JP5007040B2 - 緑化設備の仕切構造 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば建物の屋上やベランダなど人工地盤等に形成される緑化設備に係り、特に緑化エリアと非緑化エリアとを仕切る緑化設備の仕切構造に関する。
従来、都市部の自然不足を補う緑化対策として、例えばビルの屋上、ベランダ、テラス、イベント会場等に人工的に緑化設備を形成することが行われており、更に、緑化設備の緑化エリアと非緑化エリアとを仕切る仕切構造が知られている。斯様な緑化設備の仕切構造を開示している先行技術文献に特許文献1〜4がある。
特許文献1には、屋上面等の一部に植物が植えられたプランタを載置して緑化エリアを形成し、プランタを載置していない非緑化エリアとの境界にプランタよりも高い仕切部を設けることが開示され、更に、前記仕切部を、複数の仕切部ピースを端面同士を接合することにより連接して構成することが開示されている。
特許文献2には、屋上面等に設ける土壌に植栽して緑化エリアを形成し、緑化エリアと非緑化エリアの仕切構造として、左右に張り出す縁部を有するハット形状の延長仕切部材と、延長仕切部材と同一断面形状の端部を有する隅仕切部材とを、一枚の接合片をそれぞれの内壁にリベットで留めて連結する構造を設けることが開示され、更に、延長仕切部材の一部下縁を切り欠いて排水口を設置する構成が開示されている。
特許文献3には、鉤状の外枠を他の植物容器の外枠に掛止して互いに連結可能であり且つ底部に排水口が形成された植栽容器に土壌や植物を収納して緑化エリアを形成し、植栽容器内の植物に散水する散水ホースを植栽容器の外枠に取り付け、外形が縁石の形状をした縁石ユニットで植栽容器の外枠を被覆する仕切構造が開示され、更に、散水ホースに複数の散水孔を形成し、これらの散水孔に対向する位置にある植栽容器の外枠に貫通孔を形成し、散水孔から放出する水を貫通孔を通過させて植栽容器内の植物に散水することが開示されている。
特許文献4には、屋上面等に排水通気マット、植生マットを敷いて芝等を植栽することにより緑化エリアを形成し、相互に嵌り合う断面上向コ字状のベースと断面下向コ字状のカバーとから成りカバーの嵌合度合で高さを調整可能な仕切部材(フレーム)を、緑化エリアの周縁に沿って設ける仕切構造が開示され、更に、仕切部材(フレーム)内に配水管を配設し、配水管から植栽マット中の多孔質給水管及び植栽マットに給水する構成が開示されている。
特開平10−84774号公報 特開平10−31号公報 特開2000−60311号公報 特開平8−275685号公報
ところで、特許文献4の如く、緑化エリアの外周縁に沿って仕切部材を設け、仕切部材内に配管を配設し、その配管を分岐等により緑化エリア内に引き込む場合、引き込み箇所に於いて仕切部材に引込用の孔や凹部を形成することが必要となる。しかしながら、斯様な孔や凹部を仕切部材に形成するには例えば押出成形で形成する事に加えて切削等の2次加工が必要となるため、仕切部材や緑化設備が高コスト化するという問題がある。更に、緑化エリア内に照明器具等を設置する場合に、緑化エリア内に配線を導入する際にも同様の問題を生ずる。
本発明は上記課題に鑑み提案するものであって、仕切領域に配設した配管或いは配線を緑化エリア内に容易に導入することができると共に、例えば押出成形のみで形成した部材等、2次加工が不要で安価な部材を仕切構造に用いることが可能であり、緑化設備を低コスト化することができる緑化設備の仕切構造を提供することを目的とする。
本発明の緑化設備の仕切構造は、緑化エリアと非緑化エリアとを仕切る緑化設備の仕切構造であって、複数の下地体を緑化エリアの外周方向へ離間して列設し、離間して配置した下地体に下地体の上側及び外側を略被覆するカバーを架橋載置し、下地体の設置箇所に、下地体とカバーとで若しくは下地体で若しくはカバーで上側と外側が囲まれ且つ緑化エリアの略外周方向に開放されている空間を設けることを特徴とする。例えば複数の下地体を敷設面に略等間隔や特定のパターンの間隔など所定間隔を開け、緑化エリアの外周縁に近接して一列で配置する。
また、本発明の緑化設備の仕切構造は、緑化エリアと非緑化エリアとを仕切る緑化設備の仕切構造であって、複数の下地体を緑化エリアの外周方向へ離間して列設することにより内周の下地体群を設け、該内周下地体群の下地体の外側に下地体を並列配置して一若しくは複数の下地体群を設け、外周の下地体群の離間して配置した下地体に下地体の上側及び外側を略被覆する第1カバーを架橋載置し、該外周下地体群より内側の下地体群の離間して配置した下地体に下地体の上側を略被覆する第2カバーを架橋載置し、下地体の設置箇所に、下地体とカバーとで若しくは下地体で若しくはカバーで上側と外側が囲まれ且つ緑化エリアの略外周方向に開放されている空間を設けることを特徴とする。例えば複数の下地体を敷設面に略等間隔や特定のパターンの間隔など所定間隔を開け、緑化エリアの外周縁に近接して一列で配置し、且つ複数の下地体を並列配置して複数列の下地体群を設け、非緑化エリアに接する下地体群の下地体の少なくとも上側および外側を覆う第1カバーを設置し、非緑化エリアに接しない下地体群の下地体の少なくとも上側を覆う第2カバーを設置する。
また、前記緑化設備の仕切構造において、配管若しくは配線を適宜の前記空間を通して設置し、該配管若しくは配線を前記下地体間の離間箇所から前記緑化エリア内へ導入することが望ましい。即ち、先端や分岐管・分岐線等が緑化エリアに導入される管材若しくは線材が上記空間の内部に配設可能である。尚、下地体は、管材若しくは線材を載置する中板等の載置部を有する形状とすると、例えば緑化エリアに給水を行き渡らせるために給水管の設置高さを高くするなど管材や線材の設置高さを調整できて良好であるが、載置部を有せずに例えば管材若しくは線材が敷設面に敷設されるようになる形状とすることも可能である。
また、本発明の緑化設備の仕切構造は、前記第1カバーと前記第2カバー若しくは前記第2カバー同士を並列方向で連結する連結部を設けることを特徴とする。
また、本発明の緑化設備の仕切構造は、前記下地体相互を並列方向で連結する連結部を設けることを特徴とする。
また、本発明の緑化設備の仕切構造は、第1カバーと第2カバー若しくは第2カバー同士を並列方向で連結する連結部、若しくは下地体相互を並列方向で連結する連結部が係合部と被係合部で構成される係合構造であることを特徴とする。前記係合構造は、例えば鉤状の係合部と鉤状の被係合部を係合する構造や、或いは突起状の係合部を被係合穴に係合する構造等とすることが可能である。
また、本発明の緑化設備の仕切構造は、上記カバー若しくは上記第1カバーの外側被覆部と敷設面との間に隙間を形成することを特徴とする。例えば上記カバー若しくは第1カバーを、少なくとも下地体の上側を覆う上板等の上側被覆部と下地体の外側を覆う側板等の外側被覆部で構成し、カバー若しくは第1カバーを設置した際に、外側被覆部の下端と敷設面との間に隙間が形成されるようにする。
また、本発明の緑化設備の仕切構造は、外周方向へ離間配置する下地体相互を外周方向で連結することを特徴とする。例えば下地体の底板若しくは外側板若しくは上板を外周方向の一方へ延設して先端に係合部を設け、下地体の底板若しくは外側板若しくは上板を外周方向の他方へ延設して先端に被係合部を設け、外周方向で離間して隣り合う下地体相互に於いて、一の下地体の前記係合部と他の下地体の前記被係合部を係合して連結する構成や、或いは前記底板若しくは外側板若しくは上板を延設する構成に代え、先端に係合部を有する幅狭薄板状の係合片を外周方向の一方へ底板等から延設し、先端に被係合部を有する幅狭薄板状の被係合片を外周方向の他方に底板等から延設し、前記係合片の係合部と被係合片の被係合部を係合して連結する構成や、或いは下地体の底板若しくは外側板若しくは上板を外周方向へ延設して外周方向で離間して隣り合う下地体相互が連結されている一体的な下地部材とする構成や、或いは前記底板若しくは外側板若しくは上板を延設する構成に代え、幅狭薄板状の連結片を外周方向へ延設して外周方向で離間して隣り合う下地体相互が連結されている一体的な下地部材とする構成等とすることが可能である。前記係合連結する場合の構造は、例えば上記連結部の係合構造と同様の構成を適宜用いることが可能である。
尚、本願の発明には、各発明や実施例の部分的な構成を他の構成に変更し、或いは各発明や実施例の構成に他の構成を付加し、或いは各発明や実施例の部分的な構成を部分的な作用効果が得られる限度で削除して上位概念化したものも含まれる。例えば複数の下地体を緑化エリアの外周方向へ離間して列設し、離間して配置した下地体に下地体の上側及び外側を略被覆するカバーを架橋設置し、カバー若しくは第1カバーの外側被覆部と敷設面との間に隙間を形成し、前記隙間を排水路とする仕切構造等とすることが可能である。
本発明の緑化設備の仕切構造は、緑化エリアの略外周方向へ開放されている空間など仕切領域に配管或いは配線を配設することが可能であり、配設した配管或いは配線を下地体の離間箇所から緑化エリア内に容易に導入することができる。また、下地体の離間箇所から配管或いは配線を緑化エリア内に引き込むことができるので、配管或いは配線の導入穴や導入するための凹部等を仕切構造に用いる部材に形成する必要が無く、例えば押出成形のみで形成した部材等、2次加工が不要で安価な部材を仕切構造に用いることが可能であり、仕切構造に用いる部材の低コスト化、緑化設備の低コスト化を図ることができると共に、仕切構造や緑化エリア内への配管或いは配線導入等の施工を容易にすることができる。また、離間配置した下地体の上側及び外側をカバーで略被覆することにより、仕切領域や緑化設備の美観を向上することができる。
また、下地体を並列配置して複数の下地体群を設けることにより、複数系統の配管或いは配線の敷設することができると共に、配管或いは配線を敷設する場合の経路の自由度を高めることができる。更に、例えば内周に位置する下地体群に配管を施し、外周に位置する下地体群に配線を施す等、配管と配線を分けて配設することが可能となり、多様な状況への適応力やメンテナンス等の容易性を高めることができる。
また、第1カバーと第2カバー若しくは第2カバー同士を並列方向に連結部で連結することにより、仕切構造の位置決めが容易になると共に、例えば内周に位置するカバーと外周に位置するカバーのみをビス止め等で下地体に固着し、内周と外周に挟まれて位置するカバーのビス止め等による下地体への固着を省くことができ、施工性が向上する。特に、前記連結部を係合構造とすると、位置決めの容易性や施工性が一層高められる。
また、下地体相互を並列方向に連結部で連結することにより、仕切構造の位置決めが容易になると共に、例えば下地体を敷設面に接着して敷設する場合に、内周と外周に位置する下地体のみを敷設面に接着するなど、全ての下地体を敷設面に接着せずに下地体を敷設することが可能となり、施工性が向上する。特に、前記連結部を係合構造とすると、位置決めの容易性や施工性が一層高められる。
また、下地体相互に離間箇所を設け、カバーの外側被覆部と敷設面との間に隙間を形成することにより、緑化エリア内の余剰水を離間箇所及び隙間を介して緑化設備の外側へ排水することが可能となり、簡単な構造で優れた排水機能を得ることができる。
また、外周方向へ離間配置する下地体相互を外周方向で連結することにより、下地体相互の位置決めが容易となり、施工性を向上することができる。更に、下地体相互を一体的に連結することにより、部材点数を削除することができると共に、施工性を一層向上することができる。
本発明の緑化設備の仕切構造について図に示す具体的な実施例に基づき説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
先ず、第1実施例の緑化設備の仕切構造について説明する(図1〜図6参照)。
前提として第1実施例の仕切構造が設けられる緑化エリアは、図1、図4、図5に示すように、底板101と側壁102を有する上面開放の略方形箱形である植栽コンテナ100を敷設面300に縦横に複数並設し、各植栽コンテナ100内に育成材104を充填し、育成材104上に切芝や植物106が土壌に植栽された植栽マット105を載置して構成される。植栽コンテナ100は、樹脂等で形成され、底板101から下方に突出して平面視L字形や平面視I字形の支持脚103が複数設けられており、底板101と敷設面300との間に空気の流通や排水を担う空間107が形成される。植栽コンテナ100の底板101の適宜箇所には、複数の通水兼通気孔が穿設されており、植栽コンテナ100内の余剰水が前記通水兼通気孔から排水され、敷設面300上の空間107を通って緑化エリア外に排水されると共に、空間107の空気が通水兼通気孔から植栽コンテナ100内に入り込み、育成材104や植物106に新鮮な空気を供給して根腐れ等を防止可能になっている。
尚、育成材104には適宜の育成材を用いることが可能であるが、屋上或いはベランダ等に緑化設備を設ける場合には軽量な育成材を用いると、荷重を従来の客土の約1/3等として敷設面や建築物への荷重付加を軽減することができるので好適であり、例えばパーライト、バーミキュライト、ピートモス、バーク堆肥、チャフコン、木質腐朽有機物、ゼオライト等、又は建築廃材、又は下水若しくは浄水の汚泥等、又は椰子繊維等を用いるとよい。また、前記列挙の育成材の数種類を、植栽の種類、環境に応じて、又良好な保水性や排水性を得るべく、バランスよく配合した軽量育成材、更に、前記育成材を配合したものに、必要に応じて根腐れ防止用の珪酸塩白土等を加えた軽量育成材等としてもよい。前記通気性良好な軽量育成材を育成材104として用いることにより、植物106の根が傷むことを防止することが可能である。
第1実施例の緑化設備の仕切構造或いは仕切部材は、図1〜図6に示すように、正面視略コ字形の短尺のチャンネル部材である下地体10と、下地体10の長さよりも長尺で、下地体10の上側と外側を略被覆する正面視略L字形のカバー30とで構成される。
第1実施例の下地体10は、図2に示すように、敷設面300と接する底板11と、緑化エリアの土壌面或いは植栽面等の上面より若干高く、底板11の両側端縁から上方へ立設する側板12とを有し、両側の側板12の略上部には内方へ凹んでいる段差部13がそれぞれ形成され、更に、固定片14が各側板12の略上端から内方へ屈曲してそれぞれ延設されている。下地体10は、平面視・正面視・側面視・底面視など各方向に於いて左右線対称で、設置方向の限定を極力排除した形状となっており、例えば樹脂、鋼板、アルミ、ステンレス等の所要強度が得られる適宜の素材を用い、押出成形或いは折曲加工等で形成される。
第1実施例のカバー30は、図3に示すように、下地体10或いはその底板11の幅より僅かに幅広で、下地体10の上側を覆う上側被覆部となる細長板状の上板31と、上板31の一方の側端縁から下方へ屈曲して延設され、下地体10の外側を覆う外側被覆部となる側板32と、上板31の他方の側端縁から下方へ屈曲して垂設されている垂下片33とを有する。側板32の上下方向の長さは、下地体10の側板12の上下方向の長さより若干短くなっており、垂下片33の上下方向の長さは、下地体10の側板12の上端から段差部13の屈曲箇所までの長さと略同一となっている。更に、上板31の両側近傍には、長手方向へ溝34がそれぞれ形成されており、後述するカバー30と下地体10のビス止め時にビス51の頭が溝34に入り込むようになっている。カバー30は、例えば樹脂、鋼板、アルミ、ステンレス等の所要強度が得られる適宜の素材を用い、押出成形或いは折曲加工等で形成される。
上記仕切構造或いは仕切部材を緑化エリアに設ける場合、図4に示すように、下地体10の長手方向を緑化エリアの外周方向に合わせ、且つ固定片14を上にして、複数の下地体10を緑化エリアの外周に沿って略等間隔など所定間隔離間して一列に列設する。尚、前記下地体10・10相互間の離間箇所は、配管或いは配線を配設する場合には、植栽コンテナ100・100の隣接箇所に対応するようにすると好適であるが、配管や配線の緑化エリアへの引き込み箇所に前記離間箇所が存在すればこれに限定されない。また、列設した下地体10は下地体10を敷設面300に接着剤やアンカー等で固定すると好適である。
その後、図5に示すように、列設した下地体10の内の複数の下地体10にカバー30を架橋載置して、列設した下地体10全体を覆うようにカバー30を設ける。前記架橋載置は、カバー30の上板31を固定片14に載置し、カバー側板32の内面を下地体側板12の外面に沿わせて面接触させ、カバー30の垂下片33を段差部13に入り込ませて係合することにより行い、カバー上板31の溝34の適宜箇所でビス51によるカバー上板31と固定片14のビス止めを施し、ビス51の頭を溝34に収容する(図1参照)。
下地体10にカバー30を架橋載置した状態では、正面視略ロ字形の仕切構造或いは仕切部材が構成され、下地体10の上側がカバー上板31で覆われ、下地体10の外側がカバー側板32で覆われ、下地体10の内側上部や下地体10・10相互の離間箇所で緑化エリアの土壌面或いは植栽面等の上面より高い部分はカバー30の垂下片33で覆われると共に、カバー30の側板32の下端が敷設面300から所定距離上方に位置し、側板32の下端と敷設面300との間に隙間が形成され、下地体10・10の離間箇所の隙間52が排水路として機能する。その後は、後述の如く必要に応じて出隅や入隅を処理して仕切構造を完成する(図19、図20参照)。
尚、本実施例では、列設している3個の下地体10の両側の下地体10の半分の長さに、カバー30の両側がそれぞれ載置されるように架橋されているが、2個以上の適宜複数個の下地体10にカバー30を載置することが可能である。また、カバー30と下地体10の固定はビス止め以外の接着剤等による固定で行ってもよく、例えばカバー上板31と固定片14の適宜箇所を接着剤で固定すること等が可能である。また、図5の左右両側に位置する下地体10の一部がカバー30で覆われていないが、実際は列設される全ての下地体10がカバー30で覆われるようになっており、以下の実施例でも同様である。また、垂下片33の上下方向の長さは適宜の長さとすることが可能であるが、好適には上記の如く緑化エリアの上面より高い部分を被覆可能な長さ以上とするとよく、より好ましくは垂下片33の長さを下地体10の中央或いは下部に届く長さとする等、ある程度長めにすると、緑化エリア上面の高さが低い場合など緑化エリアの高さに拘わらず、前記上面より高い部分の仕切構造を被覆することが可能となって良好である。
上記第1実施例の仕切構造は、必要に応じて正面視略ロ字形の内部に配管や配線を適宜敷設し、更に、敷設した配管や配線を下地体10・10相互間の離間箇所から適宜緑化エリア内に容易に導入することができる。また、下地体10・10の離間箇所に排水路として隙間52が形成されるので、下地体10やカバー30など仕切構造を構成する部材に排水路用の穴や凹部等を開ける加工工程を不要にすることができる。更に、複雑な成形や加工を要しない部材で構成することができることから、コスト削減を図ることができる。また、カバー30の垂下片33が、下地体10の内側上部や下地体10・10相互の離間箇所で緑化エリアの土壌面或いは植栽面等の上面より高い部分を被覆し、緑化エリア側から仕切構造を視た場合に前記部分を隠すことができるので、仕切構造や緑化設備の美観を高めることができる。また、下地体10を緑化エリアの外周に沿って適当な間隔で配置し、カバー30で被覆することで仕切構造を構成することができ、下地体10を仕切領域の全体に亘って設ける必要がないことから、コスト削減を図ることができると共に、高い施工性を有する。また、排水路となる隙間52を形成するピッチや場所を施工現場の状況に合わせて自在に調整することや、敷設面300の仕切領域に大きな凹凸が存在する場合に凹凸箇所を避けて下地体10を敷設すること等が可能であり、設置の自由度を非常に高く、優れた施工性を有する。
次に、第2実施例の緑化設備の仕切構造について、第1実施例と異なる箇所の詳細を説明する(図7〜図12参照)。
前提として第2実施例の仕切構造が設けられる緑化エリアは、図7及び図10〜図12に示すように、底板201と側壁202を有する上面開放の略方形箱形である貯水槽トレー200上に、底板101と側壁102を有する上面開放の略方形箱形である植栽コンテナ100を載置して緑化ユニットを構成し、前記緑化ユニットを敷設面300に縦横に複数並設し、各植栽コンテナ100内に育成材104を充填し、育成材104上に切芝や植物106が土壌に植栽された植栽マット105を載置して構成される。
植栽コンテナ100の底板101には、平面視L字形や平面視I字形の支持脚103が下方に突出して複数設けられていると共に、截頭円錐形の下向凸部108が下方に突出して複数設けられ、下向凸部108の下端面には吸水口109が穿設されている。貯水槽トレー200内に貯水された水分は、吸水口109から下向凸部108及び植栽コンテナ100内に充填されている育成材104の毛細管現象によって吸水され、植物106の根に供給される。更に、植栽コンテナ100の側壁102の略中間の高さから下部にかけて内向へこみ部110が形成されており、植栽コンテナ100・100の側壁102・102の上部相互を隣接した際に、前記隣接箇所の下方において、内向きへこみ部110・110相互間に空間が形成され、前記空間に例えば仕切構造から緑化エリア内に導入される給水管等を後述する貯水槽トレー200の側壁202上端で支持させて配設することが可能である。
また、貯水槽トレー200の側壁202は支持脚103より若干高く形成されていると共に、その上端には断面視鉤形の連係部203が形成されている。貯水槽トレー200の一方の隣り合う2辺の側壁202・202に形成された連係部203は、他方の隣り合う2辺の側壁202・202に形成された連係部203よりも若干大きく且つ上方位置に形成され、隣接する貯水槽トレー200・200に於いて、一方の貯水槽トレー200の若干大きく且つ上方位置に形成された連係部203を他方の貯水槽トレー200の若干小さく且つ下方位置に形成された連係部203に被せて係合し、隣接する貯水槽トレー200・200相互を連係可能である。尚、例えば支持脚103の下端に凹部を形成し、貯水槽トレー200の底板201の上面に凸部を形成し、前記凹部と凸部を嵌合する等、植栽コンテナ100と貯水槽トレー200との間に嵌合若しくは係合構造を形成し、植栽コンテナ100を貯水槽トレー200に対して固定又は位置決め可能にすると好適である。
第2実施例の緑化設備の仕切構造或いは仕切部材は、図7〜図12に示すように、正面視略コ字形の短尺のチャンネル部材である下地体10と、下地体10の長さよりも長尺で、下地体10の上側と外側を略被覆する正面視略L字形のカバー30とで構成され、第1実施例と類似する。
第2実施例の下地体10は、図8に示すように、第1実施例と同様に、底板11、側板12、段差部13、固定片14を有するものであるが、底板11より若干上方位置に給水管等が載置される載置部となる中板15が側板12・12間に架設され、底板11と中板15間に2つの板状の補強リブ16が離間して架橋形成され、底板11と中板15と補強リブ16、或いは底板11と中板15と補強リブ16と側板12とに囲まれる中空部17が3つ設けられている。また、底板11の長手方向には複数条の溝18が形成され、側壁12の段差部13の上端にはカバー30の位置決め用の凸条19が固定片14より上方へ突出して形成されている。その他の構成は第1実施例の下地体10と同様である。
第2実施例のカバー30は、図9に示すように、第1実施例と同様に、上板31、側板32、垂下片33を有するものであるが、上板31の上面には溝34・34の間に5条の溝35が長手方向へ形成され、上板31の下面の両側には長手方向へ凹溝36・36が形成されている。前記凹溝36・36は下地体10の凸条19・19と対応する位置に形成され、カバー30を下地体10に架橋設置した際に、凸条19・19がそれぞれ凹溝36・36に係合するようになっている。また、上板31の略中央の僅かに下方位置には補強板37が設けられ、上板31と補強板37との間に補強リブ38が離間して架橋形成され、上板31と補強板37と補強リブ38とに囲まれる中空部39が3つ設けられている。その他の構成は第1実施例のカバー30と同様である。
上記仕切構造或いは仕切部材を緑化エリアに設ける場合、図10に示すように、下地体10の長手方向を緑化エリアの外周方向に合わせ、且つ固定片14を上にして、複数の下地体10を緑化エリアの外周に沿って略等間隔など所定間隔離間して一列に列設し、必要に応じて下地体10を敷設面300に接着剤等で固定する。前記下地体10を列設する際には、後述する給水管53を緑化エリア内に導入するのに良い箇所、例えば本実施例の植栽コンテナ100・100の側壁102・102が当接して内向きへこみ部110・110相互間に空間が形成されている箇所に、下地体10・10相互間の離間箇所が対応するように配置する。
その後、図11に示すように、上方が開放している下地体10内の中板15上に給水管53を配設し、下地体10内の給水管53から分岐して下地体10・10相互間の離間箇所で給水管53を緑化エリア内に導入する。緑化エリア内に導入される給水管53は、隣り合う植栽コンテナ100・100の内向きへこみ部110・110相互間の空間に配設され、例えば多孔質管等の給水管53で緑化エリア内の貯水槽トレー200に給水可能となる。
その後、図12に示すように、列設した下地体10の内の複数の下地体10にカバー30を架橋載置して、列設した下地体10全体を覆うようにカバー30を設ける。前記架橋載置は、補強板37による補強構造が設けられていない領域に固定片14を係合し且つ凹溝36・36に凸条19・19を係合して位置決めすることにより、カバー上板31を固定片14に載置し、カバー側板32の内面を下地体側板12の外面に沿わせて面接触させ、カバー30の垂下片33を内側に位置する段差部13に入り込ませて係合することにより行い、カバー上板31の溝34の適宜箇所でビス51によるカバー上板31と固定片14のビス止めを施し、ビス51の頭を溝34に収容する(図7参照)。
下地体10にカバー30を架橋載置した状態では、正面視略ロ字形の仕切構造或いは仕切部材が構成され、下地体10の上側がカバー上板31で覆われ、下地体10の外側がカバー側板32で覆われ、下地体10の内側上部や下地体10・10相互の離間箇所で緑化エリアの上面より高い部分はカバー30の垂下片33で覆われると共に、カバー側板32の下端と敷設面300との間に隙間が形成され、下地体10・10の離間箇所の隙間52が排水路として機能する。また、下地体10の中板15と両側の側板12・12とカバー上板31で囲まれた矩形の空間54に給水管53が配設される。その後は、後述の如く必要に応じて出隅や入隅を処理して仕切構造を完成する(図19、図20参照)。
上記第2実施例の仕切構造は、仕切構造の矩形空間に配管或いは配線を敷設し、更に、敷設した配管或いは配線を下地体10・10相互間の離間箇所から緑化エリア内に容易に導入することができる。また、下地体10やカバー30など仕切構造を構成する部材に緑化エリア内へ給水管53を導入するための穴や凹部等を開ける加工工程を不要にすることができ、更に、複雑な成形や加工を要しない部材で構成することができることから、コスト削減を図ることができる。また、緑化エリア内への給水管の導入箇所は、施工現場に合わせて任意に設定することが可能であり、施工の自由度が高い。また、カバー30に溝35、34等を形成することにより、美観を高めることができると共に、熱拡散性を高め、給水管53が配設されている空間内の温度上昇を抑制することができる。また、補強リブ16や補強リブ38等による複数の中空部17、39を有する補強構造を設けることにより、重量を抑制しつつ、強度を高めることができる。その他、第1実施例と同様の効果を奏する。
次に、第3実施例の緑化設備の仕切構造について、第1、第2実施例と異なる箇所の詳細を説明する(図13〜図19参照)。
第3実施例の仕切構造が設けられる緑化エリア、及び緑化エリアを構成する植栽コンテナ100と貯水槽トレー200は、図13に示すように、第2実施例と同一である。そして、第3実施例の仕切構造或いは仕切部材は、図13及び図15〜図19に示すように、列設する下地体10を並列配置し、外側列の複数の下地体10にカバー30(第1カバー)を架橋載置し、内側列の複数の下地体10に第2カバー30aを架橋載置して構成する。第3実施例の仕切構造或いは仕切部材に於いて、用いられる下地体10は第2実施例と同一であり(図13参照)、また、カバー30(第1カバー)は第2実施例のカバー30と同一であり、また、第2カバー30aは、図14に示すように、第2実施例のカバー30の側板32に代え、上板31の外側端縁に内側と同様の垂下片33が形成された正面視略コ字形であり、他の構成は正面視略L字形のカバー30(第1カバー)と同一である。
上記仕切構造或いは仕切部材を緑化エリアに設ける場合、図15に示すように、下地体10の長手方向を緑化エリアの外周方向に合わせ且つ固定片14を上にして、緑化エリアの外周に沿って所定間隔離間して下地体10を一列或いは直列に列設し、内側列の下地体群を構成し、更に、内側列の下地体10に隣接して同様の形態で外側に下地体10を並列配置し且つ緑化エリアの外周に沿うように所定間隔離間して列設して、外側列の下地体群を構成する。また、下地体10・10を並列配置する際には、外周方向の下地体10・10相互間の離間箇所が、緑化エリアの内向へこみ部110・110相互間に空間に対応するように配置する等、給水管53を緑化エリアに導入するのに良い箇所を離間箇所とする。
その後、図16に示すように、上方が開放している下地体10内に給水管53を設け、並列配置された下地体10で形成される経路に所要経路の給水管53を配設し、所要の下地体10・10相互間の離間箇所から給水管53を緑化エリア内へ導入する。前記給水管53の配設及び緑化エリア内への導入では、例えば内側列に配設した給水管53を内側列の下地体10・10相互間の離間箇所から緑化エリア内に導入し、外側列に配設した給水管53を外側列の下地体10・10相互間の離間箇所から内側列の下地材10の経路に導入すること等が可能であり、高い施工性を有する。
その後、図17及び図13に示すように、上記と同様に凹溝36と凸条19の係合等による位置決めを行い、且つ下地体10の両側の段差部13・13に第2カバー30aの両側の垂下片33・33を嵌めながら、第2カバー30aを内側列の複数の下地体10に架橋載置し、内側列の下地体10全体を覆うように第2カバー30aを設け、第2カバー30aをビス51でカバー上板31の固定片14にビス止めする。更に、第2実施例の下地体10にカバー30を架橋載置する場合と同様に、図18及び図13に示すように、カバー30(第1カバー)を外側列の下地体10に架橋載置し、ビス止めを行う。更に、図19に示すように、出隅や入隅の箇所において、カバー30(第1カバー)や第2カバー30aを所要角度に現場で切断し、或いは前記箇所に配置されるカバー30、30aの対応部分を予め切断しておき、突き合わせて接着剤で固着する等により連結する(図19参照)。そして、仕切構造が完成し、美観に優れた緑化設備が完成する(図20参照)。
外側列の下地体10にカバー30(第1カバー)を架橋載置した状態では、給水管53等を配設可能な矩形空間が構成され、外側列の下地体10の上側がカバー上板31で覆われ、外側列の下地体10の外側がカバー側板32で覆われ、カバー側板32の下端と敷設面300との間に隙間が形成される。また、内側列の下地体10に第2カバー30aを架橋載置した状態では、給水管53等を配設可能な矩形の空間54が構成され、内側列の下地体10の上側がカバー上板31で覆われ、内側列の下地体10の内側上部や下地体10・10相互の離間箇所で緑化エリアの上面より高い部分は第2カバー30aの垂下片33で覆われる。
上記第3実施例の仕切構造は、第1、第2実施例と同様の効果を得ることができると共に、複数系統の給水管53を配設する場合に対応することができる。また、内側列の下地体10で構成される経路に給水管53を配設し、外側列の下地体10で構成される経路に電気配線やセンサー線など、配管と配線或いは異種の配線等を適宜区別して配設することが可能であり、多様な状況への適応力に優れると共に、配管や配線の区分配置でメンテナンスの容易性を高めることができる。
以上、本発明の緑化設備の仕切構造の第1〜第3実施例について説明したが、本発明は上記実施例以外に、例えば以下のような拡張或いは変形が可能である。
第2、第3実施例の下地体10の変形例として、図21に示すように、下地体10の内側下端近傍に、底板11から内方へ突出して上方へ屈曲延設された正面視L字形或いは鉤形の連係雄部20aを長手方向に沿って或いは長手方向の所定箇所に形成すると共に、下地体10の外側下端近傍に前記連係雄部20aが嵌合する形状の連係雌部20bを長手方向に沿って或いは長手方向の所定箇所に形成し、外側の下地体10の連係雄部20aを内側の下地体10の連係雌部20bに嵌合して連係し、下地体10を並列配置するようにしてもよい。前記連係雄部20aと連係雌部20bのように、並列配置する下地体10相互を連結する連結部を設けることにより、下地体10の外周方向への列設や並列配置の施工性を高めることができる。更に、内側列或いは外側列の1つの下地体10を敷設面300に接着等で固定するのみで、前記固定した下地体10に連結された各下地体10の全てを固定することができ、下地体10を固定する際の固定作業が容易となる。更に、図21に示すように、連係雄部20aに貯水槽トレーの連係部203を係合して連係する等、下地体10と貯水槽トレー200を連結する連結部を設けると好適であり、下地体10と貯水槽トレー200の連結により、貯水槽トレー200或いは下地体10の何れか一つを固定することにより、連結された貯水槽トレー200や下地体10の全てを固定することが可能となり、固定作業が容易となる。
また、連結部の構成の別例として、下地体10に連結部を設ける構成に代え、カバー30、30aに連結部を設ける構成としてもよく、例えば図22に示すように、カバー30(第1カバー)、第2カバー30aの内側端縁に長手方向に沿って或いは長手方向の所定箇所に下方へ屈曲延設された連係雄部40aを形成し、第2カバー30aの外側端縁に長手方向に沿って或いは長手方向の所定箇所に断面視略コ字形の連係雌部40bを形成し、凸条19と凹溝36の係合で位置決めして内側の下地体10に第2カバー30aを載置し、内側の下地体10の段差部13と外側の下地体10の段差部13との間に連係雌部40bを配置するようにし、更に、凸条19と凹溝36の係合で位置決めし、且つ前記配置した連係雌部40bに連係雄部40aを嵌合してカバー30(第1カバー)と第2カバー30aを連係して相互に連結するようにしてもよい。前記構成では、必要に応じて、例えば下地体10の内側の段差部13の内方へへこむ段差量を大きくする構成や、或いは下地体10の両側の段差部13・13の内方へへこむ段差量を大きくする構成や、連係雄部40a、連係雌部40bの厚さを薄くする構成等により、連係雄部40aと連係雌部40bの嵌合位置や、内側の連係雄部40aの内方への突出位置等を適宜調整することが可能である。
また、上記実施例では、一列に列設する下地体10内に一つ若しくは一系統の給水管53を配設する例について説明したが、一列に列設する下地体10内に複数若しくは複数系統の給水管53を配設することが可能であり、多系統の給水管53の配設で緑化エリアが広大な場合に適応することができる。
また、下地体10及びカバー30、下地体10及びカバー30、30aを2列に並列配置する場合の内側列の下地体10及びカバー30aと外側列の下地体10及びカバー30、下地体10及びカバー30等を3列以上の複数列で並列配置する場合の内側列の下地体10及びカバー30aと外側列の下地体10及びカバー30と内側列と外側列に挟まれる列の下地体10及びカバー30の形状や配置構成は適宜であり、複数列の下地体10及びカバー30等の各列について同一構成の下地体10若しくはカバー30等、或いは異なる構成の下地体10若しくはカバー30等を用いることも可能である。
また、仕切構造或いは仕切部材の外側から給水管53など配管や配線を仕切構造或いは仕切部材内に導く場合の構成は適宜であり、例えばカバー30(第1カバー30)の側板32、若しくはカバー30(第1カバー30)の側板32及び下地体10の側板12に、配管等を導入するための切欠或いは孔を設ける構成とすることが可能であるが、下地体10・10相互間の離間箇所の内の一部或いは外側の下地体10・10相互間の離間箇所の内の一部について、カバー30(第1カバー30)に代え第2カバー30など側面を覆わないカバーを設け、前記カバーを設けて外側面が覆われていない下地体10・10相互間に配管等を導入し、更に仕切構造等の内部へ配管等を導入する構成とすると、配管等の導入が容易となって好適である。
また、下地体30やカバー30の更なる変形例として、例えば図23(a)に示すように、正面視コ字形のチャネル部材である下地体10を開放側を緑化エリア側である内方へ向けて配置し、カバー30を架橋載置する構成としてもよく、前記構成により、給水管53を配設する際の融通性が向上する。また、図23(b)に示すように、正面視コ字形のチャネル部材である下地体10の開放側が対向するように下地体10・10を並列配置し、内側列の下地体10に第2カバー30aを、外側列の下地体10にカバー30を架橋載置する構成としてもよく、前記構成により、給水管53を移設する際の融通性が向上する。また、図23(c)に示すように、正面視コ字形のチャネル部材である下地体10の開放側を下方へ向けて配置し、カバー30を架橋載置する構成としてもよく、前記構成により、給水管53の配設作業の終了後に下地材10を敷設することが可能となり、施工性が向上する。また、図23(d)に示すように、正面視コ字形のチャネル部材である下地体10の開放側を上向きにして複数の下地体10を並列配置し、並列配置した下地体10の全体を覆うように上板31の幅が広いカバー30を架橋載置する構成としてもよく、前記構成により、部品点数を削減し、施工工程を効率化することができ、コストダウンを図ることができる。また、図23(e)に示すように、下地体10の一方の側板12を短く形成し、開放側を上向きにし且つ短い側板12が外側に位置するように配置し、カバー30を架橋載置する構成としてもよく、前記構成により、材料費を節約することができる。また、図23(f)に示すように、図23(e)の下地体10を用い、短い側板12・12を隣接して下地材10・10を配列配置し、上板31が幅広のカバー30を並列配置した下地体10の全体を覆うように架橋載置する構成としてもよく、前記構成により、材料費を節約できると共に、給水管53の移動の融通性を向上することができる。
また、図24(a)に示すように、下地体10を直方体或いは立方体等のブロック状とし、ブロック状の下地体10の上面や外側面や内側面に正面視略L字形のカバー30を上板31や外側の側板32や垂下片33を面接触しながら、カバー30を下地体10に架橋載置する構成とし、下地体10とカバー30で給水管53等が配設可能な空間54を設けないようにすることも可能であり、前記構成により、ブロック状のコンクリートなど安価な部材を下地体10として使用することができる。
また、図24(b)に示すように、直方体等のブロック状の下地体10の上面や内側面に上板31や垂下片33を面接触しながら、上板31が幅広のカバー30を下地体10に架橋載置し、カバー30の幅と下地体10の幅の差で、下地体10の外側面とカバー上板31とカバー側板32とで囲まれる空間54を形成し、下地体10の外方の空間54に給水管53等を配設する構成とすることも可能であり、前記構成により、幅広のカバー30に対して外側に下地体10を並列設置することを不要とすることができ、コストダウンを図ることができる。
また、図24(c)に示すように、下地体10を上記直方体或いは立方体形状から底面が外側へ突出する正面視略L字形のブロック状とし、下地体10の上面や内側面に上板31や垂下片33を面接触しながら上板31が幅広のカバー30を下地体10に架橋載置し、下地体10の外側面とカバー上板31とカバー側板32と前記下地体10の外側突出面で囲まれる空間54を形成し、空間54に給水管53等を配設する構成とすることも可能であり、前記構成により、前記下地体10の外側突出面をカバー30の側板32の下側に位置させ、前記外側突出面で側板32の下端を支持させ、下地体10・10相互間の隙間52で構成される排水路を確実に確保することができる。
また、図24(d)に示すように、下地体10を上記直方体或いは立方体形状から上部が外側へ突出する正面視略逆L字形のブロック状とし、下地体10の上面や内側面や前記外側突出部分の外側面に上板31や垂下片33や側板32を面接触しながら、上板31が幅広のカバー30を下地体10に架橋載置し、下地体10の中央部から下部にかけての外側面と前記外側突出部分の下面とカバー側板32とで囲まれる空間54を形成し、空間54に給水管53等を配設する構成とすることも可能であり、前記構成により、カバー30に上方からの加えられる負荷に対する強度や耐久性を向上することができる。
また、図24(e)に示すように、正面視略コ字形或いは正面視略U字形の下地体10を開放側を上方にして配置し、前記下地体10の内側の側板12に垂下片33が面接触しながら、上板31が幅広のカバー30を側板12の上端で支持されるように架橋載置し、底板11と側板12・12相互とカバー上板31とで囲まれる空間54と、側板12と側板32とカバー上板31とで囲まれる空間54とに、給水管53等を配設する構成とすることも可能であり、前記構成により、少ない下地体10で配設する給水管53の本数等を増やすことができる。
また、図24(f)に示すように、図24(c)の直方体等の形状に対応する部分を正面視略コ字形の下地体10を開放側を上方にして配置した形状に代え、下地体10を正面視略F字形とし、底板11と側板12・12相互と側板12の上端で支持されるカバー上板31とで囲まれる空間54と、下地体10の底面の外側突出面と側板12とカバー上板31と側板32とで囲まれる空間54とに、給水管53等を配設する構成とすることも可能であり、前記構成により、図23(c)及び(e)の効果を同時に発揮することができる。
また、図24(g)に示すように、直方体等のブロック状の下地体10の上面や外側面に上板31や側板32を面接触しながら、上板31が幅広である正面視略L字形のカバー30を下地体10に架橋載置し、カバー30の幅と下地体10の幅の差で、下地体10の内側面とカバー上板31と垂下片33等とで囲まれる空間54を形成し、下地体10の内方の空間54に給水管53等を配設する構成とすることも可能であり、前記構成により、給水管53の配設時等の融通性が向上する。
また、図24(h)に示すように、図24(g)の直方体等の下地体10に代えて直方体等の上部から内側へ突出する突出部分を有する下地体10を用い、正面視略L字形の下地体10の前記突出部分の内側面と下地体10の上面と外側面にカバー30の垂下片33と上板31と側板32が面接触しながら、上板31が幅広のカバー30を下地体10に架橋載置し、下地体の中央から下部にかけての内側面と前記内側突出部分の下面とで囲まれる空間54に給水管53等を配設する構成としてもよく、前記構成により、カバー30に上方からの加えられる負荷に対する強度や耐久性を向上することができる。
また、図25(a)に示すように、直方体或いは立方体等のブロック状の下地体10を所定距離離間して並列配置し、内側の下地体10の内側面に垂下片33を、内側と外側の下地体10の上面にカバー上板31を、外側の下地体10の外側面に側板33をそれぞれ面接触して、上板31が幅広のカバー30を架橋載置し、内側の下地体10の外側面と外側の下地体10の内側面とカバー上板31とで囲まれる空間54に給水管53等を配設する構成としてもよく、直方体等の下地体10を用いてコストダウンを図ることができる。
また、図25(b)に示すように、図25(a)の内側下地体10の上部から外側へ突出する突出部分を有する正面視略L字形の内側下地体10と、図25(a)の外側下地体10の上部から内側へ突出する突出部分を有する正面視略L字形の外側下地体10とを用い、内側下地体10の外側突出部分と外側下地体10の内側突出部分とを突合して当接しながら、内側と外側の下地体10・10を並列配置し、図25(a)と同様にカバー30を架橋載置し、前記外側突出部分及び内側突出部分と内側下地体10の中央から下部にかけての外側面と外側下地体10の中央から下部にかけての内側面とで囲まれる空間54に給水管53等を配設する構成としてもよく、前記構成により、カバー30に上方からの加えられる負荷に対する強度や耐久性を向上することができると共に、コストダウンを図ることができる。
また、図25(c)に示すように、図25(a)の直方体等の下地体10を正面視略コ字形の下地体10を開放側を上方にして配置した形状に代え、垂下片33を内側の下地体10の側板12に、カバー側板32を内側の下地体10の側板12に面接触しながら、且つ下地体10の側板12の上端で支持されるように、上板31が幅広のカバー30を架橋載置し、内側の下地体10の底板11と側板12・12とカバー上板31とで囲まれる空間54と、内側下地体10の外側の側板12と外側下地体10の内側の側板12とカバー上板31とで囲まれる空間54と、外側の下地体10の底板11と側板12・12とカバー上板31とで囲まれる空間54とに給水管53等を配設する構成としてもよく、前記構成により、コストダウンを図りつつ給水管53等の配設空間や配設本数を多く確保することができる。
また、図25(d)に示すように、正面視略コ字形の下地体10を開放側が向き合うようにし且つ所定距離離間して並列配置し、内側下地体10の内側に位置する底板11に垂下片33を、内側下地体10と外側下地体10の上側に位置する側板12・12に上板31を、外側下地体10の外側に位置する底板11に側板32を面接触して、上板31が幅広のカバー30を架橋載置し、内側と外側の下地体10の底板11や側板12やカバー上板31で囲まれる空間54に、一若しくは複数系統の給水管53等を配設する構成としてもよく、前記構成により、例えば適宜必要な系統数の給水管53を配設することができると共に、空間54の形状をほぼ確保しつつ給水管53を移設することができるなど融通性が向上する。
また、仕切構造を形成する緑化エリアは、植栽コンテナを敷設するコンテナタイプ以外にも適宜であり、例えば貯水排水層を形成し、その上に客土を盛って植栽を施す所謂客土タイプの緑化エリアや、或いは育成材を固化したブロック状の植栽ブロックを敷設面に複数敷設し、植栽ブロックをに植栽を施して形成する緑化エリア、或いは椰子などの繊維を固化して形成したマットに植栽を施した植栽マットを、敷設面に複数敷設して形成する緑化エリア等とすることが可能である。更に、コンテナタイプの緑化エリアとする場合に、植栽コンテナ100或いは貯水槽トレー200を設ける場合の貯水槽トレー200の構成は適宜である。
また、仕切構造或いは仕切部材内に配設されるものは給水管53以外にも適宜であり、例えば緑化エリア内に設けられる照明器具等の電源線、貯水槽トレー200に設ける水分センサー等のセンサー線、排水管、通気性を高めるべく空気を緑化エリア内に導入する等の空気管などを配設することが可能であり、又、これらを適宜組み合わせて配設することが可能である。更に、同種或いは異種の複数の配管或いは配線等を設ける場合、配管や配線毎に或いはその種別毎に、配設空間を下地体10の側板12など下地体10やカバー30の仕切可能な仕切部で仕切ってもよい。
また、下地体10を緑化エリアの外周方向へ列設する際の間隔は適宜であるが、カバー30の強度等に配慮しつつ、可能な限り距離を置いて配設した方が施工性やコストダウンになるので良好である。更に、前記間隔は略等間隔とする以外に、強度が必要な部分のみに密な間隔で配設すること等が可能である。
また、下地体10とカバー30をビス止めは適宜箇所で行うことが可能であり、上記実施例の上側でビス止めする以外に、例えば下地体10の外側に位置する側板12とカバー30の側板32を側面位置でビス止めする等、側面位置でビス止めしてもよい。更に、カバー30に凸部若しくは凹部を設け、下地体10の前記凸部若しくは凹部に対応する位置に凹部若しくは凸部を設け、カバー30の凸部若しくは凹部と下地体10の凹部若しくは凸部とを嵌合する等、カバー30と下地体10を係合する構成としてもよい。カバー30と下地体10を係着する構成により、より施工性が向上する。尚、下地体10とカバー30を固着しない構成とすることも可能である。
また、本発明の仕切構造或いは仕切部材は、必ずしも緑化エリアの外周全てに設ける必要はなく、緑化エリアの外周の一部に使用する場合も本発明に含まれる。
本発明は、例えば屋上、ベランダ、折板屋根等に設置する緑化設備に利用することができる。
第1実施例の緑化設備の仕切構造を示す縦断面図。 (a)は第1実施例の緑化設備の仕切構造に於ける下地体を示す平面図、(b)は同図(a)の下地体の斜視図、(c)は同図(a)の下地体の正面図、(d)は同図(a)の下地体の側面図、(e)は同図(a)の下地体の底面図。 (a)は第1実施例の緑化設備の仕切構造に於けるカバーを示す平面図、(b)は同図(a)のカバーの斜視図、(c)は同図(a)のカバーの正面図、(d)は同図(a)のカバーの左側面図、(e)は同図(a)のカバーの底面図、(f)は同図(a)のカバーの右側面図。 第1実施例に於ける下地体を緑化エリアの外周縁に沿って敷設した状態を示す平面図。 図4の敷設した下地体にカバーを載置した状態を示す平面図。 第1実施例の緑化設備の仕切構造に於ける排水路を説明する説明図。 第2実施例の緑化設備の仕切構造を示す縦断面図。 (a)は第2実施例の緑化設備の仕切構造に於ける下地体を示す平面図、(b)は同図(a)の下地体の斜視図、(c)は同図(a)の下地体の正面図、(d)は同図(a)の下地体の側面図、(e)は同図(a)の下地体の底面図。 (a)は第2実施例の緑化設備の仕切構造に於けるカバーを示す平面図、(b)は同図(a)のカバーの斜視図、(c)は同図(a)のカバーの正面図、(d)は同図(a)のカバーの左側面図、(e)は同図(a)のカバーの底面図、(f)は同図(a)のカバーの右側面図。 第2実施例に於ける下地体を緑化エリアの外周縁に沿って敷設した状態を示す平面図。 図10の敷設した下地体に給水管を配設した状態を示す平面図。 図11の敷設した下地体にカバーを載置した状態を示す平面図。 第3実施例の緑化設備の仕切構造を示す縦断面図。 (a)は第3実施例の緑化設備の仕切構造に於ける第2カバーを示す平面図、(b)は同図(a)の第2カバーの斜視図、(c)は同図(a)の第2カバーの正面図、(d)は同図(a)の第2カバーの側面図、(e)は同図(a)の第2カバーの底面図。 第3実施例に於ける下地体を緑化エリアの外周に並列して敷設した状態を示す平面図。 図15の並列して敷設した下地体に給水管を配設した状態を示す平面図。 図16の内周の下地体にカバーを載置した状態を示す平面図。 図16の内周及び外周の下地体にカバーを載置した状態を示す平面図。 (a)はカバーが突合する出隅箇所の部分平面図、(b)はカバーが突合する入隅箇所の部分平面図。 第3実施例の仕切構造を設けた緑化設備を示す平面図。 並列配置された下地体相互を連係する変形例の仕切構造を示す縦断面図。 並列配置された第1カバーと第2カバー相互を連係する変形例の仕切構造を示す縦断面図。 (a)〜(f)は下地体とカバーの変形例の概略を示す正面図。 (a)〜(h)は下地体とカバーの別の変形例の概略を示す正面図。 (a)〜(d)は下地体とカバーの更なる別の変形例の概略を示す正面図。
符号の説明
10 下地体
11 底板
12 側板
13 段差部
14 固定片
15 中板
18 溝
19 凸条
20a、40a 連係雄部
20b、40b 連係雌部
30 カバー(第1カバー)
30a 第2カバー
31 上板
32 側板
33 垂下片
34、35 溝
36 凹溝
51 ビス
52 隙間
53 給水管
54 空間
100 植栽コンテナ
200 貯水槽トレー
300 敷設面

Claims (8)

  1. 緑化エリアと非緑化エリアとを仕切る緑化設備の仕切構造であって、
    複数の下地体を緑化エリアの外周方向へ離間して列設し、
    離間して配置した下地体に下地体の上側及び外側を略被覆するカバーを架橋載置し、
    下地体の設置箇所に、下地体とカバーとで若しくは下地体で若しくはカバーで上側と外側が囲まれ且つ緑化エリアの略外周方向に開放されている空間を設けることを特徴とする緑化設備の仕切構造。
  2. 緑化エリアと非緑化エリアとを仕切る緑化設備の仕切構造であって、
    複数の下地体を緑化エリアの外周方向へ離間して列設することにより内周の下地体群を設け、
    該内周下地体群の下地体の外側に下地体を並列配置して一若しくは複数の下地体群を設け、
    外周の下地体群の離間して配置した下地体に下地体の上側及び外側を略被覆する第1カバーを架橋載置し、
    該外周下地体群より内側の下地体群の離間して配置した下地体に下地体の上側を略被覆する第2カバーを架橋載置し、
    下地体の設置箇所に、下地体とカバーとで若しくは下地体で若しくはカバーで上側と外側が囲まれ且つ緑化エリアの略外周方向に開放されている空間を設けることを特徴とする緑化設備の仕切構造。
  3. 前記第1カバーと前記第2カバー若しくは前記第2カバー同士を並列方向で連結する連結部を設けることを特徴とする請求項2記載の緑化設備の仕切構造。
  4. 前記下地体相互を並列方向で連結する連結部を設けることを特徴とする請求項2又は3に記載の緑化設備の仕切構造。
  5. 請求項3記載の連結部若しくは請求項4記載の連結部が係合部と被係合部で構成される係合構造であることを特徴とする緑化設備の仕切構造。
  6. 前記架橋載置した請求項1記載のカバー若しくは請求項2〜5の何れかに記載の第1カバーの外側被覆部と敷設面との間に隙間を形成することを特徴とする緑化設備の仕切構造。
  7. 配管若しくは配線を適宜の前記空間を通して設置し、該配管若しくは配線を前記下地体間の離間箇所から前記緑化エリア内へ導入することを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の緑化設備の仕切構造。
  8. 前記外周方向へ離間配置する下地体相互を外周方向で連結することを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の緑化設備の仕切構造。
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