JP6445244B2 - 生体情報計測用の加圧装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カフを用いて血圧等の計測を行う生体情報計測装置に適用可能な加圧装置に関する。
従来、血圧、脈波等を測定する場合、カフ(「マンシェット」や「腕帯」と呼ばれることもある)を使用する生体情報計測装置が知られている(例えば特許文献1参照)。カフは、装置本体からの給排気制御によって膨縮可能な空気袋を内部に備え、血圧、脈波等の測定対象者である被検者の要部(例えば上肢、下肢または足趾)に巻回して装着される。カフは、装置本体からの給排気制御によって膨縮可能な空気袋を内部に備え、要部に装着されるときにその空気袋でその要部を圧迫する。生体情報計測装置では、カフ圧(空気袋内部の気圧)の変動を検出することにより、血圧や脈波の計測を行う。
カフを備える生体情報計測装置では、カフと、カフ内の空気袋の給排気を行う装置本体とは、ホースを介して接続された構成が一般的である。例えば、特許文献1に示すように、カフに装置本体が一体的に取り付けられた構成であっても、カフと装置本体は、カフと装置本体とが別体の構成と同様に、ホースを介して取り付けられた構成となっている。
特開2005−168600号公報
ところで、入院中の患者は、その容態によってはカフを長時間装着する必要がある。よって、上述した従来の生体情報計測装置を用いる場合では、患者が寝返りをうつ等のようにベッド上で体位変換する際に、ホースを折ったり、ホースを絡めたりして、ホースを潰す可能性がある。ホースが潰れると、カフを膨張させたり、膨張したカフの排気を行うことができなかったりして、血圧の計測を行うことができないという問題がある。特に、患者に装着されたカフの空気袋が膨張した状態でホースが潰れてホースを介した排気ができなかった場合には、カフの装着箇所でうっ血する恐れが生じる。
また、上述した従来の生体情報計測装置では、カフとカフ内の空気袋の給排気を行う装置本体とをホースで確実に接続してから使用する必要がある。
本発明の目的は、上述したホースに起因する不都合を解消して、カフと、カフに給排気する装置本体とを容易に接続できる加圧装置を提供することである。
本発明の加圧装置の一つの態様は、
帯状袋体を備え、患者の要部に巻き付けて装着されるカフと、
前記帯状袋体の被連結部に連結される連結部を有し、この連結部と前記被連結部との連結により前記帯状袋体に接続されて前記帯状袋体に対し給排気を行うことで前記帯状袋体を膨張、収縮する給排気部を備える装置本体とを有する加圧装置であって、
前記カフは、
前記帯状袋体に着脱可能に取り付けて前記帯状袋体を保持するとともに前記装置本体が着脱自在に取り付けられるホルダを更に有し、
前記ホルダは、
前記帯状袋体の外面のスリットに挿入されて、前記帯状袋体を湾曲状に整形して保持する湾曲アームと、
前記帯状袋体の被連結部が挿入され、前記被連結部を前記装置本体が取り付けられる取付部で露出させる貫通孔とを有し、
前記連結部と前記被連結部は、前記装置本体が前記カフの前記取付部に取り付けられる動作に連動して、連結し、
さらに、前記ホルダは、
前記貫通孔が中央に設けられ、前記装置本体が取り付けられる取り付け面と、
前記取り付け面の両側部から突出する弾性変形可能な一対の壁部にそれぞれ設けられ、前記連結部と前記被連結部とが連結して前記装置本体が前記取り付け面に取り付けられた際に、前記装置本体の両側部の被係合部に係合して、前記装置本体を着脱可能に保持する係合部と、
を有し、
前記係合部は、前記装置本体の両側部を互いに逆の位置に位置させて、前記連結部と前記被連結部とを連結させた場合でも、前記装置本体の前記被係合部にそれぞれ係合可能である、構成を採る。
本発明によれば、加圧装置において、ホースに起因する不都合を解消して、カフとカフに給排気する装置本体とを容易に接続できる。
本発明の一実施の形態の加圧装置を適用した生体情報計測装置の構成を示す全体外観図 本発明の一実施の形態の加圧装置を適用した生体情報計測装置における装置本体の要部構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態の加圧装置を適用した生体情報計測装置の平面図 図3のA―A線矢視断面図 図4のF部分の拡大図 図3のB−B線矢視断面図 図6のG部分の拡大図 図6のH部分の拡大図 同生体情報計測装置において、カフから装置本体を分離した右前方斜視図 同生体情報計測装置において、カフから装置本体を分離した左前方斜視図 本発明の一実施の形態の加圧装置を適用した生体情報計測装置におけるカフの分解図 連結筒部と、被連結部とが離間した状態を示す要部断面図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態の加圧装置を適用した生体情報計測装置の構成を示す全体外観図である。
図1に示す生体情報計測装置100は、カフ10と、カフ10に対して給排気を行う装置本体20とを備える加圧装置において、装置本体20に、カフ10を用いて取得したデータに基づいて血圧を測定する機能を備えた装置である。生体情報計測装置100は、カフ10を用いて血圧等の計測を行う非観血血圧(NIBP:Non Invasive Blood Pressure)式の生体情報計測装置である。また、生体情報計測装置100は、オシロメトリック法により血圧を測定する。オシロメトリック法では、測定対象となる患者の要部に巻回したカフ10に対する空気の給排気によりカフ圧の加減圧を行い、その際に脈波を検出する。この検出する脈波において、振幅増大が相対的に顕著な時(或いは振幅が最大値に対する特定の割合を超えた時等)のカフ圧を収縮期血圧(最高血圧)として判定し、振幅減少が相対的に顕著な時(或いは振幅が最大値に対する特定の割合を下回った時等)のカフ圧を拡張期血圧(最低血圧)として判定する。なお、血圧の測定対象となる要部は、上腕、太もも、足首等が挙げられる。
図2は、本発明の一実施の形態の加圧装置を適用した生体情報計測装置100における装置本体20の要部構成を示すブロック図である。
例えば、装置本体20は、増幅器、フィルタ及びA/D(アナログディジタル)変換器(いずれも図示せず)及び給排気部22を有する計測部201を有する。更に、装置本体20は、演算制御部202と、メモリ203と、通信部204とを有する。計測部201は、患者の要部、例えば、上腕に装着されたカフ10による検出信号に対し、増幅、高域雑音除去及びA/D変換といった信号処理を施すことにより、カフ圧データを得る。こうして得たカフ圧データに対して血圧判定処理を行うことで計測部201は、血圧データを取得する。
計測部201の給排気部22は、カフ10の帯状袋体12に対して給排気を行う。給排気部22は、カフ10の帯状袋体12に接続される連結筒部24を備える。連結筒部24の具体的な構成、接続状態については、後述する。この給排気部22が、カフ10の帯状袋体12に接続されることにより、装置本体20は、帯状袋体12に対して給排気を行い、血圧を計測、つまり,血圧を判定できる。
給排気部22は、給気部としてのポンプと、給排気部22のうち排気部として機能する排気弁(いずれも図示せず)とを有する。また、計測部201は、ポンプ及び排気弁の制御のプログラム並びに血圧判定処理のプログラムを実行する演算処理装置(図示せず)と、これらのプログラムを記憶する記憶装置(図示せず)とをさらに有している。計測部201は、給排気部22におけるポンプと排気弁とを制御して、カフ圧データを得るとともに、血圧判定処理を行う。例えば、装置本体20は、排気弁を閉止してポンプを始動して、患者の要部(ここでは上腕)に巻き付けたカフ10(詳細には帯状袋体12)を給気する。帯状袋体12は、給気されると、カフ圧が上昇して膨張する。装置本体20(計測部201)は、帯状袋体12を膨張させた後、排気弁の開度を所定の低減圧速度に対応する値に設定する制御を行い、排気弁を半開状態にして、カフ圧を低速減圧する。このカフ圧の減圧中に、装置本体(計測部201)20は血圧判定処理を行う。例えば、カフ減圧中のカフ圧の振動を圧力センサにより検出しながら、振幅の増大が顕著な時点のカフ圧を収縮期血圧として判定すると共に、振動の減少が顕著な時点のカフ圧を拡張期血圧として判定する。判定された収縮期血圧及び拡張期血圧は血圧データとする。なお、カフ10により検出信号は、カフの帯状袋体12の内部の空気圧を示す信号圧力センサによって検出される。血圧を計測する計測部201は、カフ圧データに対して血圧判定を行った結果を血圧データとして演算制御部202に供給する。なお、脈波計測する場合では、計測部201は、カフ圧データを脈波データとして演算制御部202に供給する。
演算制御部202は、演算処理装置と記憶装置とからなるものであり、記憶装置に予め記憶された制御プログラムを、図示しない操作部からの入力信号に従って演算処理装置で実行することにより、装置全体の動作を制御し、装置の各機能を実現させる。特に、演算制御部202は、計測部201の計測実行タイミングを制御し、計測部201から血圧データを受信する。演算制御部202は、受信した血圧データをメモリ203に読み出し可能なデータとして保存する。また、演算制御部202は、受信した血圧データを、文字や波形等の視覚的な情報として図示しない表示部に表示させるために表示用データに変換し、表示用データを表示部に出力する。なお、変換される血圧データは、メモリ203から読み出されたものであってもよい。演算制御部202は、受信した血圧データ、メモリ203から読み出した血圧データを通信部204に供給できる。
メモリ203は、記憶装置であり、演算制御部202から入力される血圧データの保持が可能である。
通信部204は、演算制御部202によって、外部機器に、取得した血圧データを送信できる。具体的には、通信部204は、取得した血圧データを、例えば、Bluetooth(登録商標)、無線LAN(Wi−Fi)等の無線通信方式を利用して通信可能な通信モジュールである。すなわち、同様の通信モジュールをベッドサイドモニタ、テレメータ等のような他の生体情報収集装置に設けて、生体情報計測装置100から血圧データを、ベッドサイドモニタ、テレメータ等の他の生体情報収集装置にリアルタイムで送信できる。なお、血圧データは、他の生体情報収集装置に有線で送信するようにしてもよい。
図3は、本発明の一実施の形態の加圧装置を適用した生体情報計測装置100の平面図であり、図4は、図3のA―A線矢視断面図であり、図5は、図4のF部分の拡大図である。また、図6は、図3のB−B線矢視断面図であり、図7は、図6のG部分の拡大図であり、図8は、図6のH部分の拡大図である。
装置本体20は、図1、3、4及び図6に示すように、カフ10の外面(具体的には、カフ10のホルダ14)に着脱可能に一体的に取り付けられている。
図4及び図5に示すように、装置本体20の一面(カフ10に取り付けられる一面であり、ここでは底面20a)には、給排気部22の連結筒部24が、外方に露出するよう設けられている。装置本体20の一面(底面20a)は、カフ10のホルダ14の取り付け面11上に配置され、連結筒部24は、カフ10の帯状袋体12の開口部120(図5参照)を有する筒状の被連結部126に連結されている。これにより、給排気部22と帯状袋体12は接続されている。なお、これら連結筒部24及び被連結部126の嵌合構造の詳細は後述する。
カフ10は、患者の要部に巻き付けて装着される帯状の空気袋を備える帯状袋体12と、帯状袋体12に取り付けて帯状袋体12を湾曲状に整形するとともに装置本体20が取り付けられるホルダ14と、を有する。
図11は、本発明の一実施の形態の加圧装置を適用した生体情報計測装置におけるカフの分解図である。
帯状袋体12は、巻き付け方向に長い帯状である。帯状袋体12では、空気袋は、連結筒部24及び被連結部126を介して、給排気部22に接続される。空気袋は、帯状袋体12の幅方向(巻回時の幅方向)の中央部に位置合わせされて設けられている。これにより、カフ10(帯状袋体12)は、血圧測定時に一定幅をもって患者の要部を圧迫可能となっている。
帯状袋体12は、図1、図4、図6及び図11に示すように、ホルダ14を介して装置本体20の取り付け位置と重なる位置に配置される重なり面部12aと、重なり面部12aの長手方向の端部からそれぞれ延びる短帯部12b及び長帯部12cと、を有する。
図4、図6及び図11に示すように、短帯部12b及び長帯部12cのそれぞれの外面側には、ホルダ14の湾曲アーム142、143の両端部142a、143aがそれぞれ挿入されるスリット121、122が、形成されている。
これらスリット121、122に、ホルダ14の湾曲アーム142、143が、両端部142a、143aから挿入される(図11では白抜き矢印で示す)。これにより、帯状袋体12において、図1、図4、図6等に示すように、短帯部12b及び長帯部12cのうちの少なくとも短帯部12bの一部が、湾曲状に整形される。加えて、重なり面部12aは、取り付け面11と重なる位置に配置される(図1、図4、図6参照)。ここでは、短帯部12b及び長帯部12cのそれぞれに、湾曲アーム142、143が挿入されているため、短帯部12bの一部と長帯部12cの一部とが湾曲に整形されている。なお、短帯部12b及び長帯部12cの一方だけが、対応する湾曲アーム142、143の一方で整形される構成としてもよい。
短帯部12b及び長帯部12cでは、外面側に湾曲アーム142、143の両端部142a、143aが配置されることになる。短帯部12b及び長帯部12c(詳細には、短帯部12b及び長帯部12cの空気袋部分)は、湾曲アーム142、143の内側で膨張する。
なお、帯状袋体12は、図11に示すように、ホルダ14から着脱自在となっている。これにより、ホルダ14から帯状袋体12を外して帯状袋体12自体を洗浄したり、ホルダ14に対して、幅は同じで、長手方向の長さの異なる帯状袋体12に変更したりできる。
また、短帯部12b及び長帯部12cは、巻回して重ねた際に、互いに係合する面ファスナーを備える。ここでは、面ファスナー(図11では、面ファスナー12dのみ図示)は、帯状袋体12において長手方向で離間する両端部のうちの一端部としての短帯部12bの外面と、他端部としての長帯部12cの内面とに設けられている。
これら面ファスナー(図11では面ファスナー12dのみ図示)同士を係合することによって、カフ10は、患者の要部に巻き付けられた状態で装着される。
帯状袋体12の重なり面部12aには、帯状袋体12の内部(空気袋)と連通する開口部120(図5参照)を備える被連結部126が、外面から突出して設けられている。被連結部126は、ホルダ14の取付部144の底面部144aの貫通孔145(図11参照)を介して、取り付け面11で露出するように配置される。この被連結部126は、連結筒部24(図4及び図5参照)に対して、互いに対向させつつ挿入することで嵌合して、互いの中空部分を連通させた状態で気密的に連結する。
被連結部126は、図4、図5及び図11に示すように、ホルダ14の取り付け面11に配置されている。
ホルダ14は、図4及び図11に示すように、装置本体20が取り付けられる取付部144と、帯状袋体12を湾曲状に整える湾曲アーム142、143とを備える。
取付部144は、重なり面部12aの外側に配置され、且つ、上面で取り付け面11を構成する底面部144aと、取り付け面11上の装置本体20に着脱自在に係合し、装置本体20をホルダ14にロック(保持)する係合部152と、を有する。
底面部144aの外側の両辺部から湾曲アーム142、143がそれぞれカフ10の巻回方向で湾曲状に突出して設けられている。また、底面部144aの底面は、湾曲面であり、この湾曲した底面は、帯状袋体12の重なり面部12aの外側で重なっている。よって、底面部144aは、湾曲アーム142、143とともに帯状袋体12自体を湾曲状に整形している。
底面部144aを備える取付部144は、装置本体20の底面及び両側面に対応した形状をなしている。取付部144は、断面U字状に形成され、底面部144aの両側部から湾曲アーム142、143に対して離間する方向に突出し、且つ、互いに対向するガイド壁部144b、144cを備える。
ガイド壁部144b、144cは、取り付け面11に対して弾性変形し、装置本体20両側面に対向する。
ガイド壁部144b、144cは、装置本体20がカフ10の巻回方向へ移動することを規制して、装置本体20の連結筒部24を、取り付け面11の被連結部126に対応する位置に案内する。
これらガイド壁部144b、144cの内面に、係合部152が形成されている。係合部152は、被係合部(ここでは係合溝)27とともにロック機構80を構成する。
ここで、装置本体20側の連結筒部24と、カフ10側の被連結部126との連結構造について詳細に説明する。図12は、連結筒部24と、被連結部126とが離間した状態を示す要部断面図であり、拡大図Fで示す部位に対応している。
詳細には、図5及び図12に示すように、連結筒部24は、装置本体20の底面20aに形成された突出筒部241と、突出筒部241の外周に囲むように設けられた外筒部242と、Oリング28とを有する。
Oリング28は、連結筒部24と被連結部126との間の気密性を確保する緩衝部材としての機能を有するものであり、突出筒部241の外周に、突出筒部241を囲むように配設されている。このOリング28を介して、連結筒部24の突出筒部241と、カフ10側の被連結部126とが、気密性を確保した状態で連結している。
カフ10側の被連結部126は、取り付け面11に形成された凹部128内に、凹部の内周面から離間した位置に配置されている。これにより、連結部24と被連結部126とが互いの開口方向で挿入されることによって、筒状の被連結部126は、突出筒部241と外筒部242との間に挿入されつつ、突出筒部241にOリング28を介して気密的に嵌まった状態となっている。
このとき、装置本体20側の外筒部242は、カフ10側の被連結部126の外周で、凹部128内に挿入された状態となる。これにより、突出筒部241及び被連結部126は、凹部128内で且つ、外筒部242の内側で一層、気密的に連結された状態となっている。
これら連結筒部24と被連結部126との連結状態は、ロック機構80によって保持される。
このロック機構80は、装置本体20の被係合部(図7、9、10参照)27と、これに係合するカフ10の係合部152(図7、9、10参照)とを備え、これらの係合によって、装置本体20自体を、カフ10の取り付け面11に着脱自在に取り付けている。これにより、ロック機構80を解除、つまり、被係合部(係合溝)27と係合部(ツメ部)152との係合を解除することで、図9及び図10に示すように、装置本体20はカフ10から分離可能となる。
ロック機構80の構成として、ここでは、係合部152は、ガイド壁部144b、144cの内面において、互いに対向する方向に突出するツメである。係合部152は、図7に示すように、装置本体20の両側面の被係合部(ここでは被係合溝)27に係合する。このように係合部152、被係合部27が係合することによって、ガイド壁部144b、144cは、装置本体20をカフ10のホルダ14に、底面20aを取り付け面11に当接させた状態で、両側から挟持する。ここでは、ツメである係合部152と係合溝である被係合部27とは、取付部144に対する装置本体20の取り付け方向(挿入方向)と、交差する方向で係合することによって、装置本体20がカフ10に対して、取り付け方向とは逆方向に外れることを防止している。
なお、ロック機構80は、図9及び図10の被係合部27で示すように、装置本体20の両側で、2箇所ずつ設けている。
特にロック機構80は、取り付け面11の上方から見て、連結筒部24と被連結部126との連結箇所に対して点対称の位置に設けられている。具体的には、係合部152は、取り付け面11の中央部に配置される被連結部126を中心として水平方向で対称となる複数の位置に配置され、これら係合部152と係合可能な位置に、被係合溝27も装置本体20に配置されている。これにより、装置本体20の向きを水平方向で逆向きにしても、つまり、図1ではレバーが有る一端面を前向きにしているが、この面が後ろ向きとなるように、装置本体20の水平方向での向きを180度変更しても、装置本体20を取り付け面11に容易に取り付けることができる。これにより、カフ10が右腕、左腕のどちらの腕に巻き付けられても、装置本体20を、使用しやすい方向でカフ10に取り付けることができる。
ここでは、係合部152をツメとし、被係合部27を係合溝としたが、これに限らず、係合部と被係合部とが係合することによって、取付部144に装置本体20を取り付けた状態で保持する構成になれば、どのような係合関係にしても良い。例えば、装置本体の両側面にツメを設け、このツメに係合する係合溝をガイド壁部の内面に形成してもよい。
また、図8及び図11に示すように、ガイド壁部144b、144cのうち一方のガイド壁部144cの端辺部1441には、外側に張り出すタブ146が形成されている。ここではタブ146は、端辺部1441の中央部分からガイド部144cと交差する方向(ここでは水平方向)で外方に向かって突出して形成され、端辺部1441に沿った所定幅を有している。タブ146は、ガイド壁部144cの被係合部27である2つとの係合溝の中間に配置されている。このタブ146を、一方のガイド壁部144cが他方のガイド壁部144bから離間するように、ガイド壁部144cの基端側に向かって変形させることによって、ガイド壁部144cの係合溝からツメが外れる。これにより、取付部144の装置本体20に対する挟持状態が解除される。これにより、カフ10から装置本体20を外すと同時に、連結筒部24と被連結部126との連結状態も解除される。
本実施の形態によれば、カフ10の帯状袋体12に接続して帯状袋体12に対し給排気を行うことにより、帯状袋体12を膨張、収縮する給排気部22を備える装置本体20が、カフ10の取り付け面11に取り付けられている。取り付け面11には、帯状袋体12の開口部120を有する被連結部126が設けられており、取り付け面11に装置本体20が取り付けられると同時に、装置本体20の給排気部22の連結筒部24に連結される。すなわち、連結筒部24と被連結部126は、装置本体20がカフ10に取り付けられる動作に連動して連結することになり、ホースを介することなくカフ10の帯状袋体12と吸排気部22とが接続される。このように、本実施の形態によれば、ホースに起因する不都合を解消して、カフ10と、カフ10に給排気する装置本体20とをワンタッチで容易に接続して、カフ10に接続されたホースを潰すことなく、カフ10を用いて好適に血圧を測定できる。
また、ワンタッチで装置本体20とカフ10の着脱を行うことができるため、患者の体型に対応したカフ10自体の大きさの変更、或いは、洗濯する等の衛生面でのカフ10の変更を行いたい場合、装置本体20に接続されたカフ10を取り替える(着脱する)ことで容易に行うことができ、生体情報計測装置100としての利便性の向上を図ることができる。
また、装置本体20を、カフ10におけるホルダ14の断面U字状の取付部144に対して、連結筒部24と被連結部152との連結方向、つまり、取付部144の取り付け面11の上方から、ガイド壁部144b、144cを押し広げるようにして挿入する。これにより、連結筒部24と被連結部152とが連結するとともに、連結した際に、広がる方向(互いに離間する方向)に弾性変形したガイド壁部144b、144cが復元して、係合部152と被係合部27とが係合する。すなわち、装置本体20をカフ10に取り付けると同時に、連結筒部24と被連結部152とが連結される。言い換えれば、装置本体20をカフ10に取り付ける挙動に連動して給排気部22と帯状袋体12とが連結される。このように、装置本体20の給排気部22と帯状袋体12との連結と、装置本体20のカフ10に対する取り付けとを、ワンタッチで一つの挙動で同時に行うことができる。
また、生体情報計測装置100において、被連結部126は、平面視矩形状の取り付け面11の中央部に形成され、被連結部126の位置に対応して、装置本体20の連結筒部24も配置される。これにより、帯状袋体12の端部から給気する場合と比較して、帯状袋体12自体を極力均等に膨張させることができる。また、取り付け面11に取り付けられる装置本体20の向きを変えても、係合部152に被係合部27を係合できれば、取り付け面11上に装置本体20を載置した際に被連結部126に連結筒部24を嵌合できる。例えば、カフ10を右腕或いは左腕のどちらの腕に装着しても、装置本体20を、医療従事者が扱い易い向き(例えば、血圧を計測し易い向き)で、カフ10に取り付けることができる。
本実施の形態の生体情報計測装置100は、患者に装着して、測定した血圧データをメモリ203に保存することで長時間(例えば、24時間)の血圧測定を実現可能な血圧ホルター等としてもよい。
なお、本実施の形態では、加圧装置を、オシロメトリック法で血圧を計測する生体情報計測装置100として説明したが、コロトコフ法で血圧を計測する場合に、患者の要部を加圧するために用いることも可能である。また、カフを用いてカフ圧を一定(例えば40mmHg)にして脈波を計測する場合に、患者の要部(上肢、下肢)を加圧するために用いることも可能である。
また、本実施の形態では、装置本体20のカフ10への取り付け、つまり、カフ10と装置本体20との接続は、カフ10と装置本体20との接続と同時に、装置本体の給排気部22とカフ10(詳細にはカフ10の帯状袋体12)とが連結する構成であればどのように構成されてもよい。
例えば、本実施の形態の生体情報計測装置100の構成において、ホルダ14を用いずに、連結筒部24と被連結部126との連結のみで、カフに、カフへの給排気を行う装置本体が取り付けられる構成としてもよい。例えば、連結筒部24と被連結部126との連結構造を、一方を他方に対して所定角度回転させながら挿入したり、一方を他方に挿入した後、所定角度回転させたりすることで互いに嵌合させて双方を固定するようにしてもよい。具体的には、連結筒部24と被連結部126とを、ねじ込み式のルアーテーパー接続で連結する構成にすることが考えられる。この場合、加圧装置は、患者の要部に巻き付けて装着される帯状袋体、及び、帯状袋体12の被連結部126と同様の被連結部を有するカフを備える。加えて、加圧装置が、連結筒部24と同様の連結筒部を介して帯状袋体に対して給排気を行い、帯状袋体を膨張、収縮する給排気部を有する装置本体を備えるようにする。更に、この加圧装置が、連結筒部24の突出筒部241と、突出筒部241の外側で嵌合する筒状の被連結部126とを備え、これら突出筒部241と被連結部126のそれぞれの外周に、互いに嵌合する雌ねじと雄ねじ部を形成した構成にする。これら雄ねじ部と雌ねじ部とを螺合することによって、連結筒部24の突出筒部241と被連結部126とを、突出筒部241及び被連結部126とが空気導通するように、連結させる。これにより、連結筒部24と被連結部126との連結を介してカフ10が装置本体20に取り付けられる挙動に連動して給排気部22と帯状袋体12とを接続させることができる。
また、連結筒部と被連結部は、装置本体がカフに取り付けられる動作に連動して、連結する構成であれば、装置本体のカフに対する取り付け方向はどのような方向でもよい。例えば、帯状袋体を備えるカフにおいて、装置本体20と同様の装置本体をスライドした際に、互いの連結筒部24及び被連結部126が連結する構成としてもよい。この場合、カフ10に、装置本体20が着脱可能に取り付けられるレールを設け、このレールに装置本体20をスライド移動させた際に、その移動に連動して、互いの連結筒部24及び被連結部126が連結する構成にすることが考えられる。この構成によれば、連結筒部24と被連結部126とを連結するだけで、装置本体20がカフ10(詳細には帯状袋体12)に取り付けられると同時に給排気部22と帯状袋体12とを連結して空気導通させることができる。
さらに、生体情報計測装置100において、帯状袋体12及び装置本体20のそれぞれに、帯状袋体12及び装置本体20を接続するための連結筒部とこれに連結する被連結部とを、2組設けて、給気用と排気用とに別々に用いた構成としてもよい。この場合、少なくとも一方の経路に弁を設けることで、帯状袋体に対して給排気を行って帯状袋体を膨張、収縮できるようにする。2つの経路にそれぞれ弁を設けた構成においては、給気のときは、排気側の連結筒部或いは被連結部に設けた弁を閉塞し、排気のときは、給気側の連結筒部或いは被連結部に設けた弁を閉塞するようにする。また、排気給気の2つの経路の一方に弁を設けた場合は、制御弁にして帯状袋体への給排気を適宜制御するようにする。
また、装置本体の給排気部の連結筒部及びカフの帯状袋体の被連結部の少なくとも一方に、装置本体がカフに取り付けられた際に開いて、連結する連結筒部及び被連結部を空気導通させる蓋体等を設けた構成としても良い。
また、本実施の形態の加圧装置を、袋体を複数備え、一方の袋体で要部を加圧して血流を止めて、他方の袋体でセンサを用いて袋体の内圧を計測する二重カフ(例えば、特開2004−159967号公報等)に適用しても良い。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上、本発明の実施の形態について説明した。なお、以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されない。つまり、上記装置の構成や各部分の形状についての説明は一例であり、本発明の範囲においてこれらの例に対する様々な変更や追加が可能であることは明らかである。
本発明に係る加圧装置及びこれを備える生体情報計測装置は、特に、カフと、カフを膨張させる装置本体とを結合可能であり、血圧、脈波等を測定する生体情報計測装置として有用である。
10 カフ
11 取り付け面
12 帯状袋体
12a 重なり面部
12b 短帯部
12c 長帯部
12d 面ファスナー
14 ホルダ
20 装置本体
20a 底面
22 給排気部
24 連結筒部(連結部)
27 被係合部
28 Oリング
80 ロック機構
100 生体情報計測装置(生体情報計測用の加圧装置)
120 開口部
126 被連結部
128 凹部
144 取付部
142、143 湾曲アーム
142a、143a 端部
144a 底面部(湾曲面部)
144b、144c ガイド壁部
145 貫通孔
146 タブ
152 係合部
201 計測部
202 演算制御部
203 メモリ
204 通信部
241 突出筒部
242 外筒部
1441 端辺部

Claims (2)

  1. 帯状袋体を備え、患者の要部に巻き付けて装着されるカフと、
    前記帯状袋体の被連結部に連結される連結部を有し、この連結部と前記被連結部との連結により前記帯状袋体に接続されて前記帯状袋体に対し給排気を行うことで前記帯状袋体を膨張、収縮する給排気部を備える装置本体とを有する加圧装置であって、
    前記カフは、
    前記帯状袋体に着脱可能に取り付けて前記帯状袋体を保持するとともに前記装置本体が着脱自在に取り付けられるホルダを更に有し、
    前記ホルダは、
    前記帯状袋体の外面のスリットに挿入されて、前記帯状袋体を湾曲状に整形して保持する湾曲アームと、
    前記帯状袋体の被連結部が挿入され、前記被連結部を前記装置本体が取り付けられる取付部で露出させる貫通孔とを有し、
    前記連結部と前記被連結部は、前記装置本体が前記カフの前記取付部に取り付けられる動作に連動して、連結し、
    さらに、前記ホルダは、
    前記貫通孔が中央に設けられ、前記装置本体が取り付けられる取り付け面と、
    前記取り付け面の両側部から突出する弾性変形可能な一対の壁部にそれぞれ設けられ、前記連結部と前記被連結部とが連結して前記装置本体が前記取り付け面に取り付けられた際に、前記装置本体の両側部の被係合部に係合して、前記装置本体を着脱可能に保持する係合部と、
    を有し、
    前記係合部は、前記装置本体の両側部を互いに逆の位置に位置させて、前記連結部と前記被連結部とを連結させた場合でも、前記装置本体の前記被係合部にそれぞれ係合可能である、
    生体情報計測用の加圧装置。
  2. 前記装置本体は、前記給排気部を用いて血圧測定を行う測定部と、
    前記測定部で測定された血圧を前記装置本体の外部に送信する送信部と、
    を備える、
    請求項1に記載の生体情報計測用の加圧装置。
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