JP2002343591A - 多灯型の放電管点灯装置 - Google Patents
多灯型の放電管点灯装置Info
- Publication number
- JP2002343591A JP2002343591A JP2001144433A JP2001144433A JP2002343591A JP 2002343591 A JP2002343591 A JP 2002343591A JP 2001144433 A JP2001144433 A JP 2001144433A JP 2001144433 A JP2001144433 A JP 2001144433A JP 2002343591 A JP2002343591 A JP 2002343591A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge
- discharge tubes
- conductor
- lighting device
- discharge tube
- Prior art date
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- Pending
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- Liquid Crystal (AREA)
- Planar Illumination Modules (AREA)
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の放電管の間で輝度のバランスが崩れ、
画面の明るさにムラが出たり、一部の放電管の劣化が早
まるなどの問題があった。 【解決手段】複数の放電管6と放電管6の光を反射する
金属のリフレクタ10とを液晶表示パネルに取付け、各放
電管6をそれぞれ異なるインバータトランス3の二次巻
線4に導体線5で接続した放電灯点灯装置において、少
なくとも1本の放電管に接続された導体線5を蛇行させ
て、各放電管6の配線路のストレー容量を均一化する。
画面の明るさにムラが出たり、一部の放電管の劣化が早
まるなどの問題があった。 【解決手段】複数の放電管6と放電管6の光を反射する
金属のリフレクタ10とを液晶表示パネルに取付け、各放
電管6をそれぞれ異なるインバータトランス3の二次巻
線4に導体線5で接続した放電灯点灯装置において、少
なくとも1本の放電管に接続された導体線5を蛇行させ
て、各放電管6の配線路のストレー容量を均一化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の放電管を液
晶表示パネルの端部に取付けたエッジライト方式の液晶
モニターに好適な多灯型の放電管点灯装置に関するもの
である。
晶表示パネルの端部に取付けたエッジライト方式の液晶
モニターに好適な多灯型の放電管点灯装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】液晶画面の大型化に伴い、液晶表示パネ
ルの背面を照明する放電管が複数本用いられるようにな
っている。例えば画面サイズが14インチのとき2本〜
4本、18インチで8本というように多数の放電管が搭
載される。このような多数の放電管を点灯する方式とし
ては、液晶表示パネルの背面に複数の放電管を均等な間
隔で配置する直下方式と、液晶表示パネルの一端又は両
端に放電管を配置するエッジライト方式(導光板方式)
の二種が主に用いられている。
ルの背面を照明する放電管が複数本用いられるようにな
っている。例えば画面サイズが14インチのとき2本〜
4本、18インチで8本というように多数の放電管が搭
載される。このような多数の放電管を点灯する方式とし
ては、液晶表示パネルの背面に複数の放電管を均等な間
隔で配置する直下方式と、液晶表示パネルの一端又は両
端に放電管を配置するエッジライト方式(導光板方式)
の二種が主に用いられている。
【0003】3本の放電管を点灯する場合のインバータ
回路の一例を図5に示す。1は入力端子、2は駆動回
路、3a、3b、3cはインバータトランスである。イ
ンバータトランス3a、3b、3cの二次巻線4a、4
b、4cの一端は、それぞれ導体線5a、5b、5cを
介して放電管6a、6b、6cのコネクタ端子7に接続
してある。二次巻線4a、4b、4cの他端及び放電管
6a、6b、6cの他端は接地してある。入力端子1に
直流電圧が印加されると、インバータトランス3a、3
b、3cの二次巻線4a、4b、4c側に高周波の正弦
波が出力され、放電管6a、6b、6cを点灯させる。
回路の一例を図5に示す。1は入力端子、2は駆動回
路、3a、3b、3cはインバータトランスである。イ
ンバータトランス3a、3b、3cの二次巻線4a、4
b、4cの一端は、それぞれ導体線5a、5b、5cを
介して放電管6a、6b、6cのコネクタ端子7に接続
してある。二次巻線4a、4b、4cの他端及び放電管
6a、6b、6cの他端は接地してある。入力端子1に
直流電圧が印加されると、インバータトランス3a、3
b、3cの二次巻線4a、4b、4c側に高周波の正弦
波が出力され、放電管6a、6b、6cを点灯させる。
【0004】図6は、3本の放電管6a、6b、6cを
一端部に取付けたエッジライト方式の液晶表示パネルの
一部を簡略化して示す断面図である。10は放電管6a、
6b、6cの光を反射する金属のリフレクタである。図
示は省略してあるが、放電管6a、6b、6cには絶縁
リング等を取付け、リフレクタ10や放電管同士が接触し
ないように保持してある。各放電管6a、6b、6cの
正極側は、それぞれ図5のように異なるインバータトラ
ンス3a、3b、3cの二次巻線4a、4b、4cに導
体線5a、5b、5cで接続されている。
一端部に取付けたエッジライト方式の液晶表示パネルの
一部を簡略化して示す断面図である。10は放電管6a、
6b、6cの光を反射する金属のリフレクタである。図
示は省略してあるが、放電管6a、6b、6cには絶縁
リング等を取付け、リフレクタ10や放電管同士が接触し
ないように保持してある。各放電管6a、6b、6cの
正極側は、それぞれ図5のように異なるインバータトラ
ンス3a、3b、3cの二次巻線4a、4b、4cに導
体線5a、5b、5cで接続されている。
【0005】導体線5a、5b、5cを含む各放電管6
a、6b、6cの配線路と少なくとも交流的に接地され
ている金属のリフレクタ10との間には、それぞれストレ
ー容量CS が発生する。特に、リフレクタ10に近接して
配置されている放電管6a、6bの配線路のストレー容
量CS は、リフレクタ10から遠い位置にある放電管6c
の配線路のストレー容量よりも大きなものとなる。
a、6b、6cの配線路と少なくとも交流的に接地され
ている金属のリフレクタ10との間には、それぞれストレ
ー容量CS が発生する。特に、リフレクタ10に近接して
配置されている放電管6a、6bの配線路のストレー容
量CS は、リフレクタ10から遠い位置にある放電管6c
の配線路のストレー容量よりも大きなものとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】放電管6a、6b、6
cの点灯時には、ストレー容量CS の値に応じた漏れ電
流がそれぞれの配線路に発生する。このため、たとえば
図6のような放電管6a、6b、6cの配置の例では、
放電管6a、6bの管電流と放電管6cの管電流の間で
10%程度の差を生じていた。その結果、放電管の輝度
のバラツキのために画面の明るさにムラが出たり、一部
の放電管6cの劣化が早まるなどの問題があった。
cの点灯時には、ストレー容量CS の値に応じた漏れ電
流がそれぞれの配線路に発生する。このため、たとえば
図6のような放電管6a、6b、6cの配置の例では、
放電管6a、6bの管電流と放電管6cの管電流の間で
10%程度の差を生じていた。その結果、放電管の輝度
のバラツキのために画面の明るさにムラが出たり、一部
の放電管6cの劣化が早まるなどの問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、1本1本の放
電管の配線路のストレー容量を均一化して、それぞれの
放電管を流れる管電流に差が生じないようにするもので
ある。すなわち、本発明は、複数の放電管と放電管の光
を反射する金属のリフレクタとを液晶表示パネルに取付
け、各放電管をそれぞれ異なるインバータトランスの二
次巻線に導体線で接続した放電灯点灯装置において、少
なくとも1本の放電管に接続された導体線を蛇行させた
構成を特徴とする。
電管の配線路のストレー容量を均一化して、それぞれの
放電管を流れる管電流に差が生じないようにするもので
ある。すなわち、本発明は、複数の放電管と放電管の光
を反射する金属のリフレクタとを液晶表示パネルに取付
け、各放電管をそれぞれ異なるインバータトランスの二
次巻線に導体線で接続した放電灯点灯装置において、少
なくとも1本の放電管に接続された導体線を蛇行させた
構成を特徴とする。
【0008】
【実施例】3本の放電管6a、6b、6cが図6のよう
に配置された場合の導体線5a、5b、5c(図5参
照)の一実施例を図1に示す。導体線5a、5b、5c
はプリント基板20に設けられた導体パターンによって形
成されている。リフレクタ10に近い放電管6a、6bに
接続する2本の導体線5a、5bは直線形状としてあ
る。一方、リフレクタ10から、より遠い位置にある放電
管6cに接続する導体線5cは蛇行させてストレー容量
の不足を補い、3本の放電管6a、6b、6cそれぞれ
の配線路のストレー容量を均一化するようにしている。
に配置された場合の導体線5a、5b、5c(図5参
照)の一実施例を図1に示す。導体線5a、5b、5c
はプリント基板20に設けられた導体パターンによって形
成されている。リフレクタ10に近い放電管6a、6bに
接続する2本の導体線5a、5bは直線形状としてあ
る。一方、リフレクタ10から、より遠い位置にある放電
管6cに接続する導体線5cは蛇行させてストレー容量
の不足を補い、3本の放電管6a、6b、6cそれぞれ
の配線路のストレー容量を均一化するようにしている。
【0009】図2は蛇行させた導体線の他の実施例を示
すもので、トリミングした場合の例である。プリント基
板20上に蛇行した導体パターンからなる導体線5を形成
し、この導体線5の一部をジャンパー導体30で短絡する
ことにより配線路のストレー容量を微調整している。ジ
ャンパー導体30で短絡した後の導体線5のストレー容量
は短絡前よりも減少するので、このようにして複数の放
電管の配線路間のストレー容量のバランスを取ることが
できる。
すもので、トリミングした場合の例である。プリント基
板20上に蛇行した導体パターンからなる導体線5を形成
し、この導体線5の一部をジャンパー導体30で短絡する
ことにより配線路のストレー容量を微調整している。ジ
ャンパー導体30で短絡した後の導体線5のストレー容量
は短絡前よりも減少するので、このようにして複数の放
電管の配線路間のストレー容量のバランスを取ることが
できる。
【0010】図3は、図2の場合とは逆に、蛇行した導
体パターンの一部に、短絡したジャンパー導体部55をあ
らかじめ形成した導体線5を示している。このジャンパ
ー導体部55をレーザ加工等の手段で切断することによ
り、配線路のストレー容量を微調整するようにしてもよ
い。図4はジャンパー導体部55の一つを切断して導体線
5の蛇行部分を拡大し、ストレー容量をわずかに増加さ
せた例である。
体パターンの一部に、短絡したジャンパー導体部55をあ
らかじめ形成した導体線5を示している。このジャンパ
ー導体部55をレーザ加工等の手段で切断することによ
り、配線路のストレー容量を微調整するようにしてもよ
い。図4はジャンパー導体部55の一つを切断して導体線
5の蛇行部分を拡大し、ストレー容量をわずかに増加さ
せた例である。
【0011】なお、蛇行させる導体線は必ずしも1本に
限らない。4本の放電管6a、6b、6c、6dを図7
のように配置した場合は、ストレー容量がより小さい放
電管6c、6d側の配線路の2本の導体線を蛇行させる
ことになる。また、液晶表示パネルの一端部ばかりでな
く、両端部にそれぞれ複数の放電管を配置したエッジラ
イト方式の放電管点灯装置にも本発明は適用できる。
限らない。4本の放電管6a、6b、6c、6dを図7
のように配置した場合は、ストレー容量がより小さい放
電管6c、6d側の配線路の2本の導体線を蛇行させる
ことになる。また、液晶表示パネルの一端部ばかりでな
く、両端部にそれぞれ複数の放電管を配置したエッジラ
イト方式の放電管点灯装置にも本発明は適用できる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、放電管に接続する導体
線の一部を変更するだけの簡単な処理で、各放電管を流
れる電流を同一レベルにすることができる。放電管ごと
の輝度のバラツキやムラが抑えられ、一部の放電管の寿
命が短くなることもない。また、それぞれの放電管及び
インバータトランスに同一規格のものを使用できる利点
もある。
線の一部を変更するだけの簡単な処理で、各放電管を流
れる電流を同一レベルにすることができる。放電管ごと
の輝度のバラツキやムラが抑えられ、一部の放電管の寿
命が短くなることもない。また、それぞれの放電管及び
インバータトランスに同一規格のものを使用できる利点
もある。
【図1】 本発明における導体線の一実施例を示す平面
図
図
【図2】 導体線の変形例を示す平面図
【図3】 導体線の他の変形例を示す平面図
【図4】 図3の導体線の切断加工後の平面図
【図5】 多灯用インバータ回路の一例を示す回路図
【図6】 放電管の配置例を示す断面図
【図7】 放電管の別な配置例を示す断面図
4 二次巻線 5 導体線 6 放電管
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の放電管と該放電管の光を反射する
金属のリフレクタとを液晶表示パネルに取付け、各放電
管をそれぞれ異なるインバータトランスの二次巻線に導
体線で接続した放電灯点灯装置において、少なくとも1
本の放電管に接続された該導体線を蛇行させたことを特
徴とする多灯型の放電管点灯装置。 - 【請求項2】 液晶表示パネルの一端部に3本の放電管
を取付け、リフレクタから最も遠い位置の1本の放電管
に接続された導体線を蛇行させた請求項1の多灯型の放
電管点灯装置。 - 【請求項3】 蛇行させた導体線が、プリント基板上に
形成された導体パターンであり、蛇行した該導体パター
ンの一部をジャンパー導体で短絡した請求項1の多灯型
の放電管点灯装置。 - 【請求項4】 蛇行させた導体線が、プリント基板上に
形成された導体パターンであり、導体パターンの一部を
切断して該導体線の蛇行部分を拡大した請求項1の多灯
型の放電管点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001144433A JP2002343591A (ja) | 2001-05-15 | 2001-05-15 | 多灯型の放電管点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001144433A JP2002343591A (ja) | 2001-05-15 | 2001-05-15 | 多灯型の放電管点灯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002343591A true JP2002343591A (ja) | 2002-11-29 |
Family
ID=18990389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001144433A Pending JP2002343591A (ja) | 2001-05-15 | 2001-05-15 | 多灯型の放電管点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002343591A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007256776A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Sumida Corporation | 放電灯駆動回路 |
JP2008117692A (ja) * | 2006-11-07 | 2008-05-22 | Sumida Corporation | 放電灯駆動回路 |
US7531968B2 (en) | 2005-11-17 | 2009-05-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Inverter circuit, backlight and liquid crystal display |
-
2001
- 2001-05-15 JP JP2001144433A patent/JP2002343591A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7531968B2 (en) | 2005-11-17 | 2009-05-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Inverter circuit, backlight and liquid crystal display |
JP2007256776A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Sumida Corporation | 放電灯駆動回路 |
JP2008117692A (ja) * | 2006-11-07 | 2008-05-22 | Sumida Corporation | 放電灯駆動回路 |
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