JP4988896B2 - 脆性材料基板のブレイク装置及びブレイク方法 - Google Patents

脆性材料基板のブレイク装置及びブレイク方法 Download PDF

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本発明はスクライブラインが形成された脆性材料基板をそのスクライブラインに沿って分断するためのブレイク装置及びブレイク方法に関するものである。
従来、LEDの製造工程では、円形のサファイア基板上にLEDのチップを格子状に配置し、各LEDチップを分断するように格子状にスクライブラインを形成し、このスクライブラインに沿ってブレイクすることが行われる。特許文献1にはこのようなブレイク装置が開示されている。図1は基板をブレイクする場合の一例を示す断面図である。図1において、基板101上には多数のLEDチップ102が等間隔を隔ててあらかじめ形成され、基板101の上面に粘着フィルム103が接着されている。基板101上のLEDチップ102の中間部分には、スクライブライン104が等間隔で形成されている。この基板101をシート105上に配置し、更に一対の受け刃106上に配置する。基板101の上部にはブレード107がz軸に沿って上下動自在に保持されており、下方にはカメラ108が配置される。そしてブレイクする際にはスクライブライン104を受け刃106の中心となるように位置決めして、スクライブライン104の真上よりz軸方向にブレード107を押し下げ、スクライブライン104に沿ってブレイクを行う。
図2はブレイク作業の際のシーケンス図である。図3はそのブレードのz軸方向の位置を示すタイムチャートであり、図2のステップ番号を同時に示している。ブレイクを開始すると、図2のステップS1においてブレード107を0.00mmの位置から下降させ、更にブレード107の先端が上面の粘着フィルム103に接触した後も下降速度を低下させつつブレード107を−0.30mmの位置まで押し下げて基板をブレイクする(ステップS2)。こうしてブレイクした後、ステップS3でブレード107を上昇させ、元の0.00mmの位置まで復帰させる。次いでステップS4で基板101を次のスクライブラインまで図1のy軸方向に移動させる。この移動距離は並行に引かれているスクライブライン間のピッチに相当するものとすると、移動後にはブレード107のほぼ真下に次のスクライブラインが位置する。しかしブレイクによって基板の位置が多少ずれるため、正確にブレード107の真下にスクライブラインが位置するわけではない。そこで移動終了後に下方の受け刃106の間よりカメラ108によって基板101の画像を取得する(ステップS5)。そして画像処理で次のスクライブラインの位置を検出し(ステップS6)、基板101をスクライブラインのy方向の位置がブレード107の真下になるようにわずかに修正する(ステップS7)。この修正を終えた後、ステップS1に戻って同様の処理を繰り返す。
特開平2008−244222号公報
しかるに従来のブレイク方法によれば、ブレードが基板に接触し、ブレイクするときに、基板の位置がわずかにずれるので、これを補正するためブレイクする毎に位置の微調整を行っている。しかし次にブレイクすべきスクライブラインまで基板を移動させた後カメラで画像を取得し、更に画像処理を行ってスクライブ位置を検出しているため、画像処理等に時間がかかり、ブレイク処理の時間が長くなってしまうという問題点があった。又基板の角度がずれた場合の補正が十分でないという問題点もあった。
本発明はこのような従来の問題点に着目してなされたものであって、画像処理と基板の移動とを並行して行うことによって処理時間を短縮できるようにすることを目的とする。
この課題を解決するために、本発明のブレイク方法は、複数のスクライブラインが形成された基板をスクライブラインに沿ってブレードを押し当てて順次ブレイクするブレイク方法であって、スクライブラインに合わせてブレードを下降及び上昇させスクライブラインに沿ってブレイクし、前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記基板を移動する第1のブレイク処理を行い、スクライブラインに合わせてブレードを下降及び上昇させスクライブラインに沿ってブレイクし、前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記基板を移動する第2のブレイク処理を行い、前記第1のブレイク処理の終了後に前記第2のブレイク処理と並行してカメラにより基板の画像を取得し、次にブレイクすべきスクライブラインの位置を画像処理によって検出し、前記第2のブレイク処理の後に前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記基板の位置を修正し、前記第2のブレイク処理に戻ることによりスクライブラインに沿って順次ブレイクするものである。
ここで前記第1,第2のブレイク処理は、スクライブラインに合わせてブレードを下降させ、前記ブレードを押し下げて基板に形成されたスクライブラインに沿ってブレイクし、前記ブレードを上昇させ、次にブレイクすべきスクライブラインがブレイク位置と一致するように基板を移動させる処理としてもよい。
この課題を解決するために、本発明のブレイク装置は、複数のスクライブラインが形成された基板をスクライブラインに沿って順次ブレイクするブレイク装置であって、ブレードを上下方向に昇降させて基板をブレイクするブレード昇降手段と、複数のスクライブラインが形成された基板を保持する受け刃と、前記基板をその面に沿って移動させる移動手段と、前記受け刃の間の基板を撮像するカメラと、スクライブラインに合わせてブレードを下降及び上昇させスクライブラインに沿ってブレイクし、前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記基板を移動する第1のブレイク処理を行い、スクライブラインに合わせてブレードを下降及び上昇させスクライブラインに沿ってブレイクし、前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記基板を移動する第2のブレイク処理を行い、前記第1のブレイク処理の終了後に前記第2のブレイク処理と並行してカメラにより基板の画像を取得し、次にブレイクすべきスクライブラインの位置を画像処理によって検出し、前記第2のブレイク処理の後に前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記基板の位置を修正するコントローラと、を具備するものである。
ここで前記カメラによる画像の取得時に基板を照射する照明装置を更に有するようにしてもよい。
ここで前記照明装置は、単色光を発光する光源を有するようにしてもよい。
ここで前記照明装置は、透過型及び反射型のいずれか一方により基板に光を照射するようにしてもよい。
ここで前記照明装置は、カメラの撮像と同軸の明視野照明及び非同軸の暗視野照明のいずれか一方の照明を用いるようにしてもよい。
この課題を解決するために、本発明のブレイク方法は、複数のスクライブラインが形成された基板をスクライブラインに沿ってブレードを押し当てて順次ブレイクするブレイク方法であって、スクライブラインに合わせてブレードを下降及び上昇させスクライブラインに沿ってブレイクし、前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記基板を移動する第1のブレイク処理を行い、スクライブラインに合わせてブレードを下降及び上昇させスクライブラインに沿ってブレイクし、前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記基板を移動する第2のブレイク処理を行い、スクライブラインに合わせてブレードを下降及び上昇させスクライブラインに沿ってブレイクし、前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記基板を移動する第3のブレイク処理を行い、前記第1のブレイク処理の終了後に前記第2のブレイク処理と並行してカメラにより基板の画像を取得し、次にブレイクすべきスクライブラインの位置を検出する第1の画像処理を行い、前記第2のブレイク処理の終了後に前記第3のブレイク処理と並行して前記第1の画像処理における画像取得位置と異なる位置でカメラにより基板の画像を取得し、次にブレイクすべきスクライブラインの位置を検出する第2の画像処理を行い、前記第3のブレイク処理の後に前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記第1,第2の画像処理によって検出された画像の位置に基づいて前記基板の角度を修正し、前記第2のブレイク処理に戻ることによりスクライブラインに沿って順次ブレイクするものである。
ここで前記第1,第2,第3のブレイク処理は、スクライブラインに合わせてブレードを下降させ、前記ブレードを押し下げて基板に形成されたスクライブラインに沿ってブレイクし、前記ブレードを上昇させ、次にブレイクすべきスクライブラインがブレイク位置と一致するように基板を移動させる処理としてもよい。
この課題を解決するために、本発明のブレイク装置は、複数のスクライブラインが形成された基板をスクライブラインに沿って順次ブレイクするブレイク装置であって、ブレードを上下方向に昇降させて基板をブレイクするブレード昇降手段と、複数のスクライブラインが形成された基板を保持する受け刃と、前記基板をその面に沿って移動及び回転させる移動手段と、前記受け刃の間の基板を撮像するカメラと、前記カメラを基板の駆動方向と垂直な方向に移動させるカメラ移動手段と、スクライブラインに合わせてブレードを下降及び上昇させスクライブラインに沿ってブレイクし、前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記基板を移動する第1のブレイク処理を行い、スクライブラインに合わせてブレードを下降及び上昇させスクライブラインに沿ってブレイクし、前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記基板を移動する第2のブレイク処理を行い、スクライブラインに合わせてブレードを下降及び上昇させスクライブラインに沿ってブレイクし、前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記基板を移動する第3のブレイク処理を行い、前記第1のブレイク処理の終了後に前記第2のブレイク処理と並行してカメラにより基板の画像を取得し、次にブレイクすべきスクライブラインの位置を検出する第1の画像処理を行い、前記第2のブレイク処理の終了後に前記第3のブレイク処理と並行して前記第1の画像処理における画像取得位置と異なる位置でカメラにより基板の画像を取得し、次にブレイクすべきスクライブラインの位置を検出する第2の画像処理を行い、前記第3のブレイク処理の後に前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記第1,第2の画像処理によって検出された画像の位置に基づいて前記基板の角度を修正するコントローラと、を具備するものである。
このような特徴を有する本発明によれば、画像を取得した後、基板を次のスクライブライン付近まで移動させる間に画像処理を並行して行って次のスクライブ位置を検出している。このためブレイク全体の処理時間を短縮して基板のスクライブ位置や角度補正することができ、正確に基板をブレイクすることができるという効果が得られる。
図1は従来のブレイク装置によるブレイク状態を示す図である。 図2は従来のブレイク時の作業工程を示すシーケンス図である。 図3は従来のブレイク作業におけるブレードの位置を示すタイムチャートである。 図4は本発明の各実施の形態によるブレイク装置の構成を示す斜視図である。 図5は本発明の各実施の形態によるブレイク装置の構成を示す異なる方向からの斜視図である。 図6は基板をブレイク装置に設置するためのリング部材を示す平面図である。 図7は本発明の実施の形態によるブレイク装置によるブレイクの状態を示す図である。 図8は本発明の各実施の形態によるコントローラのブロック図である。 図9は本発明の第1の実施の形態のブレイク作業を示すシーケンス図である。 図10は第1の実施の形態のブレイク工程のブレードのz軸方向の位置を示すタイムチャートである。 図11Aは本発明の第2の実施の形態によるブレイク作業を示すシーケンス図(その1)である。 図11Bは本発明の第2の実施の形態によるブレイク作業を示すシーケンス図(その2)である。 図12は第2の実施の形態によるブレイク作業の基板の上面図及び側面ス図である。 図13は本発明の第3の実施の形態によるブレイク作業を示すシーケンス図である。 図14は本発明の第3の実施の形態によるブレイク作業のタイムチャート及びそのときのカメラ位置を示す図である。
図4及び図5は本発明の実施の形態による脆性材料基板のブレイク装置を示す相異なる方向からの斜視図である。これらの図において、ブレイク装置10は支持テーブル11が4本の支柱12によって台13上に保持されている。支持テーブル11はYテーブル14を支持するものであり、Yテーブル14上に回転テーブル15が設けられる。Yテーブル14は回転テーブル15をy軸方向に移動させるテーブルであり、回転テーブル15は後述する基板を回転させるテーブルである。支持テーブル11の上面には回転テーブル15の他に、4本の円柱状の昇降ガイド17が立設され、昇降ガイド17の上端を架け渡すようにして架台18が設けられる。支持テーブル11と架台18との間には、昇降ガイド17によってz軸方向にのみ自在に移動できるように昇降案内された昇降テーブル19が設けられている。
架台18上には支持部材20を介してステッピングモータ21が設けられている。ステッピングモータ21の回転軸には架台18に対して自在に回転できるように貫通するボールねじ22が連結され、ボールねじ22は昇降テーブル19に螺合している。このため昇降テーブル19はステッピングモータ21の駆動によりz軸方向に昇降する。昇降テーブル19の下面にはブレイク時に基板を押圧することにより基板を割断するブレード23が支持部材24を介して取付けられている。
支持テーブル11上にはステッピングモータ30とその駆動により回転するボールねじ31が設けられ、ボールねじ31の駆動を受けYテーブル14をy軸方向に移動する。モータ32,回転機構33は回転テーブル15を回転させるものである。
図6は回転テーブル15上に保持されるサファイア基板を示している。図6において環状のリング部材51に粘着フィルム52が張り渡され、この粘着フィルム52の中心部分に円形の基板50が貼り付けられている。基板50上にはあらかじめ図7に示すようにLEDなどの多数のチップ53が格子状に形成されており、その下面にはあらかじめ各LEDチップの間を分離することができるように格子状にスクライブライン54が形成されている。
支持テーブル11上にはリング部材51に取付けられた基板50を保持する受け刃34が設けられている。受け刃34は図7に示すように一対の台状部材である。支持テーブル11は受け刃34の間の部分が開口部となっている。
一方、図5に示すように支持テーブル11の下方にはカメラ35が設置される。カメラ35は例えばCCDカメラであり、支持テーブル11上に形成された開口部及びその上の受け刃の間を介して受け刃の上部に保持された基板50を撮像するために用いられる。基板50を撮像することにより、基板50上に形成されているスクライブライン又はチップの位置を検出し、これによって基板50の位置を微調整することができる。
又支持テーブル11の下方にはカメラ35をx軸方向に移動させる移動機構が設けられる。この移動機構は図5に示すようにステッピングモータ36とその軸に連結されたポールねじ37を有しており、ガイドレール38に沿ってカメラ支持部39をx軸方向に移動させることによりその上部のカメラ35を同時に移動させるものである。
又図7に示すようにカメラ35の上部にはハーフミラー40が設けられ、その側方にはLED光源41が設けられる。LED光源41はコントラストが高く高精度の画像が得られる単一光、例えば青色光を用いることが好ましい。
ここで昇降ガイド17,架台18,昇降テーブル19,支持部材24,ステッピングモータ30とボールねじ31は、ブレード23をz軸方向に上下動させるブレード駆動手段を構成している。又Yテーブル14,回転テーブル15とその駆動機構は受け刃34上の基板50をその面に沿って移動させる移動手段を構成している。又ステッピングモータ36,ボールねじ37とガイドレール38はカメラ35をx軸方向に移動させるカメラ移動手段を構成している。
次に本実施の形態によるブレイク装置10のコントローラについて説明する。図8はブレイク装置10のコントローラ60の構成を示すブロック図である。本図においてカメラ35からの出力はコントローラ60の画像処理部61を介して制御部62に与えられる。入力部63は脆性材料基板の基準ピッチを入力するものである。制御部62にはYモータ駆動部64,回転用モータ駆動部65及び昇降テーブル駆動部66が接続される。Yモータ駆動部64はステッピングモータ30を駆動するものである。回転用モータ駆動部65はモータ32を駆動するものである。又カメラ駆動部67はステッピングモータ36を駆動するものである。制御部62はスクライブラインのピッチなどのデータに基づいて、Yテーブル14のy軸方向の位置を制御し、回転テーブル15を回転制御する。又制御部62は昇降テーブル駆動部66を介してステッピングモータ21を調整する。又制御部62はカメラ駆動部67を介してカメラ35のx軸方向の位置を駆動する。これにより昇降テーブル19をz軸方向に上下動させることができ、昇降テーブル19の下降によりブレード23を基板50のスクライブラインに圧接することができる。又制御部62には照明駆動回路68が設けられ、これにLED光源41が接続されている。照明駆動回路68はLED光源41を所定のタイミングで駆動することによって、カメラ35の光源として用いるものであり、LED光源41と共に照明装置を構成している。更に制御部62にはモニタ69及びデータ保持部70が接続される。データ保持部70はスクライブラインや本数などのデータを保持するものである。
次に本発明の第1の実施の形態によるブレイク装置のブレイク方法について説明する。図9はブレイク作業の際のシーケンス図、図10はそのブレード23の下端のz軸方向の位置を示すタイムチャートであり、図9のステップ番号を同時に示している。時刻t0にブレイクを開始すると、図9のステップS11においてブレード23を下降させる。更にブレード23の先端が上面の粘着フィルム42に接触した時刻t1の後も下降速度を低下させつつブレード23を時刻t2に−0.30mmに達するまで押し下げ、基板50をブレイクする。ブレイクした後、時刻t3よりステップS13でブレード23を上昇させ、時刻t4に元の位置まで復帰させる。これによってブレード23の位置は0.00mmとなる。次いでステップS14で基板50を次のスクライブラインまで図4のy軸方向に移動させる。この移動距離は平行に引かれているスクライブライン間のピッチに相当するものとすると、移動後にはブレード23のほぼ真下にスクライブラインが位置する。ここでステップS11〜S14を第1のブレイク処理という。
次にステップS15において時刻t5よりブレード23を下降させる。更にブレード23の先端が上面の粘着フィルム52に接触した後も下降速度を低下させつつブレード23を時刻t6に−0.30mmに達するまで押し下げ、基板50をブレイクする(ステップS16)。ブレイクした後、時刻t7よりステップS17でブレード23を上昇させ、時刻t8に元の位置まで復帰させる。これによってブレード23の位置は0.00mmとなる。次いでステップS18で基板50を次のスクライブラインまで図7のy軸方向に移動させる。この移動距離は平行に引かれているスクライブライン間のピッチに相当するものとすると、移動後にはブレード23のほぼ真下にスクライブラインが位置する。しかしブレイクによって基板の位置が多少ずれるため、正確にブレード23の真下というわけではない。ここでステップS15〜S18の処理を第2のブレイク処理という。
さて第2のブレイク処理と並行して実行される並行処理について説明する。まず時刻t5の直前にカメラ35で画像取得を行う(ステップS19)。画像取得を行った後、ステップS20において画像処理を行い、スクライブラインの1ピッチ分を加えて次のスクライブラインの位置を検出する。即ち本実施の形態では図9,図10に示すように、ブレードの上下動及び基板50のy軸方向への移動と、画像取得及び画像処理とを並行して実行する。これらの処理の後、ステップS21において、ブレード23が次のスクライブラインの真下になるように基板の位置を修正する。この修正を終えた後、ステップS15に戻って時刻t9より同様の処理を繰り返す。
このようにすれば第1のブレイク処理(S11〜S15)では基板の位置を修正することができないが、その後の第2のブレイク処理、及びそれ以降は1サイクル分前の画像処理によって得られるスクライブの位置データに基づいて基板の位置を修正することができる。このように本実施の形態ではブレードの上下動及び移動処理と画像処理とを並行して行っているため、ブレイク処理の時間を短縮することができる。
次に本発明の第2の実施の形態について説明する。この実施の形態では基板のピッチ方向の処理でなく基板の角度補正を実行するようにしたものであり、ブレイク装置自体の構造及びコントローラについては第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。図11A,図11Bは本実施の形態のブレイク作業の際のシーケンス図、図12は基板の上面とスクライブラインの位置及びカメラの撮像位置を示す図である。ブレイクを開始した後、第1の実施の形態の第1のブレイク処理と同様に、図11AのステップS31〜S34においてブレード23の下降、基板50のブレイク、ブレード23の上昇、基板の次のスクライブラインまでの移動(第1のブレイク処理)を行う。
次にステップS35〜S38においても第1の実施の形態の第2のブレイク処理と同様にブレード23の下降、基板50のブレイク、ブレード23の上昇、及び次のスクライブラインまで移動(第2のブレイク処理)を行う。更に本実施の形態では、ステップS39〜S42において第3のブレイク処理として更にブレード23の下降、ブレード23の上昇及び基板50の移動を行う。ステップSS34,S38及びステップS42における移動距離は平行に引かれているスクライブライン間のピッチに相当するものとすると、移動後にはブレード23のほぼ真下にスクライブラインが位置する。しかしブレイクによって基板の位置が多少ずれるため、正確にブレード23の真下というわけではない。
さて第2,第3のブレイク処理と並行して実行される並行処理について説明する。まずカメラは図12の位置P1にあるものとし、ステップS35によるブレードの下降の直前に、カメラ35で画像取得を行う(ステップS44)。この位置P1は図12(b)においてカメラ35が移動可能なx軸上の左端の位置であり、図12(a)の左端の破線で示す部分の画像を取得する。画像取得を行った後、ステップS45において画像処理を行い、次のスクライブラインの位置を検出する。更に位置検出処理と並行して、ステップS46においてカメラの位置を図12(b)の位置P2に移動する。この位置P2は図12(b)においてカメラ35が移動可能な右端の位置とする。そして移動を終えた後、ステップS38において基板50が次のスクライブラインに移動した後に、ステップS47に進んで再びカメラで画像取得を行う。ステップS48において画像処理を行い、次のスクライブラインの位置を検出する。
位置検出を行った後、ステップS49に進んで角度検出処理を行う。この角度の検出処理はステップSS45,49による2箇所の画像処理でのスクライブ位置に基づいて画像の角度変化を検出するものである。ここでステップS45とS49とでは1ピッチ分のずれがあるので、規定の1ピッチ分をステップS45の画像位置に加えた位置とステップS49での画像位置とを比較して角度ずれの検出を行う。そしてステップS43において、回転用モータ駆動部65によってモータ32を回転させることによって、基板の回転角度のずれを修正する。又ステップS48,S49でのスクライブ位置検出、角度検出と並行して、ステップS50においてカメラの位置を次の画像取得位置に移動する。角度修正を繰り返して行う場合には、カメラをx軸方向の右端の位置P1に移動させ、又遅延並行処理を行う場合には中央の位置P0に移動させる。ステップS43での角度修正を終えた後、ステップS44,S35に戻って同様の処理を繰り返す。
本実施の形態では図11,図12に示すように、基板50のy軸方向への移動と、画像取得及び画像処理とを並行して実行している。本実施の形態では最初のブレイクサイクルでは角度補正することができないが、それ以降は2サイクル毎に角度修正を行うことができる。このように本実施の形態では移動と画像処理とを並行して行っているため、ブレイク処理の時間を短縮することができる。
次の本発明の第3の実施の形態について説明する。この実施の形態では第1の実施の形態による遅延並行処理と第2の実施の形態による角度遅延並行処置とを組み合わせて処理するものである。図13のルーチンR0は前述した図9に示すステップS11〜S14の処理であり、ルーチンR1はステップS15〜S21までの遅延並行処理を示すルーチンである。このルーチンR1,R2はステップS15〜S21の遅延並行処理を繰り返すことを示しており、ここでは繰り返し回数は2回とする。次いでルーチンR3に示すように角度補正処理を行う。この角度補正処理は第2の実施の形態で説明した図11A,図11BのステップS35〜S50の処理と同様であり、この処理を終えた後、ルーチンR1に戻って遅延並行処理を繰り返す。
図14はこのタイムシーケンスを示す図であり、Ti(iは自然数)はブレイクのサイクルを示す。ブレイクのサイクルT0,T1,T2ではブレイク処理R0と遅延並行処理R1,R2の処理を実行する。図14ではサイクルT0,T1のほぼ終了時点にカメラ35は図12(b)に示す中央位置P0で取得した画像データを次のサイクルの基板の位置修正に用いることを示している。次のサイクルT2ではカメラの位置をP1とし、サイクルT3ではカメラの位置をP2とする。サイクルT3,T4では角度補正の遅延並行処理ルーチンR3が実行される。そしてサイクルT4において角度位置調整を行う。サイクルT4の最終段階ではカメラを再び中央位置であるP0に移動してサイクルT5において位置修正を行う。このように角度修正として2サイクル分の補正を加えることによって角度補正とピッチの位置修正とを同時に行うようにしている。角度補正はピッチの位置調整に比べて誤差が生じる可能性が少ないため、複数回、例えば5〜20回の遅延並行処理をした後に1回の角度調整処理を加えるものであってもよい。
尚前述した各実施の形態ではサファイア基板上にLEDチップが形成されたマザー基板をブレイクする工程を示しているが、ブレイクされる基板は、サファイア基板に限らず、ダイヤモンド基板などの高硬度基板や、シリコン単結晶基板、シリコンカーバイト基板、磁化アルミニウム基板などの脆性材料基板である。また本発明はLEDやメモリ等のシリコン基板のブレイク工程、レーザ、高周波ディバイス等に使用されるGaN基板のブレイク工程、パワートランジスタに使用されるSiC基板の工程など種々の脆性材料基板のブレイク工程に適用することができる。
ここでカメラによる画像取得は、本実施の形態では図7に示すように基板50の下方より光を照射し、ハーフミラー40でその一部を反射させて下方からスクライブラインを照射する反射型照明により画像の取得を行っているが、短時間での画像取得が可能であれば他の方法であってもよい。例えば基板50の真下にLED等の光源を配置し、基板50を透過する光を受光する透過型の照明を用いて画像取得を行うこともできる。又カメラの撮像と照明光の光軸を同軸とする明視野照明を用いているが、基板の斜め方向上方又は下方に光源を配置して非同軸の光を基板に照射し画像を得る暗視野照明を用いることもできる。
又この実施の形態ではLEDを照明として用いているが、CCDカメラを常に撮像可能状態とした時間帯中に瞬間的にフラッシュランプを点灯することによって発光した瞬間の画像を取得するようにしてもよい。このようにすれば高速で撮像することができ、正確に基板の位置を判別することができる。
本発明では脆性材料基板に多数のスクライブラインが形成された基板を短時間でブレイクすることができ、LED基板などの製造過程に有用である。
10 ブレイク装置
11 支持テーブル
14 Yテーブル
15 回転テーブル
16 脆性材料基板
18 架台
19 昇降テーブル
21 ステッピングモータ
22,31 ボールねじ
23 ブレード
30,36 ステッピングモータ
32 モータ
33 回転機構
35 カメラ
40 ハーフミラー
41 LED光源
50 基板
52 粘着フィルム
60 コントローラ

Claims (14)

  1. 複数のスクライブラインが形成された基板をスクライブラインに沿ってブレードを押し当てて順次ブレイクするブレイク方法であって、
    スクライブラインに合わせてブレードを下降及び上昇させスクライブラインに沿ってブレイクし、前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記基板を移動する第1のブレイク処理を行い、
    スクライブラインに合わせてブレードを下降及び上昇させスクライブラインに沿ってブレイクし、前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記基板を移動する第2のブレイク処理を行い、
    前記第1のブレイク処理の終了後に前記第2のブレイク処理と並行してカメラにより基板の画像を取得し、次にブレイクすべきスクライブラインの位置を画像処理によって検出し、
    前記第2のブレイク処理の後に前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記基板の位置を修正し、前記第2のブレイク処理に戻ることによりスクライブラインに沿って順次ブレイクするブレイク方法。
  2. 前記第1,第2のブレイク処理は、
    スクライブラインに合わせてブレードを下降させ、
    前記ブレードを押し下げて基板に形成されたスクライブラインに沿ってブレイクし、
    前記ブレードを上昇させ、
    次にブレイクすべきスクライブラインがブレイク位置と一致するように基板を移動させる処理である請求項1記載のブレイク方法。
  3. 複数のスクライブラインが形成された基板をスクライブラインに沿って順次ブレイクするブレイク装置であって、
    ブレードを上下方向に昇降させて基板をブレイクするブレード昇降手段と、
    複数のスクライブラインが形成された基板を保持する受け刃と、
    前記基板をその面に沿って移動させる移動手段と、
    前記受け刃の間の基板を撮像するカメラと、
    スクライブラインに合わせてブレードを下降及び上昇させスクライブラインに沿ってブレイクし、前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記基板を移動する第1のブレイク処理を行い、スクライブラインに合わせてブレードを下降及び上昇させスクライブラインに沿ってブレイクし、前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記基板を移動する第2のブレイク処理を行い、前記第1のブレイク処理の終了後に前記第2のブレイク処理と並行してカメラにより基板の画像を取得し、次にブレイクすべきスクライブラインの位置を画像処理によって検出し、前記第2のブレイク処理の後に前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記基板の位置を修正するコントローラと、を具備するブレイク装置。
  4. 前記カメラによる画像の取得時に基板を照射する照明装置を更に有する請求項3記載のブレイク装置。
  5. 前記照明装置は、単色光を発光する光源を有する請求項4記載のブレイク装置。
  6. 前記照明装置は、透過型及び反射型のいずれか一方により基板に光を照射する請求項4記載のブレイク装置。
  7. 前記照明装置は、カメラの撮像と同軸の明視野照明及び非同軸の暗視野照明のいずれか一方の照明を用いる請求項4記載のブレイク装置。
  8. 複数のスクライブラインが形成された基板をスクライブラインに沿ってブレードを押し当てて順次ブレイクするブレイク方法であって、
    スクライブラインに合わせてブレードを下降及び上昇させスクライブラインに沿ってブレイクし、前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記基板を移動する第1のブレイク処理を行い、
    スクライブラインに合わせてブレードを下降及び上昇させスクライブラインに沿ってブレイクし、前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記基板を移動する第2のブレイク処理を行い、
    スクライブラインに合わせてブレードを下降及び上昇させスクライブラインに沿ってブレイクし、前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記基板を移動する第3のブレイク処理を行い、
    前記第1のブレイク処理の終了後に前記第2のブレイク処理と並行してカメラにより基板の画像を取得し、次にブレイクすべきスクライブラインの位置を検出する第1の画像処理を行い、
    前記第2のブレイク処理の終了後に前記第3のブレイク処理と並行して前記第1の画像処理における画像取得位置と異なる位置でカメラにより基板の画像を取得し、次にブレイクすべきスクライブラインの位置を検出する第2の画像処理を行い、
    前記第3のブレイク処理の後に前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記第1,第2の画像処理によって検出された画像の位置に基づいて前記基板の角度を修正し、前記第2のブレイク処理に戻ることによりスクライブラインに沿って順次ブレイクするブレイク方法。
  9. 前記第1,第2,第3のブレイク処理は、
    スクライブラインに合わせてブレードを下降させ、
    前記ブレードを押し下げて基板に形成されたスクライブラインに沿ってブレイクし、
    前記ブレードを上昇させ、
    次にブレイクすべきスクライブラインがブレイク位置と一致するように基板を移動させる処理である請求項8記載のブレイク方法。
  10. 複数のスクライブラインが形成された基板をスクライブラインに沿って順次ブレイクするブレイク装置であって、
    ブレードを上下方向に昇降させて基板をブレイクするブレード昇降手段と、
    複数のスクライブラインが形成された基板を保持する受け刃と、
    前記基板をその面に沿って移動及び回転させる移動手段と、
    前記受け刃の間の基板を撮像するカメラと、
    前記カメラを基板の駆動方向と垂直な方向に移動させるカメラ移動手段と、
    スクライブラインに合わせてブレードを下降及び上昇させスクライブラインに沿ってブレイクし、前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記基板を移動する第1のブレイク処理を行い、スクライブラインに合わせてブレードを下降及び上昇させスクライブラインに沿ってブレイクし、前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記基板を移動する第2のブレイク処理を行い、スクライブラインに合わせてブレードを下降及び上昇させスクライブラインに沿ってブレイクし、前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記基板を移動する第3のブレイク処理を行い、前記第1のブレイク処理の終了後に前記第2のブレイク処理と並行してカメラにより基板の画像を取得し、次にブレイクすべきスクライブラインの位置を検出する第1の画像処理を行い、前記第2のブレイク処理の終了後に前記第3のブレイク処理と並行して前記第1の画像処理における画像取得位置と異なる位置でカメラにより基板の画像を取得し、次にブレイクすべきスクライブラインの位置を検出する第2の画像処理を行い、前記第3のブレイク処理の後に前記ブレードの直下にブレイクすべき次のスクライブラインが位置するように前記第1,第2の画像処理によって検出された画像の位置に基づいて前記基板の角度を修正するコントローラと、を具備するブレイク装置。
  11. 前記カメラによる画像の取得時に基板を照射する照明装置を更に有する請求項10記載のブレイク装置。
  12. 前記照明装置は、単色光を発光する光源を有する請求項11記載のブレイク装置。
  13. 前記照明装置は、透過型及び反射型のいずれか一方により基板に光を照射する請求項11記載のブレイク装置。
  14. 前記照明装置は、カメラの撮像と同軸の明視野照明及び非同軸の暗視野照明のいずれか一方の照明を用いる請求項11記載のブレイク装置。
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