JP4777640B2 - 手首用血圧計 - Google Patents

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Description

本発明は、手首に装着して血圧測定が可能な手首用血圧計、及びその手首用血圧計のカフ帯の芯材として用いられるカフスプリングに関する。
従来の血圧計は、一般的に、上腕にカフ帯を装着して血圧の測定を行うものが主流であったが、血圧の測定をオシロメトリック法で行う血圧計が実用に供されるに従い、特許文献1に記載の血圧計の如く、手首で血圧測定を行えるようにしたものが提案されている。
この血圧計50は、図6に示すように、手首に巻き付けるカフ帯52を血圧計本体51に一体化したものである。カフ帯52の内側に空気袋54が配設され、血圧計本体51の加圧ポンプから空気袋54へ空気を送給してこれを膨張することにより、手首内を通る動脈を圧迫し、空気袋54内が減圧される過程で、血圧計本体51の圧力センサにより空気袋54内の圧力脈動を検出して、血圧を測定する。
上記カフ帯52には、手首の拍動部側に合致する湾曲面形状のカフスプリング53が芯材として内包されている。上記空気袋54は、カフスプリング53の内側に配設されている。従って、空気袋54から延びる連通管55、56は、カフスプリング53に形成された挿通口57、58をそれぞれ挿通して血圧計本体51内へ至る。つまり、連通管55は、血圧計本体51の加圧ポンプ6及び減圧制御弁に接続され、連通管56は、血圧計本体51の圧力センサに接続される。
特開平11‐299748号公報
ところが、上述のような血圧計50では、空気袋54の膨張・収縮が繰り返されることによって、空気袋54の連通管55及び56と血圧計本体51との接続が不完全になり、これら連通管55及び56の接続箇所から空気が漏出して、血圧を正確に測定できない恐れがある。
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、カフ帯の空気袋と血圧計本体との接続を確実に実施できる手首用血圧計、及びその手首用血圧計のカフ帯の芯材として用いられるカフスプリングを提供することにある。
第1の発明に係る手首用血圧計は、空気袋を外袋に内蔵し、手首に巻き付けられるカフ帯と、上記空気袋を内周側に配設した状態で上記カフ帯の上記外袋に芯材として内包される筒状のカフスプリングと、上記空気袋へ空気を送給する加圧ポンプを備えた血圧計本体と、を有する手首用血圧計において、上記カフスプリングには、上記空気袋から延びる連通管を上記血圧計本体側に接続すべく当該連通管を挿通する挿通口と、この挿通口に挿通した状態の上記連通管の移動を規制すべく当該連通管を係止する係止部とが形成され、上記係止部は、上記カフスプリングの上記挿通口に臨む位置に当該挿通口の中心に向かって凸状に形成されるとともに、上記挿通口を通して上記血圧計本体に接続された上記連通管に当該血圧計本体から離れる方向の力が作用したときに、上記連通管を係止することで当該方向への当該連通管の移動を規制するものであることを特徴とする。
第2の発明は、上記カフ帯において、カフスプリングの内側に配設された空気袋が外袋に固定して設けられたことを特徴とする上記第1の発明に記載の手首用血圧計である。
発明によれば、カフスプリングには、空気袋から延びる連通管を係止して、この連通管の移動を規制する係止部が設けられている。上記空気袋の連通管は、血圧計本体の加圧ポンプ、減圧制御弁、圧力センサなどに接続されるが、この連通管がカフスプリングの係止部に係止されてその移動が規制されることで、空気袋が膨張・収縮を繰り返しても、連通管と加圧ポンプなどとの接続が不完全になることを防止でき、この結果、空気袋と血圧計本体との接続を確実に実施できる。
また、発明によれば、カフスプリングには、空気袋から延びる連通管を係止して、この連通管の移動を規制する係止部が設けられていることから、空気袋がカフ帯の外袋に固定されて、カフ帯の開操作時にこのカフ帯の開方向に引っ張られ、空気袋の連通管に血圧計本体から離れる方向の力が作用しても、この連通管の移動がカフスプリングの係止部により規制されるので、連通管と血圧計本体の加圧ポンプ、減圧制御弁、圧力センサなどとの接続が不完全になることを防止できる。この結果、この場合にも、空気袋と血圧計本体との接続を確実に実施できる。
更に、発明によれば、空気袋から延びる連通管がカフスプリングの係止部に係止されて、この連通管の移動が規制されることから、カフ帯に血圧計本体を取り付ける際に、空気袋の連通管がカフ帯の外袋から突出した状態を保持できるので、この連通管と血圧計本体との接続を容易に実施でき、従って、血圧計本体とカフ帯との取付性を向上させることができる。
また、本発明によれば、カフ帯において、カフスプリングの内側に配設された空気袋が外袋に固定して設けられたことから、カフ帯の開操作時に、外袋と共に空気袋がカフ帯の開方向に引っ張られるので、これらの外袋と空気袋との間に配置されるカフスプリングの剛性が高い場合にも、このカフスプリングをカフ帯の開方向に良好に移動させることができ、カフ帯の開操作を円滑に実施できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面に基づき説明する。
図1は、本発明に係る手首用血圧計の一実施の形態を示す斜視図である。図2は、図1のII‐II線に沿う断面図である。
図1に示す手首用血圧計10は、血圧計本体11にカフ帯12が取り付けられたものであり、手首1にカフ帯12を巻き付けることで、血圧計本体11を手首1に装着し、オシロメトリック法を用いて手首1で血圧の測定を実施するものである。この手首用血圧計10は、上記血圧計本体11、上記カフ帯12及びカフスプリング13を有して構成される。
上記血圧計本体11は、図1に示すように、開口部が互いに接合される上ケース14と下ケース15内に、図示しない加圧ポンプ、減圧制御弁、圧力センサ、及びこれらを制御する制御手段など、血圧測定のための主要機構が収納されている。また、上ケース14の上面に、液晶式の表示部16、各種のスイッチ類17が配置される。更に、血圧計本体11の側方にバッテリ一18が装着される。上記表示部16に、測定された血圧や脈拍などが例えばデジタル表示される。
上記カフ帯12は、図1及び図2に示すように、布製の外袋31に空気袋19が内蔵され、後述する湾曲面形状のカフスプリング13が、空気袋19を内周側に配設した状態で外袋31に芯材として内包されたものである。このカフ帯12は、図示しない面ファスナを用いて両側が接合され、手首1に巻き付けられて固定される。カフ帯12が手首1に巻き付けられて固定された状態で、血圧計本体11の加圧ポンプからカフ帯12の空気袋19へ空気が送給されて、手首1が空気圧により圧迫される。
上記カフスプリング13は、図2、図3及び図4に示すように、可撓性を備えた合成樹脂などの板状弾性体にて構成され、手首1の拍動部側の少なくとも半周に合致する湾曲面形状に成形される。つまり、このカフスプリング13は、周方向の一部が切除された切除部21を有する断面楕円弧形状の略楕円筒体であり、切除部21を拡げることで拡径され、切除部21を狭めることで縮径可能に設けられる。
このカフスプリング13の外周側には、切除部21に対向する周方向略中央位置にマウント部22が形成される。このマウント部22は複数本の係止爪23とねじ止め片24とを備えて成り、これらの係止爪23及びねじ止め片24は、カフスプリング13から切り起こされて、このカフスプリング13に一体に成形される。血圧計本体11の下ケース15に係止爪23が係止され、ねじ止め片24がねじ止めされることで、血圧計本体11がカフスプリング13のマウント部22に取り付けられる。
図3及び図4に示すように、カフスプリング13のマウント部22には、後に詳説する挿通口25及び35が形成される。これらの挿通口25、35に、空気袋19から延びる連通管32、33がそれぞれ挿通される。
連通管32は、血圧計本体21内の加圧ポンプ及び減圧制御弁に接続され、加圧ポンプにより空気袋19内へ所定圧力まで空気が圧入されて手首1を圧迫する。空気袋19内に所定圧力まで圧入された空気は、減圧制御弁の作用で適宜排気される。連通管33は、血圧計本体21内の圧力センサに接続され、空気袋19内の圧力変化が上記圧力センサにより検出される。この圧力センサは、特に、減圧制御弁により空気袋19内が減圧される過程で、この空気袋19内に発生する圧力脈動を検出する。この圧力脈動の変化のプロフィールからオシロメトリック法により最高血圧及び最低血圧などが算出され、図1に示す血圧計本体11の表示部16に表示される。
また、このカフスプリング13には、切除部21に対向する周方向略中央位置に、内側へ突出する例えばアーチ形状の突出部26が、カフスプリング13の軸方向に沿う全長に形成される。この突出部26は、図2に示すように、カフ帯12を手首1に巻き付けたとき、カフスプリング13の周方向において、手首1の拍動部における略中央位置に位置付けられる。これにより、カフ帯12の空気袋19へ空気が送給されたとき、この空気袋19は、カフスプリング13の周方向において突出部26を避け、この突出部26を境とする両側部分で膨張し、手首1内で拍動部の中央両側にある2本の動脈(図示しない尺骨動脈及び橈骨動脈)を効果的に圧迫する。
カフスプリング13の外周側におけるマウント部22領域内には、突出部26の外側に補強リブ27が、当該突出部26に一体に成形される。この補強リブ27は、図3及び図4に示すように、カフスプリング13の軸方向に所定間隔で複数枚設けられて突出部26を含めたマウント部22を補強し、このマウント部22の剛性を増大させる。
更に、略楕円筒形状のカフスプリング13には、その軸方向の任意の位置、本実施の形態では軸方向中央位置に、切除部21からマウント部22まで周方向に延びるスリット28が、図5において左右対称に形成される。カフスプリング13のマウント部22及び突出部26を除く部分は、これらのスリット28によって、手側分割部分29と腕側分割部分30とに軸方向に分割され、これらの分割部分の曲率半径が異なって構成される。つまり、腕側分割部分30の曲率半径は、手側分割部分29の曲率半径よりも大きく構成される。これにより、手首1が手側から腕側へ徐々に太くなっていても、カフ帯12のカフスプリング13は、手首1の太さの変化に追従し、この手首1に適合(フィット)して、カフスプリング13を内包するカフ帯12と手首1との隙間が低減され、両者の密着性が高まる。
更に、図2に示すように、カフ帯12の外袋31における内側の布36のうち、手首1に接触する領域(図2の符号Wの領域)の布が伸縮性の高い布地で構成されていることからも、カフ帯12と手首1との密着性が高められている。
また、カフ帯12のカフスプリング13は、肉厚が厚く剛性が高められている他、前述のごとく、カフスプリング13のマウント部22に補強リブ27が設けられて、このマウント部22の剛性が特に高められている。このため、空気袋19の膨張・収縮の影響を受けることなく、血圧計本体21がカフスプリング13のマウント部22に安定して取り付けられると共に、空気袋19の膨張に際しても、このカフスプリング13のマウント部22の変形が抑制される。
このようにカフ帯12の密着性が高められ、且つカフスプリング13の特にマウント部22における剛性が高められたことによって、空気袋19の膨張時における手首1の圧迫が適切となり、手首1の動脈の阻血性能が高められて、血圧の測定精度が向上する。
図1及び図2に示すように、カフ帯12は、外袋31の一方側にカフスプリング13及び空気袋19が収容され、カフ袋12の他方側は、上記一方側に面ファスナ(不図示)などを用いて装着される装着代38となっている。このカフ帯12の外袋31内においてカフスプリング13の内側に配設される空気袋19は、カフ帯12の装着代38側が封止線39を隔てて空気が導入されない取付部40となっている。
空気袋19の上記取付部40は、外袋31において伸縮性の低い外側の布37、及び外袋31における内側の布36のうち伸縮性の低い部分に縫い付けられて固定される。図2の符号41は縫い付け箇所を示す。カフ帯12の外袋31内においてカフスプリング13の内側に配設される空気袋19における装着代38側の取付部40が、上述のように外袋31に固定されることによって、カフ帯12の装着代38を巻き付け方向と反対の開方向Aへ引っ張って当該カフ帯12を開操作するとき、外袋31と共に空気袋19も同方向に移動することで、剛性の高いカフスプリング13を良好に開操作することが可能となる。
図3及び図5に示すように、カフスプリング13には、挿通口25、35を臨む位置に係止部42が形成されている。図4に示すように、挿通口25側に設けられる係止部42は、空気袋19の連通管32を係止してこの連通管32の移動を規制し、また、挿通口35側に設けられる係止部42は、空気袋19の連通管33を係止してこの連通管33の移動を規制する。
この係止部42が空気袋19の連通管32及び33を係止することにより、カフ帯12の開操作時に空気袋19が外袋31と共に開方向A(図2)へ移動し、この結果、空気袋19の連通管32及び33に血圧計本体11から離れる方向Bの力が作用しても、これら連通管32及び33の移動が規制される。更に、カフスプリング13の係止部42が空気袋19の連通管32及び33を係止することによって、空気袋19が膨張・収縮を繰り返すことによっても、空気袋19の連通管32及び33と血圧計本体19との接続が不完全になることが防止される。
次に、作用説明する。
カフ帯12の装着代38を開方向に引っ張って当該カフ帯12を手首1に巻き付け、面ファスナなどを用いてカフ帯12を手首1に固定する。このとき、カフ帯12内のカフスプリング13における突出部26を手首1の拍動部側の中央位置に位置付け、カフ帯12を手首1の拍動部に密着させた状態とする。そして、掌を上にして手を軽く開き、肘を机などの上面について手首1を心臓の高さとし、血圧計本体11のスイッチ類17をオン操作する。
すると、血圧計本体11の加圧ポンプからカフ帯12の空気袋19へ連通管32を介して空気が送給され、この空気袋19が膨張して手首1の拍動部の動脈を圧迫する。この状態から血圧計本体11の減圧制御弁の作用で空気袋19内が減圧される過程で、空気袋19の連通管33に接続された血圧計本体11の圧力センサにより、空気袋19内の圧力脈動が検出され血圧が測定される。
以上のように構成されたことから、上記実施の形態によれば、次の効果(1)〜(4)を奏する。
(1)カフ帯12のカフスプリング13には、空気袋19から延びる連通管32及び33を係止して、これらの連通管32及び33の移動を規制する係止部42が設けられている。上記空気袋19の連通管32は、血圧計本体11の加圧ポンプおよび減圧制御弁に接続され、空気袋19の連通管33は、血圧計本体11の圧力センサに接続されるが、これらの連通管32、33がカフスプリング13の係止部42に係止されてその移動が規制されることで、空気袋19が膨張・収縮を繰り返しても、この空気袋19の連通管32と血圧計本体11の加圧ポンプおよび減圧制御弁との接続、並びに空気袋19の連通管33と血圧計本体11の圧力センサとの接続が不完全になることを防止できる。この結果、空気袋が膨張・収縮を繰り返す場合にも、空気袋19と血圧計本体11との接続を確実に実施できる。
(2)カフスプリング13には、空気袋19から延びる連通管32及び33を係止して、この連通管32及び33の移動を規制する係止部42が設けられたことから、空気袋19の取付部40がカフ帯12の外袋31に固定されて、空気袋19がカフ帯12の開操作時にこのカフ帯12の開方向Aへ引っ張られ、空気袋19の連通管32及び33に血圧計本体11から離れる方向Bの力が作用しても、これらの連通管32及び33の移動がカフスプリング13の係止部42により規制されるので、連通管32と血圧計本体11の加圧ポンプおよび減圧制御弁との接続、並びに連通管33と血圧計本体11の圧力センサとの接続が不完全になることを防止できる。この結果、この場合にも、空気袋19と血圧計本体との接続を確実に実施でき、空気袋19の連通管32及び33の接続部分から空気が漏出することを防止でき、更に、連通管32及び33が血圧計本体11から完全に外れてしまう事態をも確実に回避できる。
(3)カフ帯12の空気袋19から延びる連通管32及び33がカフスプリング13の係止部42に係止されて、これらの連通管32及び33の移動が規制されることから、カフ帯12に血圧計本体11を取り付ける際に、空気袋19の連通管32及び33がカフ帯12の外袋31から突出した状態を保持できる。このため、これらの連通管32及び33と血圧計本体11との接続を容易に実施でき、従って、血圧計本体11とカフ帯12との取付性を向上させることができる。
(4)カフ帯12において、カフスプリング13の内側に配設された空気袋19の取付部40が外袋31の装着代38側に固定して取り付けられたことから、カフ帯12の開操作時に、外袋31と共に空気袋19がカフ帯12の開方向Aへ引っ張られる。この結果、これらの外袋31と空気袋19との間に配置されるカフスプリング13の剛性が高い場合にも、このカフスプリング13をカフ帯12の開方向Aへ良好に移動させることができ、カフ帯12の開操作を円滑に実施できる。
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、上述の実施の形態では、血圧計本体11がカフ帯12に取り付けられるものを述べたが、一般の血圧計のように、血圧計本体11とカフ帯12とが切り離されて別体に構成されたものでもよい。
本発明に係る手首用血圧計の一実施の形態を示す斜視図である。 図1のII‐II線に沿う断面図である。 図2のカフスプリングを示す平面図である。 図2のIV‐IV線に沿う断面図である。 図2のカフスプリングを示す斜視図である。 従来の手首用血圧計におけるカフスプリングを示し、(A)が平面図、(B)が図6(A)のB‐B線に沿う断面図である。
符号の説明
1 手首
10 手首用血圧計
11 血圧計本体
12 カフ帯
13 カフスプリング
19 空気袋
22 マウント部
25、35 挿通口
32、33 連通管
40 空気袋の取付部
42 カフスプリングの係止部
A カフ帯の開方向
B 血圧計本体から離れる方向

Claims (2)

  1. 空気袋を外袋に内蔵し、手首に巻き付けられるカフ帯と、
    上記空気袋を内周側に配設した状態で上記カフ帯の上記外袋に芯材として内包される筒状のカフスプリングと、
    上記空気袋へ空気を送給する加圧ポンプを備えた血圧計本体と、を有する手首用血圧計において、
    上記カフスプリングには、上記空気袋から延びる連通管を上記血圧計本体に接続すべく当該連通管を挿通する挿通口と、この挿通口に挿通した状態の上記連通管の移動を規制すべく当該連通管を係止する係止部とが形成され、
    上記係止部は、上記カフスプリングの上記挿通口に臨む位置に当該挿通口の中心に向かって凸状に形成されるとともに、上記挿通口を通して上記血圧計本体に接続された上記連通管に当該血圧計本体から離れる方向の力が作用したときに、上記連通管を係止することで当該方向への当該連通管の移動を規制するものである
    ことを特徴とする手首用血圧計。
  2. 上記カフ帯において、カフスプリングの内側に配設された空気袋が外袋に固定して設けられたことを特徴とする請求項1に記載の手首用血圧計。
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