JP4998332B2 - プレス加工装置 - Google Patents

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本発明は、板状のワークの端部に寄せ曲げ加工と穴抜き加工を行うプレス加工装置に関する。
図3に寄せ曲げ加工と穴抜き加工を行ったワーク端部の一例を斜視して例示する。(イ)に示すように、加工前には平板状であったワークwの端部にフランジf1,f2,hが形成される。(ロ)の断面図に示すように、フランジf1は、平面部pに対して曲げ縁gから平面部p側に向かって入り込んでいる。即ち、フランジf1は、曲げ縁gからプレス用パンチの移動方向kに平行に伸ばしたラインgkを超えて曲げられる。この場合、プレス用パンチを移動方向kに沿って移動させるだけではラインgkを超えて曲げることができず、プレス用パンチに図示左側に向かう動きが要求される。また、加工後のワークをk方向に移動させると、加工後のワークを成形型から抜くことができない。本明細書では、曲げ縁gからプレス用パンチの移動方向kに平行に伸ばしたラインgkを超えて曲げることを寄せ曲げ加工といい、プレス用パンチの移動方向に工夫を要し、加工後のワークが成形型から抜けるようにするための対策が必要とされる。(イ)に示されるmは、フランジhに開けられた穴を示し、フランジf1,f2,hを加工するのと同一工程で穴mを加工したい場合がしばしば存在する。なお、穴加工するフランジhが、平面部pに寄るまで曲げられているか、あるいは、平面部pから離れる側に曲げられているかは問題でない。本技術は、ワークの少なくとも一部に寄せ曲げ加工すると同時に、曲げられたフランジ(これ自体も寄せ曲げ加工されている場合もあるし、単に曲げ加工されている場合もある)に穴加工をする技術に関する。
この種の必要を満たす従来の加工装置を図4と図5を用いて説明する。図4は従来の寄せ曲げ加工用のプレス加工装置の縦断面図であり、図5は図4のプレス加工装置の穴加工部の縦断面図である。図4、図5はプレスの下死点での状態を示している。
まず、図4を用いて寄せ曲げ加工について説明する。プレス加工装置30の寄せ曲げ部30aは下型32を備え、この下型32に回動カムホルダ34が支持されている。回動カムホルダ34には、円弧面を有するカム溝34aと、ワークwを支持する支持面34bが形成されている。また、この回動カムホルダ34のカム溝34aには回動カム36が回動自在に収納されている。回動カム36には軸方向に伸びるU溝36aが形成され、その近傍の外側面には回動カムホルダ34の支持面34bと共にワークwを下方から支持する側面36bが形成されている。また、この側面36bと連続した寄せ曲げ部36dが所定の角度で形成されている。この寄せ曲げ部36dと対向する位置には、後述する上吊りカム38を回動カム36側へ案内するスライド板36eが取付けられ、このスライド板36e
は回動カム36の図中右回りの回動のストッパーとしての役割も果たす。回動カム36が図中右回りに回動して、スライド板36eが回動カムホルダ34の壁面34cに当接したとき、回動カム36の側面36bは回動カムホルダ34の支持面34bと連続する形状となっている。
回動カムホルダ34の支持面34bと回動カム36の側面36bの上方には、図示しない上型ホルダに昇降自在に支持されたパッド40が配置され、上型ホルダと共に下降すると回動カムホルダ34の支持面34bと回動カム36の側面36bの連続面と面接触する。これによって、パッド40と回動カムホルダ34の支持面34bおよび回動カム36の側面36bとの間にワークwを挟んで位置決めすることができる。この部分で平面部pを成形する。
先に触れた上吊りカム38は、上型42に形成された傾斜面42aにスライド板42bを介して取付けられている。よって、上吊りカム38は、上型42が下降するとスライド板36e,42bによって回動カム36側へ進出する。上吊りカム38の回動カム36側の先端には寄せ曲げ刃38cが形成されており、回動カム36側へ進出すると、回動カム36の寄せ曲げ部36dとワークwを介して面接触する。
このような回動カム機構によって寄せ曲げ加工を行う手順を説明する。平板状のワークwを回動カムホルダ34の支持面34b上に載せる。図示しない上型ホルダに支持されたパッド40が下降を開始するとともに回動カム36が図中右回りに回動する。スライド板36eが回動カムホルダ34の壁面34cに当接すると回動カム36の回動が停止し、このとき、回動カムホルダ34の支持面34bと回動カム36の側面36bが連続面を形成し、ともに下方からワークwを支持する。この状態でパッド40が上方からワークwに当接し、回動カムホルダ34の支持面34bおよび回動カム36の側面36bとともにワークwを挟んで位置決めする。
上型42とともに上吊りカム38が下降すると、スライド板36e,42bに案内されて上吊りカム38は回動カム36側へスライドする。上吊りカム38の先端に形成された寄せ曲げ刃38cは、パッド40と回動カムホルダ34の支持面34bおよび回動カム36の側面36bによって位置決めされたワークwの端部に当接する。さらに上吊りカム38は、ワークwの端部を寄せ曲げ部36dに沿って下方に曲げながら回動カム36側へスライドし、やがてワークwの端部を挟んで回動カム36の寄せ曲げ部36dに当接する。これによって、ワークwの端部は所定の曲げ角度に寄せ曲げ加工される。なお、上吊りカム38は図示しないスプリングによって図中右側へ付勢されており、パッド40は図示しないスプリングによって図示しない上型ホルダ側へ付勢されているため、加工終了後は、上型42の上昇に伴ってそれぞれ加工前の位置に戻される。また、回動カム36は加工時には図中右回りに回動しているが、加工終了後は図中左回りに回動し、加工前の位置に戻される。これによって、寄せ曲げ加工されたワークが回動カムから離れ、寄せ曲げ加工されたワークを上方に持ち上げることが可能となる。
次に、図5を用いて穴抜き加工について説明する。穴抜き加工はプレス加工装置30の穴抜き30b部で行われる。プレス加工装置30の穴抜き部30bは下型32を備え、この下型32にはワークwを支持する支持面32aが形成されている。この支持面32aと連続して穴抜きダイ32bが形成されている。また、下型32の壁面32cには、後述する上吊りカム58を案内するスライド板32dが取付けられ、上吊りカム58を穴抜きダイ32b側へ案内する。
下型32の支持面32aの上方には、図示しない上型ホルダに昇降自在に支持されたパッド60が配置され、上型ホルダと共に下降すると下型32の支持面32aと面接触する。これによって、パッド60と下型32の支持面32aとの間にワークwを挟んで位置決めすることができる。
先に触れた上吊りカム58は、上型62に形成された傾斜面62aにスライド板62bを介して取付けられている。よって、上吊りカム58は、上型62が下降するとスライド板32d,62bによって穴抜きダイ32b側へ案内される。上吊りカム58の穴抜きダイ32b側の先端には穴抜きポンチ58aが形成されており、穴抜きポンチ58aの周囲にはウレタンゴム等の弾性素材からなるストリッパ58bが備えられている。この穴抜きポンチ58aは下型32に形成された穴抜きダイ32bと対応する。
このようなスライドカム機構によって穴抜き加工を行う手順は以下の通りである。まず、板状のワークwを下型32の支持面32a上に載せる。図示しない上型ホルダに支持されたパッド60が下降して上方からワークwに当接し、下型32の支持面32aとともにワークwを挟んで位置決めする。
上型62とともに上吊りカム58が下降すると、上吊りカム58はスライド板32d,62bに案内されて穴抜きダイ32b側へスライドし、上吊りカム58の先端に形成された穴抜きポンチ58aがストリッパ58bと共に接近する。ストリッパ58bの先端は穴抜きポンチ58aの先端よりも穴抜きダイ32b側に突出しているため、パッド60と下型32の支持面32aによって位置決めされたワークwの端部には、穴抜きポンチ58aより先にストリッパ58bが当接してワークwの端部の所定の穴あけ位置の周縁を押圧する。さらに上吊りカム58はスライドし、ワークwの端部の所定の穴あけ位置に穴抜きポンチ58aの先端が当接して穴をあける。これによって、ワークwの端部は所定の位置に穴抜き加工される。
なお、上吊りカム58は図示しないスプリングによって図中右側へ付勢されており、パッド60は図示しないスプリングによって図示しない上型ホルダ側へ付勢されているため、加工終了後は、上型62の上昇に伴ってそれぞれ加工前の位置に戻される。このとき、上吊りカム58が穴抜きダイ32bの反対側(図中右側)へスライドし、ストリッパ58bより先に穴抜きポンチ58aがワークwから離脱する。その間ストリッパ58bは依然ワークwを押圧しているため、ワークwは穴抜きポンチ58aに食付かない。
上記プレス加工装置30では、寄せ曲げ加工部30aでは回動カム36を利用し、穴抜き加工部30bでは回動カム36を利用しない。図3に例示したように、1つのワークwの端部に2個のフランジf1,f2を寄せ曲げ加工し、その中間位置に穴抜き加工を行う場合には、2個の回動36と2個の回動カムホルダ34を製作し、両者の相対的位置関係を精密に調整して下型32に固定しなければならない。その調整工程に工数を要する。また、加工装置の機構が複雑になって高コスト化するという問題がある。
本発明では、2個のフランジf1,f2を寄せ曲げ加工してその中間位置に穴抜き加工を行う場合に、2個のフランジf1,f2を寄せ曲げ加工するのに必要な回動カムを1本の連続したカムとすることができる技術を実現する。
本発明では、穴抜きポンチと協働する穴抜きダイを回動カムに設けることによって、複数のフランジを寄せ曲げ加工するのに必要な回動カムを1本の連続したカムとする。この場合、穴抜きダイを回動カムの中間位置に設けることになる。しかしながら、穴抜きダイを回動カムの中間位置に設けるだけでは、うまく加工することができない。穴抜きポンチが回動カムに接近して穴抜きダイと協働する際に、回動カムに設けられている穴抜きダイに穴抜きポンチが挿入されず、穴抜きダイが損傷する事態が生じるからである。
本発明の加工装置は、板状ワークを支持する支持面を有する回動カムホルダと、その回動カムホルダに回動可能に装着され、寄せ曲げ部と、その寄せ曲げ部の長手方向で隣接する位置に形成された穴抜きダイとを有する回動カムと、昇降可能であり、回動カムホルダの支持面との間で板状ワークを挟んで位置決めするパッドと、昇降可能であり、下死点において横方向ヘスライドすることが可能であり、寄せ曲げ刃と、寄せ曲げ刃の長手方向で隣接する位置に形成された穴抜きポンチを備え、回動カム側へスライドして板状のワークの端部に寄せ曲げ加工と穴抜き加工を行う上吊りカムと、ワークの端部に寄せ曲げ加工と穴抜き加工を開始する前に、回動カムホルダに対する回動カムの回動角度を規制する第1規制手段と、ワークの端部に寄せ曲げ加工と穴抜き加工を開始する前に、第1規制手段によって回動角度が規制された回動カムに対する上吊りカムの相対位置を規制する第2規制手段を有する。なお、第1規制手段は、回動カムと回動カムホルダとに設けられていることが好ましい。第2規制手段は、上吊りカムと回動カムとに設けられていることが好ましい。


本発明のプレス加工装置は、1個の回動カムに、寄せ曲げ加工する寄せ曲げ部と、穴抜き加工する穴抜きダイが軸方向に連続して設けられている。ワークが位置決めされてプレス加工を開始する前に、回動カムは規制手段によって所定の回動角度にロックされる。これによって、回動カムの位置にぶれが生じなくなるため、穴抜き加工のときに、回動カムに形成されている穴抜きダイに穴抜きポンチが乗り上げることがなくなり、型破損を防止することができる。また1本の連続した回動カムによって、寄せ曲げ加工と穴抜き加工ができるため、加工効率の向上を図ることができ、製造コストが低下する。製品精度も向上する。
上吊りカムにスライド方向に伸びるガイドポストが形成されており、回動カムに加工時の回動角度でスライド方向に伸びるガイドポスト孔が形成されていると、回動カムの回動を規制する規制手段を簡単に提供することができる。
(形態1) ガイドポストの先端が先細形状であり、回動カムの回動角にずれがあってもガイドポスト孔に挿入可能であり、ガイドポストがガイドポスト孔に挿入されると、回動カムが所定の回動角に調整される。
(本発明の完成前に試みた中間技術)
説明の便宜のために、本発明の完成に至る中間段階で試みた技術を最初に説明する。なおこの中間技術は、特許法が定める従来技術ではない。
本発明者は、図3の形状に加工するために、即ち、複数のフランジf1,f2を寄せ曲げ加工し、その中間位置に穴抜き加工するために、一本の連続する回動カムを利用する方式を試みた。この場合、一本の連続する回動カムの両サイドに2つのフランジf1,f2を寄せ曲げ加工するための寄せ曲げ部を設け、その中間位置に穴抜きダイを設けた。
図6は、このプレス加工装置70の穴抜きダイの位置での断面を示している。このプレス加工装置70は下型72を備え、この下型72に回動カムホルダ74が支持されている。この回動カムホルダ74には、円弧面を有するカム溝74aと、ワークwを支持する支持面74bが形成されている。この回動カムホルダ74のカム溝74aには回動カム76が回動自在に収納されている。回動カム76には軸方向に伸びるU溝76aが形成され、その近傍の外側面にはワークwを下方から支持する側面76bが形成されている。この側面76bに連続して穴抜きダイ76cが形成されている。その穴抜きダイ76cの軸方向の両側に隣接する位置には、所定の角度で伸びる寄せ曲げ部76dが形成されている。これらの穴抜きダイ76cおよび寄せ曲げ部76dと対向する位置には、上吊りカム78を回動カム76側へ案内するスライド板76eが取付けられ、このスライド板76eは回動カム76と共に回動し、図中右回りの回動のストッパーとしての役割も果たす。回動カム76が図中右回りに回動して、スライド板76eが回動カムホルダ74の壁面74cに当接したとき、回動カム76の側面76bは回動カムホルダ74の支持面74bと連続する形状となっている。
回動カムホルダ74の支持面74bと回動カム76の側面76bの上方には、図示しない上型ホルダに昇降自在に支持されたパッド80が配置され、パッド80が上型ホルダと共に下降すると回動カムホルダ74の支持面74bと回動カム76の側面76bの連続面と面接触する。これによって、パッド80と回動カムホルダ74の支持面74bおよび回動カム76の側面76bとの間にワークwを挟んで位置決めすることができる。
先に触れた上吊りカム78は上型82に形成された傾斜面82aにスライド板82bを介して取付けられている。よって、上吊りカム78は、上型82が下降するとスライド板76e,82bによって回動カム76側へ案内される。上吊りカム78の回動カム76側には穴抜きポンチ78aが形成されており、穴抜きポンチ78aの周囲には弾性部材からなるストリッパ78bが備えられている。この穴抜きポンチ78aは回動カム76に形成された穴抜きダイ76cと対応する。また、上吊りカム78の回動カム76側には、穴抜きポンチ78aに軸方向の両側に隣接する位置に、寄せ曲げ刃78cが形成されており、回動カム76の寄せ曲げ部76dとワークwを介して面接触する。
このような回動カム機構によって寄せ曲げ加工および穴抜き加工を行う手順は以下の通りである。板状のワークwを回動カムホルダ74の支持面74b上に載せる。図示しない上型ホルダに支持されたパッド80が下降を開始するとともに回動カム76が図中右回りに回動する。スライド板76eが回動カムホルダ74の壁面74cに当接すると回動カム76の回動が停止し、このとき、回動カムホルダ74の支持面74bと回動カム76の側面76bが連続面を形成し、ともに下方からワークwを支持する。この状態でパッド80が上方からワークwに当接し、回動カムホルダ74の支持面74bおよび回動カム76の側面76bとともにワークwを挟んで位置決めする。
上型82とともに上吊りカム78が下降すると、スライド板76e,82bに案内されて上吊りカム78は回動カム76側へスライドする。それに伴って、上吊りカム78に形成された寄せ曲げ刃78cが、パッド80と回動カムホルダ74の支持面74bおよび回動カム76の側面76bによって位置決めされたワークwの端部に当接する。さらに上吊りカム78は、ワークw端部を寄せ曲げ部76dに沿って下方に曲げながら回動カム76側へスライドし、やがてワークwの端部を挟んで回動カム76の寄せ曲げ部76dに当接する。これによって、ワークwの端部は所定の曲げ角度に寄せ曲げ加工される。
上吊りカム78のスライドに伴って、寄せ曲げ刃78cと同様、上吊りカム78に形成された穴抜きポンチ78aがストリッパ78bと共に接近する。ストリッパ78bの先端は穴抜きポンチ78aの先端よりも回動カム76側に突出しているため、位置決めされたワークwの端部には、穴抜きポンチ78aより先にストリッパ78bが当接してワークw端部の所定の穴あけ位置の周縁を押圧する。さらに上吊りカム78はスライドし、ワークw端部の所定の穴あけ位置に穴抜きポンチ78aの先端が当接して穴をあける。これによって、ワークwの端部は所定の位置に穴抜き加工される。
なお、穴抜き加工によって生じた円形状のスクラップは回動カムホルダ74に形成されているスクラップホール74eから外部に放出される。
上吊りカム78は図示しないスプリングによって図中右側へ付勢されており、パッド80は図示しないスプリングによって図示しない上型ホルダ側へ付勢されているため、加工終了後は、上型82の上昇に伴ってそれぞれ加工前の位置に戻される。回動カム76は加工時には図中右回りに回動していたが、加工終了後は図中左回りに回動し、加工前の位置に戻される。また、穴抜きポンチ78aがワークwから離脱するとき、ストリッパ78bは依然ワークwを回動カム側へ押圧しているため、ワークwは穴抜きポンチ78aに食付かない。
このプレス加工装置によると、一本の連続する回動カムを利用して、2つのフランジf1,f2を寄せ曲げ加工し、その中間位置に穴抜き加工できるはずであるが、実際にはうまくいかない。
回動カム76が回動するために必要とされる回動カムの側面と回動カムホルダの円弧面との間のクリアランスが、穴抜きダイと穴抜きポンチとの間のクリアランスよりも大きいため、回動カムの回動軸にぶれが生じて穴抜きダイの位置がぶれ、穴抜きポンチが穴抜きダイに乗り上げてしまうことがある。このことによって、穴抜きポンチが回動カムを破損させてしまう不具合が発生し、穴抜き加工を良好に行うことが困難となる。
(完成した実施例)
上記の中間技術を経て完成した実施例を図1、図2を用いて説明する。
図1に示すプレス加工装置10は下型12を備え、この下型12は回動カムホルダ14を支持している。この回動カムホルダ14には、円弧面を有するカム溝14aと、ワークwを支持する支持面14bが形成されている。この回動カムホルダ14のカム溝14aには回動カム16が回動自在に収納されている。回動カム16には軸方向に伸びるU溝16aが形成され、その近傍の外側面には回動カムホルダ14の支持面14bと共にワークwを下方から支持する側面16bが形成されている。この側面16bと連続して穴抜きダイ16cが形成されており、また、その穴抜きダイ16cに軸方向の両側に隣接する位置には、所定の角度で伸びる寄せ曲げ部16dが形成されている。これらの穴抜きダイ16cおよび寄せ曲げ部16dと対向する位置には、後述する上吊りカム18を回動カム16側へ案内するスライド板16eが取付けられ、このスライド板16eは回動カム16と共に回動し、図中右回りの回動のストッパーとしての役割も果たす。回動カム16が図中右回りに回動して、回動カムホルダ14の壁面14cにスライド板16eが当接したとき、回動カム16の側面16bは回動カムホルダ14の支持面14bと連続する形状となっている。
回動カムホルダ14の支持面14bと回動カム16の側面16bの上方には、図示しない上型ホルダに昇降自在に支持されたパッド20が配置され、上型ホルダと共に下降すると回動カムホルダ14の支持面14bと回動カム16の側面16bの連続面と面接触する。これによって、パッド20と回動カムホルダ14の支持面14bおよび回動カム16の側面16bとの間にワークwを挟んで位置決めすることができる。また、パッド20には、回動カム16の穴抜きダイ16cとワークwを介して当接するストリッパ部20aが形成されている。このストリッパ部20aには、穴抜きポンチ18aの外径より大きい径の略円筒形状の孔が設けられている。
先に触れた上吊りカム18は上型22に形成された傾斜面22aにスライド板22bを介して取付けられている。よって、上吊りカム18は、上型22が下降するとスライド板16e,22bによって回動カム16側へ案内される。上吊りカム18の回動カム16側にはリテーナ18bに支持された穴抜きポンチ18aが形成されており、この穴抜きポンチ18aは回動カム16に形成された穴抜きダイ16cと対応する。また、上吊りカム18の回動カム16側には、穴抜きポンチ18aに軸方向の両側に隣接して寄せ曲げ刃18cが形成されており、回動カム16の寄せ曲げ部16dとワークwを介して面接触する。なお、寄せ曲げ刃18cの先端は、穴抜きポンチ18aの先端に比べて若干回動カム16側に突出している。
また、上吊りカム18の下型側には略円筒形状のガイドポスト18dが穴抜きポンチ18aと平行に回動カム16側に向けて設けられている。回動カム16の側面16bと対向する位置には、ガイドポスト18dに対応するガイドポスト孔16fが形成されており、このガイドポスト孔16fの内壁にはガイドポストブッシュ16gが取付けられている。なお、ガイドポスト18dの先端は穴抜きポンチ18aの先端および寄せ曲げ刃18cの先端より回動カム16側に突出している。
このような回動カム機構によって寄せ曲げ加工および穴抜き加工を行う手順は以下の通りである。板状のワークwを回動カムホルダ14の支持面14b上に載せる。図示しない上型ホルダに支持されたパッド20が下降を開始するとともに回動カム16が図中右回りに回動する。スライド板16eが回動カムホルダ14の壁面14cに当接すると回動カム16の回動が停止し、このとき、回動カムホルダ14の支持面14bと回動カム16の側面16bが連続面を形成し、ともに下方からワークwを支持する。この状態でパッド20が上方からワークwに当接し、回動カムホルダ14の支持面14bおよび回動カム16の側面16bとともにワークwを挟んで位置決めする。図1はこの状態を示している。
上型22とともに上吊りカム18が下降すると、スライド板16e,22bに案内されて上吊りカム18は回動カム16側へスライドする。それに伴って、上吊りカム18の下方に形成されたガイドポスト18dは、回動が完了した回動カム16のガイドポスト孔16fに挿入される。ガイドポスト18dの先端は先細形状18d1であり、回動カムの回動角にずれがあっても、ガイドポスト18dをガイドポスト孔16fに挿入することができる。ガイドポスト孔16fの内壁にはガイドポストブッシュ16gが取付けられており、ガイドポストブッシュ16gはガイドポスト18dの側面に密着する。ガイドポスト18dがガイドポスト孔16fに挿入されると、回動カム16は所定の回動角に調整される。なお、ガイドポストブッシュ16gは消耗品であり、ガイドポスト18dの挿入が繰返されることで磨耗するが、容易に交換可能である。また、ガイドポスト孔16fには外部に通ずるエア抜き孔16hが設けられている。
上吊りカム18のスライドに伴って、ガイドポスト18dがガイドポスト孔16fの中程まで挿入されたとき、ガイドポスト18d同様、上吊りカム18に形成された寄せ曲げ刃18cが、パッド20と回動カムホルダ14の支持面14bおよび回動カム16の側面16bによって位置決めされたワークwの端部に当接する。さらに上吊りカム18は、ワークw端部を寄せ曲げ部16dに沿って下方に曲げながら回動カム16側へスライドし、やがてワークwの端部を挟んで回動カム16の寄せ曲げ部16dに当接する。これによって、ワークwの端部は所定の曲げ角度に寄せ曲げ加工される。
上吊りカム18のスライドに伴って、ガイドポスト18dおよび寄せ曲げ刃18cと同様、上吊りカム18に形成された穴抜きポンチ18aが位置決めされたワークwの端部に当接する。パッド20のストリッパ部20aは、ワークwを介して穴抜きダイ16cに当接しており、ワークwの所定の穴あけ位置の周縁を押さえている。穴抜きポンチ18aは、このストリッパ部20aに設けられた孔の内壁に接触することなく挿入される。さらに上吊りカム18がスライドし、ワークw端部の所定の穴あけ位置に穴抜きポンチ18aの先端が当接して穴をあける。これによって、ワークwの端部は所定の位置に穴抜き加工される。
なお、穴抜き加工によって生じた円形状のスクラップは回動カムホルダ14に形成されているスクラップ用溝14dを通ってスクラップホール14eへ自重落下し、外部に放出される。
上吊りカム18は図示しないスプリングによって図中右側へ付勢されており、パッド20は図示しないスプリングによって図示しない上型ホルダ側へ付勢されているため、加工終了後は、上型22の上昇に伴ってそれぞれ加工前の位置に戻される。回動カム16は加工時には図示しないエアシリンダによって図中右回りに回動していたが、加工終了後は図中左回りに回動し、加工前の位置に戻される。また、穴抜きポンチ18aがワークwから離脱するとき、ストリッパ部20aがワークwを回動カム16側へ押圧しているため、ワークwは穴抜きポンチ18aに食付かない。
本実施例のプレス加工装置10の動作のタイミングは以下の通りである。
(1)パッド20が下降を開始するとともに回動カム16が回動する。
(2)回動カム16の回動が停止してワークwを位置決めする。
(3)上吊りカム18が下降して回動カム16側へスライドする。
(4)ガイドポスト18dがガイドポスト孔16fに挿入され、回動カム16の動きが規制される。
(5)寄せ曲げ刃18cがワークwに当接して寄せ曲げ加工を開始する。
(6)穴抜きポンチがワークwに当接して穴抜き加工を開始する。
(7)プレス下死点となり、寄せ曲げ加工と穴抜き加工が完了する。
(8)上吊りカム18、回動カム16、パッド20が加工前の位置に戻される。
従来は、1個の回動カムに寄せ曲げ部と穴抜き部を設けてプレス加工を行うと不具合が生じることがあった。即ち、回動カムが回動カムのカム構内で回動するためには、回動カムの回動軸の公差がある程度必要である。この公差を大きくすることによって、回動カムの回動に生じるぶれが大きくなる。回動カムが回動するための必要最小限の公差は、穴抜きポンチと穴抜きダイとのクリアランスよりも大きいため、回動カムの若干のぶれによって、穴抜きダイの位置が定まらず、穴抜きポンチが穴抜きダイに乗り上げ、型を破損させてしまう場合があった。
しかし、本実施例のプレス加工装置によれば、寄せ曲げ加工や穴抜き加工を行う前に、回動カムに設けられたガイドポスト孔にガイドポストが挿入されることによって、回動カムの回動が規制される。このため、回動カムの穴抜きダイの位置が定められ、穴抜きポンチが穴抜きダイに乗り上げて型破損する不具合が発生することなく穴抜き加工を良好に行うことができる。
本発明のプレス加工装置では、1個の回動カムからなる回動カム機構によって、ワーク端部に寄せ曲げ加工と穴抜き加工を同時に行うことができる。これによって、プレス加工の加工効率を向上させることができ、コストダウンを図ることができる。また、これらの加工の工程間のずれが発生せず、製品精度が向上する。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
本実施例に関わるプレス加工装置の穴抜き部の縦断面図。 本実施例に関わるプレス加工装置の穴抜き部の縦断面図。 加工後のワーク端部の斜視図。 従来のプレス装置の寄せ曲げ部の縦断面図。 従来のプレス装置の穴抜き部の縦断面図。 従来のプレス装置の穴抜き部の縦断面図。
符号の説明
w:ワーク
10:プレス加工装置
12:下型
14:回動カムホルダ
14a:カム溝
14b:支持面
14c:壁面
14d:スクラップ用溝
14e:スクラップホール
16:回動カム
16a:U溝
16b:側面
16c:穴抜きダイ
16d:寄せ曲げ部
16e:スライド板
16f:ガイドポスト孔
16g:ガイドポストブッシュ
16h:エア抜き孔
18:上吊りカム
18a:穴抜きポンチ
18b:リテーナ
18c:寄せ曲げ刃
18d:ガイドポスト
20:パッド
20a:ストリッパ部
22:上型
22a:傾斜面
22b:スライド板

Claims (2)

  1. 板状ワークを支持する支持面を有する回動カムホルダと、
    その回動カムホルダに回動可能に装着され、寄せ曲げ部と、その寄せ曲げ部の長手方向で隣接する位置に形成された穴抜きダイとを有する回動カムと、
    昇降可能であり、支持面との間で板状ワークを挟んで位置決めするパッドと、
    昇降可能であり、下死点において横方向ヘスライドすることが可能であり、寄せ曲げ刃と、寄せ曲げ刃の長手方向で隣接する位置に形成された穴抜きポンチを備え、回動カム側へスライドして板状のワークの端部に寄せ曲げ加工と穴抜き加工を行う上吊りカムと、
    ワークの端部に寄せ曲げ加工と穴抜き加工を開始する前に、回動カムホルダに対する回動カムの回動角度を規制する第1規制手段であって、回動カムと回動カムホルダとに設けられている第1規制手段と、
    ワークの端部に寄せ曲げ加工と穴抜き加工を開始する前に、第1規制手段によって回動角度が規制された回動カムに対する上吊りカムの相対位置を規制する第2規制手段であって、上吊りカムと回動カムとに設けられている第2規制手段
    とを有するプレス加工装置。
  2. 前記第2規制手段は、上吊りカムと回動カムの一方に形成されたガイドポストと、上吊りカムと回動カムの他方に形成されたガイドポスト孔を備えることを特徴とする請求項1のプレス加工装置。
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