JP5001435B2 - 出力回路網を最小にした3ウェイドハティ増幅器 - Google Patents

出力回路網を最小にした3ウェイドハティ増幅器 Download PDF

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Description

本発明は、増幅器入力端及び増幅器出力端を有する3ウェイドハティ増幅器を具える電子装置であって、ドハティ増幅器は、主ステージと、第1のピークステージと、第2のピークステージとを有し、且つこのドハティ増幅器は、前記増幅器入力端を前記主ステージの第1の入力端と、前記第1のピークステージの第2の入力端と、前記第2のピークステージの第3の入力端とに接続する入力回路網を有し、又このドハティ増幅器は、前記主ステージの第1の出力端と、前記第1のピークステージの第2の出力端と、前記第2のピークステージの第3の出力端とを、前記増幅器出力端に接続する出力回路網を有している電子装置に関するものである。
既知のように、旧来のドハティ増幅器は、出力能力が同じで互いに並列に配置された2つの増幅ステージを有する。これらの増幅ステージのうちの第1の増幅ステージ(主ステージ)はAB級増幅器モードで動作し、第2の増幅ステージ(ピークステージ)はC級増幅器モードで動作する。これらのステージは、これらの入力端で且つこれらの出力端で90°移相回路網により分離されている。出力移相回路網は、主ステージの最適負荷インピーダンスRLm に等しくする必要がある特定の特性インピーダンスZo を有する。入力信号は2つの増幅ステージを駆動するように分離され、“インピーダンスインバータ”又は“ドハティ結合器”として既知の加算回路網は、
a)2つの出力信号を合成する、
b)2つの出力信号間の位相差を補正する、
c)主ステージの出力側から見たインピーダンスに対して反転されたインピーダンスをドハティ増幅器の出力端に生ぜしめる
ように動作する。
旧来のドハティ増幅器は、主ステージと単一のピークステージとを有する、いわゆる2ウェイ増幅器である。マルチウェイ(又はNウェイ)ドハティ増幅器は、主ステージと複数のピークステージとを有し、これらは互いに並列に動作する。マルチウェイドハティシステムの利点は、効率のピーク点間で効率の著しい降下を呈さずに、バックオフレベルを、対称的な2ウェイ設計をかなり超えて伸ばすということである。その結果、効率の改善は、対称的な2ウェイドハティ増幅器の場合のように6dBの電力バックオフではなく、12dBの電力バックオフで可能となる。現在、12dBの出力バックオフは、3G‐LTE(第三世代長期発展)システムや、WiMAX(ワイマックス;無線通信技術規格の1つ)システムのような新たな通信システムにより要求されている。旧来の3ウェイドハティでは、主ステージの出力端とその第1のピークステージの出力端との間に、且つ第1のピークステージの出力端と追加のピークステージの出力端との間にも1/4波長ラインが必要となる。このことが、このようなドハティシステムの設計を極めて複雑としている。更に、このような設計では、これらのラインを収容するためのスペースを大きくする必要があり、量産したサンプルは極めて矛盾する動作を呈するおそれがある。
主ステージとピークステージとは代表的に、これらのステージの各々としてそれぞれ電力トランジスタを用いて構成されている。
IEEE Transactions on Microwave Theory and Techniques, Vol.55, No.5の866〜879頁
(主ステージ及び単一のピークステージを有する)2ウェイドハティ増幅器の効率は、第2のピークステージを加えてこの2ウェイドハティ増幅器を3ウェイドハティ増幅器に拡張させることにより高めることができる。このようにすることにより、主として、入力信号のピーク対平均比を大きくしうるという利点が得られる。この従来の3ウェイドハティ増幅器に対する課題は、主ステージの負荷ライン変調が、ある電力レベルで停止し、これにより主ステージを著しい飽和状態にし、従って、ドハティ増幅器の入力端及び出力端間の直線性を著しく劣化させる。この直線性の著しい劣化を回避する代表的な方法は、入力端で複雑な駆動プロファイルを用いる方法であるが、これにより入力スプリッタの複雑性を高めてしまう。他の課題は、主ステージ及びピークステージが同じ構造を有する場合に、対称的な2ウェイドハティ増幅器に比べての改善がほんの僅かであるということである。従って、設計者は、トランジスタのサイズを異ならせることを強いられ、その結果、装置選択手順を複雑にする。
ここで、2007年5月に発行された文献“IEEE Transactions on Microwave Theory and Techniques”, Vol.55, No.5の866〜879頁に記載された論文“A Mixed-Signal Approach Towards Linear and Efficient N-Way Doherty Amplifiers ”(W.C. Edmund Neo, Jawad Qureshi, Marco J. Pelk, John R. Gajadharsing 及びLeo C.N. de Vreede氏著)を参照する。この文献では、著者がNウェイドハティ増幅器の出力回路網を(N+1)ポート回路網としてモデリングしている。このモデリングによれば、(N−1)個の選択自由な高効率電力バックオフ点の所定の組に対し、出力回路網の適切なパラメータや駆動電流の関連する機能的作用を見いだすことができる。この場合、ドハティ増幅器の全出力電力が入力電力に直線的に依存する(又は入力電圧の二乗に比例する)ようにする必要があり、同時に全ドレイン効率をピークレベル及びN−1個のバックオフ電力レベルで最大化する必要がある。
本発明者は、3ウェイドハティ増幅器の汎用の出力回路網をモデリングするのに4ポート回路網を考慮する。出力回路網は、全体として、(虚数部を有する複素変換と相違して)実変換が、主ステージの出力端と、一方ではピークステージの出力端、他方ではドハティ増幅器の出力端との間で達成されるように構成するのが好ましい。ドハティ増幅器の負荷としては、抵抗、すなわち、実数値の負荷を考慮する。変換に虚数部が含まれる場合には、電力効率は減少するおそれがある。このことは、補償素子を加えることにより補償することができるが、このようにすることは、設計の複雑性及び費用を高める原因となるであろう。本発明者は特に、出力回路網の構成素子の個数を最小にすることをも目的とするものである。
上述したモデリングが、入力回路網に簡単な受動スプリッタを用い、且つ実例では出力回路網を構成するのに最小数の構成素子を用いることにより、出力回路網が全ダイナミックレンジに亘って負荷ライン変調を可能にするようにしたNウェイドハティ増幅器を本発明者が考えつくように導いたものである。本発明者は、この一般的な概念を、1/4波長伝送ラインの例及び集中素子の例における3ウェイドハティ増幅器にも適用させる。
本発明者は特に、請求項1に記載した電子装置を提供する。本発明の電子装置は、増幅器入力端及び増幅器出力端を有するNウェイドハティ増幅器を具える。数値Nは2よりも大きい整数とする。このNウェイドハティ増幅器は、1つの主ステージと、規則的な配列の(N−1)個のピークステージとを有する。これら(N−1)個のピークステージには、少なくとも第1のピークステージ及び第2のピークステージが存在する。このNウェイドハティ増幅器は、前記増幅器入力端を前記主ステージの第1の入力端とそれぞれの前記ピークステージのそれぞれの入力端とに接続する入力回路網を有する。このNウェイドハティ増幅器は、一方では、前記主ステージの第1の出力端を、他方では前記規則的な配列の(N−1)個のピークステージのうちのそれぞれのピークステージのそれぞれの出力端を、増幅器出力端に接続する出力回路網を有する。この出力回路網は、前記主ステージが受ける第1のインピーダンスであって、この主ステージの第1の出力端と前記増幅器出力端との間で90°の第1の移相を達成するようにした当該第1のインピーダンスを構成している。この出力回路網は、前記規則的な配列の(N−1)個のピークステージのうちのそれぞれのピークステージが受けるそれぞれの他のインピーダンスであって、それぞれのピークステージの出力端と前記増幅器出力端との間にそれぞれ他の移相を達成するようにした当該他のインピーダンスを構成している。前記ピークステージのうちの特定のピークステージに対する前記他の移相のうちの各特定の移相が、前記ピークステージのうちで前記規則的な配列で次の他のピークステージの他の更なる移相よりも90°だけ大きくなるようにする。前記入力回路網は、前記増幅器入力端と前記主ステージの前記第1の入力端との間で90°の(N−2)倍の第2の移相を達成する第2のインピーダンスを構成している。前記入力回路網は、前記増幅器入力端とそれぞれのピークステージのそれぞれの入力端との間で追加の移相をそれぞれ達成するそれぞれの追加のインピーダンスを構成している。前記ピークステージのうちの特定のピークステージに対する前記追加の移相のうちの各特定の移相は、前記規則的な配列で前記ピークステージのうちの前のピークステージの追加の移相よりも90°だけ大きくなっている。前記増幅器入力端と前記第1のピークステージとの間の追加の移相は0°であるようにする。
一例では、前記第1のインピーダンス、前記第2のインピーダンス、前記他のインピーダンス及び前記追加のインピーダンスの各々を、それぞれ1/4波長伝送ラインを以て構成する。
本発明の一例の電子装置は、増幅器入力端及び増幅器出力端を有する3ウェイドハティ増幅器を具える。この3ウェイドハティ増幅器は、1つの主ステージと、第1のピークステージと、第2のピークステージとを有する。この3ウェイドハティ増幅器は、前記増幅器入力端を前記主ステージの第1の入力端と、前記第1のピークステージの第2の入力端と、前記第2のピークステージの第3の入力端とに接続する入力回路網を有する。この3ウェイドハティ増幅器は、前記主ステージの第1の出力端、前記第1のピークステージの第2の出力端及び前記第2のピークステージの第3の出力端を増幅器出力端に接続する出力回路網を有する。この出力回路網は、前記主ステージが受ける第1のインピーダンスであって、この主ステージの第1の出力端と前記増幅器出力端との間で90°の第1の移相を達成するようにした当該第1のインピーダンスと、前記第1のピークステージが受ける第2のインピーダンスであって、前記第2の出力端と前記増幅器出力端との間で180°の第2の移相を達成するようにした当該第2のインピーダンスと、前記第2のピークステージが受ける第3のインピーダンスであって、前記第3の出力端と前記増幅器出力端との間で90°の第3の移相を達成するようにした当該第3のインピーダンスとを構成している。前記入力回路網は、前記増幅器入力端と前記第1の入力端との間の第4のインピーダンスと、前記増幅器入力端と前記第3の入力端との間の第5のインピーダンスとを有し、これら第4のインピーダンスと第5のインピーダンスとの各々が90°の移相を達成するようにするのが好ましい。
丁度90°ではなく、90°の奇数倍、例えば、270°の移相も使用可能であるが、この場合、電力損失をも生じ、帯域幅を減少させる。
本発明の3ウェイドハティ増幅器の伝送ラインの例では、出力回路網が、前記第1の出力端と増幅器出力端との間に接続された第1の1/4波長伝送ラインと、前記第2の出力端と前記第3の出力端との間に接続された第2の1/4波長伝送ラインと、前記第3の出力端と増幅器出力端との間に接続された第3の1/4波長伝送ラインとを以て構成されているようにする。
本発明の集中素子の例では、出力回路網が、前記第1の出力端と信号接地点との間の第1のキャパシタと、前記第2の出力端と信号接地点との間の第2のキャパシタと、前記第3の出力端と信号接地点との間の第3のキャパシタと、前記増幅器出力端と信号接地点との間の第4のキャパシタと、前記第1の出力端と前記増幅器出力端との間の第1のインダクタと、前記第2の出力端と前記第3の出力端との間の第2のインダクタと、前記第3の出力端と前記増幅器出力端との間の第3のインダクタとを具えるようにする。
このようにすることにより、伝送ラインの例と集中素子の例との双方で用いるインピーダンスの値は、主として、選択された電力のバックオフ点に依存する。
従って、本発明によれば、主ステージの出力と、第1のピークステージの出力と、第2のピークステージの出力とを合成して、ダイナミックレンジ全体に亘る負荷ライン変調を可能にするとともに極度の非線形動作を回避する新規な方法が得られる。この合成の新規な方法には簡単な受動素子のスプリッタを使用することが含まれる。この合成の新規な方法によれば、デバイスサイズを3つよりも少なくして大きなバックオフにおける瞬時的な効率を高くしうる。この合成の新規な方法によれば、単一のデバイスサイズのみで6dBのバックオフ及び9.5dBのバックオフにおける瞬時的な効率を高くしうる。
本明細書では、移相を0°、90°又は180°のように数値で表した。これらの数値は、0°、90°及び180°のそれぞれの付近の(小さな)角度範囲であって、ドハティ増幅器のあらゆる実際的な動作使用目的に対し移相が0°、90°及び180°とみなされる数値をとることを意味する角度範囲を含むことを理解すべきである。
図1は、従来の3ウェイドハティ増幅器を示す線図である。 図2は、図1の増幅器の動作を説明するための回路線図である。 図3は、出力回路網を一般的な4ポート回路網としてモデリングしたドハティ増幅器を示す線図である。 図4は、1/4波長伝送ラインを以て構成した本発明のドハティ増幅器を示す線図である。 図5は、図4の増幅器の動作を説明するための回路線図である。 図6は、集中素子を以て構成した本発明のドハティ増幅器を示す線図である。 図7は、本発明のNウェイドハティ増幅器を示す線図である。
以下、添付図面につき、本発明の実施例を説明する。図面中、同様な又は対応する構成部分を同じ符号で示す。
2ウェイドハティ増幅器の効率は、これを追加のピークステージで拡張し、3ウェイドハティ増幅器を形成することにより高めることができる。従来の3ウェイドハティ増幅器の1つの課題は、主ステージの負荷ライン変調が、ある電力レベルで停止し、主ステージを著しい飽和状態にするとともに、直線性を著しく劣化させる。この点を回避する一方法には、3ウェイドハティ増幅器の入力回路網に複雑な駆動プロファイルを用いる方法があり、この方法によると、入力スプリッタの複雑性を高める。他の課題は、3つのステージを構成するのに同じ3つのトランジスタ装置を用いる場合、対称的な2ウェイドハティ増幅器に対し僅かしか改善されないということである。この場合、設計者は、トランジスタの電力の大きさ(サイズ)を異ならせることを強いられ、その結果、3ウェイドハティ増幅器の個々の構造に対する選択手順を複雑にする。本発明はこれらの双方の課題に対処するものである。
図1は、増幅器入力端102と、増幅器出力端104と、入力回路網106と、出力回路網108と、主ステージ110と、第1のピークステージ112と、第2のピークステージ114とを有する従来の3ウェイドハティ増幅器100を示す線図である。入力回路網は、増幅器入力端102で受けた入力信号の電力をステージ110と、ステージ112と、ステージ114とに分配するスプリッタ116を有する。この入力回路網は更に、増幅器入力端102と第1のピークステージ112の入力端との間にインピーダンス118を有するとともに、増幅器入力端102と第2のピークステージ114の入力端との間にインピーダンス120を有する。出力回路網108は、主ステージ110の出力端と増幅器出力端104との間にインピーダンス122とインピーダンス124との直列回路を有する。第1のピークステージ112の出力端はインピーダンス122及び124間に接続され、第2のピークステージ114の出力端は増幅器出力端104に接続されている。この増幅器100は、抵抗126で表す負荷126を駆動するのに用いられる。
ステージ110、112及び114からの出力信号を出力回路網108で合成する方法によれば、主ステージ110の負荷ライン変調の乱れを引き起こし、これにより、スプリッタ116が単に受動素子で構成されている場合には、飽和状態を著しくするとともに、直線性を著しく劣化させる。
図2は、3ウェイドハティ増幅器100の動作を説明するための回路線図である。この増幅器100の動作は、3つの主たる領域に分割しうる。入力電力がピークステージ112及び114のしきい値レベルよりも低い低電力レベルでは、主ステージ110が、電流を負荷126に供給する唯一の装置である。主ステージ110の出力端に存在するインピーダンスは、二重のインピーダンスインバータ122及び124の為に、主増幅器110が、その最大ピーク電力能力よりもかなり低い電圧飽和状態に入るとともにその最大効率点に達するようにする。これにより、第1のピーク効率点がバックオフに得られるようになる。入力電力レベルが第1のピークステージ112のしきい値レベル(遷移点)を超える場合、この第1のピークステージ112が電流を生じ始め、この電流がインピーダンス122及び124間のノード128で主ステージ110からの電流と同相で加算されるとともに、等価負荷Zo4 2 /RLoadに供給され、ノード128におけるRF出力電圧を増大させる。従って、インピーダンスインバータ122の出力側で見た見掛けのインピーダンスは、ノード128における実際の等価負荷インピーダンスよりも高くなる。この能動負荷プリング効果の為に、主ステージ110の出力側で見たインピーダンスが減少し、その電力への寄与度が増大する。双方のステージ110及び112から出力電力は、第1のピークステージ112も電圧飽和状態に入るまで、信号レベルが増大するにつれて増大する。その結果、バックオフに第2のピーク効率点が得られるようになる。ノード128が電圧飽和状態になった結果、主ステージ110に電流飽和が生じ、その結果負荷ライン変調の乱れが生じる。入力電力範囲の残余部に対しては、主ステージ110がオーバードライブ(過励振)状態となり、著しい飽和状態になるとともに、直線性を著しく劣化させる。この点を回避する一方法では、能動駆動プロファイリングが利用されており、その結果、回路の複雑性をかなり増大させている。入力電力レベルが第2のピークステージ114のしきい値レベルを超える場合、この第2のピークステージ114が電流を生じ始め、この電流が出力端104においてインピーダンス124からの及び主ステージ110からの電流と同相で加算される。その結果、負荷126におけるRF出力電圧を更に増大させる。
ピークステージ112及び114の各々から得られる出力電力は、ピーク電力能力に到達するまで、信号レベルが増大するにつれて増大する。主ステージ110の効率は、第1の遷移点とピーク電力との間の領域内でその最大値に維持される。第1のピークステージ112の効率は、第2の遷移点とピーク電力との間でその最大値に維持される。第2のピークステージ114の効率は、ゼロ値と、その最大ピーク電力レベルにおけるその最大値との間で変化する。従って、3ウェイドハティ増幅器100は、3つの効率ピーク点を呈する。
図3は、出力回路網108を4ポート回路網としてモデリングした一般的な3ウェイドハティ増幅器300を示す線図である。出力回路網108は、インピーダンス301、302、303、304、305、306、307、308、309及び310を有する。これらのインピーダンス301〜310は、ステージ110、112及び114の出力端と、増幅器出力端104と、信号接地点との如何なる対間でのあらゆる可能な相互接続をも表している。入力回路網106は、スプリッタ116をステージ110、112及び114の入力端にそれぞれ接続するインピーダンス311、312及び313を有する。
インピーダンスの(複素)値、従って、これらの移相特性は、選択した電力バックオフ点に依存し、これらの電力バックオフ点が主ステージ110、第1のステージ112及び第2のステージ114間の電力の配分(X1 、X2 及びX3 )を決定する。
図4は、最小数の伝送ライン、この場合3つの1/4波長伝送ライン406、408及び410を用いる本発明の3ウェイドハティ増幅器の第1の実施例400を示す線図である。入力回路網106は、増幅器入力端102及び主ステージ110の入力端間の1/4波長伝送ライン402と、増幅器入力端102及び第2のピークステージ112の入力端間の1/4波長伝送ライン404とを有する。主ステージ110とピークステージ112及び114とは、理想的な電圧制御電流源とみなされる。
前述したように、これらのインピーダンス値は、電力バックオフ点に依存する。ステージ110〜114により出力回路網108内に生ぜしめられる電流は個別に決定され、続いて線形回路網である回路網108により直線的に合成される。
図5は、3ウェイドハティ増幅器400の動作を説明するための回路線図である。
増幅器400の動作は3つの主領域に分割しうる。入力電力がピークステージ112及び114のしきい値レベルよりも低い低電力レベルでは、主ステージ110が、電流を負荷126に供給する唯一の装置である。インピーダンスインバータ406によりこの主ステージの出力端に存在するインピーダンスは、主ステージ110がその最大ピーク能力よりも充分低い電圧飽和状態に入るとともにその最大効率点に達することを達成する。このことにより、第1のピーク効率点がバックオフ中に得られるようにする。入力電力レベルが第1のピークステージ112のしきい値レベル(遷移点)を超える場合には、ステージ112が電流を負荷126に供給し始め、この電流がノード104において主ステージ110からの電流と同相で加算され、これにより負荷126におけるRF出力電圧を増大させる。従って、インピーダンスインバータ406の出力側で見た見掛けのインピーダンスが実際の負荷インピーダンスよりも大きくなる。この能動負荷プリング効果により、主ステージ110の出力側で見たインピーダンスが減少し、その電力寄与度が増大する。ステージ110及び112からの出力電力は、第1のピークステージ112がその最大ピーク電力能力よりも低い電圧飽和状態に入るまで、信号レベルが増大するにつれ増大する。その結果、第2のピーク効率点がバックオフ中に得られるようになる。入力電力レベルが第2のピークステージ114のしきい値レベルを超える場合には、ステージ114が電流を供給し始め、この電流が最初にノード412において第1のピークステージからの電流と同相で加算され、次にノード104において主ステージ110からの電流と同相で加算され、これにより負荷126におけるRF出力電圧を更に増大させる。その結果、主ステージ110の負荷は全電力範囲に亘って変調される。ステージ110、112及び114からの出力電力は、ピーク電力能力に達するまで、信号レベルが増大するにつれ増大する。主ステージ110の効率は、第1の遷移点とピーク電力との間の領域内でその最大値に維持される。第1のピークステージ112の効率は、第2の遷移点とピーク電力との間でその最大値に維持される。第2のピークステージ114の効率は、ゼロ値と、その最大ピーク電力レベルにおけるその最大値との間で変化する。
従って、3ウェイドハティ増幅器400は3つの効率ピーク点を呈する。
図6は、出力回路網108に最小数の集中素子を用いるようにした本発明の3ウェイドハティ増幅器の第2の実施例を示す線図である。本例の増幅器600では、出力回路網108は、主ステージ110の出力端及び信号接地点間の第1のキャパシタ602と、第1のピークステージ112の出力端及び信号接地点間の第2のキャパシタ604と、第2のピークステージ114の出力端及び信号接地点間の第3のキャパシタ606と、増幅器出力端104及び信号接地点間の第4のキャパシタ608と、主ステージ110の出力端及び増幅器出力端104間の第1のインダクタ610と、第1のピークステージ112の出力端及び第2のピークステージ114の出力端間の第2のインダクタ612と、第2のピークステージ114の出力端及び増幅器出力端104間の第3のインダクタ614とより成る。入力回路網106は、増幅器入力端102及び主ステージ110の入力端間のインピーダンス402と、増幅器入力端102及び第2のピークステージ112の入力端間のインピーダンス404とを用いており、これらの双方のインピーダンスは90°の移相を達成するように作用する。
機能的には、本例の増幅器600の動作は、図5につき説明した動作と等価である。
図7は、本発明のNウェイドハティ増幅器700を示す線図である。3ウェイドハティ増幅器400及び600につき上述した概念は一般的に、組織的な手法を用いることによりマルチウェイドハティ増幅器に拡張させることができる。増幅器700は、入力回路網106と、出力回路網108と、主ステージ110と、第1のピークステージ112と、第2のピークステージ114と、(N−3)個の他のピークステージとを有し、図面を明瞭にするためにこれらの他のピークステージのうちピークステージ702及びピークステージ704のみを図示してある。スプリッタ116は、“X1 dB”、“X2 dB”、“X3 dB”、…、“XN-1 dB”及び“XN dB”で示すように、電力をステージ110、112、114、…、702及び704間に配分する。入力回路網106は、インピーダンス706、インピーダンス708、…、インピーダンス710及びインピーダンス712を有する。インピーダンス706は、増幅器入力端102と主ステージ110の入力端との間に接続されている。このインピーダンス706は、増幅器入力端102における信号の位相を90°の(N−2)倍だけ移相させる。インピーダンス708は、増幅器入力端102と第2のピークステージ114の入力端との間に接続されている。このインピーダンス708は、増幅器入力端102における信号の位相を90°だけ移相させる。インピーダンス710は、増幅器入力端102とピークステージ702の入力端との間に接続されている。このインピーダンス710は、増幅器入力端102における信号の位相を90°の(N−3)倍だけ移相させる。インピーダンス712は、増幅器入力端102とピークステージ704の入力端との間に接続されている。このインピーダンス712は、増幅器入力端102における信号の位相を90°の(N−2)倍だけ移相させる。出力回路網108は、主ステージ110と増幅器出力端704との間に接続されたインピーダンス406を有し、図4の増幅器400及び図6の増幅器600につき前述したように90°の移相を実行する。出力回路網108は更に、(N−1)個のインピーダンス714、716、…、718及び720の直列回路を第1のピークステージ112の出力端と増幅器出力端104との間に有する。増幅器114、…、702及び704のそれぞれの出力端はインピーダンス714〜720のそれぞれの対の隣接するインピーダンス間に接続されている。図7から明らかなように、Nウェイドハティ増幅器700の構造は、回路のレイアウトを最適化する固有の規則性及び対称性を示している。

Claims (5)

  1. 増幅器入力端及び増幅器出力端を有するNウェイドハティ増幅器を具える電子装置において、
    Nが2よりも大きい整数であり、
    前記Nウェイドハティ増幅器は1つの主ステージと、順番に電流を生じる(N−1)個のピークステージとを有し、
    これら(N−1)個のピークステージには、少なくとも第1のピークステージ及び第2のピークステージが存在し、
    前記Nウェイドハティ増幅器は、前記増幅器入力端を前記主ステージの第1の入力端とそれぞれの前記ピークステージのそれぞれの入力端とに接続する入力回路網を有し、
    前記Nウェイドハティ増幅器は、一方では、前記主ステージの第1の出力端を、他方では前記(N−1)個のピークステージのうちのそれぞれのピークステージのそれぞれの出力端を、増幅器出力端に接続する出力回路網を有し、
    この出力回路網は、前記主ステージが受ける第1のインピーダンスであって、この主ステージの第1の出力端と前記増幅器出力端との間で90°の第1の移相を達成するようにした当該第1のインピーダンスを構成しており、
    この出力回路網は、前記(N−1)個のピークステージのうちのそれぞれのピークステージが受けるそれぞれの他のインピーダンスであって、それぞれのピークステージの出力端と前記増幅器出力端との間にそれぞれ他の移相を達成するようにした当該他のインピーダンスを構成しており、
    前記ピークステージのうちの特定のピークステージに対する前記他の移相のうちの各特定の移相が、前記ピークステージのうちで電流を生じる順番において次の他のピークステージの他の更なる移相よりも90°だけ大きくなり、
    前記入力回路網は、前記増幅器入力端と前記主ステージの前記第1の入力端との間で90°の(N−2)倍の第2の移相を達成する第2のインピーダンスを構成しており、
    前記入力回路網は、前記増幅器入力端とそれぞれのピークステージのそれぞれの入力端との間で追加の移相をそれぞれ達成するそれぞれの追加のインピーダンスを構成しており、
    前記ピークステージのうちの特定のピークステージに対する前記追加の移相のうちの各特定の移相が、前記ピークステージのうちで電流を生じる順番において前のピークステージの追加の移相よりも90°だけ大きくなり、
    前記増幅器入力端と前記第1のピークステージとの間の追加の移相は0°であるようにした電子装置。
  2. 請求項1に記載の電子装置において、前記第1のインピーダンス、前記第2のインピーダンス、前記他のインピーダンス及び前記追加のインピーダンスの各々が、それぞれ1/4波長伝送ラインを以て構成されている電子装置。
  3. 請求項2に記載の電子装置において、Nを3に等しくした電子装置。
  4. 請求項1に記載の電子装置において、Nを3に等しくした電子装置。
  5. 請求項4に記載の電子装置において、前記出力回路網が、
    前記第1の出力端と信号接地点との間の第1のキャパシタと、
    第2の出力端と信号接地点との間の第2のキャパシタと、
    第3の出力端と信号接地点との間の第3のキャパシタと、
    前記増幅器出力端と信号接地点との間の第4のキャパシタと、
    前記第1の出力端と前記増幅器出力端との間の第1のインダクタと、
    前記第2の出力端と前記第3の出力端との間の第2のインダクタと、
    前記第3の出力端と前記増幅器出力端との間の第3のインダクタと
    を具えている電子回路。
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