JP7068101B2 - ファンスクラバおよびファンスクラバの制御方法 - Google Patents

ファンスクラバおよびファンスクラバの制御方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、ファンスクラバおよびファンスクラバの制御方法に関する。
成膜装置に接続される真空ポンプから排気される処理ガスには、反応生成物などの異物が含まれる場合がある。そのため、従来では、ファンスクラバを真空ポンプの後段に配置し、ファンスクラバで異物を除去してから、除害装置で処理ガスを無害化している。
成膜装置では、所定のタイミングでクリーニング処理が実行される。クリーニング処理中も、ファンスクラバが真空ポンプと接続される入口配管は、高温状態にされる。その結果、クリーニング処理中に、クリーニングガスによって入口配管の内部の腐食が加速してしまう。
国際公開第00/32299号
本発明の一つの実施形態は、入口配管の腐食を抑制することができるファンスクラバおよびファンスクラバの制御方法を提供することを目的とする。
本発明の一つの実施形態によれば、前段に成膜装置が設置された真空ポンプの後段側に接続される入口配管と、前記入口配管に接続され、モータの主軸に接続されるファンを格納する処理室と、前記入口配管を加熱するヒータと、前記入口配管の内部に散水する水洗浄ポートと、前記ヒータのオン/オフ、及び前記水洗浄ポートからの散水を制御する制御部と、を備えるファンスクラバが提供される。前記制御部は、前記成膜装置から受信する信号が成膜信号からクリーニング信号に切り替わった時に、前記ヒータをオフにするとともに、前記水洗浄ポートからの散水をオンにする
図1は、本実施形態によるファンスクラバを含む成膜システムの構成の一例を模式的に示す図である。 図2は、実施形態によるファンスクラバの装置構成の一例を模式的に示す断面図である。 図3は、実施形態によるファンスクラバの制御部による処理手順の一例を示すフローチャートである。 図4は、実施形態によるファンスクラバの入口配管の状態を模式的に示す図である。 図5は、ファンスクラバの制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかるファンスクラバおよびファンスクラバの制御方法を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
図1は、本実施形態によるファンスクラバを含む成膜システムの構成の一例を模式的に示す図である。成膜システム1は、成膜装置10と、真空ポンプ30と、ファンスクラバ50と、除害装置70と、を備える。成膜装置10は、処理対象上に薄膜を形成する装置である。成膜装置10では、チャンバ内を所定の真空度にして処理ガスを流し、成膜処理が行われる。また、成膜装置10では、成膜処理を所定の回数行うごとに、あるいは所定のタイミングで、成膜装置10のチャンバ内壁などに付着した堆積物を剥離・除去するクリーニング処理が行われる。クリーニング処理には、HF、F2などのクリーニングガスがチャンバ内に流される。成膜装置10には、成膜装置10の動作をレシピにしたがって制御する制御部11が設けられる。制御部11は、成膜処理中には、成膜処理を実行中であることを示す成膜信号を、ファンスクラバ50および除害装置70へと送信する。また、制御部11は、クリーニング処理中には、クリーニング処理を実行中であることを示すクリーニング信号を、ファンスクラバ50および除害装置70へと送信する。成膜信号は、成膜装置10が成膜処理を行っている間中、継続して出力され、クリーニング信号は、成膜装置10がクリーニング処理を行っている間中、継続して出力されるものとする。
真空ポンプ30は、成膜装置10の後段に設けられ、成膜装置10のチャンバ内のガスを排気する。
ファンスクラバ50は、真空ポンプ30の後段に設けられ、真空ポンプ30からのガスに含まれる反応生成物などの固形の異物を除去する。ファンスクラバ50には、ファンスクラバ50の動作をレシピにしたがって制御する制御部57が設けられる。
除害装置70は、ファンスクラバ50の後段に設けられ、ファンスクラバ50を通過したガスを無害化する。除害装置70は、例えばファンスクラバ50を通過してきたガスを燃焼させて分解させることによって、無害化する。除害装置70には、除害装置70の動作をレシピにしたがって制御する制御部71が設けられる。
図2は、実施形態によるファンスクラバの装置構成の一例を模式的に示す断面図である。ファンスクラバ50は、処理室51と、モータ52と、を有する。処理室51内には、ファン53が設けられる。ファン53は、モータ52の主軸521に取り付けられ、モータ52からの動力によって回転する。
処理室51には、処理したガスを排出する排気口511が設けられる。排気口511は、図示しない配管を介して除害装置70に接続される。また、処理室51には、処理した洗浄液を排出する液体排出口512が設けられる。
処理室51には、真空ポンプ30からのガスをファン53の中央付近に導入する入口配管55が設けられる。入口配管55は、垂直配管部551と、第1水平配管部552と、第2水平配管部553と、を有する。垂直配管部551は、略垂直方向にガスを導く。第1水平配管部552は、一端が真空ポンプ30の排気口と接続され、他端が垂直配管部551と接続され、略水平方向にガスを導く。第2水平配管部553は、一端が垂直配管部551と接続され、他端がファン53の中心付近と対向する位置に設けられ、略水平方向にガスを導く。第2水平配管部553は、第1水平配管部552よりも下方向に位置する。このように、入口配管55に流入したガスは、第1水平配管部552、垂直配管部551および第2水平配管部553を通り、ファン53の中心付近へと排出される。
垂直配管部551の第1水平配管部552との接続位置よりも下で、第2水平配管部553との接続位置よりも上の領域の垂直配管部551内部には、水洗浄ポート555が設けられる。水洗浄ポート555は、垂直配管部551の内壁に向かって水を流すための散水口である。垂直配管部551内において処理ガスによる反応生成物の付着を防止するため、あるいは付着した反応生成物を洗浄するために、水洗浄ポート555から水が散水される。この場合には、成膜処理中で成膜信号の受信が途切れた後の所定の期間に散水が行われる。また、本実施形態では、成膜処理からクリーニング処理に移行した際に、入口配管55の温度を室温付近まで低下させるために、水洗浄ポート555から水が散水される。この場合には、クリーニング信号を受信してから所定の期間に散水が行われる。
入口配管55の外側には、入口配管55を加熱するヒータ556が設けられる。ヒータ556には、例えばガスケットヒータが用いられる。ヒータ556は、入口配管55を加熱することで、処理ガスによる反応生成物の入口配管55内壁への堆積・付着を抑制する。
ファンスクラバ50には、液体吐出部56が設けられる。液体吐出部56は、処理室51のファン53の中心に対向する位置に設けられるノズル561と、入口配管55の垂直配管部551の下部の側壁に設けられるノズル562と、ノズル561,562と接続される配管563と、を有する。液体吐出部56は、例えば図示しない圧送機構によって洗浄液をノズル561,562に供給し、ノズル561,562から洗浄液を吐出する。ファン53の中心付近に対向して配置されるノズル561から洗浄液を吐出することによって、洗浄液が処理室51の内部のガスと接触して、ガスに含まれる異物が捕捉される。垂直配管部551の下部の側壁に設けられるノズル562から洗浄液を吐出することによって、入口配管55の内壁に付着した反応生成物を洗浄したり、入口配管55の内壁に付着する反応生成物を捕捉したりする。捕捉された異物を含む洗浄液は、処理室51の下部に溜り、液体排出口512から排出される。洗浄液として、例えば純水が用いられる。
制御部57は、成膜装置10の制御部11からの信号に基づいて、成膜装置10が成膜工程にある場合には成膜工程用の動作を行うように、成膜装置10がクリーニング工程にある場合にはクリーニング工程用の動作を行うように、ファンスクラバ50の各部の動作を制御する。制御部57は、成膜信号を受信すると、入口配管55に配置されているヒータ556をオンにし、入口配管55内の水洗浄ポート555からの散水をオフにし、ノズル561,562からの洗浄液の供給をオンにし、モータ52を駆動させる。そして、成膜装置10の制御部11から成膜信号を継続して受信している間、この状態を継続する。
また、制御部57は、成膜信号を受信している状態からクリーニング信号を受信すると、入口配管55に配置されているヒータ556をオフにし、入口配管55内の水洗浄ポート555からの散水をオンにする。制御部57は、ノズル561,562からの洗浄液の供給をオンにし、モータ52を駆動させた状態のままとする。
その後、制御部57は、クリーニング信号を受信してから所定の時間が経過したかを判定し、所定の時間が経過した場合には、入口配管55内の水洗浄ポート555からの散水をオフにする。そして、成膜装置10からクリーニング信号を継続して受信している間、この状態を継続する。このように、本実施形態では、成膜装置10から送られてくるクリーニング信号の受信を契機として、入口配管55のヒータ556をオフにし、クリーニング期間中は入口配管55の温度を室温に近い温度に低下させる。これによって、クリーニング期間中における入口配管55の内部における腐食が抑制される。
つぎに、ファンスクラバ50での処理について説明する。図3は、実施形態によるファンスクラバの制御部による処理手順の一例を示すフローチャートである。図4は、実施形態によるファンスクラバの入口配管の状態を模式的に示す図である。なお、ここでは、ノズル561,562からの洗浄液は常に供給されており、また、モータ52も常に駆動されているものとして、入口配管55の水洗浄ポート555およびヒータ556の制御についてのみ説明する。
まず、ファンスクラバ50の制御部57は、成膜装置10の制御部11から成膜信号を受信したかを判定する(ステップS11)。成膜装置10から成膜信号を受信していない場合(ステップS11でNoの場合)には、待ち状態となる。成膜装置10から成膜信号を受信した場合(ステップS11でYesの場合)には、図4(a)に示されるように、制御部57は、入口配管55のヒータ556をオンにし、入口配管55内の水洗浄ポート555からの散水をオフにする(ステップS12)。そして、成膜装置10による成膜処理が実行され、この間、ファンスクラバ50は処理ガスの処理を行う。
ついで、制御部57は、成膜装置10からクリーニング信号を受信したかを判定する(ステップS13)。クリーニング信号を受信していない場合(ステップS13でNoの場合)には、クリーニング信号を受信するまで待ち状態となる。すなわち、成膜装置10から排気される処理ガスの処理が継続して行われることになる。
クリーニング信号を受信した場合(ステップS13でYesの場合)には、図4(b)に示されるように、制御部57は、入口配管55のヒータ556をオフにし、入口配管55内の水洗浄ポート555からの散水をオンにする(ステップS14)。これによって、成膜装置10はクリーニング処理へと移行する。
その後、制御部57は、クリーニング信号を受信してから所定の散水処理時間が経過したかを判定する(ステップS15)。散水処理時間は、例えば、所定の温度の所定の流量の水を散水し続けることによって、成膜処理中の入口配管55の温度が所定の温度に下がるまでの時間とすることができる。所定の温度は、例えば室温、あるいはクリーニングガスによって入口配管55の内部の腐食が略進行しない温度とすることができる。
クリーニング信号を受信してから散水処理時間が経過していない場合(ステップS15でNoの場合)には、散水処理時間が経過するまで待ち状態となる。なお、ここでは、クリーニング信号を受信した時点から計時しているが、入口配管55のヒータ556をオフにした時点、あるいは水洗浄ポート555からの散水をオンにした時点から計時してもよい。
クリーニング信号を受信してから散水処理時間が経過した場合(ステップS15でYesの場合)には、制御部57は、図4(c)に示されるように、入口配管55のヒータ556をオフにしたまま、入口配管55内の水洗浄ポート555からの散水をオフにする(ステップS16)。その後、入口配管55には、真空ポンプ30からのクリーニングガスが流れ込む。この時、入口配管55の温度は、室温近くまで下げられているので、クリーニングガスによって入口配管55の内壁が腐食する度合いは、入口配管55がヒータ556で加熱されている時に比べて非常に小さくなる。その後、処理がステップS11へと戻る。
なお、上記した例では、クリーニング信号を受信してから所定の散水処理時間の間、入口配管55内の水洗浄ポート555からの散水をオンにしていた。しかし、クリーニング信号を受信してから、水洗浄ポート555からの散水をオンにすることなく入口配管55のヒータ556をオフにし、入口配管55の温度が所定の温度となるまで待った後に、ファンスクラバ50にクリーニングガスが流れ込むようにしてもよい。
図5は、ファンスクラバの制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。ファンスクラバ50の制御装置57は、CPU(Central Processing Unit)571と、ROM(Read Only Memory)572と、主記憶装置であるRAM(Random Access Memory)573と、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)またはCD(Compact Disc)ドライブ装置などの外部記憶装置574と、ディスプレイ装置などの表示部575と、キーボードまたはマウスなどの入力部576と、を備えており、これらがバスライン577を介して接続された、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本実施形態の制御装置57で実行されるプログラムは、図3に示される方法を実行するものであり、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態のファンスクラバ50の制御装置57で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施形態のファンスクラバ50の制御装置57で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、本実施形態のプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
実施形態によれば、成膜装置10の制御部11から受信する信号が成膜信号からクリーニング信号に切り替わった時に、入口配管55のヒータ556をオフにしてから、成膜装置10からのクリーニングガスを処理した。その結果、入口配管55の温度が成膜時の温度よりも低くなり、入口配管55のヒータ556をオンにしていた場合に比して、クリーニング処理中に入口配管55の内壁がクリーニングガスによって腐食する度合いを小さくすることができる。これによって、入口配管55の寿命を延ばすことができる。
また、成膜装置10から受信する信号が成膜信号からクリーニング信号に切り替わった時に、入口配管55のヒータ556をオフにするとともに、所定の時間、水洗浄ポート555から散水した後に、成膜装置10からのクリーニングガスを処理した。その結果、入口配管55の温度を、成膜時の温度から室温程度へと速やかに冷却することができ、クリーニング処理に要する時間を短縮することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 成膜システム、10 成膜装置、11,57,71 制御部、30 真空ポンプ、50 ファンスクラバ、51 処理室、52 モータ、53 ファン、55 入口配管、56 液体吐出部、70 除害装置、511 排気口、512 液体排出口、521 主軸、551 垂直配管部、552 第1水平配管部、553 第2水平配管部、555 水洗浄ポート、556 ヒータ、561,562 ノズル、563 配管。

Claims (4)

  1. 前段に成膜装置が設置された真空ポンプの後段側に接続される入口配管と、
    前記入口配管に接続され、モータの主軸に接続されるファンを格納する処理室と、
    前記入口配管を加熱するヒータと、
    前記入口配管の内部に散水する水洗浄ポートと、
    前記ヒータのオン/オフ、及び前記水洗浄ポートからの散水を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記成膜装置から受信する信号が成膜信号からクリーニング信号に切り替わった時に、前記ヒータをオフにするとともに、前記水洗浄ポートからの散水をオンにするファンスクラバ。
  2. 前記制御部は、前記成膜装置から受信する前記信号が前記クリーニング信号から前記成膜信号に切り替わった時に、前記ヒータをオンにする請求項1に記載のファンスクラバ。
  3. 前記制御部は、前記水洗浄ポートからの散水をオンにしてから所定の時間経過した後に、前記水洗浄ポートからの散水をオフにする請求項1または請求項2に記載のファンスクラバ。
  4. 入口配管と、前記入口配管に接続される処理室と、前記入口配管を加熱するヒータと、前記入口配管の内部に散水する水洗浄ポートと、を備え、成膜装置から真空ポンプを介して排気されたガスを前記処理室に格納されたファンを用いて処理するファンスクラバの制御方法であって、
    前記成膜装置から信号を受信し、
    前記成膜装置から受信する信号が成膜信号からクリーニング信号に切り替わった場合に、前記ヒータをオフにするとともに、前記水洗浄ポートからの散水をオンにするファンスクラバの制御方法。
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