JP4988890B2 - 小物袋 - Google Patents

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Description

本発明は、総菜等の小物を収納する小物袋に関する
従来は、スーパー等の店頭で総菜を小分け販売するとき、図6に示すような、背面紙110と、この背面紙110に対し下辺、左辺、右辺で接合した片面ヒートシール性透明フィルム120(以下「フィルム120」という)とで形成された小物袋100を用いていた。
この小物袋100は、背面紙110がフィルム120よりもやや大きいもので形成されているため、フィルム120の上辺よりも上方に突出した背面紙110の上辺部が、この小物袋100を開けるときに摘む摘代111を形成している。
この小物袋100に総菜を入れるとき、この摘代111を指でつまみ、フィルム120の上辺部を背面紙110から引き離すことで小物袋100を開け、この開口部から総菜を内部に入れていた。
しかし、従来の小物袋100は、背面紙110とフィルム120とを重ね合わせただけの平面的な形状であり、袋を開けるときに摘代111しか引っ掛ける部分がないので、開けにくいという問題があった。
一方で、この問題を解決するため、取手等を取り付けることも考えられるが、部品点数が多くなるので、小物袋の単価が上がるという問題があった。
そこで本発明は、部品点数が多くならない方法で、開けやすい小物袋を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載したように、総菜等の小物を収納する小物袋において、背面側紙状部と、前記背面側紙状部に対し下辺、左辺、右辺で接合した前面側紙状部と、前記前面側紙状部に、前記前面側紙状部を2度折り返すことによって形成された第1取手部とを備えている。
このようにすると、前面側紙状部を2度折り返すだけで小物袋に第1取手部を設けることができるので、この第1取手部を摘んで背面側紙状部に対し前面側紙状部を引くことで、本発明の小物袋を簡単に開けることができる。
また、本発明の小物袋は、他の部品を追加することなく、前面側紙状部を2度折り返すだけで第1取手部を形成できるので、部品点数を増やすことなく、開けやすいものとすることができる。
さらに、本発明の小物袋は、第1取手部を介すれば簡単に開くことができるので、店員が誤って袋の内面に触れてしまうという事故を防止することもできる。
尚、第1取手部を形成するため前面側紙状部を折り返した部分の右端と左端部分を前面側紙状部と接合して留めたい場合は、両面ヒートシール性フィルムを用いるか、前面側紙状部の表裏の両面にヒートシール性を有する樹脂を貼合するか、接合する部分に糊やパートコート剤を塗工してもよい。
ところで、小物袋を開けやすくするため、背面側紙状部については下記のようにしてもよい。
まず、請求項2に記載したように、請求項1に記載の小物袋において、前記背面側紙状部は、前記前面側紙状部と接合したとき、前記前面側紙状部の上辺よりも上方に突出した摘代を形成可能な大きさに形成してもよい。
これによれば、一方の指で背面側紙状部の摘代を摘んで、他方の指で前面側紙状部の第1取手部に指を引っかけ、摘代が動かないように固定して第1取手部を引っ張れば、小物袋を簡単に開くことができる。
従って、本発明を用いると、小物袋を部品点数を多くすることなく開けやすいものとすることができる。
また、請求項3に記載したように、請求項1,2のいずれか1項に記載の小物袋において、前記背面側紙状部に、前記背面側紙状部を2度折り返すことによって形成した第2取手部を形成してもよい。
これによれば、背面側紙状部の第2取手部と、前面紙状部の第1取手部とに指を引っかけてそれぞれ反対方向に引っ張れば、小物袋を簡単に開くことができる。
従って、本発明を用いると、小物袋を部品点数を多くすることなく開けやすいものとすることができる。
次に、請求項4に記載したように、請求項1〜3のいずれか1項に記載の小物袋において、前記前面側紙状部は、透明な材料によって形成されていてもよい。
この小物袋を用いれば、前面側紙状部が透明な材料で形成されているので、小物袋に入れたものを外部から容易に確認することができる。
本実施形態の小物袋の説明図で、(a)は正面図、(b)はA−A’断面図、(c)は(b)の上の円部分の拡大図、(d)は(b)の下の円部分の拡大図です。 本実施形態の小物袋に総菜を入れる様子を示す模式図です。 本実施形態の小物袋の変形例の説明図で、(a)は正面図、(b)はA−A’断面図、(c)は(b)の上の円部分の拡大図、(d)は(b)の下の円部分の拡大図です。 本実施形態の小物袋の変形例の説明図で、(a)は正面図、(b)はA−A’断面図、(c)は(b)の上の円部分の拡大図、(d)は(b)の下の円部分の拡大図です。 本実施形態の小物袋の変形例の説明図で、(a)は正面図、(b)はA−A’断面図、(c)は(b)の円部分の拡大図、(d)は(b)の円部分の拡大図で、小物袋が膨らんでガゼットが広げられた様子を示しています。 従来の小物袋の説明図で、(a)は正面図、(b)はA−A’断面図です。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[第1実施形態]
本実施形態の小物袋1は、図1(a)総菜を入れても破れにくく、かつ、油が滲み出しにくく加工されたPP(ポリプロピレン)貼合紙からなる背面紙10と、両面ヒートシール性透明フィルム20(以下「フィルム20」という)とで形成されている。これら背面紙10とフィルム20は、上辺10a,20a及び下辺10b、20bの長さが同じ長方形状に形成されており、下辺を揃えて重ねられている。
フィルム20は、図1(b)(c)に示すように、フィルム20の上方側が、フィルム20の上辺20aに平行な第1の折り目25aで下方に向かって折返され、さらに、その折り返された部分が、フィルム20の上辺20aに平行な第2の折り目25bで上方に向かって折り返され、取手25を形成している。
そして、このように折り返されたフィルム20の下辺20bと、左辺20c、右辺20d部分を、図1(a)(d)中に斜線で示したように、熱溶着により、背面紙10の下辺10b、左辺10c、右辺10d部分に接合して、フィルム20の上辺20a部分で開口する小物袋1が形成される。取手25を形成するため折り返された部分の右端と左端の部分は、折り重ねられて熱溶着によりフィルム20上に溶着されている。
また、背面紙10は、上述したようにフィルム20を折り返して重ねられたときに、フィルム20の上辺20aよりも上方に突出した摘代11を形成可能な大きさに形成されている。
このように形成された小物袋1に総菜を収納する場合、図2に示すように、小物袋1に入れようとする総菜を摘代11に引っ掛けたり、摘代11を摘んだりする一方で、他方の指でフィルム20の取手25に指を引っかけて取手25を引っ張れば、小物袋1を簡単に開くことができる。
そのため、本実施形態の小物袋1内に総菜を入れる場合、総菜で摘代11を引っ掛け、取手25を引いて小物袋1を開き、そしてその総菜で、取手25を引いている方向とは反対方向に背面紙10を押さえながら、その総菜を背面紙10上で滑らせ、総菜を開口部分から小物袋1内に入れれば、総菜を小物袋1内に簡単に入れることができる。
以上説明したように、本実施形態の小物袋1は、取手用の他の部品を用いることなく、フィルム20を2度折り返すだけで小物袋1に取手25を設けることができる。
しかも、本発明の小物袋は、摘代11を摘んだり総菜で引っ掛けて、取手25を引くだけの簡単な操作で開けることができる。
従って、本実施形態のように小物袋1を形成すると、従来の小物袋に比較して、部品点数を増やすことなく、開けやすいものとすることができる。
(本実施形態の構成と、本発明の発明特定事項との対応関係)
本実施形態の背面紙10は、本発明の背面側紙状部に相当し、フィルム20は、前面側紙状部に相当し、取手25は、第1取手部に相当する。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、取手25を設けたフィルム20を背面紙10に重ねたときに、摘代11ができる大きさの背面紙10を用いたが、例えば、図3に示すように、背面紙10として、取手25が設けられたフィルム20と同じ大きさのものを用いてもよい。
このようにした場合、図4に示すように、取手15(本発明の第2取手部に相当)を背面紙10の側に設けてもよい。
このとき背面紙10は、図4(b)(c)に示すように、背面紙10の上方側が、背面紙10の上辺10aに平行な第1の折り目15aで下方に向かって折返され、さらに、その折り返された部分が、背面紙10の上辺10aに平行な第2の折り目15bで上方に向かって折り返され、取手15を形成するようにすればよい。
また、上記実施形態では、透明なフィルム20を用いたが、これに代えて透明でないものを用いてもよい。
また、上記実施形態ではフィルム20として両面ヒートシール性透明フィルム20を用いたが、具体的には、市販の両面ヒートシール性OPP(2軸延伸ポリプロピレン)フィルムを用いればよい。
この、フィルム20としては、2軸延伸ポリエステル(OPET)フィルムの両面にPP(ポリプロピレン)やPE(ポリエチレン)を貼合してたものを用いてもよい。
この貼合には、押出ラミ、ドライラミ、ウェットラミ、ノンソルラミなどいかなる手段を用いても良い。また、OPET、OPPなど透明な腰のあるフィルムの両面に食品衛生上問題なく・背面紙に貼合してある材料に対するヒートシール性を有する材料をコーテイングしても良い。
PPを貼合するかPEを貼合するかは、背面紙10に何を貼合してあるかによって決める。即ち、背面紙10として、フィルム20を重ねる側の面にPPを貼合した貼合紙を用いる場合は、フィルム20として、両面ヒートシール性OPPフィルム、又は、2軸延伸ポリエステルフィルム(OPET)にPPを貼合したものを用いると良い。
また、近年用い始められた植物由来樹脂を用いる場合、背面紙10として、貼合紙のフィルム20を重ねる側の面に植物由来樹脂を貼合せたものを用いるとともに、フィルム20として、植物由来樹脂を用いた両面ヒートシール性植物由来性樹脂フィルムを用いてもよい。
また、PPを貼合した背面紙10は、PEを貼合した背面紙10よりも油を通し難い特徴があるため、てんぷら、コロッケ、唐揚げなどスーパーの店内で調理した惣菜を充填・販売するのに大変都合が良い。
また、図5に示すように、背面紙10又はフィルム20の下部を上記実施形態のものより長く形成し、その長く形成された部分を山折り、谷折り、さらに山折りするなどして、これらを貼り合わせ、小物袋1の底部にガゼット9が形成されるようにしてもよい。
尚、図5は、背面紙10の下部をフィルム20よりも長く形成して、山折り、谷折り、山折りし、図5(b)の一点鎖線αで囲んだ部分のように、その下端部をフィルム20に貼り合わせたものを例示している。
尚、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
1…小物袋、10…背面紙、10a…上辺、10b…下辺、10c…左辺、11…摘代、15…取手、15a…第1の折り目、15b…第2の折り目、20…フィルム、20a…上辺、20b…下辺、20c…左辺、25…取手、25a…第1の折り目、25b…第2の折り目。

Claims (4)

  1. 総菜等の小物を収納する小物袋において、
    背面側紙状部と、
    前記背面側紙状部に対し下辺、左辺、右辺で接合した前面側紙状部と、
    前記前面側紙状部に、前記前面側紙状部を2度折り返すことによって形成された第1取手部と
    を備えることを特徴とする小物袋。
  2. 請求項1に記載の小物袋において、
    前記背面側紙状部は、前記前面側紙状部と接合したとき、前記前面側紙状部の上辺よりも上方に突出した突出代を形成可能な大きさに形成されていることを特徴とする小物袋。
  3. 請求項1,2のいずれか1項に記載の小物袋において、
    前記背面側紙状部に、前記背面側紙状部を2度折り返すことによって形成された第2取手部を形成したことを特徴とする小物袋。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の小物袋において、
    前記前面側紙状部は、透明な材料によって形成されていることを特徴とする小物袋。
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