JP4991604B2 - 画像処理装置、画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像の印刷技術に関するものである。
近年、デジタルカメラ、カメラ付き携帯電話等で撮影した画像データを印刷する際に、用紙全面に画像が印刷されるようにするためのフチなし印刷機能を持った画像印刷装置が増え、フチなし印刷の需要が増えている。
また、画像読取装置の性能も向上しているため、一度印刷した画像を複写機やスキャナ等の画像読取装置で読み取り、再度印刷する需要も増えている。
そして、フチなし印刷された用紙を画像読取装置で読み取り、再度フチなし印刷する需要も増えてきている。
従来の画像印刷装置を用いてフチなし印刷を行い、フチなし印刷された用紙を再度画像読取装置を用いて読み取り、フチなし印刷する方法について、以下で説明する。
従来の画像印刷装置でフチなし印刷を行う場合、まず、印刷用紙のサイズと解像度から、印刷用紙全面に印刷できる最大画像サイズを算出する。次に、用紙全面に印刷できる最大画像サイズより少し大きいサイズである出力画像サイズを設定する。そして、出力画像サイズに合わせて入力画像を拡大/縮小する。そして、図4に示すように、印刷用紙41が出力画像42の内側に来るようにこの出力画像42を印刷することで、印刷用紙41には印刷しない部分を作らない状態を作り出し、フチなし印刷を実現している。
例えば、解像度をdpi(dot per inch)で表現し、入力画像のサイズ(縦×横)を1600×1200画素(dot)、印刷用紙のサイズ(縦×横)を4×3インチ(inch)、解像度を600(dpi)とした場合で説明する。まず、印刷用紙全面に印刷できる最大画像サイズは、印刷用紙のサイズに解像度を掛け合わせることで2400×1800画素(dot)となる。次に、出力画像サイズ(縦×横)を、印刷用紙全面に印刷できる最大画像サイズに縦横20画素を加算したサイズとすると、2420×1820画素となる。従って、2420×1820画素を越えるように入力画像を拡大する処理を行う。係る拡大処理は、例えば、縦横の拡大率を同じとして線形補間処理等の補間処理を使用し、1600×1200画素が2420×1820画素を越えるよう補間処理を行う。上記の場合、短辺の拡大率(1820/1200倍)に合わせて入力画像を拡大し、2427×1820画素の出力画像を生成する。そして、出力画像の内側に印刷用紙が収まるような位置に印刷用紙を設定し、出力画像の一部が削除される形で、フチなし印刷を行う。
フチなし印刷がなされた印刷用紙を従来の画像読取装置で読み取り、再度印刷処理を行う場合、イメージセンサを使用し、フチなし印刷された印刷用紙を画像データに変換する。そして、読み取った画像データをメモリに格納する。そして、メモリに格納した画像データを入力画像とし、再度従来の画像印刷装置でフチなし印刷処理を行う方法がある。
例えば、読み取り解像度600(dpi)で、上記従来の画像印刷装置でフチなし印刷した用紙を読み取る場合、読み取った画像データのサイズは、2400×1800画素のサイズとなる。そして、再度フチなし印刷処理を行う場合、読み取った画像データ(2400×1800画素のサイズ)を入力画像とする。上記従来の画像印刷装置では、印刷用紙全面に印刷できる最大画像サイズより少し大きくなるように出力画像サイズを設定する。従って、出力画像サイズ(縦×横)は2420×1820画素となる。従って、読み取った画像データを2420×1820画素より大きなサイズの画像データに拡大する処理を行い、出力画像を生成する。そして、出力画像の内側に印刷用紙が収まるような位置に印刷用紙を設定し、出力画像の一部が削除される形で、再度フチなし印刷を実現している。
しかしながら、上記従来の画像印刷装置及び画像読取装置を使用して、一度フチなし印刷した印刷用紙を用いて再度フチなし印刷を行う場合、一度目にフチなし印刷した結果と二度目にフチなし印刷した結果とでは異なるものとなる。係る点について、図7と図8を用いて説明する。図7は、従来の画像印刷装置で一度目のフチなし印刷を行う過程を説明する図である。図8は、従来の画像印刷装置で一度印刷したフチなし画像を再度フチなし印刷する過程を説明する図である。
図7(a)は、一度目のフチなし印刷を行う際に用いるオリジナルの画像(入力画像)を示している。図7(b)は、係るオリジナルの画像を印刷用紙71より大きいサイズの画像に変換することで得られる画像72と印刷用紙71とを示している。図7(c)は、画像72において印刷用紙71と重なる領域だけが印刷用紙71に印刷された結果を示している。
図8(a)は、再度フチなし印刷を行う場合に用いる入力画像を示している。係る入力画像は、図7(c)に示した印刷結果としての印刷用紙を画像読取装置で読み取り、読み取った画像の中で印刷用紙部分だけを取り出して画像データに変換した結果としての画像である。図8(b)は、係る入力画像を印刷用紙81より大きいサイズの画像に変換することで得られる画像82と印刷用紙81とを示している。図8(c)は、画像82において印刷用紙81と重なる領域だけが印刷用紙81に印刷された結果を示している。
一度目のフチなし印刷処理では、図7(a)に示したオリジナルの画像を受け取り、このオリジナルの画像を、印刷用紙71より大きいサイズの画像72に拡大する。そして、拡大した画像72の内側に印刷用紙71が収まるように印刷用紙71を合わせ、画像72と印刷用紙71との位置関係を図7(b)に示した状態にする。そして、画像72を、印刷用紙71の外側及び画像72の内側の領域を削除してから印刷することで、図7(c)に示すような印刷結果を得る。
フチなし印刷した画像を用いて再度フチなし印刷を行う処理では、一度目にフチなし印刷した結果としての図7(c)に示した印刷結果が印刷された印刷用紙、を画像読取装置で読み取ることで得られる画像(図8(a))を入力画像とする。次に、係る入力画像を、印刷用紙81よりも大きいサイズの画像82に拡大する。そして、画像82の内側に印刷用紙81が収まるように印刷用紙81を合わせ、画像82と印刷用紙81との位置関係を図8(b)に示した状態にする。そして、画像82を、印刷用紙81の外側及び画像82の内側の領域を削除してから印刷することで、図8(c)に示すような印刷結果を得る。
従って、図7(c)に示した印刷結果と図8(c)に示した印刷結果とからも明らかなように、一度目にフチなし印刷した結果と再度フチなし印刷した結果とでは異なる、という問題があった。
このような問題を解決するために、削除される領域のみを電子透かし技術を用いて埋め込むという技術が提案されている(特許文献1)。特許文献1によれば、入力画像において部分的に削除する領域を設定する。そして、設定した領域を入力画像から削除した編集画像を得る。そして、設定した領域の画像を圧縮し、圧縮した画像を編集画像に埋め込んで出力する。
上述した従来の方法で、一度フチなし印刷した用紙から再度フチなし印刷を行い、同様のフチなし印刷画像を得ようとする場合、フチなし印刷によって削除されるデータを、フチなし印刷した用紙に予め埋め込んでおく必要がある。そして、画像読取装置でフチなし印刷した画像を読み込み、更に、埋め込まれた「フチなし印刷で削除されるデータ」を復元させる。そして、フチなし印刷した画像を読み取ることで得られた画像データと、復元した「削除されるデータ」とを結合し、フチなし印刷する前の入力画像を復元する。復元した入力画像を再度フチなし印刷しても、同じ大きさのフチなし印刷画像を得ることができる。
特登録3554753号公報
しかしながら、上述した従来方法では、フチなし印刷時に削除される領域を予め設定しておく必要がある。しかしながら、ユーザが原稿台に印刷用紙を載置して印刷を行うプリンタでは、印刷用紙を載置する位置が簡単にズレてしまうことが容易に想定できる。従って、フチなし印刷時に削除される領域も容易にズレてしまうことが想定されるため、削除される領域を予め設定することは難しい。係る点について、図9と図10を用いて説明する。
図9は、フチなし印刷を行う際に予め設定している印刷領域と、フチなし印刷された結果における印刷領域と、が一致している場合について説明する図である。図9(a)は、フチなし印刷する為に入力された入力画像を示している。図9(b)は、係る入力画像を印刷用紙91より大きいサイズの画像92に変換した場合の、係る画像92と印刷用紙91とを示している。また、印刷用紙91は、予め設定している印刷領域を同時に示している。図9(c)は、画像92において印刷用紙91と重なる領域だけが印刷用紙91に印刷された結果を示している。
図10は、フチなし印刷する際に予め設定している印刷領域と、フチなし印刷された結果における印刷領域と、が一致しない場合について説明する図である。図10(a)は、フチなし印刷する為に入力された入力画像を示している。図10(b)は、係る入力画像を印刷用紙101より大きいサイズの画像102に変換した場合の、係る画像102と印刷用紙101とを示している。また、印刷用紙101は、ずれて載置されたことで、画像102との位置関係が、図9(b)に示した画像92と印刷用紙91との位置関係とは異なって(ずれて)しまっている。図10(c)は、画像102において印刷用紙101と重なる領域だけが印刷用紙101に印刷された結果を示している。
図9と図10とは、同じ印刷性能を持つプリンタで、同じ入力画像を入力してフチなし印刷させる際に、印刷用紙の位置がズレない場合とズレた場合とを示している。図9(c)と図10(c)の印刷結果から明らかなように、印刷用紙の位置のズレによって印刷結果が異なることになる。
ここで、印刷した印刷用紙を画像読取装置で読み取り、読み取った画像から付加情報を抽出し、復元したとする。係る付加情報は、予め設定してある削除領域を示す。この場合に、読み取った画像と復元した予め設定してある削除領域の画像を合成させることで、元の画像が復元できないことを説明する。
図11は、印刷用紙の位置がズレて印刷された原稿を読み取り、読み取った原稿画像から付加情報を抽出して画像を復元し、復元した画像と、読み取った原稿画像とを合成させる例を説明するための図である。
上記付加情報は、予め設定してある削除領域を示し、図9(b)に示した画像92の領域から印刷用紙91の領域を除いた領域を示す。印刷用紙の位置がズレて印刷される前の入力画像は、図10(a)に示した画像102とし、印刷用紙の位置がズレて印刷された後の印刷用紙は、図10(c)に示した印刷結果のものとする。
図11(a)は、印刷用紙の位置がズレてフチなし印刷した印刷用紙を画像読取装置で読み取った結果としての画像を示している。図11(b)は、図11(a)に示した画像から付加情報を抽出し、復元した結果としての画像を示している。図11(c)は、図11(a)に示した画像と図11(b)に示した画像とを合成した結果としての画像を示している。
図11(c)に示した結果から明らかなように、フチなし印刷する前の入力画像(図10(a))を復元することはできない。
従って、印刷する際に、予め設定されている削除領域より少しでも印刷用紙がずれた場合、削除される領域だけデータが保存されていても、フチなし印刷する前の入力画像を復元することは非常に困難である。また、埋め込まれている削除領域を復元し、画像読取装置で読み取った画像と合成する場合に、予め設定されている削除領域がズレている状態で位置を合わせて合成させることは困難である。
本発明は以上の問題に鑑みて成されたものであり、フチ無し印刷を行った結果としての印刷物と、係る印刷物を読み込んで再度フチ無し印刷を行った結果としての印刷物と、が同じになるように、印刷を行うための技術を提供することを目的とする。
本発明の目的を達成するために、例えば、本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。
即ち、入力画像に基づいて印刷用の画像を生成する手段と、
前記印刷用の画像を印刷用紙上に印刷する場合に印刷対象外となる画像領域を特定し、特定した画像領域に対応する前記入力画像上の領域と、前記入力画像上における当該領域の周辺領域と、をマージした領域を示す領域情報を作成する作成手段と、
前記領域情報を含む埋め込み情報を作成する手段と、
前記印刷用の画像に対して前記埋め込み情報、及び該印刷用の画像中の基準位置を表す位置合わせ用の情報を埋め込む手段と、
前記埋め込み情報と前記位置合わせ用の情報が埋め込まれた前記印刷用の画像を、印刷装置に対して出力する手段と
前記印刷装置によって印刷された印刷物を画像データとして取得する手段と、
前記画像データから前記埋め込み情報を抽出し、抽出した埋め込み情報から前記領域情報を復元する手段と、
前記画像データが示す画像から位置合わせ用の情報を検出すると共に、前記画像データに埋め込まれた位置合わせ用の情報を抽出する手段と、
前記検出された位置合わせ用の情報が示す位置と前記抽出された位置合わせ用の情報が示す位置とのずれを用いて、前記画像データが示す画像において前記入力画像から削除されている部分画像を前記復元された領域情報から特定し、特定した当該部分画像を前記画像データが示す画像に対して補完することで、前記入力画像を復元する復元手段と、
前記復元手段が復元した入力画像に基づく印刷用の画像を生成し、生成した当該印刷用の画像を印刷装置に対して出力する手段と
を備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、フチ無し印刷を行った結果としての印刷物と、係る印刷物を読み込んで再度フチ無し印刷を行った結果としての印刷物と、が同じになるように、印刷を行うことができる。
以下、添付図面を参照し、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、以下説明する実施形態は、本発明を具体的に実施した場合の一例を示すもので、特許請求の範囲に記載の構成の具体的な実施例の1つである。
[第1の実施形態]
本実施形態では、画像に付加情報を埋め込んで印刷する画像出力装置と、付加情報が埋め込まれた画像が印刷された印刷用紙を読み取る画像読取装置と、から構成される画像処理装置について説明する。なお、本実施形態では、画像処理装置内に画像出力装置と画像読取装置とが納められている場合について説明するが、画像出力装置と画像読取装置とが別個の装置であっても、以下の説明は実質的には同じである。画像出力装置と画像読取装置とが別個の装置である場合、それぞれの装置間は有線、無線を問わず、データ通信が可能なように構成する必要がある。
<画像出力装置の概要について>
先ず、本実施形態に係る画像出力装置の概要について説明する。
図1は、本実施形態に係る画像出力装置の機能構成例を示すブロック図である。図1に示す如く、本実施形態に係る画像出力装置は、画像入力部11、出力用画像形成部12、領域設定部13、部分領域画像形成部14、付加情報多重化部15、プリンタ16、により構成されている。
図15は、本実施形態に係る画像出力装置が行う処理のフローチャートである。
ステップS151では画像入力部11は、画像情報D1を受け、これを後段の出力用画像形成部12、領域設定部13に送出する。画像情報D1には、印刷設定情報(印刷用紙のサイズを示すサイズ情報、印刷解像度を示す印刷解像度情報、フチ無し印刷を行うか否かを示すフラグ情報、レイアウト情報等)と、入力画像の画像データと、が含まれている。
ステップS152では、出力用画像形成部12は、画像情報D1内の印刷設定情報を用いて、画像情報D1に含まれている入力画像の画像データの解像度変換を行う。そして解像度変換後の画像データを画像情報D2として後段の付加情報多重化部15に送出する。なお、図1には図示していないが、出力用画像形成部12は、画像入力部11から受けた画像情報D1についても付加情報多重化部15に送出する。
ステップS153では領域設定部13は、画像情報D1を受けると、画像情報D1に含まれている入力画像において、印刷の対象外となる領域と、係る領域の周辺領域とを、画像情報D1内の印刷設定情報を用いて設定する。そして設定したそれぞれの領域をマージした領域(部分領域)を示す領域設定情報を作成し、作成した領域設定情報と、画像入力部11から受けた画像情報D1と、を含む画像情報D3を、後段の部分領域画像形成部14に送出する。
ステップS154では、部分領域画像形成部14は、領域設定部13から受けた画像情報D3に含まれている領域設定情報を用いて、領域設定部13から受けた画像情報D1に含まれている入力画像における部分領域を特定する。そして特定した部分領域を示す画像を含む画像情報D4を作成し、作成した画像情報D4を、後段の付加情報多重化部15に送出する。
ステップS155において、付加情報多重化部15は、画像情報D2としての画像に、画像情報D4を埋め込むことで、画像情報D5を生成する。係る埋め込みには、例えば、量子化処理を用いる。
そしてステップS156において付加情報多重化部15は、生成した画像情報D5を、プリンタ16に送出する。これにより、プリンタ16によって、付加情報としての画像情報D4が埋め込まれた画像が、指定したサイズの印刷用紙上に印刷されることになる。プリンタ16からは、付加情報としての画像情報D4が埋め込まれた画像が、指定したサイズの印刷用紙上に印刷された印刷物D6が出力される。
なお、ここでは説明を簡単にするために、画像情報D5を直接プリンタ16に送出しているが、係る画像情報D5をページ記述言語等の印刷情報に変換してからプリンタ16に送出するようにしても良い。
次に、図1に示した各部についてより詳細に説明する。
<出力用画像形成部12について>
出力用画像形成部12は上述の通り、入力画像の解像度変換を行うのであるが、係る解像度変換には様々な技術を用いることができる。例えば、公知である最近隣補間、線形補間等の技術を用いる。
ここで、出力用画像形成部12の具体的な動作を説明するために、一例として、画像入力部11からは、1600×1200画素のJPEG画像が入力画像として入力されたものとする。また、画像入力部11から印刷設定情報として、サイズ情報が「4×3インチ」、印刷解像度情報が「600dpi」、フラグ情報が「フチなし印刷を行う」、である印刷設定情報が入力されたものとする。
この場合、先ず、出力用画像形成部12は、JPEG画像(入力画像)に対してデコード処理を行い、1画素がRGB24bitである画像データを得る。次に、出力用画像形成部12は、印刷用紙のサイズと印刷解像度とから、印刷用紙全面に印刷できる最大画像サイズを算出する。印刷用紙のサイズが4×3インチ、印刷解像度が600dpiであるので、最大画像サイズは2400×1800画素となる。
次に、フチなし印刷では、プリンタ16に送出する画像(出力用画像)のサイズは、印刷用紙より大きいサイズに設定する。例えば、出力用画像のサイズは、最大画像サイズの縦横に20画素足したサイズとすると2420×1820画素となる。従って、デコード処理後の画像を、最大画像サイズの縦横に20画素足したサイズの画像に拡大する(解像度変換する)処理を行う。そして出力用画像形成部12は、解像度変換後の画像、即ち、入力画像を最大画像サイズの縦横に20画素足したサイズに拡大した画像を画像情報D2として、付加情報多重化部15に送出する。
なお、以上の説明では、出力用画像のサイズとして、印刷用紙の最大画像サイズの縦横に20画素足したサイズを設定している。しかし、プリンタ16の性能や印刷用紙サイズ等の印刷設定情報によって印刷用紙からはみ出す領域サイズは変わってくるので、出力用画像のサイズについては特には限定しない。
<領域設定部13について>
領域設定部13は上述の通り、入力画像において、印刷の対象外となる領域と、係る領域の周辺領域とを、画像情報D1内の印刷設定情報を用いて設定する。
領域設定部13における領域設定処理を具体的に説明するために、出力用画像においてフチなし印刷時に印刷用紙からはみ出す領域と、その周辺領域と、を設定する場合について、図5、図6を用いて説明する。
図5は、出力用画像を用いてフチなし印刷を行う場合に、係る出力用画像において印刷対象外となる領域(印刷用紙からはみ出す領域)と、その周辺領域を示す図である。
図6は、出力用画像を用いてフチなし印刷を行う場合に、係る出力用画像において印刷対象外となる領域(印刷用紙からはみ出す領域)と、その周辺領域と、を設定する方法を示す図である。
図5において、51は印刷用紙、52は出力用画像を示す。出力用画像52は、印刷設定情報を用いて上述のように入力画像を拡大することで得られるものである。
また、53は、出力用画像52を印刷用紙51の上にフチ無し印刷する場合に、出力用画像52において印刷用紙51からはみ出す領域、即ち、印刷の対象外となる領域を示す。54は、出力用画像52において、印刷の対象外となる領域53の周辺領域を示す。
領域設定部13は、図5の場合、領域53と周辺領域54とをマージした領域を上記部分領域として設定することになる。
図5に示す如く、印刷用紙51より外側の領域にある領域53と、印刷用紙51より内側の領域にある周辺領域54と、をマージした領域を部分領域として設定することになる。M1、M2、M3、M4は、領域53と周辺領域54とをマージした部分領域の範囲を示すためのもので、それぞれ、出力用画像52の上辺、下辺、右辺、左辺からの距離を示す。
次に、これらM1〜M4を決定する方法の一例について、図6を用いて説明する。先ず、図6(a)に示す如く、出力用画像52の右下隅に印刷用紙51を位置させた場合に、出力用画像52と印刷用紙51とが重ならない領域(同図斜線部分)を特定する。そして、出力用画像52の上端と印刷用紙51の上端との間の距離をW1、出力用画像52の左端と印刷用紙51の左端との間の距離をW4として求める。
次に、図6(b)に示す如く、出力用画像52の左上隅に印刷用紙51を位置させた場合に、出力用画像52と印刷用紙51とが重ならない領域(同図斜線部分)を特定する。そして、出力用画像52の下端と印刷用紙51の下端との間の距離をW2、出力用画像52の右端と印刷用紙51の右端との間の距離をW3として求める。そして、このようにして求めたW1〜W4をそれぞれ、M1〜M4として設定する。
そして、このようにして求めた部分領域は出力用画像上におけるものであるので、入力画像において、この部分領域に相当する領域を特定する。具体的には、M1〜M4は出力用画像におけるものであるので、これを入力画像におけるもの(M1’〜M4’)に変換する。これは単純に、M1〜M4に対して、(入力画像のサイズ/出力用画像のサイズ)を掛け合わせたものをそれぞれM1’〜M4’とすれば良い。そして、領域設定部13は、M1’〜M4’を領域設定情報とし、係る領域設定情報と画像情報D1とを含む画像情報D3を、後段の部分領域画像形成部14に出力する。
なお、以上の説明では、部分領域を印刷設定情報を用いて自動的に設定している。しかし、ユーザが手動で設定しても、画像出力装置の印刷性能や画像読取装置の読取性能に基づいて設定してもよく、印刷対象外の領域、及びその周辺領域を少なくとも含む領域が設定できればよい。
また、以上の説明では、部分領域を解像度変換前の入力画像から設定しているが、解像度変換後の領域で設定しても構わない。例えば、入力画像が出力用画像より大きい場合、設定される部分領域のサイズは、解像度変換前で設定するよりも解像度変換後で設定した方がサイズが小さくなるからである。また、埋め込む際に、入力画像と出力用画像とでサイズを比較し、サイズの大きさによって部分領域を解像度変換前、解像度変換後の何れで設定するのかを選択する方法も考えられる。
<部分領域画像形成部14について>
部分領域画像形成部14は上述の通り、入力画像中において、上記部分領域に相当する領域内の画像を、部分領域画像として形成する。例えば入力画像において左端から距離M4’以上、且つ右端から距離M3’以上、且つ上端から距離M1’以上、且つ下端から距離M2’以上を満たす領域(図5では中央部の空白の領域)を構成する各画素の画素値を0とした画像を部分領域画像として生成する。
そして部分領域画像形成部14は、このようにして形成した部分領域画像と、入力画像の縦横のサイズを示す入力画像情報と、M1’〜M4’を示す部分領域情報(=領域設定情報)と、を含む画像情報D4を作成する。そして、作成した画像情報D4を後段の付加情報多重化部15に送出する。
なお、入力画像情報として用いることができるものは、入力画像の縦横のサイズに限定するものではなく、入力画像のサイズが分かるような情報であればよい。また、部分領域情報についても同様で、M1’〜M4’を示す情報に限定するものではなく、入力画像上における部分領域を特定する為の情報であればよい。
また、以上の説明では、部分領域画像として、入力画像の画素データそのままを使用しているが、復元化の際に復元しやすくするためや部分領域画像のデータ量を軽減させるために、部分領域画像の画像データを圧縮、符号化しても構わない。例えば、復元しやすくするための誤り訂正符合を用いた公知の符号化を用いても良い。また、データ量を軽減させるためのJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式のようなDCT(Discrete Cosine Transform)変換とハフマン符号化等を使用した圧縮方法を用いても良い。また、GIF(Graphic Interchange Format)方式のようなLZW(Lempel Ziv Welch)圧縮方法、RLE (Run Length Encoding)方式などの公知の圧縮符号化を用いても良い。
また、以上の説明では、部分領域画像として、入力画像の画素データそのままを使用しているが、例えば、印刷した画像と同じ物を複写させないようにするために、付加情報を暗号化して画像に埋め込んでも構わない。暗号化には、例えば、56ビットの鍵を使用する暗号化であるDES(Data Encryption Standard)のような公知の暗号化を用いても良い。また、128ビットの鍵を使用する暗号化であるIDEA(International Data Encryption Algorithm)のような公知の暗号化を用いても良い。
また、以上の説明では、部分領域画像の他に、入力画像情報、部分領域情報を含む画像情報D4を作成しているが、復元化処理で部分領域画像を復元可能にするデータを含んでいれば、画像情報D4の構成については特には限定しない。例えば、部分領域画像の圧縮方式や暗号方式、合成位置を合わせる際の画像の向き情報を画像情報D4に含めても良い。
<付加情報多重化部15について>
付加情報多重化部15は上述の通り、出力用画像としての画像情報D2に、画像情報D4を埋め込んだ画像情報D5を作成する。そして、作成した画像情報D5をプリンタ16に送出する。
埋め込む方法は、付加情報を画像に埋め込むことができると共に、付加情報が埋め込まれた画像からこの付加情報が抽出可能であれば、付加情報を可視状態で埋め込む方法、不可視状態で埋め込む方法、に関わらず、如何なる方法を用いても良い。
例えば、見た目を良くするため、印刷する際に人の目には目立たないように画像情報D2に画像情報D4を埋め込む例で説明する。付加情報多重化部15は、付加情報である画像情報D4を付加情報復号化時にブロック毎のテクスチャの周波数成分解析をすることで復元できるように、画像情報D2の画像中のある領域をN画素×N画素の正方ブロック単位で分割する。そして、ブロック毎に誤差拡散法の量子化しきい値を付加情報のビットの符号に応じて変化させる。この処理は、ブロック毎に通常の誤差拡散法では発生し得ないテクスチャを生じさせることができるので、付加情報を人の目には目立たないように画像情報D2に埋め込むことが可能となることを利用している。
<プリンタ16について>
プリンタ16は、画像情報D5を受けると、印刷用紙の上に、係る画像情報D5に基づく画像をプリント(印刷)し、印刷結果を、印刷物D6として出力する。
ここで、本実施形態に係る画像出力装置については、フチ無し印刷を行うことを前提として説明しているが、印刷する際に削除される領域を含む画像を印刷する為にも、本実施形態に係る画像出力装置は適用可能である。
例えば、フレーム印刷を行う際に、フレームで隠れる部分を「印刷する際に削除される領域」と設定すればよく、印刷する際に想定される削除領域とその周辺領域は、フレーム印刷時にフレームで隠れてしまう領域とその周辺領域としても構わない。
<画像読取装置の概略について>
次に、本実施形態に係る画像読取装置の概略について説明する。
図2は、本実施形態に係る画像読取装置の機能構成例を示すブロック図である。図2に示す如く、本実施形態に係る画像読取装置は、スキャナ21、付加情報復元化部22、画像合成部23、出力用画像形成部24、プリンタ33、により構成されている。
図16は、本実施形態に係る画像読取装置が行う処理のフローチャートである。
プリンタ16から出力された印刷物D6をスキャナ21を用いて読み取り、読み取った結果を画像情報F1として付加情報復元化部22、画像合成部23に送出する。従って、ステップS161では、付加情報復元化部22、画像合成部23はこの画像情報F1を受け取る。
ステップS162では、付加情報復元化部22は、画像情報F1に埋め込まれている上記画像情報D4を抽出する。そして、画像情報D4を画像情報F2として、後段の画像合成部23に送出する。
ステップS163では、画像合成部23は、画像情報F1と画像情報F2とを用いて合成処理を行い、合成画像情報F3を生成する。そして、生成した合成画像情報F3を、後段の出力用画像形成部24に対して送出する。
ステップS164では、出力用画像形成部24は、印刷用紙のサイズに合わせて合成画像情報F3に基づく画像の解像度変換処理を行うことで、画像情報F4を生成する。
そして、ステップS165では、出力用画像形成部24は、この生成した画像情報F4を後段のプリンタ33に送出する。
これにより、プリンタ33は、係る画像情報F4を用いて印刷処理を行い、印刷用紙上に画像情報F4が示す画像を印刷する。なお、プリンタ33は、上記プリンタ16と同一ものであっても良いし、異なるものであっても良い。
なお、本実施形態では、画像合成部23からの出力は出力用画像形成部24に入力しているが、図1の画像入力部11に入力し、再度印刷する際に想定される削除領域とその周辺領域を付加情報として埋め込んで印刷しても構わない。
以下に、図2に示した各部の詳細について説明する。
<スキャナ21について>
スキャナ21は、印刷物に印刷されている情報をイメージセンサによって読み取り、読み取った結果を画像データとして出力する。ここでの印刷物とは、付加情報が埋め込まれた画像が印刷された印刷用紙を示す。上記イメージセンサは、CCDイメージセンサ(Charge Coupled Device Image Sensor)等のイメージセンサである。もちろん、CMOSイメージセンサ(Complementary Metal Oxide Semiconductor Image Sensor)であっても良い。係るイメージセンサは周知の通り、画像を光の情報として読み取り、光の情報を画像データに変換する装置である。
スキャナ21は、印刷物D6を原稿として読み取る。そして読み取った結果を画像データとして出力する。係る画像データは、画像情報F1として付加情報復元化部22と画像合成部23とに入力される。
なお、本実施形態では、印刷物D6に印刷されている情報を画像データとして画像読取装置に入力するためにスキャナを用いたが、他の装置を用いて係る画像データを画像読取装置に入力するようにしても良い。例えば、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話、フィルムスキャナ等を用いて印刷物D6に印刷されている情報を画像データとして読み取り、読み取った画像データを画像読取装置に入力するようにしても良い。なお、印刷物D6を読み取る場合には、印刷物D6に印刷されている画像に埋め込まれている付加情報を抽出可能な画質で読み取ることが必須となる。
<付加情報復元化部22について>
付加情報復元化部22は上述の通り、画像に埋め込まれている付加情報を抽出し、抽出した付加情報を復元する。
付加情報復元化部22は、画像情報F1を受けると、係る画像情報F1から画像情報D4を抽出する。抽出の方法は、埋め込み側に対応した方法を用いれば良く、埋め込みと逆の方法で抽出を行う。例えば、ブロック毎にテクスチャの周波数成分解析を行うことで、画像情報D4の抽出を行う。また例えば、ブロック単位でテクスチャの周波数成分解析を行い、画像情報F1内を1画素ずつずらしながら参照し、周波数成分解析結果の特徴量を算出する。そして、算出した特徴量から、埋め込まれているブロック位置を検出する。検出したブロック位置毎に予め設定してあるテクスチャの周波数成分との一致度を比較し、埋め込まれているデータを抽出する。抽出したブロック毎のデータを結合して一つのデータ列とする。埋め込んでいるデータの配置や内容は予め規定しておくことにより、抽出したデータ列から画像情報を復元することができる。
なお、上記説明では、付加情報の復元化方法について、ブロック単位で周波数成分解析を行って付加情報を復元化していく方法を使用している。しかし、画像読取装置で読み取った画像から付加情報を抽出し、付加情報が埋め込まれた画像を復元できる処理である公知の復元化方法であれば、いずれの処理を用いても構わない。
そして、付加情報復元化部22は、抽出した画像情報D4を後段の画像合成部23に画像情報F2として出力する。
<画像合成部23について>
画像合成部23は上述の通り、スキャナ21からの画像情報F1と、付加情報復元化部22からの画像情報F2とを用いて合成処理を行い、合成画像情報F3を出力する。
ここで、画像情報F1と画像情報F2とを用いた合成処理について詳細に説明する。
図3は、印刷用紙がずれた状態で入力画像をフチ無し印刷した結果として得られる画像情報F1と、画像情報F2とを用いて合成処理を行うことで、画像出力装置側で入力された入力画像を復元するための処理を説明する図である。
図3(a)は、印刷用紙がずれた状態で入力画像をフチ無し印刷した結果として得られる画像情報F1を示す図で、300は画像情報F1が示す画像全体、301は、画像全体300内で、入力画像が印刷されている領域を示している。図3(a)では、印刷用紙に対して領域301内の画像は、画像全体300の左端からxだけ右方にずれていると共に、上端からyだけ下方にずれている。即ち、入力画像の印刷時に印刷用紙は、印刷時に載置すべき位置から、左方にx、上方にyだけずれた位置に載置されていたことになる。係るずれ量を求めるための技術については周知の技術であるので、これについての説明は省略する。
図3(b)は、部分領域画像を示す図で、310は部分領域画像を示す。ここで、画像全体300において、入力画像から削除されている領域(入力画像において印刷対象外となった領域)は、図3(c)において斜線で示した領域330である。係る領域330は次のようにして求めることができる領域である。即ち、部分領域画像310と画像全体300とを、4隅が重なるように重ねた後、画像全体300を上記ずれとは逆の方向(左方にx、上方にy)にずらした場合に、部分領域画像310において画像全体300とは重なっていない領域が、領域330である。
このようにして求めた領域330のデータを部分領域画像310から読み出し、画像全体300に対して右下(上記ずれの方向に対応する右方、下方から特定)からマージする。即ち、図3(d)に示す如く、領域301と領域330とをマージした領域内の画像を入力画像として復元することができる。後は、画像全体300において非画像部分としての領域350を削除することで、入力画像を復元することができる。
画像合成部23はこのようにして入力画像を復元し、復元した入力画像を合成画像情報F3として後段の出力用画像形成部24に出力する。
なお、入力画像を復元するための方法についてはこれに限定するものではなく、ほかの方法も考え得る。以下に、入力画像を復元するためのいくつかの方法を示す。
先ず、1つ目の方法(方法1)について説明する。係る方法では、画像出力装置側で画像情報D2が示す画像中に、位置合わせ用のマーカを複数個、不可視の埋め込み情報(不可視のマーカ)として埋め込む。この場合、不可視のマーカは少なくとも、画像情報D2が示す画像内の所定の4隅には埋め込むものとする。
図12は、方法1によって、入力画像を復元する為の処理を説明する図である。
図12(a)は、複数の不可視のマーカが埋め込まれた出力用画像122と、出力用画像122において文字線画が記されている領域の外接矩形121と、係る外接矩形121の4隅(近傍)に埋め込まれた不可視のマーカ125と、を示している。通常は外接矩形121のサイズが印刷用紙のサイズとなるように出力用画像122を生成しているので、外接矩形121のサイズは、印刷用紙のサイズとなる。この場合、123は、出力用画像122において印刷対象外となる領域、124は、出力用画像122において領域123の周辺領域である。
図12(b)は、部分領域画像における4隅の不可視のマーカの位置126を示している。
図12(c)は、印刷用紙が本来載置されるべき位置からずれて載置された場合に、係る印刷用紙上に、出力用画像122を印刷した結果を示している。図12(c)に示す如く、不可視のマーカ125は、印刷用紙上の4隅から外れた位置に印刷されている。
画像情報F1として図12(c)に示したような画像が画像合成部23に入力された場合に、画像合成部23は次のような処理を行う。
画像合成部23は、画像情報F1が示す画像から、不可視のマーカ125の位置を検出する。
次に、画像合成部23は、付加情報復元化部22からの画像情報F2から、部分領域画像を復元する。そして、復元した部分領域画像における位置126と、検出した不可視のマーカ125の位置とを合わせるように、部分領域画像上に、画像情報F1が示す画像を合成する。これにより、図12(d)に示す如く、入力画像を復元することができる。なお、画像が重なる部分に関しては部分領域画像、画像情報F1が示す画像のどちらを削除しても、比重を設定して合成しても構わない。
次に、2つ目の方法(方法2)について説明する。係る方法では、画像出力装置側で画像情報D2が示す画像中に、位置合わせ用のパターンを不可視の埋め込み情報(不可視パターン)として埋め込む。
図13は、方法2によって、入力画像を復元する為の処理を説明する図である。
図13(a)は、不可視のパターン135が埋め込まれた出力用画像132と、出力用画像132において文字線画が記されている領域の外接矩形131と、係る外接矩形131内に埋め込まれた不可視のパターン135と、を示している。通常は外接矩形131のサイズが印刷用紙のサイズとなるように出力用画像132を生成しているので、外接矩形131のサイズは、印刷用紙のサイズとなる。この場合、133は、出力用画像132において印刷対象外となる領域、134は、出力用画像132において領域133の周辺領域である。
図13(b)は、部分領域画像における不可視のパターン135の4隅の位置136を示している。
図13(c)は、印刷用紙が本来載置されるべき位置からずれて載置された場合に、係る印刷用紙上に、出力用画像132を印刷した結果を示している。図13(c)に示す如く、不可視のパターン135の4隅は、印刷用紙上の4隅から外れた位置にある。
画像情報F1として図13(c)に示したような画像が画像合成部23に入力された場合に、画像合成部23は次のような処理を行う。
画像合成部23は、画像情報F1が示す画像から、不可視のパターン135の4隅の位置137を検出する。
次に、画像合成部23は、付加情報復元化部22からの画像情報F2から、部分領域画像を復元する。そして、復元した部分領域画像における不可視のパターン135の4隅の位置136と、検出した不可視のパターン135の4隅の位置137とを合わせるように、部分領域画像上に、画像情報F1が示す画像を合成する。これにより、図13(d)に示す如く、入力画像を復元することができる。なお、画像が重なる部分に関しては部分領域画像、画像情報F1が示す画像のどちらを削除しても、比重を設定して合成しても構わない。
以上の説明では、画像合成の位置合わせにおいて、不可視のマーカ、不可視のパターン等の位置合わせ用の情報を用いて位置合わせを行っているが、不可視に限らなくても位置が検出できる方法であれば、いずれの処理を用いても構わない。
また、以上の説明では、画像合成の位置合わせ方法において、4つの不可視のマーカを用いて位置合わせを行っているが、4つに限らなくても位置が検出できる方法であれば、いずれの処理を用いても構わない。
また、以上の説明では、画像合成の位置合わせ方法において、不可視のマーカを用いて位置合わせを行っているが、例えば削除領域の周辺領域が合成する際に重なるが、重なった領域のパターンマッチングを行って位置を合わせても構わない。
<出力用画像形成部24について>
出力用画像形成部24は、画像合成部23から出力された合成画像情報F3を受けると、係る合成画像情報F3が示す画像の解像度変換を行う。係る解像度変換については、出力用画像形成部12と同じ処理を行うことになる。そして、出力用画像形成部24は、解像度変換後の画像を画像情報F4として後段のプリンタ33に出力する。
<プリンタ33について>
プリンタ33は、画像情報F4を受けると、印刷用紙の上に、係る画像情報F4に基づく画像をプリント(印刷)し、印刷結果を、印刷物G5として出力する。
以上の説明により本実施形態によれば、予め設定されている印刷対象外領域(削除領域)よりズレてフチなし印刷を行っても、想定される削除領域とその周辺領域を付加情報として埋め込んでおくので、印刷前の入力画像を復元することができる。
本実施形態の主要部をまとめると、次のようなものとなる。即ち、入力画像に基づいて印刷用の画像を生成し、生成した印刷用の画像を印刷用紙上に印刷する場合に印刷対象外となる画像領域を特定する。そして、特定した画像領域に対応する入力画像上の領域と、入力画像上におけるこの領域の周辺領域と、をマージした領域を示す部分領域情報を作成する。そして、部分領域情報を含む埋め込み情報を作成し、印刷用の画像に対して埋め込み情報を埋め込む。そして、埋め込み情報が埋め込まれた印刷用の画像を、印刷装置に対して出力する。
そして、印刷装置によって印刷された結果としての印刷物を画像データとして取得し、取得した画像データから埋め込み情報を抽出し、抽出した埋め込み情報から部分領域情報を復元する。そして、復元された部分領域情報を用いて、画像データが示す画像において入力画像から削除されている部分画像を補完することで、入力画像を復元する。そして、復元した入力画像に基づく印刷用の画像を生成し、生成した印刷用の画像を印刷装置に対して出力する。
また、本実施形態の主要部は次のようなものでもある。即ち、入力画像に基づいて印刷用の画像を生成し、生成した印刷用の画像を印刷用紙上に印刷する場合に印刷対象外となる画像領域を特定する。そして、特定した画像領域に対応する入力画像上の領域と、入力画像上におけるこの領域の周辺領域と、をマージした領域を示す領域情報を作成する。そして、領域情報を含む埋め込み情報を作成し、印刷用の画像に対して埋め込み情報、及び位置合わせ用の情報を埋め込む。そして、埋め込み情報と位置合わせ用の情報が埋め込まれた印刷用の画像を、印刷装置に対して出力する。
そして、印刷装置によって印刷された結果としての印刷物を画像データとして取得し、取得した画像データから埋め込み情報を抽出し、抽出した埋め込み情報から領域情報を復元する。そして、画像データから位置合わせ用の情報を抽出する。そして、抽出された位置合わせ用の情報を用いて、画像データが示す画像において入力画像から削除されている部分画像を復元された領域情報から特定し、特定した部分画像を画像データが示す画像に対して補完することで、入力画像を復元する。そして、復元した入力画像に基づく印刷用の画像を生成し、生成した印刷用の画像を印刷装置に対して出力する。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、予め設定されている削除領域よりズレてフチ無し印刷を行う場合でも、想定される削除領域とその周辺領域を付加情報として埋め込んでおくことで印刷前の入力画像を復元することができる。しかし、第1実施形態の場合、もし画像読取装置の読み取り精度が悪いと、印刷した画像と比べて、読み取った画像が歪んでいたり伸びていたりする場合が考えられる。この場合、画像合成を行う際に、合成位置がずれてしまうという問題が発生する。本実施形態は、このような事情を考慮してなされたものである。
本実施形態は、画像読取装置が有する画像合成部23の動作のみが第1の実施形態と異なる。即ち、本実施形態では、画像合成部23以外の動作については第1の実施形態と同じである。
従って以下では、本実施形態に係る画像合成部23の動作について説明する。本実施形態では、画像合成部23は、画像を合成する前に、読み取った画像が印刷した画像と比べて歪んでいたり伸びたりする場合にはこれを補正する。
<本実施形態に係る画像合成部23の動作について>
本実施形態では、画像合成部23は、第1の実施形態と同様にスキャナ21から画像情報F1を受けると共に、付加情報復元化部22から画像情報F2を受ける。そして画像合成部23は第1の実施形態と同様に、画像情報F1と画像情報F2とに基づいて合成処理を行い、合成画像情報F3を生成する。しかし、本実施形態は第1の実施形態に加え、係る合成処理の過程で、画像情報F1が示す画像の歪みや歪みを補正する処理を行う。
図14は、本実施形態に係る画像合成部23が行う処理を説明する図である。
図14(a)は、複数の不可視のマーカ145が埋め込まれた出力用画像142と、出力用画像142において文字線画が記されている領域の外接矩形141と、係る外接矩形141内に埋め込まれた不可視のマーカ145と、を示している。通常は外接矩形141のサイズが印刷用紙のサイズとなるように出力用画像142を生成しているので、外接矩形141のサイズは、印刷用紙のサイズとなる。この場合、143は、出力用画像142において印刷対象外となる領域、144は、出力用画像142において領域143の周辺領域である。
図14(b)は、部分領域画像における4隅の不可視のマーカの位置146を示している。R1は、水平方向の不可視のマーカ145間の距離を示す。
図14(c)は、印刷物D6を示し、不可視のマーカ145間の距離はR2となっている。図14(d)は、係る印刷物D6をスキャナ21により読み取った場合に得られる画像情報F1が示す画像を示し、不可視のマーカ147間の距離はR3となっている。即ち、R2>R3となっており、スキャナ21で読み取った画像の水平方向の幅は小さくなっている。ここで、R2=R1とする。
この場合、画像合成部23は、次のように動作する。
画像合成部23は、画像情報F1が示す画像(図14(d))から、不可視のマーカ147の4隅の位置を検出する。
次に、画像合成部23は、付加情報復元化部22からの画像情報F2から、部分領域画像(図14(b))を復元する。そして、復元した部分領域画像における不可視のマーカ間(位置146間)の距離R1と、検出した不可視のマーカ147間の距離R3とを用いて、R1=R3となるように画像情報F1が示す画像の歪みや伸びを補正する。そして、補正後の画像と、部分領域画像とを用いて、第1の実施形態と同様に合成処理を行い、合成画像情報F3を生成する。
このように、不可視マーカの位置を利用することにより、画像合成する際に読み取った画像の歪みを補正することでできるので、合成位置がズレずに画像合成を行うことができる。
なお、本実施形態では、不可視マーカの代わりに画像に埋め込む不可視パターンを用いても構わない。例えば、ブロック毎に不可視パターンを埋め込んでおき、読み取った画像のブロック位置を、想定されるブロック位置に合わせることによって画像の歪みを補正することができる。
また、本実施形態では、フチなし印刷した用紙から付加情報を抽出し、画像合成を行う例を示しているが、読み取った画像が印刷した画像と比べて歪んでいたり伸びたりするケースは、フチなし印刷に限らない。例えば、入力画像の一部をフレーム画像と置き換えて印刷するフレーム印刷で、フレーム画像と置き換えた入力画像の一部を埋め込んで印刷する。この場合、フレーム印刷した用紙を画像読取装置で読み込む際に、読み込んだ画像が歪んでいたら画像合成する際にズレてしまうことも考えられる。
以上の説明により、本実施形態によれば、予め設定されている削除領域よりもズレてフチ無し印刷を行い、更に画像読取装置で読み取った画像が読取性能によって歪んだり伸びたりするケースに対処することができる。即ち、画像に埋め込まれている付加情報である不可視マーカや不可視パターンを用いて合成位置をあわせることにより、印刷する前の入力画像を復元することができる。
[第3の実施形態]
図1に示した各部(プリンタ33を除く)、図2に示した各部(スキャナ21、プリンタ33を除く)はハードウェアによって構成しても良いし、その一部若しくは全部をソフトウェアによって構成しても良い。後者の場合、係るソフトウェアは、PC等のコンピュータが有するメモリに格納し、このコンピュータが有するCPUなどがこれを用いて処理を実行することで、係るコンピュータは、図1,2に示した装置が有する機能を実現しうる。
図17は、画像出力装置、画像読取装置に適用可能なコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
コンピュータ170には、プリンタ17a、スキャナ17bが接続されている。係るプリンタ17aは、図1に示したプリンタ16、図2に示したプリンタ33として機能する。また、スキャナ17bは、図2に示したスキャナ21として機能する。
以下にコンピュータ170を構成する各部について説明する。
CPU172は、RAM174やROM173に格納されているコンピュータプログラムやデータを用いてコンピュータ170全体の制御を行うと共に、画像出力装置、画像読取装置が行うものとして上述した各処理を実行する。
ROM173には、コンピュータ170の設定データやブートプログラムなどが格納されている。
RAM174は、二次記憶装置175からロードされたコンピュータプログラムやデータを一時的に記憶するためのエリア、I/O IF179を介してスキャナ17bから入力される画像データなどを一時的に記憶するためのエリアを有する。更にRAM174は、CPU172が各処理を実行する際に用いるワークエリアも有する。即ち、RAM174は、各種のエリアを適宜提供することができる。
二次記憶装置175は、ハードディスクドライブ装置に代表される大容量情報記憶装置である。二次記憶装置175には、OS(オペレーティングシステム)や、図1に示した各部(プリンタ16を除く)、図2に示した各部(スキャナ21、プリンタ33を除く)の機能をCPU172に実現させるためのコンピュータプログラムやデータが格納されている。二次記憶装置175に保存されているコンピュータプログラムやデータは、CPU172による制御に従って適宜RAM174にロードされ、CPU172による処理対象となる。
ディスプレイ176は、CRTや液晶画面などにより構成されており、CPU172による処理結果を画像や文字などでもって表示することができる。例えば、領域設定部13にて、部分領域をユーザが指定する場合には、入力画像を表示すると共に、係る入力画像上で部分領域を指定するためのGUIを表示する。
キーボード177、マウス178は、ユーザが操作することで各種の指示をCPU172に対して入力することができるポインティングデバイスの一例である。例えば、領域設定部13にて、部分領域をユーザが指定する場合、ユーザはキーボード177やマウス178を用いて指定すればよい。
I/O IF179には、プリンタ17a、スキャナ17bが接続されており、コンピュータ170はこのI/O IF179を介してプリンタ17aに画像情報を転送したり、スキャナ17bから画像情報を取得したりする。
171は上述の各部を繋ぐバスである。
なお、コンピュータ170のハードウェア構成については図17に示した構成に限定するものではなく、同等の機能を実現しうる構成であれば、他の構成であっても良い。
[その他の実施形態]
また、本発明の目的は、以下のようにすることによって達成されることはいうまでもない。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード(コンピュータプログラム)を記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給する。係る記憶媒体は言うまでもなく、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行う。その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれたとする。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
本発明の第1の実施形態に係る画像出力装置の機能構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置の機能構成例を示すブロック図である。 印刷用紙がずれた状態で入力画像をフチ無し印刷した結果として得られる画像情報F1と、画像情報F2とを用いて合成処理を行うことで、画像出力装置側で入力された入力画像を復元するための処理を説明する図である。 印刷用紙41と出力画像42とを示す図である。 出力用画像を用いてフチなし印刷を行う場合に、係る出力用画像において印刷対象外となる領域(印刷用紙からはみ出す領域)と、その周辺領域を示す図である。 出力用画像を用いてフチなし印刷を行う場合に、係る出力用画像において印刷対象外となる領域(印刷用紙からはみ出す領域)と、その周辺領域と、を設定する方法を示す図である。 従来の画像印刷装置で一度目のフチなし印刷を行う過程を説明する図である。 従来の画像印刷装置で一度印刷したフチなし画像を再度フチなし印刷する過程を説明する図である。 フチなし印刷を行う際に予め設定している印刷領域と、フチなし印刷された結果における印刷領域と、が一致している場合について説明する図である。 フチなし印刷する際に予め設定している印刷領域と、フチなし印刷された結果における印刷領域と、が一致しない場合について説明する図である。 印刷用紙の位置がズレて印刷された原稿を読み取り、読み取った原稿画像から付加情報を抽出して画像を復元し、復元した画像と、読み取った原稿画像とを合成させる例を説明するための図である。 方法1によって、入力画像を復元する為の処理を説明する図である。 方法2によって、入力画像を復元する為の処理を説明する図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像合成部23が行う処理を説明する図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像出力装置が行う処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置が行う処理のフローチャートである。 画像出力装置、画像読取装置に適用可能なコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。

Claims (13)

  1. 入力画像に基づいて印刷用の画像を生成する手段と、
    前記印刷用の画像を印刷用紙上に印刷する場合に印刷対象外となる画像領域を特定し、特定した画像領域に対応する前記入力画像上の領域と、前記入力画像上における当該領域の周辺領域と、をマージした領域を示す領域情報を作成する作成手段と、
    前記領域情報を含む埋め込み情報を作成する手段と、
    前記印刷用の画像に対して前記埋め込み情報、及び該印刷用の画像中の基準位置を表す位置合わせ用の情報を埋め込む手段と、
    前記埋め込み情報と前記位置合わせ用の情報が埋め込まれた前記印刷用の画像を、印刷装置に対して出力する手段と
    前記印刷装置によって印刷された印刷物を画像データとして取得する手段と、
    前記画像データから前記埋め込み情報を抽出し、抽出した埋め込み情報から前記領域情報を復元する手段と、
    前記画像データが示す画像から位置合わせ用の情報を検出すると共に、前記画像データに埋め込まれた位置合わせ用の情報を抽出する手段と、
    前記検出された位置合わせ用の情報が示す位置と前記抽出された位置合わせ用の情報が示す位置とのずれを用いて、前記画像データが示す画像において前記入力画像から削除されている部分画像を前記復元された領域情報から特定し、特定した当該部分画像を前記画像データが示す画像に対して補完することで、前記入力画像を復元する復元手段と、
    前記復元手段が復元した入力画像に基づく印刷用の画像を生成し、生成した当該印刷用の画像を印刷装置に対して出力する手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記復元手段は更に、
    前記検出された位置合わせ用の情報が示す位置と前記抽出された位置合わせ用の情報が示す位置とのずれを用いて、前記画像データが示す画像を補正する手段を備え、
    補正後の画像において前記入力画像から削除されている部分画像を前記復元された領域情報から特定し、特定した当該部分画像を前記画像データが示す画像に対して補完することで、前記入力画像を復元する
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  3. 前記位置合わせ用の情報は、前記印刷用の画像における文字線画が記された領域の4隅に埋め込まれる不可視のマーカであることを特徴とする請求項又はに記載の画像処理装置。
  4. 前記位置合わせ用の情報は、前記印刷用の画像における文字線画が記された領域に埋め込まれる不可視のパターンであることを特徴とする請求項又はに記載の画像処理装置。
  5. 入力画像に基づいて印刷用の画像を生成する手段と、
    前記印刷用の画像を印刷用紙上に印刷する場合に印刷対象外となる画像領域を特定し、特定した画像領域に対応する前記入力画像上の領域と、前記入力画像上における当該領域の周辺領域と、をマージした領域を示す領域情報を作成する作成手段と、
    前記領域情報を含む埋め込み情報を作成する手段と、
    前記印刷用の画像に対して前記埋め込み情報を埋め込む手段と、
    前記埋め込み情報が埋め込まれた前記印刷用の画像を、印刷装置に対して出力する手段と
    を備え、
    前記作成手段は、
    前記入力画像を前記印刷用紙のサイズよりも大きいサイズに拡大した前記印刷用の画像を前記印刷装置により前記印刷用紙の上に印刷した場合に、印刷対象外となる画像領域を特定し、
    前記特定した画像領域に対応する前記入力画像上の領域を、前記入力画像と前記印刷用の画像とのサイズの比から求め、
    前記入力画像上の領域と、前記入力画像における当該領域の周辺領域と、をマージした領域を部分領域として求め、
    前記入力画像から前記部分領域のみを抽出した画像を、前記領域情報として作成する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  6. 入力画像に基づいて印刷用の画像を生成する手段と、
    前記印刷用の画像を印刷用紙上に印刷する場合に印刷対象外となる画像領域を特定し、特定した画像領域に対応する前記入力画像上の領域と、前記入力画像上における当該領域の周辺領域と、をマージした領域を示す領域情報を作成する作成手段と、
    前記領域情報を含む埋め込み情報を作成する手段と、
    前記印刷用の画像に対して前記埋め込み情報、及び該印刷用の画像中の基準位置を表す位置合わせ用の情報を埋め込む手段と、
    前記埋め込み情報と前記位置合わせ用の情報が埋め込まれた前記印刷用の画像を、印刷装置に対して出力する手段と
    を備え、
    前記作成手段は、
    前記入力画像を前記印刷用紙のサイズよりも大きいサイズに拡大した前記印刷用の画像を前記印刷装置により前記印刷用紙の上に印刷した場合に、印刷対象外となる画像領域を特定し、
    前記特定した画像領域に対応する前記入力画像上の領域を、前記入力画像と前記印刷用の画像とのサイズの比から求め、
    前記入力画像上の領域と、前記入力画像における当該領域の周辺領域と、をマージした領域を部分領域として求め、
    前記入力画像から前記部分領域のみを抽出した画像を、前記領域情報として作成する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  7. 入力画像において印刷対象外となる領域と該領域の周辺領域とをマージした領域を示す領域情報を含む埋め込み情報と、該入力画像に基づいて生成される印刷用の画像中の基準位置を表す位置合わせ用の情報と、が埋め込まれた前記印刷用の画像に基づいて印刷装置が印刷した印刷物を画像データとして取得する手段と、
    前記画像データから前記埋め込み情報を抽出し、抽出した埋め込み情報から前記領域情報を復元する手段と、
    前記画像データが示す画像から位置合わせ用の情報を検出すると共に、前記画像データに埋め込まれた位置合わせ用の情報を抽出する手段と、
    前記検出された位置合わせ用の情報が示す位置と前記抽出された位置合わせ用の情報が示す位置とのずれを用いて、前記画像データが示す画像において前記入力画像から削除されている部分画像を前記復元された領域情報から特定し、特定した当該部分画像を前記画像データが示す画像に対して補完することで、前記入力画像を復元する復元手段と、
    前記復元手段が復元した入力画像に基づく印刷用の画像を生成し、生成した当該印刷用の画像を印刷装置に対して出力する手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  8. 画像処理装置が行う画像処理方法であって、
    前記画像処理装置の生成手段が、入力画像に基づいて印刷用の画像を生成する工程と、
    前記画像処理装置の領域情報作成手段が、前記印刷用の画像を印刷用紙上に印刷する場合に印刷対象外となる画像領域を特定し、特定した画像領域に対応する前記入力画像上の領域と、前記入力画像上における当該領域の周辺領域と、をマージした領域を示す領域情報を作成する作成工程と、
    前記画像処理装置の埋め込み情報作成手段が、前記領域情報を含む埋め込み情報を作成する工程と、
    前記画像処理装置の埋め込み手段が、前記印刷用の画像に対して前記埋め込み情報、及び該印刷用の画像中の基準位置を表す位置合わせ用の情報を埋め込む工程と、
    前記画像処理装置の第1の出力手段が、前記埋め込み情報と前記位置合わせ用の情報が埋め込まれた前記印刷用の画像を、印刷装置に対して出力する工程と
    前記画像処理装置の取得手段が、前記印刷装置によって印刷された印刷物を画像データとして取得する工程と、
    前記画像処理装置の領域情報復元手段が、前記画像データから前記埋め込み情報を抽出し、抽出した埋め込み情報から前記領域情報を復元する工程と、
    前記画像処理装置の抽出手段が、前記画像データが示す画像から位置合わせ用の情報を検出すると共に、前記画像データに埋め込まれた位置合わせ用の情報を抽出する工程と、
    前記画像処理装置の入力画像復元手段が、前記検出された位置合わせ用の情報が示す位置と前記抽出された位置合わせ用の情報が示す位置とのずれを用いて、前記画像データが示す画像において前記入力画像から削除されている部分画像を前記復元された領域情報から特定し、特定した当該部分画像を前記画像データが示す画像に対して補完することで、前記入力画像を復元する復元工程と、
    前記画像処理装置の第2の出力手段が、前記復元工程で復元した入力画像に基づく印刷用の画像を生成し、生成した当該印刷用の画像を印刷装置に対して出力する工程と
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  9. 画像処理装置が行う画像処理方法であって、
    前記画像処理装置の生成手段が、入力画像に基づいて印刷用の画像を生成する工程と、
    前記画像処理装置の作成手段が、前記印刷用の画像を印刷用紙上に印刷する場合に印刷対象外となる画像領域を特定し、特定した画像領域に対応する前記入力画像上の領域と、前記入力画像上における当該領域の周辺領域と、をマージした領域を示す領域情報を作成する作成工程と、
    前記画像処理装置の埋め込み情報作成手段が、前記領域情報を含む埋め込み情報を作成する工程と、
    前記画像処理装置の埋め込み手段が、前記印刷用の画像に対して前記埋め込み情報を埋め込む工程と、
    前記画像処理装置の出力手段が、前記埋め込み情報が埋め込まれた前記印刷用の画像を、印刷装置に対して出力する工程と
    を備え、
    前記作成工程では、
    前記入力画像を前記印刷用紙のサイズよりも大きいサイズに拡大した前記印刷用の画像を前記印刷装置により前記印刷用紙の上に印刷した場合に、印刷対象外となる画像領域を特定し、
    前記特定した画像領域に対応する前記入力画像上の領域を、前記入力画像と前記印刷用の画像とのサイズの比から求め、
    前記入力画像上の領域と、前記入力画像における当該領域の周辺領域と、をマージした領域を部分領域として求め、
    前記入力画像から前記部分領域のみを抽出した画像を、前記領域情報として作成する
    ことを特徴とする画像処理方法。
  10. 画像処理装置が行う画像処理方法であって、
    前記画像処理装置の生成手段が、入力画像に基づいて印刷用の画像を生成する工程と、
    前記画像処理装置の作成手段が、前記印刷用の画像を印刷用紙上に印刷する場合に印刷対象外となる画像領域を特定し、特定した画像領域に対応する前記入力画像上の領域と、前記入力画像上における当該領域の周辺領域と、をマージした領域を示す領域情報を作成する作成工程と、
    前記画像処理装置の埋め込み情報作成手段が、前記領域情報を含む埋め込み情報を作成する工程と、
    前記画像処理装置の埋め込み手段が、前記印刷用の画像に対して前記埋め込み情報、及び該印刷用の画像中の基準位置を表す位置合わせ用の情報を埋め込む工程と、
    前記画像処理装置の出力手段が、前記埋め込み情報と前記位置合わせ用の情報が埋め込まれた前記印刷用の画像を、印刷装置に対して出力する工程と
    を備え、
    前記作成工程では、
    前記入力画像を前記印刷用紙のサイズよりも大きいサイズに拡大した前記印刷用の画像を前記印刷装置により前記印刷用紙の上に印刷した場合に、印刷対象外となる画像領域を特定し、
    前記特定した画像領域に対応する前記入力画像上の領域を、前記入力画像と前記印刷用の画像とのサイズの比から求め、
    前記入力画像上の領域と、前記入力画像における当該領域の周辺領域と、をマージした領域を部分領域として求め、
    前記入力画像から前記部分領域のみを抽出した画像を、前記領域情報として作成する
    ことを特徴とする画像処理方法。
  11. 画像処理装置が行う画像処理方法であって、
    前記画像処理装置の取得手段が、入力画像において印刷対象外となる領域と該領域の周辺領域とをマージした領域を示す領域情報を含む埋め込み情報と、該入力画像に基づいて生成される印刷用の画像中の基準位置を表す位置合わせ用の情報と、が埋め込まれた前記印刷用の画像に基づいて印刷装置が印刷した印刷物を画像データとして取得する工程と、
    前記画像処理装置の復元手段が、前記画像データから前記埋め込み情報を抽出し、抽出した埋め込み情報から前記領域情報を復元する工程と、
    前記画像処理装置の抽出手段が、前記画像データが示す画像から位置合わせ用の情報を検出すると共に、前記画像データに埋め込まれた位置合わせ用の情報を抽出する工程と、
    前記画像処理装置の入力画像復元手段が、前記検出された位置合わせ用の情報が示す位置と前記抽出された位置合わせ用の情報が示す位置とのずれを用いて、前記画像データが示す画像において前記入力画像から削除されている部分画像を前記復元された領域情報から特定し、特定した当該部分画像を前記画像データが示す画像に対して補完することで、前記入力画像を復元する復元工程と、
    前記画像処理装置の出力手段が、前記復元工程が復元した入力画像に基づく印刷用の画像を生成し、生成した当該印刷用の画像を印刷装置に対して出力する工程と
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  12. コンピュータに請求項1乃至の何れか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
  13. 請求項12に記載のコンピュータプログラムを格納した、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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