JP5004453B2 - 排ガスの処理方法及び処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フッ素含有化合物とケイ素含有化合物のような固形化すると触媒毒となる固形物を生成する化合物との両方を含む排ガスの処理方法及びその処理装置に係り、特に半導体製造装置の内面等をドライクリーニングする工程や、酸化膜等の各種成膜をエッチングする工程などで排出されるフッ素含有化合物とケイ素含有化合物の両方を含む排ガスを効率よく無害化処理する方法及び装置に関する。
半導体製造時のエッチング工程やCVD工程においては、CF,C,C,C,C,C,SF,NF,CHF,CH,CHFなどのフッ素含有化合物を含む排ガスが排出される。このようなフッ素含有化合物を含む排ガスを処理する装置として、従来から加熱酸化分解装置や触媒分解装置が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されている分解装置は、フッ素含有化合物とケイ素含有化合物の両方を含む排ガスを、予め前置スプレー(ケイ素除去器)に導入し、スプレーにより前置スプレーの容器内に連続的に注水し、排ガス中のケイ素含有化合物としてのSiFを式(1)の反応によりSiOとHFに分解している。(なお、前記「SiF」はフッ素化合物でもあるが、本件明細書では「ケイ素含有化合物」とすることにする)
SiF+2HO → SiO+4HF ・・・・(1)
SiOは、固体の微粒子であるので、生成と同時にスプレーされた水により排ガスから除去される。HFも、水への溶解度が大きいので、同様に排ガスから除去される。
不純物を除去した後のCFを含む排ガスは、配管から供給される反応用の水(又は水蒸気)と混合されて配管にて加熱器に導入される。排ガスへ水(又は水蒸気)を供給するのは、触媒層でのCFの反応が、CFのHOによる加水分解であるためである。CFの加水分解反応は、次のように表わされるとしている。
CF+HO → CO+4HF ・・・・(2)
特開平11−319485号公報
しかしながら、上記の特許公報に開示された技術では、ケイ素含有化合物をSiOとして分解析出するための前置スプレー(ケイ素除去装置)及びこれに水を供給するための水供給装置を設置する必要があり、さらに供給配管を別途設ける必要がある。このため、これらの付帯設備の設置によるイニシャルコストの増加や設置スペースの増加といった問題点があった。
また、一般に、排ガスに含まれるSi分は反応槽内でSiO(固形物)となって装置の閉塞や触媒の性能低下を招くため、前処理部によりSi分を排ガスから完全に除去することが必要とされる。しかしながら、実際には、前処理部からの排ガスには、処理しきれなかったSi成分が水分と共に含まれるため、Si分を完全に除去するために、前処理部の下流にデミスタを設け、排ガス中の水分(結果的にSi分)を低減させることが行われている、このため、新たな(きれいな)水分を反応槽に供給する必要があった。
さらに、排ガスの加水分解処理においては、水と接触して固形物を生成する化合物としては、SiFを代表とする化合物以外にもBCl、AlCl、WFのメタルエッチャー系の排ガス成分が触媒毒として該当する。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、前処理部によるケイ素含有化合物の水による析出、除去を必要とせず、排ガス中にケイ素含有化合物を存在させながら、排ガスに含まれるフッ素含有化合物を効率的かつ廉価に処理する方法及び装置を提供することを課題とする。
前記の課題を解決するために、本発明者等は鋭意研究を行い、フッ素含有化合物とケイ素含有化合物の両方を含有する排ガスを直接、反応槽の頂部の複数の迂流板が設置されている空間部に導入して加熱し、水を供給しても加熱された空間部内で水蒸気化される温度領域に開口部を有する導入管に供給することにより、空間部には水蒸気として導入するようにして、空間部で加熱された前記排ガスと接触させ、フッ素含有化合物を加水分解処理すれば、SiO粉を析出することがなく、ケイ素含有化合物が常温近くの水と接触してSiOを析出する場合のような問題を避けることができて、上記の課題を解決できることを見出し、これを基礎として本発明を達成することができた。
本発明は下記の手段により上記の課題を解決することができた。
(1)水と接触すると固形物を生成する化合物であって、固形化すると触媒毒となる固形物を生成する化合物とフッ素含有化合物を含む排ガスの処理方法であって、該排ガスを該固形物を生成する化合物を除く前処理部を経由することなく、空間部に導入して700〜900℃に加熱し、水または水蒸気を100℃以上に加熱して空間部に導入し、これらを該空間部にて接触させ、該フッ素含有化合物の一部を加熱分解し、該空間部を通過した該排ガスを触媒部で水蒸気及び酸素の存在下で加熱し、該空間部で分解されなかったフッ素含有化合物を加水分解することを特徴とする排ガスの処理方法。
(2)前記触媒部で加水分解を行った後、前記フッ素含有化合物の分解によって生じた分解ガスを含む排ガスを冷却する工程を含む前記(1)記載の排ガスの処理方法。
(3)前記排ガスの冷却が、水スプレー冷却又は後処理部の周壁からの間接冷却であることを特徴とする前記(2)記載の排ガスの処理方法。
(4)前記固形化すると触媒毒となる固形物を生成する化合物は、ケイ素含有化合物であることを特徴とする前記(1)乃至(3)のいずれか1項に記載の排ガス処理方法。
(5)前記空間部で、更に一酸化炭素の酸化処理を行うことを特徴とする前記(1)乃至(4)のいずれか1項に記載の排ガス処理方法。
(6)前記空間部で水との反応により発生した二酸化ケイ素を接触補助手段にて一旦保持して前記触媒部に流入するのを防ぐとともに、前記排ガスに含まれる及び/又は前記フッ素含有化合物の加水分解の際に発生したフッ化水素と反応させ、前記二酸化ケイ素をフッ化ケイ素(SiF)に化学変化させてから触媒部に導入することを特徴とする前記(4)に記載の排ガス処理方法。
(7)前記触媒部で水との反応により発生した二酸化ケイ素を、前記空間部からフッ化水素を供給して反応させ、フッ化ケイ素(SiF)に化学変化させて触媒部を通過させる前記(6)に記載の排ガス処理方法。
(8)前記接触補助手段は、前記排ガスの迂流路を形成していることを特徴とする前記(6)又は(7)に記載の排ガス処理方法。
(9)前記加水分解は、加熱酸化分解及び/又は触媒による分解であることを特徴とする前記(1)記載の排ガスの処理方法。
(10)水と接触すると固形物を生成する化合物であって、固形化すると触媒毒となる固形物を生成する化合物とフッ素含有化合物を含む排ガスの処理装置であって、該排ガスを該固形物を生成する化合物を除く前処理部を経由することなく、導入する導入管と、水または水蒸気化された水の導入管を備え、前記排ガスを700〜900℃に加熱し、100℃以上に加熱した水または水蒸気と接触させる空間部であって、該フッ素含有化合物の一部を加熱分解する空間部と、前記空間部で加熱された前記ガスが導入され、前記ガスに含まれる前記フッ素含有化合物を加水分解する触媒が充填された触媒部と、前記空間部及び前記触媒部を加熱する加熱装置とを有する反応槽から構成されたことを特徴とする排ガスの処理装置。
(11)前記触媒部の次に触媒部から排出された分解ガスを含む排ガスを冷却する冷却部を有することを特徴とする前記(10)記載の排ガスの処理装置。
(12)前記空間部は、前記フッ素含有化合物の一部を分解したときに生成する固形物を保持する接触補助部材を備えたことを特徴とする前記(10)記載の排ガスの処理装置。
(13)前記接触補助部材は、前記排ガスの迂回路を形成する迂流板であることを特徴とする前記(12)記載の排ガスの処理装置。
(14)前記固形化すると触媒毒となる固形物を生成する化合物は、ケイ素含有化合物であることを特徴とする前記(10)〜(13)のいずれか1項に記載の排ガス処理装置。
(15)前記冷却された排ガス中の酸性ガスの除去装置として、ミストトラップを有することを特徴とする前記(10)〜(14)のいずれか1項記載の排ガス処理装置。
(16)前記反応槽から排出される冷却排ガス中の酸性ガスの予備除去装置として、ファンスクラバー又は固形薬剤による乾式処理装置をミストトラップの前段に有することを特徴とする前記(15)記載の排ガスの処理装置。
(17)前記迂流板が複数あることを特徴とする前記(13)記載の排ガスの処理装置。
(18)前記複数の迂流板が、一ヶ所に切欠部又は切欠部から下方へ垂下する階段部を有する円板が、前記切欠部が対称的位置になるように上下に配置されて構成されていることを特徴とする前記(17)記載の排ガスの処理装置。
(19)前記空間部と前記触媒部との間に、前記固形物による触媒の被毒を防止する保護剤層を設けたことを特徴とする前記(10)〜(18)のいずれか1項記載の排ガスの処理装置。
(20)前記(10)〜(19)のいずれか1項記載の排ガスの処理装置の複数台について1台のハウススクラバーを連結し、前記ハウススクラバーより処理済みガスを大気中に放出するようにしたことを特徴とする処理装置。
本発明によれば、排ガス中の固形化すると触媒毒となる固形物を生成する化合物、例えばSiFなどのケイ素含有化合物を、固形物、例えばSiOとして分解析出するための前処理部としての前置スプレー(具体的にはケイ素除去装置)及びこのための水供給装置などの付帯設備を設置する必要がないため、イニシャルコストを低減でき、かつ設置スペースも小さくすることができる。また、排ガス中に前記の固形物を生成する化合物、例えばケイ素含有化合物を共存させたまま、排ガス中に含まれるフッ素含有化合物を効率良く、しかも経済的に処理することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら、半導体製造プロセスからの排ガス処理を例にとって詳細に説明する。以下においては、排ガス中の固形化すると触媒毒となる固形物を生成する化合物がケイ素含有化合物の場合である。
図1は、本発明に係る排ガス中からケイ素含有化合物の共存下にフッ素含有化合物を分解、除去する排ガスの処理装置の概略図である。
図1に示すように、排ガス処理装置は、排ガス中に含まれるフッ素含有化合物を加水分解させる反応槽4と、加水分解によって生じたHF等の酸性ガスを排ガスから除去する冷却部7と、冷却部7で完全に除去されなかったSiFを除去するためのファンスクラバー23と、加水分解によって生じたHFや残留するSiF等の酸性ガスを排ガスから完全に除去するミストトラップ10と、反応槽4及びミストトラップ10に供給される水を貯留する循環タンク3とを備えている。
図1に示すように、反応槽4は、空間部(加熱酸化部)5と、空間部5の下流側に位置するケイ素含有化合物による触媒の被毒を防止する保護剤層14と、保護剤層14の下流側に位置する触媒部6と、触媒部6の下流に位置する触媒が下方に滑落することを防止するために支持材を充填した支持剤層15と、支持剤材層15の下流部に位置する後処理部(冷却部)7とから構成されている。空間部5、保護剤層14及び触媒部6の周囲にはヒータ8が配置され、空間部5と触媒部6が主ヒータ8によって好ましくは700〜900℃、更に好ましくは750〜850℃に加熟される構造となっている。空間部5には、排ガスと、加水分解に用いられる水蒸気と酸素との接触効率を高めるための接触補助手段としての複数の迂流板9が設置されている。これらの迂流板9は熱伝導性の良好な材料から形成されており、排ガスの迂流路が形成されるように配置されている。この迂流路で排ガスの温度が上昇するよう予熱される。迂流板9を複数配置することで、伝熱面積の増加及び乱流の発生による伝熱効率の向上が図られる。
上記の空間部5には、頂部に排ガス1を導入するための導入管と、水が加熱された空間部5内で水蒸気化される温度領域、具体的には100℃以上に加熱される位置に開口部を有する導入管2aが頂部から挿入されて、排ガスに水又は水蒸気が混合される。排ガスが100℃以下の温度において水又は水蒸気と接触すると、ケイ素含有化合物であるSiFが接触してSiO(固形物)として析出することが起こりやすいので、排ガスが100℃以上の温度において接触されるようにされる。それによりケイ素含有化合物であるSiFが接触してSiO(固形物)として析出することを防止できるように考慮されている。
空間部5では、排ガスの予熱という役割以外にも排ガス成分と水蒸気との接触効率を高め(迂流板の設置)、この部分で積極的にPFC(PF,SF以外のPFC、例えばC,C、CHF等)の加水分解処理やCOの酸化処理を行うためである。さらに、この部分でPFCの加水分解処理を行うことで、その分解生成物としてHFが発生する。これが触媒層でのSiOの蓄積を抑制(SiO+HF→SiF+2HO)する作用に使われ、被毒抑制に必要なHFの供給源となる。
また迂流板9は、複数の迂流板が、1ヶ所に切欠部又は切欠部から下方へ垂下する階段部を有する円板が、前記切欠部が対照的な位置になるように上下方向に配置されている。そして円板の直径は、空間部5の内径と同一である必要はなく、熱膨張により空間部5の内壁と接触するような寸法に選べば良い。さらに、迂流板の表面に触媒作用を有する表面処理剤をコーティングすることも好ましい方策である。なお、迂流板9の構造としては、螺旋状の構造としても差し支えないが、機械工作上製作が難しくなるので、前記のように円板を並列とした構造のものとして示している。
このような迂流板9が設置された空間部5を有する反応槽4においては、SiFを含む排ガスを直接反応槽に導入した場合、排ガスが100℃以上となった条件下で水又は水蒸気と接触しても、水は水蒸気の状態で排ガスと接触する関係のためか、SiFの加水分解によるSiOが直接触媒層に堆積することが極めて少ないか、ほとんどないないことが確認された。
これは、水蒸気と接触する空間部でSiFの加水分解によりSiOが生成しても、迂流板があることでSiOが直接触媒層に堆積することなく、次の様なメカニズムでSiFがガス体のまま触媒層に到達し、少なくともSiOの粉による閉塞は避けられることが考えられる。
SiFは、加水分解により一旦は空間部でSiOの粉が生成して、これが迂流板上に堆積しても、排ガス中のHF(PFCガスや他の酸性ガスの分解ガスとして生成)により、式(3)に示すように再度SiFのガスになる。
SiO+4HF → SiF+2HO ・・・(3)
保護剤層14には、空間部5を流過して排出されたSiFが触媒部6に達すると、ここでSiFの加水分解反応が起こり、生成したSiOによる触媒の被毒が懸念されるため、SiFの除去剤(例えば、γ―アルミナ)を保護剤として充填し、メインの過フッ化物(FFC)分解触媒の活性低下を防止することが可能である。
また、保護剤層14は、空間部で前記式(3)により発生したSiOを、この部分で一旦捕集し、触媒層にSiOが到達することを防止するとともに、空間部で生成したHFと反応させることで、SiOを蓄積させないようにする役割がある。ただし、保護剤層は、必ずしも必須ではなく、接触補助手段(迂流板)でSiOの触媒層への到達を十分に防げていれば、必ずしも設けなくてもよい。
触媒部6には、フッ素含有化合物を分解させる触媒が充填されている。触媒としては、γアルミナ、またはアルミナジルコア複合酸化物にタングステン酸化物を担持させたものが用いられる。後処理部7内にはスプレー7aが配置されており、このスプレー7aから冷却水17が上方に向けて噴出される。冷却水17は循環タンク3から送水ポンプ21によりスプレー7aに送られる。後処理部7に溜まった冷却水17は排水22として循環タンク3に戻される。なお、触媒部6の周囲には、ヒータ8の代わりに保温材を設けてもよい。これにより、ヒータ面積が小さくなり、電気使用量が少なくなる。
触媒部では、空間部で処理されなかったPFC(主としてCF、SF等)を加水分解処理するためにある。空間部や保護剤部から排出されるSiFが、触媒層に混入した場合、空間部で発生したHFの存在によりSiOは常時HFと反応し(SiO+4HF→SiF+2HO)、SiFのまま触媒層を通り抜けることになる。
また、前記触媒部では、水との反応により発生した二酸化ケイ素を、前記空間部からフッ化水素を供給して反応させ、フッ化ケイ素(SiF)に化学変化させて触媒部を通過させるようにすることができる。
ミストトラップ10の内部には下スプレー11及び上スプレー13が配置されている。上スプレー13は下スプレー11の上方に位置しており、上スプレー13からは市水(真水)18が噴出される。下スプレー11には送水ポンプ21によって循環タンク3から水が送られ、下スプレー11から洗浄水16として噴出されるようになっている。また、ミストトラップ10内にはデミスタ(図示省略)が配置されている。このデミスタは、下スプレー11と上スプレー13との間に位置しており、通過する排ガスに乱流を生じさせるような構造を有している。本実施形態では、デミスタとして交互に配置された複数の板状部材が使用されている。ミストトラップ10で処理された後の排ガスは、排出配管32を通って大気中に放出される。
下スプレー11及び上スプレー13から噴出された洗浄水16及び市水(真水)18は、配管を通ってファンスクラバー23中へ入り、その底部から配管を通って循環タンク3に流入する。循環タンク3からポンプ21によって冷却部7に向かう水は分岐装置によって2つの流れに分岐され、一つは冷却水17としてスプレー7aに流れ込み、もう一つは洗浄水16として下スプレー11に流れ込むようになっている。
この冷却部では、排ガスの冷却の他に、触媒層から流出してくるHF、SiFの有毒ガスを水に吸収させて、除去する役割がある。
上記の構成よりなる排ガス処理装置において、SiFの混入により触媒部6に充填された触媒層でのSiFの排出能力が徐々に低下する場合には、水又は水蒸気の導入量を定期的に増量して、触媒表面の残存SiOを洗い流すこともできる。
触媒部6からHFやSiFを含む高温の排ガスが排出されるが、これを冷却する外にこれら酸性ガスの除去も併せ行うために水スプレー7aによる直接冷却を本実施態様においては採用しているが、冷却部(後処理部)7の周壁からの間接冷却も併せ行うこともできる。
更に、反応槽4へSiFを含む排ガス1を直接導入することにより反応槽4でのSiFの処理負荷が増大するが、反応槽4の冷却部から排出される排出ガスのSiFは従来のミストセパレータでは除去しきれない。そのために酸性ガスの処理性能の高いファンスクラバー23を冷却部7とミストトラップ10の間に介在させて酸性ガス処理能力を高めることが好ましい。ただし、冷却部7で水スプレー7aによる直接冷却を行わないで、間接冷却法による酸性ガスの冷却だけを行う場合には、固形薬剤による乾式処理法を採用することもできる。
上記した事項に加えて、排ガスの流量や反応槽4の処理温度の上昇によって排ガス処理装置内の圧カが高くなると、排ガスがリークするなどの不具合が発生するおそれがある。そこで、本実施形態では、図1に示すように、排ガス処理装置内の圧力を調整する空気エジェクター27がミストトラップ10の下流側に設けられている。この空気エジェクター27には空気(パージエア12)(例えば100リットル/min程度)が吹き込まれ、これにより排ガス処理装置内の圧力が0〜−10kPaに保たれるようになっている。また、ミストトラップ10の下流側には、処理済みの排ガス中の成分濃度を分析する分析装置(図示省略)が設けられている。この分析装置によって、排ガスが許容レベルにまで処理されているか否かが監視される。
排ガス処理装置に大量の排ガスが導入されたり、排ガス中に含まれる粉体によりガス流路が閉塞されると、排ガス処理装置内の圧力が上昇し、排ガスが装置外部に漏れたり、装置の破損を招く場合がある。その場合には、排ガス1の導入配管内の圧力センサによりモニターし、圧力が上昇して予め設定されている警報点を超えた場合には、導入配管内に開放弁を設置し、この弁を開いて排ガス処理装置の圧力を開放、低下するようにすればよい。
排ガスの流量がある程度低下すると、反応槽4の空間部5や触媒部6の温度が低下し、反応槽4内での排ガスの処理が良好に行われなくなるおそれがある。そこで、空間部5及び触媒部6の温度を監視するために、温度センサを空間部5及び触媒部6の内部にそれぞれ設け、これらの温度センサを図示しない警報機に接続、温度センサの示す値が警報点よりも下がった場合には、警報機に異常警報を発出させるように構成すればよい。温度センサとしては熱電対が好適に用いられる。
次に、上記のように構成された排ガス処理装置の作用について説明する。
フッ素含有化合物とケイ素含有化合物の両方を含む排ガスは、反応槽4の頂部に設置された導入管を通り、反応槽4に導入される。反応槽4に導入された排ガスは、まず空間部5に流入し、ここで、排ガス中のフッ素含有化合物の加水分解処理が行われる。すなわち、空間部5に流入した排ガスは、迂流板9によって形成された迂流路を通過する際にヒータ8によって700〜900℃、好ましくは750〜850℃に加熱され、これにより、排ガス中のフッ素含有化合物が、導入管2aから空間部5の中間部に導入された水分(HO、水蒸気)と排ガス中の酸素との存在下で加熱酸化される。このように、反応槽4においては、水蒸気だけでフッ素含有化合物の加水分解処理が行われる。その結果、排ガス中に含まれるSiFはSiOとして析出することがない。
なお、上記の排ガス中には、SiO以外にもCxFyポリマーのような固形物やSiOを含まない固形物が混入していることがあるため、これらの固形物をフィルター等で物理的に除去する粉体トラップを排ガス導入管の前段に設置することが好ましい。なお、粉体トラップでは、ガス状のSiFを除去できないことは言うまでもない。
空間部5を通過した排ガスは触媒部6に流入し、ここで、空間部5で処理しきれなかったフッ素含有化合物が触媒によって分解される。具体的には、排ガス中のフッ素含有化合物が、水分と酸素との存在下で触媒と接触することにより加水分解される。排ガス中の触媒部6を通過した排ガスは後処理部7に流入し、ここで、スプレー7aから噴出された冷却水17により冷却される。反応槽4で処理された排ガスは、接続配管26を介してファンスクラバー23に導入されて予備酸性ガス処理を行ってからミストトラップ10に導入される。このミストトラップ10では、上方に向かって流れる排ガスに対向するように洗浄水16及び市水18が下スプレー11及び上スプレー13から下方に噴出され、加水分解反応によって生じたHFなどの酸性ガスが排ガスから除去される。具体的には、反応槽4を通過したSiFをHOと反応させてHFを生成し、このHFをさらに洗浄水16及び市水18に溶解させて除去する。このようなHSiFやHFの処理は下スプレー11のみでも行えるか、上スプレー13を設けることにより更に除去効率を向上させることができる。また、上スプレー13から供絵される市水18は、デミスタやミストトラップ10の内面に付着したSiOなどの生成物を洗い流すことができる。
上述したように、本発明によれば、フッ素含有化合物とケイ素含有化合物の両方を含む排ガスを、予めケイ素含有化合物を前処理部で水に接触させて除去する必要がなく、両方を含んだ排ガスを直接反応槽の迂流板を備えた空間部に導入し、水蒸気とのみ接触させることにより固形物であるSiOを析出することなく、フッ素含有化合物を加水分解することができるので、排ガスに含まれるフッ素含有化合物を効率良く、しかも経済的に処理することができる。
なお、本発明は、ケイ素含有化合物以外の水と接触して固形物を生成する化合物にも適用でき、例えばBCl、AlCl、WF等の加水分解性のガスにも適用可能である。
次に、図2を用いて本発明を半導体製造工場で使用する態様について説明する。本発明の排ガス処理装置は、主にCVD工程やエッチング工程で排出される排ガスを処理するために適用されるが、図2では、エッチング装置の場合を例に挙げて説明する。
エッチング工程では、処理用のガスとしてPFCガス及びCOガスが混合したものが利用され、エッチング装置30のあるチャンバーに供給される。そしてプラズマを印加し、その一部を腐食性の高いガスに変え、シリコンウエハーのエッチングを行う。チャンバーには各々真空ポンプが接続され、連続的に排気される。真空ポンプから排気された排ガスは、複数台のエッチング装置30に対し、1台の排ガス処理装置31が接続され、処理を行う場合が多い。1台の排ガス処理装置につき何台のエッチング装置が接続されるかは、排ガスの量と濃度に依存するので、工程の性質に応じて適切な台数が接続される。通常は、1台の排ガス処理装置に10数台のエッチング装置が接続されていることが多い。
本発明の排ガス処理装置によれば、ファンスクラバーを除去したことにより、省スペース化が図られるので、工場のレイアウトにも余裕を持たすことができる。排ガス処理装置で処理されて排出されたガスは、前述のように水で冷却されてから、屋外に設置したハウススクラバー32に集められる。1台のハウススクラバーには、複数台の排ガス処理装置が接続されるのが普通である。複数台のエッチング装置に1台の排ガス処理装置が接続され、複数の排ガス処理装置に1台のハウススクラバーが接続されることになる。ハウススクラバーでは、排ガス処理装置から排出された処理済のガスに対し、処理を行うは、排ガス処理装置の不具合等によりリークする有害ガスを含めて、完全処理を行うとする。ハウススクラバーを通ったガスは、最終的に大気中に放出される。このように無害化されたガスが放出されるので、フッ素含有化合物によるオゾン層破壊の防止に資することとなる。
本発明の排ガスの処理方法及びその処理装置は、排ガス中にフッ素含有化合物とケイ素含有化合物の両方を含む半導体製造工場の排ガス処理に大きな利用可能性を有する。
本発明の排ガス処理装置の一実施態様を説明する概略図である。 排ガス処理装置のレイアウトを示す。
符号の説明
1 排ガス
2 水蒸気
2a 導入管
3 循環タンク
4 反応槽
5 空間部(加熱酸化部)
6 触媒部
7 後処理部(冷却部)
7a スプレー
8 ヒータ
9 迂流板
10 ミストトラップ
11 下スプレー
12 パージエア
13 上スプレー
14 保護剤層
15 支持剤層
16 洗浄水
17 冷却水
18 市水(真水)
21 送水ポンプ
22 排水
23 ファンスクラバー
24 ファン
25 回転軸
26 接続配管
27 エジェクター
28 処理済みガス
30 エッチング装置
31 排ガス処理装置
32 ハウススクラバー

Claims (20)

  1. 水と接触すると固形物を生成する化合物であって、固形化すると触媒毒となる固形物を生成する化合物とフッ素含有化合物を含む排ガスの処理方法であって、該排ガスを該固形物を生成する化合物を除く前処理部を経由することなく、空間部に導入して700〜900℃に加熱し、水または水蒸気を100℃以上に加熱して空間部に導入し、これらを該空間部にて接触させ、該フッ素含有化合物の一部を加熱分解し、該空間部を通過した該排ガスを触媒部で水蒸気及び酸素の存在下で加熱し、該空間部で分解されなかったフッ素含有化合物を加水分解することを特徴とする排ガスの処理方法。
  2. 前記触媒部で加水分解を行った後、前記フッ素含有化合物の分解によって生じた分解ガスを含む排ガスを冷却する工程を含む請求項1記載の排ガスの処理方法。
  3. 前記排ガスの冷却が、水スプレー冷却又は後処理部の周壁からの間接冷却であることを特徴とする請求項2記載の排ガスの処理方法。
  4. 前記固形化すると触媒毒となる固形物を生成する化合物は、ケイ素含有化合物であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の排ガス処理方法。
  5. 前記空間部で、更に一酸化炭素の酸化処理を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の排ガス処理方法。
  6. 前記空間部で水との反応により発生した二酸化ケイ素を接触補助手段にて一旦保持して前記触媒部に流入するのを防ぐとともに、前記排ガスに含まれる及び/又は前記フッ素含有化合物の加水分解の際に発生したフッ化水素と反応させ、前記二酸化ケイ素をフッ化ケイ素(SiF)に化学変化させてから触媒部に導入することを特徴とする請求項4に記載の排ガス処理方法。
  7. 前記触媒部で水との反応により発生した二酸化ケイ素を、前記空間部からフッ化水素を供給して反応させ、フッ化ケイ素(SiF)に化学変化させて触媒部を通過させる請求項6に記載の排ガス処理方法。
  8. 前記接触補助手段は、前記排ガスの迂流路を形成していることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の排ガス処理方法。
  9. 前記加水分解は、加熱酸化分解及び/又は触媒による分解であることを特徴とする請求項1記載の排ガスの処理方法。
  10. 水と接触すると固形物を生成する化合物であって、固形化すると触媒毒となる固形物を生成する化合物とフッ素含有化合物を含む排ガスの処理装置であって、該排ガスを該固形物を生成する化合物を除く前処理部を経由することなく、導入する導入管と、水または水蒸気化された水の導入管を備え、前記排ガスを700〜900℃に加熱し、100℃以上に加熱した水または水蒸気と接触させる空間部であって、該フッ素含有化合物の一部を加熱分解する空間部と、前記空間部で加熱された前記ガスが導入され、前記ガスに含まれる前記フッ素含有化合物を加水分解する触媒が充填された触媒部と、前記空間部及び前記触媒部を加熱する加熱装置とを有する反応槽から構成されたことを特徴とする排ガスの処理装置。
  11. 前記触媒部の次に触媒部から排出された分解ガスを含む排ガスを冷却する冷却部を有することを特徴とする請求項10記載の排ガスの処理装置。
  12. 前記空間部は、前記フッ素含有化合物の一部を分解したときに生成する固形物を保持する接触補助部材を備えたことを特徴とする請求項10記載の排ガスの処理装置。
  13. 前記接触補助部材は、前記排ガスの迂回路を形成する迂流板であることを特徴とする請求項12記載の排ガスの処理装置。
  14. 前記固形化すると触媒毒となる固形物を生成する化合物は、ケイ素含有化合物であることを特徴とする請求項10〜13のいずれか1項に記載の排ガス処理装置。
  15. 前記冷却された排ガス中の酸性ガスの除去装置として、ミストトラップを有することを特徴とする請求項10〜14のいずれか1項記載の排ガス処理装置。
  16. 前記反応槽から排出される冷却排ガス中の酸性ガスの予備除去装置として、ファンスクラバー又は固形薬剤による乾式処理装置をミストトラップの前段に有することを特徴とする請求項15記載の排ガスの処理装置。
  17. 前記迂流板が複数あることを特徴とする請求項13記載の排ガスの処理装置。
  18. 前記複数の迂流板が、一ヶ所に切欠部又は切欠部から下方へ垂下する階段部を有する円板が、前記切欠部が対称的位置になるように上下に配置されて構成されていることを特徴とする請求項17記載の排ガスの処理装置。
  19. 前記空間部と前記触媒部との間に、前記固形物による触媒の被毒を防止する保護剤層を設けたことを特徴とする請求項10〜18のいずれか1項記載の排ガスの処理装置。
  20. 請求項10〜19のいずれか1項記載の排ガスの処理装置の複数台について1台のハウススクラバーを連結し、前記ハウススクラバーより処理済みガスを大気中に放出するようにしたことを特徴とする処理装置。
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