JP2001268941A - インバータ回路ユニット - Google Patents

インバータ回路ユニット

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JP2001268941A
JP2001268941A JP2000075584A JP2000075584A JP2001268941A JP 2001268941 A JP2001268941 A JP 2001268941A JP 2000075584 A JP2000075584 A JP 2000075584A JP 2000075584 A JP2000075584 A JP 2000075584A JP 2001268941 A JP2001268941 A JP 2001268941A
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JP
Japan
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inverter
circuit board
printed circuit
secondary windings
inverter transformer
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JP2000075584A
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Inventor
Hideyuki Isobe
秀幸 磯部
Shoichi Utsuki
昭一 宇津木
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Toko Inc
Original Assignee
Toko Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インバータトランスの実装面積が大きいう
え、各放電灯の駆動周波数が正確に同期せず、ちらつき
を生じる問題があった。 【解決手段】プリント基板31と、一次巻線21に同一の結
合度で電磁結合した複数の二次巻線22a、22bを有する
インバータトランス20と、プリント基板31の長手方向の
両端部にそれぞれ取付けられたコネクタ33、34とを備え
る。インバータトランス20をプリント基板31の中央部に
配置し、インバータトランス20の異なる二次巻線22a、
22bの両端末を、それぞれ導体パターン32を介してコネ
クタ33、34に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の冷陰極放電
管等(以下、放電灯という)を同時に点灯させるための
インバータ回路ユニットに係り、特に放電灯を液晶パネ
ルの両端部に取付けたエッジライト方式の液晶モニター
に好適な多灯用のインバータ回路ユニットの構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般的な液晶モニターは背面から放電灯
で照明される構造になっており、液晶モニターを有する
電気機器には、この放電灯を点灯するためのインバータ
回路ユニットが組み込まれている。インバータ回路ユニ
ットは、液晶モニターの周りの枠の部分などの細長いス
ペースに取付けられるのが普通である。
【0003】比較的大型の液晶モニターの中には、放電
灯を液晶パネルの両端部に1本ずつ、あるいは2本ずつ
取付けた、いわゆるエッジライト方式に構成されたもの
がある。図8は、2本の放電灯1、2を点灯するエッジ
ライト方式の液晶モニターに用いられる従来のインバー
タ回路ユニット10の構成例を示している。
【0004】インバータ回路ユニット10は、プリント基
板15上に取付けられた二つのインバータトランス11、12
と、それぞれのインバータトランス11、12の出力側に接
続されたコネクタ13、14を、その両端部に備えている。
そして、コネクタ13、14に放電灯1、2の電極が接続さ
れるものである。
【0005】エッジライト方式では放電灯1、2間の距
離が長くなるため、二つの放電灯1、2を点灯する場合
は、このように二つのインバータトランス11、12を使用
する方法が採られていた。なお、図示は省略してある
が、プリント基板15には、トランジスタやコンデンサ、
抵抗器などの回路素子が取付けられ、導体パターンで接
続されてインバータトランス11、12と共にインバータ回
路を構成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の多灯用インバー
タ回路ユニットは、このように放電灯ごとに別個のイン
バータトランスを使用していたので、プリント基板15に
対する実装面積が大きくなるうえ、それぞれの放電灯の
駆動周波数が正確に同期しないのでビートノイズやちら
つきを生じる問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のインバータ回路
ユニットは、プリント基板と、一次巻線及びこの一次巻
線にほぼ同一の結合度で電磁結合した複数の二次巻線を
有するインバータトランスと、プリント基板の長手方向
の両端部にそれぞれ取付けられた第1、第2のコネクタ
とを備え、インバータトランスをプリント基板のほぼ中
央部に配置し、インバータトランスの異なる二次巻線の
両端末を、それぞれプリント基板の導体パターンを介し
て第1、第2のコネクタの接点に接続した構成を特徴と
する。
【0008】
【実施例】図6は、本発明のインバータ回路ユニットに
使用するインバータトランス20の一例を示すものであ
る。このインバータトランス20は、一つの一次巻線21
と、二つの二次巻線22a、22bを備えている。二つの二
次巻線22a、22bは巻数が同じで、かつ同じ結合度で一
次巻線21にそれぞれ電磁結合している。一次巻線21の端
末は端子23に接続してあり、二次巻線22a、22bの端末
は端子24にそれぞれ接続してある。
【0009】図1は本発明によるインバータ回路ユニッ
トの一実施例を示すもので、前述のような二つの二次巻
線22a、22bを有するインバータトランス20を使用して
2灯用に構成した例である。表面に導体パターン32を形
成した細長いプリント基板31の中央には、1個のインバ
ータトランス20が取付けてある。また、プリント基板31
の長手方向の両端部にコネクタ33、34をそれぞれ固定し
てある。
【0010】インバータトランス20の一方の二次巻線22
aの両端末は導体パターン32を介してコネクタ33の接点
に接続してあり、他方の二次巻線22bの両端末も同様に
導体パターン32を介してコネクタ34の接点に接続してあ
る。図中に符号Aで示した一点鎖線は、プリント基板31
の短辺に平行な中心線である。
【0011】二次巻線22aの両端末と二次巻線22bの両
端末とは、中心線Aを境に対称な形の導体パターン32を
介して、それぞれコネクタ33、34に接続されている。な
お、プリント基板31には、インバータ回路を構成する他
の回路素子及び導体パターンも設けられているが、これ
らの図示は省略してある。
【0012】このインバータ回路ユニット30に2本の放
電灯1、2を接続した状態を図2に示す。このようにし
て、例えば図7に示すような放電灯点灯回路が形成され
る。図7において、25は前述の説明では省略したが、一
次巻線21と共に同じボビンに巻回され、その端末が端子
23に接続される帰還巻線である。Q1 、Q2 はプッシュ
プル接続されたスイッチングトランジスタ、Rはバイア
ス抵抗、Cは一次巻線21に並列に接続された共振コンデ
ンサである。一次巻線21の中間タップはチョークコイル
Lを介して図示しない入力電源に接続される。
【0013】一端を接地した二次巻線22aの他端は放電
灯1に直列接続され、放電灯1の他端は接地される。ま
た、一端を接地した二次巻線22bの他端は放電灯2に直
列接続され、放電灯2の他端は接地される。なお、図3
に示すように、二つの二次巻線22a、22bが一次巻線21
を中心にして対称的な位置にあるインバータトランス20
を用いた場合でも、図1と全く同様な2灯用インバータ
回路ユニットを構成できる。
【0014】図4は、図6のインバータトランス20を2
個使用して構成した4灯用のインバータ回路ユニット30
の実施例である。この図においても、図1と対応する部
分には同一符号を付してある。2個のインバータトラン
ス20a、20bはプリント基板31の中央部に取付けてあ
る。一方のインバータトランス20aの二次巻線22a、22
bのそれぞれの両端末は導体パターン32を介してコネク
タ33の接点に接続してあり、他方のインバータトランス
20bの二次巻線22a、22bのそれぞれの両端末は導体パ
ターン32を介してコネクタ34の接点に接続してある。
【0015】そして、インバータトランス20aの二次巻
線22a、22bの両端末が接続された側の導体パターン32
と、他方のインバータトランス20bの二次巻線22a、22
bの両端末が接続された側の導体パターン32とは、プリ
ント基板31の中心線Aを境に対称の関係にある。
【0016】図5は4灯用のインバータ回路ユニット30
の別な実施例を示すものである。この例では、インバー
タトランス20として、一次巻線21にほぼ同一の結合度で
電磁結合した四つの二次巻線22a、22b、22c、22dを
備えたものを使用している。インバータトランス20はプ
リント基板31の中央に取付けてあり、二次巻線22a、22
bの両端末と、二次巻線22c、22dの両端末とは、プリ
ント基板31の中心線を境に対称な形の導体パターン32を
介して、それぞれコネクタ33、34に接続してある。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、インバータトランスが
コンパクトになり、プリント基板への実装面積を小さく
できるうえ、コストを低減できる効果がある。また、プ
リント基板の中心線を境に対称な形の導体パターンを介
して、二次巻線とコネクタを接続することにより、両側
の放電灯と二次巻線との間の配線による分布容量が等し
くなるので、両側の放電灯に同じ電流が流れ、照度のば
らつきを防止できる。さらに、1個のインバータトラン
スで複数の放電灯を点灯する構成としたとき、各放電灯
の駆動周波数が同じになるので同期がとれ、ビートノイ
ズやちらつきを生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す平面図
【図2】 同インバータ回路ユニットの使用状態の説明
【図3】 本発明の第2実施例を示す平面図
【図4】 本発明の第3実施例を示す平面図
【図5】 本発明の第4実施例を示す平面図
【図6】 インバータトランスの構成例を示す平面図
【図7】 放電灯点灯回路の一例を示す回路図
【図8】 従来のインバータ回路ユニットを示す平面図
【符号の説明】
30 一次巻線 40 二次巻線 50、60 コア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K072 AA01 AB02 AC01 BC01 CA03 GA01 GB14 GC03 5H007 AA01 BB03 CA01 CB03 CB06 CB09 CB25 CC32 HA00 HA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板と、一次巻線及び該一次巻
    線にほぼ同一の結合度で電磁結合した複数の二次巻線を
    有するインバータトランスと、プリント基板の長手方向
    の両端部にそれぞれ取付けられた第1、第2のコネクタ
    とを備え、インバータトランスをプリント基板のほぼ中
    央部に配置し、該インバータトランスの異なる二次巻線
    の両端末を、それぞれプリント基板の導体パターンを介
    して第1、第2のコネクタに接続したことを特徴とする
    インバータ回路ユニット。
  2. 【請求項2】 二つの二次巻線を有するインバータトラ
    ンスを1個、プリント基板に取付け、プリント基板の短
    辺に平行な中心線を境に対称な形の導体パターンを介し
    て、各二次巻線の対応する端末をそれぞれ第1、第2の
    コネクタに接続した請求項1のインバータ回路ユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】 二つの二次巻線を有するインバータトラ
    ンスを2個、プリント基板に取付け、プリント基板の短
    辺に平行な中心線を境に対称な形の導体パターンを介し
    て、それぞれのインバータトランスの二次巻線をそれぞ
    れ第1、第2のコネクタに接続した請求項1のインバー
    タ回路ユニット。
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Cited By (3)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040127