JP4996425B2 - デジタルカウンタ、タイミング生成装置、撮像システム、及び撮像装置 - Google Patents

デジタルカウンタ、タイミング生成装置、撮像システム、及び撮像装置 Download PDF

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本発明は、デジタルカウンタ、タイミング生成装置、撮像システム、及び撮像装置に関する。
CMOS型の撮像装置では、同一基板上にAD変換器が搭載されて、画素配列の各列の画素から読み出されたアナログ信号がAD変換器によりAD変換されてから出力されることがある。ここで、画素から読み出されたアナログ信号に応じたデジタル信号を生成するために、バイナリコードでカウント動作を行うバイナリカウンタが用いられることがある。
複数のフリップフロップによって構成されるバイナリカウンタは、カウント値の遷移ビット数に応じて、消費電力を変動させ、周期的な電源ノイズを発生させる。この周期的な電源ノイズは、基板を介して、画素から読み出された信号やAD変換された信号に混入する。この結果、撮像装置から出力された画像信号に応じた画像において、縦縞のノイズが発生する。
特許文献1には、撮像装置において、バイナリカウンタの代わりに、グレイコードでカウント動作をそれぞれ行う上位ビット用のグレイコードカウンタと下位ビット用のグレイコードカウンタとを用いて、画素の信号をAD変換する技術が示されている。これにより、特許文献1によれば、カウント値の遷移ビット数を減らせるので、周期的な電源ノイズを低減できるとされている。
特開2005−347931号公報 特開2003−229761号公報
しかし、上位ビット用のグレイコードカウンタと下位ビット用のグレイコードカウンタとが同位相のクロック信号に同期してカウント動作を行うとすると、上位ビットと下位ビットとを含むカウント値において同時に遷移するビット数が多くなる。これにより、周期的な電源ノイズを低減できない可能性がある。
例えば、下位ビット用のグレイコードカウンタから上位ビット用のグレイコードカウンタへ桁上がりが発生する場合に、上位ビットと下位ビットとが同時に遷移する。これにより、上位ビット用のグレイコードカウンタと下位ビット用のグレイコードカウンタとを含むデジタルカウンタのカウント値が同時に2ビット以上遷移する。
あるいは、例えば、上位ビット用のグレイコードカウンタと下位ビット用のグレイコードカウンタとが、所定のカウント値をカウントした状態で初期化動作することがある。この場合に、上位ビットと下位ビットとが同時に初期化される。これにより、例えば「1111」から「0000」へ遷移する場合のように、上位ビット用のグレイコードカウンタと下位ビット用のグレイコードカウンタとを含むデジタルカウンタのカウント値が同時に多ビットで遷移する可能性がある。
本発明の目的は、カウント動作に伴う周期的な電源ノイズを低減できるデジタルカウンタ、タイミング生成装置、撮像システム、及び撮像装置を提供することにある。
本発明の第1の側面に係るデジタルカウンタは、カウント動作を行い、複数ビットで構成されるグレイコードによるカウント値を出力するデジタルカウンタであって、第1の位相のクロック信号に同期してグレイコードでカウント動作を行い、前記複数ビットで構成されるカウント値の一部としてグレイコードによるカウント値を発生させる第1のグレイコードカウンタと、前記第1の位相とは異なる第2の位相のクロック信号に同期してグレイコードでカウント動作を行い、前記複数ビットで構成されるカウント値の他の一部としてグレイコードによるカウント値を発生させる第2のグレイコードカウンタとを備える。
本発明の第2の側面に係るタイミング生成装置は、基準クロック信号を受けて、被駆動部を駆動するための駆動信号を生成するタイミング生成装置であって、前記基準クロック信号を受けて、第1の位相のクロック信号と前記第1の位相とは異なる第2の位相のクロック信号とを出力する位相調整部と、前記位相調整部が出力した前記第1の位相のクロック信号と前記第2の位相のクロック信号とを受けてカウント動作を行い、複数ビットで構成されるカウント値を出力するデジタルカウンタと、前記デジタルカウンタが出力した前記カウント値に基づいて、前記駆動信号を生成する駆動信号生成部と、を備え、前記デジタルカウンタは、前記第1の位相のクロック信号に同期してグレイコードでカウント動作を行い、前記複数ビットで構成されるカウント値の一部としてグレイコードによるカウント値を発生させる第1のグレイコードカウンタと、前記第2の位相のクロック信号に同期してグレイコードでカウント動作を行い、前記複数ビットで構成されるカウント値の他の一部としてグレイコードによるカウント値を発生させる第2のグレイコードカウンタとを含む。
本発明の第3の側面に係る撮像システムは、基準クロック信号を受けて、被駆動部を駆動するための駆動信号を生成する上記のタイミング生成装置と、前記タイミング生成装置から受けた前記駆動信号によって駆動される被駆動部とを備える。
本発明の第4の側面に係る撮像装置は、複数の画素が行方向及び列方向に配列された画素配列と、前記画素配列における各列の画素から読み出された信号をそれぞれAD変換する複数のAD変換器と、基準クロック信号を受けて、第1の位相のクロック信号と前記第1の位相とは異なる第2の位相のクロック信号とを出力する位相調整部と、前記位相調整部が出力した前記第1の位相のクロック信号と前記第2の位相のクロック信号とを受けてカウント動作を行い、複数ビットで構成されるカウント値を出力するデジタルカウンタと、前記AD変換器から出力された信号に応じて、前記デジタルカウンタが出力した前記カウント値を保持する複数のデジタルメモリと、を備え、前記デジタルカウンタは、前記第1の位相のクロック信号に同期してグレイコードでカウント動作を行い、前記複数ビットで構成されるカウント値の一部としてグレイコードによるカウント値を発生させる第1のグレイコードカウンタと、前記第2の位相のクロック信号に同期してグレイコードでカウント動作を行い、前記複数ビットで構成されるカウント値の他の一部としてグレイコードによるカウント値を発生させる第2のグレイコードカウンタとを含む。
本発明によれば、カウント動作に伴う周期的な電源ノイズを低減できる。
本発明の実施形態に係るデジタルカウンタ1を、図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態に係るデジタルカウンタ1の構成図である。
デジタルカウンタ1は、多ビットでカウント動作を行うデジタルカウンタである。以下では、デジタルカウンタ1が16ビットのカウント動作を行う場合について説明する。
デジタルカウンタ1は、グレイコードでカウント動作を行い、複数ビットで構成されるカウント値を出力する。カウント値は、例えば、16ビットで構成されるグレイコードである。デジタルカウンタ1は、第1のグレイコードカウンタ10、第2のグレイコードカウンタ11、第3のグレイコードカウンタ12、及び第4のグレイコードカウンタ13を含む。第1のグレイコードカウンタ10、第2のグレイコードカウンタ11、第3のグレイコードカウンタ12、及び第4のグレイコードカウンタ13は、それぞれ、4ビットのグレイコードでカウント動作を行う。
ここで、特許文献2には、3〜4ビット構成のグレイコードカウンタを組み合わせて多ビットのカウンタを実現すると回路動作の高速化に有利であることが記載されている。そこで、本実施形態でも、各グレイコードカウンタを4ビット構成にする。
第1のグレイコードカウンタ10は、デジタルカウンタ1の外部から第1の位相のクロック信号CLK0を受ける。第1のグレイコードカウンタ10は、第1の位相のクロック信号CLK0に同期して、第0ビット〜第3ビットについてグレイコードでカウント動作を行う。第0ビットは、最下位ビットである。第1のグレイコードカウンタ10は、第1の部分カウント値(4ビット)を発生して外部及び第2のグレイコードカウンタ11へ出力する。第1の部分カウント値は、上記の複数ビットにおける一部のビットであり、カウント値において最下位から4ビットの桁を構成する。
また、第1のグレイコードカウンタ10は、デジタルカウンタ1の外部から初期化信号を受ける。第1のグレイコードカウンタ10は、初期化信号に応じて、第1の位相のクロック信号CLK0に同期して初期化動作を行う。
第2のグレイコードカウンタ11は、デジタルカウンタ1の外部から第2の位相のクロック信号CLK1を受け、第1のグレイコードカウンタ10から第1の部分カウント値を受ける。第2の位相は、上記の第1の位相とは異なる。第2のグレイコードカウンタ11は、第1の部分カウント値に基づいて、第1のグレイコードカウンタ10から桁上がりが発生するか否かを判断(予測)する。第2のグレイコードカウンタ11は、第1のグレイコードカウンタ10から桁上がりが発生すると判断した場合、第2の位相のクロック信号CLK1に同期して、第4ビット〜第7ビットについてグレイコードでカウント動作を行う。第2のグレイコードカウンタ11は、第2の部分カウント値(4ビット)を発生して外部及び第3のグレイコードカウンタ12へ出力する。第2の部分カウント値は、上記の複数ビットにおける他の一部のビットであり、カウント値において第1の部分カウント値より上位の桁を構成する。すなわち、第2のグレイコードカウンタ11は、第1のグレイコードカウンタ10の上位のグレイコードカウンタである。
また、第2のグレイコードカウンタ11は、デジタルカウンタ1の外部から初期化信号を受ける。第2のグレイコードカウンタ11は、初期化信号に応じて、第2の位相のクロック信号CLK1に同期して初期化動作を行う。
第3のグレイコードカウンタ12は、デジタルカウンタ1の外部から第4の位相のクロック信号CLK2を受け、第1のグレイコードカウンタ10から第1の部分カウント値を受け、第2のグレイコードカウンタ11から第2の部分カウント値を受ける。第4の位相は、上記の第1の位相及び第2の位相のいずれとも異なる。第3のグレイコードカウンタ12は、第1の部分カウント値及び第2の部分カウント値に基づいて、第2のグレイコードカウンタ11から桁上がりが発生するか否かを判断する。第3のグレイコードカウンタ12は、第2のグレイコードカウンタ11から桁上がりが発生すると判断した場合、第4の位相のクロック信号CLK2に同期して、第8ビット〜第11ビットについてグレイコードでカウント動作を行う。第2のグレイコードカウンタ11は、第3の部分カウント値(4ビット)を発生して外部及び第4のグレイコードカウンタ13へ出力する。第3の部分カウント値は、上記の複数ビットにおけるさらに他の一部のビットであり、カウント値において第2の部分カウント値より上位の桁を構成する。すなわち、第3のグレイコードカウンタ12は、第2のグレイコードカウンタ11の上位のクレイコードカウンタである。
また、第3のグレイコードカウンタ12は、デジタルカウンタ1の外部から初期化信号を受ける。第3のグレイコードカウンタ12は、初期化信号に応じて、第4の位相のクロック信号CLK2に同期して初期化動作を行う。
第4のグレイコードカウンタ13は、デジタルカウンタ1の外部から第5の位相のクロック信号CLK3を受ける。第5の位相は、上記の第1の位相、第2の位相及び第4の位相のいずれとも異なる。また、第4のグレイコードカウンタ13は、第1のグレイコードカウンタ10から第1の部分カウント値を受け、第2のグレイコードカウンタ11から第2の部分カウント値を受け、第3のグレイコードカウンタ12から第3の部分カウント値を受ける。第4のグレイコードカウンタ13は、第1の部分カウント値〜第3の部分カウント値に基づいて、第3のグレイコードカウンタ12から桁上がりが発生するか否かを判断する。第4のグレイコードカウンタ13は、第3のグレイコードカウンタ12から桁上がりが発生すると判断した場合、第5の位相のクロック信号CLK3に同期して、第12ビット〜第15ビットについてグレイコードでカウント動作を行う。第15ビットは、最上位ビットである。第4のグレイコードカウンタ13は、第4の部分カウント値(4ビット)を発生して外部へ出力する。第4の部分カウント値は、上記の複数ビットにおけるさらに他の一部のビットであり、カウント値において第3の部分カウント値より上位の桁を構成する。すなわち、第4のグレイコードカウンタ13は、第3のグレイコードカウンタ12の上位のグレイコードカウンタである。
また、第4のグレイコードカウンタ13は、デジタルカウンタ1の外部から初期化信号を受ける。第4のグレイコードカウンタ13は、初期化信号に応じて、第5の位相のクロック信号CLK3に同期して初期化動作を行う。
次に、本発明の実施形態に係るデジタルカウンタ1の動作を、図2を用いて説明する。図2は、本発明の実施形態に係るデジタルカウンタ1の動作を示すタイミングチャートである。
図2で示すように、クロック信号CLK1における第2の位相は、クロック信号CLK0における第1の位相よりも1/8サイクルだけ進んでいる。クロック信号CLK2における第4の位相は、クロック信号CLK1における第2の位相よりも1/8サイクルだけ進んでいる。クロック信号CLK3における第5の位相は、クロック信号CLK2における第4の位相よりも1/8サイクルだけ進んでいる。これらにより、第1のグレイコードカウンタ10〜第4のグレイコードカウンタ13は、それぞれ、互いに異なるタイミングでカウント動作を行い、「第1の部分カウント値」〜「第4の部分カウント値」を出力する。
なお、図2には、デジタルカウンタ1の後段の回路又は装置が第1の部分カウント値〜第4の部分カウント値を参照するためのクロック信号である「参照クロック信号」と、その回路又は装置が参照する「参照値」とがさらに示されている。参照クロック信号の位相は、クロック信号CLK3における第5の位相よりも1/8サイクルだけ進んでいる。これにより、駆動信号生成部は、第1のグレイコードカウンタ10〜第4のグレイコードカウンタ13の出力が全て安定したタイミングTrefで、第1の部分カウント値〜第4の部分カウント値の組み合わせで構成される「参照値」を参照する。
ここで、第1のグレイコードカウンタ10〜第4のグレイコードカウンタ13におけるカウント値と、カウント値を10進数に変換した値との関係を表1に示す。なお、表1には、参考のために、カウント値をバイナリコードに変換した値もさらに示している。
<表1>
┌───────┬───────────┬───────────┐
|変換した値 | カウント値 | 変換した値 |
|(10進数) | (グレイコード) | (バイナリコード) |
├───────┼───────────┼───────────┤
| 0 | 0000 | 0000 |
| 1 | 0001 | 0001 |
| 2 | 0011 | 0010 |
| 3 | 0010 | 0011 |
| 4 | 0110 | 0100 |
| 5 | 0111 | 0101 |
| 6 | 0101 | 0110 |
| 7 | 0100 | 0111 |
| 8 | 1100 | 1000 |
| 9 | 1101 | 1001 |
| 10 | 1111 | 1010 |
| 11 | 1110 | 1011 |
| 12 | 1010 | 1100 |
| 13 | 1011 | 1101 |
| 14 | 1001 | 1110 |
| 15 | 1000 | 1111 |
└───────┴───────────┴───────────┘
表1に示されるように、グレイコードカウンタのカウント値が「1000」になると、そのグレイコードカウンタから上位のグレイコードカウンタへ桁上がりが発生することとなり、上位のグレイコードカウンタがそのカウント値をカウントアップする。この桁上がりが発生する場合における各グレイコードカウンタのカウント動作を次に説明する。
第5の位相のクロック信号CLK3の立上りタイミングTcu3において、第4のグレイコードカウンタ13は、第1の部分カウント値〜第3の部分カウント値を参照する。第4のグレイコードカウンタ13は、第1の部分カウント値〜第3の部分カウント値がいずれも「1000」になっているので、第3のグレイコードカウンタ12から桁上がりが発生すると判断する。第4のグレイコードカウンタ13は、タイミングTcu3に同期して、第12ビット〜第15ビットについてグレイコードでカウント動作(カウントアップ)を行い、第4の部分カウント値を「1101」から「1111」へ更新する。ここで、第0ビット〜第15ビットのうち遷移しているのは、第13ビット(1ビット)のみである。
第4の位相のクロック信号CLK2の立上りタイミングTcu2において、第3のグレイコードカウンタ12は、第1の部分カウント値及び第2の部分カウント値を参照する。第3のグレイコードカウンタ12は、第1の部分カウント値及び第2の部分カウント値がいずれも「1000」になっているので、第2のグレイコードカウンタ11から桁上がりが発生すると判断する。第3のグレイコードカウンタ12は、タイミングTcu2に同期して、第8ビット〜第11ビットについてグレイコードでカウント動作(カウントアップ)を行い、第3の部分カウント値を「1000」から「0000」へ更新する。ここで、第0ビット〜第15ビットのうち遷移しているのは、第11ビット(1ビット)のみである。
第2の位相のクロック信号CLK1の立上りタイミングTcu1において、第2のグレイコードカウンタ11は、第1の部分カウント値を参照する。第4のグレイコードカウンタ13は、第1の部分カウント値が「1000」になっているので、第1のグレイコードカウンタ10から桁上がりが発生すると判断する。第2のグレイコードカウンタ11は、タイミングTcu1に同期して、第4ビット〜第7ビットについてグレイコードでカウント動作(カウントアップ)を行い、第2の部分カウント値を「1000」から「0000」へ更新する。ここで、第0ビット〜第15ビットのうち遷移しているのは、第7ビット(1ビット)のみである。
第1の位相のクロック信号CLK0の立上りタイミングTcu0において(同期して)、第1のグレイコードカウンタ10は、第0ビット〜第3ビットについてグレイコードでカウント動作(カウントアップ)を行う。そして、第1のグレイコードカウンタ10は、第1の部分カウント値を「1000」から「0000」へ更新する。ここで、第0ビット〜第15ビットのうち遷移しているのは、第3ビット(1ビット)のみである。
このように、下位のグレイコードカウンタから上位のグレイコードカウンタへ桁上がりが発生する場合において、第1のグレイコードカウンタ10〜第4のグレイコードカウンタ13のカウント値が同時に遷移するビット数は、1ビットのみである。
次に、初期化信号がアクティブになった場合における各グレイコードカウンタの初期化動作を説明する。以下では、初期化信号が「1」のときにアクティブであり「0」のときにノンアクティブである場合について説明する。
タイミングTiniにおいて、第1のグレイコードカウンタ10〜第4のグレイコードカウンタ13は、それぞれ、デジタルカウンタ1の外部から初期化信号を受ける。なお、図2では、タイミングTiniにおける各グレイコードカウンタの部分カウント値を特に示していない。
第5の位相のクロック信号CLK3の立上りタイミングTrst3において、第4のグレイコードカウンタ13は、初期化信号を参照する。第4のグレイコードカウンタ13は、初期化信号が「1」になっていることに応じて、タイミングTrst3に同期して初期化動作を行う。すなわち、第4のグレイコードカウンタ13は、タイミングTrst3に同期して第4の部分カウント値を「0000」へリセットする。ここで、第0ビット〜第15ビットのうち遷移しているのは、多くても(第4の部分カウント値が「1111」である場合でも)、第12ビット〜第15ビット(4ビット)のみである。
第4の位相のクロック信号CLK2の立上りタイミングTrst2において、第3のグレイコードカウンタ12は、初期化信号を参照する。第3のグレイコードカウンタ12は、初期化信号が「1」になっていることに応じて、タイミングTrst2に同期して初期化動作を行う。すなわち、第3のグレイコードカウンタ12は、タイミングTrst2に同期して第3の部分カウント値を「0000」へリセットする。ここで、第0ビット〜第15ビットのうち遷移しているのは、多くても(第3の部分カウント値が「1111」である場合でも)、第8ビット〜第11ビット(4ビット)のみである。
第2の位相のクロック信号CLK1の立上りタイミングTrst1において、第2のグレイコードカウンタ11は、初期化信号を参照する。第2のグレイコードカウンタ11は、初期化信号が「1」になっていることに応じて、タイミングTrst1に同期して初期化動作を行う。すなわち、第2のグレイコードカウンタ11は、タイミングTrst1に同期して第2の部分カウント値を「0000」へリセットする。ここで、第0ビット〜第15ビットのうち遷移しているのは、多くても(第2の部分カウント値が「1111」である場合でも)、第4ビット〜第7ビット(4ビット)のみである。
第1の位相のクロック信号CLK0の立上りタイミングTrst0において、第1のグレイコードカウンタ10は、初期化信号を参照する。第1のグレイコードカウンタ10は、初期化信号が「1」になっていることに応じて、タイミングTrst0に同期して初期化動作を行う。すなわち、第1のグレイコードカウンタ10は、タイミングTrst0に同期して第1の部分カウント値を「0000」へリセットする。ここで、第0ビット〜第15ビットのうち遷移しているのは、多くても(第1の部分カウント値が「1111」である場合でも)、第4ビット〜第7ビット(4ビット)のみである。
このように、デジタルカウンタ1を初期化する場合において、第1のグレイコードカウンタ10〜第4のグレイコードカウンタ13のカウント値が同時に遷移するビット数は、4ビット以下である。
以上のように、本実施形態のデジタルカウンタ1によれば、多ビット(例えば16ビット)でカウント動作を行うので、カウント値のビット数が多くなっている。
さらに、下位のグレイコードカウンタから上位のグレイコードカウンタへ桁上がりが発生する場合において、デジタルカウンタ1のカウント値が同時に遷移するビット数は、1ビットのみである。あるいは、デジタルカウンタ1が初期化動作を行う場合において、デジタルカウンタ1のカウント値が同時に遷移するビット数は、(全16ビットのうち)4ビット以下である。これにより、カウント動作に伴って、デジタルカウンタと同一基板上に混載された他の回路やその出力信号に与えるおそれがある周期的な電源ノイズを低減できる。
すなわち、カウント値のビット数を多くしながら、カウント動作に伴う周期的な電源ノイズを低減できる。
なお、デジタルカウンタがN個のグレイコードカウンタの組み合わせで構成されていてもよい。この場合、各グレイコードカウンタを駆動するためのクロック信号は、その下位のグレイコードカウンタを駆動するためのクロック信号に対し、1/(2×N)サイクルだけ位相を進めてもよい。これにより、デジタルカウンタを構成する各グレイコードカウンタを安定して動作させることが可能である。そして、参照クロックは、最上位のグレイコードカウンタを駆動するためのクロック信号に対し、1/(2×N)サイクルだけ位相を進めても良い。これにより、デジタルカウンタの後段の回路又は装置は、全てのグレイコードカウンタが安定したタイミングでカウンタ値を参照することが可能である。
次に、本発明のデジタルカウンタを適用したタイミング生成装置の一例を図3に示す。
タイミング生成装置20は、図3に示すように、位相調整部2及びデジタルカウンタ1を備える。
位相調整部2は、基準クロック信号CLKを受けて、第1の位相のクロック信号CLK0、第2の位相のクロック信号CLK1、第4の位相のクロック信号CLK2、及び第5の位相のクロック信号CLK3を出力する。位相調整部2は、例えば、DLL(Delay Locked Loop)回路、PLL(Phase Locked Loop)回路、遅延素子を利用した回路などのクロック位相調整回路である。
デジタルカウンタ1は、位相調整部2から第1の位相のクロック信号CLK0、第2の位相のクロック信号CLK1、第4の位相のクロック信号CLK2、及び第5の位相のクロック信号CLK3を受ける。それ以外の点は、上記と同様である。
このように、タイミング生成装置20において内部的にクロック信号CLK0〜CLK3を生成するので、外部からタイミング生成装置20に供給すべき信号の数を減らすことができる。これにより、タイミング生成装置20のパッケージのピン数を減らすことができるので、パッケージを小型化できる。また、外的要因でクロック信号CLK0〜CLK3の位相が遅延することによりデジタルカウンタの動作が不安定となることを防ぐことが可能となる。
次に、本発明のデジタルカウンタを適用したタイミング生成装置の別の一例を図4に示す。以下では、図3に示すタイミング生成装置と異なる部分を中心に説明し、同様の部分の説明を省略する。
タイミング生成装置120は、図4に示すように、位相調整部102、カウンタ制御部103、及びデジタルカウンタ1を備える。
位相調整部102は、基準クロック信号CLKを受けて、第3の位相のクロック信号CLKCを出力する。クロック信号CLKCにおける第3の位相は、上記の第1の位相、第2の位相、第4の位相及び第5の位相のいずれとも異なり、最上位のグレイコードカウンタを駆動するためのクロック信号CLK3における第5の位相よりも進んでいる。
カウンタ制御部103は、第3の位相のクロック信号CLKCを受けて、初期化信号を出力する。すなわち、カウンタ制御部103は、初期化するための指令を受けたことなどにより、第3の位相のクロック信号CLKCの立上りタイミングTcucに同期して、初期化信号をアクティブ(例えば「1」)に遷移させる(図5参照)。
デジタルカウンタ1は、カウンタ制御部103から初期化信号を受ける。
このように、初期化信号が遷移するタイミングをデジタルカウンタ1のカウント値が遷移するタイミングの直前にすることができるので、デジタルカウンタ1が安定して初期化動作するようにできる。
次に、本発明のデジタルカウンタを適用した撮像システムの一例を図6に示す。
撮像システムS1は、図6に示すように、撮像装置230、AD変換器240、信号処理部250、及び全体制御部260を備える。
撮像装置230は、光学系(図示せず)を介して、その撮像面(画素配列)に被写体の像が形成される。撮像装置230は、撮像面に形成された被写体の像を画像信号に変換する。撮像装置230は、その画像信号を画素配列から読み出して出力する。
AD変換器240は、撮像装置230により取得され出力された画像信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換して出力する。
信号処理部250は、AD変換器240から出力されたデジタル信号に各種の補正等の信号処理を行う。
タイミング生成装置220は、被駆動部(撮像装置230及びAD変換器240)を駆動するための駆動信号を生成する。
全体制御部260は、タイミング生成装置220と信号処理部250とを制御する。例えば、全体制御部260は、初期化信号を遷移させるための初期化指令をタイミング生成装置220へ供給する。
次に、タイミング生成装置220内の構成について説明する。以下では、図4に示すタイミング生成装置と異なる部分を中心に説明し、同様の部分の説明を省略する。
タイミング生成装置220は、駆動信号生成部204、位相調整部102、カウンタ制御部203、及びデジタルカウンタ201を備える。
カウンタ制御部203は、初期化信号を遷移させるための初期化指令を全体制御部260から受ける。カウンタ制御部203は、初期化指令に応じて、第3の位相のクロック信号CLKCの立上りタイミングTcucに同期して、初期化信号をアクティブ(例えば「1」)に遷移させる(図5参照)。
デジタルカウンタ201は、(第1の部分カウント値〜第4の部分カウント値の組み合わせで構成される)カウント値を駆動信号生成部204へ出力する。
駆動信号生成部204は、(第1の部分カウント値〜第4の部分カウント値の組み合わせで構成される)カウント値に基づいて、駆動信号を生成する。すなわち、駆動信号生成部204は、撮像装置用の駆動信号を生成して撮像装置230へ供給し、AD変換器用の駆動信号を生成してAD変換器240へ供給する。
ここで、上記のように、カウント動作に伴って、デジタルカウンタと同一基板上に混載された他の回路やその出力信号に与えるおそれがある周期的な電源ノイズを低減できる。これにより、撮像システムS1において、撮像装置230やAD変換器240をタイミング生成装置220と同一基板上に混載しても、画像信号に電源ノイズが混入してその画像信号に応じた画像に縦縞のノイズが発生することを低減できる。
次に、本発明のデジタルカウンタを適用した撮像装置の一例を図7に示す。
撮像装置330は、画素配列PA、複数のAD変換器341〜343、位相調整部102、カウンタ制御部103、デジタルカウンタ301、複数のデジタルメモリM0〜M3、及び複数のグレイ・バイナリ変換器GBC0〜GBC3を備える。
画素配列PAでは、複数の画素Pが行方向及び列方向に配列されている。図7では、画素配列PAにおける列の数が3つである場合が例示的に示されている。
複数のAD変換器341〜343は、それぞれ、画素配列PAにおける各列の画素Pから読み出された信号をAD変換する。
位相調整部102は、図4に示す位相調整部と同様である。
カウンタ制御部103は、図4に示すカウンタ制御部と同様である。
デジタルカウンタ301は、カウント値を複数のデジタルメモリM0〜M3へ出力する。すなわち、デジタルカウンタ301は、第1の部分カウント値をデジタルメモリM0へ出力し、第2の部分カウント値をデジタルメモリM1へ出力し、第3の部分カウント値をデジタルメモリM2へ出力し、第4の部分カウント値をデジタルメモリM3へ出力する。その他の点は図4に示すデジタルカウンタ1と同様である。
複数のデジタルメモリM0〜M3は、画素配列PAの各列ごとに、第1の部分カウント値〜第4の部分カウント値に対応して設けられている。複数のデジタルメモリM0〜M3は、AD変換器341〜343から出力された信号に応じて、第1の部分カウント値〜第4の部分カウント値をそれぞれ保持する。すなわち、複数のデジタルメモリM0〜M3は、画素配列PAの各画素Pから出力された画像信号(アナログ信号)に応じたグレイコードのデジタル信号をそれぞれ保持する。
なお、複数のデジタルメモリM0〜M3は、画素配列PAの各列ごとに、図示しないスイッチを介して水平出力線HL0〜HL3にそれぞれ接続されており、そのスイッチを順次にオンすることにより、各列の画像信号を順次に出力する。
複数のグレイ・バイナリ変換器GBC0〜GBC3は、第1の部分カウント値〜第4の部分カウント値をそれぞれバイナリコードへ変換して出力する。
ここで、上記のように、カウント動作に伴って、デジタルカウンタと同一基板上に混載された画素配列PAから読み出された画像信号に与えるおそれがある周期的な電源ノイズを低減できる。これにより、撮像装置330において、画像信号に電源ノイズが混入してその画像信号に応じた画像に縦縞のノイズが発生することを低減できる。
本発明の実施形態に係るデジタルカウンタ1の構成図。 本発明の実施形態に係るデジタルカウンタ1の動作を示すタイミングチャート。 本発明のデジタルカウンタを適用したタイミング生成装置の一例を示す図。 本発明のデジタルカウンタを適用したタイミング生成装置の別の一例を示す図。 本発明のデジタルカウンタを適用したタイミング生成装置の動作を示すタイミングチャート。 本発明のデジタルカウンタを適用した撮像システムの一例を示す図。 本発明のデジタルカウンタを適用した撮像装置の一例を示す図。
符号の説明
1,201,301 デジタルカウンタ
2,102 位相調整部
3,203 カウンタ制御部
10 第1のグレイコードカウンタ
11 第2のグレイコードカウンタ
12 第3のグレイコードカウンタ
13 第4のグレイコードカウンタ
100 タイミング生成装置
101 駆動信号生成部
230,330 撮像装置
240,342〜343 AD変換器

Claims (15)

  1. カウント動作を行い、複数ビットで構成されるカウント値を出力するデジタルカウンタであって、
    第1の位相のクロック信号に同期してグレイコードでカウント動作を行い、前記複数ビットで構成されるカウント値の一部としてグレイコードによるカウント値を発生させる第1のグレイコードカウンタと、
    前記第1の位相とは異なる第2の位相のクロック信号に同期してグレイコードでカウント動作を行い、前記複数ビットで構成されるカウント値の他の一部としてグレイコードによるカウント値を発生させる第2のグレイコードカウンタと、
    を備えたことを特徴とするデジタルカウンタ。
  2. 前記第2の位相は、前記第1の位相よりも進んでいる
    ことを特徴とする請求項1に記載のデジタルカウンタ。
  3. 前記第2のグレイコードカウンタは、前記第1のグレイコードカウンタから桁上がりが発生する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデジタルカウンタ。
  4. 前記第1のグレイコードカウンタは、初期化信号を受けて、前記第1の位相のクロック信号に同期して初期化動作を行い、
    前記第2のグレイコードカウンタは、前記初期化信号を受けて、前記第2の位相のクロック信号に同期して初期化動作を行う
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のデジタルカウンタ。
  5. 基準クロック信号を受けて、被駆動部を駆動するための駆動信号を生成するタイミング生成装置であって、
    前記基準クロック信号を受けて、第1の位相のクロック信号と前記第1の位相とは異なる第2の位相のクロック信号とを出力する位相調整部と、
    前記位相調整部が出力した前記第1の位相のクロック信号と前記第2の位相のクロック信号とを受けてカウント動作を行い、複数ビットで構成されるカウント値を出力するデジタルカウンタと、
    前記デジタルカウンタが出力した前記カウント値に基づいて、前記駆動信号を生成する駆動信号生成部と、
    を備え、
    前記デジタルカウンタは、
    前記第1の位相のクロック信号に同期してグレイコードでカウント動作を行い、前記複数ビットで構成されるカウント値の一部としてグレイコードによるカウント値を発生させる第1のグレイコードカウンタと、
    前記第2の位相のクロック信号に同期してグレイコードでカウント動作を行い、前記複数ビットで構成されるカウント値の他の一部としてグレイコードによるカウント値を発生させる第2のグレイコードカウンタと、
    を含む
    ことを特徴とするタイミング生成装置。
  6. 前記第2の位相は、前記第1の位相よりも進んでいる
    ことを特徴とする請求項5に記載のタイミング生成装置。
  7. 前記第2のグレイコードカウンタは、前記第1のグレイコードカウンタから桁上がりが発生する
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載のタイミング生成装置。
  8. 初期化信号を出力するカウンタ制御部をさらに備え、
    前記位相調整部は、前記基準クロック信号を受けて、前記第1の位相及び前記第2の位相よりも進んだ第3の位相のクロック信号を出力し、
    前記カウンタ制御部は、前記第3の位相のクロック信号を受けて、前記初期化信号を出力し、
    前記第1のグレイコードカウンタは、前記カウンタ制御部が出力した前記初期化信号を受けて、前記第1の位相のクロック信号に同期して初期化動作を行い、
    前記第2のグレイコードカウンタは、前記カウンタ制御部が出力した前記初期化信号を受けて、前記第2の位相のクロック信号に同期して初期化動作を行う
    ことを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載のタイミング生成装置。
  9. 基準クロック信号を受けて、被駆動部を駆動するための駆動信号を生成する請求項5から8のいずれか1項に記載のタイミング生成装置と、
    前記タイミング生成装置から受けた前記駆動信号によって駆動される被駆動部と、
    を備えたことを特徴とする撮像システム。
  10. 前記被駆動部は、
    被写体を撮像する撮像装置と、
    前記撮像装置により取得された画像信号をAD変換するAD変換器と、
    を含み、
    前記タイミング生成装置は、前記撮像装置用の駆動信号を生成して前記撮像装置へ供給し、AD変換器用の駆動信号を生成して前記AD変換器へ供給する
    ことを特徴とする請求項9に記載の撮像システム。
  11. 複数の画素が行方向及び列方向に配列された画素配列と、
    前記画素配列における各列の画素から読み出された信号をそれぞれAD変換する複数のAD変換器と、
    基準クロック信号を受けて、第1の位相のクロック信号と前記第1の位相とは異なる第2の位相のクロック信号とを出力する位相調整部と、
    前記位相調整部が出力した前記第1の位相のクロック信号と前記第2の位相のクロック信号とを受けてカウント動作を行い、複数ビットで構成されるカウント値を出力するデジタルカウンタと、
    前記AD変換器から出力された信号に応じて、前記デジタルカウンタが出力した前記カウント値を保持する複数のデジタルメモリと、
    を備え、
    前記デジタルカウンタは、
    前記第1の位相のクロック信号に同期してグレイコードでカウント動作を行い、前記複数ビットで構成されるカウント値の一部としてグレイコードによるカウント値を発生させる第1のグレイコードカウンタと、
    前記第2の位相のクロック信号に同期してグレイコードでカウント動作を行い、前記複数ビットで構成されるカウント値の他の一部としてグレイコードによるカウント値を発生させる第2のグレイコードカウンタと、
    を含む
    ことを特徴とする撮像装置。
  12. 前記第2の位相は、前記第1の位相よりも進んでいる
    ことを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  13. 前記第2のグレイコードカウンタは、前記第1のグレイコードカウンタから桁上がりが発生することを特徴とする請求項11又は12に記載の撮像装置。
  14. 前記第1の部分カウント値と前記第2の部分カウント値とをそれぞれバイナリコードへ変換する複数のグレイ・バイナリ変換器をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項11から13のいずれか1項に記載の撮像装置。
  15. 初期化信号を出力するカウンタ制御部をさらに備え、
    前記位相調整部は、前記基準クロック信号を受けて、前記第1の位相及び前記第2の位相よりも進んだ第3の位相のクロック信号を出力し、
    前記カウンタ制御部は、前記第3の位相のクロック信号に受けて、前記初期化信号を出力し、
    前記第1のグレイコードカウンタは、前記カウンタ制御部が出力した前記初期化信号を受けて、前記第1の位相のクロック信号に同期して初期化動作を行い、
    前記第2のグレイコードカウンタは、前記カウンタ制御部が出力した前記初期化信号を受けて、前記第2の位相のクロック信号に同期して初期化動作を行う
    ことを特徴とする請求項11から14のいずれか1項に記載の撮像装置。
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