JP4992336B2 - 伝票封筒 - Google Patents

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本発明は、配送荷物に貼付する伝票封筒に関するものである。
主に企業間の配送に使用される伝票は、企業消費者間や消費者間の配送に使用される伝票とは異なる場合が多い。例えば、家電メーカから量販店(小売業者)において配送される家電製品の場合は、家電製品の箱を開梱せずに納品書を添付することが要求されているので、裏面にタック紙の付いた封筒を使用している(例えば、特許文献1)。
多くの場合は、家電メーカごとに異なる納品書及び配送伝票が使用されており、無地のタック紙付き封筒に納品書を挿入し、配送伝票をそのタック紙付き封筒に貼り合わせて、製品(箱)に貼付して出荷している。このときに、納品書と配送伝票との照合ミスや、配送先を間違えるなどの配送ミスなどが危惧されている。
照合ミスについては、配送荷物として複数種類の製品が存在しており、配送伝票と納品書とを一体化したタイプの伝票が使用し辛くなるので、配送伝票及び納品書を個々に印字している。そのために、納品書を封筒に挿入するときや、配送伝票を封筒に貼付するときに、両者の照合ミスが発生してしまう。
また、配送ミスについては、納品書と配送伝票との照合ミスの有無に関わらず、発生しうる問題であり対策が最も困難とされている。従来は、配送荷物を専用便で配送したり、一度に大量に配送したりしていたため、配送ミスの発生率は低かった。しかし、昨今では、強い販売力を持つ大手量販店による市場の寡占化が進みつつあり、SCM(サプライ・チェーン・マネジメント)やカンバン方式に代表されるように、製品の余分な在庫を持たないようにして、必要なときに必要な数の製品を手配して、コスト効率を向上させる手法が用いられている。そのために、少量多頻度の配送が増えている。また、製品を受け取る量販店側の人員は、コスト効率を向上させるために最低限に減らされ、それが起因して配送荷物の到着日時も細かく指定される状態になっている。
このように、細かく時間が規制され、更に道路事情などによる配送の遅延などがあると、配送ドライバーの負荷(ストレス)が極度に大きくなり、例えば、本来はA社に納品すべき製品を、誤ってB社に納品してしまうなどの配送ミスを発生してしまう要因となっている。
また、量販店は、利便性といった点から、同一の地域にまとまっている場合が多く、また、売れる製品(発注される製品)も、各量販店でほとんど変わらないため、そのような製品を、配送伝票の住所を見て納品するだけでは、配送ミスを回避しきれない問題がある。
特開2001−055240号公報
本発明の課題は、配送ミスを減少させ、封入する情報書類との照合を容易に確認できる伝票封筒を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施例に対応する符号を括弧内に付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、配送荷物(60)に関連した情報書類(61)を封入して前記配送荷物(60)に貼付される伝票封筒(10)であって、第1のシート状基材(20)と、配送情報を記入する第1の記入欄(31−1)を設けた封筒基材部(31)と、前記封筒基材部(31)に切り離し自在に形成され、配送情報を記入する第2の記入欄(32−1)を設けた伝票基材部(32)とを有した第2のシート状基材(30)と、前記第1のシート状基材(20)と前記伝票基材部(32)との間に設けられた第3のシート状基材(40)と、前記封筒基材部(31)と前記第3のシート状基材(40)とを貼り合わせる第1の接着層(50)と、袋状のポケット部を形成するように、前記第1のシート状基材(20)、前記封筒基材部(31)及び前記第3のシート状基材(40)を貼り合わせる第2の接着層(51)とを備え、前記封筒基材部(31)及び前記情報書類(61)は、共通の絵柄を印刷した絵柄印刷層(31−2、61−1)を備えることを特徴とする伝票封筒(10)である。
請求項の発明は、請求項に記載の伝票封筒(10)において、前記第3のシート状基材(40)は、前記封筒基材部(31)に印刷された前記絵柄と同様の絵柄印刷層(40−1)を備えることを特徴とする伝票封筒(10)である。
請求項の発明は、配送荷物(60)に関連した情報書類(61)を封入して前記配送荷物(60)に貼付される伝票封筒(10)であって、第1のシート状基材(20)と、配送情報を記入する第1の記入欄(31−1)を設けた封筒基材部(31)と、前記封筒基材部(31)に切り離し自在に形成され、配送情報を記入する第2の記入欄(32−1)を設けた伝票基材部(32)とを有した第2のシート状基材(30)と、前記第1のシート状基材(20)と前記伝票基材部(32)との間に設けられた第3のシート状基材(40)と、前記封筒基材部(31)と前記第3のシート状基材(40)とを貼り合わせる第1の接着層(50)と、袋状のポケット部を形成するように、前記第1のシート状基材(20)、前記封筒基材部(31)及び前記第3のシート状基材(40)を貼り合わせる第2の接着層(51)とを備え、前記第3のシート状基材(40)は、絵柄を印刷した絵柄印刷層(40−1)を有し、前記伝票基材部(32)は、前記絵柄印刷層(40−1)の前記絵柄を表出する表出部(37)を備えることを特徴とする伝票封筒(10−2)である。
請求項の発明は、請求項に記載の伝票封筒(10−2)において、前記情報書類(61)は、前記第3のシート状基材(40)に印刷された前記絵柄と同様の絵柄印刷層(61−1)を備えることを特徴とする伝票封筒(10−2)である。
請求項の発明は、請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の伝票封筒(10)において、前記第1のシート状基材(20)は、封緘接着層(22−1)を設けた第1の封緘基材部(22)と、前記封筒基材部(31)に前記第2の接着層(51)により貼り合わされる封筒本体部(21)とを有し、前記第2のシート状基材(30)は、前記封筒基材部(31)と連接する第2の封緘基材部(33)を有し、前記第1の封緘基材部(22)を折り返して、前記第2の封緘基材部(33)と前記封緘接着層(22−1)で接着することにより、前記袋状のポケット部の開口部を封緘することを特徴とする伝票封筒(10)である。
請求項の発明は、請求項に記載の伝票封筒(10)において、前記第2のシート状基材(30)は、前記封筒基材部(31)と前記第2の封緘基材部(33)との間に開封線(34)を備えることを特徴とする伝票封筒(10)である。
請求項の発明は、請求項に記載の伝票封筒(10)において、前記第2のシート状基材(30)は、前記開封線(34)沿いに切り欠き孔(36)を備えることを特徴とする伝票封筒(10)である。
請求項の発明は、請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の伝票封筒(10)において、前記第1のシート状基材(20)は、前記配送荷物(60)に貼付する封筒接着層(21−1)を備えることを特徴とする伝票封筒(10)である。
以上説明したように、本発明によれば、以下のような効果がある。
(1)伝票封筒は、第1のシート状基材と、封筒基材部及び伝票基材部に第1及び第2の記入欄を設けた第2のシート状基材と、第3のシート状基材と、第1の接着層と、第2の接着層とにより袋状のポケット部を形成し、封筒と配送伝票とを一体化しているので、封筒と配送伝票との照合ミスをなくすことができる。
(2)封筒基材部及び情報書類は、共通の絵柄を印刷した絵柄印刷層を備えているので、封筒基材部と情報書類とを絵柄印刷層の絵柄により照合させることができ、伝票封筒と情報書類との照合ミスを減少させることができる。また、絵柄に特定の配送先を認識させることにより、配送ミスを減少させることができる。
(3)第3のシート状基材は、封筒基材部に印刷された絵柄と同様の絵柄印刷層を備えているので、伝票封筒の製袋工程において、第3のシート状基材と封筒基材部とを絵柄印刷層の絵柄により照合させることができ、照合ミスによる伝票封筒の製袋の不良率を減少させることができる。
(4)第3のシート状基材は、絵柄を印刷した絵柄印刷層を有し、伝票基材部は、絵柄印刷層の絵柄を表出する表出部を備えているので、伝票封筒に絵柄を表出させ、その絵柄に特定の配送先を認識させることにより、配送ミスを減少させることができる。
(5)情報書類は、第3のシート状基材に印刷された絵柄と同様の絵柄印刷層を備えているので、伝票封筒と情報書類とを絵柄印刷層の絵柄により照合させることができ、伝票封筒と情報書類との照合ミスを減少させることができる。
(6)伝票封筒は、第1のシート状基材に封緘接着層を設けた第1の封緘基材部と、第2のシート状基材に第2の封緘基材部とを備えているので、袋状のポケット部の開口部を封緘することができ、伝票封筒に挿入した情報書類を脱落させることなく配送荷物とともに配送することができる。
(7)第2のシート状基材は、封筒基材部と前記第2の封緘基材部との間に開封線を備えているので、封緘された伝票基材を容易に開封することができる。
(8)第2のシート状基材は、開封線沿いに切り欠き孔を備えているので、開封線の切断を容易にすることができ、また、情報書類を容易に伝票封筒から取り出すことができる。
(9)第1のシート状基材は、配送荷物に貼付する封筒接着層を備えているので、伝票封筒を配送荷物に、容易に貼付することができる。
本発明は、配送ミスを減少させ、封入する情報書類との照合を容易に確認できる伝票封筒を提供するという目的を、絵柄印刷層を設けた封筒基材部及び伝票基材部を有した第2のシート状基材と、第1のシート状基材とを貼り合わせ、袋状のポケット部を形成することにより実現する。
以下、図面等を参照して、本発明の実施例をあげて、さらに詳しく説明する。
図1は、本発明による実施例1の伝票封筒及び納品書の詳細を示す図であり、図1(A)に伝票封筒の平面図を示し、図1(B)に伝票封筒の側面図を示し、図1(C)に納品書の詳細図を示す。図2は、実施例1の伝票封筒を配送荷物に貼付するまでの使用状況に応じた形態の変化を示す図であり、図3は、配達後の使用状況に応じた形態の変化を示す図である。
伝票封筒10は、図1に示すように、納品書(情報書類)61を封入する配送伝票の役割を兼ね備えた封筒であり、製品のメーカと小売業者(量販店)との間の製品の配送に使用される。伝票封筒10は、第1のシート状基材20、第2のシート状基材30、第3のシート状基材40、第1の接着層50及び第2の接着層51から構成される。
第1のシート状基材20は、折れ線23を挟んで封筒本体部21及び第1の封緘基材部22から形成され、封筒本体部21の裏面には、封筒接着層21−1を介して封筒剥離基材部21−2が剥離可能に接着され、第1の封緘基材部22の裏面には、封緘接着層22−1を介して封緘剥離基材部22−2が剥離可能に接着されているタック紙である。
封筒本体部21は、表面に第2の接着層51を備え、伝票封筒10の袋状のポケット部を形成する紙片である。
封筒接着層21−1は、伝票封筒10を配送荷物60に貼付するために設けられた剥離不可能な接着剤である。
封筒剥離基材部21−2は、封筒接着層21−1の接着面を保護する剥離紙である。
第1の封緘基材部22は、伝票封筒10の袋状のポケット部を封緘する紙片である。
封緘接着層22−1は、封筒接着層21−1と同種の剥離不可能な接着剤である。
封緘剥離基材部22−2は、封緘接着層22−1の接着面を保護する剥離紙である。
折れ線23は、封筒本体部21と第1の封緘基材部22との間に設けられたミシン目である。
第2のシート状基材30は、封筒基材部31、伝票基材部32及び第2の封緘基材部33を形成した上質紙である。
封筒基材部31は、封筒本体部21に第2の接着層51で貼り合わされることにより、袋状のポケット部を形成する紙片である。また、表面に、配送先である小売業者の商標(絵柄印刷層)31−2と、第1の記入欄31−1とが印刷され、配送伝票の貼付票の役割を兼ねている。
伝票基材部32は、切り取り線35を境にして封筒基材部31と連接し、表面に第2の記入欄32−1を印刷した配達票である。
第2の封緘基材部33は、第1の封緘基材部22に封緘接着層22−1で接着されることにより、伝票封筒10の袋状のポケット部の開口部を封緘する紙片である。
開封線34は、封筒基材部31と第2の封緘基材部33との間に設けられたミシン目であり、封緘された伝票封筒10を開封するために使用される。
切り取り線35は、封筒基材部31と伝票基材部32との間に設けられたミシン目であり、伝票封筒10から伝票基材部32を切り離すために使用される。
切り欠き孔36は、封緘された伝票封筒10の開封線34の切り離しと、伝票封筒10に対する納品書61の取り出しとを容易にするために設けられた孔である。
第3のシート状基材40は、表面に、封筒基材部31に設けられた商標31−2と同じ商標(絵柄印刷層)40−1が連続的に印刷された上質紙であり(図3(B)参照)、伝票封筒10の伝票基材部32が剥がされた部位から、封入された納品書61が抜き出されるのを防ぐ効果がある。
第1の接着層50は、第3のシート状基材40の両端部に設けられた接着剤であり、伝票基材部32の裏面を覆うようにして、封筒基材部31と第3のシート状基材40とを接着する。
第2の接着層51は、封筒本体部21の表面の三周辺に設けられた接着剤であり、第3のシート状基材40を貼り合わせた封筒基材部31と封筒本体部21とを、袋状のポケット部を形成するように接着する。
配送荷物60は、メーカにより製造され、小売業者に出荷される製品である。
納品書61は、図1(C)に示すように、表面に、封筒基材部31に設けられた商標31−2と同じ商標(絵柄印刷層)61−1が印刷され、配送荷物60として運ばれる製品の詳細が記載された書類である。
次に、伝票封筒10の使用方法について説明する。
まず、配送元(メーカ)は、伝票封筒10の第1及び第2の記入欄31−1、32−1に必要事項を記入して、納品書61を、図2(A)に示すように、伝票封筒10に挿入する(矢印A)。このときに、封筒基材部31に印刷された商標31−2と、納品書61に印刷された商標61−1とが同一であるか否かを確認することにより、伝票封筒10と納品書61との照合ミスを防止することができる。
次に、図2(B)に示すように、第2の封緘基材部33と封筒本体部21との間に、第1の封緘基材部22を折り返して挟み(矢印B)、第1の封緘基材部22から封緘剥離基材部22−2を剥がす(矢印C)。続いて、図2(C)に示すように、封緘接着層22−1を介して第1の封緘基材部22と第2の封緘基材部33とを貼り合わせ(矢印D)、伝票封筒10のポケット部の開口部を封緘する。次に、封緘した伝票封筒10の封筒剥離基材部21−2を剥がし(矢印E)、伝票封筒10を配送荷物60に貼付して(矢印F)、配送業者に渡す。
配送業者は、受け取った配送荷物60を、伝票封筒10の第1及び第2の記入欄31−1、32−1の記入内容と、封筒基材部31の表面に印刷された商標31−2とに基づいて、配送ミスすることなく配送先(小売業者)へと配送する。
所定の小売業者へと配達したら、図3(A)に示すように、伝票封筒10の伝票基材部32の第2の記入欄32−1に、受領印を小売業者から貰い、伝票基材部32を、伝票封筒10から切り取り線35で切り離して(矢印G)、持ち帰る。
配送荷物60を受け取った小売業者は、封筒基材部31及び第3のシート状基材40に印刷された自社の商標31−2、40−1を確認する。そして、図3(B)に示すように、開封線34で封緘された伝票封筒10を開封し、納品書61を取り出して(矢印H)、納品書61の内容及び配送荷物60を確認する。このときに、開封線34の一部に切り欠き孔36が設けられているので、開封線34の切断と、納品書61の取り出しとを容易に行うことができる。
以上より、実施例1の伝票封筒には以下のような効果がある。
(1)伝票封筒10は、第1のシート状基材20と、封筒基材部31及び伝票基材部32に第1及び第2の記入欄31−1、32−1を設けた第2のシート状基材30と、第3のシート状基材40と、第1の接着層50と、第2の接着層51とにより袋状のポケット部を形成し、封筒と配送伝票とを一体化しているので、両者の照合ミスをなくすことができる。
(2)封筒基材部31及び納品書61は、小売業者の商標31−2、61−1を備えているので、封筒基材部31と納品書61とを商標31−2、61−1により照合させることができ、伝票封筒10と納品書61との照合ミスを減少させることができる。また、配送先の近所に、多数の同業の小売業者があったとしても、商標31−2を確認することにより、配送ミスをすることなく、所定の小売業者へと配送荷物60を確実に配達することができる。
(3)第3のシート状基材40は、封筒基材部31に印刷された商標31−2と同様の商標40−1を備えているので、伝票封筒10の製袋工程において、第3のシート状基材40と封筒基材部31とを商標31−2、40−1により照合させることができ、照合ミスによる伝票封筒10の製袋の不良率を減少させることができる。
(4)伝票封筒10は、第1のシート状基材20に封緘接着層22−1を設けた第1の封緘基材部22と、第2のシート状基材30に第2の封緘基材部33とを備えているので、袋状のポケット部の開口部を封緘することができ、伝票封筒10に挿入した納品書61を脱落させることなく配送荷物60とともに配送することができる。
(5)第2のシート状基材30は、封筒基材部31と第2の封緘基材部33との間に開封線34を備えているので、封緘された伝票基材10を容易に開封することができる。
(6)第2のシート状基材30は、開封線34沿いに切り欠き孔36を備えているので、納品書61を容易に、開封線34の切断を容易にすることができ、また、伝票封筒10から取り出すことができる。
(7)第1のシート状基材20は、配送荷物60に貼付する封筒接着層21−1を備えているので、伝票封筒10を配送荷物60に、容易に貼付することができる。
図4は、本発明による実施例2の伝票封筒及び納品書の詳細を示す図であり、図4(A)に伝票封筒の平面図を示し、図4(B)に伝票封筒の側面図を示し、図4(C)に納品書の詳細図を示す。なお、前述した実施例1と同様な機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に統一した符号を付して、重複する説明や図面を適宜省略する。
伝票封筒10−2は、実施例1と同様に、納品書61を封入する配送伝票の役割を兼ね備えた封筒であり、製品のメーカと小売業者との間における製品の配送に使用される。伝票封筒10−2は、図4に示すように、第1のシート状基材20、第2のシート状基材30、第3のシート状基材40、第1の接着層50及び第2の接着層51から構成される。
第2のシート状基材30は、封筒基材部31、伝票基材部32、第2の封緘基材部33及び表出基材部37を形成した上質紙である。
封筒基材部31は、第2の接着層51で封筒本体部21と貼り合わされることにより、袋状のポケット部を形成する紙片である。また、表面に、第1の記入欄31−1が印刷され、配送伝票の貼付票の役割を兼ねている。
表出基材部37は、切り取り線35及び切り取り線38を境にして、封筒基材部31及び伝票基材部32と連接した紙片である(表出部)。切り取り線35及び切り取り線38で第2にシート状基材30から切り離されることにより、第3のシート状基材40に印刷された商標40−1を伝票封筒10−2に表出させることができる。
切り取り線35は、封筒基材部31と、伝票基材部32及び表出基材部37との間に設けられたミシン目であり、伝票封筒10−2から伝票基材部32及び表出基材部37を切り離すために使用される。
切り取り線38は、伝票基材部32と表出基材部37との間に設けられたミシン目であり、伝票封筒10−2から表出基材部37を切り離すために使用される。
次に、伝票封筒10−2の使用方法について説明する。
まず、配送元(メーカ)は、伝票封筒10−2の第1及び第2の記入欄31−1、32−1に必要事項を記入し、表出基材部37を第2のシート状基材30から剥がして(図4(A)矢印I)、納品書61を伝票封筒10−2に挿入する。納品書61を挿入する際に、第3のシート状基材40に印刷された商標40−1が伝票封筒10−2の表面に表出しているので、納品書61に印刷された商標61−1と同一であるか否かを確認する。この確認により、伝票封筒10−2と納品書61との照合ミスを防止することができる。
次に、第1の封緘基材部22、第2の封緘基材部33及び封緘接着層22−1により、伝票封筒10−2のポケット部の開口部を封緘し、封緘した伝票封筒10−2を配送荷物60に貼付して、配送業者に渡す。
配送業者は、受け取った配送荷物60を、伝票封筒10−2の第1及び第2の記入欄31−1、32−1の記入内容と、第3のシート状基材40に印刷された商標40−1とに基づいて、配送ミスすることなく配送先(小売業者)へと配送する。
所定の小売業者へと配達したら、伝票封筒10−2の伝票基材部32に、受領印を貰い、伝票封筒10−2から切り離して持ち帰る。
配送荷物60を受け取った小売業者は、第3のシート状基材40に印刷された自社の商標40−1を確認し、伝票封筒10−2を開封し、納品書61を取り出して、納品書61の内容及び配送荷物60を確認する。
以上より、実施例2の伝票封筒には、前述した実施例1の効果に加え、以下のような効果がある。
(1)第3のシート状基材40は、小売業者の商標40−1が印刷され、第2のシート状基材30は、その商標40−1を表出する表出基材部37を備えているので、表出基材部37を第2のシート状基材30から剥がすことで、伝票封筒10−2の表面に商標40−1を表出させ、その商標40−1を確認することにより、配送ミスをすることなく所定の小売業者へと配送荷物60を確実に配達することができる。
(2)納品書61は、第3のシート状基材40に印刷された商標40−1と同様の商標61−1を印刷しているので、伝票封筒10−2と納品書61とを商標40−1、61−1により照合させることができ、伝票封筒10−2と納品書61との照合ミスを減少させることができる。
(変形例)
以上説明した各実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)実施例2では、第3のシート状基材40の商標40−1は、表出基材部37を第2のシート状基材30から剥がすことにより伝票封筒10−2に表出させていたが、それ以外の方法で表出させてもよい。例えば、伝票基材部32の商標40−1と重なる部位に、表出用の窓を設けることも可能である。
(2)各実施例は、絵柄を印刷した絵柄印刷層として小売業者の商標31−2、40−1、61−1を用いたが、それ以外の絵柄、例えば、店舗のロゴマークや店名などを印刷することも可能である。
本発明による実施例1の伝票封筒及び納品書の詳細を示す図である。 本発明による実施例1の伝票封筒を配送荷物に貼付するまでの使用状況に応じた形態の変化を示す図である。 本発明による実施例1の伝票封筒の配達後の使用状況に応じた形態の変化を示す図である。 本発明による実施例2の伝票封筒及び納品書の詳細を示す図である。
符号の説明
10 伝票封筒
20 第1のシート状基材
30 第2のシート状基材
31 封筒基材部
32 伝票基材部
40 第3のシート状基材
50 第1の接着層
51 第2の接着層
60 配送荷物
61 納品書


Claims (8)

  1. 配送荷物に関連した情報書類を封入して前記配送荷物に貼付される伝票封筒であって、
    第1のシート状基材と、
    配送情報を記入する第1の記入欄を設けた封筒基材部と、前記封筒基材部に切り離し自在に形成され、配送情報を記入する第2の記入欄を設けた伝票基材部とを有した第2のシート状基材と、
    前記第1のシート状基材と前記伝票基材部との間に設けられた第3のシート状基材と、
    前記封筒基材部と前記第3のシート状基材とを貼り合わせる第1の接着層と、
    袋状のポケット部を形成するように、前記第1のシート状基材、前記封筒基材部及び前記第3のシート状基材を貼り合わせる第2の接着層とを備え、
    前記封筒基材部及び前記情報書類は、共通の絵柄を印刷した絵柄印刷層を備えること、
    を特徴とする伝票封筒。
  2. 請求項に記載の伝票封筒において、
    前記第3のシート状基材は、前記封筒基材部に印刷された前記絵柄と同様の絵柄印刷層を備えること、
    を特徴とする伝票封筒。
  3. 配送荷物に関連した情報書類を封入して前記配送荷物に貼付される伝票封筒であって、
    第1のシート状基材と、
    配送情報を記入する第1の記入欄を設けた封筒基材部と、前記封筒基材部に切り離し自在に形成され、配送情報を記入する第2の記入欄を設けた伝票基材部とを有した第2のシート状基材と、
    前記第1のシート状基材と前記伝票基材部との間に設けられた第3のシート状基材と、
    前記封筒基材部と前記第3のシート状基材とを貼り合わせる第1の接着層と、
    袋状のポケット部を形成するように、前記第1のシート状基材、前記封筒基材部及び前記第3のシート状基材を貼り合わせる第2の接着層とを備え、
    前記第3のシート状基材は、絵柄を印刷した絵柄印刷層を有し、
    前記伝票基材部は、前記絵柄印刷層の前記絵柄を表出する表出部を備えること、
    を特徴とする伝票封筒。
  4. 請求項に記載の伝票封筒において、
    前記情報書類は、前記第3のシート状基材に印刷された前記絵柄と同様の絵柄印刷層を備えること、
    を特徴とする伝票封筒。
  5. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の伝票封筒において、
    前記第1のシート状基材は、封緘接着層を設けた第1の封緘基材部と、前記封筒基材部に前記第2の接着層により貼り合わされる封筒本体部とを有し、
    前記第2のシート状基材は、前記封筒基材部と連接する第2の封緘基材部を有し、
    前記第1の封緘基材部を折り返して、前記第2の封緘基材部と前記封緘接着層で接着することにより、前記袋状のポケット部の開口部を封緘すること、
    を特徴とする伝票封筒。
  6. 請求項に記載の伝票封筒において、
    前記第2のシート状基材は、前記封筒基材部と前記第2の封緘基材部との間に開封線を備えること、
    を特徴とする伝票封筒。
  7. 請求項に記載の伝票封筒において、
    前記第2のシート状基材は、前記開封線沿いに切り欠き孔を備えること、
    を特徴とする伝票封筒。
  8. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の伝票封筒において、
    前記第1のシート状基材は、前記配送荷物に貼付する封筒接着層を備えること、
    を特徴とする伝票封筒。
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