JP5606371B2 - ドハティ増幅器 - Google Patents

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本発明の実施形態は、地上デジタル放送送信機用パワーアンプに用いられるドハティ増幅器に関する。
近年、高効率かつ低歪みで電力を増幅するドハティ増幅器が開発されている。このドハティ増幅器は、キャリア増幅器とピーク増幅器とを備え、これらキャリア増幅器及びピーク増幅器の各出力端を合成する構成になっている。キャリア増幅器はAB級動作し、ピーク増幅器はC級動作するようにバイアス条件が与えられる。
ドハティ増幅器は、キャリア増幅器及びピーク増幅器の各出力端の合成点からピーク増幅器を見た負荷インピーダンスが開放に近い状態となるように位相線路長が構成されている。この構成により小信号動作時、ピーク増幅器はC級動作しているので、キャリア増幅器しか動作しない状態となり、効率が向上する。
例えば、地上デジタル放送送信機用パワーアンプに用いられ、大電力増幅に対応するドハティ増幅器は、3素子型であり、1つのキャリア増幅器と2つのピーク増幅器とを有する。このようなドハティ増幅器は、上記キャリア増幅器及びピーク増幅器の各出力端の合成点からピーク増幅器側を見たインピーダンスは、キャリア増幅器の出力の飽和時から所定の値だけバックオフしたバックオフ時に無限大(開放)となる。このとき、キャリア増幅器のみが動作していたとしても、キャリア増幅器の出力端から合成点を介して2つのピーク増幅器側に流れることはなく、2つのピーク増幅器側への電力の漏洩が防止される。
特開2006−157900号公報 特開2006−332829号公報
しかしながら、2つのピーク増幅器を同時に動作させるとき、これらピーク増幅器の各デバイス特性差があるために、当該デバイス特性差による出力電流の違いから負荷が変動し、左右の相互変調歪みのアンバランス等により所望の特性が得られない。
本発明が解決しようとする課題は、2つのピーク増幅器のデバイス特性差による出力電流の違いから生ずる負荷変動の影響を低減して、相互変調歪み特性を改善することができるドハティ増幅器を提供することにある。
実施形態によれば、入力信号を第1乃至第3の信号に分配する分配回路と、前記分配回路により分配された前記第1の信号を増幅するキャリア増幅器と、C級動作を行うようにバイアス条件が与えられ、前記キャリア増幅器の出力電力が飽和状態に近づくと動作を開始し、前記分配回路により分配された前記第2の信号を増幅する第1のピーク増幅器と、C級動作を行うようにバイアス条件が与えられ、前記キャリア増幅器の出力電力が飽和状態に近づくと動作を開始し、前記分配回路により分配された前記第3の信号を増幅する第2のピーク増幅器と、前記第1のピーク増幅器の出力信号と前記第2のピーク増幅器の出力信号とを合成する第1の合成回路と、前記キャリア増幅器の出力信号と前記第1の合成回路の出力信号とを合成する合成点を有し、前記キャリア増幅器の出力側と前記第1の合成回路の出力側とのそれぞれから前記合成点に向かって整合を取って前記キャリア増幅器の出力信号と前記第1の合成回路の出力信号とを合成して出力する第2の合成回路とを具備し、前記第1のピーク増幅器と前記第2のピーク増幅器とは、前記キャリア増幅器の出力電力が飽和状態に近づくと、同時に前記動作を開始し、前記第1の合成回路は、前記キャリア増幅器の出力の飽和時から所定の値だけバックオフしたバックオフ時に、前記合成点から前記第1及び第2のピーク増幅器側を見たインピーダンスを無限大に調整可能とするドハティ増幅器である。
ドハティ増幅器の一実施形態を示す回路構成図。 同ドハティ増幅器における調整用線路の具体的な回路構成図。 同ドハティ増幅器における第1及び第2のピーク増幅器側の調整用線路の線路長さを短く調整したときの相互変調歪み特性(IM)の一例を示す図。 同ドハティ増幅器における第1及び第2のピーク増幅器側の調整用線路が無いときの相互変調歪み特性(IM)の一例を示す図。 同ドハティ増幅器の相互変調歪みを説明するための図。
以下、一実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1はドハティ増幅器の回路構成図を示す。このドハティ増幅器は、例えば地上デジタル放送送信機用パワーアンプに用いられるもので、大電力増幅に対応した3素子型の増幅器であり、1つのキャリア増幅器6と、2つのピーク増幅器13、16を有する。
このドハティ増幅器は、入力端子1を設け、この入力端子1に連結器(カプラ)2が接続されている。この連結器2の各出力端には、アッテネータ3と分配器4とが接続されている。この連結器2は、入力端子1を通して入力された電気信号をアッテネータ3と分配器4とに1:1の割合で分配する。この分配の割合1:1で分配するのは、1つのキャリア増幅器6と、2つのピーク増幅器13、16とに同一電力を供給するためである。
アッテネータ3は、連結器2からの電気信号を2分の1に減衰する。このアッテネータ3には、第1の整合回路5と、キャリア増幅器6と、第2の整合回路7と、線路長λ/8の第1の線路8と、線路長Aの第2の線路9と、線路長λ/4の第3の線路10とが直列接続されている。なお、λは波長である。キャリア増幅器6は、AB級動作を行うようにバイアス条件が与えられ、常時、電力を増幅する。バイアス条件としてキャリア増幅器6へのバイアス電圧は、Vdsである。
一方、分配器4の各出力端子には、それぞれ第3の整合回路11と、第4の整合回路12とが接続されている。この分配器4は、連結器2からの電気信号を第3の整合回路11側と第4の整合回路12側とに均等(1:1の割合)に分配する。この分配器4は、例えばウィルキンソンデバイダーが用いられる。この分配器4と上記連結器2とにより分配回路が構成される。
ここで、入力端子1から連結器2に入力される電気信号をP、第1の整合回路5に入力される電気信号をP、第3の整合回路11に入力される電気信号をP11、第4の整合回路12に入力される電気信号をP12とすると、これら電気信号の分配比の関係は、
=P11=P12=P/3
となる。
この分配器4の一方の出力端子には、上記第3の整合回路11と、第1のピーク増幅器13と、第5の整合回路14とが直列接続され、さらに第5の整合回路14の出力端子がコンバイナー15に接続されている。
又、分配器4の他方の出力端子には、上記第4の整合回路12と、第2のピーク増幅器16と、第6の整合回路17とが直列接続され、さらに第6の整合回路17の出力端子がコンバイナー15に接続されている。このコンバイナー15の出力端子には、調整用線路18が接続されている。
第1のピーク増幅器13と第2のピーク増幅器16とは、それぞれC級動作を行うようバイアス条件が与えられている。バイアス条件として第1のピーク増幅器13と第2のピーク増幅器16とへの各バイアス電圧は、Vdsである。これらバイアス条件がC級に設定されている第1と第2のピーク増幅器13、16は、それぞれAB級に設定されているキャリア増幅器6の出力電力が飽和状態に近づくと、動作を開始する。
コンバイナー15と調整用線路18とは、第1の合成回路を構成する。これらコンバイナー15と調整用線路18とは、第1のピーク増幅器13の出力信号と第2のピーク増幅器16の出力信号とを合成して出力する。
これらコンバイナー15と調整用線路18とは、キャリア増幅器6の出力の飽和時から所定の値だけバックオフしたバックオフ時に、後述する合成点Cから第1及び第2のピーク増幅器13、16側を見たインピーダンスを無限大(∞,開放)に調整可能とする。すなわち、当該ドハティ増幅器のドハティ動作を決定するための上記インピーダンスを無限大(開放)にするコンバイナー15と調整用線路18との線路長を短くする必要がある場合に、第1及び第2のピーク増幅器13、16側の主に調整用線路18の線路長さを短く調整可能である。この調整用線路18の線路長さの調整では、調整する線路長さの範囲を広く取れる。コンバイナー15は、第1のピーク増幅器13の出力信号と第2のピーク増幅器16の出力信号とを合成する。調整用線路18は、線路長さAを調整可能である。コンバイナー15においても線路長が調整可能である。
コンバイナー15は、1/8波長(λ/8)を含む長さ領域内で線路長を調整可能とする。
コンバイナー15と調整用線路18とは、これらの組み合わせによりバックオフ時に、合成点Cから第1及び第2のピーク増幅器13、16側を見たインピーダンスを無限大に調整可能とする。
上記コンバイナー15と調整用線路18とでのインピーダンスの調整では、主に調整用線路18の長さを調整し、必要時にコンバイナー15の線路長さを調整する。
これらコンバイナー15と調整用線路18とにおける線路長さの調整は、例えば図2に示すようにコンバイナー15側からの線路L1と、合成点C側の線路L2とを互いに並行に配線し、これら線路L1、L2の間に複数の接点18−1、18−1、18−2、18−2、…、18−n、18−nを接続する。これら接点18−1、18−1、18−2、18−2、…、18−n、18−nは、それぞれ接点18−1、18−1と、接点18−2、18−2と、…、接点18−n、18−nとで対を成す。しかるに、これら対の接点18−1、18−1等のうちいずれか1つの対の接点間、例えば接点18−2、18−2間を接続することにより調整用線路18における線路長さAを調整できる。
調整用線路18の出力側と第3の線路10の出力側とは、合成点Cで連結されて第4の線路19に接続される。これら調整用線路18の出力側と、第3の線路10の出力側と、合成点Cと、第4の線路19とは、第2の合成回路を構成する。第4の線路19の出力側は、出力端子20に接続される。これにより、第3の線路10からのキャリア増幅器6の出力信号と、調整用線路18からの第1と第2のピーク増幅器13、16の合成の出力信号とは、合成点Cにおいて合成される。第1と第2のピーク増幅器13、16の各出力信号を合成する場合、キャリア増幅器6の出力側と調整用線路18の出力側とのそれぞれから合成点Cに向かって整合を取って第1と第2のピーク増幅器13、16の各出力信号を合成する。
次に、上記の通り構成されたドハティ増幅器の動作について説明する。
入力端子1から入力される電気信号は、連結器2に送られる。この連結器2は、入力端子1を通して入力された電気信号をアッテネータ3と分配器4とに1:1の割合で分配する。この分配の割合1:1で分配するのは、1つのキャリア増幅器6と、2つのピーク増幅器13、16とに同一電力を供給するためである。アッテネータ3は、連結器2からの電気信号を2分の1に減衰して出力する。このアッテネータ3の出力信号(第1の信号)は、第1の整合回路5を通ってキャリア増幅器6に入力される。
このキャリア増幅器6は、AB級動作を行うようにバイアス条件が与えられ、常時、第1の信号の電力を増幅する。このキャリア増幅器6の出力信号は、第2の整合回路7と、線路長λ/8の第1の線路8と、線路長Aの第2の線路9と、線路長λ/4の第3の線路10とを通って合成点Cに送られる。
一方、分配器4は、連結器2からの電気信号を第3の整合回路11側と第4の整合回路12側とに均等(1:1の割合)にそれぞれ第2の信号、第3の信号として分配する。この分配器4により分配された第2の信号は、第3の整合回路11を通って第1のピーク増幅器13に入力される。この第1のピーク増幅器13は、C級動作を行うようバイアス条件が与えられ、AB級に設定されているキャリア増幅器6の出力電力が飽和状態に近づくと、動作を開始する。この第1のピーク増幅器13の出力信号は、第5の整合回路14を通ってコンバイナー15の一入力端子に入力される。
これと共に、分配器4により分配された第3の信号は、第4の整合回路12を通って第2のピーク増幅器16に入力される。この第2のピーク増幅器16は、C級動作を行うようバイアス条件が与えられ、AB級に設定されているキャリア増幅器6の出力電力が飽和状態に近づくと、動作を開始する。この第2のピーク増幅器17の出力信号は、第6の整合回路17を通ってコンバイナー15の他入力端子に入力される。
このコンバイナー15は、第1のピーク増幅器13の出力信号と第2のピーク増幅器16の出力信号とを合成する。調整用線路18は、コンバイナー15の出力信号を合成点Cに送る。この調整用線路18は、線路長さAを調整可能である。すなわち、コンバイナー15と調整用線路18とは、キャリア増幅器6の出力の飽和時から所定の値だけバックオフしたバックオフ時に、合成点Cから第1及び第2のピーク増幅器13、16側を見たインピーダンスを無限大(∞,開放)に調整する。なお、コンバイナー15と調整用線路18とは、これらの組み合わせによりバックオフ時に、合成点Cから第1及び第2のピーク増幅器13、16側を見たインピーダンスを無限大に調整する。これらコンバイナー15と調整用線路18とでのインピーダンスの調整では、主に調整用線路18の長さを調整し、必要時にコンバイナー15の線路長さを調整する。コンバイナー15は、1/8波長を含む長さ領域内で線路長を調整可能とする。
具体的にコンバイナー15と調整用線路18とにおける線路長さの調整は、例えば図2に示すように対を成す各接点18−1、18−1、18−2、18−2、…、18−n、18−nのうちいずれか1つの対の接点間、例えば接点18−2、18−2間を接続することにより調整用線路18における線路長さAを調整する。
第3の線路10からのキャリア増幅器6の出力信号と、調整用線路18からの第1と第2のピーク増幅器13、16の合成の出力信号とは、合成点Cにおいて合成される。第1と第2のピーク増幅器13、16の各出力信号を合成する場合、キャリア増幅器6の出力側と調整用線路18の出力側とのそれぞれから合成点Cに向かって整合を取って第1と第2のピーク増幅器13、16の各出力信号を合成する。
合成点Cから見た第1及び第2のピーク増幅器13、16の負荷インピーダンスは、開放となり、キャリア増幅器6のみ動作している場合、第1及び第2のピーク増幅器13、16側への電力の漏洩が防止される。
このように上記一実施の形態によれば、第1及び第2のピーク増幅器13、16側に調整用線路18を接続し、当該ドハティ増幅器のドハティ動作を決定するための上記インピーダンスを無限大(開放)にする1/8波長のコンバイナー15と調整用線路18との線路長を短くする必要がある場合に、第1及び第2のピーク増幅器13、16側の主に調整用線路18の線路長さを短く調整可能である。この調整用線路18の線路長さの調整では、調整する線路長さの範囲を広く取れる。
このような構成であっても、第1及び第2のピーク増幅器13、16のデバイス特性差による出力電流の違いから生ずる負荷変動の影響を低減して、相互変調歪み特性(IM)を改善することができる。
又、デバイスや整合回路11、12等によって当該ドハティ増幅器のドハティ動作を決定するための上記インピーダンスを無限大(開放)に見せる長さが1/4波長よりも短くなる場合であっても、上記の通り、第1及び第2のピーク増幅器13、16のデバイス特性差による出力電流の違いから生ずる負荷変動の影響を低減して、相互変調歪み特性(IM)を改善することができる。
図3は上記一実施の形態のドハティ増幅器における第1及び第2のピーク増幅器13、16側の調整用線路18の線路長さを短く調整したときの相互変調歪み特性(IM)の実測値の一例を示す。この相互変調歪み特性(IM)は、ドハティ増幅器の出力Poutに対する相互変調歪み特性(IM)を示す。この相互変調歪み特性(IM)は、例えば1dBを示し、図4に示す第1及び第2のピーク増幅器13、16側の調整用線路18の線路長さを短く調整することの無い技術と対比すると分るように、調整用線路18の線路長さの調整が無い場合には相互変調歪み特性(IM)が4dBであり、上記一実施の形態のドハティ増幅器であれば、第1及び第2のピーク増幅器13、16のデバイス特性差による出力電流の違いから生ずる負荷変動の影響を低減して、相互変調歪み特性(IM)を改善できることが分る。
なお、相互変調歪みは、図5に示すように周波数f1に対して下側周波数IM−と周波数f2に対して上側周波数IM+とに発生する。下側周波数IM−は、f1−(f2−f1)であり、上側周波数IM+は、f2+(f2−f1)である。異なる周波数f1、f2の2つの入力信号の信号レベルに対して下側周波数IM−の信号及び上側周波数IM+の信号のレベルが小さければ、相互変調歪み特性(IM)が良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
6:キャリア増幅器、1:入力端子、2:連結器(カプラ)、3:アッテネータ、4:分配器、5:第1の整合回路、6:キャリア増幅器、7:第2の整合回路、8:第1の線路、9:第2の線路、10:第3の線路、11:第3の整合回路、12:第4の整合回路、13:第1のピーク増幅器、14:第5の整合回路、15:コンバイナー、16:第2のピーク増幅器、17:第6の整合回路、18:調整用線路、18−1,18−1,18−2,18−2,…,18−n,18−n:接点、19:第4の線路、20:出力端子。

Claims (5)

  1. 入力信号を第1乃至第3の信号に分配する分配回路と、
    前記分配回路により分配された前記第1の信号を増幅するキャリア増幅器と、
    C級動作を行うようにバイアス条件が与えられ、前記キャリア増幅器の出力電力が飽和状態に近づくと動作を開始し、前記分配回路により分配された前記第2の信号を増幅する第1のピーク増幅器と、
    C級動作を行うようにバイアス条件が与えられ、前記キャリア増幅器の出力電力が飽和状態に近づくと動作を開始し、前記分配回路により分配された前記第3の信号を増幅する第2のピーク増幅器と、
    前記第1のピーク増幅器の出力信号と前記第2のピーク増幅器の出力信号とを合成する第1の合成回路と、
    前記キャリア増幅器の出力信号と前記第1の合成回路の出力信号とを合成する合成点を有し、前記キャリア増幅器の出力側と前記第1の合成回路の出力側とのそれぞれから前記合成点に向かって整合を取って前記キャリア増幅器の出力信号と前記第1の合成回路の出力信号とを合成して出力する第2の合成回路と、
    を具備し、
    前記第1のピーク増幅器と前記第2のピーク増幅器とは、前記キャリア増幅器の出力電力が飽和状態に近づくと、同時に前記動作を開始し、
    前記第1の合成回路は、前記キャリア増幅器の出力の飽和時から所定の値だけバックオフしたバックオフ時に、前記合成点から前記第1及び第2のピーク増幅器側を見たインピーダンスを無限大に調整可能とする、
    ことを特徴とするドハティ増幅器。
  2. 前記第1の合成回路は、前記第1のピーク増幅器の出力信号と前記第2のピーク増幅器の出力信号とを合成するコンバイナーと、前記コンバイナーと前記合成点との間に接続されて線路長さを調整可能な調整用線路とを有することを特徴とする請求項1記載のドハティ増幅器。
  3. 前記コンバイナーは、線路長を調整可能であることを特徴とする請求項2記載のドハティ増幅器。
  4. 前記コンバイナーは、1/8波長を含む長さ領域内で線路長を調整可能とし、
    前記コンバイナーと前記線路長さの調整可能な前記調整用線路との組み合わせにより前記バックオフ時に、前記合成点から前記第1及び第2のピーク増幅器側を見たインピーダンスを無限大に調整可能とする、
    ことを特徴とする請求項3記載のドハティ増幅器。
  5. 主に前記調整用線路の長さを調整し、必要時に前記コンバイナーの前記線路長さを調整することを特徴とする請求項4記載のドハティ増幅器。
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