JP5007042B2 - 植栽基盤の固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、植栽部を底部で支持する植栽基盤を敷設面に固定する植栽基盤の固定構造に関する。
現代社会における都市部には自然が不足しているが、人間の自然に対する希求に応えて自然不足を補うべく、例えばビルの屋上、折板屋根など建物の屋根、ベランダ、テラス等を人工的に緑化する植栽設備を設け、都市部における緑化対策が図られている。植栽設備としては、様々なものが提案されているが、その一つに、植栽部を底部で支持する植栽基盤を用いる植栽設備が知られている。前記植栽設備では、建物の耐荷重性から軽量な植栽基盤を用いるため、植栽基盤を敷設面に固定することが好ましい。斯様な植栽基盤を敷設面に固定する植栽設備を開示している先行技術文献として特許文献1〜5がある。
特許文献1には、植栽部と水抜き部とを有し、互いに隣接配置する複数のトレー(植栽基盤)と、トレーを固定するためにトレーのコーナ部間に配置して床面に取り付ける複数の固定具とを備え、固定具を、床面に接着して取り付けるベース材と、ベース材の上面に立設する位置規制部材と、位置規制部材の上端に着脱自在に固定する抜止部材とで構成し、位置規制部材がトレーのコーナ部に係合してトレーの前後左右方向の移動を規制し、抜止部材がトレーの上方への移動を規制する構造が開示されている。
特許文献2、3には、底面と側面とで形成される平面視略正方形の土壌収容自在な植栽トレー(植栽基盤)に四隅を面取りしてコーナ側面を設け、隣り合う4個の植栽トレーの前記コーナ側面で矩形空間を形成すると共に、屋根上に敷設される防水シートに立設する固定用ボルトを前記矩形空間に配置し、植栽トレーのコーナ側面の上縁に押さえ部を引っ掛かけて押さえ金具を固定用ボルトに取り付け、植栽トレーを屋根に固定する構造が開示されている。
特許文献4には、吸盤状の定着部と該定着部に対して鉛直に突設される取付用凸部を合成樹脂で一体形成し、前記定着部を防水層の上面に溶着又は接着し、固定部材の上から植栽マット(植栽基盤)又は植栽トレー及び植栽マット(植栽基盤)を設置し、固定部材の取付用凸部に係止部材を取り付け、植栽マット又は植栽トレー及び植栽マットを係止部材と固定部材の定着部とで狭持する構造が開示されている。
特開2003−250354号 特開2003−116356号 特開2004−16015号 特開2003−219729号
ところで、特許文献1〜3に記載の如く、植栽基盤の外側のコーナ部間で植栽基盤を固定する場合、(1)固定具の個数が多くなって高コストとなる、(2)衝撃で植栽基盤がズレて固定から外れてしまう、(3)敷設面に段差など不陸が存在する場合にコーナ部に於ける植栽基盤上面に段差が生じ、固定具による固定強度が植栽基盤毎にばらついてしまう、(4)抜止部材など植栽設備の上方から目視される大きな部材や植栽面より上方に大きく突出する部材が設けられることにより美観が損なわれる、という不具合を生ずる。他方において、特許文献4の固定構造では、植栽基盤(植栽マットや植栽トレー)を植栽基盤内で固定していることから、上記(1)〜(3)の課題を解決することはできるものの、(4)の課題を解消することはできない。
本発明は上記課題に鑑みて提案するものであって、植栽設備の美観を損なうことなく、良好な施工性で植栽基盤を固定することができる植栽基盤の固定構造を提供することを目的とする。
本発明の植栽基盤の固定構造は、植物及び該植物を育成可能な育成部からなる植栽部を底部上面で支持する植栽基盤を敷設面に固定する植栽基盤の固定構造であって、植栽基盤の底部上面から上方へ突出する上下開放の筒部に固定部材を挿通し、前記挿通する固定部材を、敷設面に直接固定若しくは敷設面に固着した介在体と固定することにより敷設面に固定し、該固定状態に於ける固定部材の上端を、筒部の上端と略同一高さに配置若しくは筒部内に配置してなり、該植栽部の植物により該筒部の上端が覆われることを特徴とする。前記構成では、例えば植栽部を育成層と育成材層の上方に配置する植栽マットで構成し、筒部の上端を育成材層の上端と略同一平面状など略同一高さ若しくはそれよりも若干上方に配置するとよい。
また、本発明の植栽基盤の固定構造は、前記筒部の上端から下方へ向かって内径を縮径することを特徴とする。
また、本発明の植栽基盤の固定構造は、前記筒部内の縮径箇所に前記固定部材の係止部が係止されることを特徴とする。例えば固定部材をボルト、係止部をボルト頭部とする場合に、筒部内の所定位置の縮径箇所に頭部(係止部)を係止し、前記係止で筒部に対するボルトの挿入位置を設定可能とする。
また、本発明の植栽基盤の固定構造は、前記筒部の内部に、前記固定部材の係止部が係止される係止受部を形成することを特徴とする。例えば固定部材をボルト、係止部をボルト頭部とする場合に、筒部内の所定位置の係止受部にボルト頭部(係止部)を係止して、係止受部に穿設されている貫通穴にボルトを挿通し、前記係止で筒部に対するボルトの挿入位置を設定可能とする。
また、本発明の植栽基盤の固定構造は、前記植栽基盤を貯水部若しくは保水部に載置して該植栽基盤筒部と対応する位置に形成されている貯水部若しくは保水部の筒部を連通し、該連通する筒部に固定部材若しくは固定部材と介在体を配設して該植栽基盤と貯水部若しくは保水部を敷設面に固定することを特徴とする。例えば上方に配置する植栽コンテナの筒部と下方に配置する貯水トレー等の貯水部の筒部を連通し、前記筒部の連通で植栽コンテナの筒部の上端から敷設面まで一連の空間を形成し、前記空間にボルト等の固定部材や必要に応じて介在体を設け、植栽コンテナや貯水部を敷設面に固定する。
また、本発明の植栽基盤の固定構造は、前記介在体を細長形状とし、一つの介在体に複数の植栽基盤を固定することを特徴とする。例えば植栽基盤を植栽コンテナ、介在体を略四角筒形とする場合に、敷設面に固着される略四角柱形の介在体に2個以上の複数の植栽コンテナを固定する。
尚、本願の発明には、各発明や実施例の部分的な構成を他の発明や実施例等の構成に変更し、或いは各発明や実施例の構成に他の構成を付加し、或いは各発明や実施例の部分的な構成を部分的な作用効果が得られる限度で削除して上位概念化したものも含まれる。
本発明の植栽基盤の固定構造は、固定部材の上端を筒部の上端と略同一高さや筒部内に配置することにより、筒部の上端を概略覆う植物で筒部や固定部材の目視を困難とすることが可能であり、植栽設備の優れた美観を維持することができる。また、育成材から隔離された筒部内で固定することにより、例えば筒部の外周に育成材を設けた後に固定部材で固定する、或いは固定部材で固定した後に筒部の外周に育成材を設ける等、施工手順の自由度を高めることができると共に、一旦固定した後の取り外しも容易であり、高い施工性を有する。
また、植栽基盤のコーナ部の外側ではなく植栽基盤内で固定すること等により、固定具の個数を減らして低コスト化できる、衝撃で植栽基盤がズレて固定から外れるようなことがなく、確実に高い強度で固定することができる、敷設面に段差など不陸が存在する場合にも植栽基盤毎の固定強度のバラツキを抑えることができるという効果を奏する。更に、コーナ部の外側で固定する構造では、非常に微妙な調整が必要となり、例えば墨出しを行ってコーナに位置する箇所にベース部を接着して樹脂製等の植栽トレーを敷設する場合に、施工時の天候や気温で植栽トレーに伸びが生じて必要なベース部の設置位置が墨出しの結果とは異なってしまい、墨出しからやり直す必要が生ずる場合があるが、斯様な墨出しのやり直しの必要もなく、固定作業を容易化することができる。
また、植栽基盤の筒部の上端から下方へ向かって内径を縮径することにより、ボルト等の固定部材を筒部に挿入しやすくなり、施工性を高めることができる。また、筒部内の縮径箇所で固定部材の係止部を係止する、或いは筒部の内部の係止受部で固定部材の係止部を係止することにより、固定部材の挿入位置が筒部内で設定可能となり、施工性を高めることができると共に、取り外しも容易となる。
また、植栽基盤と貯水部の連通する筒部に固定部材若しくは固定部材と介在体を配設して植栽基盤と貯水部若しくは保水部を敷設面に固定することにより、植栽基盤の固定作業と同時に貯水部等を固定することができ、施工性を高めることができると共に、貯水部等も高い強度で固定することができる。
また、介在体を細長形状とし、一つの介在体に複数の植栽基盤を固定することにより、一つの介在体を設置することで多数の植栽基盤を設置することが可能となり、介在体を設ける場合の施工性を高めることができる。
以下、本発明の植栽基盤の固定構造の実施例を図面に沿って説明するが、本発明は以下の実施例や例示に限定されるものではなく、各実施例や例示の構成を適宜組み合わせたものも本発明に含まれる。
第1実施例の植栽基盤の固定構造は、植栽基盤100を敷設面300に固定するものである(図1〜図4参照)。植栽基盤100は、図1に示すように、底部である平面視略矩形の底板101を有し、底板101の四方で隣り合う植栽基盤100相互を連係する連係部として、底板101の四辺に上側連係片102と下側連係片103が形成されている。上側連係片102は、底板101の一方の隣り合う2辺に於いて、底板101の上面近傍から外方へ突出し、端縁が下方へ屈曲延設する略鉤形に形成され、下側連係片103は、底板101の他方の隣り合う2辺に於いて、底板101の下面近傍から外方へ突出し、端縁が上方へ屈曲延設する略鉤形に形成されており、隣り合う植栽基盤100・100の一方の植栽基盤100の上側連係片102と他方の植栽基盤100の下側連係片103を嵌合或いは係合し、植栽基盤100・100相互を並列して連係可能である。
底板101の四隅近傍には、底面視四角形で板状の支持脚104が形成されており、底板101の下面と敷設面300との間に支持脚104の高さに相当する空間を形成し、前記空間を利用して排水することで、植栽設備の余剰水の良好な排水が可能になっている。また、底板101の中央には、上面から上方へ突出して筒部105が形成されている。筒部105は、中空で上下開放の略円筒形であり、上方へ向かって漸次縮径して先細りとなる外周部105aと、略水平の上端面105bと、下方へ向かって漸次縮径して先細りとなる孔部105cとを有し、孔部105cは底板101の下面まで貫通して開放されている。孔部105cの上端開口は、後述するボルト110の頭部110aを遊挿可能な径で大きく形成され、その下端開口は、ボルト110を挿通可能で且つ頭部110aを挿通不能な径で小さく形成されている。尚、植栽基盤100は、例えば樹脂で成形すると好適であるが、木材・石材・鋼板など適宜の素材で形成することが可能である。
上記植栽基盤100を敷設面300に固定する際には、図2に示すように、各植栽基盤100の孔部105cが配置される位置に対応する敷設面300の位置に予めアンカーホルダー120を埋設しておく。そして、各アンカーホルダー120に孔部105cが対応するようにして各植栽基盤100を配置していき、隣り合う植栽基盤100・100相互を上側連係片102と下側連係片103で係合して連係しながら、植栽基盤100を縦横に並列して敷設し、植栽基盤群を形成する。
その後、植栽基盤100の筒部105に固定部材であるボルト110を上方から挿通し、ボルト110の雄ねじが形成された軸部110bをアンカーホルダー120に螺合していく。この際、孔部105cは下方へ向かって徐々に縮径し、孔部105cの下端の開放部分が頭部110aの外周よりも小さくなっていることから、孔部105c内の所定位置で頭部110aが筒部内面に当接して引っ掛かり、前記位置までボルト110を螺合して固定が完了する。前記ボルト110とアンカーホルダー120の固定作業を各植栽基盤110について行い、全ての植栽基盤110を敷設面300に固定する。
そして、植栽基盤100の底板101上に、上面が筒部105の上端面105bと略面一となる程度で育成材106を敷設し(図3参照)、敷設した育成材106に芝生など植物107を植栽する、或いは切芝などの植栽マットを育成材106上に載置することにより植栽を施し、植栽設備が完成する(図4参照)。
尚、育成材106には適宜のものを用いることが可能であるが、屋上、或いはベランダ等に植栽設備を設ける場合は、出来るだけ軽量なものとすることが好ましく、例えばパーライト、バーミキュライト、ピートモス、バーク堆肥、チャフコン、木質腐朽有機物、ゼオライト等、建築廃材、下水若しくは浄水汚泥等、或いは椰子繊維等とすることができる。また、前記例示の育成材の内の数種類や、必要に応じて根腐れ防止用の珪酸塩白土などを植栽の種類、環境などに応じて適宜選定し、これを保水性、排水性、通気性を良好にするためバランスよく配合した軽量育成材等としてもよく、斯様な通気性等が良好な軽量育成材を採用することにより、植物107の根が傷むことを防止できる。更に、軽量育成材による荷重は例えば従来の客土の約1/3程度であり、軽量育成材を用いることで敷設面300への荷重付加を軽減することができる。また、育成材106を固化したものや椰子繊維をマット状にしたものなどユニット化した育成材106aを用いてもよく(図5参照)、ユニット化した育成材106aを用いることにより、施工性をより向上することができると共に、植栽設備の撤去時に育成材106aの撤去や引いてはボルトの取り外し作業も容易となり、施工や撤去の低コスト化を図ることができる。
また、植栽基盤110の固定は育成材106を敷設する前に行う場合に限定されず、例えば図5に示すように、育成材106を敷設して植物107を植栽した後に、筒部105内にボルト110を挿通して固定する構成や、並列配置された植栽基盤110の固定作業を順次進めつつ同時並行して育成材106の敷設や植栽を進めるなど適宜である。
上記第1実施例の植栽基盤100の固定構造は、固定部材であるボルト110の頭110aが筒部105内に配置され、更には、筒部105も育成材106や植物107で略覆われることから、植栽面から上方へ突出する部材や植栽面で大きく露出する部材が存在しないことから、植栽設備の美観を損ねることがない。また、育成材106から隔離された筒部105内で固定することにより、例えば筒部105の外周に育成材106を設けた後にボルト110で固定する、或いはボルト110で固定した後に筒部105の外周に育成材106を設ける等、施工手順の自由度を高めることができると共に、一旦固定した後の取り外しも容易であり、高い施工性を有する。また、筒部105の孔部105cが上方へ向かって漸次拡径することから、ボルト110等の固定部材をスムーズに孔部105c内に挿入することができる。また、筒部105の外周部105aが下方へ向かって漸次拡径することから、育成材106を容易に敷設することができると共に、例えば外周部105aの下端近傍等にもムラの無い密度で育成材106を設けることができる。
また、ボルト110とアンカーホルダー120との螺着や頭部110aの孔部105cへの係止により、植栽基盤110は敷設面300に非常に強固に固定されることから、例えば台風などの強風でも植栽基盤100が飛散することがなく、植栽設備100を長期に亘って安定設置することができる。また、筒部105が上下が開放していることから、育成材106を敷設する際に育成材106が筒部105内に詰まることを防止することができ、例えば育成材106を敷設した後のボルト110による固定作業が育成材の106の詰まりで阻害されることがない。特に、本例の孔部105cは断面視でテーパ状に漸次縮径する形状であることから、育成材106は孔部105c内に停滞することなく、スムーズに下方へ落下する。
次に、第2実施例の植栽基盤の固定構造について第1実施例と異なる箇所の詳細を説明する。
第2実施例に於ける植栽基盤100では、図6に示すように、支持脚104が第1実施例よりも高い略直方体形に形成されていると共に、内周面の径が上端面105bから漸次縮径する孔部105c内の所定位置に水平面の係止受部105dが形成され、係止受部105dの中央に開口して略同一径で下方へ貫通する貫通孔105eが形成されており、孔部105cの径が下方へ向かって段差状に狭められている。筒部105の上端の開放部分は、ボルト頭部110aよりも大きく頭部110aを挿通可能であるが、貫通孔105eはボルト軸部110bよりも大径で且つボルト頭部110aより小径で、ボルト軸部110bのみを挿通可能であり、ボルト頭部110aは係止受部105dに引っ掛かって所定位置で係止されるようになっている。
また、敷設面300には、植栽基盤100の筒部105に対応する位置に介在体130が設けられる。介在体130は中空で略四角筒形であり、その下板130aは敷設面300に接着剤や両面テープ等で固定され、下板130aの両側端から立設する側壁130bで支持される上板130cには、ボルト110の軸部110bが螺合される雌ねじ部130dが長手方向に所定間隔を開けて複数形成されている。
植栽基盤100を敷設面300に設置する際には、予め敷設面300に固着する介在体130の雌ねじ部130dに筒部105を対応させて各植栽基盤100を配置し、植栽基盤100の孔部105cにボルト110を挿通し、貫通孔105eを貫通したボルト軸部110bを介在体130の雌ねじ部130dに螺合する。ボルト110は頭部110aが係止受部105dで係止されるまで螺合し、ボルト110と介在体130を固定することにより、ボルト頭部110aが係止受部105dに係止される植栽基盤100と介在体130が固着されている敷設面300とを固定する。前記固定を介在体130の長手方向に複数並ぶ雌ねじ部130dと植栽基盤100について行い、長尺の介在体130の長手方向へ複数の植栽基盤100を固定する。その他の構成は第1実施例と同様である。
尚、長尺の介在体130に一対多で複数の植栽基盤100を固着する構成に代え、一つの短尺の介在体130に一つの植栽基盤100を固定して一対一で固着する構成とすることも可能である。また、介在体130の素材は、例えばステンレスやアルミ等の鋼板、或いは樹脂成形で形成するなど適宜である。また、予め形成された介在体130の雌ねじ部130dにボルト110を螺合する構成に代え、雌ねじ部130dが形成されていない介在体130と固定部材であるビスを用い、孔部105cに挿通して貫通孔105eから突出するビスを介在体130の上板130cにねじ込む構成とすることも可能であり、前記構成により、雌ねじ部130dを形成する穴開け加工等が不要となり、低コスト化を図ることができる。
上記第2実施例の植栽基盤100の固定構造は、第1実施例と同様に、植栽設備の優れた美観を維持できる、施工の自由度が高く施工性に優れる、ボルト110等の固定部材をスムーズに孔部105c内に挿入することができる、育成材106を容易に且つムラなく敷設することができる効果を有する。また、介在体130の敷設面300への固着や頭部110aの係止受部105dへの係止により、植栽基盤110を敷設面300に強固に固定することができる。また、介在体130を敷設面300に固着する構成により、例えば敷設面300を傷つけること無く固定することができると共に、アンカーホルダー120を設ける場合よりも施工性が向上し、低コスト化することができる。また、固定部材としてビスを用いる場合には、上方からビスをねじ込んで固定することができるので、一層施工性が良好となる。
次に、第3実施例の植栽基盤の固定構造について第1、第2実施例と異なる箇所の詳細を説明する。
第3実施例に於ける植栽基盤は、図7に示すように、底板141と側壁142を有する上面開放で略箱形の植栽コンテナ140である。植栽コンテナ140の側壁142には中間から下部にかけて内向きへこみ部143が形成されており、又、その底板141には、下方へ突出して複数形成されている底面視L字形やI字形の支持脚144と、後述する貯水トレー150に余剰水を排水し且つ植物107の根へ空気を送ることが可能なスリット状の孔である複数の通水兼通気孔145と、四隅近傍で下方に突出形成され下端に吸水孔147が穿設されている吸水凸部146とが設けられている。吸水凸部146は、植栽コンテナ140に充填される育成材106の毛細管現象等により、後述の貯水トレー150の水分を吸水孔147から吸水可能である。
底板141の略中央には、第1実施例と類似形状の筒部105が植栽コンテナ140の側壁142の上端と同一高さまで立設されている。前記筒部105は、第1実施例と同様に、上方へ向かって漸次縮径される外周部105aと上端面105bと下方へ向かって漸次縮径される孔部105cとを有し、孔部105cは底板101の下面まで貫通して開放されている。孔部105cの上端開口は、ボルト110及びその頭部110aと後述する介在体160と間座部170を遊挿可能な径で大きく形成され、その下端開口は、ボルト110と介在体160とを挿通可能で且つ間座部170を挿通不能な径で小さく形成されている。
また、第3実施例に於ける貯水トレー150は、図8に示すように、底板151と上方に向かって広がるテーパ状の側壁152とを有し、底板151の平面視中央で植栽コンテナ筒部105と対応する位置には上方へ突出して上下開放の円筒形の筒部153が形成されている。筒部153の上端は側壁152の上端よりも高く植栽コンテナ140の支持脚144の高さと略同一高さになっている。更に、筒部153の孔部153aは後述する介在体160を挿通可能な径で形成され、又、植栽コンテナ筒部105の孔部105cと略同一径で形成されている。また、介在体160は、図9に示すように、中空で短尺の略四角筒形であり、160aは下板、160bは側壁、160cは上板、160dは雌ねじ部である。また、間座部170は、図10に示すように、中空で短尺の略円筒形であり、170aは肉厚が厚い周壁、170bは貫通孔である。間座部170の周壁170aの外周面は下方に向かって漸次縮径しており、植栽コンテナ孔部105cの形状に合う傾斜面になっている。
上記植栽コンテナ140と貯水トレー150を敷設面300に固定する際には、図11に示すように、貯水トレー150を敷設面300に敷設し、貯水トレー150の筒部153と植栽コンテナ140の筒部105を対応配置して、貯水トレー150に植栽コンテナ140を載置する。前記対応配置による載置によって、筒部153、105の孔部153a、105cは連通し、植栽コンテナ筒部105の上端から敷設面300まで略直線状の一連の空間が形成される。尚、例えば貯水トレー150の底板151に上方へ突出する円柱状の突起を形成し、植栽コンテナ140の底板141の下面に前記突起が嵌合される円筒形の突起受部を形成し、突起と突起受部を嵌合する構成など、貯水トレー150や植栽コンテナ140の凸部や凹部等で係合し、貯水トレー150と植栽コンテナ140の載置位置を位置決め固定可能にしてもよい。
その後、植栽コンテナ140と貯水トレー150の孔部105c、153a内の連通空間に、植栽コンテナ孔部105cの上端から下方へ介在体160を装入し、貯水トレー孔部153a内に配置される介在体160の下板160aの下面を敷設面300に接着剤や両面テープ等により固着する。そして、間座部170の貫通孔170bに上方からボルト110の軸部110bを挿通して固定部材とし、植栽コンテナ孔部105cの上端から前記連通空間内に前記固定部材を挿入し、ボルト軸部110bを介在体160の雌ねじ部160dに螺合する。前記螺合では、植栽コンテナ筒部105の孔部105cの径と間座部170の周壁170aの外径が略同一となる略中間の箇所で間座部170が孔部105cに引っ掛かるため、間座部170の周壁170a外周面が孔部105cの内周面に当接して係止される位置で螺合が完了し、介在体160の敷設面300への固定、ボルト軸部110bの雌ねじ部160dへの螺着、間座部170の孔部105cへの係止を介して、植栽コンテナ140と貯水トレー150が敷設面300に位置決め固定される。前記植栽コンテナ140及び貯水トレー150は縦横に並列配置され各々同様に固定されると共に、各植栽コンテナ140には育成材106が充填され、育成材106に植物107が植栽される。
尚、第2実施例と同様に、ボルト110の軸部110bの雌ねじ部160dへの螺合に代えてビス止め等による構成としてもよい。また、植栽コンテナ140内に育成材106を充填する工程や、育成材106に植物107を植栽する工程は、植栽基盤の固定後或いは固定前の何れでもよい。
上記第3実施例の植栽基盤の固定構造は、第1、第2実施例と同様に、植栽設備の優れた美観を維持できる、施工の自由度が高く施工性に優れる、ボルト110等の固定部材をスムーズに孔部105c内に挿入することができる、育成材106を容易に且つムラなく敷設することができる、敷設面300を傷つけること無く良好な施工性で固定することができる効果を有する。
また、介在体160の敷設面300への固着や間座部170の孔部105cへの係止により、植栽コンテナ140等を敷設面300に強固に固定することができる。また、固定部材としてビスを用いる場合には、上方からビスをねじ込んで固定することができるので、一層施工性が良好となる。また、複数の植栽基盤を敷設した後に介在体160を敷設面300に固定することができるため、例えば介在体160を予め設置するための墨出し等の作業を省略することができて施工性が向上する。また、例えば工場で植栽コンテナ140内に育成材106を充填し、その状態で施工現場に搬送する場合、搬送時の揺れによって育成材106が筒部105内に入っても上下開放している孔部105cにより育成材106が下方へ落下するため、育成材106が孔部105cに詰まって固定作業の障害となる事態を防止できる。また、介在体160、間座部170、ボルト110による固定構造は施工現場の状況など必要に応じて適宜用いる或いは用いないことが可能であり、更に、容易に固定構造を追加できる。
次に、第4実施例の植栽基盤の固定構造について第1〜第3実施例と異なる箇所の詳細を説明する。
第4実施例の固定構造は、第3実施例と同一構成の植栽コンテナ140(植栽基盤)及び貯水トレー150を平らな敷設面300ではなく、図12及び図13に示す折板屋根400に設置して固定するものである。本実施例に於ける折板屋根400は、筋状に延びる山部401と谷部402が交互に連続して形成されているものであり、山部401の略水平な山部頂面403の略中央には、山部401の長手方向に延びるハゼ部404が上方に突出して設けられている。ハゼ部404は、折板屋根400の山部401や谷部402を構成する構成部材を連結する。
折板屋根400に植栽コンテナ140及び貯水トレー150を敷設する際には、図12及び図13に示すように、隣り合うハゼ部404・404の内側に位置する山部頂面403・403に下地体410を架け渡して載置し、隣り合う山部401・401間に下地体410を架橋設置する。下地体410は、断面視略コ字形であり、上板411と、上板411の両側端から下方へ延びる側壁412と、側壁412の下端から内方へ屈曲する屈曲片413とを有する。架橋された下地体410の屈曲片413の下面は山部401の頂面403に接着剤や両面テープ等により固着され、架橋設置された下地体410の上板411の上面はハゼ部404の上端よりも高い位置に配置される。
そして、下地体410の上板411が筒部153の下方に位置するようにして貯水トレー150を下地体410上に載置し、貯水トレー150内に筒部105、153を対応配置して植栽コンテナ140を載置する。その後、更に、植栽コンテナ140と貯水トレー150の対応配置された筒部105、153の連通する孔部105c、153aに、固定部材である間座部170に軸部180bが挿通されたビス180を上方から挿入し、ビス頭部180aに係止される間座部170の周壁170aが孔部105cの内面に当接して下方移動不能になるまで、ビス180を下地体410の上板411にねじ込む。前記ビス180のねじ込みにより、ビス180と下地体410が固定され、断面視で下方に向かって先細りとなるテーパ状の間座部周壁170aの外周面が断面視で下方に向かって先細りとなるテーパ状の孔部105cの内周面に当接することにより、植栽コンテナ140が間座部170で係止されて下地体410や山部頂面403に位置決め固定される。また、筒部153内にビス180を挿通され、植栽コンテナ140の支持脚144で下方へ押圧される貯水トレー150も下地体410や山部頂面403に位置決め固定される。本例では下地体410が介在体に相当し、山部頂面403が敷設面に相当する。その後、敷設した植栽コンテナ140内に育成材106を充填し、植栽マット108を育成材106上に載置する、或いは育成材106に植物107を植栽する。
尚、複数組の植栽コンテナ140及び貯水トレー150を縦横に並列配置する場合、下地体410を各山部頂面403・403間に配置し且つ山部401の長手方向へ所定間隔を開けて配置し、各下地体410に対して一対一で植栽コンテナ140及び貯水トレー150を配置する構成としてもよいが、ビス180が固定される下地体140の左右にビス180が固定されない下地体140を設けて3本の下地体140で貯水トレー150を支持するなど、複数の下地体140で一つの貯水トレー150を支持する構成としてもよい。また、ビス180で固定する構成に代え、上記と同様に、下地体410の上板411に雌ねじ部を穿設し、前記雌ねじ部にボルト110を螺着する構成としてもよい。
上記第4実施例の植栽基盤の固定構造は、第1〜第3実施例と同様に、植栽設備の優れた美観を維持できる、施工の自由度が高く施工性に優れる、ボルト180等の固定部材をスムーズに孔部105c内に挿入することができる、育成材106を容易に且つムラなく敷設することができる、敷設面を傷つけること無く良好な施工性で固定することができる、植栽コンテナ140等を強固に固定することができる、ビスのねじ込みによる固定等で施工性を高めることができる、育成材106が孔部105cに詰まって固定作業の障害となる事態を防止できる等の効果を有する。更に、折板屋根400にも植栽設備を固定することができ、植栽設備へのユーザーの多様な要望に応えることができる。
次に、第5実施例の植栽基盤の固定構造について第1〜第4実施例と異なる箇所の詳細を説明する。
第5実施例の植栽基盤の固定構造は、第3、第4実施例と同様に、植栽基盤である植栽コンテナ190と貯水トレー210とを敷設面300に固定する構造である。
第5実施例に於ける植栽コンテナ190は、図14に示すように、底板191と側壁192を有する上面開放で略箱形であり、側壁192には中間から下部にかけて内向きへこみ部193が形成されている。隣り合う2辺の側壁192・192の上端には、他の隣り合う2辺の側壁192・192の上端よりも板厚分など若干高い位置で外方へ屈曲する水平片194が形成されており、植栽コンテナ190を並設する際に、隣り合う植栽コンテナ190・190の側壁192・192相互間の隙間を上方から目視不能に水平片194で覆うことが可能である。
植栽コンテナ190の4辺の各側壁192の略中央上端には、図14及び図16に示すように、内壁及び内壁より短い外壁、左右両壁で囲まれ、下面開放の筒形の連係受部195が形成されている。連係受部195の形成箇所では、側壁192の上端が僅かに低く形成され、且つ外壁上端近傍のみ肉厚が厚く形成されており、連係受部195は断面視略二字形になっている。植栽コンテナ190・190を相隣して並設した際には、隣接する連係受部195・195で断面視略O字形の空間が形成され、前記空間に略U字形の連結部材196を係入して植栽コンテナ190・190を相互に連係する。前記連係では、連結部材196の両先端に内側に突出形成されている係止突起196a・196aを、前記外壁下端の開放の段差箇所に係合する。
更に、植栽コンテナ底板191の4辺の各側壁192の略中央に対応する位置には、第2実施例と同様の形状の孔部105cに係止受部105dを有する筒部105が形成されている。前記係止受部105dの周端近傍には上下に貫通する小孔105fが4つなど複数穿設されており、ボルト110或いはビス180を孔部105cに挿通して締め付けて貫通孔105e等を塞いた際に、降雨等で孔部105c内に貯まる水を小孔105fを通して排水し、ボルト110或いはビス180等の錆を防止可能である。尚、固定箇所を筒部105で植栽コンテナ190内の植栽領域を隔離することで、植物107の根が固定箇所に入り込むことを防止可能である。
植栽コンテナ底板191には、上方へ突出する平面視略十字形の柱状部材197が複数立設され、柱状部材197で上方からの踏圧等の荷重を支え、植栽コンテナ190内に充填される育成材106の固化や植栽される植物107へのダメージを減らすことが可能である。底板191の下面には、井桁状の補強リブ203が小さい突出率で下方へ突出して形成されていると共に、柱状部材197と平面視同一位置等に底面視略十字形・L字形等の複数の支持脚198が下方へ突出形成され、隅部や側壁192の辺に沿った部分に設けられた支持脚198には支持脚198を補強する補助支持脚199が外方に突出形成されており、植栽コンテナ側壁192の内向きへこみ部193の上方へ荷重が偏って負荷された場合等に於ける植栽コンテナ190の転倒を防止している。
更に、底板191の四隅近傍や側壁192の辺に対応する位置には、下方に突出形成され下端に吸水孔201が穿設されている平面視略扇形の吸水凸部200が設けられており、植栽コンテナ190に充填される育成材106の毛細管現象等により、後述の貯水トレー210内の水分を吸水孔201から吸水可能であり、又、底板191には第3実施例と同様の通水兼通気孔202が穿設されている。
また、貯水トレー210は、図15に示すように、底板211と側壁212を有する貯水可能な上面開放の略箱形である。側壁212の上端には、隣り合う貯水トレー210と連係可能な連係部が形成されている。前記連係部は、隣り合う2辺の側壁212の上端に形成されている幅の広い断面視略鉤形の幅広連係片213と、他の隣り合う2辺の側壁212の上端に形成されている幅の狭い断面視略鉤形の幅狭連係片214とで構成され、隣り合う貯水トレー210・210相互に於いて、一方の貯水トレー210の幅広連係片213を他方の貯水トレー210の幅狭連係片214に載置係合して覆うことにより、貯水トレー210・210相互を連係する。
貯水トレー210の底板211には、平面視で載置される植栽コンテナ190の支持脚198や吸水凸部200等に対応する位置に、平面視略十字形等の凹部215が下方へ突出形成されており、凹部215の下面が敷設面300に接触して載置され、底板210残りの箇所は敷設面300から若干上方に配置され、より低い位置の凹部215に貯水が流れ込むようになっている。
底板211には、4辺の側壁212のそれぞれの略中央位置の近傍において、略四角筒形で筒部216が4箇所形成されており、筒部216は上下開放の孔部216aを有する。貯水トレー210の筒部216は、植栽コンテナ190を貯水トレー210内に載置した際に、平面視で植栽コンテナ筒部105と対応する位置に形成され、且つ植栽コンテナ底板191の下面に当接する高さで形成されており、植栽コンテナ190の筒部105の上端から敷設面300へ抜ける略一連の空間が形成されるようになっている。尚、筒部216の高さは前述の如く植栽コンテナ底板191の下面に当接する高さとすると、植栽コンテナ190に負荷される踏圧等を筒部216でも支持することが可能となって好適であるが、必要とする貯水トレー210の貯水量に応じて適宜の高さに設定可能であり、好ましく貯水量の減少割合を少なくすべく貯水トレー210の側壁212の高さと同一か僅かに高くするとよい。
更に、底板211の上面には幅広連係片213の方へ向けて2つの矢印217が形成されており、幅広連係片213や幅狭連係片214の確認を容易にし、前記2つの矢印217を敷設面300のより低い位置或いは下流側に向けて施工することを容易にしている。前記施工により、相互に連係した貯水トレー210に於いて、例えば上流側の貯水トレー210に給水し、上流側の貯水トレー210内の水が幅広連係片213を超えて下流側の貯水トレー210に流れ込み、連設した貯水トレー210に水を行き渡らせること等が可能となる。更に、底板211の四隅近傍に於いて、載置される植栽コンテナ190の吸水凸部200と平面視で対応する位置の凹部215内に、平面視略コ字形で上方へ突出する凸部218が形成され、凸部218に貯水トレー210内の水分の有無或いは水分量を検出する水分センサー等を載置可能になっている。
上記植栽コンテナ190及び貯水トレー210を敷設面300に施工する際には、図17に示すように、貯水トレー210を幅広連係片213と幅狭連係片214を係合して連係しながら縦横に並べて敷設面300に敷設する。その後、貯水トレー210の筒部216内に第3実施例と同様の短尺の介在体160を装入し、敷設面300に接着剤や両面テープ等で固着する。その後、貯水トレー210内に植栽コンテナ190を載置し、隣り合う植栽コンテナ190・190相互を連係受部195・195に連係部材196を係入して連係すると共に、連通する筒部105、216にボルト110等を挿通して介在体160に取り付けて、植栽コンテナ190及び貯水トレー200を敷設面300に固定する。前記固定を並設した植栽コンテナ190及び貯水トレー210の全てに施し、植栽コンテナ190に育成材106を充填し、植物107を植栽して植栽設備が完成する。
上記第5実施例の植栽基盤の固定構造は、第1〜第3実施例と同様に、植栽設備の優れた美観を維持できる、施工の自由度が高く施工性に優れる、ボルト110等の固定部材をスムーズに孔部105c内に挿入することができる、育成材106を容易に且つムラなく敷設することができる、敷設面300を傷つけること無く良好な施工性で固定することができる、植栽コンテナ190等を敷設面に強固に固定することができる等の効果を有する。
また、植栽コンテナ190・190相互間の連係や貯水トレー210・210相互の連係により、植栽設備の設置の安定性を高めることができる。そして、例えば1m当たりの風圧に対して必要な強度を建物の高さや地域等に応じて計算し、その強度に応じた最小限の固定部材で固定して安定性に優れる植栽設備とすること等が可能となり、固定部材の数を減らしてコストダウンを図ることもできる。更に、植栽コンテナ190(植栽基盤)等に複数の筒部105(固定可能箇所)等を形成されているので、前記計算に基づき施工現場に応じて耐風圧固定強度を選び、1つの植栽コンテナ190等に対する固定部材の数を自在に調整することが可能である。更に、1つの固定可能箇所の強度を弱めることが可能であるため、介在体160の接着強度、固定部材自体の強度など落とすことも可能である。また、柱状部材197等による踏圧防止構造や補強リブ203等を設けることにより、植栽コンテナ190の強度を高められる。また、植栽コンテナ筒部216内に水抜き用の小孔105fを穿設していることから、固定部材の錆や植物の根の入り込み等を防止できる。
以上、本発明の第1〜第5実施例について説明したが、本発明はその他に、例えば以下のような拡張や変形を包含する。
上記実施例では、第1〜第3及び第5実施例は敷設面300に植栽基盤を固定する場合、第4実施例は折板屋根400に植栽基盤を固定する場合について説明したが、各実施例の植栽基盤の固定構造は、適宜筒部の位置を調整する等により、敷設面300でも折板屋根400でも適用可能である。
また、植栽基盤は、植栽基盤100や植栽コンテナ140、190以外にも適宜である。更に、植栽基盤を植栽コンテナとする場合に植栽コンテナの構成は適宜であり、例えば側壁下部等に内向きへこみ部のない側壁が略垂直に立設する植栽コンテナを用いてもよい。更に、植栽コンテナを組み合わせて貯水部を用いる場合の貯水部の構成も適宜であり、例えば上記浅いトレー状の貯水トレー150、210以外に、深さが深い箱形の貯水槽としてもよく、前記貯水槽により水分管理を容易化できる。更に、貯水部を、基板に凹凸が複数設けられ、凹部に水分を貯められ、凸部上面の排水孔から排水する所謂貯水排水層或いは貯水排水体を設けてもよい。更に、貯水部を設ける構成に代え、水分を保水する保水シート等の保水層を設けてもよい。
また、植栽コンテナなど植栽基盤の筒部や貯水トレーなど貯水部の筒部の位置や形状は上記実施例に限定されず、例えば図18に示すように、植栽コンテナ190の筒部105の側壁の一部に第5実施例の柱状部材197の側板を併用し、柱状部材が部分的に一体化した筒部を用いてもよい。前記構成により、柱状部材197等の強度を高められると共に、植栽コンテナを樹脂成形する際の樹脂量を減らして植栽コンテナ等を低コスト化することができる。
また、ボルト等の固定部材や介在体やこれらによる固定構造は上記実施例に限定されず、例えば図19の第6実施例に示すように、側壁160bが低い介在体160の上板160cに長手方向へ切り込まれた切込溝160e又は孔を形成し、介在体160を敷設面300に接着剤や両面テープ等で固着し、頭部110aが下方に位置し且つ上板160cの下面に当接するように切込溝160e又は孔にボルト110をはめ込んで立設させ、軸部110bを貫通孔105eに下方から挿通し、孔部105c内で固定部材であるナット110cを軸部110bに上方から螺合し、ナット110cを係止受部105dに当接して係止する構成としてもよい。更に、例えば図20の第7実施例に示すように、係止受部105dと略同一高さの上端から上下方向に延びる切欠221が形成され、下端に支持板222を有する筒状部材220を介在体として用い、支持板222を敷設面300に接着等で固着して筒状部材220の立設し、筒状部材220の上部を貫通孔105eに挿通し、孔部105c内で固定部材であるピン230を筒状部材220の上方開口から押し込んで切欠221を押し広げ、ピン230の頭部230aを係止受部105dに当接して係止する構成としてもよい。
また、固定状態のボルト110など固定部材の上端と筒部上端との位置関係に於いて、上記例では固定部材上端を筒部105の上端よりも低い内部に配置する場合について説明したが、例えば図21に示す第8実施例のように、固定部材上端が筒部の上端と同一高さになるようにしてもよい。第8実施例に於ける筒部105は、上記例と同様に、外周部105a、上端面105b、孔部105c、係止受部105d、貫通孔105eを有するものであるが、孔部105cの深さ、即ち、上端面105dから係止受部105dまでの高さはボルト110の頭部110aの高さと同一であり、ボルト軸部110bを貫通孔105eに挿通して頭部110aの下面を係止受部105dに係止した際に、ボルト頭部110aの上面が筒部上端面105bと面一になって、同一平面内に配置される。貫通孔105eの下方には介在体160が嵌り込む略直方体形或いは略円柱形等の凹部105gが形成されており、敷設面300に固着された側壁160bが高い介在体160の上部が凹部105gに嵌り込み、介在体160の上板160cの上面が凹部105gの上面に当接するようになっている。取付の際には貫通孔105eから凹部105gへ突出するボルト軸部110bが介在体160の雌ねじ部160dに螺着される。
上記第9実施例では、固定部材上端であるボルト頭部110aの上面と筒部上端である筒部105の上端面105bが面一となることから、筒部105の上端に負荷される荷重をボルト頭部110aの上面と筒部上端面105bで分散して受けることができ、更に、介在体上端である介在体上板160cの上面が植栽基盤の底部である凹部105gに当接して支持ことから、筒部105の上端に負荷される荷重を固定部材であるボルト110及び介在体160を介して敷設面300で支持し、上方からの圧力に対する強度をより高めることができる。更に、植栽基盤を樹脂成形する場合等には、植栽基盤の底板など底部が上方から圧力を受けた際の上下動を抑制することができ、前記上下動による固定部材の緩みも防止することができる。尚、各例に於ける介在体の上端は植栽基盤の底部に当接しない構成とすることも可能であるが、植栽基盤の底板など底部に当接して支持する構成とすることが好ましい。更に、凹部105gに介在体160を嵌合する構成により、植栽基盤の水平方向への移動を規制するなど植栽基盤と介在体との位置ズレを防ぎ、植栽基盤を確実に位置決めすることができると共に、安定した位置決めにより、最後に固定部材での固定を行う場合にもスムーズな固定作業が可能である。
また、筒部105の上端開口は、ボルト頭部110aなど固定部材の上端部よりも僅かに大きい程度とすると、より美観を高められる。また、ボルト110、ビス180、ピン230など固定部材は、上端面に器具を係合して取付可能なものとすると好適であり、例えば上端面にドライバーで締め付けるため等の係合溝が形成されているものが好ましい。また、水抜き用の小孔105fを形成する構成に代え、例えば間座部170の外周に上下方向に延びる溝を適宜数形成し、孔部105cの内周面と前記溝とで囲まれる排水等の小孔を設けるようにしてもよい。
また、本発明は、例えばユニット化した育成材106aを使用し、網で被覆する等の処理を行い、壁面に植栽基盤を固定する構成等とし、敷設面に代えて建物等の壁面に適用して壁面に使用することも可能である。各実施例の構成は壁面緑化の場合に適宜適用可能であり、美観に優れた壁面植栽設備等を形成できる。
本発明は、例えば屋上、ベランダ、折板屋根、壁面等に植栽基盤を用いる植栽設備を設置する際に利用することができる。
(a)は第1実施例の植栽基盤を示す平面図、(b)は同図(a)の植栽基盤を示す底面図、(c)は同図(a)の植栽基盤を示す正面図、(d)は同図(a)の植栽基盤のA−A矢視断面図。 第1実施例の植栽基盤の固定構造を説明する縦断説明図。 第1実施例の植栽基盤に育成材を設けた状態を示す縦断面図。 第1実施例の植栽基盤に植栽を施した状態を示す縦断面図。 第1実施例の植栽基盤の変形例の固定構造を説明する縦断説明図。 第2実施例の植栽基盤の固定構造を説明する縦断説明図。 (a)は第3実施例の植栽基盤(植栽コンテナ)を示す平面図、(b)は同図(a)の植栽基盤を示す底面図、(c)は同図(a)の植栽基盤を示す正面図、(d)は同図(a)の植栽基盤のA−A矢視断面図。 (a)は第3実施例に於ける貯水部(貯水トレー)を示す平面図、(b)は同図(a)の貯水部を示す底面図、(c)は同図(a)の貯水部を示す正面図、(d)は同図(a)の貯水部のA−A矢視断面図。 (a)は第3実施例に於ける介在体を示す平面図、(b)は同図(a)の介在体を示す底面図、(c)は同図(a)の介在体を示す正面図、(d)は同図(a)の介在体のA−A矢視断面図、(e)は同図(a)の介在体を示す斜視図。 (a)は第3実施例に於ける間座部を示す平面図、(b)は同図(a)の間座部を示す底面図、(c)は同図(a)の間座部を示す正面図、(d)は同図(a)の間座部のA−A矢視断面図、(e)は同図(a)の間座部を示す斜視図。 第3実施例の植栽基盤の固定手順を説明する説明図。 第4実施例に於ける折板屋根及び下地材を示す斜視説明図。 第4実施例の植栽基盤を折板屋根へ固定する構造を説明する縦断説明図。 (a)は第5実施例に於ける植栽基盤(植栽コンテナ)を示す平面図、(b)は同図(a)の植栽基盤を示す底面図、(c)は同図(a)の植栽基盤を示す正面図、(d)は同図(a)の植栽基盤のA−A矢視断面図。 (a)は第5実施例に於ける貯水部(貯水トレー)を示す平面図、(b)は同図(a)の貯水部を示す底面図、(c)は同図(a)の貯水部を示す正面図、(d)は同図(a)の貯水部のA−A矢視断面図。 第5実施例の植栽基盤(植栽コンテナ)相互の連係構造を示す拡大説明図。 第5実施例の植栽基盤の固定構造を説明する縦断説明図。 別例の筒部を有する植栽基盤(植栽コンテナ)の平面図。 第6実施例の植栽基盤の固定構造を説明する縦断説明図。 第7実施例の植栽基盤の固定構造を説明する縦断説明図。 第8実施例の植栽基盤の固定構造を説明する縦断説明図。
符号の説明
100 植栽基盤
105 筒部
105a 外周部
105b 上端面
105c 孔部
105d 係止受部
105e 貫通孔
105f 小孔
105g 凹部
106、106a 育成材
107 植物
108 植栽マット
110 ボルト
130、160 介在体
140、190 植栽コンテナ
150、210 貯水トレー
153、216 貯水トレー筒部
170 間座部
180 ビス
220 筒状部材
230 ピン
300 敷設面
400 折板屋根

Claims (6)

  1. 植物及び該植物を育成可能な育成部からなる植栽部を底部上面で支持する植栽基盤を敷設面に固定する植栽基盤の固定構造であって、
    前記植栽基盤の底部上面から上方へ突出する上下開放の筒部に固定部材を挿通し、
    前記挿通する固定部材を、敷設面に直接固定若しくは敷設面に固着した介在体と固定することにより敷設面に固定し、
    該固定状態に於ける固定部材の上端を、筒部の上端と略同一高さに配置若しくは筒部内に配置してなり、
    該植栽部の植物により該筒部の上端が覆われることを特徴とする植栽基盤の固定構造。
  2. 前記筒部の上端から下方へ向かって内径を縮径することを特徴とする請求項1記載の植栽基盤の固定構造。
  3. 前記筒部内の縮径箇所に前記固定部材の係止部が係止されることを特徴とする請求項2記載の植栽基盤の固定構造。
  4. 前記筒部の内部に、前記固定部材の係止部が係止される係止受部を形成することを特徴とする請求項1又は2記載の植栽基盤の固定構造。
  5. 前記植栽基盤を貯水部若しくは保水部に載置して該植栽基盤筒部と対応する位置に形成されている貯水部若しくは保水部の筒部を連通し、該連通する筒部に固定部材若しくは固定部材と介在体を配設して該植栽基盤と貯水部若しくは保水部を敷設面に固定することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の植栽基盤の固定構造。
  6. 前記介在体を細長形状とし、一つの介在体に複数の植栽基盤を固定することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の植栽基盤の固定構造。
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