JP5007376B2 - ノイズ除去回路 - Google Patents

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Description

本発明は、シリアルに入力される2値信号に含まれるノイズを除去するノイズ除去回路に関するものである。
図2は、従来のノイズ除去回路を示す図である。
このノイズ除去回路は、下記特許文献1に開示されたもので、図2(a)にその構成を示すように、バッファ1を介して入力される2値の入力信号INに含まれるパルス状のノイズを除去して論理回路4へ与えるもので、除去対象のノイズに対応して、2種類のノイズ除去回路2,3が存在する。
ノイズ除去回路2は、入力信号INがレベル“L”のときに重畳されるレベル“H”のパルス性雑音を除去するもので、除去対象とする雑音のパルス幅よりも若干長い時間だけ入力信号INを遅延させる遅延素子(DLY)2aと、この遅延素子2aで遅延されて出力される信号DLと元の入力信号INとの論理積をとって入力信号INAを生成する論理積ゲート(以下、「AND」という)2bで構成されている。
一方、ノイズ除去回路3は、入力信号INが“H”のときに重畳される“L”のパルス性雑音を除去するもので、除去対象とする雑音のパルス幅よりも若干長い時間だけ入力信号INを遅延させる遅延素子3aと、この遅延素子3aで遅延されて出力される信号DLと元の入力信号INとの論理和をとって入力信号INBを生成する論理和ゲート(以下、「OR」という)3bで構成されている。
特開昭64−39116号公報 特開2007−41437号公報
なお、上記特許文献2には、アクティブ期間をクロック信号でカウントし、そのカウント値が閾値を超えたときに信号を出力することでノイズを除去する表示装置が記載されている。
しかしながら、前記ノイズ除去回路2,3では、つぎのような問題点があった。
例えば、ノイズ除去回路2で生成される入力信号INAは、図2(b)の信号波形に示すように、入力信号INが“L”のときに重畳される“H”のパルス性雑音は除去されるものの、入力信号INが“H”のときに重畳された“L”のパルス性雑音は、除去されずに2つのパルス性雑音として重畳されてしまう。また、ノイズ除去回路3で生成される入力信号INBでは、入力信号INが“H”のときに重畳される“L”のパルス性雑音は除去されるものの、入力信号INが“L”のときに重畳された“H”のパルス性雑音は、除去されずに2つのパルス性雑音として重畳されてしまう。
更に、遅延素子2a,3aの遅延時間を最適な値に設定することは困難であるばかりか、これらの遅延素子の影響で、入力信号のデューティ比が変化してしまうという問題もあった。
本発明は、入力信号の“H”,“L”のレベルに拘らず、重畳されるパルス性のノイズを除去することができるノイズ除去回路を提供することを目的としている。
本発明のノイズ除去回路は、最大値設定信号が与えられたときには定められた最大値をカウント値として出力し、最小値設定信号が与えられたときには定められた最小値を該カウント値として出力し、カウントアップ信号が与えられているときは、クロック信号に同期して該カウント値を該最大値を限度として順次増加させ、カウントダウン信号が与えられているときは、該クロック信号に同期して該カウント値を該最小値を限度として順次減少させるカウント部と、ハイレベルとロウレベルの2値を有する入力信号が与えられ、該入力信号がハイレベルで前記カウント値が第1の閾値に一致していないときには前記カウントアップ信号を出力し、該入力信号がハイレベルで該カウント値が該第1の閾値に一致したときに前記最大値設定信号を出力するハイレベル判定部と、前記入力信号がロウレベルで前記カウント値が第2の閾値に一致していないときには前記カウントダウン信号を出力し、該入力信号がロウレベルで該カウント値が該第2の閾値に一致したときに前記最小値設定信号を出力するロウレベル判定部と、前記カウント値が第3の閾値以上のときに出力信号をハイレベルにして出力し、該カウント値が該第3の閾値未満の時には該出力信号をロウレベルにして出力する出力部とを備えたことを特徴としている。
本発明では、入力信号がハイレベルのときに、クロック信号に同期してカウント部をカウントアップさせ、そのカウント値が第1の閾値になったときにカウント値を最大値に設定するハイレベル判定部と、入力信号がロウレベルのときに、クロック信号に同期してカウント部をカウントダウンさせ、そのカウント値が第2の閾値になったときにカウント値を最小値に設定するロウレベル判定部と、カウント値を第3の閾値と比較し、その比較結果に応じて出力信号を出力する出力部を有している。従って、継続時間が第1または第2の閾値で設定されたクロック数に満たないパルスは、入力信号から除去され、出力信号として出力されることがない。これにより、入力信号の“H”,“L”のレベルに拘らず、この入力信号に重畳されるパルス性のノイズを除去することができるという効果がある。
この発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、次の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。但し、図面は、もっぱら解説のためのものであって、この発明の範囲を限定するものではない。
図1は、本発明の実施例を示すノイズ除去回路の構成図である。
このノイズ除去回路は、例えば送受信機の受信部で得られた2値の入力信号INに重畳されるパルス性ノイズを除去するもので、ハイレベル判定部10、ロウレベル判定部20、カウント部30及び比較器(CMP)40で構成されている。
ハイレベル判定部10は、入力信号INが“H”の時に、カウント部30のカウント値CNTを予め設定された閾値HTと比較して、このカウント値CNTが閾値HTと一致したときに最大値設定信号LDMを出力し、一致しないときはカウントアップ信号UPを出力するものである。即ち、CNT=HTのとき、LDM=“H”,UP=“L”となり、CNT≠HTのとき、LDM=“L”,UP=“H”となる。また、入力信号INが“L”の時は、ハイレベル判定部10の動作は停止し、最大値設定信号LDMとカウントアップ信号UPは、共に“L”となる。
このハイレベル判定部10は、カウント値CNTと閾値HTを比較して、一致したときに“H”を、不一致のときに“L”をそれぞれ出力する比較器11、この比較器11の出力信号が与えられる2入力のAND12、この比較器11の出力信号がインバータ13で反転して与えられる2入力のAND14で構成され、これらのAND12,14の他方の入力端子に入力信号INが与えられている。
ロウレベル判定部20は、入力信号INが“L”の時に、カウント部30のカウント値CNTを予め設定された閾値LTと比較して、このカウント値CNTが閾値LTと一致したときにゼロ設定信号LDZを出力し、一致しないときはカウントダウン信号DNを出力するものである。即ち、CNT=LTのとき、LDZ=“H”,DN=“L”となり、CNT≠LTのとき、LDZ=“L”,DN=“H”となる。また、入力信号INが“H”の時は、ロウレベル判定部20の動作は停止し、ゼロ設定信号LDZとカウントダウン信号DNは、共に“L”となる。
このロウレベル判定部20は、カウント値CNTと閾値LTを比較して、一致したときに“H”を、不一致のときに“L”をそれぞれ出力する比較器21、この比較器21の出力信号が与えられる2入力のAND22、この比較器21の出力信号がインバータ23で反転して与えられる2入力のAND24を有しており、これらのAND22,24の他方の入力端子には、インバータ25で反転された入力信号/INが与えられている。
カウント部30は、クロック信号CLKと、ハイレベル判定部10から出力される最大値設定信号LDM及びカウントアップ信号UPと、ロウレベル判定部20から出力されるゼロ設定信号LDZ及びカウントダウン信号DNに基づいて、カウント値CNTを出力するものである。
即ち、カウント部30は、最大値設定信号LDMが与えられたときには、カウント値CNTを予め設定された最大値MAXに設定し、ゼロ設定信号LDZが与えられたときには、そのカウント値CNTを最小値の0に設定する。また、カウント部30は、カウントアップ信号UPが与えられているときは、クロック信号CLKに同期してカウント値CNTを1ずつカウントアップし、カウントダウン信号DNが与えられているときは、クロック信号CLKに同期してこのカウント値CNTを1ずつカウントダウンするものである。但し、カウント値CNTの上限は最大値MAXで抑えられ、下限は0で抑えられるようになっている。
このカウント部30は、プリセット可能な同期型アップダウンカウンタ(例えば、テキサス・インスツルメント社の74シリーズIC:74192、以下、単に「カウンタ」という)31を有している。
このカウンタ31は、クリア端子CLに“H”の信号が与えられたときに、出力端子Qから出力するカウント値CNTを0に設定し、ロード端子LDに“H”の信号が与えられたときには、データ端子DTに与えられる値をカウント値CNTとして設定するものである。また、カウンタ31は、カウントアップ端子CUに与えられる信号が“L”から“H”に立ち上がるたびにカウント値CNTを1ずつ増加し、カウントダウン端子CDに与えられる信号が立ち上がるたびにカウント値CNTを1ずつ減少するものである。更に、カウント値CNTが0のときには、ボロウ端子BRから“L”の信号が出力されるようになっている。
カウンタ31のデータ端子DTには、予め設定された最大値MAXが与えられ、ロード端子LDには、最大値設定信号LDMが与えられている。クリア端子CLには、OR32から、リセット信号RSTとゼロ設定信号LDZの論理和が与えられるようになっている。また、カウントダウン端子CDには、AND33から、カウントダウン信号DNと、クロック信号CLKと、ボロウ端子BRから出力される空信号EMPの論理積が与えられている。
更に、カウントアップ端子CUには、AND34から、カウントアップ信号UPと、クロック信号CLKと、満信号FULの論理積が与えられている。ここで、満信号FULは、カウント値CNTが最大値MAXに等しくなったときに“L”となる信号で、カウント値CNTと最大値MAXとの一致を検出する比較器35の出力信号をインバータ36で反転して生成されるようになっている。カウント値CNTは、前記ハイレベル判定部10とロウレベル判定部20に与えられると共に、出力部である比較器40に与えられている。
比較器40は、カウント値CNTと閾値THを比較し、CNT≧THのときに“H”,CNT<THのときに“L”の出力信号OUTを出力するものである。
図3は、図1の動作例を示す信号波形図である。以下、この図3を参照しつつ、図1の動作を説明する。ここでは、各閾値と最大値は、HT=4,LT=3,TH=4,MAX=7に設定されているものとする。
リセット信号RSTが“H”のとき、カウンタ31のクリア端子CLにはOR32から“H”の信号が与えられるので、そのカウント値CNTは0であり、ボロウ端子BRから出力される空信号EMPは“L”となる。
図3の時刻t1でリセット信号RSTが“L”になってリセット状態が解除されたとき、入力信号INが“L”であるとすると、ハイレベル検出部10の最大値設定信号LDMとカウントアップ信号UPは、共に“L”である。一方、ロウレベル判定部20では、CNT≠LTであるので、ゼロ設定信号LDZは“L”、カウントダウン信号DNは“H”である。カウントダウン信号DNは“H”となるが、カウント部30のAND33には、“L”の空信号EMPが与えられているので、AND33の出力信号は、クロック信号CLKやカウントダウン信号DNに拘わらず、“L”となる。このため、カウント値CNTは0のままで変化しない。また、比較器40から出力される出力信号OUTは“L”である。
時刻t2において、入力信号INが“H”に変化すると、ロウレベル判定部20のゼロ設定信号LDZとカウントダウン信号DNは、共に“L”となる。一方、ハイレベル検出部10では、CNT≠HTであるので、最大値設定信号LDMは“L”、カウントアップ信号UPは“H”となる。また、カウント部30では、CNT≠MAXであるので、比較器35の出力信号は“L”であり、満信号FULは“H”である。これにより、カウンタ31のカウント値CNTは、その後のクロック信号CLKの立ち上がりのタイミング毎に、1,2,3の順に増加する。
時刻t3におけるクロック信号CLKの立ち上がりで、カウント値CNTが増加して4になると、ハイレベル検出部10では、CNT=HTとなり、最大値設定信号LDMが“H”、カウントアップ信号UPが“L”となる。最大値設定信号LDMが“H”となることにより、カウンタ31のカウント値CNTは最大値MAX(即ち、7)に設定される。このため、ハイレベル検出部10では、CNT≠HTとなり、最大値設定信号LDMとカウントアップ信号UPは、直ちに、それぞれ“L”と“H”に戻る。また、比較器40から出力される出力信号OUTは“H”となる。更に、この時点でカウント部30の満信号FULは、“L”となる。従って、AND34の出力信号は、クロック信号CLKやカウントアップ信号UPに拘わらず、“L”となる。このため、その後、クロック信号CLKが何回立ち上がっても、カウント値CNTは7のままで変化しない。
時刻t4において、入力信号INが“L”に変化すると、ハイレベル判定部10の最大値設定信号LDMとカウントアップ信号UPは、共に“L”となる。一方、ロウレベル検出部20では、CNT≠LTであるので、ゼロ設定信号LDZは“L”、カウントダウン信号DNは“H”となる。また、カウント部30では、CNT≠0であるので、空信号EMPは“H”である。これにより、カウンタ31のカウント値CNTは、その後のクロック信号CLKの立ち上がりのタイミング毎に、6,5,4の順に減少する。
時刻t5におけるクロック信号CLKの立ち上がりで、カウント値CNTが減少して3になると、ロウレベル検出部20では、CNT=LTとなり、ゼロ設定信号LDZが“H”、カウントダウン信号DNが“L”となる。ゼロ設定信号LDZが“H”となることにより、カウンタ31のカウント値CNTは最小値の0に設定される。このため、ロウレベル検出部20では、CNT≠LTとなり、ゼロ設定信号LDZとカウントダウン信号DNは、直ちに、それぞれ“L”と“H”に戻る。また、比較器40から出力される出力信号OUTは“L”となる。また、この時点でカウント部30の空信号EMPは、“L”となる。従って、AND33の出力信号は、クロック信号CLKやカウントダウン信号DNに拘わらず、“L”となる。このため、その後、クロック信号CLKが何回立ち上がっても、カウント値CNTは0のままで変化しない。
時刻t6において、入力信号INが“H”に変化すると、時刻t2のときと同様に、カウントアップ信号UPが“H”、カウントダウン信号DNが“L”となり、カウント値CNTは、その後のクロック信号CLKの立ち上がりのタイミング毎に、1,2の順に増加する。
時刻t7で、カウント値CNTが2のときに、入力信号INが“L”に変化すると、カウントアップ信号UPが“L”、カウントダウン信号DNが“H”となり、カウント値CNTは、その後のクロック信号CLKの立ち上がりのタイミング毎に1,0の順に減少する。
時刻t8のクロック信号CLKの立ち上がりでカウント値CNTが0になると、空信号EMPが“L”となり、AND33の出力信号は“L”となる。このため、その後、クロック信号CLKが何回立ち上がっても、カウント値CNTは0のままで変化しない。
時刻t9において、入力信号INが“H”に変化すると、時刻t2のときと同様に、カウントアップ信号UPが“H”、カウントダウン信号DNが“L”となり、カウント値CNTは、その後のクロック信号CLKの立ち上がりのタイミング毎に、1,2,3の順に増加する。
時刻t10におけるクロック信号CLKの立ち上がりで、カウント値CNTが増加して4になると、時刻t3のときと同様に、最大値設定信号LDMが瞬間的に“H”となり、カウント値CNTは最大値の7に設定される。これにより、出力信号OUTは“H”となる。また、その後のクロック信号CLKに拘らず、カウント値CNTは7のままで変化しない。
時刻t11において入力信号INが“L”に変化すると、時刻t4のときと同様に、カウントアップ信号UPは“L”となり、カウントダウン信号DNは“H”となる。これにより、カウント値CNTは、その後のクロック信号CLKの立ち上がりのタイミングで6に減少する。
時刻t12で、カウント値CNTが6のときに、入力信号INが“H”に変化すると、カウントアップ信号UPが“H”、カウントダウン信号DNが“L”となり、カウント値CNTは、その後のクロック信号CLKの立ち上がりのタイミングで7に増加する。
時刻13のクロック信号CLKの立ち上がりでカウント値CNTが7になると、満信号FULが“L”となり、このカウント値CNTはその後のクロック信号CLKの立ち上がりに拘らず、最大値MAXの7に固定される。以下、入力信号INのレベルの変化毎に、上記のような動作が繰り返される。
このとき、例えば時刻t6〜t7の間のように、入力信号INが一時的に“H”になっても、カウント値CNTが閾値TH(=4)未満であるので出力信号OUTは、“L”のままで変化しない。また、時刻t11〜t12の間のように、入力信号INが一時的に“L”になっても、カウント値CNTが閾値TH以上であるので出力信号OUTは、“H”のままで変化しない。従って、パルス幅の短い入力信号は、ノイズとして除去され、出力信号OUTに影響を与えない。
以上のように、本実施例のノイズ除去回路は、入力信号INが“H”のときに、クロック信号CLKに同期してカウント値CNTをカウントアップさせ、そのカウント値CNTが第1の閾値HTになったときにカウント値CNTを最大値MAXに設定するハイレベル判定部10と、この入力信号INが“L”のときに、クロック信号CLKに同期してカウント値CNTをカウントダウンさせ、そのカウント値CNTが第2の閾値LTになったときにカウント値CNTを最小値0に設定するロウレベル判定部20と、カウント値CNTを第3の閾値THと比較し、その比較結果に応じて出力信号OUTを出力する出力部(比較器40)を有している。従って、継続時間が閾値HT,LTで設定されたクロック数に満たないパルスは、入力信号INから除去され、出力信号OUTとして出力されることがない。
本実施例における閾値HT,LTの設定では、パルス幅が3クロック幅以下のパルスは無視されるので、例えばクロック信号CLKの周波数を10MHzとすれば、0.3μs以下のパルスが除去される。このように、入力信号INの“H”,“L”のレベルに拘らず、この入力信号INに重畳されるパルス性のノイズを除去することができるという利点がある。
なお、本発明は、上記実施例に限定されず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例えば、次のようなものがある。
(a) 閾値HT,LT,THや、最大値MAXの値は相互に矛盾しない限り任意に設定することができる。即ち、閾値HT,LT,THは、最小値(例えば、0)と最大値MAXの間の値であれば良い。
(b) 図1に示したハイレベル判定部10、ロウレベル判定部20、カウント部30等の具体的な回路構成は一例である。同様の機能を有するものであれば、どのような回路構成でも同様に適用可能である。
(c) 閾値HT,LT,THや、最大値MAXを予め固定設定しているが、例えば、制御部等を設けて、入力信号の状態に合わせて随時設定できるように構成することも可能である。
(d) カウント値CNTの最小を0としているが、最小値は0以外の値でも良い。
本発明の実施例示すノイズ除去回路の構成図である。 従来のノイズ除去回路を示す図である。 図1の動作例を示す信号波形図である。
符号の説明
10 ハイレベル判定部
11,21,35,40 比較器
12,14,22,24,32〜34 AND
13,23,36 インバータ
20 ロウレベル判定部
30 カウント部
31 カウンタ

Claims (1)

  1. 最大値設定信号が与えられたときには定められた最大値をカウント値として出力し、最小値設定信号が与えられたときには定められた最小値を該カウント値として出力し、カウントアップ信号が与えられているときは、クロック信号に同期して該カウント値を該最大値を限度として順次増加させ、カウントダウン信号が与えられているときは、該クロック信号に同期して該カウント値を該最小値を限度として順次減少させるカウント部と、
    ハイレベルとロウレベルの2値を有する入力信号が与えられ、該入力信号がハイレベルで前記カウント値が第1の閾値に一致していないときには前記カウントアップ信号を出力し、該入力信号がハイレベルで該カウント値が該第1の閾値に一致したときに前記最大値設定信号を出力するハイレベル判定部と、
    前記入力信号がロウレベルで前記カウント値が第2の閾値に一致していないときには前記カウントダウン信号を出力し、該入力信号がロウレベルで該カウント値が該第2の閾値に一致したときに前記最小値設定信号を出力するロウレベル判定部と、
    前記カウント値が第3の閾値以上のときに出力信号をハイレベルにして出力し、該カウント値が該第3の閾値未満の時には該出力信号をロウレベルにして出力する出力部とを、
    備えたことを特徴とするノイズ除去回路。
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