JP3313039B2 - 転写装置とそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

転写装置とそれを用いた画像形成装置

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JP3313039B2
JP3313039B2 JP00794397A JP794397A JP3313039B2 JP 3313039 B2 JP3313039 B2 JP 3313039B2 JP 00794397 A JP00794397 A JP 00794397A JP 794397 A JP794397 A JP 794397A JP 3313039 B2 JP3313039 B2 JP 3313039B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転写ローラを用い
た転写装置と、それを用いた画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置において
は、感光体ドラムを帯電、露光して静電潜像を形成し、
この静電潜像を、帯電トナーを含む現像剤で現像してト
ナー像を形成したのち、形成されたトナー像を、紙等の
転写材に転写して定着させることにより画像形成を行っ
ている。
【0003】近年の、各種事務用機器類に対する小型化
の要求にともなって、上記画像形成装置についても、そ
の小型化が大きな課題となっており、それに対応すべ
く、装置の中心である感光体ドラムを小径化するととも
に、当該感光体ドラムの周辺に配された、前記帯電、露
光、現像、転写等の各プロセス手段を小型化する努力が
続けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
各プロセス手段のうち転写ローラを備えた転写装置につ
いては、感光体ドラムの小径化に伴って、大径の感光体
ドラムに用いられているシステムを単に縮小するだけで
は、十分な転写効率がえられないことが明らかとなっ
た。
【0005】具体的には、転写ローラの直径を、大径の
感光体ドラムの場合と同じ比率(感光体ドラム直径の約
40%以下)のまま小径化すると、感光体ドラムと転写
ローラとの間の有効転写領域(感光体ドラムと転写ロー
ラの転写できる回転方向幅)が狭くなるために、良好な
転写のえられる有効転写電流幅が狭くなり、電流値の設
定作業が困難になるという問題が生じる。また、上記の
ように有効転写領域が狭くなると、感光体ドラムと転写
ローラとの間の電位差を大きく設定せざるをえなくなっ
て、電流のリークやトナーの逆転写等の問題も生じる。
【0006】上記の問題は、とくに転写ローラを感光体
ドラムの表面に直接に接触するように配置した、いわゆ
る接触型の転写ローラを有する転写装置において顕著で
あり、文字の線の中抜けといった転写不良が発生しやす
い。また、上記接触型の転写ローラの表面はトナーや紙
粉等で汚れ易く、その汚れによって転写ローラ自体の電
気抵抗が大きくなって、当初に設定された電流値では良
好な転写がえられなくなるおそれもある。また転写ロー
ラの汚れは、転写材の裏面への、トナーの再付着を生じ
るおそれがあり、とくに両面プリントでは大きな問題と
なる。
【0007】またとくに、感光体ドラムの表面からトナ
ーが自重で落下する位置に転写ローラを配置した転写装
置では、かかる転写ローラの汚れと、それによって生じ
る上記の問題が顕著である。本発明の目的は、小型化に
際して電流のリークやトナーの逆転写、あるいは転写ロ
ーラの汚れ等の問題を生じにくく、しかも有効転写電流
幅が大きいために転写電流の設定が容易な転写装置と、
それを用いた画像形成装置とを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、本発明の転写装置は、直径が10〜20mmの有機
感光体ドラム上に担持されたトナー像を、転写材に転写
する転写装置であって、上記有機感光体ドラムの直径の
60%以上、100%以下の直径を有し、かつ有機感光
体ドラムとの間に隙間を設けて配置される転写ローラを
備えることを特徴としている。
【0009】また本発明の画像形成装置は、直径が10
〜20mmの有機感光体ドラムと、上記の転写装置とを
備えることを特徴としている。上記の構成によれば、特
定の小径有機感光体ドラムに対して、その直径の60%
以上の直径を有する転写ローラを組み合わせているた
め、小型化に際して、従来に比べて両者の対向幅が増加
して、有効な転写電流幅および有効転写領域を確保する
ことができ、電流のリークやトナーの逆転写等を生じに
くい。また上記転写ローラの直径を、有機感光体ドラム
の直径の100%以下に限定しているため、有効転写幅
外のトナー画像まで転写材に引き寄せてしまうことがな
く、画像に地肌かぶりが生じにくい。しかも両者は直接
に接触せず、隙間を設けて配置されるため、転写ローラ
の汚れが生じにくい。またとくに、転写ローラの中心軸
が、有機感光体ドラムの中心軸より上方に位置するよう
に転写ローラを配置した場合には、有機感光体ドラムの
表面から自重で落下するトナーによって転写ローラが汚
されるおそれもないため、転写ローラの汚れがさらに生
じにくくなる。
【0010】なお本発明において、有機感光体ドラムの
直径が10〜20mmに限定されるのは、上記の範囲未
満では、実質的にドラムの周囲にプロセス手段を配置で
きなくなってしまい、画像形成装置として成り立たなく
なるからである。また逆に上記の範囲を越えた場合に
は、たとえ本発明の構成を採用したとしても、後述する
実施例の結果から明らかなようにその効果が顕著にえら
れないだけでなく、本願の初期の目的である小型化に相
反する結果となるからである。
【0011】また転写ローラの直径が、上記有機感光体
ドラムの直径の60%以上、100%以下に限定される
のは、かかる範囲未満では、先に述べた、有機感光体ド
ラムと転写ローラとの対向幅を増加させて、有効な転写
電流幅および有効転写領域を確保する効果がえられない
からである。また上記の範囲を超えた場合には、有効転
写幅外のトナー画像まで転写材に引き寄せてしまうた
め、画像に地肌かぶりが生じやすいからである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明を、その実施の形態
の一例を示す図面を参照しつつ説明する。図1にみるよ
うに、この例の画像形成装置は、有機感光体ドラム1の
周囲に、その回転方向(図中矢印で示す)に沿って、コ
ロナチャージャ2、画像露光用光学系3、接触現像器
4、転写装置5、および除電光源6の、各プロセス手段
を配置したものである。 〔コロナチャージャ2〕コロナチャージャ2は、画像形
成に際して、有機感光体ドラム1の表面をたとえば正
の、均一な電位に帯電させるためのものである。かかる
コロナチャージャ2としては、たとえばコロトロン方
式、スコロトロン方式等の、従来公知の種々の方式のも
のが採用できる。コロナチャージャ2によって帯電され
る、有機感光体ドラム1の表面電位は、一般に、絶対値
で500〜1000V、とくに600〜900Vの範囲
に設定される。 〔画像露光用光学系3〕画像露光用光学系3は、均一に
帯電された有機感光体ドラム1の表面を露光するための
もので、たとえばレーザ光源と走査光学系とで構成され
る。かかる画像露光用光学系3を用いた露光(図中破線
の矢印で示す)により、有機感光体ドラム1の、レーザ
光が照射された部分の電位は0V〜±200Vに低下
し、一方、レーザ光が照射されない部分(バックグラウ
ンド、暗部)の電位は、初期の表面電位からの暗減衰電
位に保持される結果、有機感光体ドラム1の表面に静電
潜像が形成される。 〔接触現像器4〕接触現像器4は、上記静電潜像を、非
磁性一成分トナーによって現像するためのもので、少な
くともその表面が弾性体にて形成され、有機感光体ドラ
ム1に圧接された状態で、図中矢印で示すように、当該
有機感光体ドラム1と反対方向に回転する現像ローラ4
1と、この現像ローラ41に圧接された状態で、現像ロ
ーラ41の回転に伴って、図中矢印で示すように反対方
向に従動回転するサブローラ42と、現像ローラ41に
圧接されたブレード43と、サブローラ42の後方に配
置され、図中矢印で示す方向に回転するかく拌手段44
と、これらの部材を内蔵し、かつ非磁性一成分トナーを
収容する現像容器45とを備えている。
【0013】上記の各部を備えた接触現像器4において
は、現像ローラ41およびサブローラ42に、有機感光
体ドラム1の暗部電荷と同極性のバイアス電位を印加し
つつ、当該両ローラ41、42と、かく拌手段44と
を、それぞれ上記の方向に回転させると、現像容器45
内のトナーがかく拌されて、有機感光体ドラム1の帯電
極性と同極性に摩擦帯電してサブローラ42の表面に付
着し、ついで現像ローラ41上に移行する。なお、サブ
ローラ42から現像ローラ41へのトナーの移行が円滑
に行われるように、サブローラ42には、現像ローラ4
1に印加しているバイアス電圧よりも若干、高いバイア
ス電圧を印加しておくことが好ましい。
【0014】つぎに、ブレード43を通過することで、
現像ローラ41上のトナー層の厚みが一定の層厚に制御
されるとともに、トナー層を形成するトナーが、ブレー
ド43との摺擦により付加的に強く帯電された後、有機
感光体ドラム1とのニップ位置において、当該有機感光
体ドラム1に圧接されて、静電潜像に対する反転現像が
行われる。詳しくは、静電潜像のうち、レーザ光の照射
によって前記のように低電位となった部分に、電位差に
よって、現像ローラ41の表面のトナーが選択的に付着
して、静電潜像がトナー像に顕像化される。顕像化に使
用されなかった余剰のトナーは現像ローラ41の回転に
ともなって現像容器45に戻されて、次回以後の現像に
使用される。
【0015】ブレード43によって制御される現像ロー
ラ41上のトナー層の厚みは、一般にトナー粒径の約2
倍程度以下、即ち約2層以下のトナー層が形成されるよ
うにすることが好適である。 〔転写装置5〕 転写装置5は、有機感光体ドラム1の直径の60%以
、100%以下の直径を有する転写ローラ51を、当
該有機感光体ドラム1との間に隙間を設け、かつその中
心軸51aが、有機感光体ドラム1の中心軸1aより上
方に位置するように配置したものである。
【0016】転写ローラ51の直径が上記の範囲に限定
される理由は、前述したとおりである
【0017】転写ローラ51と有機感光体ドラム1の隙
間の距離についてはとくに限定されないが、両者の最接
近位置での距離が、0.1〜0.7mm程度であるのが
好ましい。両者の距離が上記の範囲未満では、転写ロー
ラ51と有機感光体ドラム1との間に隙間を設けたこと
による、前述した電流のリーク、トナーの逆転写、汚
れ、および有機感光体ドラム1の劣化を防止する効果が
不十分になるおそれがある。また逆に、両者の距離が上
記の範囲を超えた場合には、十分な転写性能がえられな
くなるおそれがある。
【0018】上記の転写装置5においては、転写ローラ
51を、図中矢印で示すように有機感光体ドラム1と反
対方向に回転させ、かつ図中一点鎖線の矢印で示すよう
に両者の隙間に転写材7を通過させつつ、当該転写ロー
ラ51に、有機感光体ドラム1と逆極性の電荷を印加す
ると、有機感光体ドラム1の表面に形成されたトナー像
が、転写材7の表面に転写される。
【0019】転写ローラ51とともに転写装置5を構成
する他の構成要素としては、転写ローラ51を上記の方
向に回転させるための駆動系や、転写ローラ51に上記
の電位を印加する電源、あるいは転写ローラ51を、前
記の位置に保持するケーシング等があげられる。転写ロ
ーラ51によって転写材7の表面に転写されたトナー像
は、その後、図示しない定着手段によって、転写材7の
表面に定着される。 〔現像ローラ41、転写ローラ51〕接触現像器4の現
像ローラ41、および転写装置5の転写ローラ51とし
てはそれぞれ、エラストマー重合体に導電性粉末を配合
した組成物をローラ状に成形した導電性ローラが好適に
使用される。
【0020】現像ローラ41に使用される導電性ローラ
は、その表面抵抗が、一般に104〜109 Ω・cm、
とくに105 〜108 Ω・cmの範囲にあるのが好まし
い。表面抵抗が上記範囲よりも高い場合には、バイアス
電圧の印加が困難となるおそれがあり、上記範囲よりも
低いと、有機感光体ドラム1の表面で、放電によるリー
クを発生するおそれがある。
【0021】また現像ローラ41の表面硬度は、JIS
A硬度で30〜70゜、とくに40〜60゜の範囲に
あるのが好ましい。現像ローラ41の表面硬度が上記の
範囲よりも高い場合には、トナー層を有機感光体ドラム
1の表面に一様に接触させることが困難となったり、有
機感光体ドラム1の摩耗が生じやすくなったりするおそ
れがあり、上記範囲よりも低いと、十分な圧接力を伝達
させることが困難となったり、現像ローラ41の摩耗が
生じやすくなったりするおそれがある。
【0022】一方、転写ローラ51に使用される導電性
ローラは、その体積抵抗が、一般に106 〜1014Ω・
cm2 の範囲にあるのが好ましい。体積抵抗が上記範囲
よりも高い場合には、転写電圧の印加が困難となるおそ
れがある。また転写ローラ51の表面硬度は、JIS
A硬度で50°以上であるのが好ましい。転写ローラ5
1の表面硬度が上記の範囲よりも低いと、ローラ断面の
円形度が低下して、十分な表面精度がえられないおそれ
がある。
【0023】上記両ローラ41、51の表面抵抗、体積
抵抗、および表面硬度を、上に述べた好適な範囲に調整
するには、以下に述べる各成分の配合量を調整すればよ
い。上記両ローラ41、51に使用されるエラストマー
重合体としては、これに限定されないが、たとえばニト
リル−ブタジエンゴム(NBR),スチレン−ブタジエ
ンゴム(SBR)、クロロプレンゴム(CR)、ポリブ
タジエン(BR)、ポリイソプレンゴム(IIR)、ブ
チルゴム、天然ゴム、エチレン−プロピレンゴム(EP
R)、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPD
M)、ポリウレタン、シリコーンゴム、フッ素ゴム、塩
素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、軟質塩化ビ
ニル樹脂等があげられる。
【0024】また導電性粉末としては、(i) 導電性カー
ボンブラック、(ii)インジウムまたはアンモニア等でド
ープした酸化錫、(iii) 銅、銀、アルミニウム等の金属
粉末等がいずれも使用できるが、(i) の導電性カーボン
ブラックが好ましい。導電性微粉末の含有量は、転写ロ
ーラ51の場合、その体積抵抗を前述した好適な範囲内
とするために、組成物の総量中、5〜70重量%、とく
に10〜50重量%の範囲とするのが好ましい。
【0025】また組成物には、それ自体公知の種々の配
合剤、たとえば(a) 表面硬度を調節するための可塑剤や
軟化剤、(b) エラストマー重合体が加硫性のゴムである
場合に、当該ゴムを加硫させるための硫黄系や有機系の
加硫剤、加硫促進剤、加硫促進助剤、加硫遅延剤、(c)
その他の成分として老化防止剤、充てん剤、補強剤、分
散剤等を、それ自体公知の配合量で配合することができ
る。
【0026】また、現像ローラ41や転写ローラ51の
表面硬度を調整するために、組成物に発泡剤を配合し
て、成形あるいは加硫と同時に発泡させたり、ローラの
内部にスポンジの層を形成したりすることもできる。上
記両ローラ41、51はそれぞれ、上記の各成分を含有
した組成物を、前述したようにローラ状に成形し、エラ
ストマー重合体が加硫性のゴムである場合にはさらに加
熱して加硫させることにより製造される。 〔除電光源6〕除電光源6は、トナー像を転写材7に転
写した後の有機感光体ドラム1の表面全体を露光して除
電するためのものである。詳しくは、有機感光体ドラム
1が感度を有する波長域の光が、上記の除電光源6から
照射されることによって、当該有機感光体ドラム1の表
面の静電潜像が消去される。 〔有機感光体ドラム1〕有機感光体ドラム1としては、
先に述べたように、その直径が10〜20mmの、表面
に有機感光層11を有するものが使用される。直径が上
記の範囲に限定される理由は前述したとおりである。
【0027】上記有機感光体ドラム1は、それ自体が円
筒状の導電性基体上に、有機感光層11を形成するか、
または平板状の導電性基体上に有機感光層11を形成し
たものを、円筒体の周囲に巻回することで構成される。
有機感光層11としては、従来公知の種々の構成のもの
がいずれも採用できるが、とくに結着樹脂中に、少なく
とも電荷発生剤と電荷輸送剤とを分散した、単一層分散
型の有機感光層が好適に採用される。これは、単一層分
散型の有機感光層の表面が高い活性を有しており、接触
型の転写ローラと組み合わせると劣化が促進されるとい
う問題を生じるが、前に述べたように有機感光体ドラム
1の表面と直接に接触せず隙間を設けて配置された、い
わゆる非接触型の転写ローラと組み合わせた場合にはか
かる問題が生じにくく、単一層分散型の有機感光層のも
つすぐれた特性を十二分に発揮できるからである。
【0028】なお、単一層分散型の有機感光層以外の有
機感光層としては、たとえば電荷発生剤を含有する電荷
発生層と、電荷輸送層を含有する電荷輸送層とをこの順
に、あるいは逆の順に積層した、いわゆる積層型の有機
感光層があげられる。有機感光層11を構成する各材料
のうち電荷発生剤としては、たとえばアゾ系顔料、ジス
アゾ系顔料、アンサンスロン系顔料、フタロシアニン系
顔料、インジコ系顔料、スレン系顔料、トルイジン系顔
料、ピラゾリン系顔料、ペリレン系顔料、キナクリドン
系顔料等があげられ、所望の領域に吸収波長域を有する
ように、つまり画像露光用光学系3からの光に対して感
度を有するように、これらの顔料が一種単独で、または
二種以上混合して使用される。たとえば、前述したレー
ザ光に対して高感度のものとしてはフタロシアニン系顔
料があげられ、かかるフタロシアニン系顔料としては、
X型メタルフリーフタロシアニンやオキソチタニルフタ
ロシアニン等があげられる。
【0029】電荷輸送剤としては、それ自体公知の任意
の、電子輸送性あるいは正孔輸送性のものを使用でき
る。その適当な例は次のとおりである。まず電子輸送性
の電荷輸送剤(電子輸送剤)としては、パラジフェノキ
ノン誘導体、ベンゾキノン誘導体、ナフトキノン誘導
体、テトラシアノエチレン、テトラシアノキノジメタ
ン、クロルアニル、ブロモアニル、2,4,7−トリニ
トロ−9−フルオレノン、2,4,5,7−テトラニト
ロ−9−フルオレノン、2,4,7−トリニトロ−9−
ジシアノメチレンフルオレノン、2,4,5,7−テト
ラニトロキサントン、2,4,8−トリニトロチオキサ
ントンなどの電子吸引性物質や、これら電子吸引性物質
を高分子化したもの等があげられる。
【0030】これらのうちでもパラジフェノキノン誘導
体、とくに非対称型のパラジフェノキノン誘導体が、電
子輸送性にすぐれるとともに、分子の対称性が低く分子
間の相互作用が小さいため、溶剤に対する溶解性および
結着樹脂に対する相溶性にすぐれるので、好適に使用さ
れる。かかる非対称型のパラジフェノキノンとしては、
これに限定されないが、たとえば3,5−ジメチル−
3′,5′−ジtert−ブチルジフェノキノン、3,5−
ジメトキシ−3′,5′−ジtert−ブチルジフェノキノ
ン、3,3′−ジメチル−5,5′−ジtert−ブチルジ
フェノキノン、3,5′−ジメチル−3′,5−ジtert
−ブチルジフェノキノン、3,5,3′,5′−テトラ
メチルジフェノキノン、2,6,2′,6′−テトラte
rt−ブチルジフェノキノン、3,5,3′,5′−テト
ラフェニルジフェノキノン、3,5,3′,5′−テト
ラシクロヘキシルジフェノキノン等があげられる。
【0031】一方、正孔輸送性を有する電荷輸送剤(正
孔輸送剤)としては、たとえば次のものが知られてお
り、これらの中から、正孔輸送性にすぐれるとともに、
溶剤に対する溶解性および結着樹脂に対する相溶性にす
ぐれるものが使用される。ピレン、N,N−ジフエニル
ヒドラジノ−3−メチリデン−10−エチルフエノチア
ジン、N,N−ジフエニルヒドラジノ−3−メチリデン
−10−エチルフエノキサジン、トリフエニルアミン
等、N−エチルカルバゾール、N−イソプロピルカルバ
ゾール、N−メチル−N−フエニルヒドラジノ−3−メ
チリデン−9−カルバゾール、N,N−ジフエニルヒド
ラジノ−3−メチリデン−9−エチルカルバゾール等の
カルバゾール類、p−ジエチルアミノベンズアルデヒド
−N,N−ジフエニルヒドラゾン、p−ジエチルアミノ
ベンズアルデヒド−α−ナフチル−N−フエニルヒドラ
ゾン、p−ピロリジノベンズアルデヒド−N,N−ジフ
エニルヒドラゾン、1,3,3−トリメチルインドレニ
ン−ω−アルデヒド−N,N−ジフエニルヒドラゾン、
p−ジエチルベンズアルデヒド−3−メチルベンズチア
ゾリノン−2−ヒドラゾンなどのヒドラゾン塩、2,5
−ビス(p−ジエチルアミノフエニル)−1,3,4−
オキサジゾール、1−フエニル−3−(p−ジエチルア
ミノスチリル)−5−(p−ジエチルアミノフエニル)
ピラゾリン、1−[キノニル(2)]−3−(p−ジエ
チルアミノスチリル)−5−(p−ジエチルアミノフエ
ニル)ピラゾリン、1−[ピリジル(2)]−3−(p
−ジエチルアミノスチリル)−5−(p−ジエチルアミ
ノフエニル)ピラゾリン、1−[6−メトキシ−ピリジ
ル(2)]−3−(p−ジエチルアミノスチリル)−5
−(p−ジエチルアミノフエニル)ピラゾリン、1−
[ピリジル(3)]−3−(p−ジエチルアミノスチリ
ル)−5−(p−ジエチルアミノフエニル)ピラゾリ
ン、1−[レピジル(3)]−3−(p−ジエチルアミ
ノスチリル)−5−(p−ジエチルアミノフエニル)ピ
ラゾリン、1−[ピリジル(2)]−3−(p−ジエチ
ルアミノスチリル)−4−メチル−5−(p−ジエチル
アミノフエニル)ピラゾリン、1−[ピリジル(2)]
−3−(α−メチル−p−ジエチルアミノスチリル)−
3−(p−ジエチルアミノフエニル)ピラゾリン、1−
フエニル−3−(p−ジエチルアミノスチリル)−4−
メチル−5−(p−ジエチルアミノフエニル)ピラゾリ
ン、スピロピラゾリンなどのピラゾリン類、2−(p−
ジエチルアミノスチリル)−3−ジエチルアミノベンズ
オキサゾール、2−(p−ジエチルアミノフエニル)−
4−(p−ジメチルアミノフエニル)−5−(2−クロ
ロフエニル)オキサゾールなどのオキサゾール系化合
物、2−(p−ジエチルアミノスチリル)−6−ジエチ
ルアミノベンゾチアゾールなどのチアゾール系化合物、
ビス(4−ジエチルアミノ−2−メチルフエニル)フエ
ニルメタンなどのトリアリ−ルメタン系化合物、1,1
−ビス(4−N,N−ジエチルアミノ−2−メチルフエ
ニル)ヘプタン、1,1,2,2−テトラキス(4−
N,N−ジメチルアミノ−2−メチルフエニル)エタン
などのポリアリールアルカン類、N,N´−ジフエニル
−N,N´−ビス(メチルフエニル)ベンジジン、N,
N´−ジフエニル−N,N´−ビス(エチルフエニル)
ベンジジン、N,N´−ジフエニル−N,N´−ビス
(プロピルフエニル)ベンジジン、N,N´−ジフエニ
ル−N,N´−ビス(ブチルフエニル)ベンジジン、
N,N´−ビス(イソプロピルフエニル)ベンジジン、
N,N´−ジフエニル−N,N´−ビス(sec−ブチル
フエニル)ベンジジン、N,N´−ジフエニル−N,N
´−ビス(tert−ブチルフエニル)ベンジジン、N,N
´−ジフエニル−N,N´−ビス(2,4−ジメチルフ
エニル)ベンジジン、N,N´−ジフエニル−N,N´
−ビス(クロロフエニル)ベンジジンなどのベンジジン
系化合物、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリビニル
ピレン、ポリビニルアントラセン、ポリビニルアリクジ
ン、ポリ−9−ビニルフエニルアントラセン、ピレン−
ホルムアルデヒド樹脂、エチルカルバゾールホルムアル
デヒド樹脂などの高分子化合物。
【0032】正孔輸送剤の好適なものとしては、上記の
うち芳香族アミン類、とくにベンジジン系誘導体、フェ
ニレンジアミン系誘導体等があげられる。また、正孔輸
送剤の他の好適なものとしては、ヒドラゾン類、とくに
カルバゾールヒドラゾン系誘導体があげられる。また感
度の点や、反転現像を可能とするという用途の広さから
は、電子輸送剤(ET)と、正孔輸送剤(HT)とを組
み合わせで使用するのがよく、この場合、ET:HTの
重量比は10:1〜1:10、とくに1:5〜1:1の
範囲にあるのが好ましい。
【0033】上記の電荷輸送剤および電荷発生剤を分散
させる結着樹脂としては、種々の樹脂が使用でき、たと
えば、スチレン系重合体、アクリル系重合体、スチレン
−アクリル系重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
ポリプロピレン、アイオノマー等のオレフィン系重合
体、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、ポリエステル、アルキッド樹脂、ポリアミド、ポリ
ウレタン、エポキシ樹脂、ポリカーボネート、ポリアリ
レート、ポリスルホン、ジアリルフタレート樹脂、シリ
コーン樹脂、ケトン樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、
ポリエーテル樹脂、フェノール樹脂や、エポキシアクリ
レート等の光硬化型樹脂等があげられる。これらの結着
樹脂は、一種または二種以上混合して用いることもでき
る。好適な樹脂は、スチレン系重合体、アクリル系重合
体、スチレン−アクリル系重合体、ポリエステル、アル
キッド樹脂、ポリカーボネート、ポリアリレート等であ
り、とくに好適な樹脂はポリカーボネート、たとえば帝
人化成社製のパンライト、三菱瓦斯化学社製のPCZ等
である。
【0034】有機感光層11には、電子写真学的特性に
悪影響を及ぼさない範囲で、それ自体公知の種々の配合
剤、たとえば酸化防止剤、ラジカル捕捉剤、一重項クエ
ンチャー、UV吸収剤、軟化剤、表面改質剤、消活剤、
増量剤、増粘剤、分散安定剤、ワックス、アクセプタ
ー、ドナー等を配合させることができる。また、全固形
分あたり0.1〜5重量%の立体障害性フェノール系酸
化防止剤を配合すると、電子写真学的特性に悪影響を与
えることなく、有機感光層11の耐久性を顕著に向上さ
せることができる。
【0035】有機感光層11を形成する導電性基体とし
ては、導電性を有する種々の材料からなるものが使用で
きる。たとえば、アルミニウム、鉄、銅、錫、白金、
金、銀、バナジウム、モリブデン、クロム、カドミウ
ム、チタン、ニッケル、インジウム、ステンレス鋼、真
鍮等の金属単体や合金類、上記金属が蒸着またはラミネ
ートされたプラスック材料、ヨウ化アルミニウム、酸化
錫、酸化インジウム等で被覆されたガラス等からなる、
円筒状あるいは平板状のものが使用される。中でもとく
に、通常のアルミニウム素管、とくに膜厚が1〜50μ
mとなるようにアルマイト処理を施した素管を用いるの
が好ましい。
【0036】単一分散層型の有機感光層を形成するに
は、電荷輸送剤、結着樹脂等を含む溶液に電荷発生剤を
配合し、従来公知の方法、たとえば、ロールミル、ボー
ルミル、アトライタ、ペイントシェイカーあるいは超音
波分散機等を用いて分散させて塗布液を調製したのち、
従来公知の塗布手段により、導電性基体上に塗布、乾燥
すればよい。
【0037】単一分散層型の有機感光層において、電荷
発生剤、電荷輸送剤および結着樹脂は、種々の割合で使
用することができるが、結着樹脂100重量部に対して
電荷発生剤を5〜1000重量部、好ましくは30〜5
00重量部の割合で、また電荷輸送剤を10〜500重
量部、好ましくは25〜100重量部の割合で、それぞ
れ配合するのが適当である。
【0038】単一分散層型の有機感光層の厚みはとくに
制限されないが、一般に10〜40μm、とくに20〜
35μmの範囲とするのが好ましい。また、積層型の有
機感光層をえるには、まず導電性基体上に、蒸着または
塗布等の手段によって電荷発生剤を含有する電荷発生層
を形成し、次いでこの電荷発生層上に、電荷輸送剤と結
着樹脂とを含む塗布液を塗布し、乾燥させて電荷輸送層
を形成するか、あるいは上記両層を、この逆の順序で形
成すればよい。
【0039】積層型の有機感光層において、電荷発生層
を構成する電荷発生剤と結着樹脂とは、種々の割合で使
用することができるが、結着樹脂100重量部に対して
電荷発生剤を5〜1000重量部、好ましくは30〜5
00重量部の割合で配合するのが適当である。電荷輸送
層を構成する電荷輸送剤と結着樹脂とは、電荷の輸送を
阻害しない範囲および電荷輸送剤が結晶化して析出しな
い範囲で種々の割合で使用することができる。
【0040】積層型の有機感光層の膜厚は通常、電荷発
生層が0.01〜5μm程度、好ましくは0.1〜3μ
m程度であり、電荷輸送層が2〜100μm、好ましく
は5〜50μm程度である。単層型の有機感光層を有す
る有機感光体ドラムにあっては導電性基体と有機感光層
との間に、また積層型の有機感光層を有する有機感光体
ドラムにあっては導電性基体と電荷発生層との間、導電
性基体と電荷輸送層との間、または電荷発生層と電荷輸
送層との間に、それぞれ有機感光体ドラムの特性を阻害
しない範囲でバリア層が形成されていてもよい。また、
有機感光層の表面には保護層が形成されていてもよい。
【0041】塗布液を形成するのに使用する溶剤として
は、種々の有機溶剤が使用でき、たとえばメタノール、
エタノール、イソプロパノール、ブタノール等のアルコ
ール類、n−ヘキサン、オクタン、シクロヘキサン等の
脂肪族系炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン等の
芳香族炭化水素、ジクロロメタン、ジクロロエタン、四
塩化炭素、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、ジ
メチルエーテル、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレン
グリコールジメチルエーテル等のエーテル類、アセト
ン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン
類、酢酸エチル、酢酸メチル等のエステル類、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシド等があげられ、こ
れらが一種単独で、または二種以上混合して用いられ
る。塗布液の固形分濃度は一般に5〜50%とするのが
よい。 〔トナー〕図の例では、先に述べたようにトナーとし
て、非磁性一成分トナーが使用される。このトナーは、
組成として、定着性樹脂、着色剤等を含有するもので、
とくに球形であるのが好ましい。かかる球形のトナーは
種々の方法にて製造されるが、とくに重合法によるトナ
ーが、球形でかつ粒径分布が狭いために好適に使用され
る。
【0042】重合法による球形トナーは、定着性樹脂と
なりうるビニル系単量体と、当該ビニル系単量体を重合
させうるラジカル重合開始剤と、着色剤等とを含有する
トナー形成用組成物を、水性媒体中で懸濁重合させるこ
とにより製造される。定着性樹脂を形成しうるビニル系
単量体としては、それ自体が水不溶性で、かつ重合によ
り定着性と検電性とを有する熱可塑性樹脂となりうるも
のが使用される。かかるビニル系単量体としては、たと
えばビニル芳香族単量体、アクリル系単量体、ビニルエ
ステル系単量体、ビニルエーテル系単量体、ジオレフィ
ン系単量体、モノオレフィン系単量体等があげられる。
【0043】また、上記のうちビニル芳香族単量体とし
ては、たとえばスチレン、α−メチルスチレン、ビニル
トルエン、α−クロロスチレン、o−,m−,p−クロ
ロスチレン、p−エチルスチレン、ジビニルベンゼン等
があげられる。アクリル系単量体としては、たとえばア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸シク
ロヘキシル、アクリル酸フェニル、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸−2−エチル
ヘキシル、β−ヒドロキシアクリル酸エチル、γ−ヒド
ロキシアクリル酸プロピル、δ−ヒドロキシアクリル酸
ブチル、β−ヒドロキシメタクリル酸エチル、エチレン
グリコールジメタクリル酸エステル、テトラエチレング
リコールジメタクリル酸エステル等があげられる。
【0044】その他の単量体としては、たとえばギ酸ビ
ニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエス
テル、たとえばビニル−n−ブチルエーテル、ビニルフ
ェニルエーテル、ビニルシクロヘキシルエーテル等のビ
ニルエーテル、とくにブタジエン、イソプレン、クロロ
プレン等のジオレフィン類、とくにエチレン、プロピレ
ン、イソブチレン、ブテン−1、ペンテン−1、4−メ
チルペンテン−1等のモノオレフィン類、があげられ
る。
【0045】好適な単量体は、スチレン系単量体、アク
リル系単量体、スチレン−アクリル単量体等である。こ
れらのビニル系単量体は単独で、または2種以上を組合
せて使用される。ラジカル重合開始剤としては、それ自
体公知のラジカル重合開始剤、たとえばアゾ化合物系、
ハイドロパーオキサイド系、パーオキサイド系、過酸型
開始剤や、レドックス系開始剤が使用される。開始剤の
適当な例は次のとおりである。
【0046】2,2′−アゾビスイソブチロニトリル、
2,2′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリ
ル)、2,2′−アゾビス(2−シクロプロピルプロピ
オニトリル)、2,2′−アゾビス(4−メトキシ−
2,4−ジメチルバレロニトリル)、1,1′−アゾビ
ス(1−シクロヘキサンカルボニトリル)、過酸化ベン
ゾイル、(1−フェニルエチル)アゾジフェニルメタ
ン。
【0047】ラジカル重合開始剤は、ビニル系単量体1
00重量部あたり0.3〜5重量部、とくに0.5〜3
重量部の割合で使用される。電荷制御作用を付与するた
めに、前記ビニル系単量体と共重合可能な、電荷制御性
官能基を含有する単量体を用いてもよい。このような単
量体としては、スルホン酸、リン酸、カルボン酸型のア
ニオン性基、1級−、2級−または3級−アミノ基や、
第4級アニモニウム基のようなカチオン性基等の、電解
性基を有するラジカル重合性単量体があげられ、その適
当な例は、次のとおりである。
【0048】スチレンスルホン酸、スチレンスルホン酸
ナトリウム、2−アクリルアミド2−メチルプロパンス
ルホン酸、2−アシッドホスホオキシプロピルメタクリ
レート、2−アシッドホスホオキシエチルメタクリレー
ト、3−クロロ2−アシッドホスホオキシプロピルメタ
クリレート、アクリル酸、メタクリル酸、フマル酸、ク
ロトン酸、テトラヒドロテレフタル酸、イタコン酸、ア
ミノスチレン、アミノエチルメタクリレート、アミノプ
ロピルアクリレート、ジエチルアミノプロピルアクリレ
ート、γ−N−(N′,N′−ジエチルアミノエチル)
アミノプロピルメタクリレート、トリメチルアンモニウ
ムプロピルメタクリレート。
【0049】上記単量体は、ビニル系単量体100重量
部あたり0.1〜5重量部、とくに0.3〜1重量部の
割合で使用される。さらに、上記のようなカチオン性基
等の電解性基を有するラジカル開始剤を使用して、重合
体末端に電荷制御基を導入することもできる。着色剤と
しては、たとえば次に示す無機または有機の顔料や染料
等が、単独または2種以上の組合せで使用される。
【0050】ファーネスブラック、チャンネルブラック
等のカーボンブラック、四三酸化鉄等の鉄黒、ルチル型
またはアナターゼ型等の二酸化チタン、フタロシアニン
ブルー、フタロシアニングリーン、カドミウムイエロ
ー、モリブレンオレンジ、ピラゾロンレッド、ファスト
バイオレットB等。
【0051】上記着色剤は、ビニル系単量体100重量
部あたり3〜30重量部(四三酸化鉄等の鉄黒の場合は
3〜100重量部)、とくに5〜10重量部の割合で使
用される。重合法トナーの製造にあたっては、前述した
ように、ビニル系単量体等を含有するトナー形成用組成
物を水性媒体中に懸濁させる。この場合、組成物の濃度
は、一般に1〜50重量%、とくに5〜30重量%が適
当であり、懸濁粒子のサイズは、一般に4〜20μm、
とくに5〜13μmに調節するのが適当である。
【0052】トナー形成用組成物の懸濁状態を安定化さ
せるために、必要に応じて分散安定剤を用いることもで
きる。そのような分散安定剤としては、水性媒体に可溶
の高分子、たとえばポリビニルアルコール、メチルセル
ロース、エチルセルロース、ポリアクリル酸、ポリアク
リルアミド、ポリエチレンオキシド、ポリ(ハイドロオ
キシステアリン酸−g−メタクリル酸メチル−CO−メ
タクリル酸)共重合体やノニオン性あるいはイオン性界
面活性剤あるいはリン酸カルシウム等の無機粉末などが
適宜使用される。分散安定剤は、系中に0.1〜10重
量%、とくに0.5〜5重量%の量で加えることが好ま
しい。
【0053】トナー形成用組成物中における開始剤の量
は、単量体を基準にして、0.3〜30重量%、とくに
0.5〜10重量%とするのがよい。重合に際しては、
反応系を窒素等の不活性ガスで置換し、前述した懸濁状
態を維持しつつ、40〜100℃、とくに50〜90℃
の温度で重合を行わせる。この際、反応系を均質化する
ために穏和な撹拌を行ってもよい。
【0054】反応後の重合生成物は、前述した粒度範囲
の粒状物の形でえられるので、生成粒子を濾過し、必要
により水または適当な溶剤で洗浄し、乾燥して、トナー
粒子とする。本発明では、他の方法による球形トナーも
使用できる。かかる他の方法による球形トナーとして
は、たとえば定着用樹脂、着色剤、電荷制御剤、離型剤
等を含有するトナー形成用樹脂組成物を混練、粉砕、分
級してえられる不定形粒子を熱気流中で溶融、球状化し
たトナーや、上記トナー形成用樹脂組成物の溶融物を熱
雰囲気中にスプレーして球状に造粒したトナー、あるい
は上記トナー形成用樹脂組成物の溶液を気流中にスプレ
ーし、乾燥させて球状に造粒したトナー等があげられ
る。
【0055】上記の各法によって製造されるトナーの定
着性樹脂としては、定着性と検電性とを有する種々の熱
可塑性樹脂や、未硬化あるいは初期縮合物の形の熱硬化
性樹脂が使用される。かかる定着性樹脂としては、たと
えばポリスチレン等のビニル芳香族樹脂、アクリル樹
脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリエステル樹脂、エ
ポキシ樹脂、フェノール樹脂、石油樹脂、ポリオレフィ
ン樹脂等があげられ、これらの内でもスチレン系樹脂、
アクリル系樹脂あるいはスチレン−アクリル系共重合体
樹脂が好適に使用される。この定着性樹脂には、ブレン
ドの形であるいは共重合の形でカチオン性またはアニオ
ン性極性基が含有されているのが好ましい。
【0056】着色剤としては、前記と同様のものが使用
される。着色剤は、定着性樹脂100重量部あたり5〜
20重量部、とくに10〜15重量部の割合で使用され
る。電荷制御剤としては、それ自体公知のもの、たとえ
ばニグロシンベース(C.I.No.5045)やオイ
ルブラック(C.I.No.26150)、スピロンブ
ラック等の油溶性染料や、ナフテン酸金属塩、脂肪酸金
属石鹸、含金属錯塩染料等が使用できるほか、電荷制御
性官能基を含有する樹脂も使用可能である。このような
官能基としては、スルホン酸、リン酸、カルボン酸型の
アニオン性基、あるいは1級−、2級−または3級−ア
ミノ基や第4級アニモニウム基のようなカチオン性基等
の電解性基があげられる。
【0057】電荷制御剤は、定着性樹脂100重量部あ
たり1〜10重量部の割合で用いるのがよい。熱定着用
の離型剤としては、各種ワックス類や低分子量オレフィ
ン系樹脂等があげられる。オレフィン系樹脂は、数平均
分子量(Mn)が1000〜10000、とくに200
0〜6000の範囲にあるものがよい。オレフィン系樹
脂としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、プロピレ
ン−エチレン共重合体が使用されるが、ポリプロピレン
がとくに好適である。
【0058】離型剤は、定着性樹脂100重量部あたり
1〜10重量部の割合で用いるのがよい。トナーの粒径
(体積基準の中心粒径)は、5〜15μm程度であるの
が好ましい。トナーは、その流動性を向上させて、嵩密
度を高くするのが好ましい。この目的のためにトナーに
は、カーボンブラック、疎水性非晶質シリカ、疎水性微
粉アルミナ、微細酸化チタン、微細球状樹脂等の流動性
改良剤をまぶして、最終的な非磁性一成分トナーとされ
る。流動性改良剤は、トナーあたり0.01〜2.0重
量%の割合で用いるのがよい。
【0059】なおトナーは、球形トナーには限られず、
前記トナー形成用樹脂組成物を混練、粉砕、分級してえ
られる不定形トナーを使用してもよい。
【0060】
〔有機感光体ドラムの作製〕
成分; メタルフリーフタロシアニン(電荷発生材料):5重量
部 N,N´−ジフエニル−N,N´−ビス(2,4−ジメ
チルフエニル)ベンジジン(正孔輸送材料):40重量
部 3,5,3′,5′−テトラフェニルジフェノキノン
(電子輸送材料):40重量部 ポリカーボネート(結着樹脂):100重量部 ジクロロメタン(溶剤):800重量部 上記の各成分をボールミルにより混合分散して作製した
塗布液を、アルミニウム素管上に浸漬塗工法によって塗
布した後、60℃で60分間熱風乾燥して、膜厚30μ
mの単一層分散型の有機感光層を有する、直径10m
m、16mm、20mm,25mmおよび30mmの有
機感光体ドラムを作製した。 〔画像形成装置の作製〕三田工業(株)製の普通紙ファ
クシミリ装置LDC−650を、本実験用に改造した。
詳細には、図1に示すように、上記で作製した有機感光
体ドラム1の回転方向順に、グリッドをもったスコロト
ロン方式のコロナチャージャ2、レーザ光源と走査光学
系とを備えた画像露光用光学系3、非磁性一成分トナー
用の接触現像器4、直径5mm、6mm、8mm、9.
6mm、10mm、12mmおよび14mmのいずれか
の、非接触型の転写ローラ51を、その中心軸51a
が、有機感光体ドラム1の中心軸1aより上方に位置す
るように配置した転写装置5、ならびに除電光源6を配
置した。なお、感光体ドラム1と転写ローラ51との、
最接近位置での距離は0.3mmとした。 〔画像形成試験I〕上記で作製した画像形成装置の、有
機感光体ドラム1の周速度を56mm/secに設定
し、かつ非接触型の転写ローラ51に対して、定電流制
御にて6μAの転写電流が流れるように、有機感光体ド
ラム1と逆極性の電荷を印加しつつ、サンプル画像を1
0000枚、連続的に形成した。
【0061】そして、10000枚目のサンプル画像を
目視にて判定して、リークもしくは逆転写による画像欠
陥(黒点もしくはスミベタ画像が抜ける)、およびオフ
セット(画像がだぶる、即ちゴースト画像)のうち少な
くとも一方の画像不良が発生したものを×、いずれの画
像不良もない良好な画像を○として評価した。結果を表
1に示す。なお、表1中の(−)は試験しなかった組み
合わせである。
【0062】
【表1】
【0063】表1の結果より、有機感光体ドラムの直径
が20mmを超える範囲では、転写ローラの直径は、形
成画像にさほど影響しないが、有機感光体ドラムの直径
が10〜20mmの範囲では、転写ローラの直径が有機
感光体ドラムの直径の60%以上か60%未満かによっ
て形成画像の画質に大きな差が生じ、このことから転写
ローラの直径は、有機感光体ドラムの直径の60%以上
である必要のあることがわかった。 〔画像形成試験II〕前記の画像形成装置において、直径
が16mmの有機感光体ドラム1と、直径が8mm、9
mm、10mmおよび12mmのいずれかの、非接触型
の転写ローラ51とを組み合わせた際に、画像形成1枚
目において良好な転写のえられる有効転写電流幅を求め
た。また、前記試験Iと同条件でサンプル画像を連続的
に形成した際の、1000枚目のサンプル画像を目視に
て判定して、前記と同じ基準で評価した。結果を表2に
示す。なお表2中、有効転写電流幅欄のカッコ内の数字
は、実際の有効転写電流の上下限値を示している。
【0064】
【表2】
【0065】表2の結果より、転写ローラの直径が有機
感光体ドラムの直径の60%未満では、有効転写電流幅
が全くないか、あるいは極めて狭い上に、形成画像の画
質が良好でないのに対し、転写ローラの直径が有機感光
体ドラムの直径の60%以上の場合には、有効転写電流
幅が広く、かつ形成画像の画質が良好であることがわか
った。 〔画像形成試験III〕前記の画像形成装置において、直
径が10mmの有機感光体ドラム1と、直径が4mm、
5mm、6mmおよび7.5mmのいずれかの、非接触
型の転写ローラ51とを組み合わせた際に、画像形成1
枚目において良好な転写のえられる有効転写電流幅を求
めた。また、前記試験Iと同条件でサンプル画像を連続
的に形成した際の、1000枚目のサンプル画像を目視
にて判定して、前記と同じ基準で評価した。結果を表3
に示す。なお表3中、有効転写電流幅欄のカッコ内の数
字は、先の試験IIの場合と同様に、実際の有効転写電流
の上下限値を示している。
【0066】
【表3】
【0067】表3の結果より、有機感光体ドラムの直径
が10mmの系においては、転写ローラの直径が有機感
光体ドラムの直径の60%未満では、有効転写電流を設
定できず、また形成画像の画質が良好でないのに対し、
転写ローラの直径が有機感光体ドラムの直径の60%以
上の場合には、有効転写電流幅が広く、かつ形成画像の
画質が良好であることがわかった。
【0068】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
小型化に際して電流のリークやトナーの逆転写、あるい
は転写ローラの汚れ等の問題を生じにくく、しかも有効
転写電流幅が大きいために転写電流の設定が容易な転写
装置と、それを用いた画像形成装置が提供される。した
がって、かかる本発明の構成を採用すれば、画像形成装
置の、形成画像の画質を維持した状態での、より一層の
小型化が可能となるという特有の作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の転写装置および画像形成装置の、実施
の形態の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 有機感光体ドラム 1a 中心軸 11 有機感光層 5 転写装置 51 転写ローラ 51a 中心軸 7 転写材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 広貢 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 上野 徹 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−348151(JP,A) 特開 平7−140758(JP,A) 特開 平7−140839(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/16

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直径が10〜20mmの有機感光体ドラム
    上に担持されたトナー像を、転写材に転写する転写装置
    であって、上記有機感光体ドラムの直径の60%以上
    100%以下の直径を有し、かつ有機感光体ドラムとの
    間に隙間を設けて配置される転写ローラを備えることを
    特徴とする転写装置。
  2. 【請求項2】転写ローラの中心軸が、有機感光体ドラム
    の中心軸より上方に位置するように転写ローラが配置さ
    れる請求項1記載の転写装置。
  3. 【請求項3】転写ローラが、有機感光体ドラムの表面と
    直接に接触しない非接触型である請求項1記載の転写装
    置。
  4. 【請求項4】直径が10〜20mmの有機感光体ドラム
    と、請求項1ないし3のいずれかに記載の転写装置とを
    備えることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】有機感光体ドラムが、結着樹脂中に少なく
    とも電荷発生剤と電荷輸送剤とを分散した、単一層分散
    型の有機感光層を有している請求項4記載の画像形成装
    置。
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