JP2022178064A - 血圧測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】時刻及び血圧値を表示する時計本体、及び、血圧測定の為の圧力を測定する圧力測定部を分けることできる血圧測定装置を提供すること。【解決手段】血圧測定装置1は、時刻及び血圧値を含む情報を表示する第1の表示部12を備え、手首200の甲側に配置される時計本体2と、ポンプ及び圧力を検出する圧力センサを備える圧力測定部3、並び、圧力測定部3の外周面の周方向で対象位置のそれぞれに設けられ、時計本体2に接続される、圧力測定部3から延出するバンド部61、62を備え、時計本体2を手首200に固定するバンドと、ポンプに流体的に接続され、圧力センサにより圧力が検出されるカフ構造体6と、時計本体2または圧力測定部3に設けられて圧力センサ36の検出結果に基づいて血圧値を算出する第1の制御部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、血圧測定装置に関する。
近年、血圧の測定に用いる血圧測定装置は、医療施設においてのみならず、家庭内においても、健康状態を確認する手段として利用されている。血圧測定装置は、例えば、生体の上腕又は手首等に巻き付けたカフを膨張及び収縮させ、圧力センサによりカフの圧力を検出することで、動脈壁の振動を検出して血圧を測定する。
このような血圧測定装置として、カフとカフに流体を供給する装置本体とが一体に構成された所謂一体型と呼ばれるものが知られている。この種の血圧測定装置では、血圧測定用のポンプや圧力センサを内蔵し手首に装着された状態で手の甲側に配置される装置本体と、血圧測定装置を手首に固定するバンドと、バンドの内周側に配置され、手首の周方向に沿って延在する押圧カフと、押圧カフの内周側であって手首の動脈が存する領域に配置されるセンシングカフと、を備える構成が知られている。押圧カフとセンシングカフとにより手首を圧迫し、センシングカフに収容された圧力伝達用の流体の圧力に基づいて、血圧が測定される(例えば、特許文献1参照)。
特開2019-118418号公報
特許文献1に記載された血圧測定装置は、装置本体が手の甲側に配置されるため、この装置本体に時刻を表示する機能を搭載することにより、腕時計として常時装着する用途に適している。しかし手の甲側に配置される装置本体にカフを流体的に接続する必要があるため、構造が複雑になり製造負荷が大きくなるという問題がある。
そこで本発明は、情報を表示する機能を発揮する為の構成と、血圧値の測定の機能を発揮する為の構成と、を分けた血圧測定装置を提供することを目的とする。
一態様によれば、ユーザの手首に装着される血圧測定装置であって、時刻及び血圧値を含む情報を表示する表示部及び第1の通信部を有し、前記手首の甲側に配置される時計本体と、前記第1の通信部と通信する第2の通信部、ポンプ、及び、圧力を検出するセンサを有する圧力測定部、並びに、前記圧力測定部に設けられ、前記時計本体に接続されるバンド部を備えるバンドと、前記バンドに設けられ、前記ポンプ及び前記センサに流体的に接続されるカフと、前記時計本体または前記圧力測定部に設けられ、前記センサの検出結果に基づいて血圧値を算出する制御部と、を備える血圧測定装置が提供される。
ここで、カフは、流体が供給されることで膨張するものであり、空気袋等の袋状構造体を含む。
この態様によれば、血圧測定装置を、時計本体と、圧力測定部を含み時計本体に接続されるバンドと、を備える構成とすることで、情報を表示する機能を発揮する為の構成と、血圧値の測定の機能を発揮する為の構成とを分けることが可能となる。
上記一態様の血圧測定装置において、前記カフは、前記手首の動脈が存する領域に配置されるセンシングカフを含み、前記センシングカフは、前記圧力測定部の前記手首側に配される、血圧測定装置が提供される。
この態様によれば、圧力測定部を目印とすることで、センシングカフを手首の動脈が存する領域に簡単に配置することが可能となる。
上記一態様の血圧測定装置において、前記バンドは、前記時計本体に着脱可能に取り付けられる、血圧測定装置が提供される。
この態様によれば、圧力測定部を、異なる時計本体に取り付けることが可能となる。
上記一態様の血圧測定装置において、前記バンド部は、前記圧力測定部及び前記時計本体間の長さを調整可能に構成される、血圧測定装置が提供される。
この態様によれば、バンド部の長さを調整することで、ユーザの手首の周長に応じて時計本体を手首の甲側に配置し、圧力測定部を手首の手の平側に配置することが可能となる。手首の周長合わせてバンドを好適に締め付けることが可能となるので、血圧の測定精度を向上できる。
上記一態様の血圧測定装置において、前記制御部は、前記時計本体に設けられる、血圧測定装置が提供される。
この態様によれば、圧力測定部に、血圧値を算出する機能を持たせる必要がないことから圧力測定部を小型化できる。
上記一態様の血圧測定装置において、前記圧力測定部は、血圧値を表示する圧力測定部用表示部を備える、血圧測定装置が提供される。
この態様によれば、圧力測定部で血圧値を視認できる。
上記一態様の血圧測定装置において、前記時計本体または前記圧力測定部は、血圧測定開始の操作が入力される操作部を備える、血圧測定装置が提供される。
この態様によれば、操作部の操作性を向上できる。
本発明は、時刻及び血圧値を含む情報を表示する時計本体、及び、血圧測定の為の圧力を測定する圧力測定部を分けた血圧測定装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る血圧測定装置の構成を手首に装着した状態で示す説明図。 同血圧測定装置に用いられる時計本体から、同血圧測定装置に用いられるバンド及び圧力測定部を分離した状態を示す側面図。 同血圧測定装置の構成を示すブロック図。 同血圧測定装置に用いられるカフ構造体の構成を示す平面図。 同圧力測定部及び同バンドの構成を手首とは反対側から見た状態を示す平面図。 同血圧測定装置を手首に装着した状態を示す説明図。 同血圧測定装置の動作の一例を示す流れ図。 同血圧測定装置の変形例の構成を示す側面図。 同血圧測定装置の構成を示すブロック図。 同血圧測定装置に用いられる圧力測定部及びバンドを手首側とは反対側から見た状態を示す平面図。 本発明の変形例に係る血圧測定装置の構成を示す側面図。 同血圧測定装置の構成を示すブロック図。 同血圧測定装置に用いられる圧力測定部及びバンドを手首側とは反対側から見た状態を示す平面図。 本発明の変形例に係るカフ構造体の構成を手首側から見た状態を示す平面図。 本発明の変形例に係る血圧測定装置の構成を示す側面図。 本発明の変形例に係る血圧測定装置の構成を示す側面図。
以下、本発明の一実施形態に係る血圧測定装置1の一例について、図1乃至図7を用いて以下例示する。
図1は、血圧測定装置1の構成を手首200に装着した状態で示す説明図である。図2は、血圧測定装置1に用いられる時計本体2から、血圧測定装置1に用いられるバンド4及び圧力測定部3を分離した状態を示す側面図である。図3は、血圧測定装置1の構成を示すブロック図である。図4は、血圧測定装置1に用いられるカフ構造体6の構成を手首200側から見た状態を示す平面図である。図6に示すカフ構造体6は、カーラ5から分離された状態を示している。
図5は、圧力測定部3及びバンド4の構成を手首200側とは反対側から見た状態を示す平面図である。図6は、血圧測定装置1を手首200に装着した状態を示す説明図である。図7は、血圧測定装置1の動作の一例を示す流れ図である。
血圧測定装置1は、生体に装着する電子血圧測定装置である。本実施形態においては、生体の手首200に装着するウェアラブルデバイスの態様をもつ電子血圧測定装置を用いて説明する。
図1乃至図3に示すように、血圧測定装置1は、時計本体2と、圧力測定部3を含み、手首200に時計本体2を固定するバンド4と、バンド4及び手首200の間に配置されるカーラ5と、押圧カフ71及びセンシングカフ73を有するカフ構造体6と、を備えている。
血圧測定装置1は、ユーザの動脈の圧力を測定し、測定した圧力から血圧値を算出し、算出した圧力値及び時刻を含む情報を表示可能に構成される。また、血圧測定装置1は、時計本体2が、血圧値及び時刻を含む情報を表示可能な機能を有し、バンド4の後述する圧力測定部3が、圧力を測定する機能を有する。また、時計本体2または圧力測定部3は、血圧測定信号に基づいて、血圧値を算出する機能を有する。本実施形態では、一例として、時計本体2が、血圧値を算出する機能を有する。
時計本体2は、手首200の甲側に配置される。時計本体2は、時刻及びユーザの血圧値を表示可能に構成される。また、時計本体2は、例えばユーザによる血圧測定開始の操作の入力が可能であり、圧力測定部3に血圧測定開始の指令を送信可能に構成される。また、時計本体2は、例えば、圧力測定部3から受信した血圧算出に要する情報である血圧測定信号から血圧値を算出することが可能に構成される。
時計本体2は、例えば、第1のケース11と、第1の表示部12と、操作部13と、メモリ14と、第1の通信部15と、第1の電池16と、第1の制御部(Central Processing Unit)17と、を備えている。
第1のケース11は、例えば、手首200側とは反対側が開口する筒状の外郭ケース21と、外郭ケース21の手首200側とは反対側の開口を覆う風防22と、を備えている。
外郭ケース21は、外周面の周方向で対称位置にそれぞれ設けられた一対のラグ23が設けられる。
一方の一対のラグ23間には、バンド4が接続される、例えばバネ棒24が設けられている。バネ棒24は、バンド4が接続される被接続部の一例である。他方の一対のラグ23には、手首200に巻き付けられたバンド4を折り返す軸部25が設けられる。軸部25は、例えば、棒状に構成される。軸部25は、例えば、バネ棒である。軸部25は、例えば、時計本体2から手首200側へ向かう方向に直交する方向に平行に設けられる。
風防22は、例えば、ガラス板である。
第1の表示部12は、第1の制御部17に電気的に接続される。第1の表示部12は、時刻を含む日時を表示可能に構成される。また、第1の表示部12は、最高血圧及び最低血圧などの血圧値や心拍数等の測定結果を含む各種情報を表示する。第1の表示部12は、風防22に対向する位置に配置される。第1の表示部12は、電気的に第1の制御部17に接続される。第1の表示部12は、例えば、液晶ディスプレイ又は有機エレクトロルミネッセンスディスプレイである。
操作部13は、使用者からの指令を入力可能に構成される。例えば、操作部13は、図1に示すように、第1のケース11に設けられた複数の釦13aと、釦13aの操作を検出するセンサ13bと、を備える。複数の釦13aは、例えば3つ設けられる。センサ13bは、第1の制御部17に電気的に接続される。センサ13bは、検出結果を第1の制御部17に送信する。
メモリ14は、第1の制御部17に電気的に接続される。メモリ14は、例えば、時計本体2を動作する為の各種プログラムや、血圧値を算出するためのプログラム等が記憶される。また、メモリ14は、第1の制御部17が算出した血圧値を記憶する。
第1の通信部15は、第1の制御部17に電気的に接続される。第1の通信部15は、圧力測定部3と無線により通信可能に構成される。第1の通信部15は、例えば、Bluetooth(登録商標)を用いる。
第1の電池16は、第1の制御部17に電気的に接続される。第1の電池16は、時計本体2の各構成に動作に必要な電力を供給する。
第1の制御部17は、単数又は複数のCPUにより構成され、時計本体2全体の動作を制御し、血圧値を算出する。第1の制御部17は、第1の表示部12、操作部13のセンサ13b、メモリ14、第1の通信部15、第1の電池16と電気的に接続される。第1の制御部17は、第1の表示部12を制御する。また、第1の制御部17は、操作部13に入力された操作に基づいて、血圧測定開始の指令を第1の通信部15から圧力測定部3に送信する。また、第1の制御部17は、圧力測定部3から送信される血圧測定信号に基づいて、血圧値を算出する。第1の制御部17は、算出した血圧信号をメモリ14に記憶する。
図1、図2及び図5に示すように、バンド4は、圧力測定部3と、バンド部60と、を備えている。バンド4は、時計本体2に対して着脱可能に構成される。また、バンド4は、その長手方向の中途部に時計本体2を配置し、時計本体2を手首200の甲側に配置した状態で、圧力測定に用いられるセンシングカフ73を、手首200の動脈が存する領域に配置可能に構成される。
バンド部60は、圧力測定部3と一体に設けられ、または圧力測定部3と別体に設けられて圧力測定部3に接続され、または圧力測定部3に一部が一体に設けられて他部が圧力測定部3と別体に設けられて圧力測定部3に接続される。本実施形態では、一例として、バンド部60は、圧力測定部3とは別体に設けられて、圧力測定部3に接続されて用いられる構成を説明する。
バンド部60は、例えば、第1のバンド部61と、第2のバンド部62と、を有する。第1のバンド部61及び第2のバンド部62は、圧力測定部3の後述する第2のケース31の周方向で対称位置に設けられ、それぞれ、時計本体2に接続される。バンド4は、例えば、第1のバンド部61が時計本体2の外郭ケース21の一方の一対のラグ23及びバネ棒24に設けられ、第2のバンド部62が他方の一対のラグ23間に設けられる軸部25で折り返されることで、時計本体2及び圧力測定部3とともに環状に構成される。
圧力測定部3は、例えば、第2のケース31と、ポンプ32と、ポンプ32とカフ構造体6とを流体的に接続する流体路33と、弁34と、ポンプ駆動回路35と、圧力センサ36と、第2の通信部37と、第2の表示部38と、第2の電池39と、第2の制御部40と、を備えている。
本実施形態では、例えば、ポンプ32と、流体路33と、弁34と、ポンプ駆動回路35と、圧力センサ36と、第2の通信部37と、第2の表示部38と、第2の電池39と、第2の制御部40と、は、圧力を測定する為の構成の一例である。
第2のケース31は、手首200側と反対側の面に開口を有する外郭ケース31aと、外郭ケース31aの開口を覆うカバー31bと、を備えている。第2のケース31は、バンド4が接続可能に構成される。カバー31bは、第2の表示部38を視認可能な透明な材料から形成される。
ポンプ32は、流体路33を介してカフ構造体6に圧縮空気を供給する。
流体路33は、ポンプ32及びカフ構造体6に接続される。
弁34は、第2の制御部40に電気的に接続される。弁34は、流体路33に設けられる。弁34は、閉じることで、流体路33を密閉し、開くことで流体路33を大気に開放する。
ポンプ駆動回路35は、第2の制御部40に電気的に接続される。ポンプ駆動回路35は、第2の制御部40の制御によりポンプ32を駆動する。
圧力センサ36は、第2の制御部40に電気的に接続される。圧力センサ36は、センシングカフ73の圧力を検出する。圧力センサ36は、検出結果を、第2の制御部40に送信する。
第2の通信部37は、第2の制御部40に電気的に接続される。第2の通信部37は、時計本体2の第1の通信部15と通信する。
第2の表示部38は、第2の制御部40に電気的に接続される。第2の表示部38は、カバー31bと対向配置される。第2の表示部38は、例えば、液晶ディスプレイ又は有機エレクトロルミネッセンスディスプレイである。第2の表示部38は、血圧値を表示する。
第2の電池39は、第2の制御部40に電気的に接続される。第2の電池39は、圧力測定部3の各構成に電力を供給する。
第2の制御部40は、圧力測定部3に用いられる制御部の一例である。第2の制御部40は、弁34、ポンプ駆動回路35、第2の通信部37、第2の表示部38を制御する。
第1のバンド部61は、一方向に長い形状に形成される。第1のバンド部61は、本実施形態では、バネ棒24に着脱可能に取り付けられる。第1のバンド部61の端部には、バネ棒24に対して着脱可能な取付部61aが設けられる。
取付部61aは、例えば、開口を有し、この開口を通してバネ棒24を内部に配置することで取り付けられる。
第1のバンド部61は、例えば、長さを調整可能に構成される。第1のバンド部61は、例えば、複数のコマ61bを有する。複数のコマ61bは、一方向に並んで配置される。複数のコマ61bは、ユーザの手首200の周方向に倣って湾曲可能に連結される。また、複数のコマ61bは、着脱可能に構成される。第1のバンド部61は、コマ61bの数を調整することで、長さを調整する
第2のバンド部62は、手首200に沿って湾曲することが可能な材料である例えば布から形成される。第2のバンド部62は、例えば、軸部25で折り返された部分を第2のバンド部62の他部に着脱可能に固定する固定部63が設けられる。固定部63は、例えば面ファスナである。
固定部63は、例えば、第2のバンド部62の一端側に設けられる、複数のフックを備えるフック部64と、フック部64よりも圧力測定部3側に設けられる、複数のループを備えるループ部65と、を備える。第2のバンド部62は、一例として、軸部25で折り返されたフック部64がループ部65に固定されることで、着脱可能に時計本体2に取り付けられる。
なお、上述の例では、固定部63は、フック部64及びループ部65が、それぞれ、第2のバンド部62の面の別の領域に構成されたが、これに限定されない。他の例では、固定部63は、複数のフック及び複数のループが同一の所定領域内に混在して設けられる構成であってもよい。
このように構成されるバンド4は、第1のバンド部61の長さを調整することで、時計本体2を手首200の甲側に配置し、かつ、カフ構造体6の後述するセンシングカフ73を手首200の動脈210が存する領域に配置する姿勢で、血圧測定装置1を手首200に固定可能となる。
カーラ5は、図1及び図2に示すように、手首200の周方向に倣って湾曲する帯状に構成される。カーラ5は、一端と他端が離間して形成される。カーラ5は、例えば、カーラ5の周方向に沿って中央部の外面が、圧力測定部3の第2のケース31に固定される。カーラ5は、例えば、一端及び他端が、圧力測定部3に対向する位置に配置される。
カフ構造体6は、カーラ5の内周面に固定される。カフ構造体6は、少なくとも、動脈210と対向する長さを有する。カフ構造体6は、図1、図2及び図4に示すように、例えば、押圧カフ71と、背板72と、センシングカフ73と、を備えている。
カフ構造体6は、押圧カフ71の上に背板72が配置され、背板72の上にセンシングカフ73が配置される。カフ構造体6は、隣接配置される各構成同士が、例えば接合層により固定される。接合層は、例えば、接着剤や両面テープにより構成される。
押圧カフ71は、圧力測定部3の流体路33に接続される。押圧カフ71は、流体路33に接続されることで、ポンプ32に流体的に接続される。押圧カフ71は、一方向に延びる帯状に構成される。押圧カフ71は、例えば、カーラ5の一端から他端まで延びる。
押圧カフ71は、図4に示すように、空気袋81と、圧力測定部3の流体路33に接続される接続部84と、を備えている。ここで、空気袋81とは、袋状構造体であり、本実施形態においては血圧測定装置1がポンプ32により空気を用いる構成であることから、空気袋を用いて説明するが、空気以外の流体を用いる場合には、袋状構造体は当該流体により膨張する流体袋であればよい。
接続部84は、空気袋81のカーラ5に対向する面に設けられる。接続部84は、カーラ5を介して流体路33に接続可能に構成される。
背板72は、図4に示すように、一方向に長い板状に形成される。背板72は、押圧カフ71の手首200側の外面に固定される。背板72は、例えば、手首200の手の平側を覆う長さに形成される。背板72は、手首200の形状に沿った状態で、押圧カフ71からの押圧力をセンシングカフ73の背板72側の主面に伝達する。
背板72は、形状追従性を有する。ここで、形状追従性とは、配置される手首200の被接触箇所の形状を倣うように背板72が変形可能な機能をいい、手首200の被接触箇所とは、背板72が対向する手首200の領域をいい、ここでの接触とは、直接的な接触及びセンシングカフ73を介した間接的な接触の双方を含む。例えば、図4に示すように、背板72は、背板72の両主面に背板72の長手方向に対して直交する方向に延びる複数の溝72aを有する。
センシングカフ73は、背板72の手首200側の面に固定される。センシングカフ73の長手方向の長さは、手首200の動脈210である橈骨動脈211及び尺骨動脈212の少なくとも一方が存する領域に接触する長さに設定される。
センシングカフ73は、例えば、背板72の長手方向及び幅方向で、背板72と同一形状か、又は、背板72よりも小さい形状に形成される。センシングカフ73は、膨張した押圧カフ71により、背板72を介して手首200側に押圧される。
センシングカフ73は、例えば、押圧カフ71に絞りを介して流体的に接続される。絞り94は、例えば、オリフィスである。
センシングカフ73は、図4に示すように、例えば、一つの空気袋91と、接続部93と、を備える。ここで、空気袋91とは、袋状構造体であり、本実施形態においては血圧測定装置1がポンプにより空気を用いる構成であることから、空気袋を用いて説明するが、空気以外の流体を用いる場合には、袋状構造体は当該流体により膨張する流体袋であればよい。接続部93は、押圧カフ71に流体的に接続される。例えば、接続部93、または、接続部93及び押圧カフ71の空気袋81を接続する流路に、絞り94が設けられる。
このように構成された血圧測定装置1は、時計本体2が手首200の甲側に配置され、センシングカフ73が手首200の動脈が存する領域に配置されるよう、第1のバンド部61の長さが調整される。
次に、ユーザが手首200に血圧測定装置1を装着する一例を説明する。図6は、ユーザが手首200に血圧測定装置1を装着する一例を示す。
先ず、ユーザは、固定部63による第2のバンド部62の固定を解除して、時計本体2、圧力測定部3、及び、バンド4により構成される環状のスペースを、手首200を挿入可能な大きさに調整する。
次に、ユーザは、図6に示すように、時計本体2、圧力測定部3、及び、バンド4により構成される環状のスペースに手首200を挿入する。
次に、ユーザは、時計本体2が手首200の甲側に位置し、圧力測定部3が手首200の手の平側に位置するよう、血圧測定装置1の位置を調整する。
次に、ユーザは、第2のバンド部62を引っ張ることでセンシングカフ73を手首200の動脈が存する領域に押し付け、フック部64をループ部65に固定する。このような手順により、血圧測定装置1が手首200に装着される。
次に、血圧測定装置1の動作の一例を説明する。図7は、動作の一例を示す流れ図である。ユーザは、操作部13の釦13aを操作して、血圧の測定開始に対応した指令の入力を行う(ステップS1)。
第1の制御部17は、操作部13のセンサ13bの検出結果に基づいて、血圧値の測定開始に対応した指令の入力がされたことを判断すると、メモリ14の処理用の領域を初期化し、第1の通信部15により、圧力測定部3の第2の通信部37に、血圧測定開始の指令を送信する(ステップS2)。
圧力測定部3の第2の制御部40は、第2の通信部37により血圧測定開始の指令を受信すると、ポンプ駆動回路35を介してポンプ32を停止し、弁34を開いて押圧カフ71の空気を排気する。続いて、第2の制御部40は、ポンプ駆動回路35を介してポンプ32を駆動し、弁34を閉じて押圧カフ71の加圧を開始する(ステップS3)。
押圧カフ71に供給された圧縮空気の一部は、絞り94を介してセンシングカフ73に供給される。第2の制御部40は、圧力センサ36の検出結果に基づいてポンプ32を制御して、押圧カフ71に供給する圧縮空気を制御して、押圧カフ71及びセンシングカフ73を徐々に膨張させる。
第2の制御部40は、加圧過程で、圧力センサ36の検出結果を、第2の通信部37を介して時計本体2の第1の通信部15に送信する。
第1の制御部17は、第1の通信部15により圧力センサ36の検出結果を受信すると、血圧値を算出する(ステップS4)。また、第1の制御部17は、圧力センサ36の検出結果から、脈波信号を取得する。
第1の制御部17は、血圧値を決定可能であるか否かを判断する(ステップS5)。血圧値を決定できない場合とは、センシングカフ73の圧力が血圧の測定の上限値に達していない場合である。
第1の制御部17は、データ不足により血圧値を決定できない場合、すなわち、センシングカフ73の圧力が上限値に達していない場合(ステップS5のNO)は、ステップS3乃至ステップS5を繰り返す。
第1の制御部17は、圧力値を決定できると(ステップS5のYES)、第1の通信部15により、第2の通信部37にポンプ32の停止の指令を送信する。第2の制御部40は、第2の通信部37によりポンプ32の停止の指令を受信すると、ポンプ32の駆動を停止し、弁34を開いて、センシングカフ73及び押圧カフ71の排気を行う(ステップS6)。また、第2の制御部40は、ポンプ32の駆動を停止したことを、第2の通信部37により第1の通信部15に送信する。
次に、第1の制御部17は、血圧値を第1の通信部15により第2の通信部37に送信するとともに、第1の表示部12に表示する(ステップS7)。第2の制御部40は、第2の通信部37により血圧値を受信すると、第2の表示部38に表示する(ステップS8)。
このように構成される血圧測定装置1によれば、時計本体2と、圧力測定部3を含むバンド4と、を備える構成とすることで、時刻及び血圧値を含む情報を表示する機能を発揮する為の構成、及び、血圧測定をする機能を発揮する為の構成を分けることが可能となる。さらに、時計本体2が第1の通信部15を備え、圧力測定部3が第2の通信部37を備え、通信部15、37は互いに無線により通信可能に構成される。この為、時計本体2及び圧力測定部3間に通信用の配線を設ける必要がない。
さらに、血圧測定装置1の機能を、時計本体2、及び、圧力測定部3に分けることで、時計本体2にポンプ32及び圧力センサ36を収容することがないことから、時計本体2が大型化することを防止することも可能となる。
さらに、ポンプ32からカフ構造体6までの距離を短くできるので、カフ構造体6を効率よく膨張できる。
さらに、センシングカフ73が圧力測定部3の手首200側に固定されることから、圧力測定部3を手首200の手の平側に配置することで、センシングカフ73を手首200の動脈が存する領域に配置することが可能となる。すなわち、圧力測定部3を目印とすることで、センシングカフ73を手首200の動脈が存する領域に簡単に配置することが可能となる。
さらに、バンド4が時計本体2に着脱可能に取り付けられる構成であることで、バンド4を、様々な時計本体2に取り付けることが可能となる。
さらに、第1のバンド部61は、長さを調整可能な構成である。この為、第1のバンド部61の長さを調整することで、ユーザの手首200の周長に応じて、時計本体2を手首200の甲側に配置し、圧力測定部3を手首200の手の平側に配置することが可能となる。
さらに、第2のバンド部62は、第2のバンド部62の圧力測定部3及び時計本体2間の長さを調整可能である。この為、第2のバンド部62の圧力測定部3及び時計本体2の間の長さを調整することで、手首200の周長合わせてバンド4を好適に締め付けることが可能となるので、血圧の測定精度を向上できる。
さらに、時計本体2が第1の電池16を備え、圧力測定部3が第2の電池39を備える。この為、時計本体2及び血圧測定装置の外に、電力供給用の配線を設ける必要がない。
さらに、時計本体2の第1の制御部17が血圧値を算出する制御部として用いられることで、圧力測定部3の第2の制御部40の機能を小さく抑える可能となる。この為、第2の制御部40を小型できるので、圧力測定部3を小型化できる。
さらに、圧力測定部3が第2の表示部38を備えることで、圧力測定部3でも血圧値を視認することが可能となる。
さらに、時計本体2が、血圧測定開始の操作が入力される操作部13を備え構成であることで、圧力測定部3を小型できる
上述したように本実施形態に係る血圧測定装置1によれば、時刻及び血圧値を含む情報を表示する時計本体2、及び、圧力を測定する圧力測定部3を分けることが可能となる。
なお、上述の例では、圧力測定部3は、1つの第2のケース31を備え、第2のケース31内にポンプ32、流体路33、ポンプ駆動回路35、圧力センサ36、第2の通信部37、第2の表示部38、第2の電池39、及び、第2の制御部40を備える構成が一例として説明されたが、これに限定されない。
他の例では、圧力測定部3は、複数のケースを備え、ポンプ32、流体路33、ポンプ駆動回路35、圧力センサ36、第2の通信部37、第2の表示部38、第2の電池39、及び、第2の制御部40を複数の第2のケース31に分散して収容する構成であってもよい。
この一例として、図8乃至図10に示すように、圧力測定部3は、2つのケースを備える構成であってもよい。図8は、この変形例に係る血圧測定装置1の構成を、時計本体2から、圧力測定部3及びバンド4が分離された状態で示す側面図である。図9は、この変形に係る血圧測定装置1の構成を示すブロック図である。図10は、この変形例に係る血圧測定装置1に用いられる圧力測定部3、及び、バンド4の構成を手首200側とは反対側から見た状態を示す平面図である。
図8乃至図10に示すように、この変形例では、圧力測定部3は、2つのケースとして、第2のケース31に加えてサブケース101を備える。第2のケース31には、例えば、ポンプ32と、流体路33と、圧力センサ36と、第2の表示部38と、が収容される。サブケース101には、例えば、ポンプ駆動回路35と、第2の通信部37と、第2の電池39と、第2の制御部40と、が収容される。
また、他の例では、図11乃至図13に示す変形例のように、圧力測定部3は、3つのケースを備える構成であってもよい。図11は、この変形例に係る血圧測定装置1の構成を、時計本体2から、圧力測定部3及びバンド4が分離された状態で示す側面図である。図12は、この変形に係る血圧測定装置1の構成を示すブロック図である。図13は、この変形例に係る血圧測定装置1に用いられる圧力測定部3、及び、バンド4の構成を手首200側とは反対側から見た状態を示す平面図である。
図11乃至図13に示すように、この変形例では、圧力測定部3は、3つのケースとして、第2のケース31に加えてサブケース101及びサブケース102を備える。第2のケース31には、例えば、ポンプ32と、流体路33と、圧力センサ36と、第2の表示部38と、が収容される。サブケース101には、例えば、ポンプ駆動回路35と、第2の通信部37と、第2の制御部40と、が収容される。サブケース102には、第2の電池39が収容される。
また、上述の例では、センシングカフ73は、押圧カフ71を介して流体的に接続される構成が一例として説明されたが、これに限定されない。他の例では、図14に示すように、センシングカフ73は、流体路33に直接接続される構成であってもよい。この構成の場合、接続部93が、流体路33に接続される。
また、上述の例では、血圧測定装置1は、時計本体2が、圧力センサ36の検出結果に基づいて血圧を算出する為に必要な構成である第1の制御部17及びメモリ14を備える構成が一例として説明されたが、これに限定されない。
他の例では、時計本体2が、圧力センサ36の検出結果に基づいて血圧を算出することが可能に構成されてもよい。例えば、時計本体2が圧力センサ36の検出結果に基づいて血圧を算出する為に必要なメモリを備え、このメモリ、及び、第2の制御部40により、血圧を算出構成であってもよい。この構成の場合、圧力測定部3にて血圧値が算出され、当該血圧値が時計本体2に送信されて、第1の表示部12で表示されてもよい。この構成の場合、時計本体2は、圧力センサ36の検出結果に基づいて血圧を算出する機能を有する必要がなく、外部からの血圧値の情報を受信して表示できる機能を有すればよいので、様々な時計本体2を用いることが可能となる。
また、上述の例では、第1のバンド部61は、長さを調整可能な構成として複数のコマ61bを備える構成が一例として説明されたが、これに限定されない。他の例では、図15に示すように、時計本体2の第2のケース31の一対のラグ23間に軸部25を設け、第1のバンド部61は、軸部25での折り返し位置を調整することで、長さを調整可能な構成であってもよい。軸部25で折り返された第1のバンド部61は、面ファスナ等の着脱可能な固定部63によって、第1のバンド部61の他部に固定されてもよい。
また、上述の例では、圧力測定部3とバンド4とは別体に構成されて、バンド4が圧力測定部3の第2のケース31に接続される構成が一例として説明されたが、これに限定されない。他の例では、第2のケース31及びバンド4は、別々に構成されて接続されるのではなく一体化されてもよい。または、バンド4の一部が第2のケース31と一体化され、バンド4の他部が第2のケース31とは別体に構成されて第2のケース31に接続されるに構成であってもよい。
また、圧力測定部3、バンド4、カーラ5、及びカフ構造体6は、別々に構成されて接続される構成ではなく、一体化されてもよい。
また、上述の例では、時計本体2の操作部13が、血圧測定開始の操作を入力可能に構成されたが、これに限定されない。他の例では、圧力測定部3が、血圧測定開始の操作を入力可能な操作部を備える構成であってもよい。
また、上述の例では、圧力測定部3は、第2の表示部38を備える構成が一例として説明されたが、これに限定されない。例えば、圧力測定部3は、第2の表示部38を備えない構成であってもよい。
また、上述の例では、血圧測定装置1は、カーラ5を備える構成が一例として説明されたが、これに限定されない。他の例では、血圧測定装置1は、カーラ5を備えない構成であってもよい。この変形例に係る血圧測定装置1を、図16を用いて説明する。なお、図16は、一例として、圧力測定部3が、3つのケース31、101、102を備える血圧測定装置1を示している。
図16に示すように、血圧測定装置1は、カーラ5を備えない構成である場合は、例えば、押圧カフ71が圧力測定部3の第2のケース31の手首200側の面に固定される。さらに、血圧測定装置1は、カーラ5を備えない構成である場合は、バンド4を手首200に巻き付ける前段階でカフ構造体6を手首200に巻き付けた状態で固定する為の固定部104を備えてもよい。この固定部104は、例えば、手首200に巻き付けた押圧カフ71の両端同士を固定する。固定部は、例えば、面ファスナやスナップフィットである。
即ち、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
1…血圧測定装置
2…時計本体
3…圧力測定部
4…バンド
5…カーラ
6…カフ構造体
11…第1のケース
12…第1の表示部
13…操作部
13a…釦
13b…センサ
14…メモリ
15…第1の通信部
16…第1の電池
17…第1の制御部
21…外郭ケース
22…風防
23…ラグ
24…バネ棒
25…軸部
31…第2のケース
31a…外郭ケース
31b…カバー
32…ポンプ
33…流体路
34…弁
35…ポンプ駆動回路
36…圧力センサ
37…第2の通信部
38…第2の表示部
39…第2の電池
40…第2の制御部
60…バンド部
61…第1のバンド部
61a…取付部
61b…コマ
62…第2のバンド部
63…固定部
64…フック部
65…ループ部
71…押圧カフ
72…背板
72a…溝
73…センシングカフ
81…空気袋
84…接続部
86…シート部材
91…空気袋
93…接続部
96…シート部材
101…サブケース
102…サブケース
200…手首
210…動脈
211…橈骨動脈
212…尺骨動脈

Claims (7)

  1. ユーザの手首に装着される血圧測定装置であって、
    時刻及び血圧値を含む情報を表示する表示部、並びに、第1の通信部を有し、前記手首の甲側に配置される時計本体と、
    前記第1の通信部と通信する第2の通信部、ポンプ、及び、圧力を検出するセンサを有する圧力測定部、並びに、前記圧力測定部に設けられ、前記時計本体に接続されるバンド部を備えるバンドと、
    前記バンドに設けられ、前記ポンプ及び前記センサに流体的に接続されるカフと、
    前記時計本体または前記圧力測定部に設けられ、前記センサの検出結果に基づいて血圧値を算出する制御部と、
    を備える血圧測定装置。
  2. 前記カフは、前記手首の動脈が存する領域に配置されるセンシングカフを含み、
    前記センシングカフは、前記圧力測定部の前記手首側に配される、
    請求項1に記載の血圧測定装置。
  3. 前記バンドは、前記時計本体に着脱可能に取り付けられる、請求項1に記載の血圧測定装置。
  4. 前記バンド部は、前記圧力測定部及び前記時計本体間の長さを調整可能に構成される、請求項3に記載の血圧測定装置。
  5. 前記制御部は、前記時計本体に設けられる、請求項1に記載の血圧測定装置。
  6. 前記圧力測定部は、血圧値を表示する圧力測定部用表示部を備える、請求項1に記載の血圧測定装置。
  7. 前記時計本体または前記圧力測定部は、血圧測定開始の操作が入力される操作部を備える、請求項1に血圧測定装置。
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