JP5009118B2 - 電磁誘導加熱調理器 - Google Patents

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Description

この発明は、インバータ回路から誘導加熱コイルに高周波電流を供給して被調理物が収容される調理容器を電磁誘導により加熱する電磁誘導加熱調理器に関する。
従来、この種の電磁誘導加熱調理器として、例えば特許文献1に記載のような技術が提案されている。
この従来技術では、誘導加熱コイルが内蔵されたトッププレートに鍋などの調理容器が載置されなくなったときには、この状態を電気的に検知し、インバータ回路から誘導加熱コイルに対して微弱で短期間(例えば0.1秒間)のサーチ電流を間欠的(例えば、2秒周期)に流して再び調理容器がトッププレートに載置されたか否かをサーチする。
その後、調理容器の載せ替えが行われて再び調理容器がトッププレートに載置された場合には、サーチ電流を流した場合のインバータ回路への入力電力が増大し、その値が予め設定された閾値レベルを越えるので、これに応じて誘導加熱コイルに本来の正規の高周波電流を流して誘導加熱を再開する。
これに対して、サーチ電流を間欠的に流しても、ある一定のサーチ期間Ts(例えば60分)に渡って調理容器がトッププレートに載置されない場合には、使用者が停止スイッチを押し忘れたものと判断してインバータ回路の駆動を完全に停止する。
なお、トッププレートに鍋などの調理容器が載置されなくなったときには、上記のようにサーチ電流を間欠的に流さなくても、インバータ回路を直ちに完全停止させることが考えられるが、そのようにすると、調理容器の載せ替えを行う度に運転スイッチを再押下する必要があり、使い勝手が悪い。また、サーチ電流を間欠的に流しても、微弱で短期間であるので、電力消費は少なくて済む。
特開平3−114187号公報
ところで、調理容器を取り除いた場合でも、使用者の不注意等によって、停止スイッチを押し忘れままたで、トッププレート上にスプーン、フォーク等の金属製の小物類を放置することがある。
上記のように、誘導加熱コイルに対して間欠的にサーチ電流を流している期間中に、トッププレート上に調理容器が新たに載置された場合には、電気的な負荷が大きいので、サーチ電流を流した場合のインバータ回路への入力電力が増大し、その値が予め設定された閾値レベルを越えるので、調理容器の載置状態を確実に検知することができる。
ところが、小物類がトッププレート上に放置された場合には、電気的な負荷が小さいためにサーチ電流に応じたインバータ回路への入力電力の増加量が少なく、したがって、その値が予め設定された閾値レベルを越えることがない。そのため、トッププレートに小物類が放置されていても、それを検知することができず、サーチ期間Ts中は、サーチ電流が常に間欠的に流され続けることになる。
サーチ電流は微弱で、かつ誘導加熱コイルに対する1回分の通電時間は短かいものの、サーチ期間Ts中は一定周期で繰り返し通電され、しかも、小物類は、鍋などに比べて熱容量が小さいので、トッププレートに例えば20〜30分程度放置されたままだと、60°〜70°程度まで加熱されてしまうおそれがある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、誘導加熱コイルに間欠的にサーチ電流を流すサーチ期間中に、トッププレートに小物類が放置されている場合でも、小物類が加熱されないようにして、従来よりも使い勝手と安全性をさらに向上させた電磁誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、被調理物が収容される調理容器を電磁誘導により加熱する誘導加熱コイルと、前記誘導加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、前記誘導加熱コイルに対して近接配置されるトッププレートと、前記インバータ回路のスイッチング素子をオン/オフ駆動する駆動回路と、を備えた電磁誘導加熱調理器を前提として、次の構成を採用している。
すなわち、本発明に係る電磁誘導加熱調理器は、前記誘導加熱コイルに対する負荷を検出し、その負荷を予め設定された閾値と比較して調理容器の有無を判定する容器有無判定手段と、この容器有無判定手段により調理容器が無いと判定された場合には、所定のサーチ期間に渡って前記インバータ回路から前記誘導加熱コイルに対して微弱で短期間のサーチ電流が間欠的に出力されるように前記駆動回路を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記容器有無判定手段で調理容器が無いと判定された時点で起動されるタイマ手段と、このタイマ手段による計時時間が予め設定された所定期間を経過するたびに前記サーチ電流の出力周期は常に一定で、かつ前記サーチ電流の出力レベルが次第に小さくなるように変更する出力レベル変更手段と、を含むことを特徴としている。
本発明によれば、容器有無判定手段によって調理容器が無いと判定された場合には、これに応じて制御手段は、所定のサーチ期間中、インバータ回路から誘導加熱コイルに対して微弱で短期間のサーチ電流が間欠的に出力されるように駆動回路を制御する。その際、このサーチ電流は、出力周期が常に一定で、かつ出力レベルが時間経過に伴って複数段階に分けて次第に小さくなるように変更する。このため、サーチ期間中、トッププレートに小物類が放置されている場合でも、小物類が加熱されることがなくなり、従来よりも使い勝手と安全性をさらに向上させることが可能となる。
以下、本発明の電磁誘導加熱調理器の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態における電磁誘導加熱調理器の電気的な回路構成図である。
この実施の形態の電磁誘導加熱調理器は、被調理物が収容される鍋などの調理容器1を電磁誘導により加熱する誘導加熱コイル2と、誘導加熱コイル2に高周波電流を供給するインバータ回路3とを備えている。
誘導加熱コイル2には2つの共振コンデンサC1,C2が接続されて共振回路が形成されている。また、誘導加熱コイル2の上部には、これに近接して鍋等の調理容器1が載置されるトッププレート4が配置されている。また、トッププレート4に近接して当該プレートの温度を検出する第1の温度センサTH1が、また、誘導加熱コイル2に近接して当該コイルの温度を検出する第2の温度センサTH2が、それぞれ配置されている。
インバータ回路3は、MOSFETやIGTB等の2つのスイッチング素子TR1,TR2を縦列接続してハーフブリッジ型のインバータが構成されている。そして、このインバータ回路3の各スイッチング素子TR1,TR2には当該素子をオン/オフ駆動する駆動回路5が接続されている。
この駆動回路5は、後述のコントローラ8から与えられる制御信号に応じてインバータ回路3の各スイッチング素子TR1,TR2を交互に駆動する駆動信号を出力するもので、この駆動信号としては、例えばパルス幅の比率が一定で、パルス周波数が変調された、いわゆるPFM変調パルスが適用される。
また、インバータ回路3の入力側には、三相交流電源の出力を整流して直流電圧に変換する整流回路6、およびこの整流回路6の出力電圧を平滑化してインバータ回路3に供給する平滑コンデンサC0が設けられている。
さらに、この実施の形態の電磁誘導加熱調理器は、容器有無判定手段7、および制御手段としてのコントローラ8を備えている。
ここに、容器有無判定手段7は、インバータ回路3に対する入力電流Iinを検出する変流器71と、トッププレート4上への調理容器1の載置の有無を判定する基準となる電流閾値Ishを設定する閾値設定器72と、変流器71で検出される入力電流Iinと閾値設定器72で設定された電流閾値Ishとを比較判定する比較器73とからなる。
そして、上記の変流器71で検出される入力電流Iinが誘導加熱コイル2における負荷の目安となる。また、比較器73は、入力電流Iinと電流閾値Ishとを比較し、入力電流Iinが電流閾値Ishよりも大きい場合(Iin>Ish)には、誘導加熱コイル2への負荷が大きく、トッププレート4に調理容器1が載置されていると判定する。一方、入力電流Iinが電流閾値Ishよりも小さい場合(Iin≦Ish)には、誘導加熱コイル2への負荷が小さく、トッププレート4に調理容器1が載置されていないものと判定する。
コントローラ8は、この容器有無判定手段7により調理容器1が無いと判定された場合には、所定のサーチ期間Tsに渡ってインバータ回路3から誘導加熱コイル2に対して微弱で短期間のサーチ電流が間欠的に出力されるように駆動回路5を制御するとともに、このサーチ電流に基づく電力積算値が時間経過に伴って複数段階に分けて次第に小さくなるように変更するものである。
そして、このコントローラ8は、容器有無判定手段7で調理容器1が無いと判定された時点で起動されるタイマ手段81と、このタイマ手段81による計時時間が予め設定された所定期間を経過するとサーチ電流の出力周期が長くなるように変更する出力周期変更手段82とを含んでいる。
すなわち、本例の場合、サーチ電流が出力されるサーチ期間Ts(例えば60分)が前段の期間Ta(例えば10分)と、後段の期間Tb(例えば50分)に区分されており、出力周期変更手段82は、タイマ手段81で計時される時間が前段のTa期間内ではサーチ電流の出力周期をT1(例えば2秒)に設定し、計時時間が後段のTb期間内ではサーチ電流の出力周期をT1よりも長いT2(例えば5秒)に設定する。
なお、符号9は容器有無判定手段7によってトッププレート4に調理容器1が無いと判定された時点でコントローラ8によって点灯される表示ランプである。
次に、上記構成を有する電磁誘導加熱調理器における制御動作について、図2および図3に示すタイムチャートを参照して説明する。
(1)比較的短い期間Txに調理容器1の置き替えが行われる場合(図2参照)
誘導加熱コイル2への通電状態で調理容器1がトッププレート4に載置されなくなると(時刻t1)、容器有無判定手段7を構成する変流器71で検出されるインバータ回路3への入力電流Iinが閾値設定器72で設定された電流閾値Ishよりも小さくなるので、比較器73はトッププレート4に調理容器1が載置されなくなったと判定する。
その判定出力は、コントローラ8に与えられるので、これに応じて、コントローラ8は、インバータ回路3から誘導加熱コイル2に対して微弱で短期間(例えば0.1秒間)のサーチ電流が一定周期T1(例えば2秒周期)で供給されるように駆動回路5に制御信号を出力する。同時に、タイマ手段81は計時動作を開始する。また、コントローラ8により表示ランプ9が点灯されてトッププレート4に調理容器1が無い旨が表示される。
そして、比較的短い期間Tx内(Tx<Ta)にトッププレート4に調理容器1が再度載せられた場合には(時刻t2)、誘導加熱コイル2への負荷が大きくなるので、この調理容器1の載せ替え後に次のサーチ電流が出力されたときには(時刻t3)、インバータへの入力電流Iinが電流閾値Ishよりも大きくなり(時刻t4)、その結果、容器有無判定手段7はトッププレート4に調理容器1が載置されたと判定する。
この判定結果に応じて、コントローラ8は、インバータ回路3から誘導加熱コイル2に対して本来の正規の高周波電流が供給されるように駆動回路5に制御信号を出力するので、調理容器1への誘導加熱が再開される。これと同時に、コントローラ8は、表示ランプ9を点灯状態から消灯状態にする。
なお、ここではタイマ手段81による計時時間Txが予め設定された所定期間Taを経過するまでに調理容器1の載せ替えが行われたので(Tx<Ta)、その計時時間Tx内に出力周期変更手段82によってサーチ電流の出力周期T1が変更されることはない。
(2)サーチ期間Ts中に調理容器1の置き替えが無い場合(図3参照)
この場合も、誘導加熱コイル2への通電状態で調理容器1がトッププレート4に載置されなくなると(時刻t6)、インバータ回路3への入力電流Iinが電流閾値Ishよりも小さくなるので、容器有無判定手段7はトッププレート4に調理容器1が載置されなくなったと判定する。
その判定出力は、コントローラ8に与えられるので、これに応じて、コントローラ8は、前段の所定期間Ta(例えば10分)中、インバータ回路3から誘導加熱コイル2に対して微弱で短期間(例えば0.1秒)のサーチ電流が一定周期T1(例えば2秒周期)で供給されるように駆動回路5に制御信号を出力する。同時に、タイマ手段81は計時動作を開始する。また、コントローラ8により表示ランプ9が点灯されてトッププレート4に調理容器1が無い旨が表示される。また、この前段の期間Taは10分程度の比較的短期間なので、その期間Taに渡ってトッププレート4上に小物類が放置された状態になっていても、小物類が加熱されるおそれはない。
タイマ手段81による計時時間が前段の所定期間Taを経過した時点(時刻t7)でも調理容器1の載せ替えが行われない場合、出力周期変更手段82は、駆動回路5を制御して誘導加熱コイル2に供給するサーチ電流の出力周期をT1(例えば2秒周期)からT2(例えば5秒周期)に変更する。なお、この場合のサーチ電流の出力レベルはいずれの期間Ta,Tbにおいても同じである。
このように、サーチ電流の出力周期をT1からT2(T1<T2)に変更することは、サーチ電流に基づく単位時間当たり電力積算値が小さくなるように変更されたことと等価である。
さらに、この期間Tbが経過した時点(時刻t8)でも未だ調理容器1がトッププレート4に載置されない場合には、コントローラ8は、使用者が停止スイッチを押し忘れたものと判断して駆動回路5への制御信号の出力を止め、インバータ回路3の動作を完全に停止する。同時に、コントローラ8は、調理容器1が無いことを示す表示ランプ9を点灯状態から消灯状態にする。また、後段の期間Tbに渡ってトッププレート4の上に小物類が放置された状態になっていても、サーチ電流の出力周期T2は、前段の期間Taの出力周期T1よりも長い(T2>T1)ので、小物類が加熱されるおそれはない。
当然のことながら、サーチ期間Tsが経過する前の期間Tb内に調理容器1が置き替えられた場合には、上記(1)の短期間Txに調理容器1が載せ替えられた場合と同様、容器有無判定手段7によってトッププレート4に調理容器1が載置されたと判定されるので、インバータ回路3から誘導加熱コイル2に対して本来の正規の高周波電流が供給されて調理容器1への誘導加熱が再開される。
ところで、サーチ期間Ts中の前段側の期間Taにおいて、サーチ電流の出力周期を最初からT2(例えば5秒)に設定しておけば、小物類の加熱を簡単に防止することができる。しかし、このようにすると、前段側の期間Taにおいて、使用者がトッププレート4への調理容器1の載せ替えを行った際に、正規の電流に移行して加熱を再開するまで、最大でT2期間待つ必要がある。しかも、一連の調理の途中の調理容器1の載せ替えは、早期の段階(期間Ta内)において頻繁に行われるので、T2期間待つ時間が多発することは使い勝手が悪くなって不便である。
一方、後段側の期間Tbもサーチ電流が出力され続けていることは、使用者の不注意等によって、停止スイッチを押し忘れたままになっている可能性が高く、また、再度、調理容器1が載置されたとしても、新しい調理を始めた可能性が高い。したがって、この期間Tb中に調理容器1が載置された場合、加熱再開まで最大でサーチ電流の出力周期T2の時間分だけ待たされることになっても特に不便とは感じられず、むしろ、運転スイッチを再押下しなくても調理容器1を載置するだけで加熱が開始されるため、使い勝手が良い。
以上のように、この実施の形態では、容器有無判定手段7によって調理容器が無いと判定された場合には、これに応じてコントローラ8は、所定のサーチ期間中、インバータ回路3から誘導加熱コイル2に対して微弱で短期間のサーチ電流が間欠的に出力されるように駆動回路5を制御する。そして、このサーチ期間Ts中に、トッププレート4に調理容器1が再度載置されないときには、サーチ電流に基づく電力積算値が時間経過に伴って複数段階に分けて次第に小さくなるように変更する。その結果、サーチ期間Ts中、トッププレート4に小物類が放置されている場合でも、小物類が加熱されることがなくなり、従来よりも使い勝手と安全性をさらに向上させることが可能となる。
上記の実施の形態に対して、次のような変形例や応用例を考えることができる。
(1)上記の実施の形態では、コントローラ8は、容器有無判定手段7で調理容器1が無いと判定された時点から所定の時間Taが経過すると、出力周期変更手段82によってサーチ電流の出力周期をT1からT2(>T1)に変更しているが、これに限らず、例えば出力周期変更手段82に代えて出力レベル変更手段83を設け、タイマ手段81による計時時間が予め設定された所定期間が経過するとサーチ電流の出力レベルが小さくなるように変更する構成とすることもできる。
すなわち、図4に示すように、容器有無判定手段7で調理容器1が無いと判定された時点(時刻t6)から所定の時間Taが経過するまでは、サーチ電流の出力レベルをIaに設定し、この時間Taが経過した時点(時刻t7)でも調理容器1の載せ替えが行われない場合には、出力レベル変更手段83は、駆動回路5を制御して(例えばPFM変調された駆動信号の周波数を高くするなど)、誘導加熱コイル2に供給されるサーチ電流の出力レベルをIaからIb(Ib<Ia)に変更する。なお、この場合のサーチ電流の出力周期T3はいずれの期間Ta,Tbにおいても同じである。
このように、サーチ電流の出力レベルをIaからIb(Ib<Ia)に変更することは、サーチ電流に基づく単位時間当たり電力積算値が小さくなるように変更されたことと等価であるので、後段の期間Tbに渡ってトッププレート4上に小物類が放置された状態になっていても、小物類が加熱されるおそれはない。
(2)上記の説明では、サーチ電流の出力周期、あるいはサーチ電流の出力レベルが変更される期間をTaとTbの2段階に設定しているが、これに限らず、3以上の多段階に出力周期あるいは出力レベルが変更されるようにすることも可能である。
例えば、サーチ電流の出力周期について、調理容器1の無いことが検知された直後から10分経過するまでの期間は2秒に1回、10分経過後から20分経過するまでの期間は5秒に1回、20分経過後から60分経過するまでの期間は10秒に1回というように、多段階に分けてサーチ電流の出力周期が次第に長くなるようにすることも可能である。また、サーチ電流の出力周期や出力レベルが変更される時点(時刻t7)をブザー音によって報知して使用者に認知させるようにすることも可能である。
(3)上記の説明では、誘導加熱コイル2の負荷検出として、変流器71によるインバータ回路3への入力電流を検出しているが、これに限らず、例えばインバータ回路3に対する入力電流と入力電圧を共に検出し、両者から入力電力を算出してこれを負荷検出値としてサーチ電流を制御するようにしてもよい。
(4)さらに、本発明は上記の実施の形態の構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において各種の変形を加えることが可能である。
本発明の実施の形態における電磁誘導加熱調理器の電気的な回路構成図である。 本発明の電磁誘導加熱調理器において、サーチ期間中に調理容器が置き替えられる場合の制御動作の説明に供するタイムチャートである。 本発明の電磁誘導加熱調理器において、サーチ期間中に調理容器が置き替えられない場合の制御動作の説明に供するタイムチャートである。 本発明の電磁誘導加熱調理器において、サーチ期間中に調理容器が置き替えられない場合のその他の制御動作の説明に供するタイムチャートである。
符号の説明
1 調理容器、2 誘導加熱コイル、3 インバータ回路、4 トッププレート、
5 駆動回路、6 整流回路、7 容器有無判定手段、71 変流器、
72 閾値設定器、73 比較器、8 コントローラ(制御手段)、81 タイマ手段、82 出力周期変更手段、83 出力レベル変更手段、9 表示ランプ。

Claims (1)

  1. 被調理物が収容される調理容器を電磁誘導により加熱する誘導加熱コイルと、前記誘導加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、前記誘導加熱コイルに対して近接配置されるトッププレートと、前記インバータ回路のスイッチング素子をオン/オフ駆動する駆動回路と、を備えた電磁誘導加熱調理器において、
    前記誘導加熱コイルに対する負荷を検出し、その負荷を予め設定された閾値と比較して調理容器の有無を判定する容器有無判定手段と、
    この容器有無判定手段により調理容器が無いと判定された場合には、所定のサーチ期間に渡って前記インバータ回路から前記誘導加熱コイルに対して微弱で短期間のサーチ電流が間欠的に出力されるように前記駆動回路を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記容器有無判定手段で調理容器が無いと判定された時点で起動されるタイマ手段と、このタイマ手段による計時時間が予め設定された所定期間を経過するたびに前記サーチ電流の出力周期は常に一定で、かつ前記サーチ電流の出力レベルが次第に小さくなるように変更する出力レベル変更手段と、を含むことを特徴とする電磁誘導加熱調理器。
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