JP2010044625A - 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法 - Google Patents

情報処理装置及び情報処理装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】個人特定情報を含む属性情報を有する画像ファイルから公開画像ファイルを作成する場合、個人特定情報の特定が不能な公開画像ファイルの作成が可能にする。
【解決手段】画像ファイルの画像処理により人物の顔画像を認識する画像認識手段と、前記画像ファイルの顔画像を人物特定が不能な顔画像に編集する画像編集手段と、前記属性情報のうち、個人特定情報を解読不能に編集する属性編集手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理装置の制御方法に関するものであり、画像に応じて個人情報保護を適切に行うものである。
近年では、公開用のサーバを利用して画像ファイルを他人同士でやり取りしたり、不特定多数の人々に公開したりすることがなされている。公開される画像ファイルの中には、属性情報、すなわち、撮影者名や撮影位置、撮影時間などの情報が書きこんだメタデータを附帯しているものがある。また、これらのメタデータを利用し、画像と撮影位置を地図上に表示する機能を有するアプリケーションなどが提供されている。
しかしながら、公開された画像ファイルを他者が入手した場合に、メタデータから撮影者の名前や、行動パターン、生活地域などが特定されてしまう虞がある。そこで、先行技術を調査すると、このような属性情報を有する画像ファイルに対し、特定の顔画像を編集する技術(特許文献1)や、メタデータを削除する技術(特許文献2)が提案されている。
特開2004−062560号公報 特開2004−343627号公報
しかし、特許文献1の技術では、特定の顔領域の顔画像だけを消去するために、メタデータから撮影者の個人情報が特定されてしまうことがある。
また、特許文献2の技術では、メタデータを削除することで撮影者の名前や行動パターンなどの特定はできなくなる。しかしながら、顔画像の消去とメタデータの削除をそれぞれ行うことはユーザにとって手間の掛かる作業であり、かつ、削除ミスも生じる可能性がある。また、仮にこれらの作業を自動化した場合には、削除する必要の無い顔画像まで消去したり、個人を特定されない程度にメタデータを編集するといった柔軟な処理を行いにくい。
そこで、本発明は、個人の特定をより困難にした公開画像ファイルを容易に作成することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明の情報処理装置は、画像データと、当該画像データと関連付けられた個人情報を含む属性情報を有する画像ファイルから公開画像ファイルを作成する情報処理装置であって、画像データ中の人物の顔画像を認識する画像認識手段と、前記画像データ中の顔画像を人物の識別が困難な画像に編集する画像編集手段と、前記画像編集手段で顔画像を編集した前記画像データに関連付けられた属性情報のうち、少なくとも個人情報を個人の特定が困難な情報に編集する属性編集手段と、を備える。
また、前記目的を達成するために本発明の情報処理装置の制御方法は、画像データと、当該画像データと関連付けられた個人情報を含む属性情報を有する画像ファイルから公開画像ファイルを作成する情報処理装置の制御方法であって、画像データ中の人物の顔画像を認識する画像認識工程と、前記画像データ中の顔画像を人物の識別が困難な画像に編集する画像編集工程と、前記画像編集工程で顔画像を編集した前記画像データに関連付けられた属性情報のうち、少なくとも個人情報を個人の特定が困難な情報に編集する属性編集工程と、を備える。
本発明によれば、画像ファイルを公開するにあたり、画像データや属性情報を編集することで、画像データや属性情報から個人を特定されることを困難にすることが可能となる。
以下、本発明に係る本実施形態について詳述する。なお、本実施形態において、特に、記載がない場合は、制御部(CPU)が制御を実行するものとする。
(実施形態1)
この実施形態では、一例として情報処理装置の一部である画像の記録部に予め格納された画像ファイルのファイル群の中から単一の画像ファイルを選択しアップロードする際、画像データの内容に応じて画像データやメタデータの編集を行う情報処理装置と、一連の編集処理手順について説明する。
図1は本実施形態に係る情報処理装置の機能ブロック図である。情報処理装置100は、コンピュータで構成されており、本発明を実施する上で用いられる複数の構成部を備えている。
ユーザからの指示入力を受け付けるユーザインターフェース部101はリモコンやキーボード等の入力インターフェースを制御する。画像データベース102は、人物(例えば、家族)を特定するために利用される画像データが登録されている。なお、本実施形態では、人物を特定するための方法として、一般的に知られた顔認識技術を用いることとする。従って、画像データベース102には、人物の顔画像データが登録されているものとする。画像を記録する画像記録手段として用いられる画像記録部103は撮影者によって撮影された画像ファイルを記録している記録媒体、例えば、着脱自在なカード型メモリである。
画像認識手段としての処理を行う画像認識部111は、画像記録部103から取得した画像ファイルの画像データ中に、特定の画像が含まれるか否かを検知する。本実施形態では、特定の画像として顔画像が含まれるか否かを検知する。
画像の照合手段としての処理を行う照合部104は、画像認識部111によって画像データ中に顔画像が含まれていることを認識した場合、その顔画像が画像データベース102に登録された人物の顔画像データと類似するか否かの照合を行う。
制御部105は、ユーザインターフェース部101からのユーザ操作を受付け、制御手段として、画像記録部103の画像ファイルの中から、ユーザによって指定された画像ファイルのデータ転送を行う。また、制御部105は、照合部104による照合結果から、画像ファイル中の画像データ、または画像ファイルの属性情報であるメタデータに対してそれぞれ編集処理を行うか否かを決定する。そして、後述する画像編集手段である画像編集部106や属性編集手段であるメタデータ編集部107に対して編集指示を発行する。
画像編集の処理を行う画像編集部106は制御部105からの指示に応じて、類似(一致を含む)した顔画像に対して、誰の顔であるかが識別できないようにするための画像処理を施す。属性情報の編集を行うメタデータ編集部107は、制御部105からの指示に応じて、メタデータを編集する。
メタデータ編集部107が実行する編集処理に用いる編集情報を保持した編集情報記録部108は、メタデータ編集部107がメタデータを編集する際の項目名やその編集内容に関する情報を記録する記録媒体である。通信制御を行う通信制御部109は、通信網との接続を行い、制御部105からサーバに、指示された画像ファイルや転送に必要な情報(例えば、IDやパスワード等のユーザ情報)を送出する。画像データなどを表示する表示部110は転送する画像や照合結果などを表示するデバイス、例えば、ディスプレイから構成される。
次に、上記構成からなる情報処理装置100の動作について説明する。現在、デジタルカメラで撮影された撮影画像ファイルの多くは、Exif(Exchangeable Image File Format)形式で記録している。
図2は、このようなExif形式のフォーマット構造を示すものである。Exif形式では1つのファイルに大きく分けてメタデータ、サムネイル画像、画像データを含んでいる。メタデータの中にはメーカー名、カメラのモデル名、撮影者名、撮影日時、撮影位置を始めとする撮影に関する各種の属性情報が画像データと関連付けられて記録されている。画像ファイルはこのような構成をとるものとする。なお、図2に示すメタデータは、例示であり、記録順も順不同である。
このような画像ファイルの構成の仕組みについて説明すると、本実施形態に係る情報処理装置を含めた情報処理システムでは、まず、撮影者と関係の深い特定人物の顔画像を、画像データベース102にあらかじめ登録する。
登録方法の一例を示すと、まず、ユーザが、表示部に、画面ファイルの中から、任意の画像ファイルを選択する。画像ファイルの選択を終了すると、画像認識部111が、選択した画像ファイルに含まれる画像データからパターンマッチング法により顔画像を検知する。検知部111の検知終了をすると、制御部105が、表示部110に検知した顔領域の顔画像を一覧形式で表示させる。
ユーザがこの顔領域の顔画像の一覧から画像データベース102に登録する人物の顔を選択すると、画像認識部111が、選択した顔領域の顔画像からテンプレートマッチング法により顔画象の特徴点(例えば、一対の目、鼻、口)や特徴量(例えば、一対の目、鼻、口の大きさ、長さ、幅、及びこれらの相関)を抽出し、顔画像データとして画像データベース102に登録する。
図3は、画像ファイルを公開画像ファイルとして通信網上のサーバにアップロードするまでの手順の一例を示すフローチャートである。
ステップS101では、制御部105がユーザインターフェース部101からの画像転送要求の有無を検出する。画像転送要求がある場合は、ステップS102に進む。
ステップS102では制御部105が画像認識部111に対し、画像記録部103に記録している画像ファイルの中から、転送を要求された画像ファイルを取得するように指示を行う。
ステップS103では、制御部105が画像認識部111に対し、取得した画像ファイルの画像データから顔画像を検知したか否かを問い合わせる。顔画像が検知されなかった場合には、この画像データには人物の顔が検知できるようには写っていない、つまり、人物の顔によって個人が特定されることがない、と判断できる。従って、画像データを編集する必要がないため、ステップS107に遷移する。ステップS103にて、顔画像が検知された場合は、ステップS104へ遷移する。
ステップS104では、制御部105が、照合部104に対し、画像認識部111が検知した顔画像と、画像データベース102にあらかじめ登録されている顔画像データとを照合するよう指示する。
ステップS105では、制御部105が照合部104に対し、検知した顔画像と画像データベース102の顔画像データとの照合結果を問い合わせる。照合部104による照合の結果、検知した顔画像が画像データベース102に含まれる顔画像データに類似しない場合(非類似)は、検知された顔画像の人物は登録されている特定人物ではないため、検知した顔画像に対する編集作業を行わず、ステップS107に遷移する。一方、検知した顔画像が画像データベース102の顔画像データに類似する場合は、顔領域の座標位置を示す情報(以下、顔領域情報と称す)を制御部105に伝送し、ステップS106に遷移する。なお、顔領域情報は画像認識部111によって取得される情報である。
ステップS106では、制御部105が画像編集部106に対し、顔領域情報に示された領域に所定の画像処理を施すよう指示する。所定の画像処理とは、顔画像から個人が特定できないように、画像を加工し識別不能にする為の処理であり、一例としてモザイク処理を挙げる。
図4はモザイク処理を施す前の画像データの一例を示す。画像に写っている登録人物は画像データベース102に顔画像を登録した人物を示し、非登録人物は画像データベース102に顔画像が登録されていない人物を示している。
図5は図4で示した画像データに対して、前記ステップS106でモザイク処理を施した後の画像データの一例である。画像編集部106では、画像データの登録人物の顔領域(顔画像)をモザイク処理により加工することで、人物の特定ができないように画像処理されている。本実施形態では、顔画像を識別不能にするモザイク処理の対象は検出した顔領域(顔画像)のみとしている。従って、顔画像以外の服や手荷物等の個人情報を特定し難い箇所はモザイク処理の対象とはしていない。
また、画像編集部106は、画像処理の対象となった画像ファイルに対応するサムネイル画像が存在する場合には、このサムネイル画像についても同様にモザイク処理を施し、画像記録部103に記録する。この場合、既にモザイク処理した画像データを縮小・圧縮してサムネイルを生成することでサムネイルに対するモザイク処理を実質的に省略してもよい。
ステップS107では、制御部105がメタデータ編集部107に対して、画像ファイルに付加されているメタデータを編集するよう指示する。このとき編集する項目と編集内容の情報は編集情報記録部108に、図6に示すような編集内容判断テーブルとしてあらかじめ記録されている。編集内容判断テーブルは、ユーザ操作によってメタデータの編集内容を決めており、その結果を記録している。
メタデータ編集部107は、編集内容判断テーブルに従い、メタデータに含まれる撮影者名を、あらかじめ登録されているユーザIDに置換する。また、日時情報の時間部分を削除し、撮影位置のGPS情報の緯度・経度は、共に分単位以下を切り捨てる。
なお、編集内容判断テーブルにおけるユーザIDは、サーバに公開した時に撮影者を識別するために付与する属性情報であり、撮影者本人の名前など、個人情報とは直接結びつかないIDとしている。また、本実形態では、ユーザID“CameraUser”が編集情報記録部108に記録されており、これを呼び出して撮影者名の情報を置き換える。一例として、図7にステップS107で編集する一例として編集前のメタデータと編集後のメタデータを示す。
ステップS108では、ステップS106において顔画像を編集した画像データとサムネイル、ステップS107で編集したメタデータとを用いて、制御部105が1つの編集済み画像ファイルとして画像記録部103に記録する。この処理は、元々記録してあった画像ファイルとは別に、編集済み画像ファイルを生成するために行われるものである。このようにすることで、元々記録してあったオリジナルの画像ファイルは保持したまま、アップロード用の画像ファイルを生成することができる。なお、ステップS103またはS105でNoとなり、ステップS107へ遷移した場合には、ステップS107でメタデータが編集されることになるが、この場合も、制御部105が編集していない画像データと編集したメタデータとを用いて、編集済み画像ファイルを生成する。
ステップS109では、制御部105は通信制御部109を介して、情報処理装置100と通信可能に接続されたサーバに画像記録部103に記録された画像ファイルをアップロードする。なお、アップロードするのは転送要求を受けた画像ファイルとなる。このとき、制御部105は、編集済みの画像ファイルが存在する場合は、該編集済み画像ファイルをサーバにアップロードし、編集済み画像ファイルが存在しない場合は、通常の画像ファイルをそのままアップロードする。制御部105は、アップロード終了後に、前記ステップS108で生成した編集済み画像ファイルを画像記録部103から消去する。
続いて、本実施形態の作用について説明する。図8は、本実施形態に係る情報処理装置100、サーバ、画像閲覧装置の関係を表したものである。情報処理装置100から通信網、例えば、インターネットを含むネットワークを介してサーバに記録された画像ファイルは、不特定多数の利用者に向けて公開され、画像閲覧装置(例えばPCやテレビ)によって画像ファイルを閲覧することができる。また、この画像データを画像閲覧装置に設けられた記録部にダウンロードすることも可能である。
図9は、画像閲覧装置に設けられた、サーバ上に公開された画像ファイルを閲覧するためのビューワアプリケーションによる表示の一例である。該ビューワアプリケーションはダウンロードした画像ファイルのメタデータに含まれる位置情報から、地図M上に画像データを表示することができる。領域A101はビューワアプリケーションによる表示画像の全体を示す。領域A102は画像ファイルの画像データとメタデータの一部を表示する領域である。この領域A102には領域A103と領域A104が設けられており、領域A103には縮小した画像データまたはサムネイル画像を表示し、領域A104にはメタデータの一部(撮影者名、撮影日時)を表示する。
なお、図9は、画像データ内の顔画像やメタデータの個人特定情報を編集せずにアップロードした画像ファイルをビューワアプリケーションで表示させた場合の一例である。このような状態では被写体の顔やメタデータの撮影者名がビューワアプリケーションから見るとことができるので、個人の特定が可能である。また、しかも撮影日時や撮影位置からどのような行動をしていたかも推測することができる。
一方、図10は、画像データ内の顔画像やメタデータの個人特定情報を編集してアップロードした画像ファイルをビューワアプリケーションで表示させた場合の一例である。本実施形態では、アップロードされた画像ファイルは、図10に示すように、例えば、モザイク処理により検出した顔領域を編集し、撮影者名をユーザID“CameraUser”に置き換えている。また、撮影日時の時刻情報を削除し、位置情報の緯度・経度の分単位以下を切り捨てている。
ビューワアプリケーションは、例えば、メタデータの緯度・経度の分単位以下の情報を切り捨てられた画像データを地図上に表示する場合、緯度1度分、経度1度分の矩形を地図上に表示する。本実施形態における画像ファイルの撮影位置は、北緯35度、東経139度である。緯度1度分の距離は、地球上でほぼ同じ距離で、約111km/度である。経度1度分の距離は緯度によって変化し、北緯35度付近では約90km/度である。したがって、地図上には縦約111km、横約90kmの矩形が表示され、表示された画像は、この範囲内で撮影されたことを示すことになる。
以上により、画像ファイルをアップロードする場合に、画像データに含まれる顔画像を認識することで、当該顔画像の編集を行うとともに、顔画像を編集した画像データに関連付けられたメタデータも編集することで、個人の特定や個人情報の流出を防ぐことができる。
なお、本実施形態では、顔が存在する領域の画像を加工する方法として、顔領域にモザイク処理を施す方法について述べたが、例えば顔領域(顔画像)を特定色で塗り潰す、ぼかし処理を施す、画像記録部103に記録している代替の画像やイラストと置き換えるなど、顔の特徴などを識別できないようにする処理であればよい。
また、メタデータの編集内容の一例として、一部を削除したり、置換したりする方法を例示したが、例えば住所であれば都道府県名だけ残して消去するなど、人物の特定を極力困難にするものであれば良い。
なお、本実施形態では、メタデータに限らず画像データやサムネイルも編集することで、個人情報の特定をより困難にする方法について示したが、図3におけるステップS106の画像データ編集とサムネイルの編集処理を除いて、メタデータだけを編集する構成としてもよい。このような構成としても、撮影者名や撮影者の行動パターン、生活地域などの個人情報の流出を防止でき、十分な効果を得ることができる。
(実施形態2)
本実施形態では、画像記録部に蓄積された画像群の中からグループ化された複数の画像ファイルを選択しアップロードする際、画像データの内容に応じて画像データやメタデータの編集を行う情報処理装置及び一連の処理手順について説明する。なお、本実施形態における情報処理装置の構成は、図1で示した情報処理装置と同様であるため説明は省略する。
本実施形態における編集情報記録部108は、第1の実施形態の構成に加え、後述する編集結果テーブルを記録している。また、制御部105は、第1の実施形態の機能に加え、編集情報記録部108に記録された複数の画像データの編集結果から、グループ化された画像ファイルの画像データ中の顔画像やメタデータに対して、編集処理を行うか否かを決定する。
次に、上記構成からなる情報処理装置100の動作について説明する。説明にあたり、複数枚の画像ファイルの送信要求は、一例として、図11に示すような転送アプリケーションを介して行われるものとする。
転送アプリケーションは制御部105が起動する。図11中、A201は転送アプリケーションによる表示画像の全体を示す。ユーザがあらかじめ複数の画像ファイルをまとめ、複数の画像ファイルをグループ化したフォルダを、転送アプリケーションがフォルダアイコンA202として表示する。
フォルダの構成に関する情報は、あらかじめ画像記録部103に記録されている。
ユーザがユーザインターフェース部101から、画像記録部103に記録されている画像ファイルの中から任意の画像ファイルを選択する。そして、所望のフォルダに保存し、グループ化する操作を行った場合、制御部105がこの画像ファイルを所望のフォルダにコピーまたは移動する。これは、アップロードする複数の画像ファイルを制御部105が管理する目的で行われる。
ユーザがこの転送アプリケーションを使用してフォルダアイコンA203を選択し、フォルダに含まれる全ての画像ファイルをサーバにアップロードするまでの手順について説明する。まず、本実施形態では、選択するフォルダに3つの画像ファイルが含まれる。以下、各画像ファイルをそれぞれ画像21、画像22、画像23と称する。
この例では、画像21は画像データベース102に登録している人物が含まれていない風景写真、画像22は画像データベース102に登録している人物が含まれている記念写真、画像23は画像データベース102に登録している人物が含まれていない風景写真である。
また、画像データベース102には、あらかじめ家族全員の顔画像データを登録しているものとする。フォルダの中に含まれるファイルをカウントするための画像番号は、画像21を1、画像22を2、画像23を3とする。本実施例では画像番号は1以上の整数とする。
図12は、画像のアップロードを行うまでの手順を示したフローチャートであり、制御部105が実行する実行手順の一例を示す。
ステップS201では、ユーザインターフェース部101からのユーザの画像転送要求を制御部105が検出する。この画像転送要求は、複数の画像ファイルの転送を一度に要求するため、フォルダ単位でユーザが入力するものとする。画像転送要求がある場合は、ステップS202に移行する。
ステップS202では、制御部105がフォルダに含まれる画像ファイルの数(=m)を確認する。本例ではm=3となる。ステップS203では、制御部105が、取得するフォルダ内の画像の番号(=n)をmに初期化する。ステップS204では、制御部105が画像認識部111に対し、画像記録部103に記録されている画像ファイルから、画像番号nに対応する画像ファイルを取得するよう指示する。本例では、制御部105は、画像番号が3である画像23を取得するように画像認識部111に指示することになる。
ステップS205では、制御部105が画像認識部111に対し、取得した画像ファイルから顔画像を検知したか否かを問い合わせる。画像認識部111で顔画像が検知されなかった場合には、画像データを編集する必要がないため、ステップS210に遷移する。一方、顔画像が検知された場合、ステップS206へ遷移する。
ステップS206では、制御部105が照合部104に対し、画像認識部111が検知した顔画像と、画像データベース102にあらかじめ登録されている顔画像データとを照合するよう指示する。
ステップS207では、制御部105が照合部104に対し、検知した顔画像と、画像データベース102の顔画像データとの照合結果を問い合わせる。照合部104による照合の結果、検知した顔画像が画像データベース102に含まれる顔画像データに類似しない場合(非類似)は、検知された顔画像に対する編集作業を行わずにステップS210に遷移する。一方、検知した顔画像が画像データベース102の顔画像データに類似(一致を含む)する場合は、顔領域情報を制御部105に伝送し、ステップS208に遷移する。
ステップS208では、制御部105が画像編集部106に対し、顔領域情報に示された領域に所定の画像処理を施すよう指示する。所定の画像処理とは、顔画像から個人が特定できないように、画像を加工し識別不能にするための処理であり、一例としてモザイク処理を挙げる。また、サムネイルについても同様に、顔領域の顔画像に対して画像処理としてモザイク処理を施す。画像処理した画像データ及びサムネイルは、画像編集部106が画像記録部103にオリジナルの画像データ及びサムネイルとは別ファイルとして記録する。
ステップS209では、制御部105が前記ステップS208の編集結果を編集情報記録部108に設けられた編集結果テーブルに記録する。図13にフォルダに含まれる全ての画像ファイルに対し、顔を検知するための画像認識処理を行った編集結果テーブルの例を示す。
ステップS210では、制御部105はn=n−1とし、次に取得する画像番号を変更する。ステップS211では、制御部105が、ステップS210で変更した画像番号がゼロになったか否かを判定する。画像番号がゼロになったということは対象となる画像が存在していないことを示している。
制御部105が、画像番号が0でなく、まだ他にアップロードすべき画像ファイルが存在すると判断したときは、ステップS204に遷移する。一方、画像番号が0となるときは、制御部105が他にアップロードすべきファイルはないと判断し、ステップS212に遷移する。
ステップS212では、制御部105が編集情報記録部108に記録している編集結果テーブルから、編集した画像データが存在するか否かを確認する。編集した画像データが存在しない場合は、ステップS215に遷移する。一方、編集した画像データが1つでも存在する場合は、ステップS213に遷移する。
ステップS213では、制御部105がメタデータ編集部107に対し、フォルダ内の全ての画像ファイルに対してメタデータの編集を行うよう指示する。このとき編集する情報は編集情報記録部108に図6に示すようなテーブルとして記録されている。したがって、本実施形態でもメタデータ編集部107が、メタデータに含まれる撮影者名をユーザIDに変更するなどの編集を行う。このようにメタデータ編集部107は、画像記録部103から該当する画像ファイルのメタデータから個人を特定することが困難となるように情報を編集する。
ステップS214では、ステップS208において顔画像を編集した画像データとサムネイル、ステップS213において編集したメタデータとを用いて、制御部105が、それぞれの編集済み画像ファイルを生成し、画像記録部103に記録する。なお、ステップS208にて画像データの編集が行われなかった画像ファイルについても、ステップS213にてメタデータの編集が行われているので、ステップS214では未編集の画像データと編集したメタデータとから、編集済みの画像ファイルを生成することになる。
ステップS215では、制御部105は通信制御部109を介して、情報処理装置100と通信可能に接続されたサーバに画像記録部103に記録された画像ファイルをアップロードする。なお、アップロードするのは転送要求を受けた画像ファイルとなる。このとき、制御部105は、編集済み画像ファイルが存在する場合、該編集済み画像ファイルをサーバにアップロードし、編集済み画像ファイルが存在しない場合、通常の画像ファイルをそのままアップロードする。
アップロード終了後、制御部105は、画像記録部103に記録された編集済み画像ファイルを消去する。また、制御部105は、編集情報記録部108に記録された編集結果テーブルを消去する。

以上、説明したフローチャートによれば、複数の画像ファイルをアップロードする場合であっても、アップロードの対象となる画像ファイルの中に少なくとも1つ、画像データベースに登録された画像と類似する画像ファイルが存在する場合には、これら複数の画像ファイル全てのメタデータを個人情報が極力特定されないように編集する。これによって、特定の画像(例えば、顔画像)が表示された画像ファイルのメタデータだけを編集しても他の画像ファイルのメタデータから個人が特定されてしまう、という問題を簡易な構成で解決することができる。
(実施形態3)
本実施形態では、画像記録部に蓄積された画像群の中から単一の画像ファイルを選択しアップロードする際に、サーバに記録している画像ファイルの内容に応じて画像データやメタデータの編集を行う情報処理装置の構成と、一連の処理手順について説明する。なお、本実施形態における情報処理装置の構成は、図1で示した情報処理装置と同様であるため説明は省略する。
本実施形態における画像情報記録部106は、サーバにアップロードしている画像ファイルの編集状態を記録している。記録する情報は、例えば、図15に示す如き形態で記録されており、画像データやメタデータを編集する際に使用する。
制御部105は、第1の実施形態に記載の機能に加え、サーバ情報記録手段としての機能を有する。サーバ情報記録手段として、編集情報記録部108が記録しているサーバ上の画像ファイルの編集状態から、画像ファイルのメタデータに対して編集処理を行うか否かを決定する。また、制御部105は、通信制御部109を介して、サーバ上の公開画像ファイルである画像ファイルの、少なくとも属性情報、すなわち、メタデータの編集状態をダウンロードし、編集情報記録部108に記録する。その他の構成部については、第1の実施形態と同様である。
次に、上記構成からなる情報処理装置1の動作について説明する。説明にあたり、サーバ側に画像31、画像32が既に公開されており、画像記録部103に画像33が記録されているものとする。画像31、画像32は既に編集を終了した画像データであり、画像33は画像データベース102に登録している人物が含まれる家族写真であるものとする。なお、画像データベース102には、あらかじめ家族全員の顔画像データを登録しているものとする。
図14は、画像のアップロードを行うまでの手順を示したフローチャートであり、制御部302により実行される手順を示している。ステップS301では、制御部105はユーザインターフェース部101からのユーザの画像転送要求を検出する。この画像転送要求は、ユーザから入力されるものとする。画像転送要求がある場合は、ステップS302に移行する。
ステップS302では、制御部105が通信制御部109に対し、サーバ上に公開している画像ファイルのメタデータを取得するよう指示する。通信制御部109はサーバから、公開済み画像ファイルのメタデータを取得し、編集情報記録部108に記録する。公開済み画像ファイルのメタデータの編集内容は、例えば図15のような形態で記録される。
なお、メタデータが編集されているかどうかは、全ての公開済み画像ファイルのメタデータに対し、撮影者情報(ExifにおけるArtistタグ)撮影位置情報(ExifにおけるGPSタグ)撮影時間情報(ExifにおけるDateTimeタグ)、などの情報が記述されているか否かに基づいて判断する。
ステップS303では、制御部105は画像認識部111に対し、画像記録部103に記録している画像ファイルの中から、転送要求された画像ファイルを取得するよう指示する。
ステップS304では、制御部105が、画像認識部111に対し、取得した画像ファイルの画像データから顔画像を検知したか否かを問い合わせる。顔画像が検知されなかった場合、画像データを編集する必要がないため、ステップS309に遷移する。一方、顔画像が検知された場合、ステップS306へ遷移する。ステップS305では、制御部105が照合部104に対し、画像認識部111が検知した顔画像を画像データベース102にあらかじめ登録している顔画像データとを照合するよう指示する。
ステップS306では、制御部105が照合部104に対し、検知した顔画像を画像データベース102の顔画像データとの照合結果を問い合わせる。照合部104の照合の結果、検知された顔画像が登録している顔画像データに類似しない場合、検知された顔画像の人物は登録されている特定人物ではないため、顔画像に対する編集作業を行う必要はなく、ステップS308に遷移する。一方、検知された顔画像と顔画像データが類似する場合、顔領域情報を制御部105に伝送し、ステップS307に遷移する。
ステップS307では、制御部105が画像編集部106に対し、顔領域情報に示された領域に所定の画像処理を施すよう指示する。ここでは、所定の画像処理とは、顔画像から個人が特定できないように画像を加工し判別不能にする為の処理であり、一例としてモザイク処理を施すとする。サムネイルに付いても同様に、顔領域に対して所定の画像処理を施す。
ステップS308では、制御部105が編集情報記録部108に対し、既に画像が公開されているか否かを問い合わせる。画像が公開されていない場合、メタデータを編集する必要がないため、ステップS311に遷移する。一方、画像が公開されている場合、公開されている画像データに合わせてメタデータを編集する必要があるので、ステップS309に遷移する。
ステップS309では、制御部105がメタデータ編集部107に対し、画像データに付加されているメタデータ編集するよう指示する。前記ステップS307から遷移してきた場合、編集内容は、編集情報記録部108に記録している編集内容判断テーブルの“顔が類似する場合の編集内容”(図6に示す)及び前記ステップS303で取得した公開済み画像ファイルの編集内容(図15に示す)によって決定する。すなわち、図16に示す、“顔が類似し、かつ画像が既に公開されている場合の編集内容”に従って、メタデータを編集する。ここで、撮影者名の編集内容が、図6の編集内容判断テーブルではユーザID“CameraUser”に置換であり、図15の公開済みファイルの編集内容では“削除する”であるが、削除する方が情報の秘匿性は高いと判断し、編集内容は削除している。
秘匿性判断の方法は、例えば、図17に示すように、情報の編集内容に応じて秘匿性のレベル付けを行う判断テーブルを編集情報記録部108に記録させておき、異なる編集内容が衝突した場合、当該判断テーブルに従ってより秘匿性の高い編集内容を選択する方法が挙げられる。一方、前記ステップS308から遷移してきた場合、メタデータ編集部107が編集する情報は、編集情報記録部108に記録している“顔が類似しない場合の編集内容”及び公開済み画像ファイルの編集内容によって決定する。すなわち、図16の、“顔が類似せず、かつ画像が既に公開されている場合の編集内容”に従って、メタデータを編集する。
ステップS310では、ステップS307で編集した画像データとサムネイル、ステップS309で編集したメタデータとを用いて、制御部105は1つの編集済み画像ファイルとして画像記録部103に記録する。
編集した画像データとサムネイルが存在しない場合、画像記録部103に記録している編集していない画像データとサムネイル、ステップS309でメタデータ編集部107が編集したメタデータとを結合し、1つの編集済み画像ファイルとして画像記録部103に記録する。
ステップS311では、制御部105が、通信制御部109が接続したサーバに画像ファイルをアップロードする。このとき編集済み画像ファイルが存在する場合、制御部105は、この編集済み画像ファイルをサーバにアップロードし、編集済み画像ファイルが存在しない場合は、通常の画像ファイルをそのままアップロードする。
アップロード終了後、前記ステップS307で生成した編集済み画像ファイルを消去する。また、編集情報記録部108に記録されているメタデータの編集内容を削除する。
以上、説明したフローチャートによれば、サーバ上に既に公開されている画像ファイルが存在するとき、これからアップロードする画像に含まれる画像データやメタデータから個人情報が特定され、悪用されることを防ぐことができる。すなわち、複数の画像ファイルをアップロードするとき、2次利用の利便性を保ちつつ個人情報が流出することを防止することができる。なお、本発明は種々の改変が可能であり、この改変された発明に本発明が及ぶことは当然である。
本発明の実施形態1に係る、情報処理装置の構成を説明するブロック図である。 本発明に係る、画像ファイルの構成(Exif形式)を説明する機能ブロック図である。 本発明の実施形態1に係る、動作手順を説明するフローチャートである。 編集処理を行う前の画像データを示す図である。 編集処理を行った後の画像データを示す図である。 本発明の実施形態1に係る、メタデータの編集内容を示す編集内容判断テーブルである。 メタデータの編集前後の情報を示す図である。 情報処理装置、サーバ、画像閲覧装置の関係を表した図である。 本発明の実施形態1に係る、画像ファイルを表示するビューワアプリケーションを説明するための解説図である。 本発明の実施形態1を適用した場合に係る、編集した画像ファイルを表示したビューワアプリケーションの解説図である。 本発明の実施形態2に係る、フォルダをアップロードするためのビューワアプリケーションの解説図である。 本発明の実施形態2に係る、動作手順を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る、画像データの編集結果を記録した編集結果テーブルを示す図である。 本発明の実施形態3に係る、動作手順を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態3に係る、公開済み画像ファイルの編集内容を示すテーブルを示す図である。 本発明の実施形態3に係る、メタデータの編集内容を示すテーブルを示す図である。 本発明の実施形態3に係る、編集内容が衝突した時の編集内容を選択するためのテーブルを示す図である。
符号の説明

100 情報処理装置
101 ユーザインターフェース部
102 画像データベース
103 画像記録部
104 照合部
105 制御部
106 画像編集部
107 メタデータ編集部
108 編集情報記録部
109 通信制御部
110 表示部
111 画像認識部

Claims (5)

  1. 画像データと、当該画像データと関連付けられた個人情報を含む属性情報を有する画像ファイルから公開画像ファイルを作成する情報処理装置であって、
    画像データ中の人物の顔画像を認識する画像認識手段と、
    前記画像データ中の顔画像を人物の識別が困難な画像に編集する画像編集手段と、
    前記画像編集手段で顔画像を編集した前記画像データに関連付けられた属性情報のうち、少なくとも個人情報を個人の特定が困難な情報に編集する属性編集手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 予め顔画像を格納した記録部と、
    前記画像認識手段が認識した前記画像データ中の顔画像と、前記記録部に格納された顔画像とを照合し、前記画像データ中の顔画像と前記記録部に格納された顔画像との類似、非類似を判定する照合手段と、を有し、
    前記画像編集手段は、前記照合手段により、前記画像データ中の顔画像と前記記録部に格納された顔画像が類似していると判定された場合に、前記画像データ中における類似と判定された顔画像を編集することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 公開画像ファイルを作成する複数の画像ファイルを管理する制御手段を有し、
    前記制御手段が管理する複数の画像ファイルのうち、少なくとも1つの画像ファイルの画像データから前記画像認識手段が人物の顔画像を認識した場合、前記属性編集手段は当該画像データに関連付けられた属性情報及び前記制御手段が管理する他の画像ファイルが有する属性情報の少なくとも個人情報を個人の特定が困難な情報に編集することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記画像データのサムネイル画像を前記画像ファイルが含む場合には、前記画像編集手段は前記サムネイル画像中の顔画像を人物の識別が困難な画像に編集することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 画像データと、当該画像データと関連付けられた個人情報を含む属性情報を有する画像ファイルから公開画像ファイルを作成する情報処理装置の制御方法であって、
    画像データ中の人物の顔画像を認識する画像認識工程と、
    前記画像データ中の顔画像を人物の識別が困難な画像に編集する画像編集工程と、
    前記画像編集工程で顔画像を編集した前記画像データに関連付けられた属性情報のうち、少なくとも個人情報を個人の特定が困難な情報に編集する属性編集工程と、
    を備える情報処理装置の制御方法。
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