JP4999152B2 - 放電灯駆動回路 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の放電灯を略等しい駆動電流で同時に駆動させる放電灯駆動回路に関し、特に、液晶テレビやノートパソコン等に使用される各種表示パネルのバックライト用の冷陰極放電ランプ(CCFL)を同時駆動させるインバータ駆動回路に関するものである。
従来より、各種表示パネルのバックライト用のCCFLを駆動するために昇圧トランスを搭載したインバータ駆動回路が知られている。また、近年、液晶テレビ等における表示パネルの大型化の要請に応じて、複数のCCFLを同時駆動し得るインバータ駆動回路が注目されている。このようなインバータ駆動回路においては、上記昇圧トランスとは別個に、複数のCCFLに流れる電流を合わせるための特殊な構成を有する、下記特許文献1に記載されているようなバランサトランスが用いられている。このようなバランサトランスは、各CCFLに直列に接続された巻線を備え、これら巻線が同一の磁路内に形成されるようになっている。
特開2003−31383号公報
しかしながら、このようなバランサトランスは、小型化することに限界があり、その設置スペース(基板面積)を確保することが液晶テレビの小型化を促進する上で障害となっていた。さらに、このようなバランサトランスは絶縁耐圧を十分考慮しなければならないため、形状が大きくなるとともにバランサトランスを設けることによる製造コストの上昇も避けられない。
そこで、本願発明者等は、このようなバランサトランスを設けることなく、複数の放電灯を略等しい駆動電流で同時に駆動させる放電灯駆動回路を創出すべく、研究を継続的に行った。その結果、各放電灯の負荷にバラツキがあっても、各放電灯に流れる電流が互いに等しくなる所定の周波数が存在することを見出すに至った。
しかしながら、この所定の周波数は、使用する昇圧トランスの特性の変化に応じて個々に変化するのに対し、各放電灯を駆動するための駆動周波数は、例えば、液晶表示パネルに係る水平同期周波数等に応じた周波数と干渉を起こさない周波数(例えば、34〜50KHz)に設定しなければならず、必ずしも、駆動周波数を上記所定の周波数に設定することができない。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、複数の放電灯を同時駆動する場合において、各放電灯に流れる電流を平衡化する際に、バランサトランスを用いた従来技術に比べて大幅に設置スペースおよび製造コストを低減することが可能であり、かつ、表示パネルの特性等による駆動周波数の制約にも影響されない放電灯駆動回路を提供することを目的とするものである。
本発明の放電灯駆動回路は、高周波交流電圧を昇圧する昇圧トランス部を備え、該昇圧トランス部の各2次側出力を各々対応する複数の放電灯に印加するように構成された放電灯駆動回路において、
該昇圧トランス部を構成するトランスは、少なくとも2箇所の接合面において、互いにギャップを介して接合された、少なくとも2つの磁性体コアと、1次巻線および2次巻線とを備え、前記1次巻線と2次巻線とを貫く磁束を循環させる第1の閉磁路と、前記2次巻線を貫く磁束のみを循環させる第2の閉磁路とを備えてなり、前記第1の閉磁路に設置されている前記ギャップの大きさの調整に基づき前記第1の閉磁路のインダクタンス特性を調整し、さらに前記第2の閉磁路に設置されている前記ギャップの大きさの調整に基づき前記第2の閉磁路のインダクタンス特性を調整することによって、前記複数の放電灯を流れる駆動電流を略等しくし得る駆動周波数の値が調整可能構成されていることを特徴とするものである。
ここで、「昇圧トランス部」を構成する「トランス」は、1個または複数個のいずれの場合も含むものとする。
また、前記少なくとも2箇所の接合面でのギャップの大きさが、前記複数の放電灯を所定の駆動周波数で駆動する際に、これら複数の放電灯流れる電流略等しくし得る前記駆動周波数の値が、前記所定の駆動周波数と一致するように設定されていることが好ましい。
さらに、前記昇圧トランス部を構成するトランスは、駆動する前記放電灯の各々に対応して設けられるように構成することができる。
本発明の放電灯駆動回路は、前述したように、各放電灯の負荷の大きさにバラツキがあっても、各放電灯に流れる電流が互いに等しくなる所定の周波数が存在することが前提技術となっており、さらに、昇圧トランスにおいて、磁路を構成する、少なくとも2つのコアの間の、少なくとも2箇所の接合部分に介在させたギャップの大きさ(ギャップ長)を変化させることによって、上記所定の周波数を移動させることができる、という本願発明者の知見に基づき生み出されたものである。
すなわち、2つのコア間における、少なくとも2つのギャップの大きさを変更することにより、各放電灯に流れる電流が互いに等しくなる所定の周波数を移動させることが可能となる。これにより、上記所定の周波数が、例えば、液晶表示パネルに係る水平同期周波数等に応じた周波数と干渉を起こす値となっている場合には、上記少なくとも2つのギャップの大きさを変更することにより、水平同期周波数等に応じた周波数と干渉を起こさない値に移動することができる。したがって、表示パネルの特性等による駆動周波数の制約に影響されない。
さらに、本発明の放電灯駆動回路によれば、複数の放電灯に流れる電流値が互いに略等しくなるように設定することが可能となることから、バランサトランスを使用せずとも各放電灯に流れる電流の平衡化(電流値を略等しくすること)を図ることが可能であり、種々の態様のトランスや表示パネルに適用した場合であっても、駆動回路の設置スペースおよび製造コストを大幅に低減することができることから、実用化を促進することができる。
以下、本発明の実施形態に係る放電灯駆動回路について図1〜図4を参照しつつ説明する。
まず、本発明の実施形態に係る放電灯駆動回路(以下、インバータ駆動回路と称する)の回路構成例について、図2を用いて説明する。
本発明の実施形態に係るインバータ駆動回路は、例えば、液晶テレビ等に使用される各種の液晶表示パネルのバックライトに用いられる冷陰極放電ランプ(以下、CCFLと称する)を複数同時に放電、点灯させるに適したもので、以下の構成例においては、同時駆動されるCCFLが2本の場合を例にとり説明することとする。
このようなインバータ駆動回路は、スイッチング回路(図2においては「SW」と表記)31と、駆動されるCCFL21、22に応じて設けられた2つの昇圧トランス(図においては、それぞれ「T1」、「T2」と表記)11、12とを備えている。なお、各々の昇圧トランス11、12の1次側には、例えば直列共振回路を設けるようにしてもよい。また、昇圧トランス11、12に対し、CCFL21、22と並列に高圧コンデンサC1、C2が接続されている。なお、昇圧トランス11、12は、互いに別体とされているものに限られず、一体的に組み込まれて多出力トランスの各トランス要素とされる態様であってもよい。
スイッチング回路31は、その入力側に直流電源32が接続されて、その直流電源32の出力電圧に基づいて高周波高電圧を生成するもので、その構成自体はこの種の回路として公知のものであり、例えば、トランジスタを用いたフルブリッジ回路等が用いられて構成される。
このスイッチング回路31の出力側には、第1、第2の昇圧トランス11、12の1次側が互いに接続されたものとなっている。
一方、第1、第2の昇圧トランス11、12の2次側には、それぞれCCFL21、22が接続されている。
なお、上記実施形態においては、図示は省略されているが、スイッチング回路31を制御するための制御部が設けられている。
このような構成のインバータ駆動回路は、所定周波数入力が第1、第2の昇圧トランス11、12の1次側に印加されることで、バランサトランスを用いることなく、各CCFL21、22の管電流値を略均一(平衡)とすることができるようになっている。
次に、図1を用いて、昇圧トランス1(第1の昇圧トランス11および第2の昇圧トランス12の各々に相当する)について説明する。ボビン4は、1次巻線2と2次巻線3が共軸に巻回されるように構成されてなる。
また、ボビン4が搭載された端子台43が設けられている。
なお、上記端子台43には、前方および後方に突出する複数の端子(1次側端子と2次側端子)7が保持されており、さらに斜め前方および斜め後方に突出する絡げ部8が設けられている。
なお、ボビン4の両端には、エンド鍔41aが設けられ、さらに、一方のエンド鍔41aと一方の中間鍔41cの間には複数(本実施形態では6枚)の仕切り鍔41bが設けられ、該各仕切り鍔41bによって複数(本実施形態では7つ)のセクションに区分された巻回領域に、2次巻線3が巻回されるようになっている。
このような構成を有するボビン4は、絶縁性を有するプラスチック等の材料で形成されており、内部を、その軸線方向に貫通するコア挿通孔が形成されている。
一方、磁性体コアとしては、例えば、軟磁性材料のフェライト(その他に、パーマロイ、センダスト、鉄カルボニル等の材料や、これらの微粉末を圧縮成型したダストコアを使用することも可能)によりそれぞれ形成されたI字型の第1コア51、U字型の第2、第3コア52、53が互いに組み合わされて構成されている。
上記第1コア51は、ボビン4の軸線に沿ってボビン4のコア挿通孔に挿通されている。
一方、上記第2コア52は、上記第1コア51と平行に延びる基部52aと、該基部52aの両端部において上記第1コア51に向けてそれぞれ突出する脚部52b,52cとが互いに一体に形成されてなる。この第2コア52は、図1に示すように、その一方の脚部52bが上記第1コア51の左端側において該第1コア51の前方側面に当接するように、他方の脚部52cが上記第1コア51の左端側において該第1コア51の後方側面に当接するように配設されてなる。このように配置された第2コア52と上記第1コア51とにより、上記1次巻線2と上記2次巻線3とを貫く磁束を循環させる第1の閉磁路MAが構成されるようになっている。
また、上記第3コア53は、上記第1コア51と平行に延びる基部53aと、該基部53aの両端部において上記第1コア51に向けてそれぞれ突出する脚部53b,53cとが互いに一体に形成されてなる。この第3コア53は、図1に示すように、その一方の脚部53bが上記第1コア51の右端側において該第1コア51の中間部(1次巻線2と2次巻線3との間に位置する領域)に当接するように、他方の脚部53cが上記第1コア51の右端側において該第1コア51の後方側面に当接するように配設されてなる。このように配置された第3コア53と上記第1コア51とにより、上記2次巻線3を貫く磁束のみを循環させる第2の閉磁路MBが構成されるようになっている。
そして、上記第2コア52の脚部52b,52cと上記第1コア51とが対向する位置にギャップGAが設けられる一方、上記第3コア53の脚部53b,53cと上記第1コア51とが対向する位置にギャップGBが設けられている。すなわち、ギャップGAが設けられている接合面が2面あり、ギャップGBが設けられている接合面も2面あるため、図1に示すトランスにおいてはギャップを形成する接合面が4ヶ所存在することとなる。このギャップGAおよびギャップGBの大きさは、上述したCCFL21、22を駆動する駆動電流が互いに平衡となる周波数の値を所望の値とすることができるように設定されている。
ところで、複数のCCFLを同時駆動し得るインバータ駆動回路においては、バランサトランスを用いる手法が一般に用いられているが、このようなバランサトランスを設けることは、小型化を促進する上で障害となり、製造コストの上昇も避けられない。
そこで、本願発明者等は、各放電灯の負荷にバラツキがあっても、各放電灯に流れる電流が互いに等しくなる所定の周波数が存在するという知見を前提とし(特願2006-184110号明細書参照)、昇圧トランスにおいて、磁路を構成する、少なくとも2つのコアの間の、少なくとも2箇所の接合部分に介在させたギャップの大きさ(ギャップ長)を変化させることによって、上記所定の周波数を移動させることができる、という事実を利用して、本発明を想起したものである。
すなわち、例えば、図1に示すような構成とされたトランス1において、上記第2コア52と上記第1コア51との間に介在し、上記1次巻線2と上記2次巻線3とを貫く磁束が通るギャップGAと、上記第3コア53と上記第1コア51との間に介在し、上記2次巻線3のみを貫く磁束が通るギャップGBの大きさを調整することによって、上記所定の周波数を移動させることができる。これにより、上記所定の周波数を、例えば液晶表示パネルの水平同期周波数とは干渉しない周波数である34kHz〜50kHzの範囲に設定することができる。
このことを、以下に検証する。
ここで、ギャップGAとギャップGBを以下の如く設定した各場合における諸特性を表1に示す。すなわち、ギャップGA(単位mm)を0.05(A)、0.075(B)、および0.10(C)というように変化させる一方、ギャップGB(単位mm)については0.075(A,B,C)に固定した各場合において、1次側のインダクタンスLp、2次側のインダクタンスLs、リーケッジインダクタンスLs´、および1次と2次の結合係数kについての特性値を示す。なお、表1における、A、B、Cの各場合について、その上段は上記トランス11(T1)についての値を示すものであり、その下段は上記トランス12(T2)についての値を示すものである。
Figure 0004999152
また、上記A、B、Cの各場合について、各トランス11、12を駆動した場合の、駆動周波数に応じた出力電流バランス度を示すグラフを図6に示す。ここで、出力電流バランス度とは、2つのトランス11、12の出力電流値の差Iout1―Iout2、をトランス11の出力電流値Iout1で除した値に100を乗じたものをいう。すなわち、2つのトランス11、12の出力電流が互いに等しいときに、放電灯駆動バランスが最もとれているということができ、この場合の出力電流バランス度は0となる。したがって、上記A、B、Cの各場合においては、図6の各曲線における最小値が、各々最も良好な出力電流バランス度を示すものであり、また、その際の周波数値が出力電流バランス度を最良とし得る駆動周波数を示すものである。
このような観点で図6を検証すると、各曲線における最小値が42kHz−46kHzの間で移動しており、このギャップGAの大きさを調整することによって、駆動周波数を調整することが可能である。
また、ギャップGBの大きさを調整することによっても、駆動周波数を調整することが可能である。
また、図1に示す昇圧トランス1は、第1コア51、第2コア52および第3コア53が一平面内に位置するように構成されているが、磁性体コアの組合せ態様としてはこれに限られるものではなく、例えば、第2コア52の基部52a上面(図1において上面)を含む面と第3コア53の基部53a上面(図1において上面)を含む面が互いに直交するような組合せ態様とされていてもよい。
さらに、このような組合せ態様において、図3に示すように、第2コア52と第3コア53とを一体化してコア152を構成してもよい。この場合、図4(図3に示すコア組合せ態様の側面図)に示すように、コア152は、第1コア151の、隣接する2側面に対して、ギャップGAおよびギャップGBをもって対向するように構成されている。第1コア151と、それとは別体のコア152とが、ギャップGAおよびギャップGBをもって対向するように構成されていることは、図1に示す実施形態のものと同様であり、図1に示す実施形態のものと同様の作用効果を奏することができる。しかも、図1に示す実施形態における、第2コア52と第3コア53とが一体化されてコア152として形成されているので、トランスの組立作業を容易なものとすることができる。なお、図5は、図3のコア組合せ態様を備えたトランス101を示す斜視図である。
また、本発明の放電灯駆動回路としては、上述した実施形態の如き、各放電灯に応じて個別にトランスを設ける態様に限られるものではなく、1つのトランス内に、複数の2次巻線を配設してなる、多出力トランスを設けるようにしてもよい。この場合においても、トランスは、少なくとも2箇所の接合面において、互いにギャップを介して接合された、少なくとも2つの磁性体コアを備えるようにし、少なくとも2箇所の接合面でのギャップの大きさの変更に基づき、複数の放電灯を流れる駆動電流を互いに略等しくし得る駆動周波数を調整可能とすることができる。
なお、上記実施形態においては、2本のCCFL21、22が同時駆動される場合の構成例を示しているが、同時駆動されるCCFLの本数は、勿論、これに限定されるものではなく、任意の複数本とすることができる。
さらに、CCFLに替えて他の放電灯ランプを駆動する場合に、本発明装置を適用することは勿論可能である。
また、図2に示された回路構成、さらには図1および図5等に示されたトランス構成は、あくまでも一例であり、これに限定されるものではなく、同様な作用、動作を奏するものであれば他の態様であってもよいものである。
本発明の一実施形態に係るインバータトランスの全体構成を示す平面図 本発明の一実施形態に係る放電灯駆動回路を示す概略構成図 本発明の他の実施形態に係るインバータトランスのコア部分の組合せ態様を示す概略図 図3に表すコア組合せ態様を示す概略側面図 図3に表すコア組合せ態様に係るインバータトランスの全体構成を示す斜視図 図1に示す実施形態を用いて各トランスを駆動した場合の、駆動周波数に応じた出力電流バランス度を示すグラフ
符号の説明
1,11,12,101 インバータトランス(昇圧トランス)
2,102 1次巻線
3,103 2次巻線
4 ボビン
7,107 端子
8,108 絡げ部
41a エンド鍔
41b 仕切り鍔
41c 中間鍔
43,143 端子台
51,151 第1コア
52 第2コア
52a,53a 基部
52b,52c,53b,53c 脚部
53 第3コア
153 コア
GA、GB ギャップ
MA 第1の閉磁路
MB 第2の閉磁路

Claims (3)

  1. 高周波交流電圧を昇圧する昇圧トランス部を備え、該昇圧トランス部の各2次側出力を各々対応する複数の放電灯に印加するように構成された放電灯駆動回路において、
    該昇圧トランス部を構成するトランスは、
    少なくとも2箇所の接合面において、互いにギャップを介して接合された、少なくとも2つの磁性体コアと、1次巻線および2次巻線とを備え、
    前記1次巻線と2次巻線とを貫く磁束を循環させる第1の閉磁路と、前記2次巻線を貫く磁束のみを循環させる第2の閉磁路とを備えてなり、
    前記第1の閉磁路に設置されている前記ギャップの大きさの調整に基づき前記第1の閉磁路のインダクタンス特性を調整し、さらに前記第2の閉磁路に設置されている前記ギャップの大きさの調整に基づき前記第2の閉磁路のインダクタンス特性を調整することによって、前記複数の放電灯を流れる駆動電流を略等しくし得る駆動周波数の値が調整可能構成されていることを特徴とする放電灯駆動回路。
  2. 前記少なくとも2箇所の接合面でのギャップの大きさは、前記複数の放電灯を所定の駆動周波数で駆動する際に、これら複数の放電灯流れる電流略等しくし得る前記駆動周波数の値が、前記所定の駆動周波数と一致するように設定されていることを特徴とする請求項1記載の放電灯駆動回路。
  3. 前記昇圧トランス部を構成するトランスは、駆動する前記放電灯の各々に対応して設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の放電灯駆動回路。
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