JP4999006B2 - シリアルバス伝送システム - Google Patents
シリアルバス伝送システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4999006B2 JP4999006B2 JP2008109904A JP2008109904A JP4999006B2 JP 4999006 B2 JP4999006 B2 JP 4999006B2 JP 2008109904 A JP2008109904 A JP 2008109904A JP 2008109904 A JP2008109904 A JP 2008109904A JP 4999006 B2 JP4999006 B2 JP 4999006B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time slot
- node
- identification signal
- data
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims description 247
- 230000006854 communication Effects 0.000 claims description 146
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 144
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 50
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 15
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 claims description 5
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 29
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 23
- 230000008569 process Effects 0.000 description 23
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 11
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 7
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 6
- 230000008859 change Effects 0.000 description 5
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 2
- 125000004122 cyclic group Chemical group 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000004590 computer program Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/40—Bus networks
- H04L12/403—Bus networks with centralised control, e.g. polling
- H04L12/4035—Bus networks with centralised control, e.g. polling in which slots of a TDMA packet structure are assigned based on a contention resolution carried out at a master unit
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Description
具体的には、複数地点に設置されたセンサから測定データを制御装置に伝送したり、制御装置から制御データを複数地点に設置されたドライバ,アクチュエータ等へ伝送したりする。
センサがフォトインタラプタのようなものであれば、オン/オフ・データを、また、センサが温度や電圧等を検出するものであれば、これらをA/D変換したデータを、伝送路を経て制御装置に伝送する。一方、制御装置からは、制御データが伝送路を経てドライバ,アクチュエータ等に伝送され、モータやシリンダ等を制御する。
これに対し、シリアルバス伝送システムが知られている。例えば、1本ないし3本の信号線からなるバスラインに、バスを統括するマスターノードと、複数のスレーブノードとがマルチドロップ接続されたネットワークである(非特許文献1参照)。
シリアルバス伝送システムでは、信号電圧とその遷移状態の組み合わせで、各ノードの動作が規定されていて、各ノードは所定の手順でネットワーク制御フローを実行する。
しかし、産業機器、製造装置内では、大きなノイズが発生しているため、ノイズに起因して、ネットワーク制御フローに異常が発生し、ノイズが長時間にわたって継続すると、ネットワーク制御フローが大きく混乱し、大規模システムが致命的な誤作動をするおそれがある。
中尾司、「マイコンの1線2線3線インターフェース活用入門」CQ出版社(2007.6.15)P.16-33
マスターノードが送信する識別信号により、通信チャネルが設定されるため、複数のスレーブノードが同時に送信してしまうような衝突が回避される。
時分割された複数の時間スロットに、識別信号時間スロット及びデータ伝送時間スロットが明確に分けられており、かつ、識別信号時間スロットに対応してデータ伝送時間スロットが割り当てられていることにより、通信チャネルが設定されている送信ノードと受信ノードとの間で、ノイズ等の影響でデータ伝送ができなくなったとしても、再び識別信号時間スロットを受信した時に通信チャネルが設定されるため、ネットワーク制御の信頼性が向上する。
データ伝送をする時間スロットが明確であるから、処理が容易である。識別信号時間スロットにより通信チャネルが指定されてから実際にデータ伝送をするまでに要する処理時間を考慮して、上述した所定時間を決めることができる。
データ伝送時間スロットを、識別信号時間スロットよりも1時間スロットの奇数倍(1時間スロット、3時間スロット等)、遅れた時間スロットに割り当てれば、識別信号時間スロットとデータ伝送時間スロットとが交互に割り当てられることになる。
従って、送信ノードでは、伝送するデータを識別信号に応じて送信レジスタにおける記憶領域を異ならせて異なる通信チャネルとして送信することができる。受信ノードでは、伝送されたデータを識別信号に応じて受信レジスタにおける記憶領域を異ならせて異なる通信チャネルとして受信することができる。その結果、送信ノード及び受信ノードは、識別信号により指示される通信チャネルに応じて、伝送データに対して、異なるデータ処理をすることができる。
従って、ノイズ等の影響で識別信号時間スロットやデータ伝送時間スロットが受信できなくなっても、クロック周期の整数倍間隔で割り当てられている識別信号時間スロットやデータ伝送時間スロットは、ノイズがなくなれば、再びクロック同期して、再び容易に検出されるから、ネットワーク制御の信頼性が向上する。
識別信号時間スロットは、必ずマスターノードから送信される時間スロットであるから、正確なクロックに基づいて信号が送信されている。従って、スレーブノードにおいて、この識別信号時間スロットにおいてクロック発生手段をクロック同期させることにより、マスターノード及びスレーブノード間で、クロックの時間誤差が小さくなるから、正確なデータ受信及びデータ送信ができる。
従って、スレーブノードの追加、既存のスレーブノードに設定される通信チャネルを変更する必要があったときにも、記憶手段に記憶された対応テーブルを変更することにより柔軟に対応できる。
記憶手段が書き替え可能な記憶手段であれば、記憶手段自体を取り替えなくてもよい。電源供給を受けていないときにも記憶内容を保持する不揮発性記憶手段、例えば、フラッシュROMであれば、さらによい。
従って、スレーブノードの書き替え可能な記憶手段に記憶された対応テーブルをマスターノードからシリアルバス経由で設定することができる。
従って、1セグメントでデータ伝送を終了したり、1セグメントを単位として同じデータ伝送を繰り返したり、異なるセグメントと組み合わせてデータ伝送することが容易になる。上述した1セグメントは、必要に応じて基準信号(スタート信号)や同期信号の時間スロットを含む場合がある。
従って、基準時間スロットを検出することにより、スレーブノードにおけるデータ伝送手段は、1セグメント単位を識別することができるから、セグメント単位で行う処理の基準とすることができる。また、スレーブノードにおけるデータ伝送手段は、基準時間スロットを基準としてすべての識別信号時間スロット及び前記データ伝送時間スロットの位置を識別できるから、ノイズ等により、マスターノードとスレーブノードとの間で、時間スロットの同期がずれても、基準時間スロットを検出することにより、再び時間スロットの同期をとることができる。その結果、ネットワーク制御の信頼性が向上する。
本発明は、ノイズに強いため、光や微弱電波を用いた無線通信にも好適である。
従来技術のような調停が不要なので、全ノード数が数十から数百以上の伝送システムにも有効である。
図1は、本発明の実施の一形態を具体例で示すブロック構成図である。図中、1はシリアルバス、2はインタフェース基板(マスター用)である。31〜3nはインタフェース基板(スレーブ用)である。
4は、パーソナルコンピュータ(PC)、シーケンサ等の制御装置であって、インタフェース基板(マスター用)2を経由してシリアルバス1に接続されている。
インタフェース基板(スレーブ用)31には、1又は複数の入出力装置51〜5mが接続されている。インタフェース基板(スレーブ用)31には、センサ等の入力装置、アクチュエータ、ドライバ等の出力装置が混在して接続されてもよいし、いずれか一方が接続されてもよい。他のインタフェース基板(スレーブ用)32〜3nについても同様である。
インタフェース基板(マスター用)2からインタフェース基板(スレーブ用)31〜3nに電源を供給する場合、上述した信号線と共に電源線を同一の外被覆(シース)内に収容したケーブルを用いれば、省配線化が図られる。
図2(a)において、トポロジーはバス型であって、シリアルバス1に、マスターノード12、複数のスレーブノード131〜13nが接続されている。
マスターノードデバイス(以下、単にマスターノードという)12は、図1のインタフェース基板(マスター用)2及び制御装置4に相当し、通信機能は主にインタフェース基板(マスター用)2により実行される。
スレーブノードデバイス(以下、単にスレーブノードという)131は、図1のインタフェース基板(スレーブ用)31及び入出力装置5〜5m等に相当し、通信機能は主にインタフェース基板(スレーブ用)31により実行される。他のスレーブノード132〜13nについても同様である。
また、上述したシリアルバス伝送システムは、マスターノード12と1又は複数のスレーブノード131〜13nとの間で、マスターノードからスレーブノードへの一方向のデータ伝送しか行わないように限定されたり、スレーブノードからマスターノードへの一方向の伝送しか行わないように限定されたりするものでもよい。
本発明の実施の一形態では、データの通信方向を区別して通信チャネルを定義し、マスターノード12からスレーブノード131への通信チャネルと、この逆方向の通信チャネルとを異なる通信チャネルとしている。
マスターノード12は、上述した通信チャネルを設定する制御権(ネットワーク制御権)を独占的に有する。マスターノード12は、図3を参照して後述するように、時分割された複数の時間スロットを規定している。スレーブノード131〜13nは、受動的に伝送を実行する。
すなわち、送信データを格納する送信レジスタ(マスターノード12では12S、スレーブノード131では131S)において送信データを格納する特定領域(アドレスで指定される)と、受信レジスタ(マスターノード12では12R、スレーブノード131では131R)において受信データを格納する特定領域(アドレスで指定される)との間を、「通信チャネル」と定義している。
従って、ある特定のデータに着目して、伝送前におけるこのデータの所在地と、伝送後におけるこのデータの所在地までを、通信チャネルとして定義しているともいえる。
図2(b)に示す具体例以外に、スレーブノード間に、通信チャネルが設定されてもよい。例えば、スレーブノード131の送信レジスタの特定領域から、スレーブノード132の受信レジスタの特定領域との間に通信チャネルを設定する。
通信時間を一定時間ごとに区切り、区切られた個々の時分割区間を時間スロットという。図示の例では、複数の時間スロットを単位として、1セグメントを構成し、1セグメントを単位としてデータ伝送をする。
第1時間スロットは同期信号の時間スロット、第2時間スロットはスタート信号(基準信号)の時間スロットであり、同期信号とスタート信号とは、マスターノード12が送信する。
識別信号は、図2(b)を参照して説明した通信チャネルを識別するためのIDデータであって、通信チャネルと、1対1に対応する。識別信号は、マスターノード12が送信する。マスターノード12において、各識別信号時間スロットで、どの識別信号を送信するかが、あらかじめプログラムされている。
第4時間スロット以後において、偶数番目の時間スロットは、データ伝送の時間スロットである。データ伝送の時間スロットにおいて、A,B,C,…,Fと記載しているのは、各データ伝送の時間スロットにおける通信チャネルを例示している。
また、図2に示したマスターノード12,スレーブノード131〜13nは、自身のノードが、識別信号時間スロット(例えば、第3時間スロット)で、マスターノード12から送信された識別信号(第1識別信号)により指示される通信チャネル(A)が設定されているノードに該当するときに、この識別信号が送信された識別信号時間スロット(第3時間スロット)に対応したデータ伝送時間スロット(第4時間スロット)で、この通信チャネル(A)の設定内容に基づいて、この通信チャネル(A)を経由したデータ伝送をするデータ伝送手段を有する。
しかし、識別信号時間スロットに対応したデータ伝送時間スロットは、識別信号時間スロットよりも所定時間遅れた時間スロットに割り当てられてもよい。
例えば、時分割された複数の時間スロットに、識別信号時間スロットとデータ伝送時間スロットとが交互に割り当てられるが、識別信号で指定される通信チャネルのデータ伝送を実行する時間スロットを、この識別信号を受信した直後(偶数番目)の時間スロットではなく、さらに次の識別信号時間スロットの直後(偶数番目)の時間スロット(例えば、第3時間スロットに対し、第6時間スロット)としてもよい。
また、例えば、時分割された複数の時間スロットに、複数の識別信号時間スロットが連続して割り当てられた後に、これらの複数の識別信号時間スロットのそれぞれに対応して所定時間遅れた時間スロットにデータ伝送時間スロットが連続して割り当てられ、同様の割り当てが繰り返されてもよい。
これに対し、従来技術では、バス・アービトレーション制御ができなくなったり、サイクリックな送信順序が狂ったりする。
スタート信号は、マスターノード12が規定するセグメントを、スレーブノード131〜13nに認識させるためのものである。クロック同期をとってからスタート信号が識別される。その信号波形については、図7(f)を参照して後述する。
スタート信号は、1セグメントの最初の識別信号の時間スロット(図示の例では、第3時間スロット)よりも前の時間スロットに割り当てればよい。従って、スタート信号の時間スロット(第1時間スロット)、同期信号の時間スロット(第2時間スロット)、識別信号の時間スロット(第3時間スロット)、データ伝送の時間スロット(第4時間スロット)、・・の順に、時間スロットを配置してもよい。
しかし、図7を参照して後述するように、スタート信号の時間スロットを基準に、偶数時間スロット、奇数時間スロットの位置を明確に判定することができる。
識別信号で指定された通信チャネルで通信処理を実行するには、図4に示すように、処理を実行するノード、このノードにおける送信/受信の区別、データレジスタのアドレスの情報といった、識別信号で指定された通信チャネルの設定内容を示すデータが必要となる。
なお、処理を実行するノードとして、マスター、スレーブ1〜スレーブ3と記載しているが、実際には、すべてのノードには、マスターを含めて、ノード番号が割り当ててある。
しかし、自身のノードに設定される通信チャネル、すなわち、自身がデータ伝送(送信又は受信)を実行するノードに該当する、1または複数の通信チャネル(すなわち、1又は複数の識別信号)と、それらの通信チャネルの、自身のノードにおける通信チャネルの設定内容との対応のみを記述した「設定内容のテーブル」を、各ノードの記憶手段に記憶しておけばよい。このような「設定内容のテーブル」を、図10に示してある。
識別信号「00000000110」は、通信チャネル(F)を指示し、マスターノード12を送信ノードとし、3つのノード(スレーブノード131,132,133)を受信ノードとする。
従って、通信チャネル(C),(D)は、いずれも送信ノードと受信ノードが一致する。しかし、通信チャネル(C)においては、送信データレジスタのアドレスが01H、受信データレジスタのアドレスが03Hであるのに対し、通信チャネルDにおいては、送信データレジスタのアドレスが02H、受信データレジスタのアドレスが04Hであり、アドレスが隣接している。
信号種別が「同期信号」、「スタート信号」の受信ノードは、すべてのスレーブノード131〜13nである。
これに対し、「識別信号」及び「データ」の受信ノードは、この「識別信号」によって、「データ」の受信又は送信をするノードを記載している。
なお、図9を参照して後述するように、すべての「識別信号」及び「データ」は、すべてのスレーブノード131〜13nにおいて受信されている。
図6(a)に示す構成例1では、1セグメント中における通信チャネルが、A,B,C,D,E,Fである。従って、同じ通信チャネルは1回しか割り当てられない。
セグメント1における通信チャネルはA〜F、セグメント2の通信チャネルはA,B、セグメント3の通信チャネルは、A〜D、セグメント4の通信チャネルは、A,Bである。
従って、通信チャネルA及びB、通信チャネルC及びD、通信チャネルE及びFの順に、データの伝送容量(更新頻度)が大きく、伝送遅延が小さい。
従って、複数のセグメントにおける通信チャネルの割当てを変更することにより、各通信チャネルの伝送容量(更新頻度)、伝送遅延を制御できる。
このシリアルバス伝送システムでは、図6(a),図6(b)に示した1セグメント、図6(c)に示した複数セグメントを1単位として、これを周期的に繰り返す方法の他、1単位で伝送を終了する方法、1単位毎に異なる通信チャネルを割り当てて、1単位を繰り返す方法を実行することができる。
上述した1単位が繰り返されるとき、1単位内の通信チャネル構成は、各セグメントで同じである必要はなく、全く自由に通信チャネル構成を設定できる。また、セグメントの長さ(時間スロット数)も、毎回同じである必要はなく、任意の長さのセグメントを組み合わせることも可能である。
図7(a)はデータビット列である。図示の例では、11ビットの情報ビットD0〜D10とエラー検出訂正用の5ビットの冗長ビットD11〜D15からなる。
図7(b)は、データビット列の伝送フォーマットである。図示の例では、調歩同期形式を採用し、データビット列の頭に1ビット長のスタートビット、後に1ビット長のストップビットが付加される。
図示の例では、直前にある隣接時間スロットのストップビットとこの時間スロットとの間の「アイドル期間」に、1ビット長のアイドルビットを挿入し、この時間スロットとこの直後にある隣接時間スロットとの間の「アイドル期間」に、1ビット長のアイドルビットを挿入している。
図示の例では、スタートビットとアイドルビットに、データ「1」の時の伝送路符号を用い、ストップビットに、データ値「0」の時の伝送路符号を用いている。
このようなバイオレーションを含んだ信号波形は、その他の時間スロットにおいて出現しない。
図中、枠で囲ったブロック21は、ハードウエア回路を用いてもよいが、1チップマイコン等で構成可能な機能ブロックである。
スレーブノード131〜13nは、コネクタ22を介してシリアルバス1に接続される。
23は入力信号端子であり、図1に示したセンサ51〜5m等が出力するデータを入力する。24は入力インタフェースであり、センサがアナログ信号を出力する場合は、これをA/D変換してデジタルデータを出力する。
25は送信データレジスタであり、複数ビットのデータを一時的に記憶する。
26は送信データ選択手段であって、制御手段38からの制御信号に従って、シリアルバス1に送信すべきデータ、例えば、送信データレジスタ25の特定領域(通信チャネルに設定されたデータレジスタのアドレスで指定される)に書き込まれたセンサ51のデータを選択して出力する。
ここで、制御手段38は、記憶手段39に記憶された「設定内容のテーブル」を参照し、受信した識別信号により指示される通信チャネルが設定されているノードに、このスレーブノードが該当し、かつ、送信が設定されていれば、送信データ選択手段26、後述するパラレルシリアル変換手段28、送信信号出力回路29に、それぞれに応じた制御信号を出力する。
なお、シリアルバス伝送システムにとって、識別信号及び伝送データのエラー検出訂正符号化は必須ではない。従って、エラー検出訂正符号化手段27及びエラー検出訂正復号手段33を省略することもできる。
28はパラレルシリアル(並列直列)変換手段と記載しているが、ここでは、並列ビットを直列ビット列に変換するとともに、スタートビット、ストップビットの付加、伝送路に適した伝送路符号(図7の例では、マンチェスタ符号)に変換することも行う。
送信信号出力回路29は、伝送路符号化信号を差動信号電圧にし、コネクタ22を経由してシリアルバス1に出力するとともに、制御手段38からの制御信号により、送信データを出力しない期間は、出力インピーダンスを高い状態にする。
30は受信信号入力回路であり、コネクタ22を経由してシリアルバス1の信号を受信し、矩形波に波形整形して出力する。受信信号入力回路30の入力インピーダンスは、シリアルバス1の信号に影響を与えないように、なるべく高いことが望ましい。入力容量が10pF以下であれば好適である。
受信信号処理手段31内にあるクロック発生手段は、図11を参照して後述するように、マスターノード12から送信された同期信号及び識別信号を受信し、これらの信号のレベル遷移点のタイミングにより、クロック発生手段を同期させる。
受信信号処理手段31は、また、スタート信号を検出し、制御手段38に出力する。
制御手段38は、エラー検出訂正されたデータビット列を入力し、識別信号時間スロットにおいてエラー検出訂正された識別信号を取得する。制御手段38は、記憶手段39に記憶された「設定内容のテーブル」を参照し、エラー検出訂正された識別信号により指示される通信チャネルが設定されているノードに、このスレーブノードが該当し、かつ、受信が設定されていれば、受信データ処理手段34に制御信号を出力する。
受信データ処理手段34は、制御手段38から出力される制御信号に従って、エラー検出訂正されたデータビット列の中から、データ伝送時間スロットにおいてエラー検出訂正された伝送データを受信データとして取り込み、受信データレジスタ35の特定領域(通信チャネルに設定されたデータレジスタのアドレスで指定される)に格納する。
制御手段38は、記憶手段(例えば、不揮発性で書き替え可能な、フラッシュROM)39に格納された、このスレーブノード131〜13nに対応する「設定内容のテーブル」(例えば、図10(b)〜図10(d))を参照して、制御信号を出力することにより、送信制御及び受信制御を実行する。
マスターノード12における機能ブロックがスレーブノード131〜13nと相違する点は、図3に示した、同期信号、スタート信号、及び、識別信号という伝送制御信号を、予め規定された時間スロットで送信することと、自身の基準発振器の周波数をもとにクロック信号を生成する点にある。
図10は、図2に示したシリアルバス伝送システムにおいて、各ノードの記憶手段39に格納されている「設定内容のテーブル」の説明図である。
これは、先に図4を参照して説明した「設定内容のテーブル」のうち、各ノードに必要な識別信号とこの識別信号に対応する通信チャネルの設定データのみを取り出した限定版である。
S41において、図10に示した、自身のノードの「設定内容のテーブル」を参照する。
S42において、受信した識別信号が、自身の「設定内容のテーブル」にあるか否かを判定する。あればS43に処理を進め、なければ以後の処理を終了し、再び識別信号の受信を待つ。すなわち、自身のノードを送信ノード又は受信ノードとする通信チャネルを指示する識別信号であれば、処理を進める。
S43において、自身の「設定内容のテーブル」から、マスターノード12より送信された識別信号に対応する「送信・受信の区別」を参照し、送信であればS44に処理を進め、受信であればS46に処理を進める。
図11(a)は機能ブロック図であり、図11(b)は各部の信号を示す波形図である。
図8の受信信号入力回路30から出力された受信信号61は、ゲート手段51に入力される。
ゲート手段51は、後述するタイマー手段54が出力するゲート制御信号62に制御され、奇数番目の時間スロットにおいて受信信号61を通過させる。図3に示した例では、同期信号も奇数番目の時間スロットで送信されている。
従って、ゲート手段51を通過した受信信号63は、図3に示した時分割伝送シーケンスにおける、同期信号又は識別信号の時間スロットにおける、マスターノード12から送信された受信信号のみとなる。マンチェスタ符号はセルフクロック符号であるから、クロック成分を含んでいる。
なお、データ再生手段55の前に、第2のゲート手段を挿入し、識別信号時間スロット及びデータ伝送時間スロットの受信信号のみを通過させるようにしてもよい。
図12(a)は、マスターノードにおける設定処理のフローチャート、図12(b)はスレーブノードにおける設定処理のフローチャートである。
図12(a),図12(b)は、それぞれ、マスターノード12,スレーブノード131〜13nにあるマイクロコンピュータが、それぞれのコンピュータプログラムにより実行する。
図13(a)は、すべてのノードにおける、設定処理用の識別信号と、対応する通信チャネルの設定内容との対応を示す、「設定処理用の設定内容のテーブル」の元となるデータの説明図である。
図13(b)は、データレジスタに書き込む設定処理用のデータを示す説明図である。マスターノード12の送信データレジスタにおいて、設定処理用のデータを書き込むアドレスが決められている。スレーブノード131〜13nの受信データレジスタにおいても、同様に、設定処理用のデータを書き込むアドレスが決められている。図示の例では、各データレジスタにおいて、アドレスを一致させている。
マスターノードを含め、すべてのノードには、ノードの番号が割り当ててある。また、すべてのノードは、少なくとも、図13(a)に示した、「設定処理用の設定内容のテーブル」の元となるデータのうち、自身が設定処理を実行するノードに該当するもののみを選択して、「設定処理用の設定内容のテーブル」に格納しておく。
図13(a)の例では、「処理を実行するノード」が「マスター」又は「すべてのスレーブ」であることから、すべてのスレーブノード131〜13nにおいて、「設定処理用の設定内容のテーブル」が同一になる。
S72において、上述した元となるデータに基づいて、マスターノード12が処理を実行するノードに該当する通信チャネルの設定内容を、識別信号とともに、自身の「設定内容のテーブル」に書き込む。その結果、図10(a)に示した「設定内容のテーブル」が設定される。これは、マスターノード12の内部のデータ転送で行われる。
なお、S72の処理を省略し、上述したすべてのノードに対する「設定内容のテーブル」を作成する元となるデータを、マスターノード12の「設定内容のテーブル」として使用してもよい。
S74において、上述した元データに基づいて、スレーブノード(i)における変更対象となる1つの識別信号(j)と対応する通信チャネルの設定内容とを、送信レジスタのF1H〜F3Hに書き込む。
S75において、F0H〜F3Hのチェックサムを送信レジスタF4Hに書き込む。
S76において、書き込み指令ビットなどの特殊処理用データを送信レジスタのF5Hに書き込む。
S77において、図3に示した時分割伝送シーケンスにおいて、図13(a)に示した「設定処理用の識別信号」を用いて通信する。設定変更は、1つのスレーブノードに設定される1つの識別信号(通信チャネル)毎に実行される。
S82において、受信レジスタのF0H〜F5Hにスレーブノードの番号(i),識別信号(j),識別信号(j)に対応する通信チャネルの設定内容,チェックサム,書き込み指令ビット等を順次書き込んで行く。
S84において、書き込み条件を満たすか否かを判定し、満たしていればS85に処理を進め、満たしていなければS86に処理を進める。
書き込み条件とは、受信データレジスタのアドレスF0Hに書き込まれた「スレーブノードの番号」と、このスレーブノード131〜13nに割り当てられているスレーブノードの番号とが一致し、かつ、F4Hに書き込まれたチェックサムの値が正常であるということである。
S85において、受信データレジスタのアドレスF1H〜F3Hに書き込まれた識別信号と、識別信号に対応する通信チャネルの設定内容を、このスレーブノードの「設定内容のテーブル」に書き込む。
S86において、使用した受信データレジスタF0H〜F5Hを初期化する。
ここで、設定が終了したか否かを知る方法は、種々の方法が考えられるが、例えば、一定時間が経過すれば、設定が終了しているものとする。
「設定内容のテーブル」を設定処理するためのノードは、通常のマスターノードでなくてもよい。通常のマスターノードをスレーブノードに切り替えた上で、臨時のマスターノードデバイスをシリアルバスに接続し、この臨時のマスターノードデバイスから、設定処理をすればよい。
これに代えて、シリアルバス1に直流電源電圧を重畳してもよい。この場合、マンチェスタ符号のような直流成分のない伝送路符号を用い、直流遮断フィルタ及び直流通過フィルタを介して信号と直流とを分離すればよい。線の本数が減るために、一層省配線化が図られる。
あるいは、シリアルバス1を商用電源の電力線としたシステムとしてもよい。
この場合、インタフェース基板(マスター用)、インタフェース基板(スレーブ用)31〜34,…,3nは、商用電源から電源供給を受けるとともに、上述したマンチェスタ符号のようなベースバンド符号で符号化されたデータをデジタル変調した搬送波帯の信号を、商用電源の電力線に出力し、電力線から入力した搬送波帯の信号をデジタル復調することにより、ベースバンド符号で符号化されたデータに戻せばよい。
例えば、産業機器で使われる多数のフォトインタラプタ等のセンサと制御マイクロコンピュータとを接続する多数のケーブルを、シリアルバスに置き換え、本発明のシリアルバス伝送システムを実装することで、信頼性の高い省配線化が実現できる。
12…マスターノード、12R…受信レジスタ、12S…送信レジスタ、131〜13n…スレーブノード、13S…送信レジスタ、13R…受信レジスタ、
21…1チップマイコン等で構成可能な機能ブロック、22…コネクタ、25…送信データレジスタ、26…送信データ選択手段、31…受信信号処理手段、34…受信データ処理手段、35…受信データレジスタ、51…ゲート手段、52…PLL型クロック発生手段、53…スタート信号検出手段、54…タイマー手段、55…データ再生手段
Claims (9)
- シリアルバスに接続された複数ノード間で、該複数ノードの内、ある1つのノードを送信ノードとし少なくとも1つの他のノードを受信ノードとする通信チャネルであって、1又は複数の通信チャネルが設定されており、該1又は複数の通信チャネルを経由してデータ伝送をするシリアルバス伝送システムであって、
時分割された複数の時間スロットに、複数の識別信号時間スロット、及び、該複数の識別信号時間スロットのそれぞれに対応してデータ伝送時間スロット、が割り当てられるとともに、前記複数ノードの内、1つがマスターノード、その他がスレーブノードに割り当てられており、
前記マスターノードは、前記識別信号時間スロットで、当該マスターノードから前記通信チャネルを指示する識別信号を送信する識別信号送信手段を有し、
前記各ノードは、当該ノードが、前記識別信号時間スロットで送信された識別信号により指示される通信チャネルが設定されているノードに該当するときに、当該識別信号が送信された識別信号時間スロットに対応したデータ伝送時間スロットで、当該通信チャネルの設定内容に基づいて、当該通信チャネルを経由したデータ送信又はデータ受信をするデータ伝送手段を有する、
ことを特徴とするシリアルバス伝送システム。 - 前記識別信号時間スロットに対応した前記データ伝送時間スロットは、当該識別信号時間スロットよりも所定時間遅れた時間スロットに割り当てられている、
ことを特徴とする請求項1に記載のシリアルバス伝送システム。 - 前記通信チャネルは、前記ある1つのノードにおける送信データレジスタの特定領域から前記少なくとも1つの他のノードにおける受信レジスタの特定領域までに設定される、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシリアルバス伝送システム。 - 前記時分割された複数の時間スロットは、前記データ伝送のクロック周期の整数倍間隔で割り当てられる、
ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載のシリアルバス伝送システム。 - 前記スレーブノードは、ゲート手段とクロック発生手段を有し、
前記ゲート手段は、前記シリアルバスから受信した受信信号を、前記データ伝送時間スロットにおいて阻止するとともに、前記識別信号時間スロットにおいて通過させ、
前記クロック発生手段は、前記ゲート手段を通過した受信信号に同期したクロック信号を出力し、
前記スレーブノードにおける前記データ伝送手段は、前記クロック発生手段が出力するクロック信号を基準として前記データ伝送をする、
ことを特徴とする請求項4に記載のシリアルバス伝送システム。 - 前記各ノードは記憶手段を有し、
該記憶手段は、当該ノードに設定される1又は複数の前記通信チャネルのそれぞれを指示する1又は複数の識別信号と、当該1又は複数の通信チャネルの当該ノードにおける前記設定内容との対応テーブルを記憶する、
ことを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載のシリアルバス伝送システム。 - 前記記憶手段は書き替え可能な記憶手段であり、
前記マスターノードは、当該マスターノードから、前記識別信号送信手段に対し、複数の設定処理用の識別信号を送信させるとともに、当該マスターノードの前記データ伝送手段に対し、前記設定処理用の識別信号が送信された識別信号時間スロットに対応したデータ伝送時間スロットで、ある1つの前記スレーブノードを特定する情報、前記ある1つのスレーブノードに設定される通信チャネルを指示する識別信号、及び、当該通信チャネルの前記ある1つのスレーブノードにおける前記設定内容を、前記シリアルバスに送信させる設定処理手段を有し、
前記各スレーブノードは、当該スレーブノードの前記データ伝送手段に対し、前記設定処理用の識別信号が送信された識別信号時間スロットに対応したデータ伝送時間スロットで、前記ある1つのスレーブノードを特定する情報、前記ある1つのスレーブノードに設定される通信チャネルを指示する識別信号、及び、当該通信チャネルの前記ある1つのスレーブノードにおける前記設定内容を受信させるとともに、受信した前記ある1つのスレーブノードを特定する情報が当該スレーブノードであるときは、受信した前記ある1つのスレーブノードに設定される通信チャネルを指示する識別信号、及び、受信した当該通信チャネルの前記ある1つのスレーブノードにおける前記設定内容により、前記書き替え可能な記憶手段に記憶された対応テーブルを設定する設定処理手段を有する、
ことを特徴とする請求項6に記載のシリアルバス伝送システム。 - 前記複数の識別信号時間スロット及び該複数の識別信号時間スロットのそれぞれに対応したデータ伝送時間スロットを1セグメントとしてデータ伝送をする、
ことを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項に記載のシリアルバス伝送システム。 - 前記1セグメント単位における最初の識別信号時間スロットよりも前の時間スロットに、あらかじめ基準時間スロットが割り当てられ、
前記マスターノードは、前記基準時間スロットで、前記識別信号時間スロット及び前記データ伝送時間スロットにおいて送信されることのないパターンの基準信号を送信する基準信号送信手段を有し、
前記スレーブノードは、受信信号中に含まれる前記基準信号のパターンを識別することにより前記基準時間スロットを検出する基準信号検出手段を有する、
ことを特徴とする請求項8に記載のシリアルバス伝送システム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008109904A JP4999006B2 (ja) | 2008-04-21 | 2008-04-21 | シリアルバス伝送システム |
PCT/JP2009/057830 WO2009131086A1 (ja) | 2008-04-21 | 2009-04-20 | シリアルバス伝送システム |
US12/988,939 US8493991B2 (en) | 2008-04-21 | 2009-04-20 | Serial bus transmission system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008109904A JP4999006B2 (ja) | 2008-04-21 | 2008-04-21 | シリアルバス伝送システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009260867A JP2009260867A (ja) | 2009-11-05 |
JP4999006B2 true JP4999006B2 (ja) | 2012-08-15 |
Family
ID=41216819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008109904A Active JP4999006B2 (ja) | 2008-04-21 | 2008-04-21 | シリアルバス伝送システム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8493991B2 (ja) |
JP (1) | JP4999006B2 (ja) |
WO (1) | WO2009131086A1 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102012014485A1 (de) * | 2012-07-23 | 2014-05-15 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co Kg | Anmeldeverfahren und Buskommunikationseinrichtung |
JP6098106B2 (ja) * | 2012-10-23 | 2017-03-22 | オムロン株式会社 | センサシステムおよび通信装置 |
JP2014099677A (ja) * | 2012-11-13 | 2014-05-29 | Panasonic Corp | 通信システムおよび端末装置 |
US10146732B2 (en) | 2013-01-22 | 2018-12-04 | Apple Inc. | Time-division multiplexed data bus interface |
US9706508B2 (en) * | 2013-04-05 | 2017-07-11 | Honeywell International Inc. | Integrated avionics systems and methods |
WO2015059745A1 (ja) * | 2013-10-21 | 2015-04-30 | 三菱電機株式会社 | 通信装置及びプログラム |
JP6343991B2 (ja) * | 2014-03-24 | 2018-06-20 | 日本電気株式会社 | 通信システム、通信制御方法および通信制御プログラム |
DE102014219512A1 (de) * | 2014-09-26 | 2016-03-31 | Dr. Johannes Heidenhain Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur seriellen Datenübertragung über einen bidirektionalen Datenübertragungskanal |
CN106953809B (zh) * | 2017-02-24 | 2020-04-14 | 烽火通信科技股份有限公司 | 一种基于485分时通信的设备资源采集方法 |
DE102017117288A1 (de) * | 2017-07-31 | 2019-01-31 | Hengstler Gmbh | Datenübertragungsverfahren zwischen einem Drehwinkelgeber und einer Motorsteuereinrichtung oder einer Auswerteeinheit |
CN109474637A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-03-15 | 南京慧和建筑技术有限公司 | 一种基于固定时间片的争抢型总线协议 |
US11941512B2 (en) * | 2019-06-26 | 2024-03-26 | Western Digital Technologies, Inc. | Neural network engine utilizing a serial bus |
CN110769206B (zh) * | 2019-11-19 | 2022-01-07 | 深圳开立生物医疗科技股份有限公司 | 一种电子内窥镜信号传输方法、装置和系统及电子设备 |
US11270127B1 (en) * | 2021-05-05 | 2022-03-08 | Marc Joseph Kirch | Synchronized pulses identify and locate targets rapidly |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5885692A (ja) * | 1981-11-18 | 1983-05-23 | M K Seikou Kk | 多重伝送方式 |
JPH0668000A (ja) * | 1992-08-20 | 1994-03-11 | Nec Corp | 通信システムとその通信方法 |
JP2806873B2 (ja) * | 1996-04-25 | 1998-09-30 | 日本電気アイシーマイコンシステム株式会社 | シリアルバス通信システム |
JPH10210059A (ja) * | 1997-01-24 | 1998-08-07 | Fujitsu Ltd | ポーリング通信システム |
US6944153B1 (en) * | 1999-12-01 | 2005-09-13 | Cisco Technology, Inc. | Time slot interchanger (TSI) and method for a telecommunications node |
JP3916953B2 (ja) * | 2001-12-28 | 2007-05-23 | 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 | 可変時分割多重伝送システム |
JP4407104B2 (ja) * | 2002-08-30 | 2010-02-03 | 富士ゼロックス株式会社 | 信号伝送システム |
JP4141373B2 (ja) * | 2003-11-05 | 2008-08-27 | 株式会社日立製作所 | 通信システム、リアルタイム制御装置及び情報処理システム |
JP4241343B2 (ja) * | 2003-11-26 | 2009-03-18 | 富士電機システムズ株式会社 | 送信タイミング決定方法、バス使用権の調停方法、ネットワークシステム、プログラム |
-
2008
- 2008-04-21 JP JP2008109904A patent/JP4999006B2/ja active Active
-
2009
- 2009-04-20 US US12/988,939 patent/US8493991B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2009-04-20 WO PCT/JP2009/057830 patent/WO2009131086A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2009131086A1 (ja) | 2009-10-29 |
US8493991B2 (en) | 2013-07-23 |
JP2009260867A (ja) | 2009-11-05 |
US20110142066A1 (en) | 2011-06-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4999006B2 (ja) | シリアルバス伝送システム | |
CN103748571B (zh) | 用于利用可转换的数据编码进行串行数据传输的方法和装置 | |
CN102652299B (zh) | 半导体设备和存储器系统 | |
US5287353A (en) | Apparatus for generating and sending a serial data packet for controlling a network of single point I/O devices | |
CN105511340A (zh) | 用于动态寻址从单元的可动态寻址主从系统和方法 | |
KR20120031910A (ko) | 데이터 전송 방법 | |
CN106068505A (zh) | 共享总线上的比特分配以促成检错优化 | |
CN105900340A (zh) | CCIe协议上的错误检测能力 | |
CN102833036A (zh) | 编码设备、编码方法、数据通信设备和数据通信方法 | |
EP0619061A1 (en) | Receiver/decoder for a serial network of i/o devices | |
EP1014273A2 (en) | Method of start/stop synchronous data transmission | |
US20240081204A1 (en) | Auto-assignment of devices of a multi-wire irrigation control system to irrigation zones | |
CN101257430B (zh) | 基于总线的通信系统 | |
CN105703992A (zh) | 可变数据速率控制方法 | |
CN106877873B (zh) | 基于fpga的曼彻斯特码的编解码器及编解码方法 | |
CN103368803A (zh) | 调试或编程通信装置一或多个用户装置的方法和通信装置 | |
CN108694898A (zh) | 驱动控制方法、组件及显示装置 | |
JP2001527239A (ja) | ディジタルデータを直列伝送するための通信インタフェースおよびデータ伝送方法 | |
JPS605654A (ja) | 送受信装置 | |
EP2159965B1 (en) | Control/monitor signal transmission system | |
CN103368802A (zh) | 用于配置可编程的硬件的通信装置和方法 | |
JP5958335B2 (ja) | 通信ノード、及び通信システム | |
CN108369568A (zh) | 通信设备、通信方法、程序以及通信系统 | |
CN112764385A (zh) | 小型plc总线的实现系统及方法 | |
CN209015139U (zh) | 一种i2c总线电路、芯片及系统 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111004 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111205 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20111205 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20111206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120501 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120510 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4999006 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525 Year of fee payment: 3 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |