JPH02102969A - 車両用無段変速機の変速比制御装置 - Google Patents

車両用無段変速機の変速比制御装置

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Publication number
JPH02102969A
JPH02102969A JP63255439A JP25543988A JPH02102969A JP H02102969 A JPH02102969 A JP H02102969A JP 63255439 A JP63255439 A JP 63255439A JP 25543988 A JP25543988 A JP 25543988A JP H02102969 A JPH02102969 A JP H02102969A
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JP
Japan
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gear ratio
continuously variable
variable transmission
brake
vehicle
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Pending
Application number
JP63255439A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Hayashi
勉 林
Minehiro Matsuoka
峰弘 松岡
Kiyoshi Katahira
片平 潔
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、自動二輪車等の車両に装備された無段変速
機の変速比を制御する車両用無段変速機の変速比制御装
置1!に関する。
[従来の技術] 従来より、例えば自動二輪車等の車両?こ装備される無
段変速機の変速比制御装置として、スロットルの開度、
車速、またはエンジン回転数などの他、ブレーキ装置の
操作量をも考慮して車両の走行状態を判断して、無段変
速機の変速比を制御するものが提案されている(特開昭
59−194157号、特開昭62−273184号)
ところで、このような既提案の変速比制御装置よ、いず
れら、車載のエンジンによって駆動される駆動輪に備わ
る専用のブレーキ装置、またはこのような駆動輪と従動
輪の両方を制動するブレーキ装置の操作量を検出し、そ
の操作量を1つの情報として(llt段変速機の変速比
を制御する構成となっていて、それらのブレーキ装置の
操作量に応じてエンジンブレーキを大きくかけるように
、無段変速機の変速比を制御する。
[発明が解決しようとする課題] 上述したように、従来においては、無段変速機の変速比
を制御するための情報として、駆動輪専用のブレーキ装
置、または駆動輪と従動輪の両方兼用のブレーキ装置の
操作Mを用いていた。つまり、それらのブレーキ装置は
、少なくとも駆動輪を制動するものであって、従動輪の
みを制動するものではなかった。このことは、従動輪の
みの制動と、無段変速機の変速比との関係が無関係であ
ることを意味する。したがって、駆動輪と独立した従動
輪のみに加わるブレーキ装置による制動の状態に応じて
、駆動輪に対するイ11段変速機の変速比を適宜に設定
することができず、従動輪の制動状咀に適合させた最適
な駆動輪へのエンジンブレーキ特性を得ることが円錐で
あった。
また、特に自動二輪車の場合には、前輪を従動輪として
おり、この従動輪のみを制動することがきわめて多く、
このようなときには大きなピッチングが生じやすかった
この発明は、このような問題を解決課題とし、従動輪と
駆動輪に格別の専用ブレーキ装置を備えた車両の無段変
速機を制御対象として、従動輪が制動されたときに、従
動輪専用のブレーキ装置のブレーキ操作状態と関連して
無段変速機の変速比を制御することにより、駆動輪にエ
ンジンブレーキをかけて、特に自動二輪車におけるピッ
チングを小さく抑えることができる車両用無段変速機の
変速比制御装置を提供することを目的とする。
し課題を解決するための手段] (1)第1請求項に記載の車両用無段変速機の変速比制
御装置は、 専用のブレーキ装置〃が備えられた従動輪と、無段変速
機を介してエンジンの出力が伝達されかつ専用のブレー
キ装備が備えられた駆動輪を有する車両に装備され、 車両の走行状態に応じた目標変速比を求めて、前記無段
変速機の変速比を目標変速比とする車両用無段変速機の
変速比制御装置において、前記従動輪専用のブレーキ装
置のブレーキ操作状態を検出する第1の検出手段と、 この第1の検出手段によって検出したブレーキ操作状態
に基づいて、前記無段変速機の変速比のhli正係数を
求める演算手段と、 この演算手段によって求めた変速比の補正係数に基づい
て、前記目標変速比を補正する補正手段とを具備したこ
とを特徴とする。
(2)第2請求項に記載の車両用無段変速機の変速比制
御装置は、 専用のブレーキ装置が備えられた従動輪と、無段変速機
を介してエンジンの出力が伝達されかつ専用のブレーキ
装備が備えられた駆動輪を有する車両に装備され、 車両の走行状態に応じた目標変速比を求めて、前記無段
変速機の変速比を目標変速比とする車両用無段変速機の
変速比制御装置において、前記従動輪専用のブレーキ装
置のブレーキ操作状態を検出する第1の検出手段と、 前記駆動輪専用のブレーキ装置のブレーキ操作・状態を
検出する第2の検出手段と、 前記第1.第2の検出手段によって検出したブレーキ操
作状態に基づいて、前記無段変速機の変速比の補正係数
を求める演算手段と、 この演算手段によって求めた変速比の補正係数に基づい
て、前記目標変速比を補正する補正手段とを具備したこ
とを特徴とする。
[作用] この発明の車両用無段変速機の変速比制御装置は、従動
輪と駆動輪に格別の専用ブレーキ装置を備えた車両の無
段変速機を制御対象として、従動輪が専用のブレーキ装
置によって制動されたときに、従動輪専用のブレーキ装
置のブレーキ装置状態と関連して無段変速機の変速比を
制御することにより、従動輪が制動されたときに従動輪
の制動状態に適合させて駆動輪に最適なエンジンブレー
キ特性を得ることができる。車両、特に面輪を従動輪と
している自動二輪車におけるピッチングを小さく抑える
[実施例コ 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、本実施例において制御対象となる無段変速機をr
l−1:無段変速機Tの構成」、「12;無段変速機T
の油圧回路」、rl−3:無段変速機Tの作動」に分け
て説明する。
rl−1:無段変速機Tの構成」 まず、無段変速機1゛の構成を第6図ないし第16図に
基づいて説明する。
この無段変速機′rは、車輌としての自動二輪車に搭載
されるしので、第6図および第7図において、自動二輪
車に搭載されたエンジンEのクランク軸lから出力され
ろ動力が、チェーン式1次減速装置2によって人力され
、また、この人力された動力をチェーン式2次減速装置
3を経て、後述する駆動輪Wr(自動二輪車に適用した
場合にあっては後輪)へ出力するようになっている。
詳述すれば、無段変速FaTは定容量型の斜板式油圧ポ
ンプ(以下、油圧ポンプと略称する)Pおよび可変容量
型の斜板式油圧モータ(以下、油圧モータと略称する)
Mからなり、前記エンジンEのクランク軸lを支承する
クランクケース4をケーシングとして、その内部に収容
されている。
前記油圧ポンプPは、1次減速装置2の出カスブロケッ
ト2aが3本のリベット14・・・で結合されたカップ
状の入力部材5と、この入力部材5の内周壁にニードル
ベアリング6を介して相対回転自在に嵌合されるポンプ
シリンダ7と、このポンプシリンダ7にその回転中心を
囲むように形成された環状配列の複数かつ奇数のシリン
ダ孔8・・・内に摺動自在に装着されたポンプブランツ
ヤ9・・・と、これらのポンププランジャ9・・・の外
端に当接するポンプ斜板10とから構成される。
前記ポンプ斜板10は、ポンプシリンダ7の軸線と直交
する仮想トラニオン軸線08回りに所定角度の範囲内で
傾動し得るように保持され、かつ、・その背面(すなわ
ち、前記ポンプブランツヤ9・・・が当接させられた側
と反対側の而)において、前記人力部材5の内端壁にス
ラストローラベアリング11を介して相対回転自在に支
承されている。
そして、前記入力部材5の前記ポンプ斜板10を支承す
る而は、第6図に示すように、前記ポンプシリンダ7の
軸線に対し、所定角度傾斜した状態で形成されており、
これによって、前記入力部材5の回転時、前記ポンプ斜
板1oを往復傾動させて、このポンプ斜板10に当接さ
せられている各ポンププランジャ9・・・をポンプシリ
ンダ7の軸線方向に沿って往復動させて、各シリンダ孔
8において作動油の吸入および吐出を繰返させるように
なっている。
ここで、前述したようなポンププランジャ9・・・のポ
ンプ斜板lOに対する追従性を良くするために、ポンプ
プランジャ9・・・とポンプシリンダ7との間に、ポン
ププランジャ9・・・をポンプ斜板1oへ押し付ける方
向に付勢するばねを介装するようにしてもよい。
前記入力部材5は、その背面(第6図および第7図の右
側に位置する外端面)をスラストローラベアリング12
を介して支持筒13に支承される。
一方、油圧モータMは、ポンプシリンダ7と同軸上でそ
の左方(第6図および第7図の左側)に配置されるモー
タシリンダ17と、このモータシリンダ17にその回転
中心を囲むように形成された環状配列の複数かつ奇数の
シリンダ孔18・・・と、これらシリンダ孔18・・・
に摺動自在に装着されたモータプランジャ19・・・と
、これらモータプランジャ19・・・の外端に当接する
モータ斜板20と、このモータ斜板20の背面(すなわ
ち、前記モータプランジャ19・・・が当接させられて
いる側と反対側の面)をスラストローラベアリング21
を介して支承する斜板ホルダ22と、さらにこの斜板ホ
ルダ22を支承する斜板アンカ23とから構成されてい
る。
前記モータ斜板20は、モータシリンダ17の軸線に対
し直角となる直立位置と、成る角度で傾倒する最大傾斜
位置との間を傾動し得るようになっており、その傾斜位
置では、モータシリンダ17の回転に伴いモータプラン
ジャ19・・・をモータシリンダ17の軸線に沿って往
復動させることにより、シリンダ孔18・・・において
作動油の吸入および吐出を繰り返させるようになってい
る。
これら各モータプランジャ19・・・のモータ斜板20
に対する追従性を良くするために、油圧ポンプPと同様
に、モータプランジャ19・・・とモータシリンダ17
との間にばねを介装するようにしてもよいものである。
一方、前記ポンプシリンダ7およびモータシリンダ[7
は、これらの対向する端部間が相互に連結されて一体の
シリンダブロックBを構成しており、このシリンダブロ
ックBの軸線に沿って出力軸25が貫挿されている。
そして、この出力軸25の外周にはフランジ25aが一
体に形成されており、このフランジ25aに前記モータ
シリンダ17の外端が突き当てられ、また、ポンプシリ
ンダ7が出力軸25にスプラインによって嵌合させられ
るとともに、このポンプシリンダ7の外端に、前記出力
軸25に係止されているサークリップ26が当接さ仕ら
れることにより、前記シリンダブロックBが出力軸25
に、その長さ方向および周方向のいずれの方向において
も相対移動が拘束された状態で固定される。
前記出力軸25は入力部材5をも貫通するとと乙にこの
入力部材5をニードルベアリング27を介して回転自在
に支承する。
また、出力軸25の右端部(第6図および第7図の右側
部)外周には前記支持筒13が嵌合され、この支持筒1
3は出力軸25に取り付けられたキー28によって出力
軸25との相対回動が拘束されているとともに、出力軸
25に螺着されたナツト30により固定され、さらに、
この支持筒13がローラベアリング31を介してクラン
クケース4に回転自在に支承されることにより、前記出
力軸25の右端部がクランクケース4に回転自在に支持
されている。
一方、この出力軸25は、前記モータ斜板20、斜板ホ
ルダ22および斜板アンカ23の中心部を貫通しており
、その左端部には、斜板アンカ23の背面をスラストロ
ーラベアリング32を介して支承する支持筒33がスプ
ライン嵌合され、この支持筒33が前記2次減速装置!
3の入力スプロケット3aとともにナツト34で固着さ
れ、前記支持0i33がローラベアリング35を介して
クランクケース4に取り付けられることにより、前記出
力軸25の左端部がクランクケース4に回転自在に支承
されている。
さらに、出力軸25の前記ポンプ斜板10と対向する位
置には、ポンプ斜板10の内周面と相対的に全方向傾動
可能に係合する半球状の調心体3Gが摺動自在にスプラ
イン嵌合されている。この誠心体36は、出力軸25と
の間に介装された複数枚の皿ばね38の弾発力を受けて
前記ポンプ斜板lOをスラストローラベアリング11へ
向けて押圧し、これによりポンプ斜板10に調心作用を
常に与えている。
一方、出力軸25の前記モータ斜板20と対向する位置
には、モータ斜板20の内周面と相対的に全方向傾動可
能に係合する半球状の調心体37が摺動自在にスプライ
ン嵌合されている。この調心体37は、出力軸25との
間に介装された複数枚の皿ばね39の弾発力を受けて前
記モータ斜板20をスラストローラベアリング21へ向
けて押圧し、これによりモータ斜板20に誠心作用を常
に与えている。
前記各斜板lO・20には、これらの誠心作用を強化し
、しかもポンプ斜板10とポンププランジャ9・・・群
、モータ斜板20とモータプランジャ19・・・群の間
の回転方向の滑りを防止するために、対応するプランジ
ャ9・19の球状端部9a19aが係合さ仕られる球状
凹部10a・20aがそれぞれ形成されている。
前述した油圧ポンプPおよび油圧モータM間には、次の
ようにして油圧閉回路が形成される。
シリンダブロックBには、ポンプシリンダ7のシリンダ
孔8・・・群とモータシリンダ17のシリンダ孔18・
・・群との間において、出力軸25を中心にして同心的
に並ぶ環状の内側油路40および外側油路41と、両部
路40.41間の環状隔壁および外側油路41の外周壁
を放射状に貫通し、前記各シリンダ孔8・・・・18・
・・とそれぞれ同数の第1弁孔42・・・および第2弁
孔43・・・と、相隣るシリンダ孔8・・・と第1弁孔
42・・・とを相互に連通ずる多数のポンプボートa・
・と、相隣るシリンダ孔18・・・と第2弁孔43・・
・とを相互に連通ずる多数のモータボートb・・・とが
−それぞれ設けられる。その際、前記内側油路40は、
シリンダブロックBと出力軸25との対向周面間に形成
され、また前記外側油路41は、シリンダブロックBと
、その外周に嵌合して溶接されるスリーブ44との対向
周面間に形成され、内側油路40が低圧油路となされ、
また、外側油路41が高圧油路となされている。
前記各第1弁孔42・・・には第1分配弁45・・・が
、また萌記第2弁孔43・・・には第2分配弁46・・
がそれぞれ摺動自在に装着される。
この無段変速機Tにおいては、これらの分配弁により分
配機構が構成されている。
前記各第1分配弁45はスプール型に形成されていて、
第7図の上方および第9図に示すように、第1弁孔42
の半径方向外方位置を占めるときに、対応するポンプボ
ートaを外側油路41に連通するととらに内側油路40
と不通にして、対応するシリンダ孔8を外側油路41の
みに連通し、第7図の下方および第9図に示すように、
第1弁孔42の半径方向内方位置を占めると、対応する
ポンプボート1を内側油路40に連通するととらに外側
油路41と不通にして、対応するシリンダ孔8を内側油
路40のみに連通し、また、第6図に示すように第1弁
孔42の中央位置を占めるとポンプボートaと両部路4
0・41とを不通にする。
このような動作を各第1分配弁45に与えるために、第
6図および第7図に示すように、第1偏心輪47が第1
分配弁45・・・群を囲んでそれらの外端に係合され、
また、この偏心輪47と同心関係に配設された追従幅4
7゛が、各第1分配弁45・・・の内端に形成された係
合R45a・・・に係合されている。そして、前述した
追従幅47°と第1公配弁45・・・との係合によって
各第1分配弁45・・・の回転が阻止されている。
一方、前記追従幅47′は銅線から成形されていて、第
1分配弁45・・・を第1偏心輪47の内面に当接させ
る方向に弾発すべく配設されており、好ましくは、この
追従幅47°には、その直径の製作誤差を吸収するため
に、周方向の一部に1つの切り口が設けられる。
前記第1偏心輸47は、入力部材5に連結される第1制
御環51にボールベアリング48を介して回転自在に支
承され、そして通常は第9図に示すように、前記ポンプ
斜板10の仮想トラニオン軸線O3に沿って出力軸25
の中心から一定距離ε、たけ偏心した第1偏心位置eに
配置される。したがって、人力部材5とボンブンリング
7間に相対回転が生じると、各第1分配弁45・・・は
、その弁孔42内で第1偏心輪47の偏心量Llの2倍
の距離をストロークとして前記外方位置および内方位1
u間を往復動させられる。
第6図ないし第9図において゛、前記第1制御環51は
、入力部材5に前記スプロケット2aを結合するりベッ
ト14・・・のうちの1本の一端を延長して形成した枢
軸14aを介して入力部材5に揺動可能に連結されてい
る。すなわち、この第1制御環51は第9図に示すよう
なりラッチオン位置gと、第7図(、−示すようなりラ
ッチオフ位置りとの間を、前記枢軸14aまわりに揺動
させられる乙のであって、前者のクラッチオン位置gで
は、第1偏心輪47を、出力軸25の中心から仮想トラ
ニオン軸線0、に沿って距離器、たけ偏心させた第1偏
心位置Cに制御し、後者のクラッチオフ位置りでは、第
!偏心輪47を、第8図に示すように、出力軸25の中
心から仮想トラニオン軸線01の垂線I、に沿って距離
!、たけ偏心させた第2偏心位置fに制御する。
このような第!制御環51の揺動範囲を規制するために
、第11図および第12図に示すように、制御環51に
固着されてその内周面から突出する案内ピン52が、入
力部材5の外周にその周方向に沿って所定長さに形成さ
れている案内溝53に摺動自在に係合される。
そして、第!制御環51と人力部付5との間には、第1
0図に示すように、前記第1制御環51を常時クラッチ
オフ位置gの方向へ弾発ずろ仮ばね54か介装されてい
る。この板ばね54はその中央部を第1制御環51の内
面にリベット55で固着され、かつ、その両端部が、前
記入力部(第5の外面に当接させられており、これによ
って、第1 ?1ill fm環51を前述した方向へ
弾発するようになっている。
前記案内ピン52には、第7図、第10図〜第12図に
示すように、ローラ56が取付けられており、このロー
ラ56には、作動環57の一側に突設された押腕58が
係合される。
この作動環57は、第7図に示すように、前記出カスブ
ロケット2aを挟んで第1制御環51と反対側で人力部
材5外周面に摺動および回転可能に嵌合され、その押腕
58が出力スプロケット2aに穿設された透孔59をr
j通して、前記案内ピン52へ第1制御環51の周方向
において対向さ仕られている。
前記押腕58には、第12図に示すように、第1制御環
51がクラッチオフ位置gに位置させられた状態におい
て、前記ローラ56が係合さ仕られる凹部60が形成さ
れており、また、この押腕58は、同図に示すように、
作動環57に向かって漸次幅広となるように山形に形成
されており、その山形を形成する一方の斜面58aは前
記凹部60に連なり、他方の斜面5111bは前記透孔
59の内壁に形成されている案内斜面59aに摺動可能
に係合されている。
また、前記作動環57の外周には、第6図、第7図およ
び第12図に示すように、レリーズベアリング61を介
してレリーズ環62が回転自在に取付けられ、このレリ
ーズ環62には、クランクケース4に軸63を介して揺
動自在に支持されかつ首記入力部材5を囲繞する環状の
クラッチレバ−64の押圧突子642Lが当接させられ
ている。
このクラッチレバ−64の揺動端には、第7図および第
13図に示すように、クランクケース4に軸65によっ
て揺動自在に支持されたベルクランク66の内側レバー
66aが、クラッチレバ−64をレリーズ環62側へ押
動し得るように当接されているとともに、クラッチレバ
−64をレリーズ環62と反対側へ弾発する戻しばね6
7が接続されている。
前記ベルクランク66は、第13図に示すように、クラ
ンクケース4内に配置される前述した内側レバー66a
と、同ケース4の外側に配置される外側レバー66bと
を有し、その外側レバー66bには、操作台により操作
される後述するクラッチレバ−141がワイヤ68を介
して接続されている。
ここに示す無段変速機Tにおいては、前述した第1分配
弁45、第1偏心輪47、第1制御環51、作動環57
、押腕58、レリーズ環62、クラッチレバ−64、お
よび、ベルクランク66によってクラッヂ機構が構成さ
れている。
0j記各第2分配弁46も、第1分配弁45と同様のス
プール型に形成されていて、第2弁孔43の半径方向外
方位置を占めるとき、対応するモータボートbを外側油
路41に連通ずるとともに内側油路4゜と不通にして、
対応するシリンダ孔18を外側油路41のみに連通し、
また第2弁孔43の半径方向内方位置を占めるとき、対
応するモータボートbを内側油路40に連通ずるととも
に外側油路41と不通にして、対応するシリンダ孔18
を内側油路4oのみに連通し、さらに上記両位置間の中
央位置を占めるとき、対応するモータボート6を内側お
よび外側油路40・41のいずれとも不通にする。
このような動作を各第2分配弁46に与えるために、第
6図、第7図および第15図に示すように、第2偏心輪
49が第2分配弁46・・・昨を取り囲んでそれらの外
端に係合され、また、この第2偏心輪49と同心関係の
追従輪49°が第2分配弁46・・・群の内側に配置役
されてそれらの内端に形成されている係合71tj46
a・・・に係合されている。
そして、各第2分配弁46・・・と追従輪49゛との係
合によって各第2分配弁46の回転が阻止されている。
また、上記追従輸49°は鋼線から成形されていて、第
2分配弁46・・・を第2偏心輪49との係合方向に弾
発すべく配設される。そしてこの追従輪49゛にも、好
適には前記追従輪47゛と同様に1つの切り口が設けら
れる。
前記第2偏心輪49は、第15図に示すように、モータ
斜板20の傾動軸線すなわちトラニオン軸線Ofに沿っ
て出力軸25の中心から一定距離e、だけ偏心した偏心
位置Qと、出力軸25と同心になる同心位jξmとに制
御される。
しかして、第2偏心輪49が第1偏心位置Qを占めると
き、モータシリンダ17が回転すると、各第2分配弁4
6は、その弁孔43内で第2偏心輪49の偏心量ε、の
2倍の距離をストロークとして前記外方位置および内方
位置間を往復動し、また同心位置mを占めるときは、モ
ータシリンダ17の回転にかかわらず、全第2分配弁4
9・・・が前記中央位置に留められる。
第7図において、前記斜板ホルダ22の両端には、モー
タ斜板20のトラニオン軸線0.上に並ぶ上下−対のト
ラニオン軸70・70゛が一体に突設され、これらトラ
ニオン軸70・70°は、ローラベアリング71・71
’を介して、クランクケース4と一体の筒状モータハウ
ジング72の両側壁に回転自在に支承される。換言すれ
ばこれらトラニオン軸70・70’によって前記トラニ
オン軸線0.が規定される。そして、モータハウジング
72は、モータシリンダ17をらニードルベアリング7
3を介して回転自在に支承する。
また、前記一方のトラニオン軸70には、第6図、第1
6図に示すように、前記モータ斜板20の傾斜角度を制
御する傾斜角制御機構80が連設されている。
この傾斜角制御機構80は、前記トラニオン軸70に回
転可能に支承されるセクタギヤ81と、このセクタギヤ
81をトラニオン軸70に弾力的に連結するダンパ82
と、クランクケース4にボルト79て固着されたブラケ
ット板83にベアリング84・84°を介して支承され
るとともに、前記セクタギヤ81と噛合するウオームギ
ヤ85と、このウオームギヤ85に駆動軸86aが連結
された正逆転可能な直流電動モータ86とから構成され
ており、この電動モータ86はそのステータ86bがク
ランクケース4の適所に固定されることによってクラン
クケース4に装着されている。
このような構成において、セクタギヤ81およびウオー
ムギヤ85は、駆動軸86aの回転を減速してトラニオ
ン軸70へ伝達し得るが、トラニオン軸79から逆負荷
を受けるとロック状態となる減速装置Rを構成する。
前記ダンパ82は、トラニオン軸70を中心とする扇形
の緩衝室87をaし、前記トラニオン軸70にボルト8
8で固着されるダンパ本体89と、前記緩衝室87に装
填された一対のゴム製緩衝部材90・90゛ とを備え
、この両暖衝部材90・90゛間には、前記セクタギヤ
81の一側面に突設した伝導片91が挿入されている。
このような傾斜角制御機構80においては、電動モータ
86を正転または逆転さ仕れば、その回転はウオームギ
ヤ85からセクタギヤ81へ減速されて伝達され、さら
に伝導片91、緩衝部材90または90および、ダンパ
本体89を介してトラニオン軸70へ伝達されて、この
トラニオン軸70に取り付けられているモータ斜板20
を起立方向または傾倒方向へ回転させる。
その際、モータプランジャ19・・・群からモータ斜板
20へ加えられるスラスト荷重に脈動が生じれば、その
脈動は緩衝部材90・90’の弾性変形により吸収され
、それによりウオームギヤ85およびセクタギヤ81の
負担が軽威される。
また、電動モータ86を停止してモータ斜板20を任意
角度に保持したとき、モータ斜板20がモータプランジ
ャ19・・・群から起立または傾倒方向のモーメントを
受け、そのモーメントがトラニオン軸70を介してセク
タギヤ81に伝達しても、セクタギヤ81によってウオ
ームギヤ85を駆動することはできないから、両ギヤ8
1・85はロック状態となりトラニオン軸70の回転が
拘束されて、モータ斜板20がそのときの位置に確実に
保持される。
そして、電動モータ86によるモータ斜板20の起立位
置および傾倒位置を規制するために、セクタギヤ81に
はそれと同心の円弧状の規制溝92が穿設されるととも
に、この規制溝92に摺動自在に係合する規制カラー9
3が前記ブラケット板83にボルト94で固着される。
さらに、第7図および第15図において、前記第2偏心
輪49はベアリング50を介して第2制御環95に回転
自在に支承される。この第2制御環95は前記トラニオ
ン軸線Of方向の両側部に一対の耳部96・96°を仔
し、一方の耳部96にはトラニオン軸線0゜の方向へ延
びるU字状の案内溝97が形成されており、この案内溝
97に、前記クランクケース4に固定された案内ピン9
8が摺動自在に係合されている。
また、他方の耳部96°には第2の案内ピン99が固設
され、この案内ピン99が、前記クランクケース4の内
壁に突設された支持部材101に形成された、トラニオ
ン軸線O6の方向へ延びるU字状の案内溝100に摺動
自在に係合させられている。
このような構成により、前記第2制御環95は、トラニ
オン軸線O7に沿って変位可能となっており、この変位
により第2偏心輪49を前記偏心位置Qと同心位置mと
に制御し得るようになっているとともに、第2制御環9
5と一体の前記案内ピン99とクランクケース4との間
に介装された仮ばねからなる戻しばね102によって、
第2偏心輪49ととしに偏心位置gへ向けて常時弾発さ
れている。
さらに前記他方の耳部96°にはカム孔103が形成さ
れ、前記トラニオン軸70゛に固着された制御レバー1
04が挿入されている。
このカム孔103は、前記戻しばね102側の内面が、
前記クランクケース4に揺動自在に取り付けられた制御
レバー104が摺接するカム面103aとなされていて
、はぼ第2制御環95の周方向に沿って移動させられる
前記制御レバー104との協働により、第2制御環95
を戻しばね102の力に抗して変位させて、前記第2偏
心輪49を偏心位置Cと同心位置mとの2位置間の範囲
内で変位させ得るようになっている。
これらの第2分配弁46、第2偏心輪49、第2制御環
95、案内ピン98、第2の案内ピン99、支持部M川
01、戻しばね102、カム孔103、および、制(J
1ルバー+04によって流量調整機構が形成されている
そして、第2偏心輪49が同心位置mに達すると、全て
の第2分配弁46・・は、第14図に示すように、閉状
態となり、外側(高圧)油路41および内側(低圧)油
路40のいずれも油圧モータMに対し遮断される。その
結果、油圧ポンプPに連通する低圧回路容積が油圧モー
タMの容積分だけ減少するので、作動油に気泡が多少含
まれていても、油圧ポンプPによる作動油の圧縮量は極
めて少なく、したがって、入力部材5および出力軸25
間の相対回転が極少に抑えられ伝達効率が高められる。
また、この同心位置に至る中間位置においては油圧モー
タMの各ポンプボートbの開度を調節して、これらのポ
ンプボートbからの作動油の流量を調整し得るようにな
っているC 前記第2偏心輪49の同心位置mへの変位は、カム孔1
03のカム面103aの作用により、制御レバー104
の作動に連動して無段階に行われて閉弁状態、すなわち
、前述した同心位置mに達する。したがって伝動効率の
向上は、その閉弁状態に到達する前から徐々に始まるの
で、その閉弁時における変速ショックが防止される。
そして、このように構成された無段変速機Tは、第17
図および第18図に示すように、自動二輪車に搭載され
る。
すなわち、この自動二輪車は車体フレーム130、この
重体フレーム130に支持されたエンジンE、このエン
ジンEの後段に配された無段変速機Tとを備えている。
この場合の無段変速機Tは、油圧式のものであり、第1
8図に示すように、その出力軸25が、エンジンEのク
ランク軸lと平行になるよう車体の左右方向に向けて配
設されている。
また、符号wrは従動輪、’IlrはエンジンEから駆
動力が伝達される駆動輪をそれぞれ示し、車体フレーム
130の前部上方には燃料タンク1311また後部のシ
ートレール13oa上にはシート132が固定されてい
る。
首記従動輪Wfは、車体フレーム130の前部のヘッド
バイブ133に取り付けられたフロントフォーク134
の下端に回転自在に支持され、ヘッドバイブ133の上
方にはフロントフォーク134に取り付けられたハンド
ル135が配設されている。
一方、前記駆動輪Wrは、第18図に示すように、車体
フレーム+30に対して、クツションユニット136の
反力を受けながら揺動するよう取り付けられたスイング
アーム137の揺動側の端部に回転自在に支持されてお
り、第17図に示すように、車体の左側に配した2次減
速装置3により、無段変速機Tの出力軸25へ連結され
ている。
そして、前記無段変速機′rおよびクランク軸1等の回
転系の質量中心が、第17図に示すように、車体の幅方
向中央に位置するように配設され、かつ、無段変速機T
の入出力軸およびクランク軸lの回転方向が駆動輪W、
の回転方向と一致するように配設されている。このよう
な配置構造とするのは、アクセル操作によりこれらの回
転系の回転速度を変えることにより、その慣性反力を利
用して車輌に対し左右方向のヨーイングモーメントを発
生さU゛ろことなく、ピッチング方向のモーメントを生
じさU゛、11f1後輪に加わる荷重を任世に変更し得
るようにするためである。
また、符号138はエアクリーナ、139は排気管、1
40はアクセルグリップ、141はタラッヂレバーであ
り、142はマニアル操作用のチェンジペダルである。
また、143は、駆動輪Wrに備わる専用のブレーキ装
置を操作するためのブレーギペダル、144は、従動輪
Wrに備わる専用のブレーキ装置を操作するためのブレ
ーキレバーである。
この場合、前記チェンジペダル142は、後述するヂエ
ンジスイッヂS1に連設されて、その操作方向の向きに
対応して2種類の信号を出力するようになされており、
その一つが変速比をT OP側へ変更させるためのシフ
トアップ信号であり、また、他の一つが変速比をLOW
側へ変更させるためのシフトダウン信号である。これら
の信号は、無段変速機′rのマニュアル制御のときに利
用される。
以上のように構成された無段変速機Tは、第2図によう
な油圧回路に接続されている。
次に、その油圧回路について説明する。
rl−2:無段変速機Tの油圧回路」 第2図において符号Fは前記エンジンEによって駆動さ
れろオイルポンプ、Cはクラッチ機構、Qは流1調整機
構、Wrは前記出力軸25によって回転駆動される駆動
輪、Wrは従動輪をそれぞれ示し、油圧ポンプPと油圧
モータMとの間に油圧閉回路Gが形成されている。
この油圧閉回路Gは、高圧油路を形成する前記外側油路
41と、低圧油路を形成する前記内側油路40とを備え
ている。
これらの内側油路40と外側油路41とには、前記オイ
ルポンプFが補給油路120および逆止弁121を介し
て接続されており、オイルタンク122から汲み上げら
れる作動油が前記補給油路120および逆止弁121を
介して供給されるようになっている。
また、前記補給油路120の途中には供給する作動油の
圧力を一定に調整するためのリリーフ弁123が設けら
れている。
nN記クりッヂ機++’4 Cは、クラッチ弁としての
第1分配弁45の作動位置を検出するクラッチセンサ1
24を備えたアクチュエータ125によって構成されて
おり、前記流量調整機構Qは、第2偏心輪49の作動位
置、すなわち、第2制御環95の作動位置を検出する流
量センサ126を備えたアクチュエータ127によって
構成され、さらに、前記傾斜角制御機構80は、アクチ
ュエータとしての前記電動モータ86とモータ斜板20
の傾動位置、すなわち、変速位置を検出するためのレシ
オセンザ12gとによって構成されている。
次に、以上のような油圧回路に接続された無段変速機′
rの動作について説明する。
rl−3:無段変速機Tの動作」 まず、通常の変速操作における各構成部材の作動につい
て説明する。
前述した構成において、第1制御環51がクラッチオン
位置gを占めることにより第1偏心輪47を第1偏心位
置eに制御し、一方、第2偏心輪49が第1偏心位置e
を占めるとき、1次減速装置2h1ら油圧ポンプPの入
力部材5が回転されることにより、ポンプ斜板10によ
りポンププランジャ9・・・に吸入および吐出行程が交
互に与えられる。この油圧ポンプl〕の吸入行程領域S
および吐出行程領域りを第9図に示す。
そして、吸入行程領域Sに存する第1分配弁45は第1
偏心輸47および追従軸47゛の協働により内方方向へ
移動させられ、吐出行程領域りに存する第1分配弁45
は第1偏心輪47および追従軸47′の協働により外方
位置へ移動させられる。したがって、各ポンププランジ
ャ9は、吸入行程において内側油路40からシリンダ孔
8に作動油を吸入し、吐出行程においてシリンダ孔8か
ら外側油路41に作動、111を圧送する。
外側油路41に送り込まれた高圧の作動油は、油圧モー
タMの膨脂行程領域Ex(第15図参照)に存するモー
タボートbに、第2偏心輪49および追従軸49°によ
り外方位[Uに制御される第2分配弁46を介して給送
される。一方、収縮行程領域Sh(第15図参照)に存
するモータボートbから排出される作動油は、第2偏心
輪49および追従軸49゛により内方位置に制御される
第2分配弁46を介して内側油路40へ誘導される。
この間に、ポンプシリンダ7が吐出行程のポンププラン
ジャ9を介してポンプ斜板10から受ける反動トルクと
、モータシリンダ17が膨張行程のモータプランジャ1
9を介してモータ斜板20から受ける反動トルクとの和
によって、シリンダブロックBか回転され、その回転ト
ルクは出力軸25から2次減速装jZ 3へ伝達される
この場合、入力部材5に対する出力軸25の変速比Rは
次式によって与えられる。
したがって、油圧モータMの容量を零から成る値に変え
れば、変速比を1から成る必要な値まで変えることかて
きる。
ところで、油圧モータMの容量はモータプランジャ19
のストロークにより決定されるので、モータ斜E20の
直立位置から成る傾斜位置まで傾動させることにより変
速比を1から成る値まで無段階に制御することができる
このような運転中に、後述するクラッチレバ−141の
操作により、ワイヤ68およびベルクランク66を介し
てクラッチレバ64を戻しばね67の力に抗してレリー
ズ環62側へ揺動させれば、レリーズ環62へ加えられ
る押圧力がレリーズベアリング61を介して作動環57
に作用し、これを第12図の矢印74のように左方へ摺
動させて、押腕58を出カスブロケット2aの透孔59
に深く押し入れる。すると、押腕58の斜面58bに対
する透孔59の案内斜面59aの抑圧作用、および、ロ
ーラ56に対する押腕58の斜面58aの押圧作用によ
り、作動環57の軸方向変位74が僅かでらローラ56
に大きな周方向変位75(第12図参照)を与えること
ができ、これにより第1制御環51をクラッチオン位置
gからクラッチオン位置りへ板ばね54の力に筑して揺
動させる。
その結果、第1偏心輪47は第1偏心位置eから第2偏
心位置[へ移行され、第8図に示すように、油圧ポンプ
Pの吸入行程、吐出行程の各領域S・Dにおいて、第1
分配弁45・によりポンプボートa・・・群の半分が内
側油路40に、また他の半分が外側油路41にそれぞれ
連通されるため、油圧ポンプPは短絡状態となり、した
がって重圧ポンプPの吐出行程領域りのポンプボート1
から吐出される高圧の作動油は直ちに吸入行程領域Sの
ポンプボート1へ吸入されて、油圧ポンプPおよび油圧
モータM間での作動油の授受は停止され、油圧ポンプI
)から油圧モータMへの動力伝達を遮断したクラッチオ
フ状態となる。
4h圧ポンプPおよび油圧モータMの作動中、ポンプ斜
板10はポンププランジャ9・・・群から、またモータ
斜板20はモータプランジャ19・群からそれぞれ反対
方向のスラスト荷重を受けるが、ポンプ斜!210が受
けるスラスト荷重はスラストローラベアリング11、入
力部材5、スラストローラベアリング12、支持筒13
およびナツト30を介して出力軸25に支承され、また
モータ斜板20が受けるスラスト荷重はスラストローラ
ベアリング21、斜板ホルダ22、斜板アンカ23、ス
ラストローラベアリング32、支持筒33、入力スプロ
ケット3aおよびナツト34を介して同じく出力軸25
に支承される。したがって、上記スラスト荷重は、出力
軸25に引張応力を生じさせるだけで、この出力軸25
を支持するクランクケース4には全く作用しない。
次に、以上のような無段変速機Tを制御対象とする、こ
の発明の変速比制御装置の一実施例を「2−1:変速比
制御装置の構成」とr2−2 :変速比制御装置の作用
」に分けて説明する。
r2−1:変速比制御装置の構成」 本実施例の変速比制御装置は、第2図中にて符号200
を付して表すように、無段変速機Tの変速比を変えるた
めの傾斜角度制御機構80を制御すると共に、クラッチ
機構Cと流量調整機構Qをも制御4−るようになってい
る。
すなわち、変速比制御装置200には、クラッチ機構C
1流m1週整機構Qおよび傾斜角制御機構80を構成す
る各アクチュエータ125・127および電動モータ8
6と、クラッヂセンザ124、流fitセンセン26お
よびレシオセンサ【28に電気的に接続されている。ま
た、変速比制御装置200には、エンジンEの回転数N
eを検出する回転数センサS6、エンジンEのスロット
ル開度Oを検出するスロットルセンサSb、前記駆動輪
Wrの回転速度を検出する回転速度センサSい駆動輪W
rに対して備えられた専用のブレーキ装置のブレーキ操
作状態を検出する第2のブレーキセンサ(第2の検出手
段)Sd、従動輪wrの回転速度を車速Vとして検出ず
ろ車速センサS、、チェンジスイッチSl、および従動
輪Wfに対して備えられに専用のブレーキ装置のブレー
キ操作状態を検出する第1のブレーキセンサ(第1の検
出手段) Sgがそれぞれ接続されており、常時、これ
らの各センサからの情報が入力されろ。
第1.第2のブレーキセンサSd、 Sgは、具体的に
は、対応するブレーキ装置の操作ストロークを検出する
構成、ブレーキ力を検出する構成、ブレーキ操作の時間
を検出する構成、またはブレーキ浦の圧力を検出する構
成などとなっている。要は、対応するブレーキ装置の操
作状態を検出できる構成であればよい。
これらのセンサの内、回転数センサSa、スロットルセ
ンサsb、車速センサSe、および第1のブレーキセン
サSgの4つの検出信号は、通常の走行状態における通
常制御用の情報として用いられる。
その内、回転数センサSa、スロットルセンサSb1お
よび車速センサSeの3つの検出信号は、通常制御用の
基本的な変速比を求めるための情報となり、また第1の
ブレーキセンサSgの検出信号は、その基本的な変速比
を補正するための情報となる。この発明は、第1のブレ
ーキセンサSgの検出信号を用いた通常制御部(後述す
る)のtlが成に特徴がある。
一方、回転速度センサScと第2のブレーキセンサSd
の2つの検出信号は、特殊制御用の情報として用いられ
る。すなわち、それらの検出信号は、車速Vとの関係か
ら駆動輪Wrのスリップやロックを検出するための情報
となり、このような状態のときは、通常制御用の変速比
とは異なる特殊制御の変速比を求めて、無段変速機Tを
制御する。また、チェンジスイッチSrの検出信号は、
無段変速機′I゛の変速比をマニュアル制御用として用
いられる。
変速比制御装置200において、特徴となる無段変速機
′rの通常制御部は、第1図中の実線のブロックで表す
ように構成されている。
同図において、201は目標変速比の演算手段であり、
通常の走行状態を検出する検出手段150の検出信号を
入力し、その情報から無段変速機′rの通常制御用の基
本的な目標変速比を求めるしのである。通常制御用の検
出手段150は、前述したように、エンジンEの回転数
Neを検出する回転数センサSaと、スロットル開度O
を検出するスロットルセンサsbと、車速Vを検出する
車速センサSeである。したがって、演算手段201は
、エンジンEの回転数Neと、スロットル開度θと、車
速Vから、通常制御用の目標変速比を求めろことになる
。そのため、演算手段201には、エンジンEの回転数
Ne1スロットル開度θ、および車速Vを関係付けたマ
ツプなどが構成されていて、それらの情報から通常の走
行状態における目標変速比を求めるようになっている。
なお、通常制御用の検出手段150の中に、第1のブレ
ーキセンサSgが含まれていないことから、当然ながら
、演算手段201にて求められる目標変速比には、従動
輪Wrのみに対する制動状態が全く考慮されていない。
ちなみに、従来の変速比制御装置における通常制御部は
、このように従動輪Wfのみに対する制動状態を全く考
慮せずに求めた目標変速比に基づいて直接、無段変速機
Tを制御して、その変速比を目標変速比に合わせていた
本実施例の通常制御部は、演算手段201にて求めた目
標変速比を補正するようになっており、そのために、演
算手段202と補正手段203を備えた構成となってい
る。
演算手段202は、第1のブレーキセンサSgの検出信
号を人力して、その検出信号つまり従動輪Wf専用のブ
レーキ装置の操作状態に基づいて、それに対応する補正
係数を求めるものである。本例の場合、演算手段202
は、第4図中の直線PIのパターン(以下「パターンP
IJという)のように、従動輪W「専用のブレーキ装置
の操作量に比例してリニアに大きくなる補正係数を求め
るようになっている。
補正手段203は、演算手段202にて求められた補正
係数に基づいて、目標変速比を補正するものである。そ
の補正は、目標変速比を補正係数の大きさ分だけ大きく
するhlt正であり、エンジンブレーキがかかるLOW
側へ補正することになる。
r2−2 :変速比制御装置の作用J 以下、第3図に基づいて、この発明の特徴となる通常制
御部の作用について説明する。
まず、エンジンEの回転数Neと、スロットル開度θと
、車速■と、従動輪Wfのブレーキ操作量を読み込む(
ステップSt)。前者の3つの情報は、検出手段150
(センサSa、Sb、Se)から目標変速比の演算手段
201に入力され、後者の1つの情報は、第1のブレー
キセンナSgから演算手段202に入力される。
次に、演算手段201にて、目標変速比を求める(ステ
ップS2)。
次に、第1のブレーキセンサSgの検出信号から、従動
輪Wf専用のブレーキ装置がブレーキ操作されたか否か
を判定する(ステップS3)。
従動輪wr専用のブレーキ装置のブレーキ操作があった
ときは、ステップS3からステップs4に進み、演算手
段202にて、そのブレーキの操作爪に比例するパター
ンP1の補正係数を求め、そして補正手段203にて、
補正係数に基づいて目標変速比を補正する(ステップS
5)。その補正は、前述したように、補正係数の大きさ
分だけ目標変速比を大きくする補正、つまり補正係数の
大きさ分だけエンジンブレーキが大きくかかるようにL
OW側へ変更する補正である。その後、補正した目標変
速比に対応する無段変速機Tの制御位置を求め(ステッ
プS6)、その制御位置に基づいて無段変速機1゛を制
御しくステップS7)、そして再びステップSlに戻る
一方、従動輪Wf専用のブレーキ装置のブレーキ操作が
ないときは、ステップs3から直ちにステップS6に進
み、目標変速比を補正することなく、それに対応する無
段変速機Tの制御位置を求め、その制御位置に基づいて
無段変速機Tを制御しくステップS7)、そして再びス
テップSLに戻る。
ところで、以上のステップS1.S2.S3.S4.S
5.S6゜S7において、この発明は、ステップSlに
て従動輪Wf専用のブレーキ装置の操作量を読み込むこ
と、およびステップS3.S4.35の作用に特徴があ
る。つまり、従動輪W[専用のブレーキ装置の操作量に
応じて補正係数を求め、その補正係数によって目標変速
比を補正する作用に特徴がある。本例の場合は、パター
ンPIにしたがって、従動輪wf′専用のブレーキ装置
の操作量に対応する補正係数を求めるため、従動輪Wr
の制動の程度に比例してエンジンブレーキが大きくかか
るように、目標変速比を補正することになる。この結果
、従動輪Wrのみを制動したときに、駆動輪Wrに対し
てもエンジンブレーキによる制動力がかかって、自動二
輪車におけるピッチングが小さく抑えられることになる
次に、演算手段202の変形例について説明する。
「演算手段202の第1の変形例」 補正係数を求める演算手段202は、第4図中の曲線P
2のパターンのように、ブレーキの操作量に応じて漸次
大きくなる補正係数を求めるものであってもよい。この
場合には、ブレーキの操作量に応じて、エンジンブレー
キのかかり具合が漸次大きくなる。
「演算手段202の第2の変形例」 また、演算手段202は、同図中の直線P3のパターン
のように、ブレーキの操作爪が所定値以上となってから
、その操作1に応じてリニアに大きくなる補正係数を求
めるものであってもよい。この場合には、ブレーキの操
作爪が所定値以上となってからエンジンブレーキのかか
り具合が徐々に大きくなる。
「演算手段202の第3の変形例」 また、演算手段202は、同図中の2直線P4のパター
ンのように、ブレーキの操作mが所定値以上となってか
ら、その操作mに関係なく補正係数を一定とする乙ので
あってもよい。この場合には、ブレーキの操作量が所定
値以上となってから一定のエンジンブレーキがかかるこ
とになる。
「演算手段202の第4の変形例」 また、演算手段202は、同図中の斜線部分の範囲81
つまり直線PL、P3と横軸によって囲まれた範囲Sに
おいて、補正係数を選択するものであってもよい。例え
ば、ブレーキの操作量が同じであっても、車速Vが大き
いときには直線Pl寄りの大きい補正係数を選択し、ま
た車速Vが小さいときには直線P3と横軸寄りの小さい
補正係数を選択する。このような場合には、車速Vなど
の諸条件に応じて、エンジンブレーキのきき具合が選択
されることになる。
「演算手段202の第5の変形例」 また、無段変速機Tを搭載した車両が駆動輪Wrを後輪
とする自動二輪車の場合に、演算手段202は、従動輪
Wrのブレーキ操作量が最大近傍となったときに補正係
数を“0”または極小とするものであってもよい。
次に、この発明の変速比制御装置の他の実施例について
説明する。
「3:変速比制御装置の他の実施例」 本実施例では、第1図中の点線ブロックで表すように、
第2のブレーキセンサSdの検出信号を補正係数の演算
手段202に入力し、そして補正係数を求めるための情
報として、従動輪Wf専用のブレーキ装置の操作量のみ
ならず駆動輪Wr専用のブレーキ装置の操作量をも利用
するようになっている。
すなわち、従動輪Wr専用のブレーキ装置の操作量と、
駆動輪Wr専用のブレーキ装置の操作量に基づいて、演
算手段202が補正係数を求めるようになっている。
本例の場合、演算手段202は、まず前述した実施例の
場合と同様に、従動輪Wf側のブレーキ操作mに基づい
てパターンptにしたがう補正係数を求め、それから駆
動輪Wr側のブレーキ操作1分だけ補正係数を小さく補
正する。そのため、通常制御部の作用は、第5図のよう
に、前述した実施例の第3図のフローチャートにステッ
プS8.S9を加えた作用となる。すなわち、ステップ
S4において従動輪wf側のブレーキ操作量に対応する
補正係数を求めた後、ステップS8において駆動輪計測
にブレーキ操作があったか否かを判定する。そして、駆
動輪Wr側にブレーキ操作があったときは、その操作量
に応じて補正係数を小さくする(ステップS9)この結
果、駆動輪計測のブレーキの操作11分だけ、第4図中
のパターンP1が矢印Y方向にスライドされて、同図中
点線のパターンP5のように小さくなる。一方、駆動輪
Wr側のブレーキ操作がなかったときは、ステップS8
からステップS5に進み、補正係数は補正しない。
このように、本実施例では、駆動輪計測のブレーキ操作
量を加味し、その操作量分だけ補正係数を小さく補正す
る。この結果、従動輪Wr側と駆動輪Wr側がブレーキ
操作されたときは、従動輪wr側のみがブレーキ操作さ
れたときよりもエンジンブレーキのききが小さくなる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明の車両用無段変速機の変
速比制御装置は、従動輪と駆動輪に各別の専用ブレーキ
装置を備えた車両の無段変速機を制御対象として、従動
輪が専用のブレーキ装置によって制動されたときに、そ
れと関連して無段変速機の変速比を制御する構成である
から、従動輪か制動されたときに駆動輪に最適なエンジ
ンブレーキ特性を得ることができる。車両、特に前輪を
従動輪としている自動二輪車におけるピッチングを小さ
く抑えることができる。
また、従動輪と駆動輪を関連的に制動する特別な連動ブ
レーキ装置を要することなく、従動輪と駆動輪に各別に
備えたブレーキ装置と無段変速機を有効に利用して、従
動輪と駆動輪を、従動輪の制動状態を加味し無段変速機
の変速比を適宜に設定したことによる駆動輪に対する最
適なエンジンブレーキによって、関連的に制動すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの発明の−の実施例を説明する
ための図であって、第1図は要部のブロック構成図、第
2図は油圧回路の概略構成図、第3図は作用を説明する
ためのフローチャート、第4図は従動輪専用ブレーキの
操作!nと補正係数の関係を説明ずろための図である。 第5図は、この発明の他の実施例の作用を説明するため
のフローチャートである。 第6図ないし第18図は自動二輪車の動力伝達系に介装
した静圧式無段変速機の説明図であって、第6図は同変
速機の縦断平面図、第7図は同変速機の縦断背面図、第
8図は第7図の■−■線に沿う断面図、第9図は異なる
動作状態における第8図同様の図、第1O図は第7図の
X−X線に沿う断面図、第1I図は第7図のXI−XI
線に沿う断面。 図、第12図は第7図の■−■線に沿う断面図、第13
図は第7図のxm−xtn線に沿う断面図、第14図は
第7図のXIV−XIV線に沿う断面図、第15図は異
なる動作状態における第14図同様の図、第16図は第
7図のXV[−XVI線に沿う断面図、第17図は静圧
式無段変速機を搭載した自動二輪車の平面図、第18図
は同自動二輪車の側面図である。 ′r・・・・・無段変速機、 Wr・・・・・・駆動輪
、wr・・・・・・従動輪。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)専用のブレーキ装置が備えられた従動輪と、無段
    変速機を介してエンジンの出力が伝達されかつ専用のブ
    レーキ装備が備えられた駆動輪を有する車両に装備され
    、 車両の走行状態に応じた目標変速比を求めて、前記無段
    変速機の変速比を目標変速比とする車両用無段変速機の
    変速比制御装置において、 前記従動輪専用のブレーキ装置のブレーキ操作状態を検
    出する第1の検出手段と、 この第1の検出手段によって検出したブレーキ操作状態
    に基づいて、前記無段変速機の変速比の補正係数を求め
    る演算手段と、 この演算手段によって求めた変速比の補正係数に基づい
    て、前記目標変速比を補正する補正手段とを具備したこ
    とを特徴とする車両用無段変速機の変速比制御装置。
  2. (2)専用のブレーキ装置が備えられた従動輪と、無段
    変速機を介してエンジンの出力が伝達されかつ専用のブ
    レーキ装備が備えられた駆動輪を有する車両に装備され
    、 車両の走行状態に応じた目標変速比を求めて、前記無段
    変速機の変速比を目標変速比とする車両用無段変速機の
    変速比制御装置において、 前記従動輪専用のブレーキ装置のブレーキ操作状態を検
    出する第1の検出手段と、 前記駆動輪専用のブレーキ装置のブレーキ操作状態を検
    出する第2の検出手段と、 前記第1、第2の検出手段によって検出したブレーキ操
    作状態に基づいて、前記無段変速機の変速比の補正係数
    を求める演算手段と、 この演算手段によって求めた変速比の補正係数に基づい
    て、前記目標変速比を補正する補正手段とを具備したこ
    とを特徴とする車両用無段変速機の変速比制御装置。
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