JP2003030113A - 通信端末装置およびプログラム記憶媒体 - Google Patents

通信端末装置およびプログラム記憶媒体

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JP2003030113A
JP2003030113A JP2001219823A JP2001219823A JP2003030113A JP 2003030113 A JP2003030113 A JP 2003030113A JP 2001219823 A JP2001219823 A JP 2001219823A JP 2001219823 A JP2001219823 A JP 2001219823A JP 2003030113 A JP2003030113 A JP 2003030113A
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mail
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reading
received
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JP2001219823A
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Susumu Kazaoka
晋 風岡
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L51/00User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
    • H04L51/06Message adaptation to terminal or network requirements
    • H04L51/066Format adaptation, e.g. format conversion or compression

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信メールが音声読み上げ条件を満足する場
合に音声読み上げを行う。 【解決手段】 音声読み上げ条件設定部27は、音声読
み上げ条件「最大文字数」を設定して音声読み上げ条件デ
ータファイル28に格納する。読み上げ条件比較判定部
29は、受信した電子メールが音声読み上げ条件を満た
すか否かを判定する。そして、満たす場合には、音声合
成部30によって、受信メールのテキストデータに基づ
いて合成音声データを生成し、音声出力部31によって
スピーカ32から出力する。したがって、短い文のやり
取りによる会話等の極短い電子メールや返信メール等の
緊急を要する電子メールを、キー操作によっていちいち
表示画面を見ながら探し出して内容を確認することなく
即座に効率よく知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、受信したメール
を音声で読み上げを行う音声読み上げ機能付きの通信端
末装置およびメール音声読み上げ処理プログラムを記録
したプログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話等のように手軽にリアル
タイムで直接相手と電子メールのやり取りができる通信
端末装置の使用が盛んになってきている。これらの通信
端末装置には、予め電話番号やメールアドレス等に対し
て夫々異なった着信音または着信LED(発光ダイオー
ド)の色を割り当てておけば、電話または電信メールの
着信時に電話に出たり電子メールの内容を確認すること
なく、着信音または着信LEDの色で相手が分るような
機能を備えている。
【0003】また、近年、パーソナルコンピュータ,携
帯情報端末および電子辞書等を始めとして多くの家電情
報機器に、テキストデータを辞書データに基づいて音声
データに変換し、画面によるテキストデータの表示に加
えて、上記音声データに従ってテキストデータを読み上
げる音声読み上げ機能を備えたものが多くなってきてい
る。これらの音声による読み上げ内容としては、メール
を始めとして、Webデータ,現在時刻,文章等、画面表示
内容に加えて様々なテキストデータが対象となってい
る。
【0004】このような音声による読み上げ機能を有す
る端末装置として、以下のようなものが種々提案されて
いる。
【0005】先ず、特開平10‐111787号公報に
は、電子メール等の文書の読み上げを途中で中断した際
に、それまで読み上げた文書の長さと、これらか読み上
げるべき文書の長さとを通知する文書読み上げ装置が開
示されている。この文書読み上げ装置によれば、文章の
読み上げ途中で読み上げた量および残りの量を知ること
によって、文書読み上げ完了の時間を予測することがで
きる。
【0006】また、特開平10‐290256号公報に
は、受信したメールの内容報告を要求することによっ
て、受信メールの差し出し人別の件数,各タイトルおよ
び差出人を音声に変換して出力する受信電子メールの報
告装置が開示されている。この受信電子メールの報告装
置によれば、差し出し人毎の受信メールの件数や、緊急
を要する場合または添付ファイルがある場合にメールの
要約文を、音声で読み上げることができる。したがっ
て、受信の都度メールの内容を表示して確認することな
く、即座に音声で確認することができる。
【0007】また、特開平11‐289346号公報に
は、予め登録してある相手からのメールが届いた場合の
みユーザに通知する端末装置が開示されている。この端
末装置によれば、通知して欲しい相手からの電子メール
が受信された場合にのみ、ユーザに対して着信の通知を
行うことが可能になる。
【0008】また、特開2000‐10757号公報に
は、受信メールの読み上げ項目(送信者,タイトル,送信
日時,本文等)が設定可能であり、設定した項目のみを読
み上げさせることができるコンピュータシステムが開示
されている。このコンピュータシステムによれば、受信
メールの複数項目のうち利用者の要望に応じた項目のみ
を読み上げさせることができる。例えば、未読メールの
送信者およびタイトルのみを読み上げさせる。あるい
は、本文の上限サイズを設定しておき、このサイズだけ
掻い摘んで読み上げさせることができる。
【0009】また、特開2000‐215119号公報
には、送信メールにメール着信の通知手順を付加して送
信し、そのメールが相手に着信した際に当該メールに付
加された上記通知手順に基づいて、メールの送信元にメ
ール着信を通知するメール通知装置およびメールサーバ
が開示されている。このメール通知装置およびメールサ
ーバによれば、相手側の複数の通信端末装置に対して、
メールの着信を送信者の意向を反映した通知手順に従っ
て通知することができる。
【0010】また、特開2000‐332904号公報
には、送信メールに文字と共に画像および音声を添付し
て送信することができる携帯テレビ電話端末が開示され
ている。この携帯テレビ電話端末によれば、文字だけの
メールでは伝達し難い情報を相手方に容易に視覚的およ
び聴覚的に把握させることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の端末装置やコンピュータシステムには、以下のよう
な問題がある。すなわち、携帯電話等の通信端末装置の
場合には、徒歩,車,電車等によって移動中において、キ
ー操作を行わないで、リアルタイムに電子メールの受信
および内容の確認を行うことはできない。特に、通信端
末装置において、電子メールを受信して着信音が鳴った
時点で、画面を見ながら膨大な受信メールリストから現
在受信したメールを探し出す操作を行うことは、検索ミ
スも起こり易く、手間も掛り、利用者にとっては煩わし
いという問題がある。
【0012】ちょっとした会話において、「はい」,「いい
え」等の返事のみの短いメールでのやり取りを頻繁に行
っている場合でも、メール内容の確認の時間的なロスが
大きい。例えば、投げかけた質問に対する返信メールの
内容を、素早くリアルタイムに知ることができない。ま
た、飲み会の案内の電子メールを複数のメンバーに送信
し、電子メールによる参加/不参加等の一寸した返信内
容であっても、画面を見ながらのキー操作を行わなけれ
ばならず、ポケットやカバン等に入れたままでは確認す
ることができない。このような一寸した内容のメールで
も、受信メールリストから選択し、内容を画面表示して
確認することは利用者にとっては非常に効率が悪い。ま
た、車の運転中や移動中等には即座に対応することがで
きず、時間的なロスが大きいのである。
【0013】また、業者から頻繁に送られてくるダイレ
クトメール等の膨大なサイズの電子メールに比べて、会
社関連や友人関係からの一寸したお知らせ等の方が優先
順位が高い場合が多い。したがって、上述のことから、
電子メールの音声読み上げ条件として電子メールの最大
文字数を設定することは大変有効なことである。
【0014】また、株価の情報等の一刻も早く入手した
い重要な情報は、送信される時間帯が定まっている場合
が多い。したがって、上記電子メールの音声読み上げ条
件として、電子メールの受信期間を設定することも有効
である。
【0015】さらには、上記電子メールの音声読み上げ
条件として、送信者のメールアドレスやメールタイト
ル、送信メールに対する返信メール、送信者メール文に
回答文が添付された返信メールにおける回答文等を設定
することも大いに有効である。
【0016】以下、上述したような上記電子メールの音
声読み上げ条件に合致した電子メールを受信した場合の
み受信メールの音声読み上げを行うという観点から上記
各従来の端末装置やコンピュータシステムに付いてみる
と、上記特開平10‐111787号公報に開示された
文書読み上げ装置、特開平10‐290256号公報に
開示された受信電子メールの報告装置、特開平11‐2
89346号公報に開示された端末装置、特開2000
‐10757号公報に開示されたコンピュータシステ
ム、特開2000‐215119号公報に開示されたメ
ール通知装置およびメールサーバ、特開2000‐33
2904号公報に開示された携帯テレビ電話端末の何れ
も、受信メールを着信した際に、上記音声読み上げ条件
を満足した場合のみ、即座に各情報(送信者メールアド
レス,タイトル,本文等)を音声読み上げすることによっ
て、表示画面も見なくても内容を確認できるようにはな
っていない。
【0017】そこで、この発明の目的は、音声読み上げ
条件を満足する電子メールを受信した場合に受信メール
の各情報を音声読み上げを行うことによって、優先順位
の高い重要な一刻を争う情報のみをリアルタイムに得る
ことができる通信端末装置、および、メール音声読み上
げ処理プログラムを記録したプログラム記録媒体を提供
することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明は、メールサーバを介さずに相手と直接
電子メールの送受信を行うことができるプッシュ型の通
信端末装置において、受信部によって受信された電子メ
ールをテキストデータに変換するテキストデータ変換部
と、上記テキストデータを格納するメールデータ格納部
と、受信した電子メールの音声読み上げを行う条件を設
定する音声読み上げ条件設定部と、上記設定された音声
読み上げ条件を格納する音声読み上げ条件格納部と、上
記メールデータ格納部に格納されたテキストデータに基
づいて,上記受信した電子メールが音声読み上げ条件格
納部に格納された音声読み上げ条件を満たすか否かを判
定する条件判定部と、上記条件判定部の判定結果を受け
て,上記受信した電子メールが音声読み上げ条件を満た
す場合には,上記メールデータ格納部に格納された受信
メールのテキストデータに基づいて合成音声データを生
成する音声合成部と、上記生成された合成音声データに
基づいて,上記受信メールの各情報を音声出力する音声
出力部を備えたことを特徴としている。
【0019】上記構成によれば、音声読み上げ条件設定
部によって設定された音声読み上げ条件を音声読み上げ
条件格納部に格納しておく。そして、条件判定部によっ
て、受信メールのテキストデータに基づいて上記受信メ
ールが音声読み上げ条件を満たすと判定した場合のみ、
音声合成部によって受信メールの合成音声データを生成
するようにしている。こうして、音声読み上げ条件を満
たす電子メールのみの音声読み上げを行うことによっ
て、一寸した短いメールや、特定の時間帯に配信される
株価の情報や、特定顧客からの特定案件のメールや、質
問に対する返信メール等の、短く簡単で重要で早く知り
たい受信メールの内容のみを、音声によって即座に知る
ことが可能になる。
【0020】また、1実施例では、上記第1の発明の通
信端末装置において、上記音声読み上げ条件は本文の最
大文字数であり、上記条件判定部は,上記受信した電子
メールの本文の文字数と上記音声読み上げ条件である最
大文字数との比較結果に基づいて上記判定を行うような
っている。
【0021】この実施例によれば、音声読み上げ条件で
ある最大文字数よりも本文の文字数が少ない電子メール
のみが音声読み上げされる。一般に優先度の高い受信メ
ールは、質問に対する回答や業務に関する指示や業務報
告等比較的短いものが多い。したがって、音声読み上げ
条件として最大文字数を設定しておくことによって、優
先度の高い受信メールを優先的に、音声読み上げによっ
て即座に知ることができる。さらに、ダイレクトメール
等の重要ではなく且つ膨大なメールは音声読み上げされ
ず、着信のみが通知される。
【0022】また、1実施例では、上記第1の発明の通
信端末装置において、上記音声読み上げ条件は電子メー
ルの受信時間帯であり、上記条件判定部は,上記受信し
た電子メールの受信時刻と上記音声読み上げ条件である
受信時間帯との比較結果に基づいて上記判定を行うよう
なっている。
【0023】この実施例によれば、 音声読み上げ条件
である電子メールの受信時間帯に受信された電子メール
のみが音声読み上げされる。例えば、株価情報等の電子
メールは、毎日決まった時間帯に送信される。そして、
それを一刻も早く入手し、株の売り買いの注文をメール
でリアルタイムに行う必要がある。そこで、音声読み上
げ条件として、電子メールの受信時間帯が設定されるこ
とによって、その時間帯に配信される特定情報のメール
が、音声読み上げによって即座に効率よく確認される。
【0024】また、1実施例では、上記第1の発明の通
信端末装置において、上記音声読み上げ条件は特定のメ
ールアドレス及びタイトルであり、上記条件判定部は,
上記受信した電子メールの送信者のメールアドレス及び
タイトルと上記音声読み上げ条件であるメールアドレス
及びタイトルとの比較結果に基づいて上記判定を行うよ
うなっている。
【0025】この実施例によれば、 音声読み上げ条件
である特定のメールアドレスからの受信メールであって
特定のタイトルの電子メールのみが音声読み上げされ
る。例えば、特定の得意先からの商談名のタイトルが付
された電子メールは、優先順位が高く、直ぐに知る必要
がある。そこで、音声読み上げ条件として、特定のメー
ルアドレスおよびタイトルが設定されることによって、
そのメールアドレスからのそのタイトルが付された電子
メールが、通信端末装置をポケットやカバン等に入れた
ままでも、音声読み上げによって即座に効率よく確認さ
れる。
【0026】また、1実施例では、上記第1の発明の通
信端末装置において、上記音声読み上げ条件は返信メー
ルであり、上記条件判定部は,上記受信した電子メール
の種類と上記音声読み上げ条件である返信メールとの比
較結果に基づいて上記判定を行うようなっている。
【0027】この実施例によれば、 受信した電子メー
ルの種類が、音声読み上げ条件である返信メールである
場合のみ音声読み上げが行われる。例えば、飲み会等の
出欠確認の電子メールに対する返信メールは、会場の予
約の都合上いち早く知りたいものである。そこで、音声
読み上げ条件として返信メールが設定されることによっ
て、その返信メールの内容が、通信端末装置をポケット
やカバン等に入れたままでも、音声読み上げによって即
座に効率よく確認される。
【0028】また、1実施例では、上記第1の発明の通
信端末装置において、上記音声合成部は、上記受信した
電子メールの種類が返信メールである場合には、受信メ
ールの本文における返信者によって新規に追加された返
信文のみを合成音声データ生成の対象とするようなって
いる。
【0029】上記返信メールは、送信者のメール文も一
緒に添付されている場合が多い。その場合には、送信者
のメール文も一緒に音声読み上げされると紛らわしく、
何度もやり取りを行っている電子メールの場合は、送信
および返信を繰り返す毎に読み上げする文章が長くなっ
てしまう。この実施例によれば、返信者によって新規に
追加された返信文のみが音声読み上げされる。したがっ
て、複数の質問に対する回答文のみが音声読み上げによ
って即座に効率よく確認されるのである。
【0030】また、1実施例では、上記第1の発明の通
信端末装置において、上記音声読み上げ条件は,読み上
げ開始後の時間と音量との関係であり、上記条件判定部
は,上記音声読み上げ条件が上記読み上げ開始後の時間
と音量との関係である場合は,総ての受信メールは上記
音声読み上げ条件を満たすと判定するようなっており、
上記音声合成部は,上記読み上げ開始後の時間と音量と
の関係を満たすように音量を変化させる合成音声データ
を生成するようになっている。
【0031】この実施例によれば、音声読み上げ条件が
読み上げ開始後の時間と音量との関係である場合には、
上記読み上げ開始後の時間と音量との関係を満たすよう
に音量が変化されて音声読み上げが行われる。例えば、
最初は音量を大きくし、徐々に音量を下げて最適な音量
で読み上げを行うように、音声読み上げ条件を設定する
ことによって、利用者は、車の運転中で周囲がうるさく
とも、大きな音量によって電子メールの着信を知り、聞
き逃すことなく、リアルタイムに内容を知ることができ
る。そして、車を停止した後は、最適な音量によって違
和感なく聞くことができる。
【0032】また、1実施例では、上記第1の発明の通
信端末装置において、上記音声読み上げ条件は音声読み
上げ時間であり、上記条件判定部は,上記音声読み上げ
条件が上記音声読み上げ時間である場合には,総ての受
信メールは上記音声読み上げ条件を満たすと判定するよ
うなっており、上記音声合成部は,上記受信メールの文
字数と上記音声読み上げ時間とに基づいて,上記音声読
み上げ時間内に読み上げが終了するような発声速度での
合成音声データを生成するようになっている。
【0033】この実施例によれば、音声読み上げ条件が
音声読み上げ時間である場合には、上記音声読み上げ時
間内に読み上げが終了するような発声速度で音声読み上
げが行われる。したがって、文章が長くても即座に効率
よく確認される。また、文章が長くても短くても違和感
なく同じ長さの時間で内容が確認される。
【0034】また、1実施例では、上記第1の発明の通
信端末装置において、上記音声読み上げ条件は音声読み
上げ回数であり、上記条件判定部は,上記音声読み上げ
条件が上記音声読み上げ回数である場合には,総ての受
信メールは上記音声読み上げ条件を満たすと判定するよ
うなっており、上記音声出力部は,上記音声読み上げ回
数だけ繰り返して上記受信メールの各情報を音声出力す
るようになっている。
【0035】この実施例によれば、音声読み上げ条件が
音声読み上げ回数である場合には、上記音声読み上げ回
数だけ繰り返して音声読み上げが行われる。したがっ
て、利用者は、車の運転中で周囲がうるさくとも、繰り
返して音声読み上げされることによって、聞き逃すこと
なく、リアルタイムに内容を知ることができる。
【0036】また、第2の発明のプログラム記録媒体
は、コンピュータを、上記第1の発明に係る受信部,テ
キストデータ変換部,メールデータ格納部,音声読み上げ
条件設定部,音声読み上げ条件格納部,条件判定部,音声
合成部および音声出力部として機能させるメール音声読
み上げ処理プログラムが記録されたことを特徴としてい
る。
【0037】上記構成によれば、上記第1の発明の場合
と同様に、音声読み上げ条件を満たす電子メールのみの
音声読み上げが行われて、一寸した短いメールや、特定
の時間帯に配信される株価情報や、特定顧客からの特定
案件のメールや、質問に対する返信メール等の、短く簡
単で重要で早く知りたい受信メールの内容のみを、音声
によって即座に知ることが可能になる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。 <第1実施の形態>図1は、一般的な音声読み上げ機能
付きの通信端末装置のハードウェア構成を示すブロック
図である。図1に示すように、通信端末装置は、電話回
線網1を利用してメールを受信する受信部2およびメー
ルを送信する送信部3と、メールの通信フォーマットを
テキストデータに変換するデコーダ4と、テキストデー
タをメールの通信フォーマットに変換するエンコーダ5
と、これらを制御するCPU(中央演算処理装置)6を有
している。
【0039】また、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)
7およびROM(リード・オンリ・メモリ)8を有してい
る。そして、RAM7は、送受信したメールの一時記憶
や、CPU6のワークメモリとして使用される。尚、着
信音の種類や音量等の各種設定値も、ここに記憶され
る。また、ROM8には、CPU6を動作させるための
プログラムが格納されている。
【0040】さらに、メールの作成および各種設定値等
を入力するキーボード9と、メールおよび各種設定値等
を画面表示する表示装置10と、メールの送受信日時を
管理するため時計11と、音声合成のための辞書データ
が格納された辞書用ROM12と、音声読み上げを行う
ための音声合成を行って音声データを出力する音声合成
出力部13と、音声出力デバイスとしてスピーカ14を
有している。
【0041】図2は、図1に示すハードウェア構成に基
づく本実施の形態の通信端末装置における機能ブロック
図である。図2において、メール受信部21は、電話回
線網1等を介して電子メールを受信する。また、メール
送信部22は、電話回線網1等を介して電子メールを送
信する。そして、テキストデータ変換部23は、上記受
信された電子メールの受信データをテキストデータに変
換する一方、送信の対象となるテキストデータを送信デ
ータに変換する。変換された電子メールのテキストデー
タは、送受信メールデータファイル24に格納される。
尚、メール受信部21,メール送信部22,テキストデー
タ変換部23,送受信メールデータファイル24は、図
1における受信部2,送信部3,デコーダ4,エンコーダ
5,RAM7等によって実現される。
【0042】また、予め音声合成関連の各種条件を設定
する手段として音声合成設定値・音声辞書設定部25を
有している。そして、この音声合成設定値・音声辞書設
定部25によって設定された音声合成処理のための各種
パラメータ(音声キャラクタ,声の抑揚,声の太さ等)と音
声合成のために参照する辞書データとは、音声合成設定
値・音声辞書データファイル26に格納される。尚、音
声合成設定値・音声辞書設定部25,音声合成設定値・音
声辞書データファイル26は、図1におけるキーボード
9,表示装置10,RAM7,辞書用ROM12,CPU6
等によって実現される。
【0043】また、電子メール着信時の音声読み上げ条
件を設定する手段として音声読み上げ条件設定部27を
有している。そして、この音声読み上げ条件設定部27
によって設定された「音声読み上げ条件」は、音声読み上
げ条件データファイル28に格納される。尚、音声読み
上げ条件設定部27,音声読み上げ条件データファイル
28は、図1におけるキーボード9,表示装置10,RA
M7,CPU6等によって実現される。
【0044】さらに、読み上げ条件比較判定部29は、
上記送受信メールデータファイル24に格納された電子
メールのテキストデータと、音声読み上げ条件データフ
ァイル28に格納された「音声読み上げ条件」とを比較し
て、受信した電子メールが音声読み上げ条件を満足して
いるか否かを判定する。そうすると、音声合成部30
は、読み上げ条件比較判定部29による判定結果を受け
て、送受信メールデータファイル24から受信メールの
テキストデータを読み出し、音声合成条件設定値・音声
辞書データファイル26の音声合成処理用の各種パラメ
ータと音声合成用の辞書データとに基づいて、受信メー
ルのテキストデータから合成音声データを生成する。そ
して、得られた合成音声データに基づいて音声出力部3
1によってスピーカ32から音声出力される。尚、読み
上げ条件比較判定部29,音声合成部30,音声出力部3
1は、図1におけるCPU6,音声合成出力部13等に
よって実現される。
【0045】以下、実例を上げて、上記構成の通信端末
装置による受信メールの音声読み上げ動作について説明
する。本実施の形態においては、音声読み上げ条件設定
部27によって音声読み上げ条件データファイル28
に、「音声読み上げ条件」として「電子メールの最大文字
数」を設定する。そして、受信した電子メールの文字数
が上記最大文字数以下である場合にはこの受信メールの
音声読み上げを行い、上記最大文字数を超えている場合
には、着信音あるいは音声で電子メール受信の通知のみ
を行う場合を例に上げて説明する。
【0046】図3は、音声読み上げ条件設定処理動作の
フローチャートである。また、図4は、音声読み上げ処
理動作のフローチャートである。また、図5,図6およ
び図9は、表示装置10の画面に対する表示例である。
また、図7および図8は、受信した電子メールの文例で
ある。先ず、図3に従って、音声合成設定値・音声辞書
設定部25および音声読み上げ条件設定部27によって
実行される音声読み上げ条件設定処理動作について説明
する。
【0047】ステップS1で、図5に示すように表示装
置10に表示されたメインメニューから、キーボード9
等によって「5」の「着信の音声読み上げ条件を設定する」
が選択される。そうすると、表示装置10の表示内容が
図6に示すように切り換り、図6の設定項目に従ってキ
ーボード9等によって音声読み上げ条件が入力されて設
定される。この場合、音声読み上げ条件設定部27によ
って音声読み上げ最大文字数が「100」文字に設定され
ている。これは、受信した電子メールの各情報(送信者
アドレス,タイトル,本文等)が100文字以下の場合
は、音声読み上げを行うことを意味している。更に加え
て、音声合成設定値・音声辞書設定部25によって、そ
の他の音声合成設定値として、読み上げ音量が「大」、音
声キャラクタが「男性の声」、読み上げスピードが「普
通」、声の抑揚が「有り」、声の太さ「太い」が設定されて
いる。
【0048】ステップS2で、総ての条件設定が終了し
た後に、「保存」ボタン35が選択される。そうすると、
上記設定された音声読み上げ条件が、音声読み上げ条件
データファイル28に格納されて保存される。また、上
記設定された音声合成設定値が、音声合成設定値・音声
辞書データファイル26に格納される。そうした後、音
声読み上げ条件設定処理動作が終了される。
【0049】受信した電子メールの音声読み上げは、上
記設定された音声読み上げ条件に従って次のように行わ
れる。以下、図4に従って、テキストデータ変換部2
3,読み上げ条件比較判定部29,音声合成部30および
音声出力部31によって実行される音声読み上げ処理動
作について説明する。メール受信部21からの情報によ
って電子メールの受信が検知されると音声読み上げ処理
動作がスタートする。
【0050】ステップS11で、上記読み上げ条件比較判
定部29によって、音声読み上げ条件データファイル2
8に格納されている音声読み上げ条件が読み出される。
この場合、音声読み上げ条件として「音声読み上げ最大
文字数:100」が設定されている。ステップS12で、
テキストデータ変換部23によって、受信された電子メ
ールのテキストデータが送受信メールデータファイル2
4に格納されて保存される。
【0051】ステップS13で、上記読み上げ条件比較判
定部29によって、音声読み上げ条件が設定されている
か(つまり、上記ステップS11において音声読み上げ条
件が読み出されたか)否かが判別される。その結果、設
定されていればステップS14に進む一方、設定されてい
なければステップS19に進む。ステップS14で、読み上
げ条件比較判定部29によって、送受信メールデータフ
ァイル24に格納された受信メールのテキストデータに
基づいて、読み上げ条件となっている文字数が読み出さ
れる。ステップS15で、読み上げ条件比較判定部29に
よって、上記ステップS11において読み出された音声読
み上げ条件「音声読み上げ最大文字数:100」と、ステ
ップS14において読み出された受信メールの文字数とが
比較される。その結果、受信メールの情報が音声読み上
げ条件を満たす場合にはステップS16に進み、満たさな
い場合にはステップS19に進む。
【0052】ステップS16で、上記音声合成部30によ
って、音声合成設定値・音声辞書データファイル26に
格納されている音声合成設定値が読み出される。ステッ
プS17で、音声合成部30によって、上記ステップS16
において読み出された音声合成設定値「音声キャラク
タ:男性の声」,「読み上げスピード:普通」,「声の抑揚:
有り」,「声の太さ:太い」に従って、音声合成設定値・音
声辞書データファイル26に格納されている音声辞書が
参照されて、受信メールのテキストデータに基づいて受
信メールの各情報の合成音声データが生成される。そし
て、生成された合成音声データが音声出力部31に送出
される。ステップS18で、音声出力部31によって、合
成音声データに基づく合成音声がスピーカ32から出力
される。そうした後、音声読み上げ処理動作を終了す
る。ステップS19で、音声合成部30によって、着信音
あるいは音声によって電子メールの着信があることのみ
が通知される。そうした後、音声読み上げ処理動作を終
了する。
【0053】ここで、図7に示す電子メールの場合に
は、本文が「48」文字であるため音声読み上げ条件「音
声読み上げ最大文字数:100」を満たし、音声読み上
げが行われる。一方、図8に示す電子メールの場合に
は、本文が「100」文字以上であるため音声読み上げ条
件「音声読み上げ最大文字数:100」を満たさず、音声
読み上げ条件が設定されていない場合と同様に、電子メ
ールの着信があったことのみが着信音あるいは音声で通
知されるのである。
【0054】尚、上記ステップS19において電子メール
の着信があったことのみが通知される場合の「着信音量」
や「着信パターン」等の設定は、図5に示すように表示装
置10に表示されたメインメニューから、キーボード9
等によって「6」の「環境設定」が選択されると表示内容が
図9に示すように切り換り、図9の設定項目に従ってキ
ーボード9等によって設定される。こうして設定された
環境設定値「着信音量:大」,「着信パターン:ピッピッ」
で通知される。
【0055】上述したように、本実施の形態において
は、上記音声読み上げ条件設定部27によって音声読み
上げ条件「音声読み上げ最大文字数」を設定し、この設定
された「音声読み上げ条件」を音声読み上げ条件データフ
ァイル28に格納しておく。また、音声合成設定値・音
声辞書設定部25によって音声合成設定値(音声合成用
の各種パラメータ)を設定し、この設定された音声合成
設定値と音声辞書データとを音声合成設定値・音声辞書
データファイル26に格納しておく。
【0056】そして、上記読み上げ条件比較判定部29
によって、上記送受信メールデータファイル24に格納
された受信メールのテキストデータと音声読み上げ条件
データファイル28に格納された音声読み上げ条件とを
比較して、受信した電子メールが音声読み上げ条件「音
声読み上げ最大文字数」を満たすか否かを判定する。そ
して、満たす場合には、音声合成部30によって、音声
合成設定値に従って上記音声辞書を参照して受信メール
のテキストデータに基づいて合成音声データを生成し、
音声出力部31によってスピーカ32から出力するよう
にしている。
【0057】したがって、受信した短い文書の電子メー
ルを、効率よく、即座に、耳で確認することができる。
すなわち、短い文のやり取りによる会話等の極短い電子
メールや、問い合せのメールに対する返信メール等の緊
急を要する電子メールを、キー操作によっていちいち表
示画面を見ながら探し出して内容を確認することなく即
座に効率よく知ることができるのである。さらに、電子
メールの量によって通知方法を変えることによって、利
用者の利便性を向上させることができる。
【0058】ところで、本実施の形態においては、上述
のように、上記音声読み上げ条件として「音声読み上げ
最大文字数:100」を設定して、100文字以下の電
子メールを音声読み上げする場合を例に上げて説明し
た。しかしながら、上記音声読み上げ条件としては、上
述の最大文字数に限らず、種々の条件を設定することが
できる。以下、幾つかの代表的な音声読み上げ条件に付
いて説明する。
【0059】(実施例1)本実施例においては、上記音声
読み上げ条件として「受信期間」を設定する例である。つ
まり、本実施例では、電子メールの受信日時が音声読み
上げ条件の期間内に入っていれば音声読み上げを行い、
入っていなければ着信音あるいは音声で電子メール受信
の通知のみを行うのである。
【0060】本実施例における音声読み上げ条件設定処
理動作は、図3に示すフローチャートに従って実行され
る。但し、メインメニューから「5」の「着信の音声読み
上げ条件を設定する」が選択された場合の表示内容は、
図10に示すようになる。この場合、音声読み上げ開始
日時が「2/5 12:00」に設定され、終了日時が「2/
5 16:00」に設定されている。これは、受信した電
子メールの受信日時が2月5日の12:00〜16:00
である場合には、音声読み上げを行うことを意味してい
る。
【0061】また、音声読み上げ処理動作は、図4に示
すフローチャートに従って実行される。但し、本実施の
形態では、上記ステップS15において、音声読み上げ条
件である受信期間「2/5 12:00〜2/5 16:00」
と、受信された電子メールの現在日時とが比較されるこ
とになる。図11は、電子メールの受信履歴リストの例
である。この受信履歴リストのうち「2月5日 12:0
5 ddd@xxx.co.jp ○○の状況について」と、「2月5日
14:12 aaa@xxx.co.jp 会議変更のお知らせ」と
は、音声読み上げ条件を満たすと判定される。一方、
「2月4日 18:25aaa@xxx.co.jp ○○飲み会の件」
と、「2月5日 16:02 eee@xxx.co.jp ××ニュー
ス」とは、音声読み上げ条件を満たさないと判定される
のである。
【0062】このように、本実施例の場合には、ある特
定の期間や時間帯に送信される電子メールであって、例
えば株価情報のダイレクトメールのように、一刻も早く
情報を入手して株の売り/買いの注文の判断に利用され
る電子メールについては、この株価情報のダイレクトメ
ールが送信される時間帯を音声読み上げ条件として設定
しておくことによって、受信された株価情報のダイレク
トメールが即座に音声読み上げされることになる。した
がって、利用者は、キー操作によっていちいち表示画面
を見ながら電子メールの内容を確認する必要がなく、移
動中であっても耳でリアルタイムに内容を知ることがで
きるのである。
【0063】また、その際に、株の売り/買いに興味の
ない情報であれば聞き流し、興味がある情報であってよ
り吟味の必要がある場合には、移動終了後に画面表示に
よって詳細に確認することができる。したがって、情報
の重要性に応じて木目細かな対応を行うことが可能にな
り、利用者の利便性を向上させることができる。
【0064】(実施例2)本実施例においては、上記音声
読み上げ条件として「送信者のメールアドレス(From)お
よびタイトル(Sub)」を設定する例である。つまり、本実
施例では、電子メールの送信者のメールアドレスおよび
タイトルが音声読み上げ条件と同じであれば音声読み上
げを行い、同じでなければ着信音あるいは音声で電子メ
ール受信の通知のみを行うのである。
【0065】本実施例における音声読み上げ条件設定処
理動作は、図3に示すフローチャートに従って実行され
る。但し、メインメニューから「5」の「着信の音声読み
上げ条件を設定する」が選択された場合の表示内容は、
図12に示すようになる。この場合、音声読み上げメー
ルアドレスが「ddd@xxx.co.jp」,「eee@xxx.co.jp」に設
定され、音声読み上げタイトルが「××ニュース」に設定
されている。これは、受信した電子メールの送信者アド
レスおよびタイトルが上述の送信者アドレスおよびタイ
トルと同一である場合には、音声読み上げを行うことを
意味している。
【0066】また、音声読み上げ処理動作は、図4に示
すフローチャートに従って実行される。但し、本実施の
形態では、上記ステップS15において、音声読み上げ条
件である送信者メールアドレス「ddd@xxx.co.jp」,「eee
@xxx.co.jp」およびタイトル「××ニュース」と、受信
された電子メールの送信者メールアドレスおよびタイト
ルとが比較されることになる。したがって、図13に示
す電子メールの受信履歴リストのうち「2月5日 12:
05」と「2月5日 16:02」とに受信した電子メール
の送信者メールアドレスおよびタイトルは、音声読み上
げ条件を満たすと判定される。一方、「2月4日 18:
25」と「2月5日12:07」と「2月5日14:12」と
は、音声読み上げ条件を満たさないと判定されるのであ
る。
【0067】このように、本実施例の場合には、例えば
会社の上司等の特定の送信者からの電子メールであって
現在取り組んでいる商談等の特定のタイトルに関する電
子メールは、緊急を要するため即座に報告を行う必要が
ある。そこで、会社の上司や得意先等の重要送信者のメ
ールアドレスと商談名等のタイトルを音声読み上げ条件
として設定しておくことによって、受信された上司や得
意先等からの電子メールが即座に音声読み上げされるこ
とになる。したがって、利用者は、キー操作によってい
ちいち表示画面を見ながら電子メールの内容を確認する
必要がなく、移動中であって通信端末装置がポケットや
カバン等に入った状態でも耳でリアルタイムに内容を知
ることができるのである。
【0068】また、その際に、重要送信者からの電子メ
ールであっても緊急を要しなく重要でもない情報であれ
ば聞き流し、緊急を要しないが重要な情報の場合には、
移動終了後に画面表示によって詳細に確認することがで
きる。したがって、情報の緊急性と重要性とに応じて木
目細かな対応を行うことが可能になり、利用者の利便性
を向上させることができるのである。
【0069】(実施例3)本実施例においては、上記音声
読み上げ条件として「返信メール」を設定する例である。
つまり、本実施例では、問合せの電子メール等に対する
返信メールであれば音声読み上げを行い、返信メールで
なければ着信音あるいは音声で電子メール受信の通知の
みを行うのである。
【0070】本実施例における音声読み上げ条件設定処
理動作は、図3に示すフローチャートに従って実行され
る。但し、メインメニューから「5」の「着信の音声読み
上げ条件を設定する」が選択された場合の表示内容は、
図14に示すようになる。この場合、音声読み上げメー
ルの種類が「返信メール」に設定されている。これは、受
信した電子メールが返信メールである場合には、音声読
み上げを行うことを意味している。
【0071】また、音声読み上げ処理動作は、図4に示
すフローチャートに従って実行される。但し、本実施の
形態では、上記ステップS15において、音声読み上げ条
件である音声読み上げメールの種類「返信メール」と、受
信された電子メールの種類とが比較されることになる。
したがって、図15に示す電子メールの受信履歴リスト
のうち「2月4日 18:25 aaa@xxx.co.jp RE:○
○飲み会の件」と「2月5日 14:12 aaa@xxx.co.jp
RE:会議変更のお知らせ」とはメールタイトルに「R
E」が付された返信メールであり、音声読み上げ条件を
満たすと判定される。一方、「2月5日 12:05 ddd
@xxx.co.jp ○○の状況について」と「2月5日 16:0
2 eee@xxx.co.jp ××ニュース」とは、音声読み上げ
条件を満たさないと判定されるのである。
【0072】このように、本実施例の場合には、例えば
問合せの電子メールに対する応答の内容は直ぐにでも知
りたいものである。そこで、音声読み上げメールの種類
として返信メールを音声読み上げ条件として設定してお
くことによって、問い合せに対する返信メールが即座に
音声読み上げされることになる。したがって、利用者
は、キー操作によっていちいち表示画面を見ながら電子
メールの内容を確認する必要がなく、移動中であって通
信端末装置がポケットやカバン等に入った状態でも耳で
リアルタイムに内容を知ることができるのである。
【0073】また、その際に、「出席します」や「欠席し
ます」等の簡単な返事の他に、近況報告等の他の要件等
が添付されている場合には、移動終了後に画面表示によ
って詳細に確認することができる。したがって、直ぐ知
りたい情報と後でもよい情報とに応じて木目細かな対応
を行うことが可能になり、利用者の利便性を向上させる
ことができるのである。
【0074】<第2実施の形態>本実施の形態は、上記
実施例3の場合と同様に、上記音声読み上げ条件として
「返信メール」を設定する場合であって、送信者が送信し
た文面は読み上げずに新たに返信者によって返信文とし
て追加された文面のみを音声読み上げの対象とするもの
である。つまり、本実施の形態では、送信メール等に対
する返信メールであれば返信文のみの音声読み上げを行
い、返信メールでなければ着信音あるいは音声で電子メ
ール受信の通知のみを行うのである。
【0075】本実施の形態におけるハードウェア構成お
よび機能ブロックは、上記第1実施の形態の場合と同様
である。また、音声読み上げ条件設定処理動作のフロー
チャートも図3と同様である。但し、音声読み上げ処理
動作のフローチャートは、上記第1実施の形態の場合と
は若干異なる。以下、図16に示す本実施の形態におけ
る音声読み上げ処理動作のフローチャートに従って、本
実施の形態における通信端末装置の機能および動作につ
いて説明する。
【0076】予め、上記第1実施の形態における実施例
3の場合と同様にして、図14に示す音声読み上げ条件
設定画面から、音声読み上げメールの種類が「返信メー
ル」に設定されているものとする。
【0077】ステップS21〜ステップS25で、図4に示
す音声読み上げ処理動作のフローチャートにおけるステ
ップS11〜ステップS15と同様にして、音声読み上げ条
件の読み出し、受信メールのテキストデータの保存、音
声読み上げ条件設定の有無の判別、受信メールからの読
み上げ条件に係る情報の読み出し、受信メールの情報
(受信メールの種類:返信メール)が音声読み上げ条件
(音声読み上げメールの種類「返信メール」)を満たすか否
かの判別が行われる。そして、受信メールの種類が「返
信メール」である場合にはステップS26に進み、「返信メ
ール」でない場合にはステップS30に進む。
【0078】ステップS26で、上記音声合成部30によ
って、送受信メールデータファイル24に格納された受
信メールのテキストデータから、返信文に相当するテキ
ストデータのみが読み出される。図17は受信した電子
メールの内容を示し、この受信メールから図18に示す
ように新たに追加された文面が読み出される。以下、こ
の図18に示す文面が音声読み上げの対象となるのであ
る。
【0079】ステップS27〜ステップS30で、図4に示
す音声読み上げ処理動作のフローチャートにおけるステ
ップS16〜ステップS19と同様にして、音声合成設定値
の読み出し、上記音声読み上げ対象文面の合成音声デー
タの生成、合成音声の出力、着信音あるいは音声による
電子メール着信のみの通知が行われる。そして、上記合
成音声の出力が行われた後あるいは電子メール着信の通
知が行われた後、音声読み上げ処理動作を終了する。
【0080】上述のように、本実施の形態においては、
音声読み上げ条件が「返信メール」である場合に、送信者
が送信した文面は読み上げずに、新たに返信者によって
返信文として追加された文面のみを音声読み上げの対象
とするようにしている。したがって、送信者のメール文
も一緒に音声読み上げされることによる紛らわしさを無
くすことができる。
【0081】何度も送信および返信が繰り返されている
電子メールの場合には、受信メール全体を読み上げの対
象とすると、返信を繰り返す毎に音声読み上げの文章が
長くなる。したがって、送信側が投げかけた複数の質問
の回答のみが知りたくても、送信側からの質問も同時に
音声読み上げされるため、即座に回答を確認することが
きできない。
【0082】しかしながら、本実施の形態によれば、利
用者は、キー操作によっていちいち表示画面を見ながら
質問の回答部分を探し出す必要がなく、移動中であって
通信端末装置がポケットやカバン等に入った状態でも耳
でリアルタイムに回答のみを知ることができるのであ
る。
【0083】また、その際に、回答の内容が重要か否か
を耳で確認し、重要な内容である場合には、移動終了後
に画面表示によって詳細に内容を確認することができ
る。したがって、重要な回答と重要でない回答とに応じ
て木目細かな対応を行うことが可能になり、利用者の利
便性を向上させることができるのである。
【0084】<第3実施の形態>本実施の形態は、上記
音声読み上げ条件として「音声読み上げ時間‐音量設定
ファイル」を設定するものである。つまり、本実施の形
態では、音声読み上げを行う場合に、音声読み上げ開始
後の複数の時間帯毎の音量が設定されたファイルに従っ
て、音声読み上げ開始後の時間に応じて音量を調整する
のである。
【0085】本実施の形態におけるハードウェア構成お
よび機能ブロックは、上記第1実施の形態の場合と同様
である。また、音声読み上げ条件設定処理動作のフロー
チャートも図3と同様である。但し、メインメニューか
ら「5」の「着信の音声読み上げ条件を設定する」が選択さ
れた場合の表示内容は、図20に示すようになる。この
場合、音声読み上げ時間‐音量設定ファイルが「XXX」
に設定されている。これは、音声読み上げ時間‐音量設
定ファイル「XXX」に従って、図21に示す手順で音量
調整を行って音声読み上げを行うことを意味している。
【0086】また、音声読み上げ処理動作のフローチャ
ートは、上記第1実施の形態の場合とは若干異なる。以
下、図19に示す本実施の形態における音声読み上げ処
理動作のフローチャートに従って、本実施の形態におけ
る通信端末装置の機能および動作について説明する。
尚、音声読み上げ条件として「音声読み上げ時間‐音量
設定ファイル」が設定されている場合には、読み上げ条
件比較判定部29は、総ての受信メールが音声読み上げ
条件を満たしていると判定するようにしている。
【0087】ステップS31,ステップS32で、図4に示
す音声読み上げ処理動作のフローチャートにおけるステ
ップS11,ステップS12と同様にして、音声読み上げ条
件の読み出し、受信メールのテキストデータの保存が行
われる。この場合、音声読み上げ条件として、図20に
示すごとく、音声読み上げ時間‐音量設定ファイルXX
Xが設定されている。これは、図21に示すように、音
声読み上げ時間‐音量設定ファイルXXXにおける各時
間帯と設定音量レベルとの関係を示している。この場合
は、音声読み上げ開始後「10秒」間は「音量レベル:5」
であり、その後「10秒」間は「音量レベル:4」であり、
その後「30秒」間は「音量レベル:3」であり、「10+1
0+30=50秒」が過ぎると「音量レベル:2」に設定す
るようになっている。
【0088】ステップS33で、上記読み上げ条件比較判
定部29によって、音声読み上げ条件として、音声読み
上げ時間‐音量設定ファイルが設定されているか否かが
判別される。その結果、設定されていればステップS34
に進み、設定されていなければステップS39に進む。
【0089】ステップS34,ステップS35で、図4に示
す音声読み上げ処理動作のフローチャートにおけるステ
ップS16,ステップS17と同様にして、音声合成設定値
の読み出し、上記音声読み上げ対象情報に関する合成音
声データの生成が行われる。
【0090】ステップS36で、上記音声合成部30によ
って、上記ステップSS35において音声合成された音声
データが、上記ステップS31において読み出された音声
読み上げ時間‐音量設定ファイルXXXに基づいて、図
21に示す時間帯と設定音量レベルに応じて設定し直さ
れる。
【0091】ステップS37,ステップS38で、図4に示
す音声読み上げ処理動作のフローチャートにおけるステ
ップS18,ステップS19と同様にして、合成音声の出
力、着信音あるいは音声による電子メール着信のみの通
知が行われる。そして、上記合成音声の出力が行われた
後あるいは電子メール着信の通知が行われた後、音声読
み上げ処理動作を終了する。
【0092】上述のように、本実施の形態においては、
音声読み上げ条件として「音声読み上げ時間‐音量設定
ファイル」を設定する。そして、受信メールを音声読み
上げする場合に、指定された音声読み上げ時間‐音量設
定ファイルに従って、音声読み上げ開始後の各時間帯に
おける音量レベルを調整するようにしている。したがっ
て、音声読み上げ開始直後は音量を大きくし、時間と共
に徐々に音量を下げて最適な音量で読み上げを続行する
ことができる。
【0093】こうすることによって、利用者は、例えば
車を運転中で車内が騒音等でうるさい場合でも、聞き逃
すことなくリアルタイムに着信および内容を知ることが
できる。また、音声読み上げ開始直後の大音量でメール
の着信を知った後は、車を停止して低下した最適な音量
で違和感なく内容を聞くことができる。こうして、木目
細かな音量の対応を行うことが可能になり、利用者の利
便性を向上させることができる。
【0094】<第4実施の形態>本実施の形態は、上記
音声読み上げ条件として「音声読み上げ時間範囲」を設定
するものである。つまり、本実施の形態では、音声読み
上げを行う場合に、設定した音声読み上げ時間範囲に応
じて読み上げスピードを調整するのである。
【0095】本実施の形態におけるハードウェア構成お
よび機能ブロックは、上記第1実施の形態の場合と同様
である。また、音声読み上げ条件設定処理動作のフロー
チャートも図3と同様である。但し、メインメニューか
ら「5」の「着信の音声読み上げ条件を設定する」が選択さ
れた場合の表示内容は、図23に示すようになる。この
場合、音声読み上げ時間範囲が「1分」に設定されてい
る。これは、音声読み上げ時間が「1分」になるように、
音声読み上げスピードを調整することを意味している。
【0096】また、音声読み上げ処理動作のフローチャ
ートは、上記第1実施の形態の場合とは若干異なる。以
下、図22に示す本実施の形態における音声読み上げ処
理動作のフローチャートに従って、本実施の形態におけ
る通信端末装置の機能および動作について説明する。
尚、本実施の形態の場合にも、音声読み上げ条件として
「音声読み上げ時間範囲」が設定されている場合には、読
み上げ条件比較判定部29は、総ての受信メールが音声
読み上げ条件を満たしていると判定するようにしてい
る。
【0097】ステップS41,ステップS42で、図4に示
す音声読み上げ処理動作のフローチャートにおけるステ
ップS11,ステップS12と同様にして、音声読み上げ条
件の読み出し、受信メールのテキストデータの保存が行
われる。この場合、音声読み上げ条件として、図23に
示すごとく、音声読み上げ時間範囲「1分」が設定されて
いる。
【0098】ステップS43で、上記読み上げ条件比較判
定部29によって、音声読み上げ条件として、音声読み
上げ時間範囲が設定されているか否かが判別される。そ
の結果、設定されていればステップS44に進む、設定さ
れていなければステップS49に進む。
【0099】ステップS44で、図4に示す音声読み上げ
処理動作のフローチャートにおけるステップS16と同様
にして、音声合成設定値の読み出しが行われる。
【0100】ステップS45で、上記音声合成部30によ
って、送受信メールデータファイル24に格納された受
信メールのテキストデータに基づいて、受信メールの各
情報の文字数が読み出される。ステップS46で、上記ス
テップS45において読み出された文字数と上記ステップ
S41において読み出された音声読み上げ時間範囲「1分」
とに基づいて、読み上げスピードが算出される。この場
合、音声読み上げ時間が「1分」に納まるように、読み上
げスピードが調整される。例えば、普通の読み上げスピ
ードで「1分30秒」掛るのであれば、読み上げスピード
を1.5倍に上げて「1分」になるように調整されるので
ある。ステップS47で、この算出された読み上げスピー
ドと、音声合成の各種設定値および音声辞書とによっ
て、受信メールの各情報の音声合成が行われる。
【0101】ステップS48,ステップS49で、図4に示
す音声読み上げ処理動作のフローチャートにおけるステ
ップS18,ステップS19と同様にして、合成音声の出
力、着信音あるいは音声による電子メール着信のみの通
知が行われる。そして、上記合成音声の出力が行われた
後あるいは電子メール着信の通知が行われた後、音声読
み上げ処理動作を終了する。
【0102】上述のように、本実施の形態においては、
音声読み上げ条件として「音声読み上げ時間範囲」を設定
する。そして、受信メールの各情報の文字数と音声読み
上げ時間範囲とに基づいて読み上げスピードを算出し、
この読み上げスピードで音声読み上げ時間範囲内に受信
メールの各情報を合成音声によって読み上げるようにし
ている。したがって、受信メールの文書が長い場合であ
っても、いち早く内容を確認することができる。
【0103】こうすることによって、違和感なく、文章
が長くても短くても聞く時間はあまり変わらないように
できる。こうして、木目細かな音量の対応を行うことが
可能になり、利用者の利便性を向上させることができ
る。また、読み上げスピードによって、受信メールの文
章が長いか短いかを想定することができる。
【0104】<第5実施の形態>本実施の形態は、上記
音声読み上げ条件として「音声読み上げ回数」を設定する
ものである。つまり、本実施の形態では、音声読み上げ
を行う場合に、設定した回数に応じて音声読み上げを繰
り返すのである。
【0105】本実施の形態におけるハードウェア構成お
よび機能ブロックは、上記第1実施の形態の場合と同様
である。また、音声読み上げ条件設定処理動作のフロー
チャートも図3と同様である。但し、メインメニューか
ら「5」の「着信の音声読み上げ条件を設定する」が選択さ
れた場合の表示内容は、図25に示すようになる。この
場合、音声読み上げ回数が「3」に設定されている。これ
は、音声読み上げを「3回」繰り返すことを意味してい
る。
【0106】また、音声読み上げ処理動作のフローチャ
ートは、上記第1実施の形態の場合とは若干異なる。以
下、図24に示す本実施の形態における音声読み上げ処
理動作のフローチャートに従って、本実施の形態におけ
る通信端末装置の機能および動作について説明する。
尚、本実施の形態の場合にも、上記音声読み上げ条件と
して「音声読み上げ回数」が設定されている場合には、読
み上げ条件比較判定部29は、総ての受信メールが音声
読み上げ条件を満たしていると判定するようにしてい
る。
【0107】ステップS51,ステップS52で、図4に示
す音声読み上げ処理動作のフローチャートにおけるステ
ップS11,ステップS12と同様にして、音声読み上げ条
件の読み出し、受信メールのテキストデータの保存が行
われる。この場合には、音声読み上げ条件として、図2
5に示すごとく、音声読み上げ回数「3」が設定されてい
る。
【0108】ステップS53で、上記読み上げ条件比較判
定部29によって、音声読み上げ条件として、音声読み
上げ回数が設定されているか否かが判別される。その結
果、設定されていればステップS54に進む、設定されて
いなければステップS60に進む。
【0109】ステップS54およびステップS55で、図4
に示す音声読み上げ処理動作のフローチャートにおける
ステップS16およびステップS17と同様にして、音声合
成設定値の読み出し、上記音声読み上げ対象情報に関す
る合成音声データの生成が行われる。
【0110】ステップS56で、上記音声合成部30によ
って、音声読み上げ回数のカウンタのカウント値Nに初
期値「0」がセットされる。ステップS57で、上記ステッ
プS51において読み出された音声読み上げ条件としての
音声読み上げ回数「3」とカウント値Nとが比較される。
そして、両者が等ければ音声読み上げ処理動作を終了す
る。一方、両者が等しくなければステップS58に進む。
ステップS58で、音声合成部30によって、カウント値
Nがインクリメントされる。ステップS59で、音声合成
部30から音声出力部31に上記合成音声データが送出
されて合成音声がスピーカ32から出力される。こうし
て、音声読み上げが1回行われた後上記ステップS57に
戻る。そして、ステップS57において、カウント値Nが
「3」であると判別されると、音声読み上げ処理動作を終
了する。ステップS60で、音声合成部30によって、着
信音あるいは音声によって電子メールの着信があること
のみが通知される。そうした後、音声読み上げ処理動作
を終了する。
【0111】上述のように、本実施の形態においては、
音声読み上げ条件として「音声読み上げ回数」を設定す
る。そして、音声読み上げの回数をカウントするカウン
タを設け、カウント値Nが「音声読み上げ回数」に等しく
なるまで音声読み上げを繰り返すようにしている。した
がって、聞き逃すことなく、リアルタイムに内容を知る
ことができる。
【0112】こうすることによって、利用者が移動中で
あって、通信端末装置をカバン等に入れた状態で且つ車
内がうるさくても聞き逃すことなく、確実に内容を確認
することができる。こうして、木目細かな対応を行うこ
とが可能になり、利用者の利便性を向上させることがで
きるのである。
【0113】尚、上記各実施の形態および各実施例にお
いては、一つの音声読み上げ条件のみを設定し、その音
声読み上げ条件を満たす受信メールを音声読み上げする
ようにしている。しかしながら、この発明はこれに限定
されるものではなく、上記各実施の形態および各実施例
に例示した音声読み上げ条件の何れかを組み合せてもよ
い。勿論、上記各音声読み上げ条件とは全く異なる音声
読み上げ条件を設定しても差し支えない。
【0114】ところで、上記各実施の形態におけるメー
ル受信部21,テキストデータ変換部23,送受信メール
データファイル24,音声読み上げ条件設定部27,音声
読み上げ条件データファイル28,読み上げ条件比較判
定部29および音声合成部30としての機能は、プログ
ラム記録媒体に記録されたメール音声読み上げ処理プロ
グラムによって実現される。上記各実施の形態における
上記プログラム記録媒体は、ROM8でなるプログラム
メディアである。または、外部補助記憶装置に装着され
て読み出されるプログラムメディアであってもよい。
尚、何れの場合においても、上記プログラムメディアか
らメール音声読み上げ処理プログラムを読み出すプログ
ラム読み出し手段は、上記プログラムメディアに直接ア
クセスして読み出す構成を有していてもよいし、RAM
7に設けられたプログラム記憶エリア(図示せず)にダウ
ンロードし、上記プログラム記憶エリアにアクセスして
読み出す構成を有していてもよい。尚、上記プログラム
メディアからRAM7の上記プログラム記憶エリアにダ
ウンロードするためのダウンロードプログラムは、予め
本体装置に格納されているものとする。
【0115】ここで、上記プログラムメディアとは、本
体側と分離可能に構成され、磁気テープやカセットテー
プ等のテープ系、フレキシブルディスク,ハードディス
ク等の磁気ディスクやCD(コンパクトディスク)‐RO
M,MO(光磁気)ディスク,MD(ミニディスク),DVD
(ディジタルビデオディスク)等の光ディスクのディスク
系、IC(集積回路)カードや光カード等のカード系、マ
スクROM,EPROM(紫外線消去型ROM),EEP
ROM(電気的消去型ROM),フラッシュROM等の半
導体メモリ系を含めた、固定的にプログラムを坦持する
媒体である。
【0116】また、上記各実施の形態における通信端末
装置は、インターネットを含む通信ネットワークと接続
可能な構成を有している。したがって、上記プログラム
メディアは、通信ネットワークからのダウンロード等に
よって流動的にプログラムを坦持する媒体であっても差
し支えない。尚、その場合における上記通信ネットワー
クからダウンロードするためのダウンロードプログラム
は、予め本体装置に格納されているものとする。あるい
は、別の記録媒体からインストールされるものとする。
【0117】尚、上記記録媒体に記録されるものはプロ
グラムのみに限定されるものではなく、データも記録す
ることが可能である。
【0118】
【発明の効果】以上より明らかなように、第1の発明の
通信端末装置は、音声読み上げ条件設定部によって設定
された音声読み上げ条件を音声読み上げ条件格納部に格
納し、条件判定部によって受信メールが音声読み上げ条
件を満たすと判定された場合のみ、音声合成部によって
受信メールの合成音声データを生成するので、一寸した
短いメールや、特定の時間帯に配信される株価情報のメ
ールや、特定顧客からの特定案件のメールや、質問に対
する返信メール等を、音声読み上げ条件によって指定す
ることによって、短く簡単で重要で早く知りたい受信メ
ールのみを、音声によって即座に知ることができる。
【0119】したがって、この発明によれば、キー操作
によって画面を見ながら受信メールリストから探し出す
煩わしから利用者を開放することができる。さらに、着
信時のタイムリーな音声読み上げによってある程度の内
容を確認し、重要なメールであれば後で画面表示によっ
て確認する等の木目細かな対応を行うことで、利用者の
利便性を向上させるという効果もある。
【0120】また、1実施例の通信端末装置は、上記音
声読み上げ条件を本文の最大文字数とし、上記条件判定
部は、受信メールが音声読み上げ条件を満たすか否かの
判定を、上記受信した電子メールの本文の文字数と上記
音声読み上げ条件である最大文字数との比較結果に基づ
いて行うので、上記最大文字数よりも本文の文字数が少
ない電子メールのみを音声読み上げすることができる。
【0121】一般に、優先度の高い受信メールは、質問
に対する回答や業務に関する指示や業務報告等のごとく
比較的短いものが多い。したがって、音声読み上げ条件
として最大文字数を設定しておくことによって、優先度
の高い受信メールを優先的に音声読み上げによって即座
に知ることができる。一方、ダイレクトメール等の重要
ではない膨大なメールは、着信通知のみが行われる。さ
らに、受信メールの長さによって通知方法を変えて、利
用者の利便性を向上させることができる。
【0122】また、1実施例の通信端末装置は、上記音
声読み上げ条件を電子メールの受信時間帯とし、上記条
件判定部は、上記受信した電子メールの受信時刻と上記
音声読み上げ条件である受信時間帯との比較結果に基づ
いて上記判定を行うので、上記受信時間帯に受信された
電子メールのみを音声読み上げすることができる。した
がって、例えば株価情報等のごとく毎日決まった時間帯
に送信される電子メールを、音声読み上げによって即座
に効率よく確認することができ、リアルタイムで対応を
決定することができる。
【0123】また、1実施例の通信端末装置は、上記音
声読み上げ条件を特定のメールアドレス及びタイトルと
し、上記条件判定部は、上記受信した電子メールの送信
者のメールアドレス及びタイトルと上記音声読み上げ条
件であるメールアドレスおよびタイトルとの比較結果に
基づいて上記判定を行うので、特定メールアドレスから
の特定タイトルの電子メールのみを音声読み上げするこ
とができる。したがって、例えば、特定の得意先からの
特定の商談名が付された電子メールを、通信端末装置を
ポケットやカバン等に入れたままでも、音声読み上げに
よって即座に効率よく確認することができる。
【0124】また、1実施例の通信端末装置は、上記音
声読み上げ条件を返信メールとし、上記条件判定部は、
上記受信した電子メールの種類と上記音声読み上げ条件
である返信メールとの比較結果に基づいて上記判定を行
うので、返信メールである場合のみ音声読み上げを行う
ことができる。したがって、例えば、飲み会等の出欠確
認の電子メールに対する返信メールを、通信端末装置を
ポケットやカバン等に入れたままでも、音声読み上げに
よって即座に効率よく確認することができる。
【0125】また、1実施例の通信端末装置は、上記受
信した電子メールが返信メールである場合には、上記音
声合成部は、返信者によって新規に追加された返信文の
みを合成音声データ生成の対象とするので、複数の質問
に対する回答文のみを音声読み上げによって即座に効率
よく確認することができる。したがって、送信者のメー
ル文も一緒に添付されている返信メールの場合に、送信
者のメール文も一緒に音声読み上げされることによる紛
らわしさを解消できる。また、何度もやり取りが行われ
ている電子メールの場合でも、回答のみを即座に効率よ
く確認することができる。
【0126】また、1実施例の通信端末装置は、上記音
声読み上げ条件を読み上げ開始後の時間と音量との関係
とし、上記音声合成部は、上記読み上げ開始後の時間と
音量との関係を満たすように音量を変化させる合成音声
データを生成するので、例えば、最初は音量を大きく
し、徐々に音量を下げて最適な音量で読み上げを行うよ
うに音声読み上げ条件を設定することによって、利用者
は、車の運転中で周囲がうるさくとも、大きな音量によ
って電子メールの着信を知り、聞き逃すことなくリアル
タイムに内容を確認することができる。そして、車を停
止した後は、最適な音量によって違和感なく聞くことが
できる。
【0127】また、1実施例の通信端末装置は、上記音
声読み上げ条件を音声読み上げ時間とし、上記音声合成
部は、上記音声読み上げ時間内に読み上げが終了するよ
うな発声速度での合成音声データを生成するので、文章
が長くても即座に効率よく確認することができる。ま
た、文章が長くても短くても違和感なく同じ長さの時間
で内容を確認することができる。
【0128】また、1実施例の通信端末装置は、上記音
声読み上げ条件を音声読み上げ回数とし、上記音声出力
部は、上記音声読み上げ回数だけ繰り返して上記受信メ
ールの各情報を音声出力するので、利用者は、例えば、
車の運転中で周囲がうるさくとも、繰り返して音声読み
上げされるため聞き逃すことなく、リアルタイムに内容
を知ることができる。
【0129】また、第2の発明のプログラム記録媒体
は、コンピュータを、上記第1の発明に係る受信部,テ
キストデータ変換部,メールデータ格納部,音声読み上げ
条件設定部,音声読み上げ条件格納部,条件判定部,音声
合成部および音声出力部として機能させるメール音声読
み上げ処理プログラムを記録しているので、上記第1の
発明の場合と同様に、音声読み上げ条件を満たす電子メ
ールのみの音声読み上げを行うことができる。したがっ
て、一寸した短いメールや、特定の時間帯に配信される
株価情報や、特定顧客からの特定案件のメールや、質問
に対する返信メール等の、短く簡単で重要で早く知りた
い受信メールの内容のみを、音声によって即座に知るこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の通信端末装置におけるハードウェ
ア構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す通信端末装置における機能ブロッ
ク図である。
【図3】 図1に示す通信端末装置による音声読み上げ
条件設定処理動作のフローチャートである。
【図4】 図1に示す通信端末装置による音声読み上げ
処理動作のフローチャートである。
【図5】 図1における表示装置に表示されたメインメ
ニューの一例を示す図である。
【図6】 図1における表示装置に表示された「着信の
音声読み上げ条件を設定する」の画面の表示内容を示す
図である。
【図7】 受信した電子メールの一例を示す図である。
【図8】 図7とは異なる電子メールの例を示す図であ
る。
【図9】 「環境設定」の画面の表示内容を示す図であ
る。
【図10】 図6とは異なる「着信の音声読み上げ条件
を設定する」の画面を示す図である。
【図11】 電子メールの受信履歴リストの一例を示す
図である。
【図12】 図6および図10とは異なる「着信の音声
読み上げ条件を設定する」の画面を示す図である。
【図13】 図11とは異なる受信履歴リストを示す図
である。
【図14】 図6,図10および図12とは異なる「着信
の音声読み上げ条件を設定する」の画面を示す図であ
る。
【図15】 図11及び図13とは異なる受信履歴リス
トを示す図である。
【図16】 図4とは異なる音声読み上げ処理動作にお
けるフローチャートである。
【図17】 受信メールの内容を示す図である。
【図18】 図17に示す受信メールから読み出された
返信時に追加された文面を示す図である。
【図19】 図4および図16とは異なる音声読み上げ
処理動作のフローチャートである。
【図20】 図6,図10,図12および図14とは異な
る「着信の音声読み上げ条件を設定する」の画面を示す図
である。
【図21】 音声読み上げ時間‐音量設定ファイルXX
Xにおける設定事項を示す図である。
【図22】 図4,図16および図19とは異なる音声
読み上げ処理動作のフローチャートである。
【図23】 図6,図10,図12,図14および図20
とは異なる「着信の音声読み上げ条件を設定する」の画面
を示す図である。
【図24】 図4,図16,図19および図22とは異な
る音声読み上げ処理動作のフローチャートである。
【図25】 図6,図10,図12,図14,図20及び図
23とは異なる「着信の音声読み上げ条件を設定する」の
画面を示す図である。
【符号の説明】
1…電話回線網、 2…受信部、 3…送信部、 4…デコーダ、 5…エンコーダ、 6…CPU、 7…RAM、 8…ROM、 9…キーボード、 10…表示装置、 11…時計、 12…辞書用ROM、 13…音声合成出力部、 14,32…スピーカ、 21…メール受信部、 22…メール送信部、 23…テキストデータ変換部、 24…送受信メールデータファイル、 25…音声合成設定値・音声辞書設定部、 26…音声合成設定値・音声辞書データファイル、 27…音声読み上げ条件設定部、 28…音声読み上げ条件データファイル、 29…読み上げ条件比較判定部、 30…音声合成部、 31…音声出力部、 35…「保存」ボタン。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メールサーバを介さずに相手と直接電子
    メールの送受信を行うことができるプッシュ型の通信端
    末装置において、 受信部によって受信された電子メールをテキストデータ
    に変換するテキストデータ変換部と、 上記テキストデータを格納するメールデータ格納部と、 受信した電子メールの音声読み上げを行う条件を設定す
    る音声読み上げ条件設定部と、 上記設定された音声読み上げ条件を格納する音声読み上
    げ条件格納部と、 上記メールデータ格納部に格納されたテキストデータに
    基づいて、上記受信した電子メールが音声読み上げ条件
    格納部に格納された音声読み上げ条件を満たすか否かを
    判定する条件判定部と、 上記条件判定部の判定結果を受けて、上記受信した電子
    メールが音声読み上げ条件を満たす場合には、上記メー
    ルデータ格納部に格納された受信メールのテキストデー
    タに基づいて合成音声データを生成する音声合成部と、 上記生成された合成音声データに基づいて、上記受信メ
    ールの各情報を音声出力する音声出力部を備えたことを
    特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の通信端末装置におい
    て、 上記音声読み上げ条件は、本文の最大文字数であり、 上記条件判定部は、上記受信した電子メールの本文の文
    字数と上記音声読み上げ条件である最大文字数との比較
    結果に基づいて、上記判定を行うようなっていることを
    特徴とする通信端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の通信端末装置におい
    て、 上記音声読み上げ条件は、電子メールの受信時間帯であ
    り、 上記条件判定部は、上記受信した電子メールの受信時刻
    と上記音声読み上げ条件である受信時間帯との比較結果
    に基づいて、上記判定を行うようなっていることを特徴
    とする通信端末装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の通信端末装置におい
    て、 上記音声読み上げ条件は、特定のメールアドレス及びタ
    イトルであり、 上記条件判定部は、上記受信した電子メールの送信者の
    メールアドレス及びタイトルと上記音声読み上げ条件で
    あるメールアドレス及びタイトルとの比較結果に基づい
    て、上記判定を行うようなっていることを特徴とする通
    信端末装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の通信端末装置におい
    て、 上記音声読み上げ条件は、返信メールであり、 上記条件判定部は、上記受信した電子メールの種類と上
    記音声読み上げ条件である返信メールとの比較結果に基
    づいて、上記判定を行うようなっていることを特徴とす
    る通信端末装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の通信端末装置におい
    て、 上記音声合成部は、上記受信した電子メールの種類が返
    信メールである場合には、受信メールの本文における返
    信者によって新規に追加された返信文のみを合成音声デ
    ータ生成の対象とするようなっていることを特徴とする
    通信端末装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の通信端末装置におい
    て、 上記音声読み上げ条件は、読み上げ開始後の時間と音量
    との関係であり、 上記条件判定部は、上記音声読み上げ条件が上記読み上
    げ開始後の時間と音量との関係である場合には、総ての
    受信メールは上記音声読み上げ条件を満たすと判定する
    ようなっており、 上記音声合成部は、上記読み上げ開始後の時間と音量と
    の関係を満たすように音量を変化させる合成音声データ
    を生成するようになっていることを特徴とする通信端末
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の通信端末装置におい
    て、 上記音声読み上げ条件は、音声読み上げ時間であり、 上記条件判定部は、上記音声読み上げ条件が上記音声読
    み上げ時間である場合には、総ての受信メールは上記音
    声読み上げ条件を満たすと判定するようなっており、 上記音声合成部は、上記受信メールの文字数と上記音声
    読み上げ時間とに基づいて、上記音声読み上げ時間内に
    読み上げが終了するような発声速度での合成音声データ
    を生成するようになっていることを特徴とする通信端末
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の通信端末装置におい
    て、 上記音声読み上げ条件は、音声読み上げ回数であり、 上記条件判定部は、上記音声読み上げ条件が上記音声読
    み上げ回数である場合には、総ての受信メールは上記音
    声読み上げ条件を満たすと判定するようなっており、 上記音声出力部は、上記音声読み上げ回数だけ繰り返し
    て上記受信メールの各情報を音声出力するようになって
    いることを特徴とする通信端末装置。
  10. 【請求項10】 コンピュータを、 請求項1に記載の受信部,テキストデータ変換部,メール
    データ格納部,音声読み上げ条件設定部,音声読み上げ条
    件格納部,条件判定部,音声合成部および音声出力部とし
    て機能させるメール音声読み上げ処理プログラムが記録
    されたことを特徴とするコンピュータ読出し可能なプロ
    グラム記録媒体。
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