JP5006597B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機やプリンタ等の画像形成装置に関する。
ベースとなる画像形成装置本体に各種オプション装置を増設することにより、様々な複合機能を追加することができる画像形成装置がある。オプション装置としては、例えば、印字面を表裏反転して両面印字を可能にする両面オプション装置、大容量のシートを収納可能な給紙オプション装置、出力後のシートにステイプルやソートなどの後処理を施す排紙オプション装置が知られている。これらのオプション装置を画像形成装置本体に増設することにより、画像形成装置の付加価値の向上が図られる。また、ユーザが好みに応じてオプション装置を自由に組み合わせ、カスタマイズできることも大きな特徴のひとつである。
上述のような従来の画像形成装置の構成例を図を用いて説明する。図7は画像形成装置本体の構成を示す断面図である。図8は画像形成装置本体に対して各種オプション装置を増設した状態を示す断面図である。図9は画像形成装本体に対する各種オプション装置の装着方法を説明する斜視図である。
図8に示す構成例では、画像形成装置本体としてのプリンタ本体10に、両面オプション装置30、給紙オプション装置40、排紙オプション装置50の3つのオプション装置が装着されている。
(プリンタ本体)
プリンタ本体10の下部にはシート積載手段である給紙カセット11とシート給送部12が配置されている。中央部には、画像形成部が配置されている。画像形成部は、露光手段であるレーザスキャナ113、像担持体としての画像形成ドラム17aを有する画像形成プロセスユニット17などから構成される。プリンタ本体最上部には画像形成部によりトナー画像が転写されたシートSが順次排紙積載される排紙トレイ23が配置される。
シート給送部12は、給紙ローラ13と分離パッド14から構成される。分離パッド14は、バネにより給紙ローラ13に付勢される。11aは給紙カセット11内に収納されたシート積載板である。シート積載板11aは、その裏面側(図中下側)からシート積載板加圧バネ11bにより上方に押圧されている。これにより、シート積載板11aに積載された最上側のシートSの先端側が、給紙ローラ13に押圧される。給紙ローラ13は図示しない駆動モータより駆動される。給紙ローラ13は、図7における反時計回りに回転し、シート積載板11aに積載された最上側のシートSをピックアップする。もし、給紙ローラ13と分離パット14との間に複数枚のシートSが搬送された場合は、分離パット14の摩擦分離作用により最上側のシートS以外のシートがせき止められる。これにより、最上側のシートSのみ下流側に搬送される。
このシートSは、搬送ローラ対15により第1搬送路P1に沿ってさらに下流側に搬送される。16はレジストローラ対、18は定着器、18aは定着排紙ローラ、18bは定着排紙コロ、20は搬送ローラ対、22は排紙ローラ対である。定着排紙コロ18bは、駆動される定着排紙ローラ18aの回転に従動回転する従動コロである。P2は定着器18から下流側の第2搬送路であり、P3は排紙トレイ23に向かう第3搬送路である。P7は排紙オプション装置50にシートSを搬送する第7搬送路であり、21は第3搬送路P3と第7搬送路P7のいずれにシートSを搬送するかを選択的に切り替える排紙フラッ
パである。
シート給送部12より搬送されたシートSは、レジストローラ対16を経て、画像形成プロセスユニット17に搬送される。画像形成ドラム17a上に形成されたトナー画像がこのシートS上に転写される。その後、定着器18の加熱及び加圧により該トナー画像がシートSに定着される。画像形成済みのシートSは、搬送ローラ対20、排紙ローラ対22を経て、排紙トレイ23上に排出される(排紙フラッパ21により第3搬送路P3が選択された場合)。
(両面オプション装置)
プリンタ本体10の画像形成プロセスユニット17と給紙カセット11との間に両面オプション装置30が内蔵されている。両面オプション装置30は、両面搬送路31、第1両面搬送ローラ対32、第2両面搬送ローラ対33を備えている。
両面印字は次のように行われる。
片面印字されたシートSの先端は定着排紙ローラ18aおよび定着排紙コロ18bを通過し、搬送ローラ対20を通過する。このとき、排紙フラッパ21はシートSの先端が第3搬送路P3に導かれるように位置している。シートSの先端は第3搬送路P3を通過し、排紙トレイ23に向けて排出されるように搬送される。片面印字されたシートSの後端が定着排紙ローラ18aおよび定着排紙コロ18bを通過した所定時間後に、搬送ローラ対20および排紙ローラ対22の回転を逆転させる。これにより、排紙トレイ23に向けて搬送されていたシートSが反対向きに搬送される。このとき、定着排紙ローラ18aの回転はそのまま(図における半時計回り)である。
19はプリンタ本体に設けられた反転用コロである。反転用コロ19は、定着排紙ローラ18aに向けて加圧され、定着排紙ローラ18aの回転に従動して回転する。従って、定着排紙ローラ18aと反転用コロ19のローラ対は両面オプション装置に向かう第4搬送路P4に向けてシートSを搬送する方向に回転している。すなわち、反対向きに搬送されたシートSは、定着排紙ローラ18aと反転用コロ19とのローラ対により第4搬送路P4に導かれ、両面オプション装置30内の両面搬送路31へと導かれる。
両面搬送路31では、第1両面搬送ローラ対32および第2両面搬送ローラ対33によりシートSが搬送される。このとき、シートSは、画像形成済の面が図における上側を向いた状態で、搬送される。
24はプリンタ本体に設けられた両面再給紙ローラ対であり、P5は両面オプション装置30からのシートを受け取る第5搬送路である。シートSは、第5搬送路P5を経て両面再給紙ローラ対24により第1搬送路P1に合流し、レジストローラ対16を経て画像形成プロセスユニット17に導かれる。このとき、シートSの画像形成済の面は図における下方向を向いている。よって、画像形成ドラム17a上に形成されたトナー画像は、画像形成されていない面に転写される。その後、定着器18により該トナー画像が定着される。このように両面印字されたシートSは、搬送ローラ対20、排紙ローラ対22を経て、排紙トレイ23上に排出される(排紙フラッパ21により第3搬送路P3が選択された場合)。
(給紙オプション装置)
プリンタ本体10の装置下方には増設可能な給紙オプション装置40が配置されている。41は給紙オプション装置におけるオプション用給紙カセットであり、42はオプション用シート給送部である。オプション用給紙カセット41およびオプション用シート給送
部42はプリンタ本体に内蔵された給紙カセット11およびシート給送部12と同様の構成である。すなわち、41aはシート積載板、41bはシート積載板加圧バネ、43は給紙ローラ、44は分離パットである。これらの機能およびシートの分離機構はプリンタ本体10に内蔵した給紙カセット11およびシート給送部12と同様である。
オプション用シート給送部42より繰り出されたシートSは、給紙オプション用搬送路出口45を通過して、プリンタ本体10内の給紙オプション用搬送路入口25および給紙オプション用搬送路である第6搬送路P6に導かれる。このシートSは、第1搬送路P1に合流し、画像形成部へと導かれる。
(排紙オプション装置)
プリンタ本体10の装置上方には増設可能な排紙オプション装置50が配置されている。この排紙オプション装置50は3つの排紙トレイを有し、選択的に排紙口を変更することが可能である。
プリンタ本体10には排紙オプション用搬送路である第7搬送路P7および排紙オプション用搬送路出口26が設けられている。排紙フラッパ21により第7搬送路P7が選択された場合、シートSは第7搬送路P7および排紙オプション用搬送路出口26を通過し、排紙オプション装置50へ導かれる。
51は排紙オプション搬送路入口であり、52は第1搬送ローラ、53は第1フラッパ、54は第1排紙搬送路、55は第1排紙ローラ、56は第1排紙トレイである。57は第2搬送路、58は第2搬送ローラ、59は第2フラッパ、60は第2排紙搬送路、61は第2排紙ローラ、62は第2排紙トレイである。また、63は第3搬送路、64は第3搬送ローラ、65は第3排紙ローラ、66は第3排紙トレイである。
この排紙オプション装置50は、排紙オプション搬送路入口51より画像形成済のシートSを受け取る。そして、排紙オプション装置50は、第1フラッパ53と第2フラッパ59を制御して、第1〜第3排紙トレイ56、62、66のいずれかに選択的にシートSを排出する。
(オプション装置の装着方法)
図9は画像形成装置に対する各種オプション装置の装着方法を説明する分解斜視図である。
上述した両面オプション装置30、給紙オプション装置40、排紙オプション装置50は、プリンタ本体10に対して着脱自在に構成されている。各種オプション装置には、通常、特許文献1に示すように、インターフェイスコネクタが設けられている。オプション装置をプリンタ本体10に装着する時には、そのインターフェイスコネクタがプリンタ本体10側に設けられたインターフェイスコネクタに接続し、電気的に通信可能となる。これにより、プリンタ本体10と各種オプション装置とを組み合わせた複雑な電気制御が可能となる。
プリンタ本体10には、両面オプション装置用のインターフェイスコネクタ27、給紙オプション装置用のインターフェイスコネクタ28、排紙オプション装置用のインターフェイスコネクタ29が設けられている。
両面オプション装置30には、インターフェイスコネクタ34が設けられている。両面オプション装置30を図における矢印方向にプリンタ本体10に挿入すると、各装置のインターフェイスコネクタ27及び34が嵌合する。これにより、両面オプション装置30
とプリンタ本体10が電気的に接続される。
給紙オプション装置40には、インターフェイスコネクタ47が設けられている。給紙オプション装置40がプリンタ本体10に装着された場合には、各装置のインターフェイスコネクタ28及び47が嵌合する。これにより、給紙オプション装置40とプリンタ本体10が電気的に接続される。給紙オプション装置40には、位置決め軸46a、46b、46cが設けられている。プリンタ本体10は位置決め軸46a〜46cの軸方向に沿って給紙オプション装置40の上方から装着される。位置決め軸46a〜46cによってプリンタ本体10と給紙オプション装置40とが位置決めされる。
29aおよび29bはプリンタ本体10に設けられた排紙オプション装置用位置決め穴である。排紙オプション装置50は位置決め軸66aおよび66bを排紙オプション装置用位置決め穴29a、29bに嵌合させるように装置上方より装着する。排紙オプション装置50には、インターフェイスコネクタ67が設けられている。排紙オプション装置50の装着時には、このインターフェイスコネクタ67がプリンタ本体10のインターフェイスコネクタ29と嵌合することにより電気的接続が図られる。
特開平8−328451号公報
しかしながら、上述したようなインターフェイスコネクタ(以下、単に「コネクタ」ともいう。)には、次のような問題がある。
(1)オプション装置の非装着時には、画像形成装置本体及びオプション装置本体のコネクタが露出状態となる。この露出状態のコネクタにユーザが不用意に近づくと、静電気が飛び、コネクタ内の電気素子を破壊してしまうおそれがある。
(2)オプション装置を取り外す際にコネクタの嵌合力が抵抗となり、操作感を悪化させる。特に、コネクタがオプション装置の中心から外れた箇所に設けられていると、取り外しに必要な力のバランスが偏るため、取り外し作業が困難になる。
本発明は、このような従来の技術における二つの課題を同時に解決するものであり、画像形成装置本体とオプション装置を電気的に接続するためのコネクタの静電気対策を行いつつ、コネクタの離間動作にかかる抵抗を軽減してオプション装置の取り外し作業を容易にする画像形成装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を採用する。
本発明の第1態様は、
画像形成装置本体と前記画像形成装置本体に着脱自在なオプション装置とを備え、
前記オプション装置の装着時に、前記画像形成装置本体に設けられた第1コネクタと前記オプション装置に設けられた第2コネクタが嵌合することで、前記画像形成装置本体と前記オプション装置が電気的に接続される、画像形成装置において、
前記オプション装置の非装着時に前記第1コネクタを静電気から保護する保護部材が設けられており、
前記保護部材は、前記オプション装置の装着時に前記オプション装置と前記画像形成装置本体に挟まれて弾性変形し、
前記保護部材の弾性復元力は、前記第1コネクタと前記第2コネクタの離間動作にかかる抵抗を軽減せしめるように前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合を外す方向に作用する
ことを特徴とする画像形成装置である。
本発明の第2態様は、
画像形成装置本体と前記画像形成装置本体に着脱自在なオプション装置とを備え、
前記オプション装置の装着時に、前記画像形成装置本体に設けられた第2コネクタと前記オプション装置に設けられた第1コネクタが嵌合することで、前記画像形成装置本体と
前記オプション装置が電気的に接続される、画像形成装置において、
前記オプション装置の非装着時に前記第1コネクタを静電気から保護する保護部材が設けられており、
前記保護部材は、前記オプション装置の装着時に前記オプション装置と前記画像形成装置本体に挟まれて弾性変形し、
前記保護部材の弾性復元力は、前記第1コネクタと前記第2コネクタの離間動作にかかる抵抗を軽減せしめるように前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合を外す方向に作用する
ことを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、保護部材によってコネクタの静電気対策を行うことができる。また、保護部材の弾性復元力によりコネクタの離間動作にかかる抵抗を軽減できるので、オプション装置の取り外し作業が容易になる。
以下に図面を参照して、本発明を電子写真方式のプリンタに適用した場合の一実施形態を具体的に説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
画像形成装置本体(プリンタ本体)、両面オプション装置、給紙オプション装置、排紙オプション装置の主要な内部構成、機能、また、装着時の動作については、前述のものと同様である。よって、同様の機能、構成を有する部材については、同一符号で示すことでその詳しい説明を省略することとし、以下、本発明の実施形態に特徴的な構成を重点的に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置における、プリンタ本体10と両面オプション装置30とのコネクタ部分の構成を示している。
プリンタ本体10には、両面コネクタ用アースバネ1(以下、単に「アースバネ1」という。)が設けられている。このアースバネ1は、両面オプション装置用インターフェイスコネクタ27(以下、単に「第1コネクタ27」という。)を静電気から保護する保護部材である。
アースバネ1は、金属などの導電性材料からなるバネであり、具体的には、コイル部1bと2つの端部1a、1cを有するネジリコイルバネである。一方の端部1c(以下、「固定端1c」という。)は、プリンタ本体10のフレーム等にビス2で共締めされることにより、接地されている。また、他方の端部1a(以下、「自由端1a」という。)は、第1コネクタ27のコネクタ口を囲うように、コの字型に構成されている。
図2(a)は、両面オプション装置の非装着時におけるアースバネ1の状態を示している。図2(b)は、両面オプション装置の装着時におけるアースバネ1の状態を示している。
図1及び図2(a)に示すように、両面オプション装置30の非装着時には、アースバネ1の自由端1aが第1コネクタ27の先端よりも突出し、第1コネクタ27のコネクタ口を覆うような形状を呈する。これにより、露出状態にある第1コネクタ27にユーザが
不用意に近づいたとしても、アースバネ1が避雷針の役目を果たし、第1コネクタ27に静電気が流れることがない。よって、第1コネクタ27の電気素子を静電気から保護することができる。
両面オプション装置30のインターフェイスコネクタ34(以下、単に「第2コネクタ34」という。)の下側には、リブ35が設けられている。両面オプション装置30がプリンタ本体10に装着されるときには、リブ35がアースバネ1の突出する自由端1aに突き当たり、アースバネ1を装着方向(図の矢印方向)に押し込む。両面オプション装置30の装着時には、図2(b)に示すように、アースバネ1はプリンタ本体10と両面オプション装置30に挟まれて弾性変形した状態となる。このとき、アースバネ1の自由端1aは、第1コネクタ27と第2コネクタ34の接続部分を囲むような形状となる。これにより、万が一、コネクタ間の隙間に静電気が飛んでしまうような場合でも、コネクタ間の隙間を塞ぐようにアースバネ1が配置されているために、避雷針の役目を果たし、各コネクタの電気素子を破壊してしまうことがない。
また、図2(b)に示すような状態において、アースバネ1はコイル部1bを中心にネジリモーメントが働いている状態である。圧縮変形を受けたアースバネ1の弾性復元力は、自由端1aがリブ35を押圧する方向、つまり、第1コネクタ27と第2コネクタ34の嵌合を外す方向に作用する。両面オプション装置30を取り外すときには、このアースバネ1の弾性復元力が、コネクタの嵌合の離間動作をサポートしてくれる。従って、コネクタの離間動作にかかる抵抗が軽減され、両面オプション装置30の取り外しがスムーズになる。
以上述べた本実施形態の構成によれば、アースバネ1が、コネクタを静電気から保護し、かつ、両面オプション装置30の取り外し動作をアシストするので、非常に簡易な構成で信頼性及びユーザビリティに優れた画像形成装置を提供できる。
なお、本実施形態では、両面オプション装置を例に挙げ説明したが、本実施形態で用いたアースバネ1は他のオプション装置とのコネクタ部分にも適用することができる。また、アースバネ1をプリンタ本体側でなく、オプション装置側に設けてもよい。
<第2実施形態>
図3は、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置における、プリンタ本体10と給紙オプション装置40とのコネクタ部分の構成を示している。
給紙オプション装置40には、給紙オプション用コネクタアースバネ3(以下、単に「アースバネ3」という。)が設けられている。このアースバネ3は、給紙オプション装置40に設けられたインターフェイスコネクタ47(以下、単に「第1コネクタ47」という。)を静電気から保護する保護部材である。アースバネ3は、金属などの導電性材料からなるコイルバネで構成され、第1コネクタ47を囲うように取り付けられている。このアースバネ3もグランドに接続されている。
図4(a)は、給紙オプション装置の非装着時におけるアースバネ3の状態を示している。図4(b)は、給紙オプション装置の装着時におけるアースバネ3の状態を示している。46cは給紙オプション装置40に設けられた位置決め軸であり、28cはプリンタ本体10に設けられた位置決め穴である。
図3及び図4(a)に示すように、給紙オプション装置40の非装着時には、アースバネ3の自由端が第1コネクタ47の先端よりも突出し、第1コネクタ47のコネクタ口を覆うような形状を呈する。これにより、露出状態にある第1コネクタ47にユーザが不用
意に近づいたとしても、アースバネ3が避雷針の役目を果たし、第1コネクタ47に静電気が流れることがない。よって、第1コネクタ47の電気素子を静電気から保護することができる。
プリンタ本体10のインターフェイスコネクタ28(以下、単に「第2コネクタ28」という。)の周囲には、リブ28aが設けられている。給紙オプション装置40がプリンタ本体10に装着されるときには、リブ28aがアースバネ3の突出する自由端に突き当たり、アースバネ3を圧縮させるように押し込む。給紙オプション装置40の装着時には、図4(b)に示すように、アースバネ3はプリンタ本体10と給紙オプション装置40に挟まれて弾性変形した状態となる。このとき、アースバネ3は、第1コネクタ47と第2コネクタ28の接続部分を囲むような形状となる。これにより、万が一、コネクタ間の隙間に静電気が飛んでしまうような場合でも、コネクタ間の隙間を塞ぐようにアースバネ1が配置されているために、避雷針の役目を果たし、各コネクタの電気素子を破壊してしまうことがない。
また、図4(b)に示すような状態において、アースバネ3は圧縮変形を受けている状態である。圧縮変形を受けたアースバネ3の弾性復元力は、リブ28aを押圧する方向、つまり、第1コネクタ47と第2コネクタ28の嵌合を外す方向に作用する。給紙オプション装置40を取り外すときには、このアースバネ3の弾性復元力が、コネクタの嵌合の離間動作をサポートしてくれる。従って、コネクタの離間動作にかかる抵抗が軽減され、給紙オプション装置40の取り外しがスムーズになる。
以上述べた本実施形態の構成によれば、アースバネ3が、コネクタを静電気から保護し、かつ、給紙オプション装置40の取り外し動作をアシストするので、非常に簡易な構成で信頼性及びユーザビリティに優れた画像形成装置を提供できる。
なお、本実施形態では、給紙オプション装置を例に挙げ説明したが、本実施形態で用いたアースバネ3は他のオプション装置とのコネクタ部分にも適用することができる。また、アースバネ3をオプション装置側でなく、プリンタ本体側に設けてもよい。
<第3実施形態>
図5は、本発明の第3実施形態に係る画像形成装置における、プリンタ本体10と排紙オプション装置50とのコネクタ部分の構成を示している。
プリンタ本体10には、排紙オプション用コネクタアースバネ4(以下、単に「アースバネ4」という。)が設けられている。このアースバネ4は、プリンタ本体10に設けられた排紙オプション用のインターフェイスコネクタ29(以下、単に「第1コネクタ29」という。)を静電気から保護する保護部材である。
アースバネ4は、金属などの導電性材料からなるバネであり、具体的には、コイル部4bと2つの端部を有するネジリコイルバネである。自由端4aは第1コネクタ29のコネクタ口を囲うようにコの字型に構成され、他端(固定端)はグランドに接続されている。
図6(a)は、排紙オプション装置の非装着時におけるアースバネ4の状態を示している。図6(b)は、排紙オプション装置の装着時におけるアースバネ4の状態を示している。
図5及び図6(a)に示すように、排紙オプション装置50の非装着時には、アースバネ4の自由端4aが第1コネクタ29の先端よりも突出し、第1コネクタ29のコネクタ口を覆うような形状を呈する。これにより、露出状態にある第1コネクタ29にユーザが
不用意に近づいたとしても、アースバネ4が避雷針の役目を果たし、第1コネクタ29に静電気が流れることがない。よって、第1コネクタ29の電気素子を静電気から保護することができる。
排紙オプション装置50のインターフェイスコネクタ67(以下、単に「第2コネクタ67」という。)の周囲には、リブ68が設けられている。排紙オプション装置50がプリンタ本体10に装着されるときには、リブ68がアースバネ4の突出する自由端4aに突き当たり、アースバネ4を上から押し込む。排紙オプション装置50の装着時には、図6(b)に示すように、アースバネ4はプリンタ本体10と排紙オプション装置50に挟まれて弾性変形した状態となる。このとき、アースバネ4の自由端4aは、第1コネクタ29と第2コネクタ67の接続部分を囲むような形状となる。これにより、万が一、コネクタ間の隙間に静電気が飛んでしまうような場合でも、コネクタ間の隙間を塞ぐようにアースバネ4が配置されているために、避雷針の役目を果たし、各コネクタの電気素子を破壊してしまうことがない。
また、図6(b)に示すような状態において、アースバネ4はコイル部4bを中心にネジリモーメントが働いている状態である。圧縮変形を受けたアースバネ4の弾性復元力は、自由端4aがリブ68を押圧する方向、つまり、第1コネクタ29と第2コネクタ67の嵌合を外す方向に作用する。排紙オプション装置50を取り外すときには、このアースバネ4の弾性復元力が、コネクタの嵌合の離間動作をサポートしてくれる。従って、コネクタの離間動作にかかる抵抗が軽減され、排紙オプション装置50の取り外しがスムーズになる。
以上述べた本実施形態の構成によれば、アースバネ4が、コネクタを静電気から保護し、かつ、排紙オプション装置50の取り外し動作をアシストするので、非常に簡易な構成で信頼性及びユーザビリティに優れた画像形成装置を提供できる。
なお、本実施形態では、排紙オプション装置を例に挙げ説明したが、本実施形態で用いたアースバネ4は他のオプション装置とのコネクタ部分にも適用することができる。また、アースバネ4をプリンタ本体側でなく、オプション装置側に設けてもよい。
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置における、プリンタ本体と両面オプション装置とのコネクタ部分の構成を示す図である。 図2(a)は、両面オプション装置の非装着時におけるアースバネの状態を示す図であり、図2(b)は、両面オプション装置の装着時におけるアースバネの状態を示す図である。 図3は、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置における、プリンタ本体と給紙オプション装置とのコネクタ部分の構成を示す図である。 図4(a)は、給紙オプション装置の非装着時におけるアースバネの状態を示す図であり、図4(b)は、給紙オプション装置の装着時におけるアースバネの状態を示す図である。 図5は、本発明の第3実施形態に係る画像形成装置における、プリンタ本体と排紙オプション装置とのコネクタ部分の構成を示す図である。 図6(a)は、排紙オプション装置の非装着時におけるアースバネの状態を示す図であり、図6(b)は、排紙オプション装置の装着時におけるアースバネの状態を示す図である。 図7は、画像形成装置本体の構成を示す断面図である。 図8は、画像形成装置本体に対して各種オプション装置を増設した状態を示す断面図である。 図9は、画像形成装置本体に対する各種オプション装置の装着方法を説明する斜視図である。
符号の説明
1‥‥両面コネクタ用アースバネ
3‥‥給紙オプション用コネクタアースバネ
4‥‥排紙オプション用コネクタアースバネ
10‥‥プリンタ本体(画像形成装置本体)
11‥‥給紙カセット
12‥‥シート給送部
13‥‥給紙ローラ
14‥‥分離パット
15‥‥搬送ローラ対
16‥‥レジストローラ対
17‥‥画像形成プロセスユニット
17a‥‥画像形成ドラム
18‥‥定着器
18a‥‥定着排紙ローラ
18b‥‥定着排紙コロ
19‥‥反転用コロ
20‥‥搬送ローラ対
21‥‥排紙フラッパ
22‥‥排紙ローラ対
23‥‥排紙トレイ
24‥‥両面再給紙ローラ対
25‥‥給紙オプション用搬送路入口
26‥‥排紙オプション用搬送路出口
27‥‥両面オプション装置用のインターフェイスコネクタ
28‥‥給紙オプション装置用のインターフェイスコネクタ
29‥‥排紙オプション装置用のインターフェイスコネクタ
30‥‥両面オプション装置
31‥‥両面搬送路
32‥‥第1両面搬送ローラ対
33‥‥第2両面搬送ローラ対
34‥‥インターフェイスコネクタ
35‥‥リブ
40‥‥給紙オプション装置
41‥‥オプション用給紙カセット
43‥‥給紙ローラ
44‥‥分離パット
45‥‥給紙オプション用搬送路出口
46a、46b、46c‥‥位置決め軸
47‥‥インターフェイスコネクタ
50‥‥排紙オプション装置
51‥‥排紙オプション搬送路入口
52‥‥第1搬送ローラ
53‥‥第1フラッパ
54‥‥第1排紙搬送路
55‥‥第1排紙ローラ
56‥‥第1排紙トレイ
57‥‥第2搬送路
58‥‥第2搬送ローラ
59‥‥第2フラッパ
60‥‥第2排紙搬送路
61‥‥第2排紙ローラ
62‥‥第2排紙トレイ
63‥‥第3搬送路
64‥‥第3搬送ローラ
65‥‥第3排紙ローラ
66‥‥第3排紙トレイ

Claims (8)

  1. 画像形成装置本体と前記画像形成装置本体に着脱自在なオプション装置とを備え、
    前記オプション装置の装着時に、前記画像形成装置本体に設けられた第1コネクタと前記オプション装置に設けられた第2コネクタが嵌合することで、前記画像形成装置本体と前記オプション装置が電気的に接続される、画像形成装置において、
    前記オプション装置の非装着時に前記第1コネクタを静電気から保護する保護部材が設けられており、
    前記保護部材は、前記オプション装置の装着時に前記オプション装置と前記画像形成装置本体に挟まれて弾性変形し、
    前記保護部材の弾性復元力は、前記第1コネクタと前記第2コネクタの離間動作にかかる抵抗を軽減せしめるように前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合を外す方向に作用する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像形成装置本体と前記画像形成装置本体に着脱自在なオプション装置とを備え、
    前記オプション装置の装着時に、前記画像形成装置本体に設けられた第2コネクタと前記オプション装置に設けられた第1コネクタが嵌合することで、前記画像形成装置本体と前記オプション装置が電気的に接続される、画像形成装置において、
    前記オプション装置の非装着時に前記第1コネクタを静電気から保護する保護部材が設けられており、
    前記保護部材は、前記オプション装置の装着時に前記オプション装置と前記画像形成装置本体に挟まれて弾性変形し、
    前記保護部材の弾性復元力は、前記第1コネクタと前記第2コネクタの離間動作にかかる抵抗を軽減せしめるように前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合を外す方向に作用する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記保護部材は、前記オプション装置の非装着時に前記第1コネクタの先端よりも突出する形状を呈することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記保護部材は、前記オプション装置の装着時に前記第1コネクタと前記第2コネクタの接続部分を囲む形状を呈することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記保護部材は、導電性を有するバネであることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記オプション装置は、画像形成装置本体に設けられた画像形成部で画像が形成されたシートを表裏反転し、前記シートを前記画像形成部に搬送する装置であることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記オプション装置は、複数のシートを収納し、前記画像形成装置本体にシートを供給する装置であることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記オプション装置は、前記画像形成装置本体から排出されたシートを受け取り、前記シートに後処理を施す装置であることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の画像形成装置。
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