JP5003898B2 - 自動二輪車の自動変速機制御装置 - Google Patents
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Description
前記自動変速機は、所定のスロットル操作パターンを1つ備え、ブレーキ操作をしながら所定のスロットル操作パターンが入力されたときに変速段又は変速特性を低速側に変更する一方、所定のスロットル操作パターンのみが入力されたときに変速段又は変速特性を高速側に変更するものであり、
前記所定のスロットル操作パターンは、スロットル弁の極低開度領域に設定される第1閾値と、該第1閾値よりも高開度の第2閾値と、第1閾値と第2閾値の間のスロットル開度である第3閾値と、を備え、
スロットル開度が第1閾値を超えてから所定の微小時間が経過するまでに、第2閾値を超えてそれに引き続いて第3閾値を下回るようなスロットル開度の変化により条件が成立することを特徴とする。
前記自動変速機は、所定のスロットル操作パターンを1つ備え、ブレーキ操作をしながら所定のスロットル操作パターンが入力されたときに変速段又は変速特性を低速側に変更する一方、所定のスロットル操作パターンのみが入力されたときに変速段又は変速特性を高速側に変更するものであり、
前記所定のスロットル操作パターンは、スロットル弁の極低開度領域に設定される第1閾値と、該第1閾値よりも高開度の第2閾値とを備える備えるとともに、第2閾値を超えて増加したスロットル開度が減少し始めるときのスロットル開度ピーク値から所定開度低いスロットル開度を第3閾値に設定し、
スロットル開度が第1閾値を超えてから所定の微小時間が経過するまでに、第2閾値を超えてそれに引き続いて第3閾値を下回るようなスロットル開度の変化により条件が成立することを特徴とする。
スロットル開度が第1閾値よりも高い状態が所定時間継続するとともに、スロットル開度が第1閾値を下回ってから所定の微小時間が経過するまでに、第2閾値を下回りそれに引き続いて第3閾値を超えるようなスロットル開度の変化により条件が成立することを特徴とする。
本実施の形態は、例えば手動変速モードでのシフトアップ/ダウンをライダーのスイッチ操作を要することなく行うようにしたことを特徴とし、その制御方法を図5及び図6に従って以下に説明する。尚、図5は制御手順を示すフローチャート、図6はスロットル開度の経時変化を示す図であり、本実施の形態におけるスロットル開度の経時変化は第1のスロットル操作パターンに相当する。
次に、本発明に係るCVT制御装置の制御方法の実施の形態2を図7及び図8に従って説明する。尚、図7は制御手順を示すフローチャート、図8はスロットル開度の経時変化を示す図であり、本実施の形態におけるスロットル開度の経時変化は第2のスロットル操作パターンに相当する。
次に、前記実施の形態1及び2で説明した第1のスロットル操作パターンの第1変形例として第3のスロットル操作パターンを図9及び図10に従って説明する。尚、図9は第3のスロットル操作パターンの判断手順を示すフローチャート、図10はそのときのスロットル開度の経時変化を示す図である。
カウント時間が0.5秒以下である場合(ステップS51での判断結果がYesの場合)、カウンタが積算され(ステップS52)、スロットル開度が(X−5)%以下であるか否かが判断される(ステップS53)。そして、スロットル開度が(X−5)%以下に下がると判定が成立したとしてシフトアップ又はシフトダウンがなされる(ステップS54)。
次に、前記実施の形態1及び2で説明した第1のスロットル操作パターンの第2変形例として第4のスロットル操作パターンを図11及び図12に従って説明する。尚、図11は第4のスロットル操作パターンの判断手順を示すフローチャート、図12はそのときのスロットル開度の経時変化を示す図である。
2 フレームカバー
3 前輪
4 後輪
5 ハンドル
6 フロントフォーク
7 ユニットスイング式エンジン
8 タンデムシート
9 エンジン
10 Vベルト式自動変速機(CVT装置)
11 クランクケース
12 ベルトケース
13 ケースカバー
14 保護カバー
15 クランク軸
16 駆動プーリ
16A 駆動プーリの固定シーブ
16B 駆動プーリの可動シーブ
17 従動軸
18 従動プーリ
18A 従動プーリの固定シーブ
18B 従動プーリの可動シーブ
19 Vベルト
20 ベアリング
21 冷却ファン
22 スライダギヤ
23 ベアリング
24 スラストスリーブ
25 スラストインナギヤ
26 ベアリング
27 スラストリング
28 固定ブラケット
29 スラストアウタギヤ
30 駆動側プーリ位置センサ
31 従動側プーリ回転速度センサ
32 接触子
33 セクタギヤ
34 スプリング
35 樹脂キャップ
36 ラック
37 コントロールユニット
38 CVTモータ
39 ピニオンギヤ
40,41 減速ギヤ
42〜44 ベアリング
45 遠心クラッチ
45A クラッチインナ
45B クラッチアウタ
46 スプリング
47 中間軸
48 車軸
49 ベアリング
50〜52 ギヤ
53,54 ベアリング
55 ギヤ
56 クランク角度センサ
57 スロットル開度センサ
58 車速センサ
59 ブレーキランプスイッチ
60 モード切替スイッチ
61 パワーモードスイッチ
62 シフトアップスイッチ
63 シフトダウンスイッチ
64 MTアシストスイッチ
65 スピードメータ
Claims (6)
- エンジンのクランク軸の回転を変速して車軸に伝達する自動変速機を制御する装置であって、少なくともエンジン回転数と車速とに基づいて前記自動変速機の変速比を自動制御する自動変速モードと、ライダーの変速スイッチ操作により前記自動変速機の変速比を変更可能な手動変速モードとを備え、予め定めた所定のスロットル操作パターンの入力によって前記自動変速機の変速段又は変速特性を変更可能とした自動二輪車の自動変速機制御装置において、
前記自動変速機は、所定のスロットル操作パターンを1つ備え、ブレーキ操作をしながら所定のスロットル操作パターンが入力されたときに変速段又は変速特性を低速側に変更する一方、所定のスロットル操作パターンのみが入力されたときに変速段又は変速特性を高速側に変更するものであり、
前記所定のスロットル操作パターンは、スロットル弁の極低開度領域に設定される第1閾値と、該第1閾値よりも高開度の第2閾値と、第1閾値と第2閾値の間のスロットル開度である第3閾値と、を備え、
スロットル開度が第1閾値を超えてから所定の微小時間が経過するまでに、第2閾値を超えてそれに引き続いて第3閾値を下回るようなスロットル開度の変化により条件が成立することを特徴とする自動二輪車の自動変速機制御装置。 - エンジンのクランク軸の回転を変速して車軸に伝達する自動変速機を制御する装置であって、少なくともエンジン回転数と車速とに基づいて前記自動変速機の変速比を自動制御する自動変速モードと、ライダーの変速スイッチ操作により前記自動変速機の変速比を変更可能な手動変速モードとを備え、予め定めた所定のスロットル操作パターンの入力によって前記自動変速機の変速段又は変速特性を変更可能とした自動二輪車の自動変速機制御装置において、
前記自動変速機は、所定のスロットル操作パターンを1つ備え、ブレーキ操作をしながら所定のスロットル操作パターンが入力されたときに変速段又は変速特性を低速側に変更する一方、所定のスロットル操作パターンのみが入力されたときに変速段又は変速特性を高速側に変更するものであり、
前記所定のスロットル操作パターンは、スロットル弁の極低開度領域に設定される第1閾値と、該第1閾値よりも高開度の第2閾値とを備えるとともに、第2閾値を超えて増加したスロットル開度が減少し始めるときのスロットル開度ピーク値から所定開度低いスロットル開度を第3閾値に設定し、
スロットル開度が第1閾値を超えてから所定の微小時間が経過するまでに、第2閾値を超えてそれに引き続いて第3閾値を下回るようなスロットル開度の変化により条件が成立することを特徴とする自動二輪車の自動変速機制御装置。 - 前記手動変速モードが選択されているときに所定のスロットル操作パターンを入力することによって変速段を変更することを特徴とする請求項1又は2記載の自動二輪車の自動変速機制御装置。
- 前記自動変速モードは、燃費重視の変速特性と加速重視の変速特性との何れか一方を常時選択するよう構成され、所定のスロットル操作パターンを入力することによって変速特性を変更することを特徴とする請求項1又は2記載の自動二輪車の自動変速機制御装置。
- 前記自動変速機は、前記所定のスロットル操作パターンである第1のスロットル操作パターンとは異なる別のスロットル操作パターンである第2スロットル操作パターンを更に備え、第1のスロットル操作パターンの入力によって変速段又は変速特性を低速側に変更するとともに、第2のスロットル操作パターンの入力によって変速段又は変速特性を高速側に変更することを特徴とする請求項1又は2記載の自動二輪車の自動変速機制御装置。
- 前記第2のスロットル操作パターンは、スロットル弁の低開度領域に設定される第1閾値と、該第1閾値よりも低開度の第2閾値と、第1閾値よりも高開度の第3閾値と、を備え、
スロットル開度が第1閾値よりも高い状態が所定時間継続するとともに、スロットル開度が第1閾値を下回ってから所定の微小時間が経過するまでに、第2閾値を下回りそれに引き続いて第3閾値を超えるようなスロットル開度の変化により条件が成立することを特徴とする請求項5記載の自動二輪車の自動変速機制御装置。
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JP2007338464A JP5003898B2 (ja) | 2007-12-28 | 2007-12-28 | 自動二輪車の自動変速機制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007338464A JP5003898B2 (ja) | 2007-12-28 | 2007-12-28 | 自動二輪車の自動変速機制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2009156444A JP2009156444A (ja) | 2009-07-16 |
JP5003898B2 true JP5003898B2 (ja) | 2012-08-15 |
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ID=40960670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007338464A Active JP5003898B2 (ja) | 2007-12-28 | 2007-12-28 | 自動二輪車の自動変速機制御装置 |
Country Status (1)
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JPH0238755A (ja) * | 1988-07-29 | 1990-02-08 | Honda Motor Co Ltd | 車両用無段変速機の制御装置 |
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2007
- 2007-12-28 JP JP2007338464A patent/JP5003898B2/ja active Active
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