JP5011014B2 - ボトル - Google Patents
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Description
この発明によれば、口部と胴部とを連結する連結筒部に、曲率半径が5mm以上のくびれ部が形成されているので、指をくびれ部に巻き付けたときに、この指をくびれ部に良好にフィットさせることが可能になり、しかも、このくびれ部が内容物の注出口である口部に近い前記連結筒部に形成されていることから、内容物を注出する際に、その量を容易に微調整することができる。
また、くびれ部と上側連結筒部とが第1凸曲面部を介して連結されるとともに、この第1凸曲面部の径方向外方端部における直径が、くびれ部の径方向内方端部における直径の1.035倍以上とされているので、前述のように、指をくびれ部に巻き付けた状態でこのボトルを持ち上げたときに、指を前記第1凸曲面部に引っ掛けることが可能になり、このボトルが指から滑り落ちるのを防ぐことができる。
さらに、くびれ部の径方向内方端部に周溝が形成されているので、このくびれ部の径方向に向けた変形抵抗を向上させることが可能になり、例えば指をくびれ部に強く巻き付けた場合等においても、このくびれ部が変形するのを防ぐことができる。
この場合、第2凸曲面部の径方向外方端部における直径が、第1凸曲面部の径方向外方端部における直径よりも大きくなっているので、このボトルをブロー成形により容易かつ確実に形成することができる。
なお、このボトル10は、例えば二軸延伸ブロー成形によりポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂で一体に形成されている。
図示の例では、胴部12に減圧吸収パネル部12aが前記中心軸線O回りに間隔をあけて複数形成されている。それぞれの減圧吸収パネル部12aは、前記中心軸線Oをこのボトル10の径方向で挟んで互いに対向している。なお、各減圧吸収パネル部12aは、前記中心軸線O方向に長い長方形状に形成されている。
また、連結筒部14は、くびれ部15により上側の上側連結筒部16と下側の下側連結筒部17とに区画されている。なお、図示の例では、くびれ部15は、その径方向内方端部が連結筒部14の前記中心軸線O方向における中央部に位置されるように配置されている。
さらに、下側連結筒部17とくびれ部15とは、径方向外方に向けて凸となる第2凸曲面部19を介して連結されている。なお、この第2凸曲面部19の曲率半径r2は、第1凸曲面部18の曲率半径r1よりも小さくなっている。例えば、前記曲率半径r2は約8mmとされ、前記曲率半径r1は約10mmとなっている。また、下側連結筒部17は、上側の大径部17aと下側の小径部17bとが同軸上に連結された多段筒状に形成されている。
また、くびれ部15がなす凹曲面の曲率半径Rは5mm以上、好ましくは約12mmとなっている。さらに、第1凸曲面部18の径方向外方端部における直径d1は、くびれ部15の径方向内方端部における直径d2の1.035倍以上、好ましくは1.035倍以上1.20倍以下となっている。また、第2凸曲面部19の径方向外方端部における直径d3は、第1凸曲面部18の前記直径d1よりも大きくなっている。なお、図示の例では、第2凸曲面部19の前記直径d3は、下側連結筒部17の大径部17aの直径と同等になっている。
また、本実施形態では、第2凸曲面部19の径方向外方端部における直径d3が、第1凸曲面部18の径方向外方端部における直径d1よりも大きくなっているので、このボトル10をブロー成形により容易かつ確実に形成することができる。
例えば、前記実施形態では、胴部12の横断面視形状を円形状としたが、これに代えて楕円形状あるいは多角形状としてもよい。
11 口部
12 胴部
13 底部
14 連結筒部
15 くびれ部
16 上側連結筒部
17 下側連結筒部
18 第1凸曲面部
19 第2凸曲面部
20 周溝
d1 第1凸曲面部の径方向外方端部における直径
d2 くびれ部の径方向内方端部における直径
d3 第2凸曲面部の径方向外方端部における直径
R 凹曲面の曲率半径
Claims (2)
- 口部、胴部および底部が合成樹脂で一体に形成されてなるボトルであって、
前記口部と胴部とを連結する連結筒部が備えられ、この連結筒部に、径方向内方に向けて凹む凹曲面状のくびれ部が全周にわたって形成されることにより、この連結筒部が前記口部側の上側連結筒部と前記胴部側の下側連結筒部とに区画され、
前記上側連結筒部とくびれ部とが、径方向外方に向けて凸となる第1凸曲面部を介して連結されるとともに、前記上側連結筒部は、前記第1凸曲面部側から前記口部側に向かうに従い漸次縮径され、
前記下側連結筒部とくびれ部とが、径方向外方に向けて凸となる第2凸曲面部を介して連結され、
前記くびれ部の径方向内方端部には、その全周にわたって周溝が形成され、
前記くびれ部がなす凹曲面の曲率半径は5mm以上とされ、かつ前記第1凸曲面部及び前記第2凸曲面部の曲率半径よりも大きくなっており、
前記第1凸曲面部の径方向外方端部における直径は、前記くびれ部の径方向内方端部における直径の1.035倍以上とされていることを特徴とするボトル。 - 請求項1記載のボトルであって、
前記第2凸曲面部の径方向外方端部における直径は、前記第1凸曲面部の径方向外方端部における直径よりも大きくなっていることを特徴とするボトル。
Priority Applications (1)
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JP2007196003A JP5011014B2 (ja) | 2007-07-27 | 2007-07-27 | ボトル |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007196003A JP5011014B2 (ja) | 2007-07-27 | 2007-07-27 | ボトル |
Publications (2)
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JP2009029471A JP2009029471A (ja) | 2009-02-12 |
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Family
ID=40400428
Family Applications (1)
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JP2007196003A Active JP5011014B2 (ja) | 2007-07-27 | 2007-07-27 | ボトル |
Country Status (1)
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2007
- 2007-07-27 JP JP2007196003A patent/JP5011014B2/ja active Active
Also Published As
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