JPH1116555A - 蓄電池用トレー及び電源用箱体 - Google Patents
蓄電池用トレー及び電源用箱体Info
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- JPH1116555A JPH1116555A JP9170410A JP17041097A JPH1116555A JP H1116555 A JPH1116555 A JP H1116555A JP 9170410 A JP9170410 A JP 9170410A JP 17041097 A JP17041097 A JP 17041097A JP H1116555 A JPH1116555 A JP H1116555A
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- Japan
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- storage battery
- tray
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- battery
- storage
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 蓄電池が電槽割れを起こしたときでもトレー
本体から電解液が溢れ出すのを防止できる蓄電池用トレ
ーを得る。 【解決手段】 底板２の周囲を包囲して周壁３を液密に
立設していて底板２上に複数の蓄電池４をその側壁を密
着させるようにして収容するトレー本体５と、このトレ
ー本体５の底板２上にて各蓄電池４の底面を蓄電池底面
支え部１６で支えて蓄電池４の電槽割れ時の漏洩電解液
を溜める液溜め部１７と、トレー本体５の底板２の下に
取り付けて底板２をその支持体から電気的に浮かす絶縁
物１８とを備えた構造になっている。
本体から電解液が溢れ出すのを防止できる蓄電池用トレ
ーを得る。 【解決手段】 底板２の周囲を包囲して周壁３を液密に
立設していて底板２上に複数の蓄電池４をその側壁を密
着させるようにして収容するトレー本体５と、このトレ
ー本体５の底板２上にて各蓄電池４の底面を蓄電池底面
支え部１６で支えて蓄電池４の電槽割れ時の漏洩電解液
を溜める液溜め部１７と、トレー本体５の底板２の下に
取り付けて底板２をその支持体から電気的に浮かす絶縁
物１８とを備えた構造になっている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓄電池を収納する
蓄電池用トレー及び該蓄電池用トレーを棚に収容する電
源用箱体に関するものである。
蓄電池用トレー及び該蓄電池用トレーを棚に収容する電
源用箱体に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の蓄電池用トレー１は、図
６に示すように底板２の周囲を包囲して周壁３が液密に
立設されていて、底板２上に複数の蓄電池４を相互にそ
の側壁を密着させるようにして収容するトレー本体５を
もつ構造であった。トレー本体５の底板２上に収容され
ている隣接する蓄電池４は、その端子４ａ，４ｂが接続
線６で直列接続等で接続されている。
６に示すように底板２の周囲を包囲して周壁３が液密に
立設されていて、底板２上に複数の蓄電池４を相互にそ
の側壁を密着させるようにして収容するトレー本体５を
もつ構造であった。トレー本体５の底板２上に収容され
ている隣接する蓄電池４は、その端子４ａ，４ｂが接続
線６で直列接続等で接続されている。
【０００３】このような蓄電池用トレー１等を収容する
電源用箱体７は、図７及び図８に示すように該蓄電池用
トレー１を収容する蓄電池箱部８と、その上に重ねて設
置されていて蓄電池箱部８の蓄電池用トレー１上の各蓄
電池４から供給される直流を交流に変換して出力するイ
ンバータ等を収容した電源用箱部９とで構成されてい
る。
電源用箱体７は、図７及び図８に示すように該蓄電池用
トレー１を収容する蓄電池箱部８と、その上に重ねて設
置されていて蓄電池箱部８の蓄電池用トレー１上の各蓄
電池４から供給される直流を交流に変換して出力するイ
ンバータ等を収容した電源用箱部９とで構成されてい
る。
【０００４】蓄電池箱部８は、底板１０及び上板１１
と、これらの間の周囲の４面のうちの１面を入出口１２
として残りの３面を包囲した側壁１３と、底板１０と上
板１１との間を複数段（本例では２段）に仕切る棚１４
と、入出口１２を開閉する蓋体１５とで構成されてい
る。
と、これらの間の周囲の４面のうちの１面を入出口１２
として残りの３面を包囲した側壁１３と、底板１０と上
板１１との間を複数段（本例では２段）に仕切る棚１４
と、入出口１２を開閉する蓋体１５とで構成されてい
る。
【０００５】このような蓄電池箱部８の内部には、複数
の蓄電池用トレー１が蓄電池４を収容した状態で棚１４
を利用して上下複数段に収められている。
の蓄電池用トレー１が蓄電池４を収容した状態で棚１４
を利用して上下複数段に収められている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如き従来の電源用箱体７では、蓄電池用トレー１内で蓄
電池４が電槽割れを起こしたときに、蓄電池用トレー１
内には複数の蓄電池４が密着状態で収容されていて隙間
が少ないので、漏れた電解液が該蓄電池用トレー１から
溢れて外にこぼれ、金属製で接地されている蓄電池箱部
８を経て漏洩電流が流れるリークを起こし、時には発
煙，発火を起こすという問題点があった。
如き従来の電源用箱体７では、蓄電池用トレー１内で蓄
電池４が電槽割れを起こしたときに、蓄電池用トレー１
内には複数の蓄電池４が密着状態で収容されていて隙間
が少ないので、漏れた電解液が該蓄電池用トレー１から
溢れて外にこぼれ、金属製で接地されている蓄電池箱部
８を経て漏洩電流が流れるリークを起こし、時には発
煙，発火を起こすという問題点があった。
【０００７】本発明の目的は、蓄電池が電槽割れを起こ
したときでもトレー本体から電解液が溢れ出すのを防止
できる蓄電池用トレーを提供することにある。
したときでもトレー本体から電解液が溢れ出すのを防止
できる蓄電池用トレーを提供することにある。
【０００８】本発明の他の目的は、蓄電池が電槽割れを
起こしたときでも箱体へのリークを防止することができ
る蓄電池用トレー及び電源用箱体を提供することにあ
る。
起こしたときでも箱体へのリークを防止することができ
る蓄電池用トレー及び電源用箱体を提供することにあ
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、底板の周囲を
包囲して周壁が液密に立設されていて、該底板上に蓄電
池を収容するようになっているトレー本体を備えた蓄電
池用トレーを改良するものである。
包囲して周壁が液密に立設されていて、該底板上に蓄電
池を収容するようになっているトレー本体を備えた蓄電
池用トレーを改良するものである。
【００１０】本発明では、トレー本体の底板上には、蓄
電池の底面を支える蓄電池底面支え部を備えていて該蓄
電池の電槽割れ時の漏洩電解液を溜める液溜め部が設け
られている。
電池の底面を支える蓄電池底面支え部を備えていて該蓄
電池の電槽割れ時の漏洩電解液を溜める液溜め部が設け
られている。
【００１１】このような蓄電池用トレーでは、トレー本
体の底板上に収容される蓄電池はその底面が蓄電池底面
支え部で支えられてトレー本体の底板から浮かされてい
て、蓄電池の底面の下とトレー本体の底板の上との間に
所要の空間からなる液溜め部が設けられているので、蓄
電池が電槽割れを起こしたときには漏れ出た電解液は液
溜め部に溜められ、トレー本体の外に溢れ出ないように
なる。
体の底板上に収容される蓄電池はその底面が蓄電池底面
支え部で支えられてトレー本体の底板から浮かされてい
て、蓄電池の底面の下とトレー本体の底板の上との間に
所要の空間からなる液溜め部が設けられているので、蓄
電池が電槽割れを起こしたときには漏れ出た電解液は液
溜め部に溜められ、トレー本体の外に溢れ出ないように
なる。
【００１２】また、このようなトレー本体の底板の下
に、該底板をその支持体から電気的に浮かす絶縁物を設
けておくことが好ましい。このようにすると、万一、電
槽割れで電解液がトレー本体から外に溢れ出ても、トレ
ー本体はその底板がその支持体から絶縁物によって電気
的に浮かされているので、箱体へのリークを防止するこ
とができる。
に、該底板をその支持体から電気的に浮かす絶縁物を設
けておくことが好ましい。このようにすると、万一、電
槽割れで電解液がトレー本体から外に溢れ出ても、トレ
ー本体はその底板がその支持体から絶縁物によって電気
的に浮かされているので、箱体へのリークを防止するこ
とができる。
【００１３】また本発明は、このような蓄電池用トレー
を収容するようになっている電源用箱体を改良するもの
である。
を収容するようになっている電源用箱体を改良するもの
である。
【００１４】本発明では、この電源用箱体内に収容する
蓄電池用トレーは、底板の周囲を包囲して周壁が液密に
立設されていて底板上に蓄電池を収容するようになって
いるトレー本体と、該トレー本体の底板上にて蓄電池の
底面を蓄電池底面支え部で支えて蓄電池の電槽割れ時の
漏洩電解液を溜める液溜め部とを備えた構造になってい
る。
蓄電池用トレーは、底板の周囲を包囲して周壁が液密に
立設されていて底板上に蓄電池を収容するようになって
いるトレー本体と、該トレー本体の底板上にて蓄電池の
底面を蓄電池底面支え部で支えて蓄電池の電槽割れ時の
漏洩電解液を溜める液溜め部とを備えた構造になってい
る。
【００１５】このような電源用箱体で用いている蓄電池
用トレーによれば、トレー本体の底板上に収容される蓄
電池はその底面が蓄電池底面支え部で支えられてトレー
本体の底板から浮かされていて、蓄電池の底面の下とト
レー本体の底板の上との間に所要の空間からなる液溜め
部が設けられているので、蓄電池が電槽割れを起こした
ときには漏れ出た電解液は液溜め部に溜められ、トレー
本体の外に溢れ出ないようになる。
用トレーによれば、トレー本体の底板上に収容される蓄
電池はその底面が蓄電池底面支え部で支えられてトレー
本体の底板から浮かされていて、蓄電池の底面の下とト
レー本体の底板の上との間に所要の空間からなる液溜め
部が設けられているので、蓄電池が電槽割れを起こした
ときには漏れ出た電解液は液溜め部に溜められ、トレー
本体の外に溢れ出ないようになる。
【００１６】また、このようなトレー本体の底板の下
に、該底板をその支持体から電気的に浮かす絶縁物を設
けておくことが好ましい。このようにすると、万一、電
槽割れで電解液がトレー本体から外に溢れ出ても、トレ
ー本体はその底板がその支持体から絶縁物によって電気
的に浮かされているので、箱体へのリークを防止するこ
とができる。
に、該底板をその支持体から電気的に浮かす絶縁物を設
けておくことが好ましい。このようにすると、万一、電
槽割れで電解液がトレー本体から外に溢れ出ても、トレ
ー本体はその底板がその支持体から絶縁物によって電気
的に浮かされているので、箱体へのリークを防止するこ
とができる。
【００１７】
【発明の実施の形態】図１乃至図３は、本発明に係る蓄
電池用トレー１における実施の形態の一例を示したもの
である。
電池用トレー１における実施の形態の一例を示したもの
である。
【００１８】この蓄電池用トレー１は、底板２の周囲を
包囲して周壁３が液密に立設されていて底板２上に複数
の蓄電池４をその側壁を密着させるようにして収容する
ようになっているトレー本体５と、該トレー本体５の底
板２上にて各蓄電池４の底面を複数の蓄電池底面支え部
１６で支えて蓄電池４の電槽割れ時の漏洩電解液を溜め
る液溜め部１７と、トレー本体５の底板２の下に取り付
けて設けられていて該底板２をその支持体から電気的に
浮かす絶縁物１８とを備えた構造になっている。電池底
面支え部１６は、本例ではＬ形の部材よりなり、このＬ
形の部材が表面２と周壁３とがなす平行な２つのコーナ
部にそれぞれ図１（Ｂ）に示すように位置決めされて四
角形の空間１６ａをそれぞれ形成するように該トレー１
内に固定されている。また、このＬ形の電池底面支え部
１６の２つの面には空気または電解液が出入りできるよ
うに複数の開口部１６ｂが設けられている。これに伴
い、各空間１６ａも液溜め部１７として作用するように
なっている。絶縁物１８として、この例では２枚の塩化
ビニル板がトレー本体５の底板２の下の幅方向の両側に
取り付けられている。このようなトレー１のトレー本体
５及び電池底面支え部１６は、耐酸性の表面処理を施し
た鉄等の金属で形成されている。
包囲して周壁３が液密に立設されていて底板２上に複数
の蓄電池４をその側壁を密着させるようにして収容する
ようになっているトレー本体５と、該トレー本体５の底
板２上にて各蓄電池４の底面を複数の蓄電池底面支え部
１６で支えて蓄電池４の電槽割れ時の漏洩電解液を溜め
る液溜め部１７と、トレー本体５の底板２の下に取り付
けて設けられていて該底板２をその支持体から電気的に
浮かす絶縁物１８とを備えた構造になっている。電池底
面支え部１６は、本例ではＬ形の部材よりなり、このＬ
形の部材が表面２と周壁３とがなす平行な２つのコーナ
部にそれぞれ図１（Ｂ）に示すように位置決めされて四
角形の空間１６ａをそれぞれ形成するように該トレー１
内に固定されている。また、このＬ形の電池底面支え部
１６の２つの面には空気または電解液が出入りできるよ
うに複数の開口部１６ｂが設けられている。これに伴
い、各空間１６ａも液溜め部１７として作用するように
なっている。絶縁物１８として、この例では２枚の塩化
ビニル板がトレー本体５の底板２の下の幅方向の両側に
取り付けられている。このようなトレー１のトレー本体
５及び電池底面支え部１６は、耐酸性の表面処理を施し
た鉄等の金属で形成されている。
【００１９】このような蓄電池用トレー１では、トレー
本体５の底板２上に収容される各蓄電池４はその底面が
蓄電池底面支え部１６で支えられてトレー本体５の底板
２から浮かされていて、各蓄電池４の底面の下とトレー
本体５の底板２の上との間に所要の空間からなる液溜め
部１７が設けられているので、蓄電池４が電槽割れを起
こしたときには漏れ出た電解液は液溜め部１７に溜めら
れ、トレー本体５の外に溢れ出ないようになる。
本体５の底板２上に収容される各蓄電池４はその底面が
蓄電池底面支え部１６で支えられてトレー本体５の底板
２から浮かされていて、各蓄電池４の底面の下とトレー
本体５の底板２の上との間に所要の空間からなる液溜め
部１７が設けられているので、蓄電池４が電槽割れを起
こしたときには漏れ出た電解液は液溜め部１７に溜めら
れ、トレー本体５の外に溢れ出ないようになる。
【００２０】また、このようなトレー本体５の底板２の
下に、該底板２をその支持体から電気的に浮かす絶縁物
１８を設けておくと、万一、電槽割れで電解液がトレー
本体５から外に溢れ出ても、トレー本体５はその底板２
がその支持体から絶縁物１８によって電気的に浮かされ
ているので、箱体７へのリークを防止することができ
る。
下に、該底板２をその支持体から電気的に浮かす絶縁物
１８を設けておくと、万一、電槽割れで電解液がトレー
本体５から外に溢れ出ても、トレー本体５はその底板２
がその支持体から絶縁物１８によって電気的に浮かされ
ているので、箱体７へのリークを防止することができ
る。
【００２１】本発明では、このような液溜め部１７をト
レー本体５の底板２上に備えた蓄電池用トレー１を、図
４及び図５に示す電源用箱体７の蓄電池箱部８内に棚１
４を利用して上下複数段に収容する。電源用箱体７は、
前述したと同様に棚１４で上下に仕切られた蓄電池箱部
８と、その上に重ねて設置されていて蓄電池箱部８の蓄
電池用トレー１上の各蓄電池４から供給される直流を交
流に変換して出力するインバータ等を収容した電源用箱
部９とで構成されている。
レー本体５の底板２上に備えた蓄電池用トレー１を、図
４及び図５に示す電源用箱体７の蓄電池箱部８内に棚１
４を利用して上下複数段に収容する。電源用箱体７は、
前述したと同様に棚１４で上下に仕切られた蓄電池箱部
８と、その上に重ねて設置されていて蓄電池箱部８の蓄
電池用トレー１上の各蓄電池４から供給される直流を交
流に変換して出力するインバータ等を収容した電源用箱
部９とで構成されている。
【００２２】蓄電池箱部８内に、図１乃至図３に示す蓄
電池用トレー１を棚１４を利用して上下複数段に収容す
ると、トレー本体５の底板２上に収容される各蓄電池４
はその底面が蓄電池底面支え部１６で支えられてトレー
本体５の底板２から浮かされていて、各蓄電池４の底面
の下とトレー本体５の底板２の上との間に所要の空間か
らなる液溜め部１７が設けられているので、蓄電池４が
電槽割れを起こしたときには漏れ出た電解液は液溜め部
１７に溜められ、トレー本体５の外に溢れ出ないように
なる。
電池用トレー１を棚１４を利用して上下複数段に収容す
ると、トレー本体５の底板２上に収容される各蓄電池４
はその底面が蓄電池底面支え部１６で支えられてトレー
本体５の底板２から浮かされていて、各蓄電池４の底面
の下とトレー本体５の底板２の上との間に所要の空間か
らなる液溜め部１７が設けられているので、蓄電池４が
電槽割れを起こしたときには漏れ出た電解液は液溜め部
１７に溜められ、トレー本体５の外に溢れ出ないように
なる。
【００２３】また、このようなトレー本体５の底板２の
下に、該底板２をその支持体から電気的に浮かす絶縁物
１８を設けておくと、万一、電槽割れで電解液がトレー
本体５から外に溢れ出ても、トレー本体５はその底板２
がその支持体である底板１０や棚１４から絶縁物１８に
よって電気的に浮かされているので、箱体７へのリーク
を防止することができる。このため、電槽割れに伴う電
解液のトレー本体５からの溢れによるリークによって、
発煙，発火を起こすのを回避することができる。
下に、該底板２をその支持体から電気的に浮かす絶縁物
１８を設けておくと、万一、電槽割れで電解液がトレー
本体５から外に溢れ出ても、トレー本体５はその底板２
がその支持体である底板１０や棚１４から絶縁物１８に
よって電気的に浮かされているので、箱体７へのリーク
を防止することができる。このため、電槽割れに伴う電
解液のトレー本体５からの溢れによるリークによって、
発煙，発火を起こすのを回避することができる。
【００２４】なお、電池底面支え部１６としては、図示
のＬ形の部材に限定されるものではなく、複数の板等を
用いてこれらを底板２から同じ高さで突設してもよい。
また、該電池底面支え部１６は、トレー本体５の底板２
の一部を曲げ加工で立ち上げて、あるいは周壁３の下部
寄りの箇所を内側に曲げ加工で突き出して形成すること
もできる。
のＬ形の部材に限定されるものではなく、複数の板等を
用いてこれらを底板２から同じ高さで突設してもよい。
また、該電池底面支え部１６は、トレー本体５の底板２
の一部を曲げ加工で立ち上げて、あるいは周壁３の下部
寄りの箇所を内側に曲げ加工で突き出して形成すること
もできる。
【００２５】
【発明の効果】本発明の蓄電池用トレーでは、トレー本
体の底板上に収容される蓄電池はその底面が蓄電池底面
支え部で支えられてトレー本体の底板から浮かされてい
て、蓄電池の底面の下とトレー本体の底板の上との間に
所要の空間からなる液溜め部が設けられているので、蓄
電池が電槽割れを起こしたときには漏れ出た電解液を液
溜め部に溜めて、トレー本体の外に溢れ出ないようにす
ることができる。
体の底板上に収容される蓄電池はその底面が蓄電池底面
支え部で支えられてトレー本体の底板から浮かされてい
て、蓄電池の底面の下とトレー本体の底板の上との間に
所要の空間からなる液溜め部が設けられているので、蓄
電池が電槽割れを起こしたときには漏れ出た電解液を液
溜め部に溜めて、トレー本体の外に溢れ出ないようにす
ることができる。
【図１】（Ａ）（Ｂ）は本発明に係る蓄電池用トレーに
おける実施の形態の一例の斜視図及び横断面図である。
おける実施の形態の一例の斜視図及び横断面図である。
【図２】図１に示す蓄電池用トレーに蓄電池を収容した
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図３】図２の横断面図である。
【図４】図２に示す蓄電池用トレーを収容した電源用箱
体で蓄電池箱部の蓋を外した状態を示す斜視図である。
体で蓄電池箱部の蓋を外した状態を示す斜視図である。
【図５】図４で電源用箱体の蓄電池箱部から１つの蓄電
池用トレーを引き出した状態を示す斜視図である。
池用トレーを引き出した状態を示す斜視図である。
【図６】従来の蓄電池用トレーに蓄電池を収容した状態
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図７】図６に示す蓄電池用トレーを収容した電源用箱
体で蓄電池箱部の蓋を外した状態を示す斜視図である。
体で蓄電池箱部の蓋を外した状態を示す斜視図である。
【図８】図７で電源用箱体の蓄電池箱部から１つの蓄電
池用トレーを引き出した状態を示す斜視図である。
池用トレーを引き出した状態を示す斜視図である。
１ 蓄電池用トレー ２ 底板 ３ 周壁 ４ 蓄電池 ４ａ，４ｂ 端子 ５ トレー本体 ６ 接続線 ７ 電源用箱体 ８ 蓄電池箱部 ９ 電源用箱部 １０ 底板 １１ 上板 １２ 入出口 １３ 側壁 １４ 棚 １５ 蓋体 １６ 蓄電池底面支え部 １６ａ 空間 １６ｂ 開口部 １７ 液溜め部 １８ 絶縁物
Claims (4)
- 【請求項１】 底板の周囲を包囲して周壁が液密に立設
されていて前記底板上に蓄電池を収容するようになって
いるトレー本体を備えた蓄電池用トレーにおいて、 前記底板上には前記蓄電池の底面を支える蓄電池底面支
え部を備えていて前記蓄電池の電槽割れ時の漏洩電解液
を溜める液溜め部が設けられていることを特徴とする蓄
電池用トレー。 - 【請求項２】 前記トレー本体の前記底板の下には、該
底板をその支持体から電気的に浮かす絶縁物が設けられ
ていることを特徴とする請求項１に記載の蓄電池用トレ
ー。 - 【請求項３】 蓄電池を収納する蓄電池用トレーを収容
するようになっている電源用箱体において、 前記蓄電池用トレーは、底板の周囲を包囲して周壁が液
密に立設されていて前記底板上に蓄電池を収容するよう
になっているトレー本体と、前記トレー本体の前記底板
上にて前記蓄電池の底面を蓄電池底面支え部で支えて前
記蓄電池の電槽割れ時の漏洩電解液を溜める液溜め部と
を備えた構造になっていることを特徴とする電源用箱
体。 - 【請求項４】 前記トレー本体の前記底板の下には、該
底板をその支持体から電気的に浮かす絶縁物が設けられ
ていることを特徴とする請求項３に記載の電源用箱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9170410A JPH1116555A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 蓄電池用トレー及び電源用箱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9170410A JPH1116555A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 蓄電池用トレー及び電源用箱体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1116555A true JPH1116555A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15904416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9170410A Abandoned JPH1116555A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 蓄電池用トレー及び電源用箱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1116555A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007080743A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Sanyo Electric Co Ltd | 電源装置 |
| JP2007294270A (ja) * | 2006-04-25 | 2007-11-08 | Sanyo Electric Co Ltd | 電源装置 |
| JP2007328926A (ja) * | 2006-06-06 | 2007-12-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電池パック |
| JP2009021376A (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-29 | Nissin Electric Co Ltd | 直流電源装置 |
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