JP4992670B2 - 画像編集装置、画像編集方法及び画像編集プログラム - Google Patents

画像編集装置、画像編集方法及び画像編集プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像編集装置、画像編集方法及び画像編集プログラムに関する。
情報処理技術及び通信技術の発展に伴い、画像データ、電子書類データといったデジタル著作物を、第三者が容易に閲覧できるようになっている。その一方で、デジタル著作物を著作権者の許可なくコピーして、再利用する不正行為も増えている。
この問題に対し、特許文献1には、著作権を侵害せずに画像の編集作業を行う編集装置が記載されている。この装置では、著作権が設定された画像のうち、使用許諾が得られている画像を編集可能になっている。異なる著作権者により提供され、使用許諾が得られている画像が配置され、各画像の一部が切り取られると、各画像の利用履歴を残した後、一旦著作権を解除し、複数の画像全体に新たな著作権を設定する。また、使用許諾のない画像を編集しようとした場合に、その画像を前記編集領域から除外する。
特開平10−79016号公報
しかし、上記装置のように画像の一部を切り取ると、元の画像とは全く異なる画像となってしまうことがある。例えば、キャラクタ画像は、画像の一部のトリミング、縦横比の変更等を行うと、元のキャラクタ画像の印象とは全く異なる印象を、該画像を見る者に与えてしまい、著作権者の意図に反する。
一方、利用者が、画像を用いる度に、編集画像に対して著作権者に使用許可を請うと、利用者及び著作権者の双方に多大な手間がかかる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、著作権者又は配布元の意図に沿うように画像を利用することができる画像編集装置、画像編集方法及び画像編集プログラムを提供することにある。
本発明は、著作権が設定された画像データを記憶する画像データ記憶手段を用いて、利用者が該画像データを用いて作成した編集データを出力手段に出力する画像編集装置において、前記画像データと、該画像の表示状態を規定した編集規定とを取得する画像取得手段と、前記利用者により選択された前記画像データを、該利用者が選択した位置に配置する配置手段と、画像編集時に、複数の前記各画像データに基づく画像を予め設定された編集単位領域に配置した場合、第1の画像の第1の大きさと、第2の画像の第1の大きさとは異なる第2の大きさとを比較して該編集規定に合致しているか否かを判断する照合手段と、前記画像の大きさが前記編集規定に合致していない際にその編集操作又は前記編集データの出力を制限し、前記画像の大きさが前記編集規定に合致している際にその編集操作又は前記編集データの出力を許可する許諾手段とを備える。
この構成によれば、著作権が設定された画像を用いて編集を行う際に、該画像の編集規定に基づいて、編集又は出力の可否を判断するので、利用者は、著作権者に逐次編集の許可を求める必要がない。また、著作権者は、画像に対して編集規定を設けることができるので、意図に反する画像利用を抑制することができる。また、この構成によれば、第1の画像と第2の画像の大きさを比較して、第1の画像に対して第2の画像を適切な大きさに表示できるので、著作物を著作権者の意図に沿って表示することができる。
本発明は、著作権が設定された画像データを記憶する画像データ記憶手段を用いて、利用者が該画像データを用いて作成した編集データを出力手段に出力する画像編集装置にお
いて、前記画像データと、該画像の表示状態を規定した編集規定とを取得する画像取得手段と、前記利用者により選択された前記画像データを、該利用者が選択した位置に配置する配置手段と、前記画像データに対し予め設定された奥行き座標を取得する座標取得手段と、複数の前記各画像データが、予め設定された同じ編集単位領域に配置されている場合に、前記各画像データの奥行き方向における順序が、前記編集規定に規定された前記各画像データの前記奥行き座標に従った順序に合致するか否かを判断する照合手段と、前記各画像データの奥行き方向における順序が、前記奥行き座標に従った順序に合致しない場合に、その編集操作又は前記編集データの出力を制限し、前記各画像データの奥行き方向における順序が前記奥行き座標に基づく順序に合致する場合に、その編集操作又は前記編集データの出力を許可する許諾手段とを備える。
この構成によれば、著作権が設定された画像を用いて編集を行う際に、該画像の編集規定に基づいて、編集又は出力の可否を判断するので、利用者は、著作権者に逐次編集の許可を求める必要がない。また、著作権者は、画像に対して編集規定を設けることができるので、意図に反する画像利用を抑制することができる。また、各画像データの奥行き方向における順序が、予め設定された奥行き座標に基づく順序にそれぞれ合致するか否かを判断し、順序が奥行き座標に合致する場合に編集操作又は出力を許可し、合致しない場合に編集操作又は出力を制限する。このため、著作権者等により画像の奥行き方向の順序が規定されるので、著作権者の意図に反する編集を防ぐことができる。また、利用者は、著作権者に逐次編集の許可を求める必要がない。
本発明は、著作権が設定された画像データを記憶する画像データ記憶手段を用いて、利用者が該画像データを用いて作成した編集データを出力手段に出力する画像編集装置において、前記画像データと、該画像の表示状態を規定した編集規定とを取得する画像取得手段と、前記利用者により選択された前記画像データを、該利用者が選択した位置に配置する配置手段と、複数の前記各画像データが、予め設定された編集単位領域に配置されている場合に、前記編集規定に基づき前記各画像データの著作権者名又は画像の配布元を取得する照合手段と、前記各画像データの前記著作権者名又は画像の配布元が互いに異なる際にその編集操作又は前記編集データの出力を制限し、前記著作権者名又は画像の配布元が同一である際にその編集操作又は前記編集データの出力を許可する許諾手段とを備える。
この構成によれば、著作権が設定された画像を用いて編集を行う際に、該画像の編集規定に基づいて、編集又は出力の可否を判断するので、利用者は、著作権者に逐次編集の許可を求める必要がない。また、著作権者は、画像に対して編集規定を設けることができるので、意図に反する画像利用を抑制することができる。また、この構成によれば、例えば
異なる著作権が設定された画像を同じ単位領域に表示しないようにすることができる。このため、著作物を著作権者の意図に沿って表示することができる。
この画像編集装置において、前記画像データの利用を制限する利用制限表示を表示するか否かを著作権者又は配布元に応じて規定した前記編集規定に基づき、前記利用制限表示を表示するか否かを示す制限表示属性を取得する表示属性取得手段と、前記利用制限表示を表示すると判断した場合に、前記利用制限表示を予め設定された位置に表示する表示制御手段とをさらに備えた。
この構成によれば、著作権者等の意図に応じて、利用制限表示を、画像が配置された編
集単位領域内に表示することができるので、許可されない画像利用を制限することができる。
本発明は、著作権が設定された画像データを記憶する画像データ記憶手段及び制御手段を用いて、利用者が該画像データを用いて作成した編集データを出力手段に出力する画像編集方法において、前記制御手段が、前記画像データと、該画像の表示状態を規定した編集規定とを取得するステップと、前記利用者により選択された前記画像データを、該利用者が選択した位置に配置するステップと、画像編集時に、複数の前記各画像データに基づく画像を予め設定された編集単位領域に配置した場合、第1の画像の第1の大きさと、第2の画像の第1の大きさとは異なる第2の大きさとを比較して該編集規定に合致しているか否かを判断するステップと、前記画像の大きさが前記編集規定に合致していない際にその編集操作又は前記編集データの出力を制限し、前記画像の大きさが前記編集規定に合致している際にその編集操作又は前記編集データの出力を許可するステップとを有する。
この方法によれば、著作権が設定された画像を用いて編集を行う際に、該画像の編集規定に基づいて、編集又は出力の可否を判断するので、利用者は、著作権者に逐次編集の許可を求める必要がない。また、著作権者は、画像に対して編集規定を設けることができるので、意図に反する画像利用を抑制することができる。また、この方法によれば、第1の画像と第2の画像の大きさを比較して、第1の画像に対して第2の画像を適切な大きさに表示できるので、著作物を著作権者の意図に沿って表示することができる。
本発明は、 著作権が設定された画像データを記憶する画像データ記憶手段及び制御手段を用いて、利用者が該画像データを用いて作成した編集データを出力手段に出力する画像編集方法において、前記制御手段が、前記画像データと、該画像の表示状態を規定した編集規定とを取得するステップと、前記利用者により選択された前記画像データを、該利用者が選択した位置に配置するステップと、前記画像データに対し予め設定された奥行き座標を取得するステップと、複数の前記各画像データが、予め設定された同じ編集単位領域に配置されている場合に、前記各画像データの奥行き方向における順序が、前記編集規定に規定された前記各画像データの前記奥行き座標に従った順序に合致するか否かを判断するステップと、前記各画像データの奥行き方向における順序が、前記奥行き座標に従った順序に合致しない場合に、その編集操作又は前記編集データの出力を制限し、前記各画像データの奥行き方向における順序が前記奥行き座標に基づく順序に合致する場合に、その編集操作又は前記編集データの出力を許可するステップとを有する。
この方法によれば、著作権が設定された画像を用いて編集を行う際に、該画像の編集規定に基づいて、編集又は出力の可否を判断するので、利用者は、著作権者に逐次編集の許可を求める必要がない。また、著作権者は、画像に対して編集規定を設けることができるので、意図に反する画像利用を抑制することができる。また、各画像データの奥行き方向における順序が、予め設定された奥行き座標に基づく順序にそれぞれ合致するか否かを判断し、順序が奥行き座標に合致する場合に編集操作又は出力を許可し、合致しない場合に編集操作又は出力を制限する。このため、著作権者等により画像の奥行き方向の順序が規定されるので、著作権者の意図に反する編集を防ぐことができる。また、利用者は、著作権者に逐次編集の許可を求める必要がない。
本発明は、著作権が設定された画像データを記憶する画像データ記憶手段及び制御手段を用いて、利用者が該画像データを用いて作成した編集データを出力手段に出力する画像編集方法において、前記制御手段が、前記画像データと、該画像の表示状態を規定した編集規定とを取得するステップと、前記利用者により選択された前記画像データを、該利用者が選択した位置に配置するステップと、複数の前記各画像データが、予め設定された編集単位領域に配置されている場合に、前記編集規定に基づき前記各画像データの著作権者名又は画像の配布元を取得するステップと、前記各画像データの前記著作権者名又は画像の配布元が互いに異なる際にその編集操作又は前記編集データの出力を制限し、前記著作権者名又は画像の配布元が同一である際にその編集操作又は前記編集データの出力を許可するステップとを有する。
この方法によれば、著作権が設定された画像を用いて編集を行う際に、該画像の編集規定に基づいて、編集又は出力の可否を判断するので、利用者は、著作権者に逐次編集の許可を求める必要がない。また、著作権者は、画像に対して編集規定を設けることができるので、意図に反する画像利用を抑制することができる。また、この方法によれば、例えば異なる著作権が設定された画像を同じ単位領域に表示しないようにすることができる。このため、著作物を著作権者の意図に沿って表示することができる。
本発明は、著作権が設定された画像データを記憶する画像データ記憶手段及び制御手段を用いて、利用者が該画像データを用いて作成した編集データを出力手段に出力する画像編集プログラムにおいて、前記制御手段を、前記画像データと、該画像の表示状態を規定した編集規定とを取得する画像取得手段と、前記利用者により選択された前記画像データを、該利用者が選択した位置に配置する配置手段と、画像編集時に、複数の前記各画像データに基づく画像を予め設定された編集単位領域に配置した場合、第1の画像の第1の大きさと、第2の画像の第1の大きさとは異なる第2の大きさとを比較して該編集規定に合致しているか否かを判断する照合手段と、前記画像の大きさが前記編集規定に合致していない際にその編集操作又は前記編集データの出力を制限し、前記画像の大きさが前記編集規定に合致している際にその編集操作又は前記編集データの出力を許可する許諾手段として機能させる。
この構成によれば、プログラムに従って著作権が設定された画像を用いて編集を行う際に、該画像の編集規定に基づいて、編集又は出力の可否を判断するので、利用者は、著作権者に逐次編集の許可を求める必要がない。また、著作権者は、画像に対して編集規定を設けることができるので、意図に反する画像利用を抑制することができる。また、この構成によれば、第1の画像と第2の画像の大きさを比較して、第1の画像に対して第2の画像を適切な大きさに表示できるので、著作物を著作権者の意図に沿って表示することができる。
本発明は、著作権が設定された画像データを記憶する画像データ記憶手段及び制御手段を用いて、利用者が該画像データを用いて作成した編集データを出力手段に出力する画像編集プログラムにおいて、前記制御手段を、前記画像データと、該画像の表示状態を規定した編集規定とを取得する画像取得手段と、前記利用者により選択された前記画像データを、該利用者が選択した位置に配置する配置手段と、前記画像データに対し予め設定された奥行き座標を取得する座標取得手段と、複数の前記各画像データが、予め設定された同じ編集単位領域に配置されている場合に、前記各画像データの奥行き方向における順序が、前記編集規定に規定された前記各画像データの前記奥行き座標に従った順序に合致するか否かを判断する照合手段と、前記各画像データの奥行き方向における順序が、前記奥行き座標に従った順序に合致しない場合に、その編集操作又は前記編集データの出力を制限し、前記各画像データの奥行き方向における順序が前記奥行き座標に基づく順序に合致する場合に、その編集操作又は前記編集データの出力を許可する許諾手段として機能させる。
この構成によれば、プログラムに従って著作権が設定された画像を用いて編集を行う際に、該画像の編集規定に基づいて、編集又は出力の可否を判断するので、利用者は、著作権者に逐次編集の許可を求める必要がない。また、著作権者は、画像に対して編集規定を設けることができるので、意図に反する画像利用を抑制することができる。また、各画像データの奥行き方向における順序が、予め設定された奥行き座標に基づく順序にそれぞれ合致するか否かを判断し、順序が奥行き座標に合致する場合に編集操作又は出力を許可し、合致しない場合に編集操作又は出力を制限する。このため、著作権者等により画像の奥行き方向の順序が規定されるので、著作権者の意図に反する編集を防ぐことができる。また、利用者は、著作権者に逐次編集の許可を求める必要がない。
本発明は、著作権が設定された画像データを記憶する画像データ記憶手段及び制御手段を用いて、利用者が該画像データを用いて作成した編集データを出力手段に出力する画像編集プログラムにおいて、前記制御手段を、前記画像データと、該画像の表示状態を規定した編集規定とを取得する画像取得手段と、前記利用者により選択された前記画像データを、該利用者が選択した位置に配置する配置手段と、複数の前記各画像データが、予め設定された編集単位領域に配置されている場合に、前記編集規定に基づき前記各画像データの著作権者名又は画像の配布元を取得する照合手段と、前記各画像データの前記著作権者名又は画像の配布元が互いに異なる際にその編集操作又は前記編集データの出力を制限し、前記著作権者名又は画像の配布元が同一である際にその編集操作又は前記編集データの出力を許可する許諾手段として機能させる。
この構成によれば、プログラムに従って著作権が設定された画像を用いて編集を行う際に、該画像の編集規定に基づいて、編集又は出力の可否を判断するので、利用者は、著作権者に逐次編集の許可を求める必要がない。また、著作権者は、画像に対して編集規定を設けることができるので、意図に反する画像利用を抑制することができる。また、この構成によれば、例えば異なる著作権が設定された画像を同じ単位領域に表示しないようにすることができる。このため、著作物を著作権者の意図に沿って表示することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図16に従って説明する。図1は、画像編集システム1の概略図である。画像編集システム1は、管理サーバ2と、画像編集装置としてのユーザ端末5とを有している。
管理サーバ2は、著作権が設定された画像を蓄積するとともに、ユーザの要求に応じて、ユーザに提供する装置である。著作権が設定された画像は、各著作権者又は配布元である業者から提供される。
ユーザ端末5は、画像編集アプリケーションを格納しており、画像を利用するユーザは、該アプリケーションを用いて、ポスター、宣伝用の動画、年賀状等の挨拶状、案内状等を作成する。また、ユーザ端末5は、インターネット等のネットワークNを介して管理サーバ2に接続されている。また、出力手段としてのプリンタ6が接続されたユーザ端末5では、ユーザが、上記画像編集アプリケーションを用いて適切に編集したファイルを、プリンタ6によって印刷することができる。また、ユーザは、画像編集アプリケーションを用いて編集した動画ファイルを、出力手段としてのディスプレイ7に入力し、動画として表示することができる。
まず、管理サーバ2の構成について図2に従って説明する。管理サーバ2は、CPU10、RAM11、ROM12、通信I/F13、ユーザデータ記憶部14、出力用データ記憶部15、編集用データ記憶部16を有している。CPU10は、RAM11を作業領域としてROM12に格納された画像管理プログラムに従って、各種制御を司る。
ユーザデータ記憶部14には、ユーザデータ14Aが記憶されている。ユーザデータ14Aは、登録ユーザに関するデータであって、ユーザがユーザ端末5を用いて管理サーバ2にログインする際に用いられる。
画像データ記憶手段としての出力用データ記憶部15には、画像データ、出力用画像データとしての登録画像データ17が記憶されている。登録画像データ17は、著作権が設定された画像のデータであって、JPEG、GIF、PNG等の形式のファイルである。また登録画像データ17には、同一シリーズに含まれるキャラクター群のうち、単数又は複数のキャラクター、又はロゴ等のコピー画像が描画されている。例えば、同一テレビ番組又は映画に登場するキャラクター、或いは玩具、パチンコ台、ゲームソフト等に用いられる同一シリーズのキャラクター商品に用いられるキャラクターである。コピー画像は、上記シリーズのタイトル等の画像である。
また、登録画像データ17には、編集可能領域と、編集不可領域とが設けられている。
編集可能領域は、他の画像を重ねたり、トリミングによって非表示とすることが、著作権者又は配布元から許可された領域である。編集不可領域は、他の画像の重畳、トリミングが著作権者又は配布元から許可されていない領域である。
図3は、これらの領域を説明する概念図である。例えば、著作権者又は配布元が、人物のキャラクタ画像100のうち、非表示となるとキャラクターの特徴等が損なわれる領域を判断し、その領域を編集不可領域Z1とする。例えば、顔を含む頭部に特徴があると判断すると、頭部周辺に編集不可領域Z1を設定する。そして、それ以外の領域を編集可能領域Z2とする。ユーザは、編集可能領域Z2に対しては、他の画像を重ねたりすることができるが、編集不可領域Z1に対し画像のレイヤを試みると、編集が続行できなくなる。尚、図3では編集不可領域Z1及び編集可能領域Z2をキャラクタ画像100の外形に沿って設定したが、頭部を含む矩形状の編集不可領域Z1と、それ以外の部位を含む編集可能領域を設定してもよい。
また、図2に示すように、画像データ記憶手段としての編集用データ記憶部16には、編集規定としての画像属性データ18及び画像データとしての編集画像データ19が複数記憶されている。
画像属性データ18は、各登録画像データ17及び編集画像データ19の属性を示すメタデータである。図4に示すように、画像属性データ18は、画像種類18A、キャラクタ名18B、キャラクタ属性18C、相対サイズ18D、シリーズ名18E、著作権属性としての著作権者18F、著作権属性としての配布元18G、最低解像度18H、編集不可領域18I、特殊ルール18Jを有している。
画像種類18Aは、その画像が、キャラクターのみの画像であるか、或いは既に背景等と組み合わせたレイアウト済みの画像であるかを示す。キャラクタ名18Bは、その画像に表示されるキャラクターの名称である。キャラクタ属性18Cは、同一シリーズで主人公となるメインキャラクターに対する属性であって、「友人」、「家族」、「敵」等を示すデータが格納される。相対サイズ18Dは、上記メインキャラクター等、基準となるキャラクターに対する大きさを示す。例えば、画像が表示するキャラクターとメインキャラクターとの長さの比等が記憶されている。シリーズ名18Eは、そのキャラクターが属するシリーズの名称である。著作権者18Fは、その画像に対して設定された著作権者又は業者の名前であり、配布元18Gは、その画像を配布した業者等の名前である。最低解像度18Hは、プリンタ6や、動画を表示するディスプレイ7に対して要求する最低限の解像度である。編集不可領域18Iは、上記編集不可領域Z1の座標を示しており、編集可能領域Z2の座標を有していてもよい。特殊ルール18Jは、該登録画像データ17を用いてファイルを生成する際の規定をコード化したものである。例えば、キャラクタ画像100を用いる際に、その周囲にシリーズ名を示すコピー画像を用いる等の規定である。これらの各属性は、予め著作権者又は配布元によって決定される。
編集画像データ19は、編集作業に用いられる画像データである。この編集画像データ19は、登録画像データ17を縮小表示したサムネール画像か、或いは解像度を小さくした画像データである。このため、例えば編集画像データ19を強制的に印刷しても、画像が印刷物に鮮明に表示されず、印刷物として使用に耐えない状態となる。また、編集画像データ19は登録画像データ17に基づく画像データであるため、編集画像データ19にも編集不可領域Z1及び編集可能領域Z2が設定されている。
次に、ユーザ端末5の構成について図5に従って説明する。管理サーバ2は、CPU20、RAM21、ROM22、通信I/F23、プリンタI/F24、アプリケーション記憶部25を有している。アプリケーション記憶部25は、ハードディスク等の記憶媒体
であって、画像編集プログラムと、編集に用いられるテンプレート25a等を記憶している。尚、CPU20、RAM21、ROM22、通信I/F23は画像取得手段、配置手段、照合手段、許諾手段、重複判断手段、不可領域判定手段、表示状態判断手段、出力制御手段、制御手段、座標取得手段、表示属性取得手段、表示制御手段を構成する。
CPU20は、上記画像編集プログラムに従って、ユーザの編集作業を許可するか否かを、管理サーバ2から取得した画像属性データ18に基づき判断する。許可しないと判断すると、編集作業を中止し、ユーザに対する警告を行う。許可した場合には、編集の継続を許可する。又は、CPU20は、画像編集プログラムに従って、条件に合致するように画像の調整を行う。
次に、本実施形態の画像編集の処理手順について説明する。まず、ユーザはユーザ端末5を用いて、画像編集アプリケーションを起動する。さらに、ログイン画面にて、ユーザID及びパスワード等を入力し、管理サーバ2にログインする。
また、ユーザ端末5のCPU20は、図6に示すような編集画面51をディスプレイDに表示する。編集画面51には、新規ファイルを作成するための作成ボタン51A、ユーザ端末5に記憶したファイルを開く展開ボタン51B、保存ボタン51C、印刷ボタン51D、プレビューボタン51E、画像取込ボタン51F、背景ボタン51G、アップロードボタン51Hが表示されている。また、編集画面51のファイル表示部51Jには、編集データとしての編集ファイルFの画像が表示されている。
ユーザが、マウス及びキーボード等から構成される入力デバイスI(図1参照)を用いて、作成ボタン51Aを選択すると、CPU20は、アプリケーション記憶部25からテンプレート25aを読み出し、テンプレート一覧を表示する。ユーザはこの一覧から所望の一覧を選択する。テンプレートは、キャラクターを挿入するための領域を区画する、編集単位領域としてのカラムF1を並べたファイルである。本実施形態では、カラムF1には、同じシリーズのキャラクタ画像のみ挿入することができる。ユーザがシリーズが異なる各キャラクターを、同じカラムF1に挿入しようとすると、CPU20は、「許可されていない操作です」等の表示をファイル表示部51Jに表示する。或いは、後から同じカラムF1に配置された異なるシリーズのキャラクター画像を、カラムF1外に移動するか消去する。また、カラムF1には、属性が設定され、キャラクタ画像が挿入可能なキャラクタカラムと、ユーザが入力した文字又はユーザが作成した画像等を挿入可能なフリーカラムとがある。CPU20は、フリーカラムに対しキャラクタ画像の挿入が試みられると、「許可されていない操作です」等の表示をファイル表示部51Jに表示する。或いは、後からキャラクター画像を、カラムF1外に移動するか消去する。また、編集画面51のカラム追加部51Kを操作すると、カラムF1を追加することができる。
次に、図7に示すように、ユーザ端末5のCPU20は、画像一覧を管理サーバ2に要求する(ステップS1−1)。このときのユーザの操作は、画像取込ボタン51Fの選択等である。
管理サーバ2は、一覧の要求を受信すると、編集画像データ19を読み出して、ユーザが利用可能な画像の一覧を生成する。さらに、生成した画像の一覧を、各画像の画像属性データ18とともにユーザ端末5に送信する(ステップS1−2)。ユーザ端末5は、管理サーバ2から画像一覧及び画像属性データ18を受信すると、図8に示すような一覧画面52をディスプレイDに表示する。また、画像属性データ18をアプリケーション記憶部25の空き領域等に記憶する。
一覧画面52には、画像表示部52Aと、シリーズ選択部52Bとが表示されている。
画像表示部52Aには、編集画像データ19に基づく簡略画像52Cが表示されている。簡略画像52Cは、サムネイル画像又は低い解像度の画像であって、キャラクタ画像、又はロゴ等のコピーの画像、又はキャラクターに属する画像を描画している。また、シリーズ選択部52Bには、各シリーズを選択するフォルダ等が表示されている。該フォルダ等をユーザが選択すると、CPU20は、そのシリーズに応じた簡略画像52Cを画像表示部52Aに表示する。
一覧画面52が表示されると、ユーザは、簡略画像52Cのうち一つを選択するとともに、画像を挿入するカラムF1を選択する。このとき例えば、ユーザはマウス等を用いて、簡略画像52Cを選択し、ファイル表示部51J内のカラムF1に、簡略画像52Cをドラッグアンドドロップ操作する。
簡略画面52が選択されると、CPU20は、該簡略画像52Cに関連付けられた画像属性データ18をアプリケーション記憶部25から読み出す。また、画像種類18Aに基づいて、簡略画像52CがカラムF1に挿入可能なデータであるか否かを判断する。例えば、画像種類18Aが「キャラクタ画像」、「コピー(文字)画像」等であり、且つカラムF1がキャラクタカラムであるか否かを判断する。これらの条件に合致した場合には、図8中左側のファイル表示部51Jに示すように、画像挿入を許可する。これらの条件に合致しない場合には、ファイル表示部51Jに警告表示部(図示略)を表示し、挿入を中止しない限り、編集不可能にする。或いは、CPU20は、自動的に挿入した画像をカラムF1外に移動するか削除する。
また、キャラクタ画像100又はコピー画像がカラムF1に挿入されると、CPU20は、そのキャラクタ画像100又はコピー画像が配置された領域の座標を取得する。図9に示すように、CPU20は、編集ファイルFの座標を示す座標系(X,Y)内において、キャラクタ画像100又はコピー画像が配置された領域の座標を取得する。このとき、キャラクタ画像100又はコピー画像に設定された基準点の座標を取得するようにしてもよい。
また、CPU20は、画像がカラムF1に挿入された場合、CPU20は、各種条件を満たしているか否かを判断する。
詳述すると、CPU20は、カラムF1に挿入されたキャラクタ画像100の縦方向であるY方向の長さと横方向であるX方向の長さとの比を取得する。そして、図10に示すように、カラムF1内で、キャラクタ画像100の縦横比が変更された場合には、CPU20は、編集作業を中止し、警告表示を表示する。このとき例えば、「縦横比の変更は許可されていません」等の案内表示を編集画面51に表示してもよい。或いは、縦横比が変更されても、CPU20が自動的に適正な縦横比に戻すようにしてもよい。
また、CPU20は、キャラクタ画像100又はコピー画像が挿入されたカラムF1内に他のキャラクタ画像100又はコピー画像が挿入された場合に、それらの画像が同一シリーズであるか否かを、各画像属性データ18に基づき判断する。
図11に示すように、キャラクタ画像100A,100Bが同一カラムF1に挿入されている場合、各キャラクタ画像100A,100Bに対応する画像属性データ18のシリーズ名18Eに基づき、各キャラクタ画像100A,100Bが同一シリーズであるか否かを判断する。各画像のシリーズが異なると判断すると、CPU20は、編集作業を中止し、警告表示を表示する。このとき例えば、「異なるシリーズのキャラクタは挿入不可能です」等の案内表示を編集画面51に表示してもよい。或いは、CPU20は、編集作業を中止せず、各キャラクタ画像100A,100Bのいずれか一方又は両方を削除するようにしてもよい。
同じく複数の画像がカラムF1に挿入された場合、CPU20は、キャラクタ画像100又はコピー画像が、最前面に表示されているか他の画像の背後に表示されているかを示すレイヤ属性を取得する。そして、取得した座標に基づき、編集の許可を行うか否かを判断する。
例えば、ユーザが、キャラクタ画像100が挿入されたカラムF1に、コピー画像を挿入する操作を行った場合、CPU20は、キャラクタ画像100の座標に基づき、キャラクタ画像100とコピー画像とが重なっているかを判断する。重なっている場合には、適切な部分に重なっているか否かを判断する。コピー画像は、その画像全体が編集不可領域Z1であって他の画像によって遮られることを禁止しているため、コピー画像が他の画像の背後に配置されているか否かを判断する。また、最前面に配置されたコピー画像101が、キャラクタ画像100の編集不可領域Z1に重なっているか否かを判断する。
図12(a)に示すように、コピー画像101が、最前面に表示され、キャラクタ画像100の編集不可領域Z1以外である下部に重畳されている場合、CPU20は、コピー画像101がキャラクタ画像100に適切に重ねられていると判断する。
一方、図12(b)に示すように、コピー画像101が最前面に表示されているものの、キャラクタ画像100の編集不可領域Z1に重畳されている場合、CPU20は、適切に重畳されていないと判断して編集作業を中止し、警告表示をファイル表示部51Jに表示する。或いは、編集作業を中止せず、CPU20が自動的に編集不可領域Z1以外の位置に移動させるようにしてもよい。
また、CPU20が、各画像のレイヤ属性を判断することにより、図12(c)に示すように、コピー画像101がキャラクタ画像100に隠されていると判断すると、編集作業を中止し、警告表示を表示する。このとき例えば、「選択された領域へのレイヤは許可されていません」等の案内表示を編集画面51に表示してもよい。或いは、CPU20がコピー画像101を自動的に最前面に移動するようにしてもよい。
また、キャラクタ画像100のトリミングが行われた場合、CPU20は、トリミング画像102の座標に基づき、適切なトリミングが行われているか否かを判断する。
図13(a)に示すように、切り取り範囲としてのトリミング画像102が、編集不可領域Z1を全て含んでいる場合、CPU20は、適切なトリミングであると判断する。
図13(b)に示すように、トリミング画像102の編集不可領域Z1が一部でも欠けている場合には、CPU20は、編集作業を中止し、警告表示を表示する。このとき例えば、「選択された領域のトリミングは許可されていません」等の案内表示を編集画面51に表示してもよい。或いは、編集作業を中止せず、トリミング操作を行っても、単にトリミングが実行されないようにしてもよい。
また、複数の画像が一つのカラムF1に挿入された場合、CPU20は、各画像が適切な大きさで表示されているか否かを判断する。具体的には、CPU20は、キャラクタ画像100又はコピー画像101の相対サイズ18D又は特殊ルール18Jに基づき、キャラクタ画像100又はコピー画像101が、基準となる画像に対して適切な大きさであるか否かを判断する。基準となる画像は、キャラクタ名18B、キャラクタ属性18C等に基づき判断する。或いは、相対サイズ18Dを特殊な値にすることで、その画像が基準となる画像であることを示すようにしてもよい。
例えば図14(a)に示すように、コピー画像101がキャラクタ画像100に対して
過小であると判断した場合には、CPU20は、編集作業を中止し、警告表示を表示する。或いは、編集作業を中止せず、CPU20が自動的にコピー画像101を適正な大きさに調整するようにしてもよい。
また、図14(b)に示すように、一つのカラムF1に複数のキャラクタ画像100A,100Bが挿入されている場合、CPU20は、各キャラクタ画像100A,100Bの表示サイズを取得し、各表示サイズの相対比を求める。このとき、例えばキャラクタ画像100AのY方向の長さと、キャラクタ画像100BのY方向の長さとの比を算出する。また、キャラクタ画像100Aが、大きさの基準となるキャラクタである場合、CPU20は、キャラクタ画像100Bの相対サイズ18Dを取得し、上記長さの比が、相対サイズ18Dと合致するか否かを判断する。尚、相対サイズ18Dは、固定値でもよいし、大きさの相対比の範囲を示す値でもよい。
図14(b)に示すように、長さの比が、相対サイズ18Dと合致する場合には、CPU20は各キャラクタ画像100A,100Bが適切な大きさで表示されていると判断する。
一方、図14(c)に示すように、長さの比が、相対サイズ18Dと合致しない場合には、CPU20は、編集作業を中止し、警告表示を表示する。このとき例えば、「キャラクタAに対して画像サイズが過大です」、「キャラクタBの画像を拡大してください」等の案内表示を編集画面51に表示してもよい。或いは、編集作業を中止せず、CPU20が、各キャラクタ画像100A,100Bのいずれか一方の大きさを、相対サイズ18Dと合致するように調整するようにしてもよい。例えば、先に挿入された画像の大きさに合わせて、後で挿入された画像を自動的に調整するようにしてもよい。また、カラムに既に複数のキャラクタ画像が挿入された状態で、一つのキャラクタ画像100の大きさを変更した場合は、大きさが変更された画像に対する相対比に合わせて、その他のキャラクタ画像100の大きさを連動させて変更するようにしてもよい。
このようにユーザ端末5は、ユーザが行う編集が、著作権者又は配布元の意図に沿った編集であるか否かを画像属性データ18等に基づいて逐次判断し、意図に沿わない編集である場合には、編集作業を中止或いは自動的に適切な編集状態にして、印刷物等の出力を阻止する。このため、ユーザにとっては、作成した印刷物等が適切であるか否かを、著作権者又は配布元に問い合わせる手間が無くなる。また、著作権者又は配布元は、他のキャラクターとの組み合わせや、キャラクター設定に合わない編集等、意図に沿わない画像の再利用を抑止することができる。
さらにユーザは、図15に示すように、各カラムF1にキャラクタ画像100や、コピー画像101を挿入し、ユーザが自由にコピー(文字)103を挿入する。また、ユーザの要求に応じて、キャラクタ画像100及びコピー画像101の背後に、管理サーバ2から提供された背景画像、又はアプリケーション記憶部25に格納された背景画像を配置することができる。尚、コピー103は、キャラクタ画像100の編集不可領域Z1以外であれば、複数のカラムF1に亘って表示することが可能である。また、上記した各条件を満たすように表示すれば、ユーザが準備した写真データ、画像データを各カラムF1内に挿入可能である。
編集作業が終了すると、ユーザは、編集画面51のアップロードボタン51Hを選択操作する。これにより、図7に示すように、CPU20は、編集が終わった編集ファイルFを、管理サーバ2に送信する(ステップS1−3)。このとき、カラムF1に挿入したキャラクタ画像100、コピー画像101等の画像識別子のみを送信するようにしてもよい。
管理サーバ2は、編集ファイルFを受信すると、その編集ファイルFに関連付けられた登録画像データ17を出力用データ記憶部15から読み出し、出力用の画像データとしてユーザ端末5に送信する(ステップS1−4)。これにより、ユーザ端末5での出力処理が許可される。
ユーザ端末5は、登録画像データ17を管理サーバ2から受信すると、出力処理を行う(ステップS1−5)。即ち、登録画像データ17を出力用ファイルの各領域に読み込んで、ユーザが入力したコピー103を所定の場所に読み込む。また、印刷する場合には、生成したファイルを出力データとしての印刷データに変換してプリンタI/F24を介してプリンタ6に送信する。ディスプレイ7に動画として表示する場合には、出力データをディスプレイ7に出力するか、ディスプレイ7に入力するための外部記憶媒体に記憶させる。
例えば、印刷物を作製した場合には、図16に示すような印刷物110がプリンタ6から出力される。印刷物110には、各キャラクタ画像100、コピー画像101及びコピー103等が、著作権者又は配布元の意思に沿うようにレイアウトされて印刷されている。
第1実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)第1実施形態では、ユーザ端末5は、著作権が設定された画像を編集する際に、編集画像データ19と、該画像の表示状態を規定した画像属性データ18とを取得するようにした。また、ユーザにより選択された編集画像データ19を、ユーザが選択したカラムF1に配置し、配置された画像100〜102の表示状態が、画像属性データ18に合致するか否かを判断するようにした。さらに、画像100〜102の表示状態が画像属性データ18に合致しない際に、その編集操作を制限し、表示状態が画像属性データ18に合致する際に、編集操作を許可するようにした。このため、ユーザは、画像編集アプリケーションが制限する範囲内で、著作権侵害であるか否かを逐次判断したり、著作権者に編集の許可を求めたりすることなく、登録画像データ17を利用することができる。また、著作権者又は配布元は、提供した登録画像データ17に対して自らが設定した編集規定を設けることができるので、自身の意図に反する画像利用を抑制することができる。
(2)第1実施形態では、複数の画像100〜102が互いに重複して配置されている場合に、被覆された画像100〜102の編集不可領域Z1を取得し、編集不可領域Z1が、他方の画像100〜102により遮られているか否かを判断するようにした。また、画像100〜102の編集不可領域Z1が、その画像100〜102の前面に配置された画像100〜102により遮られている際にその編集操作を制限し、編集不可領域Z1が遮られていない際に編集操作を許可する。このため、例えばキャラクタ画像100の特徴部が遮られたり、コピー画像101のロゴ部分が遮られたりする等といった事態を抑制し、元の著作物から大幅に乖離した編集を制限することができる。
(3)第1実施形態では、ユーザ端末5は、複数のキャラクタ画像100が、予め設定された同一のカラムF1に配置されている場合に、画像属性データ18のシリーズ名18Eを取得し、各シリーズ名18Eが互いに異なる際に編集操作を制限し、シリーズ名18Eが同一である際に編集操作を許可する。このため、著作権者が異なるキャラクタ画像100を同一カラムF1内に表示しないようにすることができる。
(4)第1実施形態では、画像100〜102の一部を切り取って表示する場合に、編集不可領域18Iに基づき、切り取った範囲に編集不可領域Z1が含まれるか否かを判断し、編集不可領域Z1の一部でも切り取った範囲に含まれない際に編集操作を制限し、編
集不可領域18Iが全て切り取り範囲に含まれる際に編集操作を許可する。このため、例えばキャラクタ画像100の特徴部が削除されたり、コピー画像101のロゴ部分が削除されたりする等といった事態を抑制し、元の著作物から大幅に乖離した編集を制限することができる。
(5)第1実施形態では、複数のキャラクタ画像100が、予め設定されたカラムF1内に配置されている場合に、基準となるキャラクタ画像100の大きさに対して、他方のキャラクタ画像100の大きさが相対サイズ18Dに合致しているか否かを判断するようにした。そして、表示されたキャラクタ画像100の相対的な大きさが相対サイズ18Dに合致していない際に編集操作を制限し、キャラクタ画像100の相対的な大きさが相対サイズ18Dに合致している際に編集操作を許可する。このため、著作権者が決定したキャラクターの設定に合わせた大きさで、キャラクタ画像100を表示できる。
(6)第1実施形態では、編集が完了した編集ファイルFを、管理サーバ2に送信し、管理サーバ2から出力用の登録画像データ17を取得して、出力データを生成するようにした。このため、編集規定に沿って編集が行われた場合にのみ、出力に適した画像を取得できるので、著作権者の意図に反する利用を抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図17〜図19に従って説明する。尚、第2実施形態は、第1実施形態の画像属性データ18の構成と、画像編集処理の一部を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
図17に示すように、画像属性データ18は、第1実施形態と同様に、画像種類18A、キャラクタ名18B、キャラクタ属性18C、相対サイズ18D、シリーズ名18E、著作権者18F、配布元18G、最低解像度18H、編集不可領域18I、特殊ルール18Jを有している。さらに、画像属性データ18は、制限表示属性としてのマーク属性18L、組合せ属性18M、奥行き座標としてのレイヤ属性18Nを有している。
マーク属性18Lは、著作権等を主張するマーク(例えば「(C)」といったマーク)と、該マークの隣に著作権等を有する個人又は組織とを表示する利用制限表示部を表示するか否かを示す。このマークを表示するか否かは、著作権者又は配布元の意思に応じて自由に設定することができる。例えば、利用制限表示部の可否は、マーク属性18Lを空値(Null)とすることで、利用制限表示部を表示しないことを示すようにしてもよい。或いは、マーク属性18Lに、利用制限表示部の表示/非表示を示すフラグを格納し、該フラグの値によって、利用制限表示部の表示/非表示を示すようにしてもよい。
また、マーク属性18Lは、該利用制限表示部を表示する場合の表示内容を示す。例えば「(C)A社」といった内容を示すテキストデータ、又は利用制限表示部を表示するための描画データが格納された位置を示すパス等を格納している。マーク属性18Lにパスが登録されている場合、そのパスが示す位置にマークを表示するための画像データ又はテキストデータ等が格納されている。
CPU20は、カラムF1内に編集画像データ19に基づく画像を配置すると、このマーク属性18Lに基づき、その画像に対する利用制限表示部の表示/非表示を判断する。また、利用制限表示部を表示すると判断した場合、マーク属性18Lに基づく内容の利用制限表示部を、その画像が挿入されたカラムF1内に表示する。
また、組合せ属性18Mは、その編集画像データ19に基づく画像と同じカラムF1内に配置することができる他の画像を規定したデータであって、著作権者又は配布元の意思
に応じて自由に設定することができる。この組合せの規定としては、例えば、「(C)A社」といった利用制限表示部が同じであれば、他の画像を同じカラムF1に挿入してもよいといった規定がある。また、利用制限表示部が同じでもシリーズ名18Eが同一でなければ、同じカラムF1に挿入できないといった規定や、予め著作権者又は配布元が許可したシリーズ名18Eに属する画像であれば同じカラムF1に挿入可能といった規定も設定することができる。そして、組合せ属性18Mには、それらの規定を示す条件式、識別子等が登録されている。識別子が登録されている場合には、その識別子と条件式等を関連付けたテーブルが、編集用データ記憶部16等に記憶されている。
レイヤ属性18Nは、編集画像データ19のカラムF1内での奥行方向における座標を示し、著作権者又は配布元の意思に応じて自由に設定することができる。このレイヤ属性18Nには、例えば、「1」〜「N」(Nは自然数)といった奥行き値が格納されている。この奥行き値が小さくなるほど、画像が前面に配置される。
例えば、利用制限表示部は最前面に表示される必要があるため、マークのレイヤ属性18Nとして予め「1」を確保する。コピー画像101は利用制限表示部の次に前面に配置するため、そのレイヤ属性18Nは「2」に設定する。各キャラクタ画像のレイヤ属性18Nは「3」又はそれよりも大きい値に設定する。さらに著作権者又は配布元が、各キャラクタ画像が重畳(レイヤ)される順番を決定したい場合には、各キャラクタ画像に対し、例えば「3」、「4」といったそれぞれ異なるレイヤ属性18Nを設定するようにしてもよい。背景画像のレイヤ属性18Nは、例えば「9」といった、設定された番号のうち最も後方の番号に設定されている。
次に、この画像属性データ18を利用した画像編集処理について説明する。まず、一覧画面52(図8参照)において簡略画像52Cが選択され、画像が挿入されていないカラムF1に、編集画像データ19に基づく画像を挿入する操作が行われると、CPU20は、第1実施形態に記載したように、上記各編集規定を満たす適切な編集であるか否かを判断する。また、画像属性データ18のマーク属性18Lに基づき、該画像に伴い上記利用制限表示部の表示の必要があるか否かを判断する。
マーク属性18Lに基づき、上記マークの利用制限表示部を表示する必要があると判断すると、CPU20は、図18に示すように、利用制限表示部105を、キャラクタ画像106が表示されたカラムF1のうち所定位置に表示する。利用制限表示部105には、予めレイヤ属性18Nとして「1」が確保されているので、CPU20は、最前面に利用制限表示部105を表示する。或いは、CPU20は、キャラクタ画像106と利用制限表示部105とに重なりがあるか否かを判断し、重なりが生じている場合に、利用制限表示部105を最前面にするようにしてもよい。或いは、キャラクタ画像106と利用制限表示部105とに重なりがある場合に、利用制限表示部105又はキャラクタ画像106を自動的に別の位置に移動させるようにしてもよい。
ユーザが、利用制限表示部105の削除、或いは他の画像の背面への移動を試みる操作を行った場合、CPU20は、警告表示を画面に表示したり、利用制限表示部105を所定の位置に再表示して、その編集操作を制限する。
また、図11に示すように、一つのカラムF1に複数の画像の挿入が指示された場合、CPU20は、組合せ属性18Mを参照し、それらの画像100A,100Bの組合せが適切であるか否かを判断する。
一方の画像の組合せ属性18Mが、他の画像の著作権者又は配布元が同じであれば、その画像を同じカラムF1に挿入可能という規定を示している場合、CPU20は、各画像
100A,100Bの著作権者18F又は配布元18G、或いはマーク属性18Lを比較する。著作権者18F又は配布元18G、或いはマーク属性18Lが同じ内容であれば、各画像100A,100Bの同じカラムF1への配置を許可し、異なる内容であれば、同じカラムF1への配置を禁止する。このとき、各画像100A,100Bのいずれか一方又は両方をカラムF1から消去したり、警告表示を画面に表示するようにしてもよい。各画像100A,100Bの配置が一方の画像の組合せ属性18Mが示す条件に合致すると判断すると、他方の画像の組合せ属性18Mについても判断を行う。例えば画像100Aの組合せ属性18Mが、他方の画像100Bを許諾しても、その画像100Bの組合せ属性18Mが、画像100Aの組合せ属性18Mを許諾していない場合には、画像100A,100Bは同一カラムF1内に配置することはできない。同じカラムF1に配置された全ての画像100A,100Bの組合せ属性18Mが、他方の画像を許諾する場合に、それらの画像を同じカラムF1に配置してもよい。
また、組合せ属性18Mが示す規定が、各画像のシリーズ名18Eが同一であれば、それらの画像を同じカラムF1に配置可能という規定を示している場合、CPU20は、各画像100A,100Bに対して設定されたシリーズ名18Eを比較する。各画像100A,100Bのシリーズ名18Eが合致している場合には、同じカラムF1への配置を許可し、シリーズ名18Eが異なる場合には、同じカラムF1への配置を禁止する。
或いは、一方の画像の組合せ属性18Mが示す規定が、同一カラムF1に配置を許可されたシリーズ名又はキャラクタ名を示している場合、CPU20は、他方の画像が、指定されたシリーズに属する画像又は指定されたキャラクタであるか否かを判断する。画像が、指定されたシリーズ又はキャラクタに合致する場合、同じカラムF1への配置を許可し、指定されたシリーズ又はキャラクタに合致しない場合には、同じカラムF1への配置を禁止する。
各画像の組合せが適切であると判断すると、CPU20は、各画像の奥行き方向における順序が適切であるか否かを判断する。図19(a)に示すように、カラムF1に一方のキャラクタ画像107Aが配置された後、他方のキャラクタ画像107Bが上記キャラクタ画像107Aと重なる位置に挿入されると、キャラクタ画像107Bをドラッグアンドドロップ操作した瞬間は、先に配置されたキャラクタ画像107Aの上に、後に挿入されたキャラクタ画像107Bが重畳される。即ち、画像の挿入を行った瞬間は、各画像の挿入順にレイヤされる。
次にCPU20は、各画像100A,100Bのレイヤ属性18Nを比較する。キャラクタ画像107Bのレイヤ属性18Nの値が、キャラクタ画像107Aのレイヤ属性18Nの値よりも小さい場合、CPU20は、図19(a)の配置を許可する。例えば、キャラクタ画像107Bのレイヤ属性18Nの値が「3」であって、キャラクタ画像107Aのレイヤ属性18Nの値が「4」であるような場合が、これに該当する。
キャラクタ画像107Bのレイヤ属性18Nの値と、キャラクタ画像107Aのレイヤ属性18Nの値が同じである場合、前面にする画像107A,107Bを前面はユーザの好みに応じて決定可能であるため、CPU20は、図19(a)のレイヤ状態を許可する。例えば、キャラクタ画像107Bのレイヤ属性18Nの値が「3」であって、キャラクタ画像107Aのレイヤ属性18Nの値が「3」であるような場合が、これに該当する。レイヤ属性18Nが同じ値である各画像に対し、ユーザが、奥行き方向(図中Z方向)の配置を変更する操作を行った場合には、CPU20は、各画像のうち背面に設定された画像の奥行き方向の座標を、前面に設定された画像の奥行き方向の座標よりも大きくする。このとき、奥行き座標を調整するそれらの画像よりも、レイヤ属性18Nが大きく、さらに背面に配置された他の画像があるか否かを判断し、そのような画像がある場合には、そ
の画像のレイヤ属性18Nを超えないように奥行き座標を調整する。これにより、ユーザの要望に応じて、各画像の奥行き方向の順序を変更することができる。
一方、キャラクタ画像107Bのレイヤ属性18Nの値が、キャラクタ画像107Aのレイヤ属性18Nの値よりも大きい場合、CPU20は、その配置を禁止する。例えば、キャラクタ画像107Bのレイヤ属性18Nの値が「4」であって、キャラクタ画像107Aのレイヤ属性18Nの値が「3」であるような場合が、これに該当する。このような場合、CPU20は、図19(b)に示すように、キャラクタ画像107Aを自動的に前面に移動する。或いは、警告表示を表示して、ユーザに対してキャラクタ画像107Aを前面に配置するように促す。
また、図19(c)に示すように、ユーザの操作によって、さらにキャラクタ画像107Cが同じカラムF1に追加された場合、CPU20は、まず、各画像107A〜107Cの編集不可領域が、他の画像によって遮られていないか否か等、キャラクタ画像107Cの配置が上記編集規定を満たすか否かを判断する。上記した編集規定を満たす場合、さらに、各画像107A〜107Cのレイヤ属性18Nを比較する。例えば、図19(c)に示すように、キャラクタ画像107Cを挿入した瞬間は、最後に挿入したキャラクタ画像107Cが、他のキャラクタ画像107A,107Bよりも前面に配置されている。また、キャラクタ画像107Aのレイヤ属性18Nが「3」、キャラクタ画像107B及びキャラクタ画像107Cのレイヤ属性18Nが「4」である場合、CPU20は、図19(d)に示すように、キャラクタ画像107Aよりも背面にキャラクタ画像107Cを配置する。
続いて、19(e)に示すように、コピー画像107DがカラムF1に挿入されると、コピー画像107Dは他のキャラクタ画像107A〜107Cの上に配置される。コピー画像107Dのレイヤ属性18Nは、キャラクタ画像107A〜107Cのレイヤ属性18Nよりも小さい値に設定されているため、CPU20は、図19(e)に示す画像配置を許可する。
さらに、図19(f)に示すように、背景画像107EがカラムF1に配置された場合、CPU20は、背景画像107Eのレイヤ属性18Nに基づき、最背面に背景画像107Eを配置する。
このように編集作業が終了すると、ユーザ端末5は、第1実施形態と同様に編集が終わった編集ファイルFを管理サーバ2に送信し、出力用のデータを受信して、出力処理を行う。
従って、第2実施形態によれば、第1実施形態に記載の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(7)第2実施形態では、ユーザ端末5は、ユーザにより選択された編集画像データ19に対し、予め設定されたレイヤ属性18Nを取得し、同じカラムF1に配置された各画像の奥行き方向における順序が、各画像のレイヤ属性18Nに合致しているか否かを判断する。さらに、各画像の奥行き方向における順序がレイヤ属性18Nに合致しない場合にその編集操作又は編集データの出力を制限し、各画像の奥行き方向における順序が各レイヤ属性18Nに合致する場合にその編集操作又は編集データの出力を許可する。このように、著作権者等により画像の奥行き方向の順序が自由に設定することができるので、例えば、主要なキャラクタ画像を他のキャラクタ画像によって遮蔽されないようにする等、著作権者の意図に反する編集を防ぐことができる。また、ユーザは、著作権者等に逐次編集の許可を求めなくてもよい。このため、画像編集アプリケーションが規定する範囲内で自由に画像を用いて印刷物等を作成することができる。
(8)第2実施形態では、編集画像データ19の利用を制限する利用制限表示部105を表示するか否かを示すマーク属性18Lを取得し、マーク属性18Lに基づき利用制限表示部105を表示すると判断した場合に、利用制限表示部105をカラムF1に表示する。このため、著作権者等の意図に応じて、利用制限表示部を、画像が配置されたカラムF1内に表示することができるので、著作権が設定されていることを主張し、違法な画像利用を抑制することができる。
(9)第2実施形態では、複数の画像が同じカラムF1に配置されている場合に、各画像の他の画像との組合せを規定する組合せ属性18Mをそれぞれ取得する。さらに、各画像の組合せ属性18Mが、同じカラムF1に配置された他の画像を許諾しない場合にはその編集操作又は編集データの出力を制限し、画像の組合せ属性18Mが、同じカラムF1に配置された他の画像を許諾すると判断した場合にはその編集操作又は編集データの出力を許可する。このため、シリーズ名や、著作権者等が全く異なる画像の組合せ等、著作権者の意図に反するような画像の組合せを防ぐことができる。また、組合せ属性18Mは、著作権者等に応じて自由に設定できるため、シリーズ名が異なる画像の組合せを許諾する場合には、許諾するキャラクタ又はシリーズを指定することができる。また、ユーザは、著作権者に逐次編集の許可を求める必要がない。
尚、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記各実施形態では、管理サーバ2に編集画像データ19を格納するようにしたが、ユーザ端末5で印刷不可能な状態にすることができる場合には、登録画像データ17を編集用の画像データとしてユーザ端末5に送信するようにしてもよい。
・上記各実施形態では、予めカラムF1が設定されたテンプレート25aを用いるようにしたが、ユーザがカラムF1を自由に設定するようにしてもよい。
・上記各実施形態では、管理サーバ2は、ユーザ端末5から一覧の送信要求を受信した際に、編集画像データ19を用いて一覧を生成するようにしたが、一覧の送信要求を受信する度に登録画像データ17を用いて、サムネイル、又は解像度を小さくした画像を生成するようにしてもよい。
・上記各実施形態では、登録画像データ17、画像属性データ18,編集画像データ19を管理サーバ2に格納したが、ユーザ端末5に編集不可能な状態で格納するようにしてもよい。
画像編集システムの概略図。 管理サーバのブロック図。 画像に設定された編集不可領域及び編集可能領域の概念図。 画像属性データの構成を示す説明図。 ユーザ端末のブロック図。 編集画面の画面図。 本実施形態の処理手順のフローチャート。 画像一覧画面の画面図。 画像の配置を算出するための座標系の概念図。 縦横比が変更された画像の説明図。 異なるシリーズのキャラクタ画像が挿入されたカラムの説明図。 (a)は正しくレイヤされた画像、(b)〜(c)は不適切にレイヤされた画像の説明図。 (a)は正しくトリミングされた画像、(b)は不適切にトリミングされた画像の説明図。 (a),(c)は不適切なサイズで表示された画像、(b)は正しい相対サイズで表示された画像の説明図。 編集が完了した状態を示す編集画面の画面図。 印刷物の説明図。 画像属性データの構成を示す説明図。 利用制限表示部が表示された状態を示す説明図。 (a)、(c)、及び(e)は画像を挿入した状態、(b)及び(d)は画像の順序を変更した状態、(f)は背景画像を挿入した状態。
符号の説明
1…画像編集システム、2…管理サーバ、5…画像編集装置としてのユーザ端末、6…出力手段としてのプリンタ6…出力手段としてのディスプレイ、15…画像データ記憶手段としての出力用データ記憶部、16…画像データ記憶手段としての編集用データ記憶部、17…画像データ、出力用画像データとしての登録画像データ17…編集規定としての画像属性データ、18F…著作権属性としての著作権者、18G…著作権属性としての配布元、18I,Z1…編集不可領域、18L…制限表示属性としてのマーク属性18L…奥行き座標としてのレイヤ属性、18M…組合せ属性、19…画像データとしての編集画像データ、20…画像取得手段、配置手段、照合手段、許諾手段、重複判断手段、不可領域判定手段、表示状態判断手段、出力制御手段、制御手段、座標取得手段、表示属性取得手段、表示制御手段を構成するCPU、52C,100〜102,107…画像、105…利用制限表示としての利用制限表示部、F…編集データとしての編集ファイル、F1…編集単位領域としてのカラム。

Claims (10)

  1. 著作権が設定された画像データを記憶する画像データ記憶手段を用いて、利用者が該画像データを用いて作成した編集データを出力手段に出力する画像編集装置において、
    前記画像データと、該画像の表示状態を規定した編集規定とを取得する画像取得手段と、
    前記利用者により選択された前記画像データを、該利用者が選択した位置に配置する配置手段と、
    画像編集時に、複数の前記各画像データに基づく画像を予め設定された編集単位領域に配置した場合、第1の画像の第1の大きさと、第2の画像の第1の大きさとは異なる第2の大きさとを比較して該編集規定に合致しているか否かを判断する照合手段と、
    前記画像の大きさが前記編集規定に合致していない際にその編集操作又は前記編集データの出力を制限し、前記画像の大きさが前記編集規定に合致している際にその編集操作又は前記編集データの出力を許可する許諾手段とを備えることを特徴とする画像編集装置。
  2. 著作権が設定された画像データを記憶する画像データ記憶手段を用いて、利用者が該画像データを用いて作成した編集データを出力手段に出力する画像編集装置において、
    前記画像データと、該画像の表示状態を規定した編集規定とを取得する画像取得手段と、
    前記利用者により選択された前記画像データを、該利用者が選択した位置に配置する配置手段と、
    前記画像データに対し予め設定された奥行き座標を取得する座標取得手段と、
    複数の前記各画像データが、予め設定された同じ編集単位領域に配置されている場合に、前記各画像データの奥行き方向における順序が、前記編集規定に規定された前記各画像データの前記奥行き座標に従った順序に合致するか否かを判断する照合手段と、
    前記各画像データの奥行き方向における順序が、前記奥行き座標に従った順序に合致しない場合に、その編集操作又は前記編集データの出力を制限し、前記各画像データの奥行き方向における順序が前記奥行き座標に基づく順序に合致する場合に、その編集操作又は前記編集データの出力を許可する許諾手段とを備えることを特徴とする画像編集装置。
  3. 著作権が設定された画像データを記憶する画像データ記憶手段を用いて、利用者が該画
    像データを用いて作成した編集データを出力手段に出力する画像編集装置において、
    前記画像データと、該画像の表示状態を規定した編集規定とを取得する画像取得手段と、
    前記利用者により選択された前記画像データを、該利用者が選択した位置に配置する配置手段と、
    複数の前記各画像データが、予め設定された編集単位領域に配置されている場合に、前記編集規定に基づき前記各画像データの著作権者名又は画像の配布元を取得する照合手段と、
    前記各画像データの前記著作権者名又は画像の配布元が互いに異なる際にその編集操作又は前記編集データの出力を制限し、前記著作権者名又は画像の配布元が同一である際にその編集操作又は前記編集データの出力を許可する許諾手段とを備えることを特徴とする画像編集装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像編集装置において、
    前記画像データの利用を制限する利用制限表示を表示するか否かを著作権者又は配布元に応じて規定した前記編集規定に基づき、前記利用制限表示を表示するか否かを示す制限表示属性を取得する表示属性取得手段と、
    前記利用制限表示を表示すると判断した場合に、前記利用制限表示を予め設定された位置に表示する表示制御手段とをさらに備えたことを特徴とする画像編集装置。
  5. 著作権が設定された画像データを記憶する画像データ記憶手段及び制御手段を用いて、利用者が該画像データを用いて作成した編集データを出力手段に出力する画像編集方法において、
    前記制御手段が、
    前記画像データと、該画像の表示状態を規定した編集規定とを取得するステップと、
    前記利用者により選択された前記画像データを、該利用者が選択した位置に配置するステップと、
    画像編集時に、複数の前記各画像データに基づく画像を予め設定された編集単位領域に配置した場合、第1の画像の第1の大きさと、第2の画像の第1の大きさとは異なる第2の大きさとを比較して該編集規定に合致しているか否かを判断するステップと、
    前記画像の大きさが前記編集規定に合致していない際にその編集操作又は前記編集データの出力を制限し、前記画像の大きさが前記編集規定に合致している際にその編集操作又は前記編集データの出力を許可するステップとを有することを特徴とする画像編集方法。
  6. 著作権が設定された画像データを記憶する画像データ記憶手段及び制御手段を用いて、利用者が該画像データを用いて作成した編集データを出力手段に出力する画像編集方法において、
    前記制御手段が、
    前記画像データと、該画像の表示状態を規定した編集規定とを取得するステップと、
    前記利用者により選択された前記画像データを、該利用者が選択した位置に配置するステップと、
    前記画像データに対し予め設定された奥行き座標を取得するステップと、
    複数の前記各画像データが、予め設定された同じ編集単位領域に配置されている場合に、前記各画像データの奥行き方向における順序が、前記編集規定に規定された前記各画像データの前記奥行き座標に従った順序に合致するか否かを判断するステップと、
    前記各画像データの奥行き方向における順序が、前記奥行き座標に従った順序に合致しない場合に、その編集操作又は前記編集データの出力を制限し、前記各画像データの奥行き方向における順序が前記奥行き座標に基づく順序に合致する場合に、その編集操作又は前記編集データの出力を許可するステップとを有することを特徴とする画像編集方法。
  7. 著作権が設定された画像データを記憶する画像データ記憶手段及び制御手段を用いて、利用者が該画像データを用いて作成した編集データを出力手段に出力する画像編集方法において、
    前記制御手段が、
    前記画像データと、該画像の表示状態を規定した編集規定とを取得するステップと、
    前記利用者により選択された前記画像データを、該利用者が選択した位置に配置するステップと、
    複数の前記各画像データが、予め設定された編集単位領域に配置されている場合に、前記編集規定に基づき前記各画像データの著作権者名又は画像の配布元を取得するステップと、
    前記各画像データの前記著作権者名又は画像の配布元が互いに異なる際にその編集操作又は前記編集データの出力を制限し、前記著作権者名又は画像の配布元が同一である際にその編集操作又は前記編集データの出力を許可するステップとを有することを特徴とする画像編集方法。
  8. 著作権が設定された画像データを記憶する画像データ記憶手段及び制御手段を用いて、利用者が該画像データを用いて作成した編集データを出力手段に出力する画像編集プログラムにおいて、
    前記制御手段を、
    前記画像データと、該画像の表示状態を規定した編集規定とを取得する画像取得手段と、
    前記利用者により選択された前記画像データを、該利用者が選択した位置に配置する配置手段と、
    画像編集時に、複数の前記各画像データに基づく画像を予め設定された編集単位領域に配置した場合、第1の画像の第1の大きさと、第2の画像の第1の大きさとは異なる第2の大きさとを比較して該編集規定に合致しているか否かを判断する照合手段と、
    前記画像の大きさが前記編集規定に合致していない際にその編集操作又は前記編集データの出力を制限し、前記画像の大きさが前記編集規定に合致している際にその編集操作又は前記編集データの出力を許可する許諾手段として機能させることを特徴とする画像編集プログラム。
  9. 著作権が設定された画像データを記憶する画像データ記憶手段及び制御手段を用いて、利用者が該画像データを用いて作成した編集データを出力手段に出力する画像編集プログラムにおいて、
    前記制御手段を、
    前記画像データと、該画像の表示状態を規定した編集規定とを取得する画像取得手段と、
    前記利用者により選択された前記画像データを、該利用者が選択した位置に配置する配置手段と、
    前記画像データに対し予め設定された奥行き座標を取得する座標取得手段と、
    複数の前記各画像データが、予め設定された同じ編集単位領域に配置されている場合に、前記各画像データの奥行き方向における順序が、前記編集規定に規定された前記各画像データの前記奥行き座標に従った順序に合致するか否かを判断する照合手段と、
    前記各画像データの奥行き方向における順序が、前記奥行き座標に従った順序に合致しない場合に、その編集操作又は前記編集データの出力を制限し、前記各画像データの奥行き方向における順序が前記奥行き座標に基づく順序に合致する場合に、その編集操作又は前記編集データの出力を許可する許諾手段として機能させることを特徴とする画像編集プログラム。
  10. 著作権が設定された画像データを記憶する画像データ記憶手段及び制御手段を用いて、
    利用者が該画像データを用いて作成した編集データを出力手段に出力する画像編集プログラムにおいて、
    前記制御手段を、
    前記画像データと、該画像の表示状態を規定した編集規定とを取得する画像取得手段と、
    前記利用者により選択された前記画像データを、該利用者が選択した位置に配置する配置手段と、
    複数の前記各画像データが、予め設定された編集単位領域に配置されている場合に、前記編集規定に基づき前記各画像データの著作権者名又は画像の配布元を取得する照合手段と、
    前記各画像データの前記著作権者名又は画像の配布元が互いに異なる際にその編集操作又は前記編集データの出力を制限し、前記著作権者名又は画像の配布元が同一である際にその編集操作又は前記編集データの出力を許可する許諾手段として機能させることを特徴とする画像編集プログラム。
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