JP2016162089A - 文書管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】元文書の改訂によって文書の体裁が変わってもマスキング処理する位置を示す位置情報を再度設定する必要がなく、かつ、図形などの画像についてもマスキングの対象とする。
【解決手段】文書マスキングシステムは、マスキング範囲の始点および終点を特定するための始点マークおよび終点マークを含み、マスキング処理の対象となる元文書を記憶する記憶部4と、記憶部4に記憶された元文書について、その元文書に含まれている始点マークおよび終点マークを読取るマーク読取部21と、読取られた始点マークおよび終点マークについて、その始点マークと終点マークとのペアリングを行うペアリング処理部22と、元文書について、ペアリング処理部22によってペアリングが行われた始点マークと終点マークとの間に含まれる内容をマスキング処理するマスキング処理部23と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子データとしてファイルサーバに分子ファイルとして格納された文書について、ユーザからの閲覧、印刷要求があった場合にユーザの認証を行い、閲覧、印刷が許可されたユーザに対して文書ファイルの開示、印刷を行う文書管理システムに関する。
上記に記載の文書管理システムについて、
会社や団体などの組織においては、管理対象となる文書の種類は多岐に渡り、その中には、例えば、営業秘密等の会社内の限られた関係者以外への開示を禁止すべき情報が含まれている場合がある。そして、役職など職務の内容や所属する部署に応じて文書の内容を部分的に見えないようにすることが好ましい場合がある。その場合、開示したくない部分が見えないように、マスキング処理を行うことがある(例えば、特許文献1)。特許文献1では、マスキング用の表示(黒塗り文字など)に置き換えることによってマスキングしている。そして、ユーザからの文書閲覧要求や、文書印刷要求に対して、ユーザ認証を行い、許可されたユーザだけに文書の開示や印刷を行う。ユーザの権限によって、文書の全内容を開示または印刷したり、文書の一部がマスキング処理された部分開示文書を開示または印刷を行う。
特開2004−145529号公報
特許文献1では、マスキング処理する位置を示す位置情報を、元文書とは別の記憶部であるマスキング情報管理手段に記憶している。そのため、元文書の改訂によって文書の体裁が大きく変わると、マスキング処理する位置を示す位置情報を再度設定する必要があり、処理が煩雑になる。
また、特許文献1では、マスキングの対象は文字のみであり、図形などの画像をマスキングの対象とすることはできない。
さらに、文書閲覧システムで管理される文書においては、また、機械部品または装置の取扱説明書や、製造時の作業指示書や品質管理項目に関する書類等の、情報量が多く結果としてページ数が数十頁〜数百頁となる文書もある。しかし、そのような文書を閲覧または印刷する場合、全ての頁が表示または印刷される。例えば、取扱い説明書を参照する場合においては、一般的にその時必要な事項のみ参照できれば良いにもかかわらず、それ以外の事項も表示又は印刷されてしまい、必要な事項の参照をし辛いという課題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、文書に適宜マスキングを行うとともに、必要な情報を参照しやすい文書を作成、管理する文書管理システムを提供することを課題とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のある態様による文書管理システムは、マスキング範囲の始点および終点を特定するための始点マークおよび終点マークを含み、マスキング処理の対象となる元文書を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記元文書について、該元文書に含まれている前記始点マークおよび前記終点マークを読取るマーク読取部と、前記マーク読取部によって読取られた前記始点マークおよび前記終点マークについて、該始点マークと該終点マークとのペアリングを行うペアリング処理部と、前記元文書について、前記ペアリング処理部によってペアリングが行われた前記始点マークと前記終点マークとの間に含まれる内容をマスキング処理するマスキング処理部と、を有する。このような構成によれば、元文書の改訂によって文書の体裁が変わってもマスキング処理する位置を示す位置情報を再度設定する必要がなく、かつ、図形などの画像についてもマスキングの対象とすることができる。
前記ペアリング処理部は、前記記憶部に記憶された前記元文書の全体を1つの座標系として、前記始点マークと前記終点マークとのペアリングを行うことが好ましい。元文書の全体を1つの座標系として、全ページを連結して処理することにより、ページを跨ったマスキング範囲を処理の対象とすることができる。
前記ペアリング処理部は、前記元文書に含まれている始点マークを基準としてペアリング対象となる終点マークの数をカウントし、終点マークの数が1つだけである場合に該始点マークと該終点マークとのペアリングを行い、次に、他の始点マークを基準としてペアリング対象となる終点マークの数をカウントし、終点マークの数が1つだけである場合に該始点マークと該終点マークとのペアリングを行うことが好ましい。このようにペアリングを行うことにより、処理の対象を1つずつ減らしてゆき、元文書に含まれているすべての始点マークおよび終点マークについてペアリング処理を行うことができる。
前記ペアリング処理部は、ペアリング対象となる終点マークの数が1つだけである始点マークが存在しない場合に、エラー処理を行うことが好ましい。エラー処理を行うことによって、エラーの内容が告知された利用者は、エラーを認識し、始点マークおよび終点マークを設定し直すことができる。
前記マスキング処理部が行うマスキング処理は、前記始点マークと前記終点マークとの間に含まれる内容を削除する処理であってもよい。始点マークと終点マークとの間に含まれる内容を削除することにより、マスキング範囲の内容を確実に視認できなくすることができる。
前記マスキング処理部が行うマスキング処理は、前記始点マークと前記終点マークとの間に含まれる内容の上に、マスキングパターンを載せて表示する処理であってもよい。マスキングパターンを載せて表示することによって実現でき、表示部の表示画面において視認できなくすることができる。
前記記憶部に記憶された前記元文書は、該元文書を構成する各ページの、ヘッダの位置を特定するためのヘッダマークまたはフッタの位置を特定するためのフッタマークを含み、前記マスキング処理部は、前記ヘッダマークによって特定されるヘッダの位置および前記フッタマークによって特定されるフッタの位置を、前記マスキング処理の対象外とすることが好ましい。ヘッダおよびフッタの部分をマスキング範囲から除外することにより、利用者は、ヘッダおよびフッタの部分に含まれる情報を確認することができる。
前記マスキング処理部は、前記始点マークと前記終点マークとの間に含まれる内容を、他の部分とは異なる態様で表示した、マスキング範囲を確認するための範囲確認用文書を作成することが好ましい。これにより、マスキング範囲が適切であるか否かを容易に確認することができる。
前記元文書を入力する入力部をさらに有し、前記記憶部は、前記入力部による入力で作成された前記元文書を記憶することが好ましい。これにより、外部から入力した元文書について、マスキング処理の対象とすることができる。
本発明のある態様による文書管理方法は、マスキング範囲の始点および終点を特定するための始点マークおよび終点マークを含み、マスキング処理の対象となる元文書を記憶部に記憶する工程と、前記記憶部に記憶された前記元文書について、該元文書に含まれている前記始点マークおよび前記終点マークをマーク読取部によって読取る工程と、前記マーク読取部によって読取られた前記始点マークおよび前記終点マークについて、該始点マークと該終点マークとのペアリングをペアリング処理部によって行う工程と、前記元文書について、前記ペアリング処理部によってペアリングが行われた前記始点マークと前記終点マークとの間に含まれる内容をマスキング処理部によってマスキング処理する工程と、を有する。この方法によれば、元文書の改訂によって文書の体裁が変わってもマスキング処理する位置を示す位置情報を再度設定する必要がなく、かつ、図形などの画像についてもマスキングの対象とすることができる。
本発明のある態様による文書管理プログラムは、マスキング範囲の始点および終点を特定するための始点マークおよび終点マークを含み、マスキング処理の対象となる元文書を記憶部に記憶するステップと、前記記憶部に記憶された前記元文書について、該元文書に含まれている前記始点マークおよび前記終点マークをマーク読取部によって読取るステップと、前記マーク読取部によって読取られた前記始点マークおよび前記終点マークについて、該始点マークと該終点マークとのペアリングをペアリング処理部によって行うステップと、前記元文書について、前記ペアリング処理部によってペアリングが行われた前記始点マークと前記終点マークとの間に含まれる内容をマスキング処理部によってマスキング処理するステップと、をコンピュータに実行させるプログラムである。このプログラムを用いれば、元文書の改訂によって文書の体裁が変わってもマスキング処理する位置を示す位置情報を再度設定する必要がなく、かつ、図形などの画像についてもマスキングの対象とすることができる。
本発明によれば、元文書の改訂によって文書の体裁が変わってもマスキング処理する位置を示す位置情報を再度設定する必要がなく、かつ、図形などの画像についてもマスキングの対象とすることができる。
図1は、実施形態による文書マスキングシステムの構成例を示す図である。 図2は、実施形態による文書マスキングシステムによる公開文書作成処理の例を示すフローチャートである。 図3は、始点マークおよび終点マークのペアリング処理の例を示すフローチャートである。 図4は、ペアリング処理の例を示す図である。 図5は、ペアリング処理の例を示す図である。 図6は、ペアリング処理の例を示す図である。 図7は、ペアリング処理の例を示す図である。 図8は、マスキング範囲の例を示す図である。 図9は、各マークの座標位置を取得する処理の例を示す図である。 図10は、各マークを削除した後の全公開文書の例を示す図である。 図11は、マスキング処理された、部分公開文書の例を示す図である。 図12は、マスキング範囲を確認するための、範囲確認用文書の例を示す図である。 図13Aは、エラー処理が行われる文書の例を説明する図である。 図13Bは、エラー処理が行われる文書の例を説明する図である。 図14は文書マスキングシステムを含む文書管理システム10のネットワークの構成例を示す図である。 図15Aは、ユーザ権限情報の格納例を示す図である。 図15Bは、文書公開対象情報の格納例を示す図である。 図16は、文書管理システム10によって作成された全開示文書B2,部分開示文書B3の文書公開対象情報の権限設定及び登録を行う際のフローを示した図である。 図17は文書マスキングシステムによって作成された公開用文書(全開示文書、部分開示文書)の閲覧、印刷を行う際のフローを示した図である。
以下に、本発明に係る文書マスキングシステムの実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の実施形態は例示であり、発明の範囲がそれらに限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
(文書マスキングシステムの構成例)
図1は、本実施形態による文書管理システムの構成例を示す図である。図1に示すように、本実施形態による文書マスキングシステム10は、入力部1と、制御部2と、表示部3と、記憶部4とを備えている。文書マスキングシステム10を構成する各部は、例えばコンピュータにより構成され、通常のコンピュータのハードウェアリソース、例えばROM、RAM、CPU、入力装置、出力装置、通信インターフェース、ハードディスク、記録媒体およびその駆動装置によって実現される。
入力部1は、マスキング処理の対象となる元文書を入力する。元文書は、例えば、ワープロソフト(ワードプロセッサソフトウェア)で作成された電子文書ファイルである。入力部1を備えることにより、外部から入力した元文書について、マスキング処理の対象とすることができる。
制御部2は、CPUなどによって構成され、本システムの各部を制御するとともに、文書マスキングプログラムを実行する。制御部2が文書マスキングプログラムを実行することにより、元文書に基づいて、全公開文書、部分公開文書および範囲確認用文書を作成する処理を行う。制御部2は、マーク読取部21と、ペアリング処理部22と、マスキング処理部23と、文書登録部24と、認証部25を備えている。これらの各部は、CPUなどが文書マスキングプログラムを実行することによって実現される。
マーク読取部21は、入力部1が入力した元文書に含まれているマークを読み取る。
ペアリング処理部22は、マーク読取部21が読み取ったマークについて、マスキング範囲の始点を意味するマーク(以下、適宜、始点マークと呼ぶ)と、マスキング範囲の終点を意味するマーク(以下、適宜、終点マークと呼ぶ)とのペアリングを行う。
マスキング処理部23は、ペアリング処理部22がペアリングを行った始点マークおよび終点マークに基づいて、マスキング処理を行う。文書登録部24は、元文書及び元文書をマスキング処理して得られた公開文書を管理するための管理情報を入力部1より入力し、これを登録する。認証部25は、公開文書へのユーザからの閲覧要求または印刷要求の可否をユーザの情報アクセス権限や公開文書へのアクセス許可情報を基に決定する。
表示部3は、制御部2によってマスキング処理された文書を表示する。文書マスキングシステム10は、編集および改ざんが不可能な形式に変換した文書を表示部3に表示することが望ましい。文書マスキングシステム10は、表示部3に代えて、または表示部3と共に、マスキング処理された文書を印刷する印刷部を備えていてもよい。
記憶部4は、制御部2による公開文書作成処理に必要な文書マスキングプログラムやデータを記憶する。記憶部4は、マスキング処理の対象となる元文書を記憶する。記憶部4は、例えば、入力部1により、外部から入力された元文書を記憶する。
以上の構成により、本実施形態の文書マスキングシステム10は、元文書を入力し、公開文書を作成する処理を行う。本実施形態の文書マスキングシステム10は、元文書と同じ内容が記載された全公開文書、元文書に含まれている始点マークおよび終点マークに基づいてマスキング処理された部分公開文書、および、マスキング範囲を確認するための範囲確認用文書を作成する。
(マスキング範囲)
本実施形態の文書マスキングシステム10は、元文書に挿入されたマークに基づいてマスキング処理を行う範囲を特定する。より具体的には、本実施形態では、元文書の本文中に、マスキング処理を行う範囲を特定するための始点マークおよび終点マークが、予め挿入されている。始点マークおよび終点マークには、予め定めておいたキーワードや記号などを用いる。
(公開文書作成処理の例)
図2は、本実施形態による文書マスキングシステムによる公開文書作成処理の例を示すフローチャートである。公開文書作成処理は、元文書から部分公開文書、全公開文書、および、範囲確認用文書を作成する処理である。
図2において、元文書B1は、公開文書作成処理の処理対象の元となる文書である。この元文書B1には、部分開示対象者には見せたくない矩形のマスキング範囲の左上座標を示す始点の位置に始点マークを、右下座標を示す終点の位置に終点マークを、それぞれ予め挿入しておく。また、文書内のヘッダ部分およびフッタ部分について、マスキング範囲から除外する場合には、ヘッダ部分の一番下を示すヘッダ下端マークおよびフッタ部分の一番上を示すフッタ上端マークを元文書B1の各ページに挿入しておく。
始点マークまたは終点マークは、例えば、特別な記号、特定のキーワードや記号、またはマスキング位置を設定するための専用機能によるマーク、である。始点マークに用いる文字列は、例えば、「KOKOKARA」である。終点マークに用いる文字列は、例えば、「KOKOMADE」である。ヘッダマークに用いる文字列は、例えば、「KOKOHED」である。フッタマークに用いる文字列は、例えば、「KOKOFUT」である。これらの他、各マークは、予め定めておくことにより、文字の組み合わせまたは特殊記号で表記することができる。
本文中に登場しない文字列をマークとして用いることが好ましい。マークとして予め決めておいた文字列を、コピーアンドペースト操作によって、文書中に挿入するようにしてもよい。また、文書作成用アプリケーションソフトウェアに、テキストボックスの機能があれば、その機能によって元文書に挿入したマークを始点マーク、終点マーク、ヘッダマークまたはフッタマークとしてもよい。テキストボックスとは、文書中の任意の位置に、文字や記号を配置するための領域である。
図2のステップS201のマーク読取り処理では、記憶部4に記憶された元文書B1に含まれている、マスキング範囲の始点を示す始点マークおよび終点を示す終点マーク、ならびに、ヘッダ下端マークおよびフッタ上端マークの座標を読取る。
ステップS202の始点マークおよび終点マークのペアリング処理では、読み取った始点マークと終点マークとをペアの対象として組み合わせ、マスキング範囲を特定するための処理を行う。
ステップS203のマーク削除処理では、元文書B1に含まれていた各マークを削除する処理を行う。元文書B1に含まれていた各マークが削除された文書は、全公開文書B2となる。全公開文書B2は、全開示対象者向けに、元文書B1から作成された文書である。全公開文書B2は、元文書B1に含まれているマークを削除した文書であることが望ましい。
ステップS204のマスキング処理では、部分公開文書B3、および、範囲確認用文書B4を作成する。部分公開文書B3は、各マークを削除した元文書B1のマスキング範囲についてマスキング処理を行った、部分開示対象者向けの文書である。
範囲確認用文書B4は、マークを削除した元文書B1の文字などはそのままとし、マスキング範囲に含まれる内容を、他の部分とは異なる態様で表示した文書である。範囲確認用文書B4は、元文書B1に正しくマスキング範囲を指定するマークを挿入できているか否かを確認するため、元文書B1の文字が視認できる形式で、マスキング範囲を表示した文書である。例えば、マスキング範囲に含まれる内容について、背景色を蛍光色などで表示したり、マスキング範囲を破線で囲んで表示したりした文書である。範囲確認用文書B4を参照することにより、正しいマスキング範囲を指定する始点マークおよび終点マークが元文書B1に正しく挿入されているか否かを確認することができる。
(始点マークおよび終点マークのペアリング処理)
文書中にN個(Nは自然数)のマスキング範囲がある場合、始点マークおよび終点マークはいずれもN個必要になる。本実施形態では、始点マークおよび終点マークに個別に追番を付与して区別することにより、始点マークと終点マークとのペアリング処理を行う。元文書への始点マークおよび終点マークの挿入を人手で行う場合、各始点マークおよび各終点マークに番号を付加することは手間がかかる。
そこで、本実施形態では、少なくとも、始点マークおよび終点マークを付加すれば、始点マークと終点マークとのペアリング処理を自動的に行い、マスキング範囲を特定できるようにする。ただし、以下の条件を前提とする。すなわち、
(1)始点マークより終点マークは右方向にある。
(2)始点マークより終点マークは下方向にある。
(3)始点マークと終点マークとを結ぶ線を対角線とする矩形をマスキング範囲とする。
(4)複数のマスキング範囲はそれぞれ重ならない。
である。
以上の前提条件のもとに、上述したステップS202の始点マークおよび終点マークのペアリング処理について図3を参照して説明する。図3は、始点マークおよび終点マークのペアリング処理の例を示すフローチャートである。
図3のステップS301では、各マークに、始点マーク番号を割り振る割り振り処理を行う。例えば、右下を開始位置として右から左、下から上の順に、始点マークに始点マーク番号を付与する。
ステップS302では、ペアの対象となる始点マークを1つ選択する処理を行う。例えば、終点マークとペアになっていない始点マークのうち、始点マーク番号の小さいものをペアの対象として選択する。
ステップS303では、ペアの対象となる終点マークをカウントする処理を行う。例えば、現在のペアの対象の始点マークの右下にある終点マークのうち、始点マークとペアになっていない終点マークをペア対象の終点マークとし、その個数を計数する。
ステップS304では、ステップS303のカウントの結果、ペアの対象となる終点マークの数が「1」であれば、ステップS305に進み、その始点マークと終点マークとをペアとする処理(ペアリング処理)を行う。ペアリング処理では、ペア対象の終点マークにペア対象の始点マークの始点番号と同じ番号を割り当てる。これにより、ペア対象の終点マークとペア対象の始点マークとで特定される矩形範囲をマスキング範囲とする。
ステップS306では、終点マークとペアになっていない始点マークが存在するか否かを判断する。ステップS306の判断の結果、終点マークとペアになっていない始点マークがなければ(ステップS306においてNo)、処理は終了となる。一方、ステップS306の判断の結果、終点マークとペアになっていない始点マークがあれば、ステップS302に戻る。
ステップS304のカウントの結果、ペアの対象となる終点マークの数が「2以上」であれば、ステップS307に進み、さらにペアの対象となる始点マークが存在するか判断する。ステップS307では、現在のペア対象の始点マークの始点番号よりも大きい番号の始点マークが存在するか否かを判断する。ステップS307の判断の結果、ペアの対象となる始点マークが存在すれば(ステップS307においてYes)、ステップS308に進み、ペアの対象となる始点マークの再選択処理が行われる。ステップS308の再選択処理では、終点マークとペアになっていない始点マークのうち、現在のペア対象の始点マークの始点番号よりも大きい番号の始点マークの中で最も始点マーク番号の小さいものをペア対象始点マークとして選択する。その後、ステップS303に戻る。
ステップS307において、ペアの対象となる始点マークが存在しない場合(ステップS307においてNo)、ステップS309に進み、エラー処理が行われ、処理は終了となる。また、ステップS304のカウントの結果、ペアの対象となる終点マークの数が「0」であれば、ステップS310に進み、エラー処理が行われる。エラー処理では、始点マークに対応する終点マークが存在しないため、マスキング処理および公開文書作成処理全体が終了となる。
エラー処理は、例えば、エラーの原因となった箇所を表示して利用者に提示してもよいし、エラーの解消の方法を利用者に提示してもよい。
本実施形態では、元文書の全てのページを結合し、左上を原点とする1つの座標系として処理を行っている。また、本実施形態において、図面において用いる始点マーク、終点マーク、ヘッダマークおよびフッタマークを、表1に示すように定義する。
なお、本実施形態において、元文書は、横書きの形式であるが、縦書きの形式であっても良い。その場合、始点マークはマスキング範囲の右上、終点マークはマスキング範囲の左下、をそれぞれ特定することになる。また、元文書は、日本語に限らず、外国語を含む文書または外国語のみによる文書であってもよい。
(ペアリング処理の例)
図4から図7は、始点マークと終点マークとをペアとするペアリング処理の例を示す図である。
図4において、工程P1では、マスキング範囲を規定するマークである、始点マークSPおよび終点マークEPが含まれている元文書B1を処理対象として入力する。
工程P2では、元文書B1の各始点マークSPについて、本例では右から左の方向へ、かつ、下から上の方向へ、番号を付与する。本例では、始点マークSP1、SP2、SP3、SP4とする。なお、以降の説明では、始点マークSP1、SP2、SP3、SP4を、総称して始点マークSPNと呼ぶことがある。
工程P3では、始点マークSPNから右方向に延びた直線および下方向に延びた直線を想定する。そして、これらの直線を基準として、各始点マークSP1、SP2、SP3、SP4の右方向かつ下方向すなわち右下方向に存在する終点マークを処理の対象とする。
図5に進み、工程P4では、各始点マークSP1、SP2、SP3、SP4について、右下方向に存在する終点マークの数をそれぞれカウントする。
カウントは、例えば、各終点マークの座標位置に基づいて、上から下方向へ探査し、かつ、左から右方向へ探査しつつ、終点マークを計数する。その結果、本例では、始点マークSP1の右下方向に終点マークが1つ(「E1個」:終点マークEの数が1個)、始点マークSP2の右下方向に終点マークが3つ(「E3個」:終点マークEの数が3個)、始点マークSP3の右下方向に終点マークが2つ(「E2個」:終点マークEの数が2個)、始点マークSP4の右下方向に終点マークが4つ(「E4個」:終点マークEの数が4個)、となる。
工程P5では、始点マークSPNのうち、終点マークの数が「1」であるものとその終点マークとをペアにする。本例では、始点マークSP1と終点マークEP1とをペアとし、図中の矩形K1で示す。
工程P6では、始点マークSPNのうち、いずれかの終点マークとペアになっていないものについて、その右下方向に存在する終点マークの数をカウントする。本例では、工程P5においてペアになった始点マークSP1および終点マークEP1を除き、始点マークSP2、SP3、SP4について、右下方向に存在する終点マークの数をそれぞれカウントする。その結果、本例では、始点マークSP2の右下方向に終点マークが2つ(「E2個」:終点マークEの数が2個)、始点マークSP3の右下方向に終点マークが1つ(「E1個」:終点マークEの数が1個)、始点マークSP4の右下方向に終点マークが3つ(「E3個」:終点マークEの数が3個)、となる。
図6に進み、工程P7では、始点マークSP2、SP3、SP4のうち、終点マークの数が「1」であるものとその終点マークとをペアにする。本例では、始点マークSP3と終点マークEP3とをペアとし、図中の矩形K3で示す。
工程P8では、始点マークSPNのうち、いずれかの終点マークとペアになっていないものについて、その右下方向に存在する終点マークの数をカウントする。本例では、工程P5においてペアになった始点マークSP1および終点マークEP1、ならびに、工程P7においてペアになった始点マークSP3および終点マークEP3を除き、始点マークSP2、SP4について、右下方向に存在する終点マークの数をそれぞれカウントする。その結果、本例では、始点マークSP2の右下方向に終点マークが1つ(「E1個」:終点マークEの数が1個)、始点マークSP4の右下方向に終点マークが2つ(「E2個」:終点マークEの数が2個)、となる。
工程P9では、始点マークSP2、SP4のうち、終点マークの数が「1」であるものとその終点マークとをペアにする。本例では、始点マークSP2と終点マークEP2とをペアとし、図中の矩形K2で示す。
図7に進み、工程P10では、始点マークSPNのうち、いずれかの終点マークとペアになっていないものについて、その右下方向に存在する終点マークの数をカウントする。本例では、工程P5においてペアになった始点マークSP1および終点マークEP1、工程P7においてペアになった始点マークSP3および終点マークEP3、ならびに、工程P9においてペアになった始点マークSP2および終点マークEP2を除き、始点マークSP4について、右下方向に存在する終点マークの数をそれぞれカウントする。その結果、本例では、始点マークSP4の右下方向に終点マークが1つ(「E1個」:終点マークEの数が1個)、となる。
工程P11では、始点マークSP4の終点マークの数が「1」であるため、その終点マークとペアにする。本例では、始点マークSP4と終点マークEP4とをペアとし、図中の矩形K4で示す。
以上の処理によって、元文書B1に含まれている始点マークSPおよび終点マークEPについて、ペアリングが完了した。
なお、以上の処理では、ペアリング処理部により、元文書に含まれている始点マークを基準としてペアリング対象となる終点マークの数をカウントし、終点マークの数が1つだけである場合に、その始点マークとその終点マークとのペアリングを行い、次に、他の始点マークを基準としてペアリング対象となる終点マークの数をカウントし、終点マークの数が1つだけである場合にその始点マークとその終点マークとのペアリングを行う。この処理を繰り返し行うことによって、処理の対象を1つずつ減らしてゆき、元文書に含まれているすべての始点マークおよび終点マークについてペアリング処理を行うことができる。
ところで、元文書B1に含まれている始点マークの数と終点マークの数とが一致していない場合、エラー処理を行うことが望ましい。この場合、ペアリング処理の過程において、例えば、右下方向に存在する終点マークの数が「1」である始点マークがなく、ペアリングできないため、エラー処理を行うことが望ましい。また、例えば、マスキング範囲同士が重なりあう場合も右下方向に存在する終点マークの数が「1」である始点マークがなく、ペアリングできないため、エラー処理を行うことが望ましい。
右下方向に存在する終点マークの数が「1」である始点マークが複数あって、ペアとなる終点マークを1つに決定できない場合、エラー処理を行うことが望ましい。
エラー処理は、例えば、エラーの内容をモニタの画面に表示して利用者に告知する、エラーの内容を音声として出力して利用者に告知する、という方法がある。このようなエラー処理を行うことによって、エラーの内容が告知された利用者は、エラーを認識し、始点マークおよび終点マークを設定し直すことができる。
(マスキング処理を行った文書の例)
次に、図8から図12を参照して、マスキング処理の例について説明する。図8は、マスキング範囲の例を示す図である。図8において、始点マークSP1および終点マークEP1によって規定されるマスキング範囲は、2つのページに跨っている。
図9は、始点マーク、終点マーク、ヘッダマークおよびフッタマークの座標位置を取得する処理の例を示す図である。図9に示すように、元文書B1を構成する全ページを、本例では左端を揃えて連結して、X軸およびY軸による1つの座標系に配置した状態とする。この状態で、マスキング範囲について処理を進める。全ページを連結して処理することにより、ページを跨ったマスキング範囲を処理の対象とすることができる。また、全ページを連結して処理することにより、ヘッダおよびフッタの部分をマスキング範囲から除外することができる。これにより、利用者は、ヘッダおよびフッタの部分に含まれる情報を確認することができる。
図10は、始点マーク、終点マーク、ヘッダマークおよびフッタマークを削除した後の全公開文書B2の例を示す図である。図10に示すように、始点マーク、終点マーク、ヘッダマークおよびフッタマークは、削除されている。文書の利用者にとっては無意味であり、かつ、それらのマークがあると文書が見づらくなるため、それらのマークを削除する。これにより、文書が見づらくなることを防止できる。
図11は、マスキング処理された、部分公開文書B3の例を示す図である。図11に示すように、部分公開文書B3は、始点マークおよび終点マークに基づいて指定されたマスキング範囲MSにマスキング処理が施された状態になる。これにより、元文書B1に記載されている内容のうち、マスキング範囲MSに対応する部分は、その内容が視認されない状態になる。本例では、図8に示す元文書B1において表示されていた、「3.根拠」から「3−2.社内実験データ」の棒グラフまでの部分がマスキング範囲MSになり、視認されない状態になっている。
図12は、マスキング範囲MSを確認するための、範囲確認用文書B4の例を示す図である。範囲確認用文書B4は、部分公開文書B3のマスキング範囲MSに対応する部分が図12の破線部分で示すように、他の部分と異なる態様で表示されている。マスキング範囲MSに対応する部分を、他の部分と異なる態様で表示することにより、マスキング範囲MSが適切であるか否かを容易に確認することができる。
図12において、破線部分は、例えば、背景を蛍光色によって塗りつぶした表示とする。範囲確認用文書B4について、蛍光色に限らず、マスキング範囲MSに対応する部分の背景を、他の部分とは異なる態様で表示すればよい。背景を塗りつぶした表示とする場合に限らず、マスキング範囲MSに対応する部分の文字の色を他の部分とは異なる態様で表示してもよい。このように、マスキング範囲MSに対応する部分を他の部分とは異なる態様で表示することにより、マスキング範囲MSを容易に確認することができる。
(エラー処理)
図13Aおよび図13Bは、エラー処理が行われる文書の例を説明する図である。図13Aに示す例では、2つの始点マークSP11およびSP12と、2つの終点マークEP11およびEP12とが文書に含まれている。このため、始点マークSP11と終点マークEP11とに基づいてマスキング範囲MS1が、始点マークSP12と終点マークEP12とに基づいてマスキング範囲MS2が、それぞれ設定されている。したがって、図13Aに示す文書では、マスキング範囲MS1とマスキング範囲MS2とが重なっている。
このようにマスキング範囲を設定すると、図3に示すフローチャートによってエラー処理が行われる。すなわち、図3に示すフローチャートのステップS304のカウントの結果、ペアの対象となる終点の数が「2以上」になるので、ステップS307に進む。ペアの対象となる始点があるので(ステップS307においてYes)、ペアの対象となる始点を再選択しても(ステップS308)、やはりペアの対象となる終点の数が「2以上」になるので(ステップS303、S304、S307)、ペアの対象となる始点が存在しないので(ステップS307においてNo)、ステップS309に進み、エラー処理が行われる。
エラー処理が行われないためには、図13Bに示すように、マスキング範囲同士が重ならないように、始点マークと終点マークとを設定する必要がある。すなわち、図13Bに示す例では、始点マークSP11、SP12およびSP13と、終点マークEP11、EP12およびEP13とが文書に含まれている。このため、始点マークSP11と終点マークEP11とに基づいてマスキング範囲MS11が、始点マークSP12と終点マークEP12とに基づいてマスキング範囲MS2が、始点マークSP13と終点マークEP13とに基づいてマスキング範囲MS12が、それぞれ設定されている。したがって、図13Bに示す文書では、マスキング範囲MS11、MS12、MS2は互いに重ならない。
このようにマスキング範囲を設定すると、図3に示すフローチャートのステップS304において、始点マークSP13に対するペア対象終点数が「1」であり、始点マークSP13と終点マークEP11とをペアとする処理を行う(ステップS305)。その後、始点マークSP12と終点マークEP12とをペアとする処理、始点マークSP11と終点マークEP13とをペアとする処理、が順に行われ、エラー処理は行われない。
マスキング処理の方法として、マスキング範囲のデータを削除する(始点マークと終点マークとの間に含まれる内容を削除する)方法、データを削除せずに、マスキングパターンで覆って、マスキング範囲を表示部の表示画面において視認できない見えなくする方法、のいずれを用いてもよい。前者の場合、例えば、同じ文字数の空白(スペース記号)で置換することによって実現でき、マスキング範囲の内容を確実に視認できなくすることができる。後者の場合、マスキング範囲の上の階層に、マスキングパターンを載せて表示することによって実現でき、表示部の表示画面において視認できなくすることができる。
全公開文書では、マークを削除しておくことが好ましい。マスキング範囲を明示する必要はないと考えられるからである。
部分公開文書では、マーク自体をマスキング範囲に含めて見えないようにしてもよいし、マークを削除した後、削除前のマークの位置に基づく範囲をマスキング範囲として見えないようにしてもよい。
(文書マスキング方法)
上述した文書マスキングシステムにおいて用いている文書マスキング方法は、マスキング範囲の始点および終点を特定するための始点マークおよび終点マークを含み、マスキング処理の対象となる元文書を記憶部に記憶する工程と、上記記憶部に記憶された上記元文書について、該元文書に含まれている上記始点マークおよび上記終点マークをマーク読取部によって読取る工程と、上記マーク読取部によって読取られた上記始点マークおよび上記終点マークについて、該始点マークと該終点マークとのペアリングをペアリング処理部によって行う工程と、上記元文書について、上記ペアリング処理部によってペアリングが行われた上記始点マークと上記終点マークとの間に含まれる内容をマスキング処理部によってマスキング処理する工程と、を有する。この方法によれば、元文書の改訂によって文書の体裁が変わってもマスキング処理する位置を示す位置情報を再度設定する必要がなく、かつ、図形などの画像についてもマスキングの対象とすることができる。
(文書管理プログラム)
上述した文書マスキングシステムにおいて用いている文書マスキングプログラムは、マスキング範囲の始点および終点を特定するための始点マークおよび終点マークを含み、マスキング処理の対象となる元文書を記憶部に記憶するステップと、上記記憶部に記憶された上記元文書について、該元文書に含まれている上記始点マークおよび上記終点マークをマーク読取部によって読取るステップと、上記マーク読取部によって読取られた上記始点マークおよび上記終点マークについて、該始点マークと該終点マークとのペアリングをペアリング処理部によって行うステップと、上記元文書について、上記ペアリング処理部によってペアリングが行われた上記始点マークと上記終点マークとの間に含まれる内容をマスキング処理部によってマスキング処理するステップと、をコンピュータに実行させるプログラムである。このプログラムを用いれば、元文書の改訂によって文書の体裁が変わってもマスキング処理する位置を示す位置情報を再度設定する必要がなく、かつ、図形などの画像についてもマスキングの対象とすることができる。
(文書管理システムのネットワークの構成例)
図14に、文書マスキングシステムを含む文書管理システム10のネットワークの構成例を示す。文書管理システム10の構成要素を説明する。
マスキング作業用Pc107は、ファイルサーバ108に格納された元文書から公開文書(全開示文書、部分開示文書)及び範囲確認用文書を作成する。
ファイルサーバ108は、元文書B1及び公開文書B2,B3、範囲確認用文書B4を格納する。クライアントPC109は、ユーザがネットワークにログオンして使用し、公開文書B2,B3の閲覧要求、印刷要求を行う。公開文書の閲覧要求又は印刷要求が許可された場合は、モニタに公開文書B2またはB3を表示する。
認証サーバ106は、ネットワーク上のクライアントPC109からログインしたユーザのユーザ情報よりデータベース134に格納されたユーザ権限情報及び文書公開対象情報と照会し、文書閲覧・印刷要求を許可するか否かの判断を行う。
データベース134は、認証サーバ106が照会する、ユーザ権限情報及び文書公開対象情報を格納する。ユーザ権限情報には、各ユーザのIDやパスワード等のユーザを特定する為の情報及び、各ユーザの文書閲覧権限情報、文書印刷権限情報が含まれる。文書公開対象情報には、各文書ごとに、ユーザが持つ文書閲覧権限及び文書印刷権限に対して提供する文書の種類(全開示文書、部分開示文書)の設定情報が含まれている。
印刷部116は、ユーザによる印刷要求が許可された場合に、公開文書を紙に出力する。
ユーザ権限情報及び、文書公開対象情報の例を下記に示す。
図15Aは、ユーザ権限情報の格納例である。ユーザ権限情報は、各ユーザごとのID、氏名、権限グループ情報が格納されている。図では、権限グループ情報は、A,B,C,D,Eといったアルファベットで記載されている。権限グループは例えば、役職ごと、または所属部署ごとに設定される。
本実施例では、ユーザID”00001”の氏名は“安倍太郎”、権限グループはAであることがわかる。また、ユーザID”00002”の氏名は“佐藤次郎”、権限グループはEであることがわかる。ユーザID”00003”の氏名は“日精一郎”、権限グループはDであることがわかる。ユーザID”00004”の氏名は“日精花子”、権限グループはBであることがわかる。ユーザID”00005”の氏名は“山田”、権限グループはAであることがわかる。
図15Bは、文書公開対象情報の格納例である。文書公開対象情報には、文書番号、文書名、公開文書(全開示文書、部分開示文書)のURL、公開文書ごとの閲覧を許可するグループ及び、印刷を許可するグループが格納されている。図では、閲覧を許可するグループ、印刷を許可するグループは、図15のユーザ権限情報の権限グループに対応するアルファベットで記載されている。
本実施形態では、文書番号「2015―D00001」について、文書名「○○連絡書」、全開示文書が記憶されている場所「¥¥sever¥2015¥D00001F.pdf」、部分開示文書が記憶されている場所「¥¥sever¥2015¥D00001P.pdf」、全開示文書の閲覧を許可する権限グループのリストである全開示閲覧許可グループ「A,B,C,D,E」、部分開示文書の閲覧を許可する権限グループのリストである部分開示閲覧許可グループは無し(空欄)、全開示文書の印刷を許可する権限グループのリストである全開示印刷許可グループは無し(空欄)、部分開示文書の印刷を許可する権限グループのリストである部分開示印刷許可グループは無し(空欄)、という情報が記憶されている。これは、文書名「○○連絡書」について、権限グループA,B,C,D,Eを持つユーザに対して全開示文書の閲覧が許可されているが、全開示文書、部分開示文書の印刷が許可されている権限グループが無いことを表している。
また、文書番号「2015―D00002」について、文書名「△△報告書」、全開示文書が記憶されている場所「¥¥sever¥2015¥D00002F.pdf」、部分開示文書が記憶されている場所「¥¥sever¥2015¥D00002P.pdf」、全開示文書の閲覧を許可する権限グループのリストである全開示閲覧許可グループ「A,E」、部分開示文書の閲覧を許可する権限グループのリストである部分開示閲覧許可グループ「B」、全開示文書の印刷を許可する権限グループのリストである全開示印刷許可グループ「A」、部分開示文書の印刷を許可する権限グループのリストである部分開示印刷許可グループ「B,E」、という情報が記憶されている。これは、文書名「△△報告書」について、権限グループA,Eのユーザに対して全開示文書の閲覧が、権限グループBのユーザに対して部分開示文書の閲覧が、権限グループAのユーザに対して全開示文書の印刷が、権限グループB,Eのユーザに対して部分開示文書の印刷が、それぞれ許可されていることを表している。
さらに、文書番号「2015―D00003」について、文書名「□□報告書」、全開示文書が記憶されている場所「¥¥sever¥2015¥D00003F.pdf」、部分開示文書が記憶されている場所「¥¥sever¥2015¥D00003P.pdf」、全開示文書の閲覧を許可する権限グループのリストである全開示閲覧許可グループ「A」、部分開示文書の閲覧を許可する権限グループのリストである部分開示閲覧許可グループ「B,C」、全開示文書の印刷を許可する権限グループのリストである全開示印刷許可グループ「A」、部分開示文書の印刷を許可する権限グループのリストである部分開示印刷許可グループ「B」、という情報が記憶されている。これは、文書名「□□報告書」について、権限グループAのユーザに対して全開示文書の閲覧が、権限グループB,Cのユーザに対して部分開示文書の閲覧が、権限グループAのユーザに対して全開示文書の印刷が、権限グループBのユーザに対して部分開示文書の印刷が、それぞれ許可されていることを表している。図16は、文書管理システム10によって作成された全開示文書B2,部分開示文書B3の文書公開対象情報の権限設定及び登録を行う際のフローを示した図である。文書公開対象情報は、作業者により入力されると共にデータベース(DB)に格納され、文書登録処理が完了する。
図17は文書マスキングシステムによって作成された公開用文書(全開示文書、部分開示文書)の閲覧、印刷を行う際のフローを示した図である。
ユーザがクライアントPC上で、ユーザIDやパスワードを入力してログインする。その際ユーザ情報や公開文書の閲覧権限、印刷権限を認証サーバに照会する。
そして、ユーザからの文書の閲覧要求があった場合、そのユーザが当該文書の全開示文書の閲覧が許可される権限グループであれば、全開示文書の閲覧を許可し、全開示用文書の内容を表示する。また、そのユーザが当該文書について部分公開文書の閲覧が許可される権限グループであれば、部分公開文書の閲覧を許可し、部分開示文書の内容を表示する。
また、ユーザが当該文書について閲覧権限を有する権限グループでない場合には、例えば、閲覧が許可されていない旨のメッセージを表示するなどして、閲覧を拒否し、公開用文書の表示は行わない。
ユーザからの印刷要求があった場合は、そのユーザが当該文書の全開示文書の印刷が許可される権限グループであれば、全開示文書の印刷を許可し、全開示用文書の内容を表示または、印刷を行う。ユーザが当該文書の部分公開文書の印刷が許可される権限グループであれば、部分開示文書の印刷を許可し、部分開示文書の内容を表示または、印刷を行う。また、ユーザが当該文書について印刷権限を有する権限グループでない場合には、例えば、印刷が許可されていない旨のメッセージを表示するなどして、公開用文書の表示及び印刷を拒否する。
ある文書の閲覧権限及び印刷権限はそれぞれ独立して与えることが出来る。例えば、あるユーザに対して、ある文書の全閲覧権限と、部分印刷権限とを与えたり、ある文書の部分閲覧権限のみを与え、印刷権限を与えなかったりすることができる。
閲覧権限及び印刷権限の設定は特に限定されるものではないが、印刷権限が閲覧権限よりも限定的な権限となることが望ましい。
(まとめ)
文書管理システム10は、元文書の本文中に始点マークおよび終点マークを、挿入しておくので、本文に追記や改訂があった場合でも、指定範囲のマスキング処理を継続して行うことができる。すなわち、マスキング範囲を指定するための別のデータを用意するのではなく、本文中に始点マークおよび終点マークを挿入しておくので、本文のマスキング範囲の大きさが変化してもマークの位置が追従するので、マスキング範囲を適切に維持することができる。
マスキング範囲を、例えば、始点マークおよび終点マークを基準とする矩形で指定することにより、マスキング処理部23は、マスキング範囲を任意の色で塗りつぶし、文字や記号だけでなく、図形や画像などについてもマスキング処理を行うことができる。
本システムによれば、元文書の本文中に、マスキングする範囲の始点と終点とを意味するマークが含まれているので、元文書の本文について追記または改訂があっても、指定範囲のマスキング処理を継続して行うことができる。
元文書の本文中にマークが記述されていれば、マスキング範囲に含まれている文章や図形の大きさが変化しても予め設定した始点マークおよび終点マークに基づいてマスキング範囲を設定するので、文書の内容について改変(文字または記号の追加、変更、削除)が頻繁に行われたとしても、改変前後においてマークの位置が追従し、適切なマスキング範囲を維持することができる。
マスキング範囲を、始点および終点を基準とする矩形によって指定することにより、マスキング範囲を任意の色で塗りつぶした表示を行うことができる。また、文字または記号に限らず、図形または写真などの画像をマスキングの対象にすることができる。マスキング範囲が複数ページに跨る場合に、ヘッダの下端およびフッタの上端にマークを記載することにより、文書のヘッダおよびフッタをマスキング処理の対象外(マスキング範囲から除外)とすることができる。
すなわち、マスキング範囲が複数のページに跨る場合に、ヘッダの下端の位置、フッタの上端の位置をそれぞれ特定するためのヘッダマーク、フッタマークを元文書に設けておくことにより、ヘッダの部分およびフッタの部分をマスキング処理の対象外とすることもできる。ヘッダやフッタには、ページ番号や文書の名称などの情報が含まれていることがあり、これらの情報はマスキング処理されずに表示される。これにより、利用者は、ヘッダおよびフッタに含まれている情報を視認することができる。
マスキング処理部23は、マスキング処理の前に、始点マーク、終点マーク、ヘッダマークおよびフッタマークを削除し、部分公開文書や全公開文書に表示しないようにすることが好ましい。また、マスキング範囲の文字などが視認できる態様で、マスキング範囲を蛍光色などで表示した範囲確認用文書を表示できるようにすることが好ましい。また、マスキング範囲を確認しやすいのであれば、マスキング範囲の表示色は蛍光色に限定されない。すなわち、マスキング範囲を蛍光色などの黒以外の色で表示することにより、マスキング範囲の文字が見えるように表示した範囲確認用文書を表示できるようにしてもよい。
(変形例)
本実施形態による文書マスキングシステムについては、以下のような変形例が考えられる。
予め決めておいた始点マーク、終点マーク、ヘッダマークおよびフッタマークを、印刷した元文書に手書きで記入しておき、記入したものをイメージスキャナで読取った後、各マークを認識するようにしてもよい。
本システムと文書管理システムとを組み合わせてもよい。例えば、元文書を文書管理システムに記憶しておき、文書を閲覧するリクエストがあった場合に、本システムによってマスキング処理がなされた文書を作成し、それを利用者に提示するようにしてもよい。このようにすれば、元文書の他にマスキング処理がなされた文書を記憶しておく必要がないので、記憶部の記憶容量を節約することができる。
本システムは、1つの装置ブロックとしたが、制御部および記憶部と、入力部および表示部と、を別体とし、通信ネットワークを介して両者を接続していてもよい。また、1つの制御部および記憶部に対して、複数の入力部および表示部を備えていてもよい。つまり、サーバに制御部および記憶部を設け、パーソナルコンピュータに入力部および表示部を設けて、通信ネットワークを介して両者を接続してもよい。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 入力部
2 制御部
3 表示部
4 記憶部
5 印刷部
10 文書管理システム
21 マーク読取部
22 ペアリング処理部
23 マスキング処理部
24 文書登録部
25 認証部
B1 元文書
B2 全公開文書
B3 部分公開文書
B4 範囲確認用文書
EP、EP1〜EP4、EP11、EP12、EP13 終点マーク
K1〜K4 矩形
MS、MS1、MS2、MS11、MS12 マスキング範囲
SP、SP1〜SP4、SP11、SP12、SP13 始点マーク

Claims (11)

  1. マスキング範囲の始点および終点を特定するための始点マークおよび終点マークを含み、マスキング処理の対象となる元文書を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記元文書について、該元文書に含まれている前記始点マークおよび前記終点マークを読取るマーク読取部と、
    前記マーク読取部によって読取られた前記始点マークおよび前記終点マークについて、該始点マークと該終点マークとのペアリングを行うペアリング処理部と、
    前記元文書について、前記ペアリング処理部によってペアリングが行われた前記始点マークと前記終点マークとの間に含まれる内容をマスキング処理するマスキング処理部と、
    を有する文書マスキング部と、
    前記元文書及び該元文書を前記文書マスキング部でマスキング処理されて得られた公開文書を管理するための管理情報を登録する文書登録部と、前記公開文書のユーザからのアクセスを管理する認証部と、
    を備えた文書管理システム。
  2. 前記ペアリング処理部は、前記記憶部に記憶された前記元文書の全体を1つの座標系として、前記始点マークと前記終点マークとのペアリングを行う請求項1に記載の文書管理システム。
  3. 前記ペアリング処理部は、前記元文書に含まれている始点マークを基準としてペアリング対象となる終点マークの数をカウントし、終点マークの数が1つだけである場合に該始点マークと該終点マークとのペアリングを行い、
    次に、他の始点マークを基準としてペアリング対象となる終点マークの数をカウントし、終点マークの数が1つだけである場合に該始点マークと該終点マークとのペアリングを行う請求項1または請求項2に記載の文書管理システム。
  4. 前記ペアリング処理部は、ペアリング対象となる終点マークの数が1つだけである始点マークが存在しない場合に、エラー処理を行う請求項3に記載の文書管理システム。
  5. 前記マスキング処理部が行うマスキング処理は、前記始点マークと前記終点マークとの間に含まれる内容を削除する処理である請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の文書管理システム。
  6. 前記マスキング処理部が行うマスキング処理は、前記始点マークと前記終点マークとの間に含まれる内容の上に、マスキングパターンを載せて表示する処理である請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の文書管理システム。
  7. 前記記憶部に記憶された前記元文書は、該元文書を構成する各ページの、ヘッダの位置を特定するためのヘッダマークまたはフッタの位置を特定するためのフッタマークを含み、
    前記マスキング処理部は、前記ヘッダマークによって特定されるヘッダの位置および前記フッタマークによって特定されるフッタの位置を、前記マスキング処理の対象外とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の文書管理システム。
  8. 前記マスキング処理部は、前記始点マークと前記終点マークとの間に含まれる内容を、他の部分とは異なる態様で表示した、マスキング範囲を確認するための範囲確認用文書を作成する請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の文書管理システム。
  9. 前記元文書を入力する入力部をさらに有し、
    前記記憶部は、前記入力部による入力で作成された前記元文書を記憶する請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の文書管理システム。
  10. マスキング範囲の始点および終点を特定するための始点マークおよび終点マークを含み、マスキング処理の対象となる元文書を記憶部に記憶する工程と、
    前記記憶部に記憶された前記元文書について、該元文書に含まれている前記始点マークおよび前記終点マークをマーク読取部によって読取る工程と、
    前記マーク読取部によって読取られた前記始点マークおよび前記終点マークについて、該始点マークと該終点マークとのペアリングをペアリング処理部によって行う工程と、
    前記元文書について、前記ペアリング処理部によってペアリングが行われた前記始点マークと前記終点マークとの間に含まれる内容をマスキング処理部によってマスキング処理する工程と、
    を有する文書管理方法。
  11. マスキング範囲の始点および終点を特定するための始点マークおよび終点マークを含み、マスキング処理の対象となる元文書を記憶部に記憶するステップと、
    前記記憶部に記憶された前記元文書について、該元文書に含まれている前記始点マークおよび前記終点マークをマーク読取部によって読取るステップと、
    前記マーク読取部によって読取られた前記始点マークおよび前記終点マークについて、該始点マークと該終点マークとのペアリングをペアリング処理部によって行うステップと、
    前記元文書について、前記ペアリング処理部によってペアリングが行われた前記始点マークと前記終点マークとの間に含まれる内容をマスキング処理部によってマスキング処理するステップと、
    をコンピュータに実行させるための文書管理プログラム。
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