JP5709620B2 - 加熱調理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、IHコンロ装置などの加熱調理装置に関し、特に静電容量式のタッチスイッチを備えたものに関する。
従来のこの種の加熱調理装置としては、例えば、複数の加熱部を備え、その加熱部毎に加熱部のオンオフ、火力の増加、火力の減少を行う各スイッチと、すべての加熱部の動作をオンオフするスイッチとを設けたものが知られている。そして、これらすべてのスイッチは静電容量式のタッチスイッチで構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−331116号公報(図2,図3)
上記従来のものでは各タッチスイッチがタッチ状態であるか非タッチ状態であるかを判断する回路が1個しか設けられていない。一般に複数のタッチスイッチのタッチ状態を判断するためにタッチセンサICが開発されており、上記従来のものにタッチセンサICを適用する場合、タッチセンサICを1個用いることになる。ところが、この1個のタッチセンサICに暴走等の異常が生じると、実際のタッチ状態と異なる信号をタッチセンサICが出力したり、タッチスイッチをタッチしてもそのタッチ状態を検知しない状態が生じる恐れがある。
上記のような加熱調理装置でこのようなエラーが生じると、加熱部での加熱調理を行っている状態で、各加熱部毎に設けられた加熱部の作動を停止するためにタッチセンサをタッチしても加熱部での加熱調理が停止せず、かつ加熱調理装置全体の電源もオフにできない状態になる恐れが生じる。
なお、このような不具合を解消するためには、各加熱部毎のタッチスイッチ用のタッチセンサICと加熱調理装置全体の電源スイッチ用のタッチセンサICとを別個に設ければ、一方のタッチセンサICにエラーが生じても他方のタッチセンサICで加熱部での加熱を停止させることができるので問題が生じない。ところが、このように2個のタッチセンサICを用いる構成を採用するとコストが高くなるいう新たな不具合が生じる。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、1個のタッチセンサICを用いても上述の不具合が生じない加熱調理装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明による加熱調理装置は、装置全体の電源のオンオフを行う主電源スイッチと、加熱調理部の電源のオンオフを行う個別電源スイッチとが設けられた加熱調理装置であって、主電源スイッチと個別電源スイッチとを共に静電容量型のタッチスイッチで構成すると共に、両タッチスイッチの各々についてタッチ状態と非タッチ状態とで各々相違する信号を出力するタッチセンサICと、このタッチセンサICの出力信号から両スイッチのタッチ/非タッチ状態を判断する制御部とを備えたものにおいて、上記タッチセンサICは1個であり、タッチセンサICは上記両タッチスイッチを接続する入力ポートの他に少なくとも2個の空きポートを有しており、一方の空きポートに、上記両タッチスイッチがタッチ状態での信号と同様の信号をタッチセンサICから出力させる第1のダミー素子と、他方の空きポートに、上記両タッチスイッチが非タッチ状態での信号と同様の信号をタッチセンサICから出力させる第2のダミー素子とを接続し、上記制御部は上記ダミー素子が接続された空きポートに対応する出力信号を元にタッチセンサICが正常に機能しているか否かを判断して、タッチセンサICに異常が生じていると判断した場合に所定のエラー処理を行うことを特徴とする。
タッチセンサICには複数のタッチスイッチが接続されており、制御部は各タッチスイッチのタッチ/非タッチ状態を順次モニタしている。なお、第1のダミー素子がタッチスイッチの代わりに接続されているポートについてモニタすると常にタッチ状態を示す信号が出力され、第2のダミー素子がタッチスイッチの代わりに接続されているポートについてモニタすると常に非タッチ状態を示す信号が出力されている。仮にタッチセンサICに異常が生じ、タッチスイッチのタッチ/非タッチ状態を誤検知するような状態になった場合、その時点では誤検知か否かを判断することはできないが、第1のダミー素子が接続されているポートと第2のダミー素子が接続されているポートとに対応する信号を取り込んで、それらの信号がタッチ状態もしくは非タッチ状態を示していなければタッチセンサICに異常が生じたものと判断することができる。
以上の説明から明らかなように、本発明は、タッチセンサICが1個であってもタッチセンサICに異常が生じたことを検知することができ、所定のエラー処理を行うことができるので、タッチセンサICを2個用いて冗長性を担保する構成よりコストを低減することができる。
本発明の一実施の形態の構成を示す図 操作パネルを示す図 操作パネルの下部構造を示す図 タッチ/非タッチ状態ので信号の変化を示す図
図1を参照して、1は本発明による加熱調理装置であるIHクッキングヒータ(以下、調理装置という)である。この調理装置1の上面はガラス製の天板11で覆われている。そして、この天板11には左右1対のIH加熱部12とラジェントヒータによる加熱部13との位置を示す円が表示されている。また、各加熱部12,13および調理装置1の電源のオンオフ等を行うための操作パネル2が印刷されている。
この調理装置1の操作を行う各種のスイッチは静電容量式のタッチスイッチであり、操作パネル2に示されたスイッチのマークはすべて印刷されたもので、特に可動部が設けられているわけではない。図2を参照して、操作パネル2には右端に調理装置1全体の電源のオンオフを行う電源スイッチマーク24が印刷されている。また、21は左側のIH加熱部12のオンオフを個別に行う電源スイッチマークであり、22は中央の加熱部13のオンオフを個別に行う電源スイッチマークであり、23は右側のIH加熱部12のオンオフを個別に行う電源スイッチマークである。また、25は各加熱部12,13の火力を増減するための火力調節マークである。
図3を参照して、天板11の下方にはセンサ基板3が設置されている。このセンサ基板3の上面にはタッチスイッチとして機能する複数個の電極31が被着されている。そして、上記各電源スイッチマーク23(21,22も同様),24および火力調節マーク25は各々の下方に位置する導電体32を介して各電極31に対応している。そして、各電極31は保護抵抗を介してタッチセンサIC4の各入力ポートに接続されている。電極31の周囲には浮遊容量(静電容量)が存在しているが、いずれかのマークを指でタッチすると、その触られたマークの下方に位置する電極31と指との間の浮遊容量が加わるためその電極31についての浮遊容量が増加する。タッチセンサIC4は内部で所定の周波数のパルス信号を発生させている。そして、図示しない外付けされたコンデンサに充電し、その充電された電荷が所定の電圧になるまで放電させ、その放電に要した時間中のパルス数をカウントしている。そして、上記のように指でマークにタッチして浮遊容量が増加すると充電電圧が低下するように構成されている。そのため、所定電圧まで放電する時間が短くなり、カウントされるパルス数が少なくなる。このパルス数を制御部であるメインマイコン5が読み込んで、減少したパルス数からどのマークがタッチされたかをメインマイコン5が判断する。
図4を参照して、上記のようにマークにタッチしていない状態でメインマイコン5に読み込まれるパルス数のカウント値をCfとすると、マークにタッチすると上記のようにカウント値が減少してCnになる。そこで、図3に示すように、ダミー素子としてチップコンデンサ61,62をセンサ基板3に取り付け、各チップコンデンサ61,62を、タッチセンサIC4の空きポートに接続した。
これらチップコンデンサ61,62の容量は同一ではなく、チップコンデンサ61の容量は図4に示したカウント値Cnが出力されるように設定され、チップコンデンサ62の容量は同じくCfが出力されるように設定されている。また、両チップコンデンサ61,62は共に天板11から離れているので、チップコンデンサ61,62が取り付けられている位置の上方の箇所の天板11の表面をタッチしても、タッチしたことによる浮遊容量の変化の影響はチップコンデンサ61,62には及ばない。そのため、チップコンデンサ61が接続されているポートに対応するカウント値として常にCnが出力され、同じくチップコンデンサ62が接続されているポートに対応するカウント値として常に値Cfが出力される。
メインマイコン5はタッチセンサIC4の各ポートに対応するカウント値を読み込んでおり、例えば電源スイッチマーク24がタッチされると、この電源スイッチマーク24の下方に位置する電極31に対応するカウント値がCfからCnに減少するので、そのことから、電源スイッチマーク24がタッチされたものと判断する。
ここで、タッチセンサIC4に何らかのエラーが生じ、タッチしていない状態であるにもかかわらずカウント値としてCfより低いカウント値を出力すると、メインマイコン5は実際にはタッチされていないにもかかわらずタッチされたものと誤判断する可能性が生じる。ところが、そのようなエラーが発生すると、チップコンデンサ62が接続されているポートに対応するカウント値もCfより低い値となるので、メインマイコン5はいずれかのマークがタッチされたのではなく、タッチセンサIC4に異常が生じたものと判断することができる。
また、逆にいずれかのマークにタッチしているのにもかかわらず、カウント値としてCnよりも高い値が出力されればメインマイコン5はタッチされたことを検知できない場合が生じるが、チップコンデンサ61が接続されたポートに対応するカウント値がCnよりも高い値になり、やはりタッチセンサICに異常が生じたと判断することができる。
なお、タッチセンサICに異常が生じたと判断した場合には所定のエラー処理ルーチンに従って処理を行うことになるが、例えば調理装置1の作動をすべて停止して以後の操作を受け付けないようにして、エラー発生をランプなどで報知することが考えられる。
なお、本発明は上記した形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。
1 調理装置
11 天板
2 操作パネル
31 電極
32 導電体
4 タッチセンサIC
5 メインマイコン
61 チップコンデンサ
62 チップコンデンサ

Claims (1)

  1. 装置全体の電源のオンオフを行う主電源スイッチと、加熱調理部の電源のオンオフを行う個別電源スイッチとが設けられた加熱調理装置であって、主電源スイッチと個別電源スイッチとを共に静電容量型のタッチスイッチで構成すると共に、両タッチスイッチの各々についてタッチ状態と非タッチ状態とで各々相違する信号を出力するタッチセンサICと、このタッチセンサICの出力信号から両スイッチのタッチ/非タッチ状態を判断する制御部とを備えたものにおいて、上記タッチセンサICは1個であり、タッチセンサICは上記両タッチスイッチを接続する入力ポートの他に少なくとも2個の空きポートを有しており、一方の空きポートに、上記両タッチスイッチがタッチ状態での信号と同様の信号をタッチセンサICから出力させる第1のダミー素子と、他方の空きポートに、上記両タッチスイッチが非タッチ状態での信号と同様の信号をタッチセンサICから出力させる第2のダミー素子とを接続し、上記制御部は上記ダミー素子が接続された空きポートに対応する出力信号を元にタッチセンサICが正常に機能しているか否かを判断して、タッチセンサICに異常が生じていると判断した場合に所定のエラー処理を行うことを特徴とする加熱調理装置。
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