JP4407104B2 - 信号伝送システム - Google Patents
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- G06F13/4027—Coupling between buses using bus bridges
- G06F13/4045—Coupling between buses using bus bridges where the bus bridge performs an extender function
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シリアル(直列)伝送路を用いて1対多ノード間でデータ転送を行う信号伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年半導体集積化技術の向上により、LSIのデータ処理速度が飛躍的に速くなってきた。これに伴い、半導体集積回路を実装する配線基板に対して、信号伝送能力向上が求められている。特に最近ではパーソナルコンピュータにおいても、上位機種にあたるサーバタイプのシステムにおいては高速CPUチップを複数備える、いわゆる並列処理アーキテクチャが採用されている。並列処理アーキテクチャ技術に関しては、例えば、天野英晴、「並列コンピュータ」、昭晃堂、pp.6−13に記載されている。これによると、CPUなどデータ処理を行うモジュールを複数含むシステムを構成する場合、モジュール間の結合方法はバス結合型、スイッチ結合型、結合網型に分類される。このうちバス結合型は、多数のモジュールの結合には適さないが、他に比べて構造がシンプルであり、ハードウェア量が少ない、拡張性にも優れるといったメリットがある。パーソナルコンピュータを始めとする商用の計算機や、ページプリンタ等の計算機応用製品において多く用いられている。
【0003】
並列処理システムのモジュール間結合部の実装においては、多数の接続コネクタと配線を必要とするため、配線の多層化や微細化による通信能力や配線密度の向上が計られてきた。しかし、配線間容量や接続配線抵抗に起因する信号遅延や伝送波形の歪みにより、限界に達しつつある。また動作速度の上昇により電磁ノイズ(EMI: Electromagnetic Interference)も大きな問題となる。
【0004】
このようにデータ処理装置の処理能力は、しばしば配線基板のバスの伝送能力によって制限されるようになってきた。そこで電気式バスの限界を打破するために、光インターコネクションと呼ばれる、システム内光接続技術を用いることが検討されている。光インターコネクション技術の概要は、内田禎二、「第9回回路実装学術講演大会」、15C01、pp.201〜202、H.Tomimura,et al、“Packaging Technology for Optical Interconnects”、IEEE Tokyo、No.33、pp.81〜86、1994、および、和田修、「エレクトロニクス」、1993年4月号、pp.52〜55に記載されている様に、システムの構成内容により様々な形態が提案されている。この技術によれば、電気式以上の高周波動作が可能でありながら電磁ノイズが低減できること、バス信号線の物理的な結線が不要となること、波長や強度等を用いた多重化により伝送バンド幅を拡張できること、同時双方向通信が可能であること、といったメリットがある。
【0005】
特に空間光伝送技術は光ファイバによる伝送技術と異なり、多ポート間の同時通信を可能とするため、上述のバス結合型の並列処理アーキテクチャとの整合性がよい。関連する技術が特開平10−123350号公報に記載されている。この技術は平板型の導光路の端面に設置されたポート間での光通信を実現するものであり、入射信号光を拡散して対向する端面に伝送し、ブロードキャスト通信を実現する。多重伝送を用いることにより、複数の独立なブロードキャスト通信が同時に実行される。
【0006】
このような空間光伝送を応用した信号伝送システム技術としては、信号間の伝送スキューの問題を緩和し、かつ伝送路の数を削減するために、複数の電気信号線を並列直列変換して得られるシリアル信号(直列データ信号)を光化し、空間光伝送媒体を介して伝送するシステムが提案されている。特にここでは送信ノードから受信ノードに対して、データ信号とフレーム信号のみを伝送し、クロック信号を伝送しない方式とされている。フレーム信号とは電気信号線の伝送周波数を表し、クロック信号とは並列直列変換後に得られるシリアル信号の伝送周波数を表す。クロック信号は受信ノードにおいて直列信号をラッチするために必要であるが、ここでは受信されたフレーム信号からPLL(Phase Locked Loop)回路等の手段によって周波数を逓倍し、クロック信号を自動生成する。この結果、特に光伝送において高周波となるクロック信号を伝送する必要が無くなり、伝送路を構成する光学部品、回路部品に必要な伝送帯域を狭められ、伝送システムを容易に実現することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような並列直列変換して得られる直列データ信号を伝送するシステムでは、並列データ信号を並列直列変換により直列データ信号に変換し、これを伝送したのち、受信後に直列並列変換により元の並列データ信号に戻す技術が用いられる。この場合、もし直列データ信号を受信回路にてラッチできたとしても、同期信号と直列データ信号の伝送遅延時間が異なると、元の並列データ信号のビット順がずれる。そこで、受信回路においては一般にアライメント回路により、信号が元通りに整列するようにビット位置のシフト処理を行う。この処理は、1対1ノードもしくは1対多ノード間の信号伝送に適用することができる。
【0008】
しかし、1対多ノード間の信号伝送において、多ノード側から1ノード側に信号を伝送する場合、同じ受信ノードが異なる送信ノードからの信号を受信するため、ビット位置のシフト量が送信ノード毎に異なる。そこで、受信ノードにおいて送信ノード番号を識別し、正しいシフト量を送信ノード毎に切り替える方法が考えられるが、この方法は、回路が複雑になること、また受信ノードが送信ノードを識別できない場合に使用できないこと、などの問題があった。
【0009】
従って本発明の目的は、上記問題点を解決し、直列伝送路を用いた1対多ノード間のデータ転送を簡単な構成で良好に行うことができる信号伝送システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、1つのマスターノードと、前記マスターノードとの間でデータ転送を行う複数のスレーブノードとを備えた信号伝送システムであって、前記マスターノードは、前記スレーブノードからの直列データ信号を並列データ信号に変換する直列並列変換部を有し、前記スレーブノードは、並列データ信号にアライメント処理を施す送信アライナーと、前記送信アライナーでアライメント処理が施された並列データ信号を直列データ信号に変換して前記マスターノードに出力する並列直列変換部とを有する信号伝送システムにより、達成される。
【0011】
ここで、前記マスターノードは、並列データ信号を直列データ信号に変換して前記スレーブノードに出力する並列直列変換部を有し、前記スレーブノードは、前記マスターノードからの直列データ信号を並列データ信号に変換する直列並列変換部と、前記直列並列変換部で変換された並列データ信号にアライメント処理を施す受信アライナーとを有することができる。
【0012】
また、前記マスターノードは、データ転送を実行していない期間中に、マスターノードから出力するデータ信号と同期信号との間の伝送タイミングを各スレーブノード毎に個別に設定する受信調整シーケンスと、スレーブノードから入力するデータ信号と同期信号との間の伝送タイミングを各スレーブノード毎に個別に設定する送信調整シーケンスとを実行するマスタータイミング調整部を含み、前記スレーブノードは、データ信号の受信タイミングを変化させる受信タイミング制御部と、データ信号の送信タイミングを変化させる送信タイミング制御部と、前記マスタータイミング調整部からの命令に従い、前記受信調整シーケンスの実行中は前記受信タイミング制御部に対して受信タイミングの変化を指示して、受信タイミングの調整を行い、前記受信アライナーに対してアライメント処理を指示し、前記送信調整シーケンスの実行中は前記送信タイミング制御部に対して送信タイミングの変化を指示して、送信タイミングの調整を行い、前記送信アライナーに対してアライメント処理を指示するスレーブタイミング調整部とを含むことができる。
【0013】
さらに、前記マスタータイミング調整部は、好適には、前記受信調整シーケンス、前記送信調整シーケンスの順に処理を行う。また、前記マスターノードと前記スレーブノードとの間のデータ転送は、光伝送媒体を介して行ることができる。
このように構成することにより、直列伝送路を用いた1対多ノード間のデータ転送を簡単な構成で良好に行うことができる。即ち、ワードアライメント処理を各送信ノードにおいて行うことにより、多ノード側が送信ノードで、1ノード側が受信ノードの場合に、受信ノードは送信ノードの切換えを意識することなくデータを受信できるので、回路構成が簡素化される。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る信号伝送システムの一実施例を示す模式図である。本実施例では、図示のように、1つのマスターノード1と3つのスレーブノード3b、3c、3dとの間で、シリアルバス4を介してデータ転送が行われる。
マスターノード1は、並列直列変換部10a、送信PLL12a、直列並列変換部11a、受信PLL13a、マスタータイミング調整部20aを備える。
マスターノード1と外部回路とのインタフェースは、入力として並列データ信号100a、同期信号102a、タイミング調整の制御信号110a、出力として並列データ信号101a、タイミング調整のステータス信号111aから成る。また、シリアルバス4とのインタフェースは、入力として直列データ信号201a、出力として直列データ信号200aと同期信号202aから成る。
【0015】
送信PLL12aと受信PLL13aは、それぞれ、同期信号を入力し、周波数を逓倍して得られる直列同期信号を出力する。
並列直列変換部10aは、並列データ信号、同期信号、直列同期信号を入力し、並列データ信号を直列データ信号に変換して出力する。例えば並列データ信号が40ビットで各50Mbps、同期信号が50MHz、直列同期信号が500MHzであるとすると、出力される直列データ信号は4ビットで各500Mbpsの信号となる。
【0016】
直列並列変換部11aは、直列データ信号、同期信号、直列同期信号を入力し、直列データ信号を並列データ信号に変換して出力する。例えば直列データ信号が4ビットで各500Mbps、同期信号が50MHz、直列同期信号が500MHzであるとすると、出力される並列データ信号は40ビットで各50Mbpsの信号となる。
マスタータイミング調整部20aは、制御信号110aの指示により、データ転送を実行している期間は何も処理を行わず、並列データ入力信号100aを並列直列変換部10へ出力し、直列並列変換部11aの出力を並列データ出力信号101aに接続し、同期信号102aと同期信号202aを接続し、そして、制御信号110aの指示によりタイミング調整を起動された場合は、後述する図3〜図6に示すフローチャートのうち、マスターノードに対応する処理を実行する。
【0017】
一方、スレーブノード3b、3c、3dは、それぞれ、並列直列変換部10b、10c、10d、送信PLL12b、12c、12d、直列並列変換部11b、11c、11d、受信PLL13b、13c、13d、マスタータイミング調整部22b、22c、22d、受信タイミング制御部23b、23c、23d、送信タイミング制御部24b、24c、24d、受信アライナー31b、31c、31d、送信アライナー32b、32c、32dを備える。
【0018】
スレーブノード3b、3c、3dと外部回路とのインタフェースは、それぞれ、入力として並列データ信号100b、100c、100d、タイミング調整の制御信号110b、110c、110d、出力として並列データ信号101b、101c、101d、タイミング調整のステータス信号111b、111c、111dから成る。また、シリアルバス4とのインタフェースは、入力として直列データ信号201b、201c、201dと同期信号203b、203c、203d、出力として直列データ信号200b、200c、200dから成る。
【0019】
受信タイミング制御部23b、23c、23dと送信タイミング制御部24b、24c、24dは、ぞれぞれ、同期信号203b、203c、203dを入力し、スレーブタイミング調整部22b、22c、22dの指示に従って位相をずらして得られる信号を出力する。各々の位相ずらし量は独立に与える。
【0020】
受信アライナー31b、31c、31dは、それぞれ、直列並列変換部11b、11c、11dの出力信号を入力し、スレーブタイミング調整部22b、22c、22dの指示に従ってワードアライメント処理を施した結果を、スレーブタイミング調整部22b、22c、22dに対して出力する。
送信アライナー32b、32c、32dは、それぞれ、送信データを表す信号をスレーブタイミング調整部22b、22c、22dより入力し、スレーブタイミング調整部22b、22c、22dの指示に従ってワードアライメント処理を施した結果を、並列直列変換部10b、10c、10dに対して出力する。
【0021】
スレーブタイミング調整部22b、22c、22dは、それぞれ、制御信号110b、110c、110dの指示により、データ転送を実行している期間は何も処理を行わず、並列データ信号100b、100c、100dを並列直列変換部10b、10c、10dへ出力し、直列並列変換部11b、11c、11dの出力を並列データ信号101b、101c、101dに接続し、そして、制御信号110b、110c、110dの指示によりタイミング調整を起動された場合は、後述する図3〜図6に示すフローチャートのうち、スレーブノードに対応する処理を実行する。
【0022】
図2(a)は受信時のアライメントシーケンスの一例、(b)は送信時のアライメントシーケンスの一例、(c)はアライナーの構成の一例をそれぞれ示す図である。
スレーブノードにおけるデータ受信時には、次のようにしてアライメント処理が行われる。まず、図2(a)に示すように、マスターノード1における並列データ信号「1/2/・・・/10」は、並列直列変換部(P/S)により直列データ信号「1−2−・・・−10」に変換されて送信される。スレーブノード3で受信された直列データ信号「1−2−・・・−10」は、直列並列変換部(S/P)により並列データ信号に変換される。この際、同期信号と直列データ信号の伝送遅延時間が異なると、元の並列データ信号のビット順がずれて、例えば並列データ信号は、図示のように「5/6/・・・/4」となる。受信アライナー31は、スレーブタイミング調整部22からの指示により、データ信号が元通りの並列データ信号「1/2/・・・/10」に整列するようにアライメント処理を行う。
【0023】
スレーブノードにおけるデータ送信時には、図2(b)に示すようにアライメント処理が行われる。シリアル伝送路は図2(a)と同様であり、同期信号と直列データ信号の伝送遅延時間のずれにより、直列データ信号は4ビットずれて受信されるものとする。マスターノード1は、後述するタイミング調整シーケンスを用いて、このずれによるアライメント情報をスレーブノード3にあらかじめ伝達しておく。これを受けて、スレーブタイミング調整部22は、送信アライナー32に所定のアライメント処理を指示する。
まず、スレーブノード3における並列データ信号「1/2/・・・/10」は、送信アライナー32により「7/8/・・・/6」となるようにアライメント処理が行われ、並列直列変換部(P/S)により直列データ信号「7−8−・・・−6」に変換されて送信される。マスターノード1で受信された直列データ信号「7−8−・・・−6」は、直列並列変換部(S/P)により元通りの並列データ信号「1/2/・・・/10」に整列される。
【0024】
このように、ワードアライメント処理を各送信ノードにおいて行うことにより、受信ノードは送信ノードの切換えを意識することなくデータを受信できるので、回路構成が簡素化される。
【0025】
送信アライナーおよび受信アライナーは、本例では、図2(c)に示すように、10ビットのレジスタ、分岐回路、10入力1出力のセレクタを用いて構成することができる。本回路により、シリアルバス上を伝送される連続2ワード分の信号19ビットから、連続する10ビットの信号を出力することができる。レジスタは、入力される1−10の各信号をクロックに同期して保持する。分岐回路は、入力信号1−9を各々コピーして得られる信号11−19と、レジスタから出力される信号1−10の合計19ビットの信号を入力し、セレクタSL1〜SL10への各入力信号を生成する。セレクタSL1〜SL10には、それぞれ選択信号が与えられ、これに従って各セレクタから出力が1つずつ出され、所定のアライメント処理が実行される。これらの選択信号は、スレーブタイミング調整部22から与えられる。
【0026】
次に図3〜図6を用いて、上記以外のタイミング調整シーケンスの説明を行う。これらはいずれもマスタータイミング調整部20a、スレーブタイミング調整部22b〜22dが実行する。
【0027】
図3にシーケンス全体のフローチャートを示す。
処理30により開始され、処理31によりタイミング調整の制御信号110a(110b〜110d)の検知を行うと、処理32によりステータス信号111a(111b〜111d)をアクティブとし、外部に対してビジー状態を通知する。これにより、タイミング調整処理中はデータ信号100a(100b〜100d)、101a(101b〜101d)の入出力は禁止される。
次に、処理33として受信調整シーケンスを実行し、次に処理34として送信調整シーケンスを実行する。これらが終了すると、処理35により外部に対するビジー状態を解除し、処理36により全体を終了する。
【0028】
図4に受信調整シーケンスのフローチャートを示す。以下の図4〜図6においては、各処理ブロック名のうちMで始まるものはマスタータイミング調整部20aが行う処理を表し、Sで始まるものはスレーブタイミング調整部22b〜22dが行う処理を表す。また太い矢印は、マスターノード1とスレーブノード間の信号のやり取りを表す。
受信調整シーケンスは、処理M40により開始され、マスタータイミング調整部20aが実行する処理M41が起動される。これはテストパターン信号を並列直列変換部10aより全スレーブノードに送信する処理を表す。このテストパターンは、マスタータイミング調整部20a、スレーブタイミング調整部22b〜22dの両方において予めメモリ等の記憶手段に格納されているものとする。
【0029】
テストパターンとして、例えば10ビット信号の場合であれば以下の繰り返しパターンを用いることができる。
ビット列1.“0001110101”
ビット列2.“0011010101”
テストパターンに必要な条件は伝送路の仕様に依存するが、例えば以下が必要である。
条件1.ビット列の中に論理値“1”が4割から6割を占めていること
条件2.先頭ビットがどれであるかをパターン自身から判定できること
ビット列1と2はいずれも条件1と2を満たしている。
【0030】
次にマスタータイミング調整部20aは処理M42により、一定時間だけテストパターン信号を送信し続けた後、処理M43により処理を終了する。ここでの一定時間とは、以下で説明するスレーブタイミング調整部22b〜22dの処理S41〜S52の処理時間よりも十分に長い時間を表す。
続いてスレーブタイミング調整部22b〜22dの処理を説明する。以下は全スレーブノードにおいて実行する。
処理S40により開始され、処理S41により、処理M41により送信されたテストパターン信号を受信する。このときスレーブタイミング調整部22b〜22dは受信タイミング制御部23b〜23dに対して、受信タイミングの初期値を予め設定しておく必要がある。
【0031】
処理S42により、受信されたテストパターンと、予め格納されている正解パターンとの照合を行い、処理S43において照合結果をメモリに格納する。ここで例えば上記のビット列1が正解パターンである場合に、受信されたテストパターンが、
ビット列3.“1000111010”
であったとする。この場合、各ビットは正しく受信されているが、先頭ビットの位置が1ビット下位側にずれているだけであり、ワードアライメントを行えば正解となる。よって照合結果としては、以下の2つを記憶する。
結果1.全ての個別ビットは正しく受信されているかどうか。
結果2.もし結果1がOKであれば、何ビットシフトすれば正解となるか。
【0032】
処理S44では、全ての受信タイミングに関するテストを終了したか否かの判定を行う。未終了の場合は処理S45により受信タイミングを変更し、処理S41に戻る。ここで受信タイミングの変更は、スレーブタイミング調整部22b〜22dからの指示により受信タイミング制御部23b〜23dが実行する。
テスト終了の場合は、処理S46により全ての照合結果をメモリから読み出し、処理S47により最適な受信タイミングを決定する。以下の表1に、一例として連続的に変化させた8種類の受信タイミングによる照合結果の例を示す。ここでは「結果1」がOKである受信タイミング3〜7のうち、中間である受信タイミング5を最適受信タイミングとして決定している。
【0033】
決定方法として例えば、「結果1」を表す8ビットをアドレスとし、各アドレスに対する最適受信タイミングを予め格納したルックアップテーブルを用いることができる。表1の例でOKを値“1”、NGを値“0”、受信タイミング8の「結果1」をMSB、受信タイミング1の「結果1」をLSBとすると、アドレス“01111100”即ち124番地に、受信タイミング5を示す値を格納しておく。
【0034】
【表1】
【0035】
全ての結果がNGである場合も考えられるため、処理S49では受信可能な結果が得られたかどうかの判定を行い、もしもNGの場合は受信タイミングを設定できなかったものとして、処理S50においてエラー信号を外部に出力する。そうでない場合は、処理S48において結果をメモリに格納し、処理S51により受信タイミング制御部23b〜23dに対して最適な受信タイミングを設定する。
以上でスレーブタイミング調整部22b〜22dの処理が終了する。
【0036】
次に図5および図6により、送信調整シーケンスの説明を行う。図5はマスターノードについて、図6はスレーブノードについてそれぞれ示しており、両図は各図中の「A」、「B」、「C」同士で接続される。
送信調整シーケンスは、処理M80により開始され、マスタータイミング調整部20aが実行する処理M81が起動される。これはID信号(=各スレーブノードを識別するために予め設定されたID番号を、データ信号とした信号)を、並列直列変換部10aより全スレーブノードに送信する処理を表す。送信調整シーケンスは、個々のスレーブノードとマスターノードとの1対1の伝送により実行するため、マスターノード側からスレーブノードを1つずつ指定するために処理M81が必要となる。
【0037】
マスタータイミング調整部20aは、処理M82により一定時間だけID信号を送信し続けた後、処理M83によりスレーブノードから送信されるテストパターンを受信する。ここでの一定時間とは、以下で説明するスレーブタイミング調整部22b〜22dによる処理S81〜S85の処理時間よりも十分に長い時間を表す。
続いてスレーブタイミング調整部22b〜22dの処理を説明する。以下でのスレーブタイミング調整部22b〜22dの処理は全てのスレーブノードにおいて実行する。
【0038】
図6において処理S80により開始され、まず処理92により送信タイミングの初期化が行われる。処理S81により、処理M81により送信されたID信号を受信し、それがID信号であるか、終了通知信号であるかを判別する。終了通知信号を受信した場合は、処理S91により処理を終了する。ID信号を受信した場合は、処理S82により各スレーブノードのID番号との照合を行い、処理S83において自ノードが指定されているか否かを判定する。この判定結果はレジスタ等の記憶手段により保持するものとする。
【0039】
処理S83の結果、ID信号によって指定されたスレーブノードは、処理S84によりテストパターン信号をマスターノード1に対して送信する。テストパターン信号については図4の処理M41と同様であるため、説明を省略する。またID信号によって指定されていないスレーブノードは、処理S85により全ての論理値が“0”であるテストパターン信号を送信する。処理S84と処理S85は同様のタイミングで実行され、かつ各信号がシリアルバスにおいて合流される。よって、処理S84のテストパターン信号が合流による影響を受けず、正しくマスターノード1に伝送されるように、処理S85の信号を選ぶことが必要である。
【0040】
次にマスタータイミング調整部20aの処理を説明するが、テストパターンを受信する処理M83から処理M86までの4つは、図4の処理S41〜S44と同様であるため説明を省略する。
処理M86により、現在指定中のスレーブノードの関して全ての送信タイミングに関するテストを終了したか否かの判定を行い、未終了の場合は処理M90によりタイミング変更指示信号をスレーブノードに送信する。ここでタイミング変更指示信号とは、スレーブノードからの送信タイミングを変更して再度テストを行う指示信号である。次に処理M95により、一定時間だけタイミング変更指示信号を送信し続けた後に処理M83に戻り、処理M83〜M86を実行する。処理M95における一定時間とは、後述するスレーブタイミング調整部22b〜22dによる処理S86〜S87、S83〜S85の処理時間よりも十分に長い時間とする。
【0041】
一方テスト終了の場合は、処理M87により全ての照合結果をメモリから読み出し、処理M88により最適なタイミングを決定し、その結果を選択結果信号として処理M89によりスレーブノードに送信する。処理M87、M88は図4の処理S46、S47と各々同様であるので説明を省略する。
続いて処理M91において、全てのスレーブノードに関して送信タイミング調整を終えたかどうかの判定を行う。まだ終えていない場合は、処理M92においてスレーブノードのID番号を更新し、処理M81に戻り、次のスレーブノードの送信タイミング調整を行う。調整終了の場合は、処理M96とM97により、終了通知信号を一定時間だけスレーブノードに送信し続ける。ここで一定時間とは、スレーブタイミング調整部22b〜22dによるS81の処理時間よりも十分に長い時間を示す。最後に処理M93において最終結果とステータスを出力し、M94により処理を終了する。
【0042】
スレーブタイミング調整部22b〜22dは、マスタータイミング調整部20aによる処理M89もしくはM90により送信された信号を、処理S86により受信する。
受信信号がタイミング変更指示信号である場合、処理S87によりデータ送信タイミングの変更を送信タイミング制御部24b〜24dに対して指示し、更に処理S83に戻る。
【0043】
受信信号が選択結果信号である場合、処理S88によりその結果をメモリに格納し、処理S89により送信タイミング制御部24b〜24dに対して設定する。更に処理S90によりマスターノード1に対するテストパターンの送信を中止した後、処理S81に戻る。
また処理S86において上記以外の信号を受信している場合は、処理S83に戻りテストパターン信号の送信を継続する。
【0044】
図7は、本発明に係る信号伝送システムの他の実施例を示す模式図である。
図7は、上述の実施例におけるシリアルバスの部分を、光分波器60(60a、60b)、光合波器61(61a)、電気光変換部62(62a〜62f)、光電気変換部63(63a〜63h)で置き換えた構成となっている。その他のマスターノード1、スレーブノード3b〜3d、および各部における信号は、上述の実施例と同様であるため、説明を省略する。
第2実施形態においては、各部から送信されるシリアルデータ信号およびフレーム信号は光信号に変換され、それぞれ光ファイバや後述する光バス等の光伝送媒体を介して伝送され、受信側で電気信号に変換される。
【0045】
光分波器60は光信号の入射ポート1つと、出射ポート3つを備えている。入射ポートからの光信号入射に対して、各出射ポートにおいて同様の光量の光信号が得られるように導光路を構成する。光分波器60としては例えばスターカプラなどを用いることができ、また特開平10−123350号公報や特開平10−123374号公報に記載された光バスを用いることもできる。これらの光バスは、シート状の光伝送媒体の内部または入射端面で信号光を拡散することによって、出射端面において一様な光強度レベルの信号光を得るものである。
【0046】
光合波器61は光信号の入射ポート3つと、出射ポート1つを備えている。いずれの入射ポートから光信号が入射されても、出射ポートにおいて同様の光量の光信号が得られるように導光路を構成する。光合波器61としては上述の光分波器60と同様にスターカプラや光バスを用いることができる。
電気光変換部62は、各ノードから出力される電気信号を光信号に変換して出力するものであり、発光ダイオード、LED等の発光素子とその駆動回路を含み構成される。
【0047】
光電気変換部63は、光分波器60、光合波器61から出力される光信号を電気信号に変換して各ノードに接続するものであり、フォトダイオード等の受光素子と、その出力信号の増幅回路を含み構成される。
図7においては、電気光変換部62と光電気変換部63が各ノードとは別ブロックとなっているが、各々を各ノード内に含める構成としてもよい。
【0048】
【発明の効果】
本発明によれば、シリアルバスにより1対多ノード間の信号伝送を実現することができる。特に多ノード側から1ノード側への伝送における、ワードアライメント処理を送信ノードにて行うことにより、受信ノードは送信ノードの切換を意識することなくデータを受信できので、回路構成が簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る信号伝送システムの一実施例を示す模式図である。
【図2】(a)は受信時のアライメントシーケンスの一例、(b)は送信時のアライメントシーケンスの一例、(c)はアライナーの構成の一例をそれぞれ示す図である。
【図3】本発明の信号伝送システムが実行するタイミング調整シーケンスの全体処理フロー図である。
【図4】本発明の信号伝送システムが実行するタイミング調整シーケンスに含まれる、受信調整シーケンスの処理フロー図である。
【図5】本発明の信号伝送システムが実行するタイミング調整シーケンスに含まれる、送信調整シーケンス(マスターノード)の処理フロー図である。
【図6】本発明の信号伝送システムが実行するタイミング調整シーケンスに含まれる、送信調整シーケンス(スレーブノード)の処理フロー図である。
【図7】本発明の信号伝送システムの他の実施例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 マスターノード
3b、3c、3d スレーブノード
4 シリアルバス
10a、10b、10c、10d 並列直列変換部
11a、11b、11c、11d 直列並列変換部
12a、12b、12c、12d 送信PLL
13a、13b、13c、13d 受信PLL
20a マスタータイミング調整部
22b、22c、22d スレーブタイミング調整部
60a、60b 光分波器
61a 光合波器
62a、62b、62c、62e、62f、62g、62h 電気光変換部
63a、63c、63d、63e、63f 光電気変換部
Claims (3)
- 1つのマスターノードと、前記マスターノードとの間でデータ転送を行う複数のスレーブノードとを備えた信号伝送システムであって、前記マスターノードは、前記スレーブノードからの直列データ信号を並列データ信号に変換する直列並列変換部を有し、前記スレーブノードは、テストパターンの送信により前記マスターノードよりあらかじめ伝達された、同期信号と直列データ信号の伝送遅延時間のずれを考慮したデータ信号の送信タイミングに基づいて前記マスターノードにおいて元通りの並列データ信号に整列するように並列データ信号を前記伝送遅延時間のずれに相当するビット数分あらかじめシフトしておくワードアライメント処理を施す送信アライナーと、前記送信アライナーでワードアライメント処理が施された並列データ信号を直列データ信号に変換して前記マスターノードに出力する並列直列変換部とを有し、かつ、
前記マスターノードは、並列データ信号を直列データ信号に変換して前記スレーブノードに出力する並列直列変換部を有し、前記スレーブノードは、前記マスターノードからの直列データ信号を並列データ信号に変換する直列並列変換部と、前記マスターノードからのテストパターンをあらかじめ受信して得た、同期信号と直列データ信号の伝送遅延時間のずれを考慮したデータ信号の受信タイミングに基づいて前記マスターノードにおける元通りの並列データ信号に整列するように前記直列並列変換部で変換された並列データ信号を前記伝送遅延時間のずれに相当するビット数分シフトするワードアライメント処理を施す受信アライナーとを有するものであり、
前記マスターノードは、データ転送を実行していない期間中に、マスターノードから出力するデータ信号と同期信号との間の伝送タイミングを各スレーブノード毎に個別に設定する受信調整シーケンスと、スレーブノードから入力するデータ信号と同期信号との間の伝送タイミングを各スレーブノード毎に個別に設定する送信調整シーケンスとを実行するマスタータイミング調整部を含み、前記スレーブノードは、データ信号の受信タイミングを変化させる受信タイミング制御部と、データ信号の送信タイミングを変化させる送信タイミング制御部と、前記マスタータイミング調整部からの命令に従い、前記受信調整シーケンスの実行中は前記受信タイミング制御部に対して受信タイミングの変化を指示して、受信タイミングの調整を行い、前記受信アライナーに対して前記ワードアライメント処理を指示し、前記送信調整シーケンスの実行中は前記送信タイミング制御部に対して送信タイミングの変化を指示して、送信タイミングの調整を行い、前記送信アライナーに対して前記ワードアライメント処理を指示するスレーブタイミング調整部とを含むことを特徴とする信号伝送システム。 - 前記マスタータイミング調整部は、前記受信調整シーケンス、前記送信調整シーケンスの順に処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の信号伝送システム。
- 前記マスターノードと前記スレーブノードとの間のデータ転送が、光伝送媒体を介して行われることを特徴とする請求項1または2に記載の信号伝送システム。
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