JP4642391B2 - 携帯端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば携帯電話機に代表される携帯端末装置に関するものである。
従来より、電話機の操作快適性を向上させるための技術が開発されており(たとえば、下記特許文献1)、携帯電話機に代表される携帯端末装置についても、様々な技術開発がなされているところである。
たとえば、携帯電話機では、電子メールを受信するとLEDが発光するように構成することで、ユーザに対して電子メールを受信した旨を通知する技術が知られている。
特開平11−252216号公報
ところで、従来の携帯電話機におけるLEDの発光パターンは単一であるため、ユーザに与えることができる情報は限定的であり、携帯電話機の様々な機能に対応させることができない。
また、フォルダ型(折り畳み型)の携帯電話機の場合には、ユーザに通知があった後に実際に電子メールの内容を確認するためには、筐体を開状態にし、さらに、所定のキー操作が必要となるので、操作が煩雑である。特に、音声による読み上げをガイダンスとして用いている場合には、受信したメールの本文へのアクセスが必然的に遅くなる。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザに対して様々な情報を通知することができ、かつ、その情報の内容が簡易な操作で確認できる携帯端末装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の観点は、互いが開状態/閉状態に可動可能に連結された2つの筐体を有し、いずれかの筐体の、閉状態において露出する位置に配される複数の発光手段と、いずれかの筐体の、閉状態において露出する位置に配され、前記複数の発光手段に対して一対一に対応付けられた複数の入力キーと、バッテリ残量および電波状態の少なくとも一方を含む内部の動作状態を管理するための情報、並びに電子メール受信および着信の有無の少なくとも一方を含む外部から取得するデータを管理するための情報、の少なくともいずれか一方を含む複数種類の管理情報を管理するとともに、前記複数種類の管理情報の内のいずれかの管理情報に変化が生じると通知事項ありとして前記複数の発光手段の内の対応する発光手段の発光を指示する制御手段と、前記通知事項とテキストを関連付けて記憶する記憶手段と、前記通知事項と対応する発光手段が発光指示されてから、当該発光手段に対して一対一に対応付けられた入力キーが操作されると、当該発光指示の理由となる通知事項に対応して記憶されるテキストを読み上げる読み上げ手段と、を備えることを特徴とする携帯端末装置である。
好適には、前記複数の発光手段のそれぞれは、複数の発光状態を有し、前記制御手段は、前記複数の発光状態の中から、前記複数種類の管理情報の内のいずれかの管理情報の変化に対して予め割り当てられた一の発光状態をもって、発光手段を発光させることを特徴とする。
本発明に係る携帯端末装置よれば、ユーザに対して様々な情報を通知することができ、かつ、その情報の内容が簡易な操作で確認できるので、操作快適性が向上する。
実施形態
以下、本発明に係る携帯端末装置の実施形態を添付図面に関連付けて説明する。
図1は、本発明の携帯端末装置としての携帯電話機1のシステム構成の一例を図解したブロック図である。図2は、携帯電話機1の外観の一例を図解した図である。
携帯電話機1は、可動機構を有する、いわゆる折り畳み式携帯電話機であって、図2(a)は開かれた状態(開状態)での正面図を、(b)は閉じられた状態(閉状態)での正面図を、(c)は開状態での側面図を、(d)は閉状態での側面図を、それぞれ示す。
図1に示すように、携帯電話機1は、送受信アンテナ111を含む通信処理部11と、メモリ12と、キー入力部13と、ダイヤル入力部14と、サブ表示部15と、メイン表示部16と、スピーカ171およびマイクロフォン172を含む音声処理部17と、開閉スイッチ18と、読み上げキー入力部19と、制御部20と、発光部21と、を有している。
なお、サブ表示部15およびメイン表示部16は、ともに、本発明の表示手段の一実施形態であり、制御部20は、本発明の制御手段の一実施形態である。発光部21は、本発明の発光手段の一実施形態である。
また、図2(a)に示すように、携帯電話機1の本体ケース10は、第1の筐体としてのキー入力側本体ケース101と、第2の筐体としての表示側本体ケース102とが、図示しない可動機構により連結されて、開閉状態を形成するように構成される。
通信処理部11は、基地局を介した無線通信動作、たとえば、電話番号の発呼動作や電子メールの送受信動作などを行う。
通信処理部11は、送受信アンテナ111を含んで構成され、電波を利用した無線通信で行うために、制御部20で処理された音声情報、電子メール等を変調して送受信アンテナ111により図示しない基地局に送信する。
また、通信処理部11は、基地局から無線により送信され、送受信アンテナ111で受信した電子メールや音声情報等の各種情報を復調して制御部20に出力する。
なお、送受信アンテナ111は、キー入力側本体ケース101または表示側本体ケース102に内蔵され、図2において外部に露出されていない。
メモリ12は、EEPROM等の不揮発性メモリを含んで構成され、通話やメールの送受信のための制御プログラム、インターネットブラウザ、メッセージデータ、名前および電話番号が登録されたアドレス帳などを記憶する。
また、メモリ12は、後述する読み上げ機能に必要なテキスト列を含む音声読み上げデータベースを記憶する。このデータベースでは、読み上げのためのテキスト列について、前後の接続関係が文章として成立するように、体系的に整理されている。
また、メモリ12は、バッテリ残量、電波状態その他の内部の動作状態を管理するための情報と、電子メール受信の有無その他の外部から取得するデータを管理するための情報と、を含む管理情報を記憶する。この管理情報は、制御部20によって必要に応じて更新される。
たとえば、不在着信(ユーザが応答しなかった着信)があったこと、未読の(未だ本文内容が表示されていない)電子メールを受信したこと等のイベントの発生があると、管理情報の内容が制御部20により更新される。
たとえば、管理情報の変化があった際にユーザに対して適切に通知するために、管理情報の変化(管理情報の更新)と、発光色およびそのパターンとを対応付ける情報が予めメモリ12に記憶される。
これにより、本実施形態に係る携帯電話機1では、たとえば、新たに電子メールを受信すると、所定の色と所定の発光パターンをもって、発光部21が発光するように構成されている。
なお、メモリ12に記憶されるテキストとしては、管理情報の変化にテキストが関連付けられるように構成することも可能であるが、たとえば、これとは別にあるいはこれに加えて、管理情報そのものにテキストが関連付られるように構成することも可能である。
そして、後述する読み上げ機能により報知(通知)すべき「読み上げ事項(通知事項)」は、「変化後の管理情報」や「管理情報がいかに変化した」かが含まれ、メモリ12には、そのいずれについてテキストが記憶されていても良い。
キー入力部13は、終了(終話)/電源キー、開始(発呼)キー、数字等に対応した複数のテンキー等を有し、これらのキーがユーザにより操作されることにより、ユーザからの入力情報を制御部20に出力する。
ダイヤル入力部14は、図2(c)に示すように、ユーザが開状態の携帯電話機1を保持した時にユーザの親指により操作がしやすくなるように、表示側本体ケース102の側面に配設されるダイヤル式の入力部であり、上下2方向の操作が可能に構成される。
たとえば、ダイヤル入力部14は、表示するテキストを拡大/縮小したり、出力音量を変更する場合等に操作される。
サブ表示部15は、液晶表示装置(LCD)等の表示デバイスを有し、図2(c)に示すように、閉状態においてユーザに視認される表示部である。
メイン表示部16は、液晶表示装置(LCD)等の表示デバイスを有し、図2(a)に示すように、開状態においてユーザに視認される表示部である。
サブ表示部15およびメイン表示部16は、それぞれ閉状態および開状態において、受信した電子メールのテキストやメモリ12に格納された様々なテキストデータを表示する。
音声処理部17は、音声処理回路を有し、通話機能のために音声出力を行うスピーカ171と音声入力を行うマイクロフォン172とが接続されている。
音声処理部17は、マイクロフォン172により集音した音声に対して所定の処理を行って制御部20に供給する。また、音声処理部17は、制御部20により供給された音声情報に対して所定の処理を行ってスピーカ171から出力させる。
また、図2に示すように、スピーカ171は、受話スピーカ171aおよびリンガスピーカ171bの2箇所の音声出力手段を含み、読み上げ機能の処理結果である音声を出力する。
開閉スイッチ18は、携帯電話機1の開閉状態を検出するためのスイッチである。
開閉スイッチ18の具体的な構成としては、様々な技術を適用することができるが、たとえば図2(a)に示すように、キー入力側本体ケース101および表示側本体ケース102のそれぞれに接点部を有し、閉状態(図2(b))において両接点が電気的に非導通となることにより、オフ状態となるような構成にすることができる。
たとえば、携帯電話機1が閉状態で開閉スイッチ18はオン状態(ON状態)となり、開状態で開閉スイッチ18はオフ状態(OFF状態)となるように構成し、制御部20が開閉スイッチの状態を検出することにより、携帯電話機1の開閉状態を判別する。
読み上げキー入力部19は、図2(b)に示すように、表示側本体ケース102の中央に配設される押下式ボタン19aと、当該ボタンによるスイッチ入力に対する入力回路と、を含んで構成される。
なお、押下式ボタン19aは、本発明の入力キーの一実施形態である。
本実施形態における携帯電話機1は、読み上げ機能を有し、押下式ボタン19aが押下(操作)されると、閉状態ではリンガスピーカ171bより音声出力し、開状態では受話スピーカ171aより音声出力する。
後述する制御部20は、携帯電話機1の開閉状態を開閉スイッチ18の出力により判別した後、読み上げのための音声出力先を音声処理部17に通知する。
制御部20は、マイクロコンピュータを主体として構成され、携帯電話機1の全体の制御を行う。たとえば、制御部20は、通信処理部11における各種情報の無線による送受信の制御、音声処理部17に対する音声情報の処理、メイン表示部16への情報の表示制御、キー入力部13の入力情報に応じた処理、メモリ12に対するアクセス制御等を行う。
制御部20は、管理情報に変化があると、発光部21を制御してLEDを点灯させる。さらに、LEDが点灯した状態で、ユーザによる押下式ボタン19aの操作がなされると、管理情報に関する内容の読み上げ機能(本発明の読み上げ手段に相当)を実行する。その際、読み上げ機能として、読み上げ用の音声データを出力する方式ではなく、テキスト列を抽出/生成してそのテキストを読み上げるテキスト読み上げ方式を用いている。
たとえば、管理情報の変化の一例として、携帯電話機1の内部の動作状態を管理するための情報である「バッテリ残量」が変化した場合には、メモリ12から、バッテリ残量の変化を表すテキスト列(「バッテリ残り少ないです」など)を抽出し、これを読み上げる。
また、管理情報の変化の一例として、外部から取得するデータを管理するための情報である電子メール受信情報が変化した場合には、メモリ12からその電子メールの項目(「差出人」,「件名」,「本文」等)毎に、制御部20内のワークエリアに抽出したうえで、読み上げ用のテキスト列を生成し、そのテキスト列を読み上げる。たとえば、「差出人」のみを通知するように予め指定されていた場合には、「田村さんからメールです」というようなテキスト列を生成し、これを読み上げる。
このように、制御部20は、基本的に、管理情報に変化があれば、読み上げ機能によりこの変化に対応したテキストを読み上げる。
上述した例にように、バッテリが減りましたというテキストは管理情報の「変化」に対応付けておかねばならない。
たとえば、バッテリの管理情報としてバッテリ2目盛に「バッテリが減りました」と対応付けてしまっていると、1目盛から2目盛になったときも「バッテリが減りました」と読み上げてしまい、矛盾が生じる。よって3目盛から2目盛になる「管理情報の変化」に「バッテリが減りました」というテキストを対応付けておく必要がある。
ただし、たとえば管理情報の変化にテキストが関連付けられるように構成することとは別に、管理情報そのものにテキストを関連付けておくだけでも、ユーザに対して様々な情報を通知することができ、かつ、その情報の内容を簡易な操作で確認できる。
たとえば、バッテリ2目盛に「バッテリ2目盛です」と関連付けておき、バッテリの管理情報が3目盛から2目盛と変化があってから、変化後の管理情報のテキストを読むだけでも充分ユーザは意味を理解できる。その他、「圏外になりました」に対して「圏外です」も同様に言える。
制御部20は、抽出/生成したテキスト列を1文字目から順に走査し、予めメモリ12内の読み上げデータベースを参照して、前後の接続関係を考慮しながら、文単位の音声合成を行う。文単位の音声合成を行うので、この読み上げ機能によれば、たとえば、男性音への変更、女性音への変更、読み上げスピードの変更などが可能である。
制御部20により生成された音声合成結果は、音声処理部17により処理されて、受話スピーカ171aまたはリンガスピーカ171bより出力される。
その際、制御部20は、開閉スイッチ18がオン状態(ON状態)の場合、すなわち、携帯電話機1が閉状態である場合にはリンガスピーカ171bより音声出力がなされるように、また、開閉スイッチ18がオフ状態(OFF状態)の場合、すなわち、携帯電話機1が開状態である場合には受話スピーカ171aより音声出力がなされるように、音声処理部17を制御する。
発光部21は、複数のLEDおよびLED駆動回路を含んで構成され、様々な色を発光可能である。たとえば、赤色LED、青色LEDおよび緑色LEDを含んで構成することにより、階調度に応じて広範囲な色を発光させることができる。
LED駆動回路は、制御部20からの制御信号により、複数のLEDを駆動する。これにより、発光部21は、制御信号に応じた様々な色およびパターン(点滅/点灯)の光を出射する。
なお、発光部21は、本発明の発光手段の一実施形態である。
以上、携帯電話機1の回路ブロックを構成する各構成要素について述べた。
次に、読み上げキー入力部19の押下式ボタン19aと、発光部21のLEDとの位置関係について述べる。
本実施形態に係る携帯電話機1では、押下式ボタン19aそのもの、または、押下式ボタン19aの近傍を発光させることで、発光による情報伝達と操作ボタンとを対応付けることを企図しており、かかる観点から、LEDを押下式ボタン19aの近傍に配置させる。
図3は、図2に示す断面A−Aによる断面図であり、押下式ボタン19aとLEDとの位置関係についての様々な実施例を示す。
なお、図では、LEDから出射する光の光路を矢印で模式的に表している。また、押下式ボタンの接点の構成については、様々な実施例が考えられ、ここでは特定の構成例を企図したものではない。さらに、2つのLEDが図示されているが、これは一例に過ぎず、LEDの数は、任意に設定できることは言うまでもない。
図3(a)〜(c)の各実施例では、押下式ボタン19aは、板ばね(SPR)に結合されており、押下式ボタン19aが押下(操作)されると、接点T1およびT2が接触することにより、電気的な導通がなされることで電気信号が制御部20へ入力される構成となっている。
図3(a)では、押下式ボタン19aは、光透過型の樹脂等により形成されるとともに、LEDが押下式ボタン19aの真下に配置される。これにより、LEDが発光すると、押下式ボタン19aそのものが発光しているようにユーザに認識される。したがって、押下式ボタン19aに対応した情報が発せられていることがユーザに認識される。
図3(b)では、表示側本体ケース102と押下式ボタン19aとの間に若干の隙間を設け、その真下にLEDが配置される。これにより、同様に、LEDが発光すると、押下式ボタン19aそのものが発光しているようにユーザに認識される。したがって、押下式ボタン19aに対応した情報が発せられていることがユーザに認識される。
図3(c)では、押下式ボタン19aの近傍の表示側本体ケース102の一部に透明ガラス102aを設け、その透明ガラス102aの真下にLEDを配設する。これにより、LEDが発光すると、押下式ボタン19aに対応した情報が発せられていることがユーザに認識される。
また、ボタン19aが複数あってそれぞれで対応づけられる情報が異なるように構成されるならば、いずれのボタンが発光しているのかを見るだけでどの種類の情報が発せられているのかを知ることができ、素早い対応が必要なのかそうでないか等のユーザの判断に役立てることもできる。
次に、新たに電子メールを受信した等のイベントが発生することにより、管理情報に変化があった場合の発光色および発光パターンの設定例について述べる。
図4は、イベントの発生に対応した発光色および発光パターンの一設定例であり、(a)はイベントの種類と発光色の関係を、(b)は読み上げ機能による読み上げ範囲と発光パターンの関係を、それぞれ示す。
たとえば、(a)に示すように、新たに電子メールを受信するイベントが発生すると、制御部20はメモリ12内の管理情報を更新するとともに、発光部21のLEDを「緑」色に発光させる。これにより、ユーザに対して電子メールを受信した旨が通知される。
さらに、(b)に示すように、ユーザ未読の電子メールの件数のみを通知する場合には、1回だけ点灯する発光パターンとなる。また、ユーザ未読の電子メールの件数と送信者の名前を通知する場合には、2回点灯する発光パターンとなる。
なお、電子メールに含まれる情報のうち、読み上げる範囲については、予めユーザによりメニュー画面を操作することで設定できるように構成する。
上述したように、イベントの発生とそれに対応した発光色および発光パターンとを対応させることにより、視覚情報によりイベントの種類をユーザに通知することが可能となる。
かかる発光を認識してユーザが押下式ボタン19aを押下すると、発光色および発光パターンに応じた情報が読み上げ機能により読み上げられる。
たとえば、図4に示した例では、「緑」色が1回だけ点灯した場合には、未読の電子メールの件数のみの情報が、「未読メールが2件です」というように読み上げられる。すなわち、制御部20は、メモリ12内の管理情報にアクセスし、未読の電子メールの件数のデータを取り出した後、「未読メールが2件です」といったテキスト列を生成し、これを読み上げる。
なお、図4を参照して、イベントの発生に対応して設定した発光色および発光パターンの一例を示したが、イベントの発生に拘泥せず、管理情報として管理されている情報であれば、何でも構わない。
たとえば、図5は、電子メールの着信相手に応じて発光色を変更した例である。このように、着信相手によって発光色を変更しておけば、ユーザにとって、すぐに押下式ボタン19aを押下して内容を確認すべき情報か否かの判断が容易となる。
次に、図6に関連付けて、制御部20により行われる発光処理について述べる。図6は、発光処理の一例を示すフローチャートである。
携帯電話機1では、読み上げ機能の動作/非動作(ON/OFF)と、LED発光機能の動作/非動作(ON/OFF)がユーザにより選択できるように構成されており、管理情報の変化が発生すると、これらの情報を判別して処理を行う。
先ず、電子メールの受信等のイベントが発生すると(ステップST10)、読み上げ機能の動作/非動作(ON/OFF)が判別される。その結果、読み上げ機能が非動作の場合には、通常処理を行う(ステップST12)。
通常処理とは、LEDの点灯および読み上げ機能を使用しない場合に、ユーザに対して行う情報の通知処理であり、たとえば、イベントの発生が電子メールの受信であれば、表示部に電子メールを受信したことを示すアイコン等を表示する処理などである。
次いで、ユーザの確認動作があるか否かが判別される(ステップST13)。ここで、ユーザの確認動作とは、例えば電子メールの受信直後にユーザが筐体を閉状態から開状態とする動作のことをいう。制御部20は、開閉スイッチ18の状態の変化(オン状態からオフ状態)を検出することにより、ユーザの確認動作を判別する。
電子メールの受信等のイベントが発生した後に、ユーザが筐体を開状態とする場合には、ユーザは電子メール受信の報知をすでに行っているため、イベントの発生をすでに認識しており、LEDを用いて積極的にそのイベントの発生を通知する必要がないため、LEDの発光を行わず、必要な後処理を行う(ステップST14)。後処理では、たとえば、電子メールの受信の場合であれば、電子メールの本文の読み上げなどを行う。
次に、LED発光機能の動作/非動作(ON/OFF)が判別される(ステップST15)。その結果、LED発光機能が非動作状態に設定されている場合には、LEDの発光を行わず、上述した通常処理を行う。
LED発光機能が動作状態に設定されている場合には、LEDの発光を行うためにイベントの発生に対応する発光色および発光パターンを、メモリ12から検索して選択・決定した後(ステップST16およびST17)、選択した発光色および発光パターンをもって、LEDを駆動して発光させる。
以上説明したように、本実施形態に係る携帯電話機1によれば、管理情報の変化に対応させてLEDを様々な色・パターンをもって発光させるとともに、LEDが発光中に押下式ボタン19aが押下されると、その管理情報の変化に応じた情報の読み上げを行う。
したがって、ユーザは、管理情報の変化を視覚情報により認識することができる。たとえば、新たな電子メールの受信や不在着信の有無を、発光色およびそのパターンで認識することができる。
その際、読み上げる情報のレベルを予め設定しておくことで、管理情報の変化が通知されたときに、読み上げる情報のレベルをユーザに認識させることができ、操作快適性が向上するとともに、ユーザは、押下式ボタン19aを押下する前に音声出力される情報を認識させることができる。
たとえば、受信した電子メールの件数のみを音声出力する場合、件数と着信相手先の名前を音声出力する場合等、情報レベルによって発光パターンを変更して設定しておくことで、ユーザは、押下式ボタン19aを押下することでどの程度の情報が発せられるか改めて認識することができる。つまり、現在の設定で本文まで読み上げる設定になっている等、一目で判断できるため、ユーザは仕事中に不意にプライベートのメール本文を読み上げられてしまうような事態を極力抑えることができる。
本実施形態に係る携帯電話機1によれば、筐体が閉状態であることを検出して、音声出力先をリンガスピーカ171bに決定するので、ユーザは、筐体が閉状態のままで電子メールの本文まで読み上げ音声を確認することが可能となる。
本実施形態に係る携帯電話機1によれば、LEDを押下式ボタン19aの近傍に配置したので、LEDの発光によって、ユーザが押下すべき押下式ボタン19aが強調され、ユーザの誤操作を防止することができるとともに、暗所においても確実に操作することができる。
本実施形態に係る携帯電話機1によれば、ユーザが押下式ボタン19aを押下せず、筐体を開状態とした場合には、通知すべき情報の読み上げを開始するように構成したので、音声による情報の通知漏れを無くすことができる。
また、本実施形態に係る携帯電話機1において、管理情報の変化にテキストが関連付けられるように構成することとは別に、管理情報そのものにテキストを関連付けておくだけでも、ユーザに対して様々な情報を通知することができ、かつ、その情報の内容を簡易な操作で確認できる。
携帯電話機のシステム構成の一例を図解したブロック図である。 携帯電話機の外観の一例を図解した図であり、(a)は正面の外観図を、(b)は背面の外観図を、(c)は正面の外観図を、(d)は背面の外観図を、それぞれ示す。 実施形態に係る読み上げキーと発光部を図解した例である。 イベント種類に応じた発光パターンの一例である。 着信相手に応じた発光パターンの一例である。 発光処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1…携帯電話機
10…本体ケース
101…キー入力側本体ケース
102…表示側本体ケース
11…通信処理部
111…送受信アンテナ
12…メモリ
13…キー入力部
14…ダイヤル入力部
15…サブ表示部
16…メイン表示部
17…音声処理部
171…スピーカ
171a…受話スピーカ
171b…リンガスピーカ
172…マイクロフォン
18…開閉スイッチ
19…読み上げキー入力部
20…制御部
21…発光部

Claims (2)

  1. 互いが開状態/閉状態に可動可能に連結された2つの筐体を有し、
    いずれかの筐体の、閉状態において露出する位置に配される複数の発光手段と、
    いずれかの筐体の、閉状態において露出する位置に配され、前記複数の発光手段に対して一対一に対応付けられた複数の入力キーと、
    バッテリ残量および電波状態の少なくとも一方を含む内部の動作状態を管理するための情報、並びに電子メール受信および着信の有無の少なくとも一方を含む外部から取得するデータを管理するための情報、の少なくともいずれか一方を含む複数種類の管理情報を管理するとともに、前記複数種類の管理情報の内のいずれかの管理情報に変化が生じると通知事項ありとして前記複数の発光手段の内の対応する発光手段の発光を指示する制御手段と、
    前記通知事項とテキストを関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記通知事項と対応する発光手段が発光指示されてから、当該発光手段に対して一対一に対応付けられた入力キーが操作されると、当該発光指示の理由となる通知事項に対応して記憶されるテキストを読み上げる読み上げ手段と、
    を備えることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記複数の発光手段のそれぞれは、複数の発光状態を有し、
    前記制御手段は、前記複数の発光状態の中から、前記複数種類の管理情報の内のいずれかの管理情報の変化に対して予め割り当てられた一の発光状態をもって、発光手段を発光させる
    ことを特徴とする請求項に記載の携帯端末装置。
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