JP5002246B2 - 導電性ローラ用成形型 - Google Patents

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本発明は、導電性ローラ用成形型、特に、外径が9mm以下で且つ弾性層の外径寸法の振れが小さい導電性ローラを製造することが可能な導電性ローラの成形型に関するものである。
一般に、複写機、プリンタ等の画像形成装置においては、感光ドラムを一定電位に帯電するために、帯電ローラが使用されている。該帯電ローラは、感光ドラムに密着した状態を確実に保持しながら回転しなければならないため、通常、軸と該軸の外周に形成された弾性層とを備える構造を有している。そして、該帯電ローラの寸法精度が、形成される画像の品質に大きく影響するため、帯電ローラには、高い寸法精度、特に弾性層の外径寸法の振れが小さいことが要求される。
これに対し、従来、上記帯電ローラは、円柱状のキャビティを有するローラ成形型を用いて弾性層を形成し、その後、形成された弾性層を研磨して外径寸法の振れを小さくする方法によって製造されてきた。しかしながら、この方法では、成形工程と研磨工程の両工程を必要とするため、工程数が多く、また、研磨装置等の付帯設備が必要となる上、仕損も多いため、製品の歩留まりが悪く、生産性の点で問題があった。
一方、昨今、画像形成装置の小型化、特に、カラー画像を形成することが可能な画像形成装置の小型化に伴い、上記帯電ローラを小型化して、その外径を9mm以下にすることが要求されるようになってきた。そのため、上述のように外径寸法の振れが小さいことに加え、外径が9mm以下の細径の帯電ローラを製造できる技術が求められている。これに対して、上述の成形型を用いて弾性層を形成した後、弾性層を研磨する方法では、ローラの弾性層の外径寸法の振れを十分に小さくしつつ、ローラの外径を9mm以下にすることができなかった。
特開2001−129835号公報
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の問題を解決し、弾性層の外径寸法の振れが小さい上、外径が9mm以下の帯電ローラ等の導電性ローラを製造することが可能な導電性ローラ用成形型を提供することにある。
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討した結果、円筒状の本体部と該本体部の両端にそれぞれ位置するキャップ部とを有し、該キャップ部が、中央に円筒状の開口部を有するキャップ本体と、該キャップ本体の開口部の中に配置されローラの軸の端部を支持する支持部と、該支持部の外周に配設されキャップ本体と支持部とを連結するリブとからなることを特徴とするローラ成形型を用いて導電性ローラを製造することで、外径が9mm以下で且つ弾性層の外径寸法の振れが小さい導電性ローラが得られることを見出し、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明の導電性ローラ用成形型は、軸と該軸の外周に形成された弾性層とを備える導電性ローラの成形型であって、
該ローラ成形型は、両端にそれぞれ開口部を有する内径9mm以下の円筒状のモールド本体と、該モールド本体の開口部にそれぞれ嵌合されたキャップ部とを備え、前記キャップ部が、中央に円筒状の開口部を有するキャップ本体と、該キャップ本体の開口部の中に配置されローラの軸の端部を支持する支持部とをそれぞれ有し、
更に、前記キャップ本体と前記支持部とが、該支持部の外周上に配設されたローラの軸方向に延びるリブにより連結されており、
前記キャップ本体の円筒状の開口部は、該開口部のいずれかの位置を始点としてローラ軸方向外側から内側に向かって外径が漸増していることを特徴とする。
上記導電性ローラ用成形型によれば、ローラの軸の端部を支持する支持部と、モールド本体の内面に接するキャップ本体とがリブによって固定されているため、成形されるローラの軸と弾性層との同心度を十分に高くすることができ、成形されたローラを更に研磨する必要がない。そのため、上記導電性ローラ用成形型によれば、外径が9mm以下で且つ弾性層の外径寸法の振れが小さい導電性ローラを高い歩留まりで製造することができる。また、上記導電性ローラ用成形型によれば、キャップ部とモールド本体の開口部との間に弾性層材料が入り込むことが無く、弾性層材料の漏出を確実に防止することができる。
本発明の導電性ローラ用成形型の好適例においては、前記キャップ本体の円筒状の開口部の外周と、前記支持部の内周との同心度φが15μm以下である。この場合、製造される導電性ローラの軸と弾性層との同心度を十分高くすることができ、導電性ローラの外径寸法の振れを十分に小さくすることができる。
本発明の導電性ローラ用成形型の他の好適例においては、前記キャップ本体と前記支持部とを連結するリブの数が3個以上であり、且つ該リブのローラ軸方向の長さが3〜10mmである。この場合、キャップ部の強度を十分に確保しつつ、弾性層材料を均一に注入することができるため、ウェルドの発生を防止することができる。
本発明の導電性ローラ用成形型の他の好適例においては、前記キャップ部の前記リブを通るローラの軸に対して垂直な面による切断面における各リブ間の面積の合計が6mm2以上である。この場合、弾性層材料の注入時の圧力損失が十分に小さいため、導電性ローラの連続成形が可能になる。
ここで、前記キャップ本体の円筒状の開口部は、ローラ軸方向外側から内側に向かって外径が漸増する部分の始点と開口部の端との外径差が50〜200μmであることが更に好ましい。外径差がこの範囲であれば、キャップ本体の円筒状の開口部の外周と、支持部の内周との同心度を高くしつつ、弾性層材料の漏出を確実に防止することができる。
また、前記支持部の内周にはその周方向に沿って凹凸が形成されていることが好ましい。この凹凸を設けなかった場合には、支持部の内側に導電性ローラの軸を挿入したとき、軸の端面と支持部内周とで囲まれた空間にエアが密閉されて圧縮され、端面と支持部内側の底面との間に隙間ができ、弾性層端面から外に突出する軸部分の長さが変動してしまうからであり、この凹凸を設けることによって、支持部の内側に導電性ローラの軸を挿入したときに圧縮されるエアを凹凸の隙間から排出して圧力の高まりを抑えることができ、よって、弾性層端面から外に突出する軸部分の長さを均一にすることができる。
本発明によれば、円筒状の本体部と該本体部の両端にそれぞれ位置するキャップ部とを有するローラ成形型であって、該キャップ部が、中央に円筒状の開口部を有するキャップ本体と、該キャップ本体の開口部の中に配置されローラの軸の端部を支持する支持部と、該支持部の外周上に配設されキャップ本体と支持部とを連結するリブとからなることを特徴とするローラ成形型を用いることで、外径が9mm以下で且つ弾性層の外径寸法の振れが小さい導電性ローラを製造することができる。
以下に、本発明の導電性ローラ用成形型を、図を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明に従う導電性ローラ用成形型の一例の断面図である。図1に示す導電性ローラ用成形型は、軸1と該軸1の外周に形成された弾性層とを備える導電性ローラの成形型であって、両端にそれぞれ開口部2A,2Bを有する内径9mm以下の円筒状のモールド本体3と、該モールド本体3の開口部2A,2Bにそれぞれ嵌合されたキャップ部4A,4Bとを備える。
なお、上記モールド本体3の材質としては、特に限定されず、合成樹脂や金属等を使用することができる。また、上記キャップ部4A,4Bの材質も、特に限定されず、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン等の合成樹脂を用いることができる。
図示例の導電性ローラ用成形型において、上記キャップ部4A,4Bは、中央に円筒状の開口部を有するキャップ本体5A,5Bと、該キャップ本体5A,5Bの開口部の中に配置されローラの軸1の端部を支持する支持部6A,6Bとをそれぞれ有し、更に、上記キャップ本体5A,5Bと上記支持部6A,6Bとは、支持部6A,6Bの外周上に配設されたローラの軸方向に延びるリブ7A,7Bにより連結されている。
図1のリブ7Aの周辺部分を更に詳述するために、図2に、図1の2X−2X'線に沿う導電性ローラ用成形型の断面図を示す。図2において、キャップ本体5Aの開口部の中に配置された支持部6Aは、リブ7Aによってキャップ本体5Aに連結され一体化している。ここで、支持部6Aの外周上には、複数のリブ7Aが配置されており、各リブ7Aの間が弾性層材料の注入口8Aとなる。一方、図示しないが、導電性ローラ用成形型のもう一方の端に位置するキャップ部4Bも、同様の構造を有し、各リブの間が過剰な弾性層材料の排出口となる。なお、図1に示す導電性ローラ用成形型においては、弾性層材料の注入側のキャップ部4Aと過剰な弾性層材料の排出側のキャップ部4Bとが同じ構造を有するが、本発明の導電性ローラ用成形型は、注入側キャップ部と排出側キャップ部との構造が異なっていてもよい。
図1及び図2に示す導電性ローラ用成形型においては、弾性層材料を注入口8Aから注入し、ローラの軸1外面とモールド本体3内面と両キャップ部4A,4Bとの間の円筒状のキャビティ9に弾性層材料を充填し、更に、過剰な弾性層材料をキャップ部4Bの排出口から排出する。キャビティ9内に弾性層材料が十分に充填された後、使用する弾性層材料に応じて適宜選択した温度及び時間に保持してキャビティ9内の弾性層材料を硬化させることで、軸1と該軸1の外周に形成された弾性層とを備える導電性ローラを一体成形することができる。
本発明の導電性ローラ用成形型においては、上記キャップ本体5A,5Bの円筒状の開口部の外周と、上記支持部6A,6Bの内周との同心度φが15μm以下であることが好ましい。なお、支持部6A,6Bの形状は、一端が封鎖された円筒状であることが好ましい。ここで、上記同心度φは、キャップ本体5A,5Bの円筒状の開口部の外周の中心点と、支持部6A,6Bの内周の中心点との距離の2倍として定義される。キャップ本体5A,5Bの円筒状の開口部の外周は、モールド本体3の内周面に接するため、キャップ本体5A,5Bの円筒状の開口部の外周と、支持部6A,6Bの内周との同心度φを15μm以下にすることで、製造される導電性ローラの軸1と弾性層との同心度を充分高くすることができ、導電性ローラの外径寸法の振れを70μm以下、好ましくは30μm以下にすることができる。なお、導電性ローラの外径寸法の振れは、導電性ローラを基準棒に対して平行に配置して回転させて導電性ローラと基準棒との距離を測定し、該距離の最大値と最小値の差として定義され、一般的な振れ測定機を用いて測定することができる。
本発明の導電性ローラ用成形型においては、上記キャップ本体5A,5Bと上記支持部6A,6Bとを連結するリブ7A,7Bの数が、キャップ部4A,4Bのそれぞれにおいて3個以上であり、且つ該リブ7A,7Bのローラ軸方向の長さが3〜10mmであることが好ましい。キャップ部1つ当りのリブ数が3未満では、キャップ部の強度が不足してしまう。また、リブのローラ軸方向長さが3mm未満では、キャップ部の強度が不足し、一方、10mmを超えると、弾性層材料を均一に注入することが難しくなり、ウェルドが発生し易くなる。なお、特に限定されるものではないが、リブの幅は、0.3〜1mmの範囲が好ましく、リブの高さ(即ち、支持部6A,6Bの外周から、キャップ本体5A,5Bの円筒状の開口部の内周までの距離)は、3〜5mmの範囲が好ましい。
本発明の導電性ローラ用成形型においては、上記キャップ部4A,4Bのリブ7A,7Bを通るローラの軸1に対して垂直な面による切断面における各リブ間の面積の合計(即ち、図2における、支持部6Aと、リブ7Aと、キャップ本体5Aとで区画される注入口8Aの総面積)が6mm 2 以上であることが好ましい。各リブ間の面積の合計が6mm 2 未満では、弾性層材料の注入時の圧力損失が大きく、導電性ローラの連続成形が困難になる。
本発明の導電性ローラ用成形型において、上記キャップ部4A,4Bのキャップ本体5A,5Bの円筒状の開口部は、図3に示すように、該開口部のいずれかの位置を始点Pとしてローラ軸方向外側から内側に向かって外径が漸増していることが好ましい。この構造のキャップ部4A,4Bをモールド本体3の開口部2A,2Bにそれぞれ嵌合した場合、キャップ部4A,4Bとモールド本体3の開口部2A,2Bとの間に弾性層材料が入り込むことが無く、弾性層材料の漏出を確実に防止することができる。なお、外径が漸増する部分の始点Pの位置は、特に限定されるものではないが、開口部の端Eから2〜5mmの位置にあることが好ましい。
ここで、上記キャップ本体5A,5Bの円筒状の開口部は、ローラ軸方向外側から内側に向かって外径が漸増する部分の始点Pにおける外径と、開口部の端Eにおける外径との差Dが50〜200μmであることが特に好ましい。外径差Dがこの範囲であれば、キャップ本体の円筒状の開口部の外周と、支持部の内周との同心度φを15μm以下にしつつ、弾性層材料の漏出を確実に防止することができる。
図4(a)は、別の態様のキャップ部を示す断面図であり、図4(b)は、図4(a)の矢視A−Aに対応する断面図である。支持部6Cの内周16にはその周方向に沿って凹凸13が形成されていることが好ましい。この凹凸13を設けなかった場合には、図4に、キャップ部4Cの断面図で示すように、支持部6Cの内側に導電性ローラの軸1を挿入したとき、軸1の端面1aと支持部内部とで囲まれた空間14にエアが密閉されて圧縮され、端面1aと支持部6C内側の底面17との間に隙間δができ、弾性層端面Fから外に突出する軸部分の長さL1が変動してしまうからであり、この凹凸13を設けることによって、支持部6Cの内側に導電性ローラの軸1を挿入したときに圧縮されるエアを、軸1の外周面1bと凹凸13との間の隙間から排出して圧力の高まりを抑え、軸1をその端面1aが、底面17に当接するまで挿入することができ、よって、弾性層端面Fから外に突出する軸部分の長さL1を正確にL0となるようにすることができる。
そして、上記の凹凸13を形成するには、リブ7Cの高さh1を支持部6Cの高さh0とほぼ等しくなるよう設定し、キャップ部4Cを樹脂成形したあと、その冷却過程において、リブ7Cの存在する周方向位置と、リブ7Cの存在しない周方向位置とで収縮率が異なることを利用し、所定の凹凸差が形成できるようリブ7Cの厚さと幅を決定すればよい。
ここで、この凹凸の程度として、内周16の真円度を0.01〜002mmとなるようにするのが好ましく、このように設定することにより、弾性層端面Fから外に突出する軸部分の長さL1を±0.1mmの要求公差内に収めることができる。
本発明の導電性ローラ用成形型を用いて導電性ローラを成形するにあたって、該導電性ローラの軸1としては、例えば、鉄、ステンレススチール、アルミニウム等の金属製の中実体からなる芯金や、内部を中空にくりぬいた金属製円筒体等の金属製シャフト、或いは良導電性のプラスチック製シャフト等を用いることができる。ここで、軸1の外径は、4〜8mmの範囲が好ましく、6mm程度が特に好ましい。
一方、上記導電性ローラの弾性層には、ウレタン原料を機械撹拌発泡して得られる発泡ウレタン、即ち、メカニカル・フロス法発泡成形ウレタンを用いることが好ましい。該発泡ウレタンは、発泡剤を用いることなく、ウレタン原料を機械的に撹拌して気泡を混入させる方法で製造される。ここで、ウレタン原料としては、ポリオール及びポリイソシアネート、又はポリオールとポリイソシアネートから合成したウレタンプレポリマー及び鎖延長剤が挙げられ、該ウレタン原料には、更に触媒、整泡剤並びに導電剤等を添加することができる。なお、本発明の導電性ローラ用成形型においては、円筒状のモールド本体3の内径が9mm以下であるため、研磨することなく、外径9mm以下の弾性層を有する導電性ローラを製造することができる。
本発明に従う導電性ローラ用成形型の一例の断面図を示す。 図1の2X−2X'線に沿う導電性ローラ用成形型の断面図を示す。 本発明に従う導電性ローラ用成形型のキャップ部の一好適例の断面図である。 本発明に従う導電性ローラ用成形型のキャップ部の他の例を示す断面図である。
符号の説明
1 軸
1a 軸の端面
1b 軸の外周面
2A,2B モールド本体の開口部
3 モールド本体
4A、4B、4C キャップ部
5A、5B、 キャップ本体
6A、6B、6C 支持部
7A、7B、7C リブ
8A 注入口
9 キャビティ
13 凹凸
14 密閉空間
16 支持部の内周
17 支持部内側の底面
P 開口部の外径が漸増する部分の始点
E 開口部の端
D 開口部の外径が漸増する部分の始点と開口部の端との外径差

Claims (6)

  1. 軸と該軸の外周に形成された弾性層とを備える導電性ローラの成形型であって、
    該ローラ成形型は、両端にそれぞれ開口部を有する内径9mm以下の円筒状のモールド本体と、該モールド本体の開口部にそれぞれ嵌合されたキャップ部とを備え、
    前記キャップ部が、中央に円筒状の開口部を有するキャップ本体と、該キャップ本体の開口部の中に配置されローラの軸の端部を支持する支持部とをそれぞれ有し、
    更に、前記キャップ本体と前記支持部とが、該支持部の外周上に配設されたローラの軸方向に延びるリブにより連結されており、
    前記キャップ本体の円筒状の開口部は、該開口部のいずれかの位置を始点としてローラ軸方向外側から内側に向かって外径が漸増していることを特徴とする導電性ローラ用成形型。
  2. 前記キャップ本体の円筒状の開口部の外周と、前記支持部の内周との同心度φが15μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の導電性ローラ用成形型。
  3. 前記キャップ本体と前記支持部とを連結するリブの数が3個以上であり、且つ該リブのローラ軸方向の長さが3〜10mmであることを特徴とする請求項1に記載の導電性ローラ用成形型。
  4. 前記キャップ部の前記リブを通るローラの軸に対して垂直な面による切断面における各リブ間の面積の合計が6mm2以上であることを特徴とする請求項1に記載の導電性ローラ用成形型。
  5. 前記キャップ本体の円筒状の開口部は、ローラ軸方向外側から内側に向かって外径が漸増する部分の始点と開口部の端との外径差が50〜200μmであることを特徴とする請求項に記載の導電性ローラ用成形型。
  6. 前記支持部の内周にはその周方向に沿って凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の導電性ローラ用成形型。
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