JP5002334B2 - 加熱調理器 - Google Patents
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Description
また、電極部に印加した高周波電圧を整流し直流電圧に変換する整流部有するので、タッチ入力検出に時間を要して応答性が悪い。
さらに、加熱手段が誘導加熱コイルの場合、誘導加熱コイルにはインバ−タにより20KHz〜70KHzの高周波電流が供給されるのが一般的であるが、このため、インバ−タの発生するノイズも整流部で整流されて出力電圧値となり、タッチ入力の誤検出が生じる問題がある。
図4及び図5に示すように、前記調理器本体3の開口3aの周縁部には、上面に絶縁体15aを有する金属製の支持部たるフランジ部15が設けられており、このフランジ部15が前記キャビネット1の開口4の縁部に配置されている。
前記トッププレ−ト16の張出し部6aの下面側には、前記タッチ入力部22に対応して多数(複数)の検出電極26D1〜26Dnが設けられており、この検出電極26D1〜26Dnは、後述する基板28に導体パタ−ンにより形成されていて、相互に手指による同時タッチ入力が可能な配置間隔で設けられている。なお、この検出電極26D1〜26Dnは、トッププレ−ト16の下面側に存在するので、実際に手指が接触することはない。
前記単一タッチ入力部23〜25に対応するトッププレ−ト16の張出し部16aの下面側には、単一検出電極23D〜25Dが設けられており、この単一検出電極23D〜25Dも前記基板28の上面に形成されている。この場合、この単一検出電極23D〜25Dの配置間隔は、前記検出電極26D1〜26Dn相互の配置間隔よりも広く設定されて誤検出防止が図られている。これらの単一検出電極23D〜25Dも、検出電極26D1〜26Dnと同様にして主回路基板11の接続部に接続されている。
図1において、検出電極P11〜P14、P21〜P24.P31〜P34及びP41〜P44は、検出電極26D1〜26Dn及び単一検出電極23D〜25Dに1対1で対応するものであるが、説明の便宜上このように示す。
マイクロコンピュ−タ30の入出力ポ−トには、インバ−タ制御回路31が接続されている。このインバ−タ制御回路31は、誘導加熱コイル8に高周波電流を供給するインバ−タ32を制御する。
マイクロコンピュ−タ30の概略的な動作は、以下の通りである。すなわち、検出電極26D1〜26Dnのいずれか1つの検出電極に対するタッチ入力が検出されると、当該検出電極に対応して予め割り当てられた調理条件が設定される。この実施例では、当該検出電極の左方からの順位に応じた加熱強度あるいは加熱温度が設定される。また、検出電極26D1〜26Dnのいずれか1つの検出電極に対してタッチ入力が検出された場合には、当該1つの検出電極に対応して予め定められた加熱条件表示パタ−ンを調理条件表示部20に表示させる。
ハイレベルになると、FETQ1a、Q1bがオフし、FETQ2がオンする。これにより、静電容量C01の充電電荷は、電極部Pa、抵抗器R11、ダイオ−ドDa、グランドGND、FETQ2のソ−ス、ドレイン、抵抗器R21及び電極部Pbの経路で放電するとともに、静電容量C02の充電電荷は、FETQ2のソ−ス、ドレイン、抵抗器R21及び電極部Pbの経路で放電する。この場合、FETQ2がオンしてもコンデンサC1の放電経路は形成されないので、コンデンサC1の充電電荷は保持される。以下、同様にして、充電タイミング電圧V1と放電タイミング電圧V2とが交互にハイレベルになることにより、コンデンサC1の端子電圧Vsは、図9(d)に示すように、徐々に上昇する。また、入力ポ−トIの検出電圧Viは、図9(e)に示すように、FETQ1bがオンのときには、FETQ1bのソ−スが−Vss(−5V)になるので、その−Vss(−5V)となり、FETQ2がオンのときには、コンデンサC1の充電電圧分だけ負(−)方向に段階的に大きくなる。
図12において、検出電極P1〜Pnは、検出電極26D1〜26Dn及び単一検出電極23D〜25Dに1対1で対応するものであるが、説明の便宜上このように示す。
マイクロコンピュ−タ34の概略的な動作は、マイクロコンピュータ30と同様である。すなわち、検出電極26D1〜26Dn(図6参照)のいずれか1つの検出電極に対するタッチ入力が検出されると、当該検出電極に対応して予め定められた加熱条件が設定される。また、検出電極26D1〜26Dnのいずれか1つの検出電極に対してタッチ入力が検出された場合には、当該1つの検出電極に対応して予め定められた加熱条件表示パタ−ンを調理条件表示部20に表示させる。
ハイレベルになると、FETQ1がオフし、FETQ2がオンする。これにより、静電容量C0の充電電荷は、検出電極P1、抵抗器R11、FETQ2のソ−ス、ドレイン及びグランドGNDの経路で放電する。この場合、FETQ2がオンしてもコンデンサC1の放電経路は形成されないので、コンデンサC1の充電電荷は保持される。以下、同様にして、充電タイミング電圧V1と放電タイミング電圧V2とが交互にハイレベルになることにより、コンデンサC1の端子電圧Vsは、図14(d)に示すように、徐々に上昇する。また、出力ポ−トG1の端子電圧Vcは、図14(e)に示すように、FETQ1がオンのときには、FETQ1のソ−スが+Vcc(+5V)になるので、その+Vcc(+5V)となり、FETQ2がオンのときには、コンデンサC1の端子電圧(充電電圧分)Vsになる。
このような第2の実施例によっても、前記第1の実施例同様の作用効果を得ることができる。
第2の実施例で説明したように、マイクロコンピュータ34は、複数の検出電極P1〜Pnを、この順序で各検出期間が2msecをもって順次スキャニングしてタッチ入力検出を行なうのであり、スキャニングの1周期は(2×n)msecである。
このような構成によれば、複数回の検出をもってタッチ入力検出とするので検出の信頼性が高くなり、この場合でも、タッチ入力検出を迅速に行なうことができる。
マイクロコンピュ−タ30或いは34は、電圧検出値Vnc或いはカウント検出値Ncが検出基準値Vns或いはNsを超えている接触継続時間を検出するとともに、電圧検出Vnc或いはカウント検出値Ncの変化率を検出し、前記接触継続時間が所定時間以上でかつ前記変化率が所定値以上のときに前記検出基準値Vns或いはNsを再設定するようにしてもよい。
第1の実施例において、第3の実施例のように検出電極の1スキャニング当たりの検出回数を可変にしてもよい。
Claims (7)
- キッチンに組み込まれる調理器本体と、
この調理器本体の上面の開口にこれを覆うよう設けられ、前縁部に前方に張出してグランド(GND)である金属製の支持部で支持される張出し部を有するトッププレ−トと、
このトッププレ−トの下方で、且つ、前記張出し部近傍に設けられた誘導加熱コイルと、
前記トッププレ−トの張出し部の上面で、且つ、前記誘導加熱コイルの前方に設けられ、使用者の手指が接触可能なタッチ入力部と、
このタッチ入力部に対応して前記トッププレ−トの張出し部下面側に設けられた複数の検出電極と、
前記タッチ入力部に対して手指が接触されることにより対応する検出電極の静電容量が変化することに基づき各検出電極に対するタッチ入力を個別に検出するタッチ入力検出手段と、
このタッチ入力検出手段の検出結果に応じた調理条件で前記誘導加熱コイルを制御する加熱制御手段と、
少なくとも前記検出電極と前記タッチ入力検出手段の接続導体部が設けられた電極用の基板と、
この電極用の基板の下方に設けられた絶縁体とを備え、
前記支持部は、少なくとも前記検出電極を、前記絶縁体を介して前記トッププレートの下面に密着させるとともに、
前記タッチ入力検出手段は、前記複数の検出電極に対して高周波で充放電させる充放電手段と、この検出電極の充放電による電荷量を検出する電荷量検出手段と、この電荷量検出手段の検出値の変化量を検出することにより当該検出電極の容量変化を検出してタッチ入力を判定する判定手段とを有し、
前記タッチ入力検出手段及び加熱制御手段は、マイクロコンピュ−タにより構成されていることを特徴とする加熱調理器。 - マイクロコンピュ−タは、検出電極の電荷量の検出値に基づき検出基準値を設定して検出値がこの検出基準値を超えたときにタッチ入力と判定するとともに、前記検出基準値を所定時間毎に補正することを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
- マイクロコンピュ−タは、複数の検出電極を順次スキャニングしてタッチ入力の検出を行なうとともに、検出電極毎に検出基準値を設定することを特徴とする請求項2記載の加熱調理器。
- マイクロコンピュ−タは、複数の検出電極を順次スキャニングしてタッチ入力の検出を行なうとともに、検出電極の1スキャニング当たりの検出回数が可変であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の加熱調理器。
- マイクロコンピュ−タは、検出値が検出基準値を超えている接触継続時間を検出し、この接触継続時間が所定時間以上となったときに異常と判定することを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の加熱調理器。
- マイクロコンピュ−タは、検出値が検出基準値から離れる方向に変化したときには、前記検出基準値を再設定することを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の加熱調理器。
- マイクロコンピュ−タは、検出値が検出基準値を超えている接触継続時間を検出するとともに、検出値の変化率を検出し、前記接触継続時間が所定時間以上でかつ前記変化率が所定値以上のときに前記検出基準値を再設定することを特徴とする請求項2ないし6のいずれかに記載の加熱調理器。
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