JP4993291B2 - 直流電源装置 - Google Patents

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本発明は、電気室などに設置される直流電源装置で、詳しくは、電気二重層コンデンサなどの複数のコンデンサを直列接続して定電圧の直流電源回路を構成した直流電源装置に関する。
落雷などの原因で工場などの生産ラインに影響を及ぼす電圧低下を補償する瞬時電圧低下対策装置(瞬低対策装置)の電源には、瞬時に安定した直流定電圧が取り出せる大容量の直流電源装置が使用される。この直流電源装置は、多数の電気二重層コンデンサや電解コンデンサなどのコンデンサを直列接続して定電圧直流電源回路を構成したものが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
上記コンデンサ使用の直流電源装置は、絶縁性ハウジングに複数のコンデンサを収納して直列接続したコンデンサユニットを備え、複数のコンデンサユニットを直列接続して構成される。単品のコンデンサユニットは、例えば自動車のバッテリと同程度の直流定電圧電源として構成される。瞬時電圧低下対策装置の直流電源装置として必要な複数個のコンデンサユニットを、例えばスイッチギヤ内のベース台に組み付け、複数全てのコンデンサユニットを直列に配線して直流電源装置を構築する。
特開2006−217688号公報
上記コンデンサユニットのハウジングは、自動車のバッテリと同様に上面に正極と負極の一対の電極端子を突設していることから、複数のコンデンサユニットを段積みすることが難しい。通常は、複数のコンデンサユニットをベース台上などに縦横に横積みして直流電源装置を構築している。そのため、直流電源装置の設置スペースが大きくなり、電気室などにおいて瞬時電圧低下対策装置の設置スペースの確保が難しい問題があった。また、複数のコンデンサユニットを個々に梱包して施工現地に輸送し、現地組立しているため、直流電源装置製造工場内で全ての品質確認ができず、現地組立後の品質再確認作業が必要であるといった品質管理や現地での施工作業上に問題があった。
本発明の目的とするところは、省スペースであり、現地組立を不要にして品質管理を確実かつ容易にした直流電源装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、絶縁性ハウジングに収納した複数のコンデンサを直列接続したコンデンサユニットおよび複数のコンデンサユニットを並列状に支持するユニット支持構体を有し、複数のコンデンサユニットを直列接続した電源モジュールと、それぞれに電源モジュールを出し入れ可能に収納する複数のモジュール棚を上下多段に有するモジュール収納構体とで構成し、ハウジングは左右面と前後面および上下両面を有する直方体形で、ハウジングの上面の左右両端部に複数のコンデンサを直列接続して構成した直流電源回路の正極用電極端子および負極用電極端子を配設し、ユニット支持構体は、複数のコンデンサユニットの各ハウジングを一列に互いに密着させて並置する基台と、基台上に並置された各ハウジングにハウジングの左右面と直交する前後方向および前後面と直交する左右方向からそれぞれに押し当てられて各ハウジングを基台上に位置決め固定する一対ずつの前後押え板および左右押え板と、各ハウジングの上面中央部に押し当てられて各ハウジングを基台上に固定する上部押え板を有し、基台上に複数のハウジングを、隣接するハウジングの電極端子の極性が互いに相違するように方向性を交互に反転させて並置し、隣接するハウジングの電極端子を絶縁電線で接続して隣接するコンデンサユニットを直列接続し、複数のハウジング上に上部押え板と共に、上部押え板の両側方に1枚ずつ正極引出し用接続導体および負極引出し用接続導体をそれぞれ碍子を介して固定配置し、正極引出し用接続導体および負極引出し用接続導体を複数のコンデンサユニットを直列接続して構成した直流電源回路の正極端側および負極端側に接続したことを特徴とする。
ここで、絶縁性ハウジングは、プラスチックなどの硬質樹脂ハウジングが適用できる。このハウジングの内部に複数のコンデンサを並列に収納し、各コンデンサを直列接続して1つの定電圧の直流電源回路を構成する。コンデンサは、扁平な電気二重層コンデンサや電解コンデンサが適用できる。ハウジング内に収納される複数のコンデンサは、同一サイズの同一種類が望ましい。複数のコンデンサを直列接続した直流電源回路の両端を成す正極端と負極端がハウジングの上面に固定した正極用電極端子と負極用電極端子に接続されて、単品のコンデンサユニットが構成される。単品のコンデンサユニットは、自動車のバッテリ(鉛蓄電池)に比べ小形かつ軽量である。また、単品のコンデンサユニットの外観は、自動車のバッテリと同様な直方体形でよい。同一サイズの複数のコンデンサユニットを棚板状のユニット支持構体に一列に並置し、直列接続して単品の電源モジュールを構成する。上下多段にモジュール棚を有するモジュール収納構体は、スチールラックのような縦長棚枠状で軽量なラック枠を適用することができる。モジュール収納構体の内部空間が上下多段のモジュール棚で区切られ、区切られた上下多段の各収納空間に電源モジュールが手作業で収納され、各収納空間から電源モジュールが外部に引き出される。縦長直方体形状のモジュール収納構体の垂直な一面を前面とすると、この前面側でのみ電源モジュールの出し入れできるようにすることができる。モジュール収納構体の各モジュール棚に単品ずつ電源モジュールを収納することで、モジュール収納構体の内部空間に複数の電源モジュールが上下多段に収納され、各電源モジュールが直列接続されて単機の直流電源装置が構築される。このような直流電源装置の設置スペースは、1つのモジュール収納構体の設置スペースでよく、大幅な省スペース化が図れる。
また、本発明においては、コンデンサユニットのハウジングは左右面と前後面および上下両面を有する直方体形で、当該ハウジングの上面の左右両端部に複数のコンデンサを直列接続して構成した直流電源回路の正極用電極端子および負極用電極端子を配設することができる。この場合、ハウジングの左右面と前後面および下面は、電極端子類の突起物が無く、さらには、ハウジングを外部機器に取付けるためのねじ穴や取付ピンなどの取付手段の無い平坦面にすることができる。このようなハウジングは、自動車のバッテリのハウジングと同様な構造で、コンデンサユニットの取付構造に自動車のバッテリの取付構造が適用できる。
また、本発明においては、ユニット支持構体は、複数のコンデンサユニットの各ハウジングを一列に互いに密着させて並置する基台と、基台上に並置された各ハウジングに当該ハウジングの左右面と直交する前後方向および前後面と直交する左右方向からそれぞれに押し当てられて各ハウジングを前記基台上に位置決め固定する一対ずつの前後押え板および左右押え板と、各ハウジングの上面中央部に押し当てられて各ハウジングを基台上に固定する上部押え板を有する構造とすることができる。この場合、基台と前後押え板と左右押え板および上部押え板それぞれをコンデンサユニットのハウジングにシート状のクッション材を介して押圧することができる。
ここでの前後押え板、左右押え板に基台上にねじ止めされる断面L形の山形鋼を適用し、上部押え板にみぞ形鋼を適用することができる。みぞ形鋼の上部押え板は、一列に並ぶ複数のコンデンサユニットの各ハウジングの上面中央部に各ハウジングを横切るように載置して、ハウジングからはみ出した両端部を基台にスタッドボルトで固定すればよい。
さらに、本発明においては、ユニット支持構体の基台上に複数のハウジングを、隣接するハウジングの電極端子の極性が互いに相違するように方向性を交互に反転させて並置し、隣接するハウジングの電極端子を絶縁電線で接続して隣接するコンデンサユニットを直列接続することができる。この場合、隣接するコンデンサユニットを直列接続する絶縁電線を短くすることができ、配線作業がし易くなる。
また、複数のハウジング上に上部押え板と共に、当該上部押え板の両側方に1枚ずつ正極引出し用接続導体および負極引出し用接続導体をそれぞれ碍子を介して固定配置し、当該正極引出し用接続導体および負極引出し用接続導体を複数のコンデンサユニットを直列接続して構成した直流電源回路の正極端側および負極端側に接続した構造とすることができる。さらに、前後に並ぶ複数のコンデンサユニットにおける最前端のコンデンサユニットの上方に一対の接続導体の前端部を配置し、モジュール収納構体の複数のモジュール棚それぞれに収納された複数の電源モジュールを一対の接続導体の前端部で直列接続することができる。
ここでのモジュール収納構体を、その前面側からのみ電源モジュールが出し入れされるように構成する。このようにすることで、モジュール収納構体の前面で電源モジュールの出し入れ作業と、モジュール収納構体に収納された複数の電源モジュールの直列接続作業ができて、各作業の効率化が図れる。
本発明の直流電源装置によれば、複数のコンデンサを収納して1直流電源回路を構成するコンデンサユニットの多数個をモジュール収納構体に上下多段に収納したので、多数のコンデンサユニットを直列接続した高圧の直流電源装置の設置スペースの大幅な省スペース化が図れる。また、モジュール収納構体の上下多段のモジュール棚それぞれに単品の電源モジュールを収納して配線することで直流電源装置が工場生産でき、工場内で品質確認し、そのまま現地に搬送して施工することができて、品質管理が容易になり、現地での施工作業性が向上するという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1に示す直流電源装置1は、複数のコンデンサユニット10を保持して直列接続した単品構造の電源モジュール40と、単品の電源モジュール40を出し入れ可能に収納するモジュール棚51を上下多段に有する縦長棚枠状のモジュール収納構体50を備える。モジュール収納構体50の複数の各モジュール棚51に単品ずつ電源モジュール40を収納することで、モジュール収納構体50に多数のコンデンサユニット10が上下多段に収納され、多数のコンデンサユニット10が直列接続されて単機の直流電源装置1が工場で製造組立される。工場で製造組立された直流電源装置1は、工場内で品質確認が行われて、スイッチギヤなどが設置された現地に運搬されて敷設される。
図1に示すモジュール収納構体50は、上下5段にモジュール棚51を有し、各モジュール棚51に単品ずつ電源モジュール40が手動で出し入れされる。単品の電源モジュール40は、矩形皿状のユニット支持構体20上に並列状に複数個(図1では3個)のコンデンサユニット10を位置決め固定し、3個のコンデンサユニット10を直列に接続して構成される。3個のコンデンサユニット10は、同一構造のもので、図2(A)(B)を参照して説明する。
図2(A)は単個のコンデンサユニット10の斜視図で、直方体形の絶縁性ハウジング11を備える。ハウジング11の内部に、図2(B)の等価回路図に示すような複数のコンデンサCが収納される。この複数全てのコンデンサCが直列接続されて、単一の定電圧直流電源回路12を構成する。コンデンサCは、例えば蓄電容量の大きな積層形電気二重層コンデンサである。直流電源回路12の両端である正極端(+)と負極端(−)がハウジング11の上面11aの左右両端部に突設した正極用電極端子13と負極用電極端子14に接続される。ハウジング11の左右両面を左右面11bと称し、前後両面を前後面11cと称する。ハウジング11は上面11aのみ電極端子13、14のような構造物を有し、ハウジング11の下面11dと左右面11bおよび前後面11cは、ハウジング11を外部機器に取付けるための手段(取付穴、取付ピンなど)を有しない平坦面である。同一構造の複数(図1で3個)のコンデンサユニット10が1枚板構造のユニット支持構体20上に一列に並置され、位置決めされて固定化される。3個のハウジング11の前後面11cを互いに接触させた状態で、ユニット支持構体20上に3個のコンデンサユニット10が並列に固定され、3個のコンデンサユニット10が直列接続されて単品の電源モジュール40が工場内で製造組立される。
ユニット支持構体20の具体例を図3〜図6を参照して説明する。ユニット支持構体20は、図3に示すような矩形皿状の基台21と、基台21にビス止めされる一対ずつの左右押え板23および前後押え板24と、基台21にボルト止めされる1枚の上部押え板25を備える。
基台21は板金製で、矩形の底板21aと、底板21aの4辺から直角に折曲した起立板21bと、4辺の起立板21bの上辺から内方に直角に折曲した上辺板21cを有する。底板21a上にゴム板などのシート状のクッション材22mが固着される。図4に示すように、矩形の4辺を形成する上辺板21cの各辺上に一対の左右押え板23および一対の前後押え板24が、それぞれ対応する左右方向および前後方向に位置移動可能にビス26で取り付けられる。一対の左右押え板23と一対の前後押え板24のそれぞれは、縦断面L形の山形鋼で、それぞれの垂直な内面にクッション材22nが固着される。一対の左右押え板23と一対の前後押え板24の各内面で囲まれる矩形の空間に、図5に示すように3個のコンデンサユニット10が収納される。
3個のコンデンサユニット10は、一対ずつの左右押え板23と前後押え板24の内面で囲まれる矩形の空間から基台21の底板21aへと挿入され、底板21aのクッション材22m上に載置される。また、基台21上に3個のコンデンサユニット10は、隣接するハウジングの電極端子の極性が互いに相違するように方向性を交互に反転させて並置される。図5に示す3個のコンデンサユニット10は、前後両端部の2個の極性方向が同一であり、中央の1個のみ極性方向を180°反転させてある。基台21に3個のコンデンサユニット10を並置した後、左右押え板23と前後押え板24をそれぞれ前進移動させて、3個並列なコンデンサユニット10の各ハウジング11にクッション材22nを介して押し当てる。一対の左右押え板23は、3個のコンデンサユニット10の各ハウジング11の左右面11bに一括して押し当てられて、各ハウジング11を左右方向で位置決めする。一対の前後押え板24は、前後に並ぶ3個のコンデンサユニット10の前後両端2個のハウジング11の前後面11cに押し当てられて、3個のハウジング11を前後方向で位置決めする。この一対の前後押え板24の押し当てで、隣接する2個のハウジングの前後面同士が圧接され、3個並列の中央1個のハウジングが固定される。3個のハウジング11を前後左右から位置決めした各押え板23、24を基台21にビス止めして、基台21に3個のコンデンサユニット10を左右前後方向から位置決めして固定する。
次に、3個のコンデンサユニット10の各ハウジング11の上面11a上に1枚の上部押え板25を、上部押え板25の下面に固着したクッション材(図示せず)を介して押し当てる。上部押え板25は、例えば機械的強度の大きなみぞ形鋼板で、3個並列に並ぶコンデンサユニット10の各ハウジング11の上面中央部を横切るように載置される。上部押え板25の前後両端部は、3個並列のハウジング11の前後両端2個のハウジング11から少しはみ出す。このはみ出した前後両端部と基台21をスタッドボルト28で連結し、ナット29で締め付けることで、上部押え板25を3個の各ハウジング11の上面11aに固定する。上部押え板25で3個の各コンデンサユニット10を基台21に固定した状態で、図6に示すように3個のコンデンサユニット10を複数種類のユニット配線部材30で直列接続して、単品の電源モジュール40を構成する。
ユニット支持構体20に3個並列のコンデンサユニット10は、各ハウジング11の前後両面と左右両面および上下両面の全面が対応するクッション材を介して支持される。そのため、電源モジュール40の組立製造時や運搬時の振動をクッション材が吸収して3個並列のコンデンサユニット10の位置ずれ、取付強度の低下が防止される。また、3個並列のコンデンサユニット10の相互間の位置ずれが防止されるため、コンデンサユニット10に配線されたユニット配線部材30の電気的かつ機械的な接続状態が安定する。
ユニット配線部材30は、隣接するコンデンサユニット10を直列接続する一対の絶縁電線31と、3個のコンデンサユニット10を直列接続した直流電源回路の正極と負極をそれぞれ外部に引き出すための一対の絶縁電線32および一対の接続導体33、34を備える。一対の接続導体33、34は、同一長さの帯板状金属板である。一対の接続導体33、34は、上部押え板25の左右両側方に上部押え板25と平行に対向させて、それぞれが複数の碍子35、36を介して固定される。各接続導体33、34は、3個並列のハウジング11の上面11aから少し浮き上がった状態で碍子35、36に支持される。碍子35、36は、接続導体33、34の支持部材で、かつ、上部押え板25に対する接続導体33、34の絶縁耐力を大きくする絶縁部材として使用される。このようにすることで上部押え板25に機械的強度の大きなみぞ形鋼が適用でき、基台21への各コンデンサユニット10の取付強度が安定する。
ユニット配線部材30の一対の絶縁電線31は、両端部に端子接続用導体部を露出させた直線状の絶縁電線である。前後方向で隣接するコンデンサユニット10の正極用電極端子13と負極用電極端子14に、対応する絶縁電線31の両端部が接続される。他の一対の絶縁電線32は、両端部に端子接続用導体部を露出させたS字状に屈曲させた絶縁電線である。3個並列の前後両端にある2個のコンデンサユニット10の正極用電極端子13と正極用接続導体33に、対応する絶縁電線32の両端部が接続される。これら一対ずつの絶縁電線31、32は、3個並列のハウジング11の上面11aから少し浮いた位置で、かつ、上部押え板25の最上端位置より低い位置に配置される。また、一対の電極端子13、14は、前後に3個並列に並ぶハウジング11の最前端のハウジング上に前端部33a、34aが位置し、最後端のハウジング上に後端部33b、34bが位置する長さに設定される。この一対の電極端子13、14の前端部33a、34aを利用してモジュール収納構体50に上下多段に収納された複数の電源モジュール40を直列接続する。
図1に示すモジュール収納構体50は、縦長直方体形状のスチールラックで、4隅にスチール製支柱52を有する。左右両側の2本ずつの支柱52に上下多段にモジュール棚51が固定される。4本の支柱52の上端に矩形の蓋板53の4隅部が固定される。上下で隣接する上下2段ずつの各モジュール棚51の間と、最上段のモジュール棚51と蓋板53の間の計5箇所の開口が、それぞれに単品の電源モジュール40が水平方向に出し入れ可能に収納される収納空間Sである。これら5箇所の収納空間Sの開口サイズ、奥行きサイズは同じである。収納空間Sの幅は電源モジュール40の左右方向の幅より少し大きく、収納空間Sの全体の高さは電源モジュール40の全体の高さより数センチ程度少し大きく設定される。収納空間Sの奥行きサイズは、単品の電源モジュール40の前後方向の全長と同程度に設定される。
1つの収納空間Sに単品の電源モジュール40が、この収納空間Sの底を形成するモジュール棚51上にスライドさせて収納される。図1のモジュール収納構体50は、図1で左側の前面に電源モジュール40の出入口が形成され、この前面出入口のみからモジュール棚51に電源モジュール40が手作業で出し入れされる。上下5段の各モジュール棚51に単品ずつ電源モジュール40を収納すると、各電源モジュール40が図示しないモジュール配線部材で直列接続される。モジュール配線部材は、絶縁電線または接続導体が適用できる。モジュール収納構体50の前面出入口のみから上下5段に電源モジュール40を収納すると、各電源モジュール40の前端部がモジュール収納構体50の一面である前面出入口に上下で並ぶ。電源モジュール40の前端部には、一対の接続導体33、34の前端部33a、34aがあり、この前端部33a、34aがモジュール収納構体50の前面出入口に上下5段に並ぶ。従って、上下5段の電源モジュール40の直列接続の作業がモジュール収納構体50の前面出入口側のみから容易に行える。
なお、図1に示すスチールラック構造のモジュール収納構体50は、製造組立の最終段階に近いときのものである。このモジュール収納構体50は、所定数の電源モジュール40を収納して直列接続すると、前後左右の4面に化粧板や扉を取り付けて品質確認などが行われる。
また、本発明の直流電源装置は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明に係る直流電源装置の実施の形態を示す組立時の斜視図である。 (A)は図1装置におけるコンデンサユニットの斜視図、(B)は等価回路図である。 図1の装置におけるコンデンサユニット支持構体の基台の斜視図である。 図1の装置におけるコンデンサユニット支持構体の組立前半段階での斜視図である。 図1の装置におけるコンデンサユニット支持構体の組立後半段階での斜視図である。 図1の装置におけるコンデンサユニット支持構体の組立配線段階での斜視図である。
符号の説明
1 直流電源装置
10 コンデンサユニット
11 ハウジング
12 直流電源回路
13 正極用電極端子
14 負極用電極端子
20 ユニット支持構体
21 基台
22m クッション材
22n クッション材
30 ユニット配線部材
31、32 絶縁電線
33、34 接続導体
35、36 碍子
40 電源モジュール
50 モジュール収納構体
51 モジュール棚
S 収納空間

Claims (2)

  1. 絶縁性ハウジングに収納した複数のコンデンサを直列接続したコンデンサユニットおよび複数の前記コンデンサユニットを並列状に支持するユニット支持構体を有し、前記複数のコンデンサユニットを直列接続した電源モジュールと、それぞれに前記電源モジュールを出し入れ可能に収納する複数のモジュール棚を上下多段に有するモジュール収納構体とを具備し、
    前記ハウジングは左右面と前後面および上下両面を有する直方体形で、当該ハウジングの上面の左右両端部に前記複数のコンデンサを直列接続して構成した直流電源回路の正極用電極端子および負極用電極端子を配設し、
    前記ユニット支持構体は、前記複数のコンデンサユニットの各ハウジングを一列に互いに密着させて並置する基台と、前記基台上に並置された前記各ハウジングに当該ハウジングの左右面と直交する前後方向および前後面と直交する左右方向からそれぞれに押し当てられて各ハウジングを前記基台上に位置決め固定する一対ずつの前後押え板および左右押え板と、各ハウジングの上面中央部に押し当てられて各ハウジングを前記基台上に固定する上部押え板を有し、
    前記基台上に前記複数のハウジングを、隣接するハウジングの前記電極端子の極性が互いに相違するように方向性を交互に反転させて並置し、隣接するハウジングの電極端子を絶縁電線で接続して隣接するコンデンサユニットを直列接続し、
    前記複数のハウジング上に前記上部押え板と共に、当該上部押え板の両側方に1枚ずつ正極引出し用接続導体および負極引出し用接続導体をそれぞれ碍子を介して固定配置し、当該正極引出し用接続導体および負極引出し用接続導体を前記複数のコンデンサユニットを直列接続して構成した直流電源回路の正極端側および負極端側に接続したことを特徴とする直流電源装置。
  2. 前後に並ぶ前記複数のコンデンサユニットにおける最前端のコンデンサユニットの上方に前記一対の接続導体の前端部を配置し、前記モジュール収納構体の前記複数のモジュール棚それぞれに収納された前記複数の電源モジュールを前記一対の接続導体の前端部で直列接続したことを特徴とする請求項に記載の直流電源装置。
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