JP4990483B2 - 携帯端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば携帯電話機等の無線通信を行う携帯端末装置に係り、特に、表示中の項目を音声にて読み上げる機能を有する携帯端末装置に関するものである。
近年、携帯端末装置としてキー操作に対応して、このキー操作により設定された機能名等をアナウンスするようにした携帯電話機が提案されている(たとえば特許文献1参照)。
この携帯電話機は、複数のキー操作部と、キー操作部の1あるいは複数のキー操作に従い電話機が備えた複数の機能のうち、キー操作に対応する機能に関して設定を行う制御部と、キー操作に連動して設定される機能名を音声出力する音声合成部とを有する。
また、音声出力機能を有する装置として、不審者が侵入した際、固定電話または携帯電話機に警告音を発し、読み上げ機能に設定されているボタンスイッチを押下すれば現場の音声を伝達可能なもの、あるいは警告音を徐々に大きくすることで心理的効果を得るというもの等が提案されている。
特開平11−252216号公報
ところが、特許文献1に記載された携帯電話機においては、キー操作に応じて、短縮番号メモリの検索結果を音声情報に変換してユーザに伝達するのみで、音声読み上げ前に警告音を発生することは考慮されていない。
また、上述した特許文献1以外の前者の装置では、ボタンスイッチの押下による読み上げか、自動読み上げかは設定できるが、自動に設定した場合の警告音等を発生する機能は存在しない。このため、読み上げがスタートしたときの始めの言葉が聞き取れない可能性がある。
また、読み上げ前の警告音をユーザが設定できないため、自分にかかわりのある事由であるかどうかの判断が遅くなる。
また、警告音の必要がないとにも発してしまうという不利益がある。
警告音を徐々に大きくする後者の装置では、警告音を発しながら、ボタンを押下して初めて現場の音声で伝わることから、操作手順が多く煩雑であるという不利益がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、煩雑な手間を要することなく読み上げ前の警告音をユーザが設定でき、しかも必要なときのみ警告音を発生することができる携帯端末装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、第1の発明の携帯端末装置は、音声による読み上げ機能を有する携帯端末装置であって、読み上げを指示可能な操作部と、読み上げ項目に応じたテキストを記憶する記憶部と、警告音を生成する警告音発生部と、読み上げを行う際に、上記記憶部に記憶されたテキストを音声データに変換する音声合成部と、上記音声データまたは警告音を出力する音声出力部と、上記記憶部に記憶される所定のテキストに対する読み上げ指示が行われると、上記読み上げ指示が上記操作部による読み上げ指示である場合に、上記音声出力部に上記警告音を出力させることなく上記所定のテキストを音声データとして出力させ、上記読み上げ指示が端末内部の状態遷移に応じた自動読み上げによる読み上げ指示である場合に、上記音声出力部に上記警告音を出力させてから上記所定のテキストを音声データとして出力させる制御部と、を有する。
第2の発明の携帯端末装置は、音声による読み上げ機能を有する携帯端末装置であって、読み上げを指示可能な操作部と、読み上げ項目に応じたテキストを記憶する記憶部と、第1の制御信号に従って警告音を生成する警告音発生部と、第2の制御信号に従って上記記憶部に記憶されたテキストを音声データに変換する音声合成部と、上記音声データまたは警告音を出力する音声出力部と、上記記憶部に記憶される所定のテキストに対する読み上げ指示が行われると、上記読み上げ指示が上記操作部による読み上げ指示である場合に、上記警告音発生部に上記警告音を出力させることなく、上記第2の制御信号により上記音声合成部に上記所定のテキストを音声データとして出力させ、上記読み上げ指示が端末内部の状態遷移に応じた自動読み上げによる読み上げ指示である場合に、上記第1の制御信号により上記警告音発生部に上記警告音を出力させてから、上記第2の制御信号により上記音声合成部に上記所定のテキストを音声データとして出力させる制御部と、を有する。
好適には、上記自動読み上げは、電池残量または電波状況の遷移に基づくものである。
好適には、重み付けテーブルを有し、上記制御部は、上記重み付けテーブルの重み付けに応じて自動読み上げを行うか行わないかを判定する。
好適には、通信網に接続可能な通信部と、上記通信部により上記通信網からの情報の受信または着信の処理が生じると報知音を生成する報知音生成部と、を有し、上記制御部は、上記情報の受信または着信の処理の発生により上記報知音生成部に上記報知音を出力させる際、上記音声出力部に上記警告音を出力させずに上記音声出力部或いは上記音声合成部に読み上げを行わせる
好適には、上記制御部は、上記音声出力部に上記警告音を出力させてから所定時間経過後に上記音声データを出力させる。
好適には、上記制御部は、上記第1の制御信号により上記警告音を生成させてから所定の時間経過後に上記第2の制御信号にて上記テキストを上記音声データに変換させる。
好適には、上記操作部とは異なる入力操作部を有し、上記制御部は、上記所定時間の間に上記入力操作部からの入力があると、上記音声出力部に上記音声データを出力させない。
好適には、上記入力操作部は、所定の処理が対応付けされており、上記制御部は、上記所定時間の間に上記入力操作部からの入力があった場合、上記音声出力部に上記音声データを出力させないのみで、上記所定の処理を行わない。
第3の発明の音声読み上げ方法は、操作部と、記憶部と、音声合成部と、音声出力部と、制御部と、を有し、音声による読み上げ機能を有する携帯端末装置の音声読み上げ方法であって、上記記憶部に記憶された所定のテキストを読み上げるための読み上げ指示が行われると、上記音声合成部が当該テキストを音声データに変換し、上記読み上げ指示が上記操作部による読み上げ指示である場合に、上記制御部が、上記音声出力部に上記警告音を出力させることなく上記音声データを出力させ、上記読み上げ指示が端末内部の状態遷移に応じた自動読み上げによる読み上げ指示である場合に、上記制御部が、上記音声出力部に上記警告音を出力させてから上記音声データを出力させる
本発明によれば、煩雑な手間を要することなく読み上げ前の警告音をユーザが設定でき、しかも必要なときのみ警告音を発生することができる利点がある。
以下、本発明の実施形態を添付図面に関連付けて説明する。
図1は、本発明の携帯端末装置としての携帯電話機10のシステム構成の一例を図解したブロック図である。図2は、携帯電話機1の外観の一例を図解した図である。
携帯電話機10は、可動機構を有する、いわゆる折り畳み式携帯電話機であって、図2(a)は開かれた状態(開状態)での正面図を、(b)は閉じられた状態(閉状態)での正面図を、(c)は開状態での側面図を、(d)は閉状態での側面図を、それぞれ示す。
本実施形態に係る携帯電話機10は、通常の携帯電話機の機能に加えて、音声読み上げ機能を有し、かつ、携帯電話機10が読み上げ指示を受けた場合、その読み上げ前に警告音を鳴らすことでユーザ(聞き手)側に注意を促せ、心理的効果を得るように構成されている。
携帯電話機10において、警告音を鳴らす状況は音声読み上げ機能を「自動」にセットし、かつ、たとえば電波状況や電池残量の有無など特に重要なステータスをユーザに知らせる必要があるときのみである。
本実施形態に係る携帯電話機10は、着信時やメール受信時に読み上げを行う場合は、いわゆるバイブレーションや着うた、着メロが読み上げ時間前の警告音の役割をするものとして通常の警告音は発しない。
すなわち、携帯電話機10においては、明らかに聞くことのできる状況にあるときまで警告音は発しないように構成されている。
なお、その警告音をユーザが設定できることで自分の端末が読み上げられるということを瞬時に判断できるように構成されている。
本実施形態に係る携帯電話機10において、あとで詳述するように、「警告音発生」の条件に関しては以下の2点が存在する。
第1は、条件テーブルを参照して警告音を発生させる点である。
第2は、条件テーブルのような固定的な設定ではなく、各事象(イベント)に重み付けの数値をあらかじめ与えておき、利用者がどの範囲で警告音を鳴らすか、重み付けテーブルの重み値とユーザの設定値を比較し、警告音の鳴動、非鳴動を制御することでユーザの利便性を向上させる点である。
以下、本実施形態に係る携帯電話機10の各部の構成、機能、並びに、音声読み上げ制御について順を追って説明する。
図1に示すように、携帯電話機10は、送受信アンテナ111を含む通信処理部11と、メモリ12と、キー操作部13と、ダイヤル入力部14と、サブ表示部15と、メイン表示部16と、スピーカ171およびマイクロフォン172を含む音声合成処理部17と、開閉スイッチ18と、読み上げキー入力部19と、警告音発生部20と、制御部(CPU)21とを有している。
また、図2(a)に示すように、携帯電話機10の本体ケース100は、第1の筐体としてのキー入力側本体ケース101と、第2の筐体としての表示側本体ケース102とが、図示しない可動機構により連結されて、開閉状態を形成するように構成される。
通信処理部11は、基地局を介した無線通信動作、たとえば、電話番号の発呼動作や電子メールの送受信動作などを行う。
通信処理部11は、送受信アンテナ111を含んで構成され、電波を利用した無線通信で行うために、制御部26で処理された音声情報、電子メール等を変調して送受信アンテナ111により図示しない基地局に送信する。
また、通信処理部11は、基地局から無線により送信され、送受信アンテナ111で受信した電子メールや音声情報等の各種情報を復調して制御部26に出力する。
なお、送受信アンテナ111は、キー入力側本体ケース101または表示側本体ケース102に内蔵され、図2において外部に露出されていない。
メモリ(記憶部)12は、EEPROM等の不揮発性メモリを含んで構成され、通話やメールの送受信のための制御プログラム、インターネットブラウザ、メッセージデータ、名前および電話番号が登録されたアドレス帳などを記憶する。
メモリ12は、後述する読み上げ機能に必要なテキスト列を含む音声読み上げデータベースを記憶する。このデータベースでは、読み上げのためのテキスト列について、前後の接続関係が文章として成立するように、体系的に整理されている。
メモリ12は、音声読み上げ機能の制御テーブル、重み付けテーブルを記憶する。
メモリ12は、表示部が表示するメニューの項目毎に、「標準テキスト」、「短縮テキスト」および「説明テキスト」を記憶する。
キー操作部13は、終了(終話)/電源キー、開始(発呼)キー、数字等に対応した複数のテンキー等を有し、これらのキーがユーザにより操作されることにより、ユーザからの入力情報を制御部21に出力する。
また、キー操作部13の操作により、メモリ12に記憶される音声読み上げ機能の制御テーブルの各項目の読み上げするか否か(ON/OFF)を制御部21を通して設定可能である。
また、キー操作部13の操作により、メモリ12に記憶される音声読み上げ機能の重み付けテーブルの各項目の重み値を制御部21を通して設定可能である。
ダイヤル入力部14は、図2(c)に示すように、ユーザが開状態の携帯電話機10を保持した時にユーザの親指により操作がしやすくなるように、表示側本体ケース102の側面に配設されるダイヤル式の入力部であり、上下2方向の操作が可能に構成される。
ダイヤル入力部14に対する操作により、ユーザは、音声の出力音量やサブ表示部15およびメイン表示部16に表示する文字サイズを変更することが可能となる。
また、図2(c)および(d)から明らかなように、閉状態と開状態のダイヤル入力部14を比較すると、上下2方向の操作方向が物理的に逆転することになるが、本実施形態においては、ユーザにとって違和感が生じないように、ユーザから見た操作方向と操作に対する作用(たとえば、上述した音量変更や表示フォントサイズ(表示する文字サイズ)の変更)が常に一致するように、後述する制御部21により制御される。
サブ表示部15は、液晶表示装置(LCD)等の表示デバイスを有し、図2(c)に示すように、閉状態においてユーザに視認される。
メイン表示部16は、液晶表示装置(LCD)等の表示デバイスを有し、図2(a)に示すように、開状態においてユーザに視認される。
サブ表示部15およびメイン表示部16は、それぞれ閉状態および開状態において、受信した電子メールのテキストやメモリ12に格納された様々なテキストデータを表示する。
音声合成処理部17は、音声処理回路を有し、通話機能のために音声出力を行うスピーカ171と音声入力を行うマイクロフォン172とが接続されている。
音声処理部17は、マイクロフォン172により収音した音声に対して所定の処理を行って制御部21に供給する。また、音声処理部17は、制御部21により供給された音声情報に対して所定の処理を行ってスピーカ171から出力させる。
また、図2(a),(b)に示すように、スピーカ171は、受話スピーカ171aおよびリンガスピーカ171bの2箇所の音声出力部を含み、読み上げ機能の処理結果である音声を出力する。
さらに、音声合成処理部17は、音声合成回路を有し、読み上げを行う際に、制御部21においてメモリ12から読み出され抽出されたテキストデータを音声データに変換して、音声出力部である受話スピーカ171aまたはリンガスピーカ171bにより音声合成して音声出力させる。
音声合成処理部17は、音声読み上げの際、制御部21による第2の制御信号CTL2の制御の下、音声出力部にて受話スピーカ171aまたはリンガスピーカ171bにより音声合成した音声データを出力させる際、読み上げ開始の理由に応じて、警告音を音声出力部にて出力させてから音声データを出力する。
開閉スイッチ18は、携帯電話機10の開閉状態を検出するためのスイッチである。
開閉スイッチ18の具体的な構成としては、様々な技術を適用することができるが、たとえば図2(a)に示すように、キー入力側本体ケース101および表示側本体ケース102のそれぞれに接点部を有し、閉状態(図2(b))において両接点が電気的に非導通となることにより、オフ状態となるような構成にすることができる。
たとえば、携帯電話機10が閉状態で開閉スイッチ18はオン状態(ON状態)となり、開状態で開閉スイッチ18はオフ状態(OFF状態)となるように構成し、制御部21が開閉スイッチの状態を検出することにより、携帯電話機10の開閉状態を判別する。
読み上げキー操作部19は、図2(b)に示すように、表示側本体ケース102の中央に配設される押下式ボタン19aと、当該ボタンによるスイッチ入力に対する入力回路と、を含んで構成される。
本実施形態における携帯電話機10は、読み上げ機能を有し、押下式ボタン19aが押下(操作)されると、たとえば閉状態にリンガスピーカ21により音声出力し、開状態では受話スピーカ171より音声出力するように制御部21により制御される。
後述する制御部21は、携帯電話機10の開閉状態を開閉スイッチ18の出力により判別した後、読み上げのための音声出力先を音声合成処理部17に通知する。
警告音発生部20は、制御部21により第1の制御信号CTL1を受けて警告音、たとえば「ピンポン」という警告音を生成し、制御部21を通して、あるいは直接的に、音声合成処理部17に供給する。
制御部21は、マイクロコンピュータを主体として構成され、携帯電話機1の全体の制御を行う。たとえば、制御部21は、通信処理部11における各種情報の無線による送受信の制御、音声処理部17に対する音声情報の処理、メイン表示部16への情報の表示制御、キー入力部13の入力情報に応じた処理、メモリ12に対するアクセス制御等を行う。
制御部21は、ユーザによる押下式ボタン19aの操作がなされると、表示されるテキストの読み上げ機能を実行する。その際、読み上げ機能として、読み上げ用の音声データを出力する方式ではなく、テキスト列を抽出/生成してそのテキストを読み上げるテキスト読み上げ方式を用いている。
制御部21は、音声データを出力する際、読み上げ開始の理由に応じて、制御信号CTL1により警告音を生成させて警告音を音声出力部であるスピーカから出力してから音声データを出力するように第2の制御信号CTL2を音声合成処理部17に出力する。
換言すれば、制御部21は、音声データを出力する際、読み上げ開始の理由に応じて、第1の制御信号CTL1により警告音を生成した後、第2の制御信号CTL2にてテキストを音声データに変換するように制御する。
制御部21は、音声出力部であるスピーカ172にて警告音を出力させてから所定時間経過後に音声データを出力させる。
すなわち、制御部21は、第1の制御信号CTLにより警告音発生部20に警告音を発生させてから所定の時間経過後に第2の制御信号CTL2により音声合成処理部17に音声データを生成させる。
また制御部21は、所定時間の間にキー操作部13からの入力があると、音声出力部であるスピーカ172にて音声データを出力させない。
キー操作部13は、所定の処理が対応付けされており、制御部21は、所定時間の間にキー操作部13からの入力があった場合、音声出力部であるスピーカ172にて音声データを出力させないのみで、所定の処理を行わないように制御する。
さらに制御部21は、読み上げ開始の理由として、読み上げキー操作部19による読み上げ指示か、端末内部の状態遷移に応じた自動読み上げかを判定する。
この自動読み上げは、たとえば電池残量または電波状況の遷移に基づくものである。
この自動読み上げに際しては、制御部21は、メモリ12に記憶されている音声読み上げ機能の制御テーブルを参照する。
図3は、本実施形態に係る制御テーブルの一例を示す図である。
図3の例では、自動読み上げのカテゴリーとして電池残量と、電波状況と、その他に区分けしている。
携帯電話機10は図示しない二次電池(以降電池という)により電源供給を受けており、制御部21は、電池の電圧値を常時監視することにより電池残量を把握している。この電池電圧値が所定のしきい値以上かどうかにより電池フラグを設定しており、このしきい値が複数のレベルで設けられている。これに基づいて、残量の少ないものから順に、電池フラグが0個、1個、2個、3個と指定し、表示部15、16にて表示する。
電池状況は、たとえば表示部15、16に表示される電池フラグが0個、1個、2個、3個で読み上げを行うか否かを分けている。
制御部21は、制御テーブルに従って、電池フラグが0個と1個の場合には、ユーザに電池残量が極めて少ないものとして報知するまめに「電池残量が少なくなっています」等の読み上げを行うように警告音の生成制御と読み上げ制御を行う。
制御部21は、制御テーブルに従って、電池フラグが2個と3個の場合には、ユーザに電池残量を報知するまではないものとして読み上げ制御を行わない。
また、携帯電話機10は、通信処理部がアンテナ111により無線信号を送受信することにより近隣の基地局との通信を確保する動作を常に行っている。ここで、携帯電話機10が移動したり、周囲の環境が変化することにより時々刻々と携帯電話機10からみた基地局からの電波の強度は変化する。制御部21は、この電波の強度についても複数のしきい値を設け、それぞれに電波マーク0本〜3本を指定する。また、通信を行える最低限の電波の強度が得られない場合には圏外と指定して、これらを表示部15、16にて表示する。
電波状況は、たとえば表示部15、16に表示される電波が圏外、電波0本、電波1本、電波2本、電波3本で読み上げを行うか否かを分けている。
制御部21は、制御テーブルに従って、電波が圏外、電波0本、電波1本には、ユーザに電波状況が極めて悪いものとして「現在位置では、電波状況が悪くなっています」等の読み上げを行うように警告音の生成制御と読み上げ制御を行う。
制御部21は、制御テーブルに従って、電波が電波2本、電波3本の場合には、ユーザに電波状況を報知するまではないものとして読み上げ制御を行わない。
その他としては、充電完了時、通話中、電波状況回復時、着信、メール受信(この場合受信音が警告音)、未読メール、留守録有に分けられている。
制御部21は、制御テーブルに従って、充電完了時、通話中、電波状況回復時、着信、メール受信(この場合受信音が警告音)、の場合には、ユーザにその旨を報知するために警告音の生成制御と読み上げ制御を行う。
制御部21は、制御テーブルに従って、未読メール、留守録有の場合には、他の報知機能を有していることから、読み上げ制御を行わない。
制御部21は、マナーモード、ドライブモード、キーロック中には音声読み上げ制御は行わない。
この自動読み上げに際しては、制御部21は、メモリ12に記憶されている音声読み上げ機能の重み付けテーブルを参照する。
制御部21は、重み付けテーブルの重み付け値に応じて自動読み上げを行うか行わないかを判定する。
図4は、本実施形態に係る重み付けテーブルの一例を示す図である。
図4の例では、自動読み上げのカテゴリーとして電池残量と、電波状況とに区分けしている。
電池状況は、たとえば表示部15、16に表示される電池フラグが0個、1個、2個、3個で重み付け値を変えて読み上げを行うか否かを分けている。
制御部21は、制御テーブルに従って、たとえば重み付け値が4と3である電池フラグが0個と1個の場合には、ユーザに電池残量が極めて少ないものとして報知するまめに「電池残量が少なくなっています」等の読み上げを行うように警告音の生成制御と読み上げ制御を行う。
制御部21は、制御テーブルに従って、重み付け値が2と1である電池フラグが2個と3個の場合には、ユーザに電池残量を報知するまではないものとして読み上げ制御を行わない。
電波状況は、たとえば表示部15、16に表示される電波が圏外、電波0本、電波1本、電波2本、電波3本で重み付け値を変えて読み上げを行うか否かを分けている。
制御部21は、制御テーブルに従って、たとえば重み付け値が5,4,3である圏外、電波0本、電波1本には、ユーザに電波状況が極めて悪いものとして「現在位置では、電波状況が悪くなっています」等の読み上げを行うように警告音の生成制御と読み上げ制御を行う。
制御部21は、制御テーブルに従って、重み付け値が2,1である電波が電波2本、電波3本の場合には、ユーザに電波状況を報知するまではないものとして読み上げ制御を行わない。
制御部21は、通信部11により通信網からの情報の受信または着信の処理が生じると報知音を生成する音声合成処理部17に対して指示を出す。
制御部21は、読み出し開始の理由が、情報の受信または着信の処理の発生であって報知音を音声出力部であるスピーカ172にて出力する際、警告音は音声出力部から出力させる。
制御部21は、図示しないテキスト抽出部を含み、テキスト抽出部261は、テキスト抽出ルールに従って、たとえばメモリ12に格納されているメニュー、メーラー、ブラウザ等ののデータベースからテキストを抽出して音声合成処理部17に供給する。
その際、制御部21は、テキスト列を1文字目から順に走査し、予めメモリ12内の読み上げデータベースを参照して、前後の接続関係を考慮しながら、文単位の音声合成を行うように、音声合成部20にテキストデータの供給を行う。また、制御部21は、たとえば文単位の音声合成を行うように制御し、この読み上げ機能によれば、たとえば、男性音への変更、女性音への変更、読み上げスピードの変更などが可能である。
また、サブ表示部15またはメイン表示部16がテキストを表示する状態において、携帯電話機1の上方向に対してダイヤル入力がなされると、表示されるテキストの文字サイズが拡大するように、また、携帯電話機1の下方向に対してダイヤル入力がなされると、表示されるテキストの文字サイズが縮小するように、各表示部を制御する。
文字情報については、スケーラブルフォントとして、若しくは、サイズの異なる複数のフォントとしてメモリ12に格納されているので、制御部21は、文字情報をメモリ12から取り出して各表示部に表示させる。
なお、ここで、携帯電話機1は、図2(b)に示す状態において、リンガスピーカ21側を下側として、テキストのフォントが表示されるとする。
制御部21は、上述したように、ダイヤル入力部14からのダイヤル入力に応じた処理を行うが、その際、携帯電話機1の開閉状態に応じた反転処理を行う。
一般的に、上下方向のダイヤル操作に対して、ユーザは、上方向の操作に対しては作用が増大することを、下方向の操作に対しては作用が減少することを期待するので、携帯電話機1の開閉状態に関わらず、上述したユーザの期待に沿った作用がなされることを実現するための処理が反転処理である。
すなわち、携帯電話機1が閉状態(図2(b))において、上述したように、ダイヤルの上下方向の入力に応じて、たとえば文字サイズがそれぞれ拡大/縮小するように処理する場合には、仮に、何らその他の処理を行わないとすると、携帯電話機1が開状態(図2(a))においては、ユーザに対するダイヤル入力部14の上下位置方向が閉状態と比して逆転するため、上方向の入力に応じて文字サイズが縮小し、ユーザにとって違和感が生ずる作用結果となる。
そこで、制御部21は、開閉スイッチ18の出力に基づいて、携帯電話機1の開閉状態を判別し、当該開閉状態に応じて、ダイヤル入力部14に対する作用の反転処理を行う。これにより、ユーザから見ると、携帯電話機1の開閉状態に関わらず、常に、ダイヤル入力部14に対する上方向の操作により、文字サイズを拡大させる方向に、また、ダイヤル入力部14に対する下方向の操作により、文字サイズを縮小させる方向に、動作することになるので、違和感がなく、操作性が向上する。
以上、携帯電話機10の各構成要素について述べた。
次に、本実施形態に係る携帯電話機10の音声読み上げ制御について、図5〜図8に関連付けて具体的に説明する。
まず、図5に関連付けて本実施形態に係る読み上げ動作の基本的動作を説明する。
図5は、本実施形態に係る読み上げ動作の基本的動作を説明するためのフローチャートである。
基本的には、読み上げ可能な状態に遷移することにより作動する。
まず、読み上げキー操作部19の操作、あるいは何らかのイベント、たとえば電池残量や電波状況を読み上げて報知する必要が生じた場合(ST1)、まず、その読み上げ指示が読み上げキー操作部19の操作に基づくものか否かの判定を行う(ST2)。
ステップST2において、読み上げキー操作部19の操作に基づくものであると判別すると、メモリ12から所望のテキストを抽出して制御信号CTL2を音声合成処理部17に出力して音声合成にて音声データを生成させて、音声データを出力させる(ST3)。
この場合、ユーザの意志によるものであることから警告音の発生は行わない。
ステップST2において、読み上げキー操作部19の操作に基づくものでないと判別すると、自動読み上げによるものと判定して(ST4)、操作していることに対する読み上げ、具体的にはカーソルを合わせた時の読み上げ、数字入力の読み上げであるか否かの判別を行う(ST5)。
ステップST5において、操作していることに対する読み上げであると判別すると、ユーザの意志によるものであることから警告音の発生は行わず、ステップST3において音声読み上げを開始させる。すなわち、メモリ12から所望のテキストを抽出して制御信号CTL2を音声合成処理部17に出力して音声合成にて音声データを生成させて、音声データを出力させる。
ステップST5において、操作していることに対する読み上げではないと判別すると、メール受信、着信時か否かの判別を行う(ST6)。
ステップST6において、メール受信、着信時であると判別すると、ユーザは受信、着信音があることから、警告音の発生は行わず、ステップST3において音声読み上げを開始させる。すなわち、メモリ12から所望のテキストを抽出して制御信号CTL2を音声合成処理部17に出力して音声合成にて音声データを生成させて、音声データを出力させる。
ステップST6において、メール受信、着信時でない判別すると、次に通話中であるか否かに判別を行う(ST7)。
ステップST7において、通話であると判別すると、警告音は必要ないことから、警告音の発生は行わず、ステップST3において音声読み上げを開始させる。すなわち、メモリ12から所望のテキストを抽出して制御信号CTL2を音声合成処理部17に出力して音声合成にて音声データを生成させて、音量を調整し、通話相手の音声とともに音声データを出力させる。
ステップST7において、通話でないと判別すると、制御テーブルあるいは重み付けテーブルである条件テーブルを参照する(ST8)。
制御テーブルの読み上げ項目がONであるか否かの判別を行う(ST9)。
ステップST9において、項目がONでない(OFF)と判別すると、警告音、及び読み上げ制御は必要ないことから、警告音の発生は行わず、また、読み上げ制御も行なわない。
ステップST3において音声読み上げを開始させる。すなわち、メモリ12から所望のテキストを抽出して制御信号CTL2を音声合成処理部17に出力して音声合成にて音声データを生成させて、音声データを出力させる。
ステップST9において、項目がONであると判別すると、警告音、及び読み上げ制御が必要であることから、第1の制御信号CTL1により警告音を生成した後(ST10)、第2の制御信号CTL2にてテキストを音声データに変換するように制御する。
具体的には、警告音を出力させてから所定時間経過後に、ステップST3において音声読み上げを開始させる。すなわち、メモリ12から所望のテキストを抽出して制御信号CTL2を音声合成処理部17に出力して音声合成にて音声データを生成させて、音声データを出力させる。
また、上記例では、制御テーブルの読み上げ項目がONであるか否かの判別を行なっていたが、重み付けテーブルの重み付け値による判別を行なっても良い。
例えば、重み付け値が、1又は2であると判別すると、警告音、及び読み上げ制御は必要ないことから、警告音の発生は行わず、また、読み上げ制御も行なわない。
また、例えば、重み付け値が、3又は4であると判別すると、警告音、及び読み上げ制御が必要であることから、第1の制御信号CTL1により警告音を生成した後、第2の制御信号CTL2にてテキストを音声データに変換するように制御する。
このように、所定時間経過してから、音声読み上げを開始させることにより、音声出力部171にて出力される警告音が残留音などを含む音であっても読み上げる音声に重畳されてしまったり、図示しない音声の増幅回路にとっても、供給される音源が警告音発生部20から音声合成処理部17の合成音に急に切り換わってしまい、増幅率の変化についていけない等の問題を回避することもできる。
また、図6は、通行中における音声読み上げ機能のユースシーンを示す図である。図7は、通話中における音声読み上げ機能のユースシーンを示す図である。図8は、メール中における音声読み上げ機能のユースシーンを示す図である。
たとえばポケットに携帯電話機10が入った状態で通行しているときにおいて、電池が切れそうになっているときには、図6に示すように、警告音「ピンポン」と発せられた後に「電池が残り1個になりました」との音声読み上げが行われる。これを聞いたユーザには、たとえばコンビニエンスストアで補充電用電池を買うなどの思慮を働かせるきっかけを与えることができる。
さらに、電話がかかってくる予定があり、その着信を図7に示すように待っているときに、同じく電池が切れそうになっているときには、警告音「ピンポン」と発せられた後に「電池が残り1個になりました」との音声読み上げが行われる。これを聞いたユーザには、充電しながら通話することも想定して、充電器を充電端子にコネクタで接続しておくように予め来るべき通話に向けての対策を講じておくことができる。
また、電子メールを作成し、その送信指示を行うと、通常は送信指示を行ってから基地局との通信を確立した上で、所定のメールサーバなどを呼び出して電子メールを所定のパケットなどにより送信するため、ユーザが送信を指示してから送信完了までには数秒程度のタイムラグがある。このようなメール送信時についても、図8に示すように、電波状況の良好な状態で電子メールを作成してから送信指示してメールサーバへの接続待ちなどまだ送信の完了していないときに、送信が成功することを見越して携帯電話10をポケットにしまうことも多々ある。このときにもし、ポケットに入れてから電波状態が良好でなくなると、警告音「ピンポン」と発した後に「電波の良いところでリトライして下さい」との音声読み上げが行われる。これを聞いたユーザには、たとえば後で送信しなおすか、あるいは場所を変えるなどの措置を取るきっかけを作ることができ、電子メールの送信失敗に気づかない、というような事態を極力防止することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、読み上げ項目に応じたテキストを記憶するメモリ12と、警告音を生成する警告音発生部20と、読み上げを行う際に、メモリ12に記憶されたテキストを音声データに変換する音声合成処理部17と、音声データまたは警告音を出力する音声出力部171と、音声出力部171にて音声データを出力する際、読み上げ開始の理由に応じて、警告音を音声出力部にて出力してから音声データを出力するように制御する制御部21とを有するので、読み上げ前に警告音を鳴らすことでユーザ(聞き手)側に注意を促せ、聞き逃しをなくす等の効果を得ることができる。
読み上げを自動にするかボタン押下による読み上げにするかを設定でき、さらに自動に設定した場合でも、ユーザが警告音の必要性のないときは警告音を鳴らさないようにすることができ、煩雑な手間を要することなく読み上げ前の警告音をユーザが設定でき、しかも必要なときのみ警告音を発生することができる利点がある。
また、本実施形態に係る携帯電話機10によれば、ダイヤル入力部14に対する操作により、表示されているテキストの文字を拡大/縮小することができ、テキストの視認性が向上するとともに、テキストの文字を拡大/縮小する際に、そのテキストの表示形式に応じた表示処理を行うので、さらにユーザの視認性および操作快適性が向上する。
携帯電話機のシステム構成の一例を図解したブロック図である。 携帯電話機の外観の一例を図解した図であり、(a)は正面の外観図を、(b)は背面の外観図を、(c)は正面の外観図を、(d)は背面の外観図を、それぞれ示す。 本実施形態に係る制御テーブルの一例を示す図である。 本実施形態に係る重み付けテーブルの一例を示す図である。 本実施形態に係る読み上げ動作の基本的動作を説明するためのフローチャートである。 通行中における音声読み上げ機能のユースシーンを示す図である。 通話中における音声読み上げ機能のユースシーンを示す図である。 メール中における音声読み上げ機能のユースシーンを示す図である。
符号の説明
10…携帯電話機
100…本体ケース
101…キー入力側本体ケース
102…表示側本体ケース
11…通信処理部
111…送受信アンテナ
12…メモリ
13…キー操作部
14…ダイヤル入力部
15…サブ表示部
16…メイン表示部
17…音声合成処理部
171…スピーカ
172…マイクロフォン
18…開閉スイッチ
19…読み上げキー操作部
21…制御部

Claims (10)

  1. 音声による読み上げ機能を有する携帯端末装置であって、
    読み上げを指示可能な操作部と、
    読み上げ項目に応じたテキストを記憶する記憶部と、
    警告音を生成する警告音発生部と、
    読み上げを行う際に、上記記憶部に記憶されたテキストを音声データに変換する音声合成部と、
    上記音声データまたは警告音を出力する音声出力部と、
    上記記憶部に記憶される所定のテキストに対する読み上げ指示が行われると、
    上記読み上げ指示が上記操作部による読み上げ指示である場合に、上記音声出力部に上記警告音を出力させることなく上記所定のテキストを音声データとして出力させ、
    上記読み上げ指示が端末内部の状態遷移に応じた自動読み上げによる読み上げ指示である場合に、上記音声出力部に上記警告音を出力させてから上記所定のテキストを音声データとして出力させる制御部と、
    を有することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 音声による読み上げ機能を有する携帯端末装置であって、
    読み上げを指示可能な操作部と、
    読み上げ項目に応じたテキストを記憶する記憶部と、
    第1の制御信号に従って警告音を生成する警告音発生部と、
    第2の制御信号に従って上記記憶部に記憶されたテキストを音声データに変換する音声合成部と、
    上記音声データまたは警告音を出力する音声出力部と、
    上記記憶部に記憶される所定のテキストに対する読み上げ指示が行われると、
    上記読み上げ指示が上記操作部による読み上げ指示である場合に、上記警告音発生部に上記警告音を出力させることなく、上記第2の制御信号により上記音声合成部に上記所定のテキストを音声データとして出力させ、
    上記読み上げ指示が端末内部の状態遷移に応じた自動読み上げによる読み上げ指示である場合に、上記第1の制御信号により上記警告音発生部に上記警告音を出力させてから、上記第2の制御信号により上記音声合成部に上記所定のテキストを音声データとして出力させる制御部と、
    を有することを特徴とする携帯端末装置。
  3. 上記自動読み上げは、電池残量または電波状況の遷移に基づくものである
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末装置。
  4. 重み付けテーブルを有し、
    上記制御部は、上記重み付けテーブルの重み付けに応じて自動読み上げを行うか行わないかを判定する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか一に記載の携帯端末装置。
  5. 通信網に接続可能な通信部と、
    上記通信部により上記通信網からの情報の受信または着信の処理が生じると報知音を生成する報知音生成部と、を有し、
    上記制御部は、上記情報の受信または着信の処理の発生により上記報知音生成部に上記報知音を出力させる際、上記音声出力部に上記警告音を出力させずに上記音声出力部或いは上記音声合成部に読み上げを行わせる
    ことを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか一に記載の携帯端末装置。
  6. 上記制御部は、上記音声出力部に上記警告音を出力させてから所定時間経過後に上記音声データを出力させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  7. 上記制御部は、上記第1の制御信号により上記警告音を生成させてから所定の時間経過後に上記第2の制御信号にて上記テキストを上記音声データに変換させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯端末装置。
  8. 上記操作部とは異なる入力操作部を有し、
    上記制御部は、上記所定時間の間に上記入力操作部からの入力があると、上記音声出力部に上記音声データを出力させない
    ことを特徴とする請求項6に記載の携帯端末装置。
  9. 上記入力操作部は、所定の処理が対応付けされており、
    上記制御部は、上記所定時間の間に上記入力操作部からの入力があった場合、上記音声出力部に上記音声データを出力させないのみで、上記所定の処理を行わない
    ことを特徴とする請求項8に記載の携帯端末装置。
  10. 操作部と、記憶部と、音声合成部と、音声出力部と、制御部と、を有し、音声による読み上げ機能を有する携帯端末装置の音声読み上げ方法であって、
    上記記憶部に記憶された所定のテキストを読み上げるための読み上げ指示が行われると、
    上記音声合成部が当該テキストを音声データに変換し、
    上記読み上げ指示が上記操作部による読み上げ指示である場合に、上記制御部が、上記音声出力部に上記警告音を出力させることなく上記音声データを出力させ、
    上記読み上げ指示が端末内部の状態遷移に応じた自動読み上げによる読み上げ指示である場合に、上記制御部が、上記音声出力部に上記警告音を出力させてから上記音声データを出力させる
    ことを特徴とする携帯端末装置の音声読み上げ方法。
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