JP5007193B2 - 血圧計 - Google Patents

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Description

本発明は、本体ユニット(血圧計本体)とカフユニット(カフ帯)が一体となった手首血圧計等の血圧計に関するものである。
本体ユニットとカフユニットが一体となった血圧計として、主に手首に装着して使用する手首血圧計が知られている。
手首血圧計は、本体ユニットとカフユニットからなり、本体ユニットは、血圧等を表示する表示部及び電源スイッチ等のスイッチ類を備えた本体ケースの内部に、血圧測定機能部として、エアポンプ、排気バルブ、圧力センサ等を収容した構成を有している。また、カフユニットは、硬質材料よりなるカフスプリングの内側にブラダー(空気袋)を配設し、全体を布等による外袋で覆った構成を有している。
この場合、ネジ等で完全に本体ユニットとカフユニットを外れないように結合したタイプのもの以外に、主にカフユニットのメンテナンスや交換のために、本体ユニットとカフユニットを着脱できるように結合したタイプのものがある。
特許文献1に、そのように本体ユニットとカフユニットを着脱自在に結合したタイプの手首血圧計が開示されている。
特許文献1に記載の手首血圧計は、本体ユニットとカフユニットの結合面に、互いに着脱自在に係合する係合フックと係合孔の組を複数設け、これら係合フックと係合孔を、係合フックの弾性を利用して互いに係合させることにより、本体ユニットとカフユニットを結合すると同時に、本体ユニット側のエア通路接続口とカフユニット側のエア通路接続口とを接続するようにしたものである。
特開平8−191804号公報
ところで、特許文献1に記載の手首血圧計は、本体ユニットとカフユニットを、それらの結合面に直交する方向に互いに押し付けることで、係合フックを、その撓みを利用して係合孔に係合させるようにしているだけであるから、分離方向の強い力が作用した場合に、係合フックが反対側に撓んで係合が外れてしまい、不用意に本体ユニットとカフユニットが外れてしまうおそれがあった。
また、本体ユニット側のエア通路接続口とカフユニット側のエア通路接続口の接続を、係合フックを係合孔に差し込む動作と同時に行う必要があることから、係合フックと係合孔の位置合わせと同時にエア通路接続口の位置合わせを行わなくてはならず、取り付けが煩しくなるおそれがあった。
本発明は、上記事情を考慮し、本体ユニットとカフユニットをいったん結合すると外れにくくすることができると共に、エア通路の接続が容易にでき、カフユニットのメンテナンスや交換が楽にできる血圧計を提供することを目的とする。
請求項1の発明の血圧計は、
本体ユニットと、該本体ユニットの底面に結合されるカフユニットとからなり、これら本体ユニットとカフユニットの結合面の一方及び他方には、互いに着脱自在に係合する複数組の係合フックと係合孔が設けられ、これら係合フックと係合孔を互いに係合させることにより、前記本体ユニットとカフユニットが結合され、同時に、本体ユニット側のエア通路接続口とカフユニット側のエア通路接続口とが接続される血圧計において、
前記各係合孔は、
前記本体ユニットとカフユニットを前記結合面と直交する方向に相対移動させることにより、前記係合フックを係合孔に対し抜き差し可能にする通過孔部と、
前記係合フックを前記通過孔部に差し込んだ状態で、前記本体ユニットとカフユニットを前記結合面と平行な第1の方向に相対スライドさせることにより、前記係合フックを抜け止めする係止壁付き抜け止め孔部と、
を有しており、
前記本体ユニットとカフユニットには、前記係合フックを前記係合孔の係止壁付き抜け止め孔部に移動した状態で、本体ユニットとカフユニットが前記第1の方向とは逆の第2の方向へ移動するのを阻止するロック機構が設けられ、
更に、前記本体ユニット側のエア通路接続口とカフユニット側のエア通路接続口は、前記係合フックを係合孔に差し込んだ状態で、本体ユニットとカフユニットを前記第1の方向に相対スライドさせることにより互いに嵌合し、且つ、前記第2の方向に相対スライドさせることにより嵌合が外れるように、接続の方向が決められて設けられていることを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の血圧計であって、
前記ロック機構が、前記本体ユニットとカフユニットの結合面の一方及び他方に設けられたロック爪とロック孔の組よりなり、
前記ロック孔が、
前記本体ユニットとカフユニットを前記結合面と直交する方向に相対移動させた際に、ロック爪をその撓みを利用して受け入れる係止壁付き挿入孔部と、
前記本体ユニットとカフユニットを前記結合面と平行な前記第1の方向に相対スライドさせて、前記係合フックを係合孔の係止壁付き抜け止め孔部に挿入したとき、前記ロック爪を受け入れると共に、その状態で前記第2の方向に前記本体ユニットとカフユニットが相対移動しようとしたとき、前記係止壁付き挿入孔部の係止壁に当たることで、本体ユニットとカフユニットの前記第2の方向への移動を阻止する係止孔部と、
を有することを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の血圧計であって、
前記第1の方向と第2の方向が、前記カフユニットの軸線方向に設定されていることを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の血圧計であって、
前記本体ユニットの結合面に、
一端側に前記本体ユニット側のエア通路接続口としての接続口を有し、他端側に前記本体ユニット内に装備されたエアポンプ、排気弁、及び圧力センサに接続される接続口を有するエアコネクタが配設されていることを特徴としている。
請求項5の発明は、請求項4に記載の血圧計であって、
前記エアコネクタが、長手方向の一端に前記本体ユニット側のエア通路接続口としての接続口を有し、他端が塞がれ、外周に、前記本体ユニット内に装備されたエアポンプ及び排気弁に接続される第1接続口と、本体ユニット内に装備された圧力センサに接続される第2接続口とを有するチューブ状の部品として構成された上で、前記本体ユニットの結合面に、前記カフユニットの軸線方向と略平行に配されていることを特徴としている。
請求項6の発明は、請求項5に記載の血圧計であって、
前記カフユニットを構成する湾曲形状のカフスプリングの周方向略中央位置に、湾曲内面側に突出する突出部が設けられ、その突出部が設けられることによってカフスプリングの外面側に形成される凹所に前記エアコネクタが収容されていることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、本体ユニットの結合面をカフユニットの結合面に接近させて押し当てながら(これを「第1の動作」と呼ぶ)、係合フックを係合孔の通過孔部に位置合わせすることにより、係合フックを通過孔部を通して係合孔に差し込むことができる。また、その差し込んだ状態で、本体ユニットとカフユニットを第1の方向に相対スライドさせることにより(これを「第2の動作」と呼ぶ)、係合フックを係止壁付き抜け止め孔部に移動させることができ、これにより、係合フックと係止壁が係合することによって、係合フックを抜け止めすることができる。
この段階でロック機構が作動することにより、係合フックは通過孔部に戻れなくなり、抜け止め状態が確実に維持されることになる。また、本体ユニットとカフユニットを第1の方向に相対スライドさせる動作によって、本体ユニット側のエア通路接続口とカフユニット側のエア通路接続口とを接続することができ、これにより、本体ユニットとカフユニットが完全に結合される。
この場合、前述の第1の動作を行った後に第2の動作を行うことにより、係合フックの抜け止めを確実にすることができるので、ロック機構が解除されない限り、強い力で本体ユニットとカフユニットを引き離そうとしても結合が外れなくなる。つまり、本体ユニットとカフユニットの間に結合面と直交する方向への離脱力が働いても、係合フックが抜け止め孔部まで入っているので、通過孔部にまで係合フックが移動しない限り抜けない。従って、係合フックが係合孔から抜けるためには、方向の違う2つの動き(第2の動作の逆の動作と第1の動作の逆の動作)を連続して起こす必要であり、いったん結合すると外れにくくなる。
また、係合フックを係合孔に差し込む第1の動作の次に、結合面と平行な方向に本体ユニットとカフユニットを相対スライドさせるという第2の動作を行って初めて、本体ユニット側のエア通路接続口がカフユニット側のエア通路接続口に接続されるので、係合フックのスライド動作を案内にしながら、エア通路接続口同士を接続することができ、エア回路の接続が容易にできる。即ち、本体ユニットとカフユニットの位置合わせは、係合フックと係合孔を位置合わせするときだけに必要であり、エア通路接続口同士を接続する場合は自動的に案内される動作を行うだけで接続を完了することができる。従って、本体ユニットとカフユニットの結合作業の容易化が図れる。
また、本体ユニットとカフユニットの結合を外す場合は、まず、ロック機構のロックを外す。そして、本体ユニットとカフユニットを第2の方向にスライドさせる。そうすると、係合フックが、係止壁付き抜け止め孔部から通過孔部に移動する。また、それと同時に、本体ユニット側のエア通路接続口がカフユニット側のエア通路接続口から外れる。従って、その状態で、本体ユニットとカフユニットを結合面と直交する引き離し方向に相対移動すれば、係合フックを係合孔から抜くことができ、本体ユニットとカフユニットの結合を解除することができる。従って、例えばカフユニットのメンテナンスや交換の際にも、本体ユニットと切り離して、簡単に作業を行うことができる。
請求項2の発明によれば、本体ユニットとカフユニットの結合面に、係合フックと係合
孔の組み合わせと同じように、ロック爪とロック孔の組み合わせを形成するだけで、ロック機構を構成することができるので、設計・加工の容易化を図ることができる。また、ロック孔に対するロック爪の挿入は、係合孔に対する係合フックの差し込み操作と同時に行うことができるので、操作上の面倒を生じることがない。また、ロック爪を自身の撓みを利用してロック孔の係止壁付き挿入孔部に差し込むので、係止壁とロック爪の仮係止作用を期待することができ、前述した第1の動作から第2の動作への移行をスムーズに行うことに役立つ。
請求項3の発明によれば、係合フックと係合孔を係脱するための本体ユニットとカフユニットのスライド動作の方向を、カフユニットの軸線方向に設定したので、軸線方向(縦方向)と直交する横方向の動きに強い結合構造を実現できる。これは、スライド動作の方向と直交する横方向には、係合フックに対する係合孔(特に係止壁付き抜け止め孔部)の遊び寸法をできるだけ小さく設定できるからである。
このため、例えば、実際に手首にカフユニットを取り付けて血圧計を使用する場合、手首の周りで回転させながら位置調整することが多く、その際に本体ユニットに横方向に力がかかることが多いが、そのような調整操作の際にも、ガタつきなく本体ユニットとカフユニットの結合状態を維持することができる。
また、縦方向に(軸線方向)スライドさせる場合、本体ユニットとカフユニットの結合面の長さを横方向よりも縦方向の方が長めに設定できることから、スライドのストロークを長めにとることができる。これは、カフユニットには、手首等に巻き付けるための軸線方向と直交する方向(横方向)への曲率があり、横方向には結合面の長さを大きくとりにくいからである。従って、スライドのストロークを長めにとれることから、係合フックと係止壁の係合幅(係合代)を大きめにとることができ、係合強さを大きくすることに貢献できる。また、本体ユニット側のエア通路接続口とカフユニット側のエア通路接続口の嵌合長さも大きくとることができるので、エア通路の接続の信頼性を増すこともできる。
請求項4の発明によれば、本体ユニットの結合面にエアコネクタを配し、このエアコネクタにより、本体ユニット内に装備されたエアポンプ、排気弁、及び圧力センサと、カフユニット側のエア通路とを接続するようにしたので、例えば、エアコネクタを、本体ユニット側の筐体(主に硬質樹脂製)とは違う軟質材料(軟質樹脂やゴム等)で構成することによって、エアコネクタを介して、本体側のエア通路とカフユニット側のエア通路を無理なく接続することができる。因みに、エアコネクタを備えない場合は、本体ユニットのケースに直接カフユニット側と接続するためのエア通路接続口を形成することになるが、そうすると、ケース自体が硬質樹脂で構成するのが通常であるので、そのままでは、カフユニット側のエア通路接続口と接続するのが困難となる。
請求項5の発明によれば、本体ユニットの結合面に、エアポンプ及び排気弁のエア通路と圧力センサのエア通路をつなぐエアコネクタを配設し、このエアコネクタの端部に、カフユニット側と接続する接続口を設けたので、本体ユニット内でのエア回路の取り回しを少なくでき、本体ユニットのコンパクト化に寄与することができる。また、パイプ状のエアコネクタの外周に、エアポンプ及び排気弁と接続するための第1接続口と、圧力センサと接続するための第2接続口とを設け、端部にカフユニット側と接続するためのエア通路接続口を設けているので、第1接続口と第2接続口の2カ所でエアコネクタを支持することができ、軟質のチューブでエアコネクタを構成した場合にも、途中で座屈せずに、端部のエア通路接続口をカフユニット側のエア通路接続口に接続することができる。
また、エアコネクタはカフユニットの軸線方向に配しているので、長さを長めに設定することが無理なくできる。そのため、第1接続口と第2接続口の間隔を自由に決めること
ができ、本体ユニットの内部レイアウトの設計自由度を高めることができる。
請求項6の発明によれば、カフスプリングの周方向略中央位置に、湾曲内面側に突出する突出部を設けたので、この突出部を、カフスプリングを手首の拍動部側に適正に合致させた状態でカフユニットを手首に巻き付けたとき、手首の拍動部内を通る2本の動脈のそれぞれに対応する位置間に位置付けすることができる。このため、本体ユニットのエアポンプからカフユニットのブラダーへ空気を送給したときに、ブラダーを、突出部の両側において適切に膨張させることができ、この膨張部分により手首の2本の動脈のそれぞれを効果的に圧迫することができて、血圧の測定精度を向上させることができる。
また、その突出部をカフスプリングの内面側に形成したことにより、外面側にできる凹所にエアコネクタを収容するので、無駄なスペースをとらずにエアコネクタを収容することができる。つまり、本体ユニット側にエアコネクタ用の収容空間を大きくとらないでもよくなり、本体ユニットの容積増大を抑えることができて、血圧計のコンパクト化に寄与することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は実施形態の手首血圧計の分解斜視図、図2は同血圧計の本体ユニット内部の主要レイアウトを示す平面図、図3は図2のIII−III矢視断面図、図4は図2のIV矢視図、
図5は本体ユニットの下ケースの下面図、図6は同下ケースの上面図、図7は本体ユニット側の係合孔にカフユニット側の係合フックを差し込んだときの係合関係を示す図で、(a)は上から見た平面図、(b)は(a)のVIIb−VIIb矢視断面図、(c)は(a)のVIIc−VIIc矢視断面図、(d)は(a)のVIId−VIId矢視断面図、図8は本体ユニットとカフユニットを相対スライドさせることで、係合フックと係合孔を抜け止め状態に係合したときの関係を示す図で、(a)は上から見た平面図、(b)は(a)のVIIIb−VIIIb矢視断面図、(c)は(a)のVIIIc−VIIIc矢視断面図、(d)は(a)のVIIId−VIIId矢視断面図である。
図1に示すように、この手首血圧計は、本体ユニット(血圧計本体)M1に、手首に巻き付けるカフユニット(カフ帯)M2を一体に結合したものである。カフユニットM2にはブラダー(空気袋)30が内蔵されており、ブラダー30に空気を供給してこれを膨張させることにより、手首内を通っている動脈を圧迫し、血圧を測定する。測定結果は、本体ユニットM1の上面の表示部82に表示されるので、これを測定者自身が目で見ることで測定結果を知ることができる。
カフユニットM2は、硬質材料よりなる湾曲形状のカフスプリング10の内側に、カフスプリング10の湾曲に沿ってブラダー(空気袋)30を配設し、全体を布等による外袋(図示略)で覆った構成をなしている。ブラダー30の一端には、エアの出入口であるブラダーコネクタ31が設けられ、ブラダーコネクタ31は、カフスプリング10の貫通孔17を通してカフスプリング10の外側に突出している(図3参照)。ブラダーコネクタ31には、カフスプリング10の軸線方向の矢印B側を向いたエア通路接続口31aが設けられている。
カフスプリング10は、それぞれ周方向の一部に開口11a、12a(図4参照)を有した大径と小径の2つのC環型のスプリング部11、12を持ち、2つのスプリング部11,12は、開口11a、12aの反対側の部分11b、12bがマウント部13としてつながっている。そして、このマウント部13の外面が、本体ユニットM1との結合面になっており、このマウント部13の外面(結合面)に、その内面側に突出するアーチ状の突出部14aが設けられることで、エアコネクタ40(後述)の収容される凹所14が設
けられている。
この凹所14は、カフスプリング10の軸線方向に沿って設けられており、軸線方向の両端部と中間部2箇所の4つのリブ16、15で補強されている。中間部のリブ15には、エアコネクタ40を収容する円弧状の切欠がある。前記のブラダーコネクタ31の突出する貫通孔17は、軸方向の一端側に寄った位置に設けられている。
また、カフスプリング10のマウント部13の外面(結合面)には、長方形の4つの頂点に位置させて係合フック18が突設されている。各係合フック18の先端の爪の向きはすべて外向きとなっている。また、これら4つの係合フック18とは別に、係合フック18と同様の形状の1個のロック爪19が突設されている。このロック爪19の先端の爪の向きは内向きとなっている。
なお、係合フック18の個数は、結合面にバランスよく複数個が配置されていば、いくつでもよく、3個の係合フック18と1個のロック爪19を長方形の4つの頂点に位置させて配置してもよい。また、先端の爪の向きも特に限定されない。
一方、本体ユニットM1は、下ケース50及び上ケース80よりなる筐体内部に、血圧測定機能部品であるエアポンプ61、排気弁62、圧力センサ63、基板ユニット70等を内蔵したものとして構成されている。圧力センサ63は基板ユニット70の回路基板71の下面に取り付けられており、回路基板71の上面には、液晶等の表示パネル72やスイッチ類73が取り付けられている。そして、上ケース80を下ケース50に合体させることで、スイッチ類73は操作部83の下に位置し、表示パネル72は表示窓82の下に位置するようになっている。
下ケース50は、底壁がカフスプリング10の外面の湾曲に合わせてアーチ状に湾曲した箱型のケース本体51を有しており、その底壁には、エア回路を接続するための2つのポートが設けられている。1つのポートは、圧力センサ63に接続されるエアコネクタ40の第2接続口41を突出させるための貫通孔54として設けられている。また、もう1つのポートは、エアポンプ61や排気弁62に接続されるエア通路接続部52として設けられている。このエア通路接続部52の下側には、エアコネクタ40の第1接続口42と接続するプラグ状の下側接続口52aが突設され、上側にはエア回路と接続するプラグ状の上側接続口52bが突設されている。この上側接続口52bは、T字型チューブ68を介して、エアポンプ61及び排気弁62の両エア接続口61a、62aと接続される。
また、下ケース50の底壁の下面は、カフユニットM2との結合面となっており、その結合面には、エアコネクタ40を収容するエアコネクタ収容溝53が設けられている。エアコネクタ40の上半分は、この収容溝53に嵌まる。
エアコネクタ40は、本体ユニットM1の下ケース50の下面(結合面)に装着されるもので、長手方向の一端に本体ユニットM1側のエア通路接続口40aとなる開口を有し、他端が塞がれ、外周に、本体ユニットM1内に装備されたエアポンプ61及び排気弁62に接続される第1接続口42と、本体ユニットM1内に装備された圧力センサ63に接続される第2接続口41とを有する、軟質樹脂製のパイプ状の部品として構成されている。このエアコネクタ40は、カフユニットM2の軸線方向と略平行に配されており、前記のエア通路接続口40aが、矢印B方向と反対の矢印A方向を向いている。
そして、本体ユニットM1側のエア通路接続口40aとカフユニットM2側のエア通路接続口31aが、本体ユニットM1をカフユニットM2に対して矢印A方向(第1の方向)にスライドさせることにより互いに嵌合し、且つ、矢印B方向(第2の方向)にスライ
ドさせることにより嵌合が外れるように設定されている。
また、下ケース50の底壁には、カフユニットM2側の係合フック18及びロック爪19が着脱自在に係合する係合孔58及びロック孔59が形成されている。本体ユニットM1とカフユニットM2は、これら係合フック18と係合孔58を互いに係合させ、ロック爪19とロック孔59を互いに係合させることにより結合される。
各係合孔58は、図5、図6に示すように、本体ユニットM1とカフユニットM2を結合面と直交する方向に相対移動させることにより、係合フック18を係合孔58に対し抜き差し可能にする通過孔部58aと、係合フック18を通過孔部58aに差し込んだ状態で、本体ユニットM1とカフユニットM2を結合面と平行な第1の方向(本体ユニットM1にとって矢印A方向)に相対スライドさせることにより、係合フック18を抜け止めする係止壁58b付き抜け止め孔部58cと、を有している。
カフユニットM2側のロック爪19と本体ユニットM1側のロック孔59は、係合フック18を係合孔58の係止壁58b付き抜け止め孔部58cに移動した状態で、本体ユニットM1とカフユニットM2が第1の方向とは逆の第2の方向(本体ユニットM1にとっては矢印B方向)へ移動するのを阻止するロック機構を構成している。
ロック孔59は、本体ユニットM1とカフユニットM2を結合面と直交する方向に相対移動させた際に、ロック爪19をその撓みを利用して受け入れる係止壁59b付き挿入孔部59aと、本体ユニットM1とカフユニットM2を結合面と平行な第1の方向(本体ユニットM1にとっては矢印A方向)に相対スライドさせて、係合フック18を係合孔58の係止壁58b付き抜け止め孔部58cに挿入したとき、ロック爪19を受け入れると共に、その状態で第2の方向(本体ユニットM1にとっては矢印B方向)に本体ユニットM1とカフユニットM2が相対移動しようとしたとき、係止壁59b付き挿入孔部59aの係止壁59bに当たることで、本体ユニットM1とカフユニットM2の第2の方向(本体ユニットM1にとっては矢印B方向)への移動を阻止する係止孔部59cと、を有している。
なお、第1の方向と第2の方向は、カフユニットM2の軸線方向と略平行に設定されており、図中の矢印Aは本体ユニットM1にとっての第1の方向、図中の矢印Bは本体ユニットM1にとっての第2の方向を表している。
次に作用を説明する。
まず、本体ユニットM1を組み立てる場合は、下ケース50の内部にエアポンプ61や排気弁62を配置して、T字型チューブ68により、エア接続部52の上側接続口52bと、エアポンプ61及び排気弁62の両接続口61a、62aとをつなぐ。
次に、圧力センサ63の付いた基板ユニット70をその上にセットし、更にその上から上ケース80を被せて、下ケース50とネジ等で合体させる。なお、あらかじめ基板ユニット70を、上ケース80の下面に取り付けておいてもよい。
次いで、下ケース50の下面にエアコネクタ40を配置し、エアコネクタ40の第1接続口42を、下ケース50のエア接続部52の下側接続口52bに嵌めると共に、エアコネクタ40の第2接続口41を、下ケース50の貫通孔54を通して圧力センサ63の接続口63aに嵌める。こうすることで、エアコネクタ40が下ケース50の下面のエアコネクタ収容溝53に嵌まり、エアコネクタ40のエア通路接続口40aが、矢印A方向を向いてセットされる。そして、これにより本体ユニットM1が組み上がる。
次に本体ユニットM1をカフユニットM2と結合する場合について述べる。
その場合は、本体ユニットM1の結合面(下ケース50の下面)をカフユニットM2の結合面(カフスプリング10のマウント部13の上面)に接近させて押し当てながら(これを「第1の動作」と呼ぶ)、図7に示すように、係合フック18を係合孔58の通過孔部58a(図5、図6参照)に位置合わせすることにより、係合フック18を通過孔部58aを通して係合孔58に差し込む。同時に、ロック爪19を、その撓みを利用して、ロック孔59の係止壁59b付き挿入孔部58aに差し込む。
次いで、その差し込んだ状態で、本体ユニットM1を、カフユニットM2に対し矢印A方向にスライドさせる(これを「第2の動作」と呼ぶ)。そうすると、係合フック18を係止壁58b付き抜け止め孔部58c(図5、図6参照)に移動させることができ、これにより、係合フック18と係止壁58bが係合することによって、係合フック18を抜け止めすることができる。
また、この段階でロック爪19が係止孔部59cに移動し、ロック爪19が係止壁59bと当たることで、矢印B方向に本体ユニットM1が戻るのを阻止する。つまり、係合フック18は通過孔部58aに戻れなくなり、抜け止め状態が確実に維持されることになる。
また、本体ユニットM1をカフユニットM2に対して矢印A方向にスライドさせる動作によって、本体ユニットM1側のエア通路接続口40aとカフユニットM2側のエア通路接続口31aとを接続することができ、これにより、本体ユニットM1とカフユニットM2が完全に結合される。
この場合、前述の第1の動作を行った後に第2の動作を行うことにより、係合フック18の抜け止めを確実にすることができるので、ロック爪19とロック孔59の係合が解除されない限り、強い力で本体ユニットM1とカフユニットM2を引き離そうとしても結合が外れなくなる。つまり、本体ユニットM1とカフユニットM2の間に結合面と直交する方向への離脱力が働いても、係合フック18が抜け止め孔部58cまで入っているので、通過孔部58aにまで係合フック18が移動しない限り抜けない。従って、係合フック18が係合孔58から抜けるためには、方向の違う2つの動き(第2の動作の逆の動作と第1の動作の逆の動作)を連続して起こす必要であり、いったん結合すると外れにくくなる。
また、係合フック18を係合孔58に差し込む第1の動作の次に、結合面と平行な方向に本体ユニットM1とカフユニットM2を相対スライドさせるという第2の動作を行って初めて、本体ユニットM1側のエア通路接続口40aがカフユニットM2側のエア通路接続口31aに接続されるので、係合フック18のスライド動作を案内にしながら、エア通路接続口40a、31a同士を接続することができ、エア回路の接続が容易にできる。即ち、本体ユニットM1とカフユニットM2の位置合わせは、係合フック18と係合孔58を位置合わせするときだけに必要であり、エア通路接続口40a、31a同士を接続する場合は自動的に案内される動作を行うだけで接続を完了することができる。従って、本体ユニットM1とカフユニットM2の結合作業の容易化が図れる。
また、本体ユニットM1とカフユニットM2の結合を外す場合は、まず、ロック爪19とロック孔59の係合を外す。その方法としては、ロック爪19の付いているカフスプリング10を内側(径が小さくなる方向)に強めの力で撓ませる。そうすると、ロック爪19の先端の爪の向きが内側となっているので、その先端の爪が外側に変位して係止壁59bから外れる。そこで、カフスプリング10をそのまま撓ませつつ、ロック爪19をロック孔59から抜き、同時に、本体ユニットM1とカフユニットM2を第2の方向(本体ユ
ニットM1にとっては矢印B方向)にスライドさせる。
そうすると、係合フック18が、係止壁58b付き抜け止め孔部58cから通過孔部58aに移動する。また、それと同時に、本体ユニットM1側のエア通路接続口40aがカフユニットM2側のエア通路接続口31aから外れる。従って、その状態で、本体ユニットM1とカフユニットM2を結合面と直交する引き離し方向に相対移動すれば、係合フック18を係合孔58から完全に抜くことができ、本体ユニットM1とカフユニットM2の結合を解除することができる。その結果、例えばカフユニットM2のメンテナンスや交換の際にも、本体ユニットM1と切り離して、簡単に作業を行うことができる。
このように、カフスプリング10を内側に強めに撓ませることで(通常の使用では行わない操作を加えることで)、ロック爪19をロック孔59から外すことができるので、上ケース80を取り外さずに、つまり、上ケース80を開かずに、本体ユニットM1とカフユニットM2を分離させることができ、取り外し作業が容易にできる。
因みに、通常の使用において手首にカフユニットM2を巻き付けるときには、カフスプリング10に径を大きくする方向の外向きの撓み力が作用するので、ロック爪19の先端の内向きの爪が内側に傾いて、むしろ係止壁59bに強く係合することになる。従って、ロック爪19がロック孔59から外れる心配は全くない。
また、本実施形態によれば、本体ユニットM1とカフユニットM2の結合面に、係合フック18と係合孔58の組み合わせと同じように、ロック爪19とロック孔59の組み合わせを形成するだけで、ロック機構を構成することができるので、設計・加工の容易化を図ることができる。また、ロック孔59に対するロック爪19の挿入は、係合孔58に対する係合フック18の差し込み操作と同時に行うことができるので、操作上の面倒を生じることがない。また、ロック爪19を自身の撓みを利用してロック孔59の係止壁59b付き挿入孔部59aに差し込むので、係止壁58bとロック爪19の仮係止作用を期待することができ、前述した第1の動作から第2の動作への移行をスムーズに行うことに役立つ。
また、係合フック18と係合孔58を係脱するための本体ユニットM1とカフユニットM2のスライド動作の方向を、カフユニットM2の軸線方向に設定したので、軸線方向(縦方向)と直交する横方向の動きに強い結合構造を実現できる。これは、スライド動作の方向と直交する横方向には、係合フック18に対する係合孔58(特に係止壁58b付き抜け止め孔部58c)の遊び寸法をできるだけ小さく設定できるからである。
このため、例えば、実際に手首にカフユニットM2を取り付けて血圧計を使用する場合、手首の周りで回転させながら位置調整することが多く、その際に本体ユニットM1に横方向に力がかかることが多いが、そのような調整操作の際にも、ガタつきなく本体ユニットM1とカフユニットM2の結合状態を維持することができる。
また、縦方向に(軸線方向)スライドさせる場合、本体ユニットM1とカフユニットM2の結合面の長さを横方向よりも縦方向の方が長めに設定できることから、スライドのストロークを長めにとることができる。これは、カフユニットM2には、手首等に巻き付けるための軸線方向と直交する方向(横方向)への曲率があり、横方向には結合面の長さを大きくとりにくいからである。従って、スライドのストロークを長めにとれることから、係合フック18と係止壁58bの係合幅(係合代)を大きめにとることができ、係合強さを大きくすることに貢献できる。また、本体ユニットM1側のエア通路接続口40aとカフユニットM2側のエア通路接続口31aの嵌合長さも大きくとることができるので、エア通路の接続の信頼性を増すこともできる。
また、本実施形態によれば、本体ユニットM1の結合面に、エアポンプ61及び排気弁62のエア通路と圧力センサ63のエア通路をつなぐエアコネクタ40を配設し、このエアコネクタ40の端部に、カフユニットM2側と接続するエア通路接続口40aを設けたので、本体ユニットM1内でのエア回路の取り回しを少なくでき、本体ユニットM1のコンパクト化に寄与することができる。また、パイプ状のエアコネクタ40の外周に、エアポンプ61及び排気弁62と接続するための第1接続口42と、圧力センサ63と接続するための第2接続口41とを設け、端部にカフユニットM2側と接続するためのエア通路接続口40aを設けているので、第1接続口42と第2接続口41の2カ所でエアコネクタ40を支持することができ、軟質のチューブでエアコネクタ40を構成している場合にも、途中で座屈せずに、端部のエア通路接続口40aをカフユニットM2側のエア通路接続口31aに容易に接続することができる。
また、エアコネクタ40はカフユニットM2の軸線方向に配しているので、長さを長めに設定することが無理なくできる。そのため、第1接続口42と第2接続口41の間隔を自由に決めることができ、本体ユニットM1の内部レイアウトの設計自由度を高めることができる。
また、本実施形態によれば、カフスプリング10の周方向略中央位置に、湾曲内面側に突出する突出部14aを設けたので、この突出部14aを、カフスプリング10を手首の拍動部側に適正に合致させた状態でカフユニットM2を手首に巻き付けたとき、手首の拍動部内を通る2本の動脈のそれぞれに対応する位置間に位置付けすることができる。このため、本体ユニットM1のエアポンプ61からカフユニットM2のブラダー30へ空気を送給したときに、ブラダー30を、突出部14aの両側において適切に膨張させることができ、この膨張部分により手首の2本の動脈のそれぞれを効果的に圧迫することができて、血圧の測定精度を向上させることができる。
また、その突出部14aをカフスプリング10の内面側に形成したことにより、外面側にできる凹所14にエアコネクタ40を収容するので、無駄なスペースをとらずにエアコネクタ40を収容することができる。つまり、本体ユニットM1側にエアコネクタ40用の収容空間(エアコネクタ収容溝53)を大きくとらないでもよくなり、本体ユニットM1の容積増大を抑えることができて、血圧計のコンパクト化に寄与することができる。
なお、上記実施形態では、ロック機構をロック爪19とロック孔59で構成したが、本体ユニットM1を矢印A方向に移動した状態で矢印B方向に戻らないようにロックする機構であれば、どのようなロック機構を採用してもよい。
また、上記実施形態では、エアコネクタ40に、エアポンプ61及び排気弁62に接続する第1接続口42と圧力センサ63に接続する第2接続口41との2つの接続口を設けた場合を示したが、これら2つの接続口を1つに集約して、エアコネクタ40をL字形の継手部品として構成してもよい。ただし、そうした場合は、本体ユニットM1の内部で、エア通路を、エアポンプ61と、排気弁62と、圧力センサ63とに分岐接続しなくてはならない。
本発明の実施形態の手首血圧計の分解斜視図である。 同血圧計の本体ユニット内部の主要レイアウトを示す平面図である。 図2のIII−III矢視断面図である。 図2のIV矢視図である。 本体ユニットの下ケースの下面図である。 同下ケースの上面図である。 本体ユニット側の係合孔にカフユニット側の係合フックを差し込んだときの係合関係を示す図で、(a)は上から見た平面図、(b)は(a)のVIIb−VIIb矢視断面図、(c)は(a)のVIIc−VIIc矢視断面図、(d)は(a)のVIId−VIId矢視断面図である。 本体ユニットとカフユニットを相対スライドさせることで、係合フックと係合孔を抜け止め状態に係合したときの係合関係を示す図で、(a)は上から見た平面図、(b)は(a)のVIIIb−VIIIb矢視断面図、(c)は(a)のVIIIc−VIIIc矢視断面図、(d)は(a)のVIIId−VIIId矢視断面図である。
符号の説明
M1 本体ユニット
M2 カフユニット
A 第1の方向
B 第2の方向
10 カフスプリング
14 凹所
14a 突出部
18 係合フック
19 ロック爪(ロック機構)
31a カフユニット側のエア通路接続口
40 エアコネクタ
40a 本体ユニット側のエア通路接続口
41 第2接続口
42 第1接続口
58 係合孔
58a 通過孔部
58b 係止壁
58c 抜け止め孔部
59 ロック孔(ロック機構)
59a 挿入孔部
59b 係止壁
59c 係止孔部
61 エアポンプ
62 排気弁
63 圧力センサ

Claims (6)

  1. 本体ユニットと、該本体ユニットの底面に結合されるカフユニットとからなり、これら本体ユニットとカフユニットの結合面の一方及び他方には、互いに着脱自在に係合する複数組の係合フックと係合孔が設けられ、これら係合フックと係合孔を互いに係合させることにより、前記本体ユニットとカフユニットが結合され、同時に、本体ユニット側のエア通路接続口とカフユニット側のエア通路接続口とが接続される血圧計において、
    前記各係合孔は、
    前記本体ユニットとカフユニットを前記結合面と直交する方向に相対移動させることにより、前記係合フックを係合孔に対し抜き差し可能にする通過孔部と、
    前記係合フックを前記通過孔部に差し込んだ状態で、前記本体ユニットとカフユニットを前記結合面と平行な第1の方向に相対スライドさせることにより、前記係合フックを抜け止めする係止壁付き抜け止め孔部と、
    を有しており、
    前記本体ユニットとカフユニットには、前記係合フックを前記係合孔の係止壁付き抜け止め孔部に移動した状態で、本体ユニットとカフユニットが前記第1の方向とは逆の第2の方向へ移動するのを阻止するロック機構が設けられ、
    更に、前記本体ユニット側のエア通路接続口とカフユニット側のエア通路接続口は、前記係合フックを係合孔に差し込んだ状態で、本体ユニットとカフユニットを前記第1の方向に相対スライドさせることにより互いに嵌合し、且つ、前記第2の方向に相対スライドさせることにより嵌合が外れるように、接続の方向が決められて設けられていることを特徴とする血圧計。
  2. 前記ロック機構が、前記本体ユニットとカフユニットの結合面の一方及び他方に設けられたロック爪とロック孔の組よりなり、
    前記ロック孔が、
    前記本体ユニットとカフユニットを前記結合面と直交する方向に相対移動させた際に、ロック爪をその撓みを利用して受け入れる係止壁付き挿入孔部と、
    前記本体ユニットとカフユニットを前記結合面と平行な前記第1の方向に相対スライドさせて、前記係合フックを係合孔の係止壁付き抜け止め孔部に挿入したとき、前記ロック爪を受け入れると共に、その状態で前記第2の方向に前記本体ユニットとカフユニットが相対移動しようとしたとき、前記係止壁付き挿入孔部の係止壁に当たることで、本体ユニットとカフユニットの前記第2の方向への移動を阻止する係止孔部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の血圧計。
  3. 前記第1の方向と第2の方向が、前記カフユニットの軸線方向に設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の血圧計。
  4. 前記本体ユニットの結合面に、
    一端側に前記本体ユニット側のエア通路接続口としての接続口を有し、他端側に前記本体ユニット内に装備されたエアポンプ、排気弁、及び圧力センサに接続される接続口を有するエアコネクタが配設されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の血圧計。
  5. 前記エアコネクタが、長手方向の一端に前記本体ユニット側のエア通路接続口としての接続口を有し、他端が塞がれ、外周に、前記本体ユニット内に装備されたエアポンプ及び排気弁に接続される第1接続口と、本体ユニット内に装備された圧力センサに接続される第2接続口とを有するチューブ状の部品として構成された上で、前記本体ユニットの結合面に、前記カフユニットの軸線方向と略平行に配されていることを特徴とする請求項4に記載の血圧計。
  6. 前記カフユニットを構成する湾曲形状のカフスプリングの周方向略中央位置に、湾曲内面側に突出する突出部が設けられ、その突出部が設けられることによってカフスプリングの外面側に形成される凹所に前記エアコネクタが収容されていることを特徴とする請求項5に記載の血圧計。
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