とアーム16bの自重により張力を作用させる張力発生部を構成している。この張力発生部は、アンワインダー部2に保持された記録媒体5の偏芯などによって引き起こされる張力の変動により、記録媒体5が弛んだ場合、この弛みを解消する機能も果たしている。
さらに、回動中心16aには、揺動ローラ16が上下方向に移動した際の回動位置を検出するポテンションメータ16cが設けられている。このポテンションメータ16cの出力信号によって、アンワインダー部2の紙管固定シャフト7に連結したブレーキ8が作動され、記録媒体5への張力が制御される。
第1ドラム30に搬送された記録媒体5は、フリーローラ18及び19により第1ドラム30に330度の巻き付け角で巻き付けられる。
この第1ドラム30は、例えばアルミニウム製の中空の円筒である。第1ドラム30の回転軸30aは、本体フレーム25に回転可能に保持されている。また、回転軸30aには、後述する第1記録部50を支持する部材の一端と、後述する第1メンテナンスユニット70を支持する部材の一端が係合されている。
第1ドラム30は、後述する反時計回りに回転する第2ドラム40によって、記録媒体5を介して図示するように時計回り方向に回転する。そして、第1ドラム30に保持した記録媒体5を、第1ドラム30に対向して配置された第1記録部50の直下に搬送し、第1記録部50により記録媒体5の表面に記録を行う。
前述した第1ドラム30における記録媒体5の巻き付け角330度は、次の内容で設定されている。すなわち、第1ドラム30の巻き終わり側の張力をT2、巻き始め側の張力をT1、第1ドラム30と記録媒体5との静止摩擦係数をμ、巻き付け角をθとしたとき、T2/T1≦exp(μθ)の関係が成り立つように各数値が設定されている。
例えば、T1が35N、T2が50Nの場合、第1ドラム30との静止摩擦係数μが0.07の記録媒体5であっても、第1ドラム30と記録媒体5は滑らないことを考慮して、θは330度と設定されている。後述する第2ドラム40においても同様に設定されている。
このように、第1ドラム30における記録媒体5の巻き付け角を330度程度に広く確保することで、記録媒体5は第1ドラム30の揺動ローラ16による巻き始めの張力と後述するニップローラ80による巻き終わりの張力によって、第1ドラム30の外周面に対して垂直抗力を与える。これにより、第1ドラム30と記録媒体5との間の摩擦力が大きくなることから、第1ドラム30と記録媒体5との間で滑りがなくなり、記録媒体5を第1ドラム30に密着して、正確な用紙搬送とドラムの回転数制御が可能となる。
次に、表面に画像を記録された記録媒体5は、フリーローラ19で第1ドラム30から離脱し、フリーローラ20を経由して、フリーローラ21から第2ドラム40に巻き付けられる。この時、第2ドラム40の円筒面には、記録媒体5の表面(既に画像記録された面)が密着して、裏面(未記録面)が表になるように巻き付けられる。この記録媒体5は、第1ドラム30と同様に、フリーローラ21及び22により第2ドラム40に330度の巻き付け角で巻き付けられる。これにより記録媒体5は、第1ドラム30と同様に、第2ドラム40の円筒面に対して滑りがなく、密着保持される。また、第2ドラム40も、第1ドラム30と同様に、例えばアルミニウム製の中空の円筒である。尚、フリーローラ19、20、21、22も本体フレーム25に回転可能に保持されている。
第2ドラム40の回転軸40aは、本体フレーム25に回転可能に保持されている。そして、この回転軸40aは、プーリとベルトを介して連結された駆動モータ41の駆動力によって図に示す反時計回り方向に回転し、記録媒体5を円筒面に対向して配置される第2記録部60の直下を通過させる。記録媒体5は、第2記録部60の直下を通過した際に、インクが吐出され裏面に画像が記録される。これにより記録媒体5への両面記録が完了する。尚、第2ドラム40は、駆動ドラムとなり、第1ドラム30は、記録媒体5を介して、第2ドラム40によって回転する従動ドラムとなる。
また、図2に示すように、第2ドラム40の回転軸40aには、カップリング43を介して、位置検出部におけるエンコーダ42が連結されている。このエンコーダ42のハウジングは、断面がL字状の固定部材44の一端に固定されている。そして、固定部材44の他端は、本体フレーム25の背面に固定されている。
エンコーダ42は、第2ドラム40の回転に伴って回転し、第2ドラム40の回転位置に相当する検出パルスを出力する。そして、エンコーダ42から出力された検出パルスは、第1記録部50及び第2記録部60の記録ヘッドを駆動させる不図示の駆動基板に入力される。この検出パルスに同期した駆動基板からの制御信号により、記録ヘッドはインクを吐出する。つまり、記録媒体5は第1ドラム30及び第2ドラム40上で滑ることなく同速度で搬送されるため、第2ドラム40の回転に伴って出力される検出パルスに基づいて、第1記録部50及び第2記録部60の吐出駆動を制御することができる。
尚、回転軸40aには、後述する第2記録部60を支持する部材の一端と後述する第2メンテナンスユニット75を支持する部材の一端が係合されている。
次に、第1記録部50と第2記録部60の構成について説明する。
ここでは、第1記録部50と第2記録部60は同等の構成であるため、代表的に第1記録部を例として説明する。図3には、第1記録部50と、第1ドラム30と、第1メンテナンスユニット70との構成例を示す。
第1記録部50は、図3に示すように、例えば、シアン(C)、ブラック(K)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の計4色のヘッド部51(C)、52(K)、53(M)、54(Y)を有している。このヘッド部51(C)〜54(Y)は、それぞれヘッドユニットを複数個有している。
図4には、例えば、ヘッド部51(C)におけるヘッドユニット200を示している。図4(a)は、ヘッドユニット200の側面図を示し、図4(b)は、ヘッドユニット200の上面図を示している。
このヘッドユニット200は、図4(a)に示すように、C色のインクを吐出する短尺な記録ヘッド210とヘッドホルダ55とによって構成されている。この記録ヘッド210は、インクを吐出するノズル面211を有している。また、ヘッドホルダ55は、図4(b)に示すように、矩形形状を成し、一方の短辺側には、尖端が内側に向くV形状に切削されたV部55mが形成され、他方の短辺側は、一角が45度に切り取られている。また、一方の長辺側には切り込み55nが形成されている。さらに、ヘッドホルダ55には、該ヘッドホルダ55を後述するヘッド保持部材59に押し付けるように付勢する、少なくとも2個のコイルばね105が設けられている。このコイルばね105は、ヘッドホルダ55がヘッド保持部材59から浮き上がらない様に、常時、ヘッドホルダ55をヘッド保持部材59側へと付勢している。勿論、押さえつけるように付勢するコイルばねに限定されるものではなく、他にも、形状の異なる例えばバネや、ゴムや樹脂等による弾性部材を用いてもよい。
このように構成されたヘッドユニット200をノズル面211が第1ドラム30の外周面に保持された記録媒体5の記録面に対して対向するようにヘッド保持部材59に複数個固定することでヘッド部51(C)が構成されている。尚、他のヘッド部52(K)、53(M)、54(Y)についても同様である。
また、第1記録部50及び第2記録部60のそれぞれの搬送方向下流側には、記録された画像を撮像するための撮像素子、例えば、ラインセンサ23,24を備えており、撮像された画像は、モニタ26に表示される。このラインセンサ23,24は、記録ヘッドの調整、例えば、吐出されたインク滴の着弾位置ずれ(ドットずれ)、色の濃さ等の記録結果の確認に用いられる。尚、ラインセンサ23,24をヘッド保持部材59に保持させてもよい。
次に、第1メンテナンスユニット70と第2メンテナンスユニット75について説明する。ここでは、第1メンテナンスユニット70と第2メンテナンスユニット75は同等の構成であるため、代表的に第1メンテナンスユニット70を例として説明する。
図3に示すように、第1記録部50の近傍には、記録ヘッドのノズルにおける目詰まり防止するために、ワイプ、ノズル吸引などのメンテナンス動作を行う第1メンテナンスユニット70が配置されている。
第1メンテナンスユニット70は、第1記録部50の各記録ヘッドに宛がわれる不図示の吸引ノズルとインクパンを備えている。
吸引ノズルは、各記録ヘッドのノズル面を覆い密着するように宛がわれ、図示しない吸引ポンプの吸引により、ノズル面に付着したインクや紙粉等を取り除かれる。またインクパンは、メンテナンス動作時に各記録ヘッドからパージ吐出されたインクを収容する。
図1では、画像を記録する状態を示しており、第1,第2メンテナンスユニット70,75は、それぞれ第1記録部50及び第2記録部60の近傍に退避している。
メンテナンスを実行する場合には、まず、第1,第2記録部50,60を半径方向に離れるように上昇させて、スペースをつくり、このスペースに第1,第2メンテナンスユニット70,75を回動させて差し入れる。第1,第2記録部50,60の記録ヘッドに吸引ノズルを宛がい、吸引によるメンテナンスを開始する。勿論、インクパージやワイピングを適宜組み合わせて行ってもよい。メンテナンス処理終了後は、第1,第2メンテナンスユニット70,75は、メンテナンス位置から回動により離脱して、図1に示すような退避位置に移動する。
第1記録部50及び第2記録部60により表裏両面に画像が記録された記録媒体5は、フリーローラ22により第2ドラム40の円筒面より離脱され、第1ニップローラ対80、フリーローラ81,82,83を経由して、第2ニップローラ対84に到達する。さらに記録媒体5は、第2ニップローラ対84から導入ガイド85を経由して、カッタ部86に搬送される。尚、画像記録は、必ずしも記録媒体5の表裏両面に行われなくてもよい。記録媒体5は、カッタ部86により所定の長さに裁断されたカット紙87として排出ガイド88、89に導かれて収容される。
次に、各ヘッド部51〜54のヘッド保持部材59及び位置調整機構について詳細に説明する。
ここでは、代表的に1色のヘッド部51について説明する。他のヘッド部52〜54は、ヘッド部51と同等である。図5(a)は、ヘッド部51のノズル面側(下面側)から見た構成を示し、図5(b)は、ヘッド部51(C)の外側(上面側)から見た構成を示している。
図5(a),(b)に示すように、記録ヘッド210a,210b,210c,210d,210e,210fとヘッドホルダ55a,55b,55c,55d,55e,55fとで構成された6個のヘッドユニット200a,200b,200c,200d,200e、200fは、ヘッド保持部材59に固定されている。つまり、ヘッド保持部材59は、図では見えないが、記録ヘッド210a〜210fを挿入可能な開口が設けられており、この開口に該記録ヘッド210a〜210を挿入し、ヘッドホルダ55a〜55fをヘッド保持部材59上に載置することで固定している。本実施形態では、6個のヘッドユニット200a〜200fは、それぞれ3個ずつ2列の千鳥状に配置されている。具体的には、ヘッドユニット200a〜200cによって第1のヘッドユニット列を構成し、ヘッドユニット200d〜200fによって第2のヘッドユニット列を構成している。そして、第1のヘッドユニット列と第2のヘッドユニット列とによって、画像記録時に空白が生じないに各ヘッドユニットが配列されている。
このように2列に分離して配置されるヘッドユニット200a〜200c、ヘッドユニット200d〜200fの外側には、シャフト91,94が配置される。換言すれば、ヘッドユニット列毎にシャフトを配置している。本実施の形態では、インク1色あたり、2本のシャフトを利用する構成である。
これらのシャフト91,94のそれぞれは、記録媒体5の搬送方向と直交する方向(ヘッド保持部材59の長手方向)に延びている。より詳細には、シャフト91は、ヘッドユニット200a〜200cの配列方向と平行となるように延び、シャフト94は、ヘッドユニット200d〜200fの配列方向と平行に延びている。また、シャフト91,94は、少なくとも両端側が、ヘッド保持部材59に固定されたシャフト支持部92に対して押し引き及び回転可能に保持されている。これらのシャフト91,94の一端には、作業者が把持して、押し引き及び回転させるための把持部91a,94aが設けられている。この把持部91a,94aは、ヘッド保持部材59から外れた部分に設けられている。換言すれば、シャフト91,94の長さは、ヘッド保持部材59の長手方向の長さよりも長くなっている。これにより、第1,第2記録部50,60を本体フレーム25に組み付けた際、把持部91a,94aは、第1ドラム30及び第2ドラム40の側面に露呈し、装置の側面カバーを取り外しただけで、直接、把持することができる。そのため、他の構成部位を取り外したり、掻き分けて、治具や作業者の手を入れる必要はない。
以下、ヘッドユニット200a〜200fの位置を調整するための位置調整機構の構成について説明する。
図5(a)に示すように、シャフト91、94のそれぞれには、U字又はV字形状の複数個の位置決め溝107と、複数個の突起部109が設けられている。そして、シャフト91,94のそれぞれは、複数個のシャフトギヤ108を貫通している。これにより、シャフト91、94のそれぞれは、複数個のシャフトギヤ108に対して押し引き及び回転可能となっている。また、シャフトギヤ108は、ヘッド保持部材59に回転可能に保持されている。このようにシャフト及び複数個のシャフトギヤで駆動機構を構成している。
本実施形態では、1つのヘッドユニットを位置調整する際、後述する2方向から行う。そのため、1つのヘッドユニットを調整するためには、シャフトギヤ108及び位置決め溝107及び突起部109の組が2組必要となる。そして、本実施形態では、1本のシャフト当たりに3個のヘッドユニットの位置調整を各々のヘッドユニットに対して個別に行なう。
位置決め溝107は、作業者にとって後述するシャフトギヤ108に突起部109を嵌合させる際の目印である。
また、各シャフトギヤ108に対応して、ギヤ96、仲介ギヤ93、位置調整ギヤ101で構成される伝達機構(ギヤ機構)が設けられている。この伝達機構は、駆動機構で生成した力を後述する位置調整部材に伝達するための機構である。つまり、駆動機構で生成した力によって位置調整部材が移動し、各ヘッドユニット200a〜200fに対して個別に位置調整を行なうことができる。なお、ギヤ96、仲介ギヤ93、位置調整ギヤ101は、それぞれヘッド保持部材59に回転可能に支持されている。
ここで、図6及び図7を用い、シャフト91側のおける1つのヘッドユニット200aを代表例として位置調整機構の詳細について説明する。尚、ヘッドユニット200a以外のヘッドユニットにおいても同等の構成である。
図6は、位置調整機構をノズル面側から見た下面図、図7(a)は、位置調整機構を横方向から見た側面図、図7(b)は、位置調整機構を上から見た上面図である。
図6に示すように、シャフトギヤ108aは、ギヤ96aと噛み合っている。尚、シャフトギヤ108aとギヤ96aは、噛み合いが外れないように、不図示のガイド部位によってヘッド保持部材59に支持されている。
ギヤ96aは、ウォーム96a−1と一体的に形成されている。このウォーム96a−1は、回転を伝達するために設けられた仲介ギヤ93aと噛み合っている。さらに、仲介ギヤ93aは、位置調整ギヤ101aに噛み合っている。従って、シャフトギヤ108aが回転すると、シャフトギヤ108aの回転がギヤ96a、ウォーム96a−1及び仲介ギヤ93aを経て、位置調整ギヤ101aに伝達される。このようにギヤ96a、ウォーム96a−1、仲介ギヤ93a及び位置調整ギヤ101aにより伝達機構(ギヤ機構)を構成している。
シャフトギヤ108b側についても同様に、シャフトギヤ108bの回転がギヤ96b、ウォーム96b−1及び仲介ギヤ93bを経て、位置調整ギヤ101bに伝達する。
図5(b)及び図7(a)に示すように、位置調整ギヤ101aには、ヘッド保持部材59を貫通して、先端部分にネジ溝が切れられた位置調整用シャフト102が立設される。この位置調整用シャフト102には、位置調整部材としての円錐形状を有する第1の位置調整部(位置調整ピン)103aが螺合される。この位置調整ピン103aは、図5(b)及び図7(a)に示すように、前述したヘッドホルダ55aに形成されたV部55mの両辺(又は、2箇所)に位置調整ピン103aの円錐面を当接させている。そして、位置調整ピン103aを移動させることによりヘッドホルダ55aを移動させる。また、位置調整ギヤ101bも同様に先端部分にネジ溝が切れられた位置調整用シャフト102が立設されている。この位置調整用シャフト102には、位置調整部材としての円錐形状を有する第2の位置調整部(位置調整ピン)104aが螺合される。この位置調整ピン104aは、図7(b)に示すように、ヘッドホルダ55aに形成された切り込み55nの角部分に円錐面を当接させている。そして、位置調整ピン104aを移動させることによりヘッドホルダ55aを移動させる。
また、ヘッドホルダ55aの45度に切り取られていた面に対して直交する方向に付勢する第1の弾性部材としての板ばね106がヘッド保持部材59に設けられている。この板ばね106は、ヘッドホルダ55aを位置調整ピン103a及び位置調整ピン104aに対して、常に当接させるように付勢するものである。
また、ヘッドホルダ55aは、第2の弾性部材としてのコイルばね105によってヘッド保持部材59側に付勢され、浮き上がらない様になっている。
ここで、図8に示すように、シャフトギヤ108の中心には、シャフト91と突起部109が通過できるサイズの孔が形成されている。そして、図8(a)は、シャフト91に設けられた突起部109が、シャフトギヤ108の孔に嵌った状態を示している。図8(b)は、シャフト91に設けられた突起部109が、シャフトギヤ108の孔に嵌っていない状態を示している。
図8(a)の状態では、突起部109が孔に嵌っているため、シャフト91が回転するとシャフトギヤ108も回転する。
また、図8(b)の状態では、突起部109が孔に嵌っていないため、シャフト91が回転してもとシャフトギヤ108は回転しない。このように、突起部109が孔に嵌っていない状態をフリー状態とする。
図6では、シャフトギヤ108aと突起部109aが嵌合しているため、シャフト91の回転がシャフトギヤ108aに伝達される。このとき、シャフトギヤ108bと突起部109bとは、フリー状態(嵌合していない)のためシャフト91を回転させてもシャフトギヤ108bに伝達されない。
このように回転させるシャフトギヤ108の選択的に切り替える方法について図9(a)、(b)の概略図を用いて説明する。なお、図9(a)、(b)では、シャフト91側について説明するが、シャフト94側についても同様である。
本実施形態においては、シャフト91に、U字又はV字形状の複数の位置決め溝107を形成し、この溝を利用することで、突起部109と嵌合するシャフトギヤ108を選択している。
また、位置決め溝107の位置を検出するための位置決め検出部(位置決め選択部)110が設けられている。尚、本実施形態では、位置決め選択部110は、前述したシャフト支持部92と一体に構成されている。
位置決め選択部110は、ボール110aと内部にばね110bを有し、ボール110aは、ばね110bによってシャフト91に向けて付勢されている。このボール110aは、位置決め溝107の幅よりも大きい直径を有する球体であり、位置決め溝107に先端側が落ち込むことで突起部109とシャフトギヤ108の相対的な位置を設定することができる。
つまり、図9(a)では、位置決め溝107aにボール110aが嵌った状態でシャフトギヤ108aに突起部109aが嵌合している。この時、シャフトギヤ108bと突起部109bとは、嵌合していない。同様に、シャフトギヤ108cと突起部109cとは、嵌合していない。
ここで、この図9(a)の状態を起点として、シャフトギヤ108bと突起部109bとの距離をL1とする。そして、シャフト91には、位置決め溝107aから距離L1離れた位置に位置決め溝107bが形成されている。これにより、図9(a)の状態からシャフト91を軸方向である矢印Cの方向に距離L1を押し込むと、位置決め溝107bにボール110aが嵌り、シャフトギヤ108と突起部109bとが嵌合した状態となる。(図9(b)参照)この時、シャフトギヤ108aと突起部109aとは嵌合が解除されている。また、シャフトギヤ108cと109cとは、嵌合していない状態を維持する。
同様に、図9(a)に示す状態でシャフトギヤ108cと突起部109cとの距離をL2とする。そして、シャフト91には、位置決め溝107aから距離L2離れた位置に位置決め溝107cが形成されている。これにより、図9(a)の状態から、シャフト91を矢印Cの方向に距離L2を押し込むことで、位置決め溝107cにボール110aが落ち込み、シャフトギヤ108cに突起部109cが嵌合した状態となる。この時、突起部109a及び突起部109bのそれぞれは、シャフトギヤ108a及びシャフトギヤ108bと嵌合していない。
従って、シャフトギヤ108に突起部109が嵌合したか否かを目視により確認しなくとも、予め対応づけた位置決め溝107にボール110aが嵌り、「カチッ」という音又はその感触があれば、所望のシャフトギヤ108に突起部109を嵌合させることができる。このように、位置決め溝107と突起部109との位置関係を対応づけることで、回転させたいシャフトギヤ108のみを回転させることができ、その他のシャフトギヤ108を回転させることなくフリーな状態にさせておくことができる。
次に、図6及び図7を参照して、ヘッドユニットの位置調整について説明する。
ここでは、ヘッドユニット200aに対して、水平方向D(記録媒体の搬送方向と直交する方向)に位置調整を行い、続いて、ヘッドユニット200aに対して、搬送方向Eに対する傾き調整を行う。
まず、前述したように、シャフト91の押し引きにより突起部109aをシャフトギヤ108aの孔に嵌合させる。次に、ヘッドユニット200aを移動させる方向に従って、シャフト91を右又は左に回転させる。この回転は、シャフトギヤ108a、ギヤ96a、ウォーム96a−1及び仲介ギヤ93aを経て、位置調整ギヤ101aに伝達される。
位置調整ギヤ101aの回転とともに、位置調整用シャフト102が回転して、位置調整ピン103aがヘッド保持部材59に対して遠く又は近づくように移動し、例えば、ヘッド保持部材59に近づく方向に移動する。これに伴い位置調整ピン103aの円錐面がヘッドホルダ55aのV部55mを押し、ヘッドホルダ55aが位置調整用シャフト102から離れる方向D1に移動される。従って、位置調整ピン103aによるヘッド保持部材59への遠近移動により、ヘッドホルダ55aは、記録媒体5の幅方向Dに移動することとなる。
また、シャフト91を操作して、シャフトギヤ108bに突起部109bを嵌合させる。シャフト91を回転させると、シャフトギヤ108bが回転して、ギヤ96b、ウォーム96b−1及び仲介ギヤ93bを経て、位置調整ギヤ101bに回転が伝達される。
位置調整ギヤ101bの回転に伴い、位置調整ピン104aが、例えば、ヘッド保持部材59に近づく方向に移動する。これに伴い位置調整ピン104aの円錐面がヘッドホルダ55aの切り込み55nを押し、ヘッドホルダ55aが図7(b)に示す下がる方向E1に移動される。従って、位置調整ピン104aによるヘッド保持部材59への遠近移動により、ヘッドホルダ55aは、位置調整ピン103aを中心とする回転方向に移動することとなる。
以上、説明したように、本実施形態における位置調整機構を搭載した第1記録部50及び第2記録部60を第1ドラム30及び第2ドラム40の上方に配置した構成であれば、これらのドラムの側面側から第1記録部50及び第2記録部60の各ヘッドユニット200a〜200fに対して、個別に選択して位置調整を行うことができる。
また、本実施形態では、シャフトを軸方向に移動させることでヘッドユニットの位置調整を行なう。つまり一方向の移動のみで、ヘッドユニットの傾きやヘッドユニット間の間隔を調整することができる。
特に、本実施形態の画像記録装置のように、第1ドラム及び第2ドラムを積み重ねた構成の場合に有用である。すなわち、記録装置の小型化を図る場合には、2つのドラムの間のスペースを最小限にすることが望ましい。記録ヘッドの位置調整を実施する際に、従来のように上方からの位置調整であれば、上側の第1記録部50の位置調整については、装置カバーの上蓋を外せば可能であるが、下側の第2記録部60の位置調整については、そのスペースを確保しておかなければ、他の部品を外すか、第2記録部60を取り出して調整しなければならない。その際、第2記録部60がドラムとの間で何らかの部材で係合していれば、ドラムと共に取り出すこととなる。従って、本実施形態における位置調整機構を適用することにより、装置の小型化を図れるだけでなく、位置調整も容易に行うことができる。
また、本実施形態では、ヘッドユニットの位置調整の際に、他の構成部位の取り外しや移動が無いため、調整を行いつつ又は位置調整直後に実際の駆動時における画像記録結果を得ることができ、調整確認が容易である。
さらに、本実施形態では、位置調整機構をノズル面側のデットスペースに設けたことにより、スペースの有効利用が図れ、ヘッド保持部材の外側(非ノズル面側)の構造を複雑化せず、且つこれまでの記録ヘッドのレイアウトに大きな制限等を与えることがない。
次に、第1の実施形態の第1の変形例を説明する。
前述した第1の実施形態では、シャフトに突起部を設け、該突起部をシャフトギヤに形成された孔に嵌合させることで、選択的にシャフトギヤを回転させたが、本変形例では、全てのシャフトギヤがシャフトの回転に従ってすべて回転する。
このような場合において、複数のヘッドユニットに対して調整すべきヘッドユニットのみを個別に位置調整を行う方法を図10により説明する。なお、図10では、シャフト91側について説明するが、シャフト94側についても同様である。
図10(a)では、位置決め溝107aにボール110aが嵌った状態でシャフトギヤ108aとギヤ96aが係合している。この図10(a)に示す状態を起点として、シャフトギヤ108bとギヤ96bとの距離をL3とする。そして、シャフト91には、位置決め溝107aから距離L3離れた位置に位置決め溝107bが形成されている。これにより、図10(b)に示すように、図10(a)の状態からシャフト91を矢印Cの方向に距離L3を押し込むと、シャフト91の移動と共にシャフトギヤ108a〜108cも距離L3だけ移動する。そして、位置決め溝107bにボール110aが落ち込み、シャフトギヤ108bとギヤ96bが係合した状態となる。この時、シャフトギヤ108aとギヤ96aとは係合していない。同様に、シャフトギヤ108cとギヤ96cも係合していない。
また、図10(a)に示す状態でシャフトギヤ108cとギヤ96cとの距離をL4とし、シャフト91には、位置決め溝107aから距離L4離れた位置に位置決め溝107cが形成されている。そして、図10(c)に示すように、図10(a)の状態からシャフト91を矢印Cの方向に距離L4だけ押し込むと、位置決め溝107cにボール110aが落ち込み、シャフトギヤ108cとギヤ96cとが係合した状態となる。
このようにシャフトギヤ108をシャフト91に固定させても、シャフト91の移動量に応じて回転させるギヤ96を選択することができる。つまり、前述した第1の実施形態と同様に、調整すべきヘッドユニットのみを選択的に調整することができる。
尚、本変形例では、ギヤ96a〜96cにそれぞれ対応させてシャフトギヤ108a〜108cを設けたが、これに限らず、図10(d)に示すように、ギヤ108a〜108cに対して1つのシャフトギヤ108−1のみで対応してもよい。すなわち、図10(d)に示すように、ギヤ96aとギヤ96bとの距離をL5とし、位置決め溝107aから距離L5離れた位置に位置決め溝107bを形成する。また、ギヤ96bとギヤ96cとの距離をL6とし、位置決め溝107bから距離L6離れた位置に位置決め溝107cを形成する。このようにすることで、図10(d)に示す状態から、シャフト91を矢印Cの方向に距離L5押し込むと、シャフト91の移動と共にシャフトギヤ108−1も距離L5だけ移動する。そして、位置決め溝107bにボール110aが落ち込み、シャフトギヤ108−1とギヤ96bが係合した状態となる。この状態から、さらにシャフト91を距離L6だけ移動させれば、位置決め溝107cにボール110aが落ち込み、シャフトギヤ108−1とギヤ96cが係合した状態となる。このように、1つのシャフトギヤ108−1でも、それぞれのヘッドユニットを個別に調整することも可能である。
次に、第1の実施形態の第2の変形例を説明する。
前述した第1の実施形態では、シャフトに突起部を設け、該突起部をシャフトギヤに形成された孔に嵌合させることで、選択的にシャフトギヤを回転させた。本変形例では、シャフトに板バネを設け、板バネの突起部をウォームギヤに形成された溝に係合させることで、選択的にウォームを回転させる。
図11(a),(b),(c)及び図12を参照して、本変形例の構成について説明する。なお、図11及び図12では、シャフト91側について説明するが、シャフト94側についても同様である。
シャフト91には、凹部403が形成されており、この凹部403に板バネ404が収容されている。
この凹部403に設けられた板バネ404は、図11(b)に示すように側面からみてU字型の形状で形成され、一方の端部は、凸状の突起部405が形成され、他方の端部は、固定部404bによってシャフト91に固定されている。
ウォーム400には、シャフト91用の貫通孔が形成されており、この貫通孔にシャフト91が貫通している。これにより、シャフト91は、ウォーム400に対して押し引き及び回転可能となっている。
ウォーム400の貫通孔をシャフト91が通過する際、板バネ404の突起部405は、弾性変形によりシャフト91の凹部403内に収納され、その後、ウォーム400に形成された2箇所の溝402のいずれかに嵌合する。
尚、第1の実施形態では、シャフト91と係合するギヤは、シャフトギヤ108であったが、本変形例では、シャフト91と嵌合するギヤを直接ウォーム400にすることで部品を削減している。また、ウォーム400は、シャフトギヤ108と同様にヘッド保持部材59に回転可能に保持されている。
このような構成において、複数のヘッドユニットに対して調整すべきヘッドユニットのみを個別に位置調整を行う方法を図12により説明する。図12(a)では、位置決め溝107aにボール110aが嵌った状態でウォーム400aの溝402aと板バネ404aの突起部が係合している。
この図12(a)に示す状態を起点として、ウォーム400bの溝402bと板バネ404bの突起部との距離をL5とする。そして、シャフト91には、位置決め溝107aから距離L5離れた位置に位置決め溝107が形成されている。
これにより、図12(b)に示すように、図12(a)に示す状態からシャフト91を矢印Cの方向に距離L5を押し込むと、シャフト91の移動と共に板バネ404a〜404cも距離L5だけ移動する。そして、位置決め溝107bにボール110aが落ち込めば、ウォーム400bの溝402bと板バネ404bの突起部が係合した状態となる。この時、ウォーム400aの溝402aと板バネ404aの突起部とは係合していない。同様に、ウォーム400cの溝402cと板バネ404cの突起部も係合していない。そのため、シャフト91を回転させても、ウォーム400a及び400cは回転せず、ウォーム400bのみ回転する。
また、図12(a)に示す状態で、ウォーム400cの溝402cと板バネ404cの突起部との距離をL6とし、シャフト91の位置決め溝107aから距離L6を離れた位置に位置決め溝107cを形成する。そして、図12(c)に示すように、図12(a)の状態からシャフト91を矢印Cの方向に距離L6だけ押し込むと、位置決め溝107cにボール110aが落ち込み、ウォーム400cの溝402cと板バネ404cの突起部とが係合した状態となる。この時、ウォーム400aの溝402aと板バネ404aの突起部とは係合していない。同様に、ウォーム400bの溝402bと板バネ404bの突起部も係合していない。
このように、板バネ404にすることで、シャフト91を図12に示す矢印Cの方向に単純に押し引きすればウォーム400との係合、又は解除を容易に行なうことができる。これにより、位置調整にかかる作業時間が短縮できる。
尚、ウォーム400の溝402に板バネ404の突起部405が係合していない場合でも、ヘッドユニットの調整を開始する際に、シャフト91を回転させれば係合することができる。即ち、ウォーム400の溝402が2箇所の場合、シャフト91が最大180度回転すれば、ウォーム400の溝402に板バネ404の突起部405が係合することになる。例えば、ギヤ比を1/10とし、調整用シャフトと調整ピンとのネジ係合のピッチを0、5mm、調整ピンの円錐面の傾斜角を4度とした場合、ウォーム400の1回転当たりのヘッドユニットの移動量は約4μmとなる。
この場合、ウォーム400の溝402に板バネ404の突起部405が最大180度回転した後に係合しても、空回りする量を調整誤差とすれば、約2μm程度で済む。
次に、第2の実施形態に係る画像記録装置について説明する。
図13は、第2の実施形態に係る画像記録装置におけるヘッドユニットの位置調整機構の構成例を示す図である。前述した第1の実施形態においては、図5(a)に示したように、ヘッド部51(インク1色あたり)に2本のシャフトを利用する構成であった。本実施形態では、1本のシャフトで6個のヘッドユニットの位置調整を担当する。すなわち、本実施形態では、ヘッドユニット列毎にシャフトを設けるのではなく、2つのヘッドユニット列に対して1つのシャフトを設けている。なお、本実施形態では、位置調整機構の構成が前述した第1の実施形態と異なるだけで、それ以外の構成は、同等であるため説明は省略する。また、図13では、位置決め溝107及び突起部109は省略されている。
図13に示すように、ヘッドユニット200a〜200cによって第1のヘッドユニット列を構成し、ヘッドユニット200d〜200fによって第2のヘッドユニット列を構成している。そして、本実施形態では、第1のヘッドユニット列及び第2のヘッドユニット列の間にシャフト111を配置している。
シャフト111は、少なくとも両端側がシャフト支持部112により保持されている。このシャフト111は、シャフト支持部112に対して押し引き及び回転可能となっている。また、シャフト111の一端には、作業者が把持して、押し引き及び回転させるための把持部111aが設けられている。そして、シャフト111は、各ヘッドユニット200a〜200fに対応して設けられたシャフトギヤを貫通している。これにより、シャフト111は、各シャフトギヤに対して押し引き及び回転可能となっている。
なお、本実施形態の位置調整機構の構成は、1本のシャフト111で調整するヘッドユニットの数が前述した第1の実施形態と異なるだけで構成自体は、前述した第1の実施形態とほぼ同等である。また、複数のヘッドユニットに対して調整すべきヘッドユニットのみを個別に位置調整を行う方法も、前述した第1の実施形態と同様である。
このように本実施形態では、1本のシャフトによりインク1色分の記録ヘッドの位置調整が可能である。
次に、第3の実施形態に係る画像記録装置について説明する。なお、本実施形態では、位置調整機構の構成が前述した第1の実施形態と異なるだけで、それ以外の構成は、同等であるため説明は省略する。
図14は、第3の実施形態に係る画像記録装置におけるヘッドユニットの位置調整機構の構成例を示す図である。本実施形態の位置調整機構では、第1の実施形態と第2の実施形態における位置調整機構を組み合わせた構成となっている。
例えば、ヘッド部51の搬送方向下流側の3個のヘッドユニットを有するヘッドユニット列とヘッド部52の搬送方向上流側の3個のヘッドユニットを有するヘッドユニット列との間にシャフト111を配置して、6個のヘッドユニットの位置調整を行う。
同様に、ヘッド部52とヘッド部53との間、及びヘッド部53とヘッド部54との間にシャフト111を配置する。また、搬送方向の最上流(ヘッド部51の上流側のヘッドユニット列)と最下流(記録ヘッド部54の下流側のヘッドユニット列)に位置するヘッドユニット列に対して、シャフト91を配置する。
この構成により、前述した第1の実施形態では、8本のシャフトが必要であったが、本実施形態では、5本のシャフトで全てのヘッドユニットに対して個別に位置調整ができ、さらに小型化できる。また、異なるインク色を吐出するヘッドユニット列間にシャフトを配置することで、各ヘッド部におけるヘッドユニット列の間隔を狭めることができる。
次に、第4の実施形態に係る画像記録装置について説明する。
この第4の実施形態は、図1に示すラインセンサ23、24によって撮像された画像の解析結果より、ヘッドユニットの位置調整を自動的に行うことを可能とした画像記録装置である。ここでは、代表的にヘッド部51の位置調整機構について説明する。他のヘッド部52〜54の位置調整機構は、ヘッド部51と同等である。
図15(a)は、ヘッド部51のノズル面側(下面側)から見た構成を示し、図15(b)、(c)は、ヘッド部51の側面側から見た構成である。なお、図15(a)に示すように、本実施形態は、前述した第1の実施形態と同様に、ヘッド部51に2本のシャフト91、94を利用した構成である。
以下に、各ヘッドユニットの調整を自動的に行なうための駆動機構の構成について説明する。なお、以下では、シャフト91側の構成について代表的に説明する。
図15(a)に示すように、シャフト91には、凹部が形成され、この凹部の中に板バネ404a〜404cが収容されている。そして、シャフト91は、ヘッド保持部材59に回転可能に保持されているウォーム400を貫通している。なお、この構成については、前述した第1の実施形態の第2の変形例と同様である。
このシャフト91の一端側は、シャフト支持部92に回転可能及び押し引き可能に保持され、他端側は、係合部材501に回転可能に保持されている。この係合部材501は、リードスクリュー502と係合している。
リードリードスクリュー502は、ヘッド保持部材59の長手方向にシャフト91の配列方向と平行となるように延びている。そして、リードスクリュー502の一端は支持部505に回転可能に保持され、他端は支持部507に回転可能に保持されている。支持部505、及び支持部507は、ヘッド保持部材59に固定されている。なお、支持部505には、シャフト91を貫通させるための貫通孔が形成されている。
支持部507には、シャフト91を軸方向に移動させるためのシャフト移動用パルスモータ500が固定されている。このシャフト移動用パルスモータ500を駆動させることで、リードスクリュー502が回転する。そして、この回転によって係合部材501は、リードスクリュー502上を移動する。すなわち、シャフト91は、シャフト移動用パルスモータ500の駆動によって係合部材501を介して軸方向に押し引きの動作を行う。
このように、シャフト移動用パルスモータ500は、シャフト91を軸方向に移動させることで、複数のヘッドユニットのうち調整すべきヘッドユニットに対応するウォーム400の溝に板バネ404を係合させる。
ここで、シャフト91の位置は、ヘッド保持部材59に設けられた原点センサ508によって検出される。この原点センサ508は、係合部材501の位置を検出する。本実施形態では、図15(b)に示す位置をシャフト91の起点と設定している。
支持部505には、ヘッドユニット調整用パルスモータ506が設けられている。このヘッドユニット調整用パルスモータ506の回転軸には、ギヤ503が設けられ、このギヤ503は、ギヤ504と噛み合っている。ギヤ504には、シャフト91が貫通する貫通孔が形成されており、シャフト91が貫通している。
そして、ヘッドユニット調整用パルスモータ506が駆動すると、シャフト91は、ギヤ503、504を介して回転する。なお、シャフト91は、ギヤ504に対して軸方向に移動可能となっている。すなわち、シャフト91は、ギヤ504によって回転方向の移動は規制され、軸方向の移動は規制されない。
次に、ヘッドユニットの自動位置調整の動作について、図15(b)及び(c)を用いて説明する。
まず、装置の電源投入時には、パルスモータ500によりシャフト91の押し引きの動作を行い、原点センサ508で係合部材501を検出して、シャフト91の位置を図15(b)に示す位置(起点)にする。なお、装置の電源投入時にシャフト91の位置が図15(b)に示す位置であれば、上記動作を行う必要はない。
次に、図16に示す画像調整用制御部601からの指令で、図1に示す画像記録装置1に備えられたラインセンサ23、24により、記録媒体5に印刷された画像を撮像する。
この画像調整用制御部は、ラインセンサ23、24からの検出信号に基づく補正量を算出する補正量算出部と、補正量算出部からの出力によりパルスモータ500、506を駆動制御する駆動制御部とで構成される。
すなわち、補正量算出部は、撮像された画像に対して、インク滴の着弾位置ずれ(ドットずれ)の画像処理を行い、各ヘッドユニットの位置調整量の結果を計算する。そして、補正量算出部で算出された位置調整量の結果を元に、どのヘッドユニットのどの位置をどれだけ調整するかを駆動制御部に通知する。例えば、ヘッドユニット200bの角度調整をXm(rad)調整する場合について説明する。
第1に、補正量算出部は、シャフト91を図15Bに示す起点から距離L7に相当する分だけ移動させるよう駆動制御部に通知する。なお、補正量算出部には、起点から調整するヘッドユニットまでの距離に相当するパルス数が予め記憶されている。換言すれば、図15(b)に示す起点位置において、各ウォームと各板バネとの距離が予めパルス数に変換されて記憶されている。
そして駆動制御部は、補正量算出部から通知されたパルス数に基づいてシャフト移動用パルスモータ500を駆動させる。これによりリードスクリュー502が回転し、図16(b)から図16(c)に示すように、係合部材501を介してシャフト91が距離L7だけ移動する。このような動作により、ウォーム400cの溝に板バネ404aの突起部が係合する。
第2に、補正量算出部は、Xm(rad)に相当するパルス数を駆動制御部に通知する。なお、補正量算出部には、調整する角度に応じたパルス数が予め記憶されている。
そして駆動制御部は、補正量算出部から通知されたパルス数に基づいてヘッドユニット調整用パルスモータ506を駆動させる。
ヘッドユニット調整用パルスモータ506の駆動力は、ウォーム400cから伝達機構を介して位置調整部材に伝達し、ヘッドユニット200bの角度調整が行われる。
第3に、ヘッドユニット200bの角度調整が終了後、シャフト91の位置を図16(b)で示す起点位置の状態に戻す。
第4に、ヘッドユニット200bの角度調整が狙い値通りに調整されたかどうか、確認するため画像記録を行い、ラインセンサ23、24により、インク滴の着弾位置ずれ(ドットずれ)の画像処理を行い、各ヘッドユニットの位置調整の結果を計算する。
この結果が規格値以内であれば、ヘッドユニットの調整は終了する。一方、規格値から外れて調整が不十分であった場合には、前述した第1のステップから位置調整を再度、行う。
以上のような構成により、ヘッドユニットの自動位置調整が可能となり、組立工程や市場でのヘッドユニットの位置調整を簡素な構成により短時間で行うことができる。
尚、前述した実施形態及びその変形例では、搬送機構としてドラム型を例として説明したが、これに限定されるものではなく、平坦なベルトによって搬送する搬送機構や平坦なステージによって搬送する搬送機構であってもよい。
また、シャフトをヘッド保持部材に常時固定させる必要はなく、ヘッドユニットの位置調整を行なう時のみ、ヘッド保持部材に取り付ける治具として活用してもよい。
さらに、記録媒体の幅以上となるように複数のヘッドユニットを配置した画像記録装置について説明してきたが、図17に示すような、シリアル型の画像記録装置においても適用可能である。
図17に示す画像記録装置は、例えば、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のインクを吐出するヘッドユニット330(330(K)〜330(Y))を搭載するキャリッジ320と、キャリッジ320を図中の矢印方向に移動可能とするレール310とによって構成されている。このようにキャリッジ320に異なる色を吐出する複数のヘッドユニット330(K)〜330(Y)を搭載した画像記録装置においても、前述した位置調整機構を適用することで全てのヘッドユニットに対して個別に調整が可能である。
1…画像記録装置、2…アンワインダー部、3…記録装置本体、4…排出部、5…記録媒体、6…スタンド、7…紙管固定シャフト、8…ブレーキ、14,15,17〜22…フリーローラ、16…揺動ローラ、16a…回動中心、16b…アーム、16c…ポテンションメータ、23,24…ラインセンサ、25…本体フレーム、26…モニタ、30…第1ドラム、40…第2ドラム、40a…回転軸、50…第1記録部、51(C),52(K),53(M),54(Y)…ヘッド部、55,56,57,58…ヘッドホルダ、59…ヘッド保持部材、60…第2記録部、70…第1メンテナンスユニット、75…第2メンテナンスユニット、80…ニップローラ、86…カット部、91,94…シャフト、93a…仲介ギヤ、96a…ギヤ、96a−1…ウォーム、101a…位置調整ギヤ、102…位置調整用シャフト、103…位置調整ピン、105…コイルばね、106…板ばね、107…位置決め溝、108…ギヤ、108a…シャフトギヤ、109,109a,109b…突起部。

Claims (14)

  1. 記録媒体に画像を記録する複数のヘッドユニットを保持するヘッド保持部材と、
    前記ヘッドユニット毎に設けられ、移動することで前記ヘッド保持部材に対する前記ヘッドユニットの位置を調整する位置調整部材と、
    前記位置調整部材を移動させる力を生成する駆動機構と、
    前記位置調整部材毎に設けられ、前記駆動機構で生成した前記力を前記位置調整部材に伝達する伝達機構と、で構成され、
    前記駆動機構は、複数の前記伝達機構のうち前記力を伝達する伝達機構を選択し、前記選択された伝達機構のみに前記力を供給することを特徴とする位置調整機構。
  2. 前記駆動機構は、少なくともシャフトを有し、前記シャフトを該シャフトの軸方向に移動させることで複数の前記伝達機構のうち前記力を伝達する伝達機構を選択し、前記シャフトを回転させることで前記力を生成していることを特徴とする請求項1に記載の位置調整機構。
  3. 前記駆動機構は、さらにギヤを有し、
    前記シャフトを軸方向に移動させることで、前記力を伝達する伝達機構を選択し、前記シャフトを回転させることで生成された前記力を、前記ギヤを介して前記選択された伝達機構に供給することを特徴とする請求項2に記載の位置調整機構。
  4. 複数の前記ヘッドユニットは、前記記録媒体の搬送方向と直交する方向に配置されることでヘッドユニット列を構成し、
    前記シャフトは、前記ヘッドユニット列に沿って延び、且つ配置されていることを特徴とする請求項2、又は3に記載の位置調整機構。
  5. 複数の前記ヘッドユニットは、前記記録媒体の搬送方向と直交する方向に少なくとも第1のヘッドユニット列と第2のヘッドユニット列を構成し、
    前記シャフトは、前記第1のヘッドユニット列及び前記第2のヘッドユニット列のそれぞれに配置されることを特徴とする請求項2、又は3に記載の位置調整機構。
  6. 複数の前記ヘッドユニットは、前記記録媒体の搬送方向と直交する方向に少なくとも第1のヘッドユニット列と第2のヘッドユニット列を構成し、
    前記シャフトは、前記第1のヘッドユニット列と前記第2のヘッドユニット列との列間に配置されることを特徴とする請求項2、又は3に記載の位置調整機構。
  7. 前記ギヤは、前記シャフトに固定され、
    前記シャフトを該シャフトの軸方向に移動させることで前記ギヤの位置を、前記力を伝達する伝達機構の位置とし、該位置で前記シャフトを回転させることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の位置調整機構。
  8. 前記ギヤは、前記伝達機構毎に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の位置調整機構。
  9. 前記シャフトは、突起部を有し、
    前記ギヤは、前記伝達機構と対応した位置にそれぞれ配置されると共に、それぞれの前記ギヤには、前記シャフト及び前記突起が前記軸方向に移動可能となるような孔が形成されており、前記シャフトを該シャフトの軸方向に移動させることで前記突起部の位置を、前記力を伝達する伝達機構に対応して配置されたギヤの位置とし、該位置で前記シャフトを回転させることで前記突起によって前記シャフトと前記ギヤが一体となって回転することを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の位置調整機構。
  10. 前記シャフトの軸上に前記伝達機構と同じ数だけ形成された位置決め溝と、
    前記位置決め溝と嵌合する突起部を有する位置決め検出部と、を備え、
    前記シャフトを軸方向に移動させた際、前記突起部と嵌合する前記位置決め溝を選択することで前記力を伝達する伝達機構が選定されることを特徴とする請求項2乃至9のいずれか1項に記載の位置調整機構。
  11. 前記シャフトの少なくとも一端は、前記ヘッド保持部材から延出していることを特徴とする請求項2乃至10のいずれか1項に記載の位置調整機構。
  12. 前記位置調整部材は、
    前記ヘッドユニットの端部に当接して押圧により該ヘッドユニットを前記記録媒体の幅方向に移動させる第1の位置調整部と、
    前記ヘッドユニットの端部に当接して押圧により該ヘッドユニットを前記記録媒体の幅方向を基準とする斜め方向に移動させる第2の位置調整部と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の位置調整機構。
  13. 請求項1乃至12のいずれか1項に記載の位置調整機構を備えた画像記録装置。
  14. 記録媒体上に記録された画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部の検出信号からヘッドユニットの調整量を算出し、前記算出された調整量に基づいて前記位置調整機構を制御する制御部と、をさらに備えたことを特徴とする請求項13に記載の画像記録装置。
JP2009039640A 2008-04-01 2009-02-23 記録ヘッドの位置調整機構及びその位置調整機構を搭載する画像記録装置 Pending JP2009262540A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009039640A JP2009262540A (ja) 2008-04-01 2009-02-23 記録ヘッドの位置調整機構及びその位置調整機構を搭載する画像記録装置
US12/414,947 US8141971B2 (en) 2008-04-01 2009-03-31 Image recording apparatus

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008095503 2008-04-01
JP2009039640A JP2009262540A (ja) 2008-04-01 2009-02-23 記録ヘッドの位置調整機構及びその位置調整機構を搭載する画像記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009262540A true JP2009262540A (ja) 2009-11-12

Family

ID=41116441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009039640A Pending JP2009262540A (ja) 2008-04-01 2009-02-23 記録ヘッドの位置調整機構及びその位置調整機構を搭載する画像記録装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8141971B2 (ja)
JP (1) JP2009262540A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011152708A (ja) * 2010-01-27 2011-08-11 Miyakoshi Printing Machinery Co Ltd インクジェット印字装置
JP2012024948A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Iwatsu Electric Co Ltd インクジェットプリンタ
JP2013203028A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Fujifilm Corp ラインヘッド及びこれを用いたインクジェット記録装置並びにヘッドモジュールの位置調整方法
JP2015058603A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 理想科学工業株式会社 インクジェット印刷装置
JP2015107656A (ja) * 2015-02-02 2015-06-11 富士フイルム株式会社 液滴吐出ヘッド、画像形成装置、及び、液滴吐出ヘッドのヘッドモジュール位置決め方法
JP2015202694A (ja) * 2014-04-14 2015-11-16 ゼロックス コーポレイションXerox Corporation インクジェットプリンタのためのモジュール・プリント・バー・アセンブリ
JP2016112829A (ja) * 2014-12-17 2016-06-23 コニカミノルタ株式会社 液滴吐出ヘッドの位置調整機構、液滴吐出ヘッドユニット及び画像形成装置
US9533500B2 (en) 2013-03-28 2017-01-03 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Recording apparatus, and method of adjusting position of recording unit in recording apparatus
WO2017109833A1 (ja) * 2015-12-21 2017-06-29 富士通周辺機株式会社 インクジェットヘッドアッセンブリ
JP2017159528A (ja) * 2016-03-09 2017-09-14 セイコーエプソン株式会社 記録装置
JP2019142224A (ja) * 2018-02-22 2019-08-29 ハイデルベルガー ドルツクマシーネン アクチエンゲゼルシヤフトHeidelberger Druckmaschinen AG 印刷ヘッド調整装置
WO2019187284A1 (ja) * 2018-03-27 2019-10-03 富士フイルム株式会社 液体吐出装置
JP2019166833A (ja) * 2018-03-21 2019-10-03 ハイデルベルガー ドルツクマシーネン アクチエンゲゼルシヤフトHeidelberger Druckmaschinen AG 補償継手およびこのような補償継手を備えた印刷バー
JP2021020348A (ja) * 2019-07-25 2021-02-18 株式会社リコー ヘッドユニット、印刷装置
US11161340B2 (en) 2019-07-23 2021-11-02 Ricoh Company, Ltd. Liquid discharge apparatus

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5047708B2 (ja) * 2007-07-03 2012-10-10 理想科学工業株式会社 画像記録装置
JP4862904B2 (ja) * 2009-03-11 2012-01-25 ブラザー工業株式会社 ヘッド位置調整機構
WO2013025533A1 (en) * 2011-08-12 2013-02-21 Moore Wallace North America, Inc. Apparatus and method for disposing inkjet cartridges in a carrier
WO2013040455A1 (en) * 2011-09-15 2013-03-21 Moore Wallace North America, Inc. Apparatus and method for disposing an inkjet cartridge in a mount
JP5558505B2 (ja) * 2012-02-20 2014-07-23 株式会社ミヤコシ インクジェット記録装置
WO2013134737A1 (en) * 2012-03-09 2013-09-12 R. R. Donnelley & Sons Company System and method for cleaning inkjet cartridges
US9216581B2 (en) 2013-02-08 2015-12-22 R.R. Donnelley & Sons Company Apparatus and method for wiping an inkjet cartridge nozzle plate
US9873253B2 (en) 2014-06-05 2018-01-23 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Modular print engine unit
DE102015215722A1 (de) * 2015-08-18 2017-02-23 Koenig & Bauer Ag Druckaggregat
DE102015215721A1 (de) * 2015-08-18 2017-02-23 Koenig & Bauer Ag Druckaggregat
DE102015215723A1 (de) 2015-08-18 2017-02-23 Koenig & Bauer Ag Druckaggregat
DE102015215720A1 (de) 2015-08-18 2017-02-23 Koenig & Bauer Ag Druckaggregat
CN108778753B (zh) 2016-03-04 2020-04-21 R.R.当纳利父子公司 打印头维护台及其操作方法
DE102016214253B4 (de) 2016-08-02 2020-10-22 Koenig & Bauer Ag Positioniereinrichtung zum Einstellen einer Lage zumindest einer zumindest einen Druckkopf aufweisenden Baugruppe
DE102018219826A1 (de) 2017-12-19 2019-06-19 Heidelberger Druckmaschinen Ag Druckkopf-Justagevorrichtung und Druckbalken
IT202000019255A1 (it) * 2020-08-05 2022-02-05 Durst Austria Gmbh Sistema di stampa con attuatore di regolazione per la regolazione di diverse testine di stampa

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07276619A (ja) * 1994-04-14 1995-10-24 Murata Mach Ltd インクジェット記録装置
JPH08197721A (ja) * 1995-01-25 1996-08-06 Fuji Electric Co Ltd インクジェット記録装置及び記録ヘッドの調整方法
JPH1035021A (ja) * 1996-07-22 1998-02-10 Olympus Optical Co Ltd 複数記録ヘッドを用いたカラー画像形成装置
JP2004106541A (ja) * 2002-08-30 2004-04-08 Konica Minolta Holdings Inc インクジェットヘッド及びインクジェットプリンタ
JP2004268452A (ja) * 2003-03-10 2004-09-30 Fuji Xerox Co Ltd 記録装置の印字ずれ補正装置、印字ずれ補正装置を備えた記録装置、及び記録装置の印字ずれ補正方法
JP2005186406A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Konica Minolta Holdings Inc インクジェットプリンタ
JP2006188013A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 記録ヘッド位置調整構造、インクジェット記録装置及び記録ヘッド位置調整方法
JP2007276427A (ja) * 2006-04-12 2007-10-25 Fuji Xerox Co Ltd 液滴吐出ヘッド、及び液滴吐出装置
JP2008012701A (ja) * 2006-07-03 2008-01-24 Fuji Xerox Co Ltd 液滴吐出装置
JP2008183903A (ja) * 2008-02-25 2008-08-14 Seiko Epson Corp 印刷ヘッドのキャリッジへの取り付け位置の調整が可能な印刷装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7270387B2 (en) * 2004-01-30 2007-09-18 Konica Minolta Holdings Inc. Recording head position adjusting structure and inkjet printer provided with said adjusting structure

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07276619A (ja) * 1994-04-14 1995-10-24 Murata Mach Ltd インクジェット記録装置
JPH08197721A (ja) * 1995-01-25 1996-08-06 Fuji Electric Co Ltd インクジェット記録装置及び記録ヘッドの調整方法
JPH1035021A (ja) * 1996-07-22 1998-02-10 Olympus Optical Co Ltd 複数記録ヘッドを用いたカラー画像形成装置
JP2004106541A (ja) * 2002-08-30 2004-04-08 Konica Minolta Holdings Inc インクジェットヘッド及びインクジェットプリンタ
JP2004268452A (ja) * 2003-03-10 2004-09-30 Fuji Xerox Co Ltd 記録装置の印字ずれ補正装置、印字ずれ補正装置を備えた記録装置、及び記録装置の印字ずれ補正方法
JP2005186406A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Konica Minolta Holdings Inc インクジェットプリンタ
JP2006188013A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 記録ヘッド位置調整構造、インクジェット記録装置及び記録ヘッド位置調整方法
JP2007276427A (ja) * 2006-04-12 2007-10-25 Fuji Xerox Co Ltd 液滴吐出ヘッド、及び液滴吐出装置
JP2008012701A (ja) * 2006-07-03 2008-01-24 Fuji Xerox Co Ltd 液滴吐出装置
JP2008183903A (ja) * 2008-02-25 2008-08-14 Seiko Epson Corp 印刷ヘッドのキャリッジへの取り付け位置の調整が可能な印刷装置

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011152708A (ja) * 2010-01-27 2011-08-11 Miyakoshi Printing Machinery Co Ltd インクジェット印字装置
JP2012024948A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Iwatsu Electric Co Ltd インクジェットプリンタ
JP2013203028A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Fujifilm Corp ラインヘッド及びこれを用いたインクジェット記録装置並びにヘッドモジュールの位置調整方法
US9533500B2 (en) 2013-03-28 2017-01-03 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Recording apparatus, and method of adjusting position of recording unit in recording apparatus
JP2015058603A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 理想科学工業株式会社 インクジェット印刷装置
JP2015202694A (ja) * 2014-04-14 2015-11-16 ゼロックス コーポレイションXerox Corporation インクジェットプリンタのためのモジュール・プリント・バー・アセンブリ
JP2016112829A (ja) * 2014-12-17 2016-06-23 コニカミノルタ株式会社 液滴吐出ヘッドの位置調整機構、液滴吐出ヘッドユニット及び画像形成装置
JP2015107656A (ja) * 2015-02-02 2015-06-11 富士フイルム株式会社 液滴吐出ヘッド、画像形成装置、及び、液滴吐出ヘッドのヘッドモジュール位置決め方法
WO2017109833A1 (ja) * 2015-12-21 2017-06-29 富士通周辺機株式会社 インクジェットヘッドアッセンブリ
JPWO2017109833A1 (ja) * 2015-12-21 2018-07-12 富士通周辺機株式会社 インクジェットヘッドアッセンブリ
JP2017159528A (ja) * 2016-03-09 2017-09-14 セイコーエプソン株式会社 記録装置
JP2019142224A (ja) * 2018-02-22 2019-08-29 ハイデルベルガー ドルツクマシーネン アクチエンゲゼルシヤフトHeidelberger Druckmaschinen AG 印刷ヘッド調整装置
JP7206128B2 (ja) 2018-02-22 2023-01-17 ハイデルベルガー ドルツクマシーネン アクチエンゲゼルシヤフト 印刷ヘッド調整装置
JP2019166833A (ja) * 2018-03-21 2019-10-03 ハイデルベルガー ドルツクマシーネン アクチエンゲゼルシヤフトHeidelberger Druckmaschinen AG 補償継手およびこのような補償継手を備えた印刷バー
JP7206139B2 (ja) 2018-03-21 2023-01-17 ハイデルベルガー ドルツクマシーネン アクチエンゲゼルシヤフト 補償継手およびこのような補償継手を備えた印刷バー
WO2019187284A1 (ja) * 2018-03-27 2019-10-03 富士フイルム株式会社 液体吐出装置
US11161340B2 (en) 2019-07-23 2021-11-02 Ricoh Company, Ltd. Liquid discharge apparatus
JP2021020348A (ja) * 2019-07-25 2021-02-18 株式会社リコー ヘッドユニット、印刷装置
JP7392310B2 (ja) 2019-07-25 2023-12-06 株式会社リコー ヘッドユニット、印刷装置

Also Published As

Publication number Publication date
US8141971B2 (en) 2012-03-27
US20090244124A1 (en) 2009-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009262540A (ja) 記録ヘッドの位置調整機構及びその位置調整機構を搭載する画像記録装置
US7948650B2 (en) Printer-plotter
US7417657B2 (en) Thermal printer and printing method
US7976152B2 (en) Image recording apparatus
JP2021146553A (ja) 画像記録装置、システムおよびプログラム
JP2008229970A (ja) 画像形成装置
US8668300B2 (en) Image recording apparatus
KR101390403B1 (ko) 잉크젯 프린터의 제어장치 및 제어방법
JP2008105186A (ja) 画像記録装置
US6939064B2 (en) Printing apparatus and method
JP2006130789A (ja) 記録装置及びその制御方法
US8326205B2 (en) Medium cutting device, image recording apparatus having the medium cutting device, and controlling method of the medium cutting device
JP6661161B6 (ja) インクジェット印刷装置
JP4038930B2 (ja) 測色装置
US7500664B2 (en) Image forming apparatus
JP2010168194A (ja) 画像記録装置及びその制御方法
JP2011067991A (ja) 画像記録装置及び吐出タイミング調整方法
US8770700B2 (en) Image recording apparatus and control method for controlling image recording apparatus
JP2007276290A (ja) 記録装置
JP2009051581A (ja) 画像記録装置及び画像記録装置の制御方法
JP4697440B2 (ja) 記録装置、液体噴射装置
JP7415738B2 (ja) 画像記録装置
JP2013244633A (ja) 印刷装置
JP2009073062A (ja) カッタ付き画像記録装置
JP6728896B2 (ja) 画像記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20110225

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20110616

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20111201

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130507

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130917