JP5001036B2 - 貼り合わせ装置、及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、粘着剤層を有する非透明白色媒体を記録媒体の画像形成面に貼り合せる機能を備える貼り合わせ装置、及び画像形成装置に関するものである。
従来から、光書き込みユニットからのレーザ光の照射により画像形成ユニットの感光体上に形成された静電潜像をトナーで可視化し、このトナー像を給紙装置からの記録媒体に転写し、トナー像を前記記録媒体に定着させる画像形成装置においては、定着後排紙される記録媒体上に光沢のある写真画質の画像を得るために、各種の試みがなされている(例えば、特許文献1乃至4参照)。
例えば、特許文献1では、光沢を出すための特殊なトナーを用いている。用紙上に通常の画像形成を実施した後、定着部に行く前に全面に透明なトナーを均一に形成し、定着することで写真画質が得られるとしている。
また、特許文献2では、光沢を出すために特殊な記録媒体を用いている。用紙の表や裏に熱可塑性樹脂層を設け、画像を通常に定着した後でさらに圧力と熱を加えることで表面の均一な光沢を実現できるとしている。
さらに、特許文献3では、光沢を出すために特殊な定着装置を用いている。通常の定着(第1定着)後、平滑性の高いベルトから構成される第2定着手段を設けて再度トナーを溶かした後冷却と剥離を行い、ベルトの平滑性を利用して均一な光沢を得ることができるとしている。
特許文献4では、画像形成装置に透明フィルムを用いただけの簡易な方法が開示されている。この技術においては、透明フィルムに鏡像画像を作像した後、白紙、又は白板を密着させ透明フィルム側から見ることにより、光沢及び質感の高い画像を得ることができる。
特開2002−341623公報 特開2004−191678公報 特開2003−270991公報 特開平3−50586号公報
しかしながら、特許文献1の技術は常に全面に均一な透明トナーを供給することと、透明トナーで画像がにじむという問題がある。また、装置本体も専用に開発が必要であり、大きな開発投資を必要とする。
特許文献2の技術は、特許文献3に示す特殊な定着装置と併せて使用することにより初めてその効果が実現できるものであり、これらの技術は、構成やコスト、消費電力等の点で課題がある。
特許文献4の技術では、白紙又は白板の密着を、接着剤等を用い手作業で行わなければならず、貼り合わせる精度(位置ズレ)や、気泡が入り込んだ場合に気泡部分で乱反射が起こって画質が低下してしまう問題がある。
そこで、本発明の目的は、透明媒体を用いた簡単な構成で、光沢、質感の高い写真調の画像を、人手を煩わせること無く自動で得ることができる貼り合わせ装置、及び画像形成装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明に係る貼り合わせ装置は、少なくとも一部に設けた透明部分に鏡像画像が形成された記録媒体の該鏡像画像形成面に、非透明媒体を貼り合わせる貼り合わせ装置であって、前記記録媒体と前記非透明媒体とを貼り合わせる貼り合わせ位置よりも上流側に、貼り付き防止部材を配置し、該貼り付き防止部材を一対の貼り付き防止部材から構成し、少なくとも前記非透明媒体側の貼り付き防止部材を貼り付き防止コロで構成し、該貼り付き防止コロの表面は、前記非透明媒体の粘着剤層に貼る剥離紙の剥離面と同等な摩擦係数であることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記記録媒体側の貼り付き防止コロと、前記非透明媒体側の貼り付き防止コロの軸方向位置を、互い違いにずらして配置し、各貼り付き防止コロの軸間距離が2つの貼り付き防止コロ半径の和より小さく構成されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2において、少なくとも前記非透明媒体側の貼り付き防止部材が拍車で構成されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、前記記録媒体に前記鏡像画像を形成する画像形成装置本体と、請求項1乃至3の何れか一項に記載の貼り合わせ装置と、を備えたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、前記画像形成装置本体は、前記記録媒体の鏡像画像を小粒径重合トナーにより形成することを特徴とする。
本発明によれば、非透明媒体を、前記記録媒体画像形成面に貼り合わせる貼り合せ装置を備え、2つの媒体間に貼り付き防止部材を配置することで、意図しないタイミングで媒体同士が接着してしまうことを防止する。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明に係る画像形成装置の実施の形態の構成を示す概略図である。図2は図1の画像形成ユニットを構成する感光体ユニット及び現像ユニットの構成を示す概略図である。
この画像形成装置は、記録媒体にトナー画像を形成する画像形成装置本体Aと、画像形成装置本体に併設され、画像形成装置本体から排出されてきた記録媒体上に所要の後処理を施す貼り合わせ装置9と、を備えている。
図1及び図2において、画像形成装置本体Aは、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色の画像を形成するための4つの画像形成ユニット1Y、1C、1M、1Kを備える。なお、Y、C、M、Kの色順については、図1に限るものでなく、他の並び順であっても構わない。また、図2では特定の色に関係なく画像形成ユニット1として関連部分を説明している。
画像形成ユニット1Y、1C、1M、1Kは、それぞれ、像担持体としての感光体ドラム11Y、11C、11M、11K、帯電手段、現像ユニット、クリーニング手段とを備えている。また、各画像形成ユニット1Y、1C、1M、1Kの配置は、各感光体ドラム11Y、11C、11M、11Kの回転軸が平行になりかつ転写紙移動方向に所定のピッチで配列するように設定されている。
また、図2に色を表す符号を除いて示すように、画像形成ユニット1は、感光体ユニット2及び現像ユニット10を含んでいる。感光体ユニット2では、帯電手段である帯電ローラ14及び感光体ドラム11にのみ符号が付してある。そして現像ユニット10では、現像ローラ12にのみ符号が付してある。
図1において、画像形成ユニット1Y、1C、1M、1Kの下方には、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラー等を備える光書き込みユニット3が配置されている。この光書き込みユニット3は画像データに基づいて各感光体ドラム11Y、11C、11M、11Kの表面にレーザ光を走査しながら照射する。
画像形成ユニット1Y、1C、1M、1Kの上方には、各画像形成ユニットのトナー像を重ね合わせて転写するように搬送する転写搬送ベルト15を有するベルト駆動装置としての1次転写ユニット6が配置されている。転写搬送ベルト15の外周面には、ブラシローラとクリーニングブレードから構成されたクリーニング装置16が接触するように配置されている。このクリーニング装置16により転写搬送ベルト15上に付着したトナー等の異物が除去される。
1次転写ユニット6の右側には、転写紙17にトナー像を転写する2次転写ユニット7が配置され、その上方にはベルト定着方式の定着ユニット8が配置されている。画像形成装置本体Aの下部には、転写紙17が収容された給紙カセット4a、4bを備えている。また、画像形成装置本体Aの側面には側方から手差しで給紙を行う手差しトレイ4cが配置されている。
この他、図1には、トナー補給容器5Y、5C、5M、5K、1次転写ローラ18Y、18C、18M、18Kが示してあり、図示していない廃トナーボトル、電源ユニットなども備えられている。
図2において、画像形成ユニット1の現像手段としての現像ユニット10は、Y、C、M、Kのいずれの色についても、同様の構成からなっている。それらは使用するトナーの色のみが異なる2成分現像方式の現像ユニット10であり、トナーと磁性キャリアからなる現像剤が収容されている。
この場合において、現像ユニット10で作像するトナーに小粒径重合トナーを用いることにより、写真調画質がさらに向上し、質感を高める画像形成とすることができる。
現像ユニット10は感光体ドラム11に対向した現像ローラ12、現像剤を搬送・撹拌するスクリュー、トナー濃度センサ等から構成される。現像ローラ12は、図示してないが外側の回転自在のスリーブと内側に固定された磁石から構成されている。トナー濃度センサの出力に応じて、トナー補給装置よりトナーが補給される。
先ず、帯電手段である帯電ローラ14に図示しない電源より所定の電圧が印加されて、対向する感光体ドラム11表面を帯電する。所定の電位に帯電した感光体ドラム11表面には、引き続いて光書き込みユニット3により画像データに基づくレーザ光が走査され、静電潜像が書き込まれる。
静電潜像を担持した感光体ドラム11表面が現像ユニット10に到達すると、感光体ドラム11と対向配置される現像ローラ12により、感光体ドラム11表面の静電潜像にトナーが供給されて、トナー像が形成される。
上記の動作が画像形成ユニット1Y、1C、1M、1Kの全ての感光体ユニット2(2Y、2C、2M、2K)に同様にして所定のタイミングで行われ、感光体ドラム11Y、11C、11M、11K表面にはそれぞれ所定の色のトナー像が形成される。
転写紙17は、給紙カセット4a、4b、もしくは手差しトレイ4cのいずれかから搬送され、レジストローラ4に到達したところで一旦停止する。感光体ユニット2(2Y、2C、2M、2K)の画像形成動作タイミングで転写搬送ベルト15上に、各感光体ドラム11Y、11C、11M、11K上のトナー像を順次転写していく。
このトナー像の転写は、転写搬送ベルト15を挟んで各感光体ドラム11Y、11C、11M、11Kと対向配置されている1次転写ローラ18Y、18C、18M、18Kから、図示しない電源より感光体ドラム11Y、11C、11M、11K上のトナーの極性と逆の極性の電圧が印加されることで行われる。
図1の配置では最後の、感光体ドラム11Kとの対向位置を通過し、4色のトナー像が重ね合わされたトナー像は、レジストローラ4で送り出された転写紙17上に、2次転写ユニット7で転写される。転写紙17は、引き続いて定着ユニット8に搬送され、熱と圧力を受けてその上にトナー像が定着される。
その際、転写紙17が通紙可能な少なくとも一部に透明部分を有する転写紙である場合には、この転写紙17はそれに鏡像画像を形成し、定着ユニット8を通過後、貼り合わせ装置9に搬送される。
この貼り合わせ装置9には、貼り合せた後、適宜に裁断された転写紙17を積載する積載部9aを備えている。図1では、転写紙17が通紙可能な少なくとも一部に透明部分を有する転写紙である場合を考慮して説明されているが、図示のごとく普通紙での処理も可能である。
本発明は、上述したような画像形成装置本体Aにおいて、通紙可能な少なくとも一部に透明部分を有する転写紙である記録媒体に鏡像画像を形成後、透明もしくは白色の粘着剤層を備え、且つ粘着剤層を含めて非透明白色である媒体を、記録媒体画像形成面に接着し、一体の記録媒体とする技術に関する。
図3は2つの媒体を貼り合わせる本発明の貼り合わせ装置の実施の形態の主要部を示す概略図である。この貼り合わせ装置9においては、2つの媒体を貼り合わせる一連の工程の中で、2つの媒体間の接着位置より上流側では貼り付き防止部材により貼り付けさせない構成とする。これにより、意図しないタイミングで媒体同士が接着してしまうことを防止する。
図3において、非透明媒体ロール23には、粘着剤層に剥離紙22が貼着された状態にある非透明媒体21が巻き取られている。この非透明媒体21が非透明媒体ロール23から透明記録媒体27の搬送路側(貼り合わせ位置)へ送り出される際に、分離板25により剥離紙22が非透明媒体21から分離されて剥離紙巻取りローラ24により巻き取られる。
この時、分離板25により、剥離紙22から非透明媒体21を曲率分離で剥がす。本実施の形態では、圧着ローラ26の手前に、透明記録媒体27及び非透明媒体21のそれぞれを検出するためにセンサ28、29が設けられている。
これらのセンサ28、29からの信号に基づいた制御部からの制御信号により、貼り合わせ装置9は透明記録媒体27と非透明媒体21の先端位置を微調整して合わせることが可能である。図3では、貼り合わせ装置9の下方部に載置部9aを示している。
分離板25と透明記録媒体27との間に回転体としての貼り付き防止部材30が配置されている。この貼り付き防止部材30は、図示しない駆動源により回転駆動され、センサ28、29からの信号をトリガとして、クラッチのごとき適宜な手段で回転をオンオフ制御できる構成となっている。
図4は透明記録媒体と非透明媒体を貼り合せる第1の状態を図3中の点線で示した部分aで示す拡大図である。図5は透明記録媒体と非透明媒体を貼り合わせる第2の状態を図3中の点線で示した部分aで示す拡大図である。図6は透明記録媒体と非透明媒体を貼り合わせる第1の状態を図3中の点線で示した部分aより下流の貼り付き防止部材まで示す拡大図である。
実際に透明記録媒体と非透明媒体を貼り合わせる状態を、図4、図5及び図6を参照して説明する。
分離板25を離れた非透明媒体21の自由端部は、図4の矢印部のように規制されていない自由な状態である。このため、図5に示すように、意図しない状態で透明記録媒体27に貼り付いてしまい、この時に透明記録媒体27と非透明媒体21の貼り付いた部分にシワや気泡31が生じてしまう。そこで、両記録媒体21、27が合流する位置よりも上流側に本発明の貼り付き防止コロ30a、30bからなる貼り付き防止部材30を設けることにより、2つの媒体21、27間の望まない位置での接触を避けることができる。
図7は本発明に適用する貼り付き防止部材の第1の実施の形態を示す斜視図である。図8は本発明に適用する貼り付き防止部材の第2の実施の形態を示す斜視図である。
貼り付き防止部材30は、互いに逆方向に回転するローラ部材としての貼り付き防止コロ30a、30bと、各コロの軸心を支持する2本の軸から構成される。これら2本の軸を2つの媒体21、27(図6)が貼り合わせられる位置の近傍に配置させるため、図7のように各貼り付き防止コロ30a、30bが互い違いの状態となるように2軸間を狭めている。
なお、記録媒体側の貼り付き防止コロ30bと、非透明媒体側の貼り付き防止コロ30aの軸方向位置を互い違いにずらして配置した場合、各貼り付き防止コロの軸間距離が2つの貼り付き防止コロ半径の和より小さく構成することがより好ましい。
なお、図8のように、コロ30a、30bは拍車形状部分30cでも構わない。
このように、貼り付き防止部材30が貼り付き防止コロ30a、30bで構成されているので、粘着剤で貼り付くこと無く、スムーズな、安定した2つの媒体の接着を実現できる。また、2つの貼り付き防止コロ30a、30bの軸間距離を小さくすることで、2つの媒体の接着位置近傍まで貼り付き防止部材30を配置することができる。
貼り付き防止コロ30a、30bの表面の摩擦係数を剥離紙22(図6)の剥離面と同等な低い摩擦係数とすることにより、非透明媒体21の粘着剤層が貼り付き防止コロ30a、30bに貼り付くこと無く、スムーズな、安定した2つの媒体21、27の接着を実現できる。
少なくとも非透明媒体21側に位置する貼り付き防止部材30aが拍車で構成されていることにより、粘着剤層と貼り付くこと無く、スムーズな、安定した2つの媒体21、27の接着を実現できる。
図9は透明記録媒体と非透明媒体が自由な状態で貼り付いて圧着ローラのニップに入り、気泡を生じている状態を示す模式図である。図10は透明記録媒体と非透明媒体がそれらの間の貼り付き防止部材を介して圧着ローラのニップに入る状態を示す模式図である。
図9のように透明記録媒体27と非透明媒体21が自由な状態で非透明媒体21の粘着剤32により貼り付き、この状態で圧着ローラ26のニップに送られると、誤接着(接着面間の位置ずれ、密着不良等)により発生した気泡31が生じてしまう。
これに対して本発明では、図10に示すように、透明記録媒体27と非透明媒体21との間に貼り付き防止部材30の貼り付き防止コロ30a、30bを介在させる。
これらの貼り付き防止コロ30a、30bの作動で誤接着を生じない適切な貼り合わせのタイミングで2つの媒体27、21を貼り合わせる。これにより2つの媒体27、21間に気泡が入るのを防止し、結果として、トナー画像が無い白色部の均一性が保たれる。
図11は貼り合わされた2つの媒体間に気泡がない場合の光の屈折状態を略示する模式図である。図12は貼り合わされた2つの媒体間に気泡がある場合の光の屈折状態を略示する模式図である。
気泡がない状態での粘着剤32による透明記録媒体27と非透明媒体21の貼り付きの場合には屈折光による乱反射がないので画像(トナー画像)33が無い白色部の均一性が保たれる(図11)。
しかし、図12に示すように、誤接着により透明記録媒体27と非透明媒体21との間に気泡31が存在すると、透明記録媒体27からの光が気泡31内で屈折する。この屈折光が乱反射となって光って見えるため、白色部の均一性が乱されてしまう。
図13は透明な記録媒体の幾つかの例を示す概略図である。本発明において使用する記録媒体17は、図13(a)に示すように、記録媒体17の搬送方向に関して先端側に非透明部分17a、そして後端側に透明部分17bを有してもよい。また、記録媒体17は、図13(b)に示すように、全体が透明部分17bであってもよい。
さらに、記録媒体17は、図13(c)及び(d)に示すように、左側半分が透明部分17bそして右側半分が非透明部分17a、あるいは先端のみが非透明部分17aそして残りの大部分が透明部分17bである構成でもよい。すなわち、本発明において使用する記録媒体17は、少なくとも1部分が透明な部分から構成されていればよい。
図14は元画像と本発明を搭載している画像形成装置での画像形成のフローを略示する概略図である。図14では、(a)の元画像(データ又は原稿)を図13(a)に示したような記録媒体17の透明部分17bに鏡像画像を形成する(図14(b))。
このように透明部分17bに鏡像の画像が形成された記録媒体17の画像形成面側に、図14(d)の粘着剤層(白色媒体表面)32を形成した非透明媒体21を重ねて貼り合わせる(図14(c))ことで、写真調画像が得られる。
本発明に係る画像形成装置の実施の形態の構成を示す概略図である。 図1の画像形成ユニットの感光体ユニット及び現像ユニットの構成を示す概略図である。 2つの媒体を貼り合わせる本発明の貼り合わせ装置の実施の形態の主要部を示す概略図である。 透明記録媒体と非透明媒体を貼り合せる第1の状態を図3の概略点線円aの部分で示す拡大図である。 透明記録媒体と非透明媒体を貼り合わせる第2の状態を図3の概略点線円aの部分で示す拡大図である。 透明記録媒体と非透明媒体を貼り合わせる第1の状態を図3の概略点線円aより下流の貼り付き防止部材まで示す拡大図である。 本発明に適用する貼り付き防止部材の第1の実施の形態を示す斜視図である。 本発明に適用する貼り付き防止部材の第2の実施の形態を示す斜視図である。 透明記録媒体と非透明媒体が自由な状態で貼り付いて圧着ローラのニップに入り気泡を生じている状態を示す模式図である。 透明記録媒体と非透明媒体がそれらの間の貼り付き防止部材を介して圧着ローラのニップに入る状態を示す模式図である。 貼り合わされた2つの媒体間に気泡がない場合の光の屈折状態を略示する模式図である。 貼り合わされた2つの媒体間に気泡がある場合の光の屈折状態を略示する模式図である。 透明な記録媒体の幾つかの例を示す概略図である。 元画像と本発明を搭載している画像形成装置での画像形成のフローを略示する概略図である。
符号の説明
A 画像形成装置本体、1 画像形成ユニット、2 感光体ユニット、3 光書き込みユニット、4a 給紙カセット、6 1次転写ユニット、7 2次転写ユニット、8 定着ユニット、9 貼り合わせ装置、10 現像ユニット、17 記録媒体(透明記録媒体)、17a 不透明部分、17b 透明部分、21 非透明記録媒体、26 圧着ローラ、27 透明記録媒体(記録媒体)、30 貼り付き防止部材、30a 貼り付き防止コロ、30b 貼り付き防止コロ、30c 拍車(拍車形状部分)、31 気泡、32 粘着剤層(粘着剤)

Claims (5)

  1. 少なくとも一部に設けた透明部分に鏡像画像が形成された記録媒体の該鏡像画像形成面に、非透明媒体を貼り合わせる貼り合わせ装置であって、前記記録媒体と前記非透明媒体とを貼り合わせる貼り合わせ位置よりも上流側に、貼り付き防止部材を配置し、該貼り付き防止部材を一対の貼り付き防止部材から構成し、少なくとも前記非透明媒体側の貼り付き防止部材を貼り付き防止コロで構成し、該貼り付き防止コロの表面は、前記非透明媒体の粘着剤層に貼る剥離紙の剥離面と同等な摩擦係数であることを特徴とする貼り合わせ装置。
  2. 前記記録媒体側の貼り付き防止コロと、前記非透明媒体側の貼り付き防止コロの軸方向位置を、互い違いにずらして配置し、各貼り付き防止コロの軸間距離が2つの貼り付き防止コロ半径の和より小さく構成されていることを特徴とする請求項1記載の貼り合わせ装置。
  3. 少なくとも前記非透明媒体側の貼り付き防止部材が拍車で構成されていることを特徴とする請求項1記載の貼り合わせ装置。
  4. 前記記録媒体に前記鏡像画像を形成する画像形成装置本体と、請求項1乃至3の何れか一項に記載の貼り合わせ装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置本体は、請求項4において、前記記録媒体の鏡像画像を小粒径重合トナーにより形成することを特徴とする
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