JP2008105707A - 食品用の包装材 - Google Patents
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Abstract
【課題】ハンバーガー等の食品50の包装を容易かつ迅速に行うことができ、同時に包装した食品に対する高い保形性を確保することもできる食品用の包装材Aを得る。
【解決手段】柔軟性のあるシート材1の一端側に包囲材30を配置する。シート材1は、第1領域10と第2領域20(重ね折り領域13,側壁領域14)とを有する。第1領域10は包装時に包装すべき食品50が置かれる中央領域11とその周囲領域12に区分けされる。第1領域10は周囲領域12が部分的に重ね折りした状態で平面状に折り畳まれた第1の状態と、折り畳んだ状態が開かれて周囲領域12が立ち上がった姿勢となった第2の状態とを選択的に取り得るようになっている。
【選択図】図6
【解決手段】柔軟性のあるシート材1の一端側に包囲材30を配置する。シート材1は、第1領域10と第2領域20(重ね折り領域13,側壁領域14)とを有する。第1領域10は包装時に包装すべき食品50が置かれる中央領域11とその周囲領域12に区分けされる。第1領域10は周囲領域12が部分的に重ね折りした状態で平面状に折り畳まれた第1の状態と、折り畳んだ状態が開かれて周囲領域12が立ち上がった姿勢となった第2の状態とを選択的に取り得るようになっている。
【選択図】図6
Description
本発明は、限定されるものではないが、特に、ファーストフード店において提供されるハンバーガー等の食品を包装するのに適した包装材に関する。
ファーストフード店でハンバーガー等の食品を提供する際の包装材として、紙材をポリエチレンフィルムなどでラミネートした柔軟性のあるシート材が用いられている。柔軟性のあるシート材は比較的容易に食品を包装することができる。しかし、包装後の食品に上あるいは側方から外力が作用したときに、食品が変形を起こしやすい。それを回避するために、特許文献1には、柔軟性のある矩形状シート材の中央部裏面に、それよりも硬い厚紙等からなる長尺状部材を幅方向の中央部でのり付けしたハンバーガー等の包装材が記載されている。
この包装材によれば、食品は柔軟性のあるシート材により全体が包み込まれることに加え、包装時に前記硬い長尺状部材を順次折り曲げていくことにより、当該食品の底面と対向する2つの側面と上面とを覆った状態とすることができ、包装した食品は外力から保護される。
米国特許第4575000号明細書
前記特許文献1に記載の包装材は、包装された食品を外力から保護する機能には優れている。しかし、完成した包装品を得るために、長尺状部材の両側に拡がっているシート材を長尺状部材の裏面とシート材との間に形成される隙間内に入れ込む作業が必要であり、包装作業にやや煩雑さと困難性を伴う。そのために、迅速な包装処理が求められるファーストフード店での使用に必ずしも最適なものとはいえない。
包装した食品に対する保形性を備えかつ簡単かつ迅速に包装を終えることのできる、さらに改良された食品用の包装材が求められている。本発明は、上記の課題に答えることのできる新たな食品用の包装材を提供することを目的とする。
本発明による食品用の包装材は、食品を被覆するための柔軟性のあるシート材からなる食品用の包装材であって、基本的に、該シート材を介して包装した食品の外周を包囲するための前記シート材と比較して硬い材料からなる包囲材が該シート材の一端側に配置されていることを特徴とする。
本発明による食品用の包装材は、使用に当たって、例えば調理台の上などに当該食品用の包装材を広げて置き、その柔軟性のあるシート材の上に、例えばハンバーガー等の食品を置く。任意の方法で食品をシート材で包み込んだ後、シート材の一端に取り付けた包囲材により包装した食品の外周を囲い込む。囲い込んだシート材の両端を適宜の手段により係止することにより、包装作業は終了する。この包み込み作業は簡単かつ迅速であり、店頭でのハンバーガー等の包装に適している。また、包装された食品は周囲がシート材と比較して硬い材料からなる長尺状の包囲材により囲まれているので、食品の保形性も確保できる。
本発明において、前記柔軟性のあるシート材には任意のものを用いることができるが、薄手の紙材にポリエチレンフィルムなどの樹脂フィルムを積層したものは特に好ましい。この場合、樹脂フィルム側を内側として食品の包装を行う。また、本発明において、前記包囲材には、厚紙や段ボール(片面段ボール、両面段ボール)、ポリエチレンシート等が好ましくは用いられる。また、前記包囲材の高さは任意であるが、実用上、包装しようとする食品の高さと等しいかそれよりやや高いあるいは低い高さであることが望ましい。包囲材の長さは、包装された食品の全外周を囲い込むことができる長さは少なくとも必要である。
本発明による食品用の包装材の好ましい態様において、前記シート材は、前記包囲材を配置した一端側とは反対側の他端側から前記一端側に向けた所定幅の第1領域と、前記第1領域と前記包囲材との間の第2領域とを有しており、前記第1領域は包装時に包装すべき食品が置かれる中央領域とその周囲領域に区分けされており、かつ前記第1領域は、前記周囲領域が部分的に重ね折りした状態で平面状に折り畳まれた第1の状態と、折り畳んだ状態が開かれて前記周囲領域が立ち上がった姿勢となった第2の状態とを選択的に取り得るようになっている。
この態様の食品用の包装材は、非使用時には全体が実質的に平らな第1の状態とされており、保管するときに多層に積み上げても、大きなスペースを要しない。使用時には、前記第2の状態とされるが、その状態では第1領域の食品が置かれるべき前記中央領域の周囲領域は立ち上がった姿勢となっており、調理途中のあるいは調理済みの食品の位置決めは容易である。調理後の食品を置いた後、前記第2領域を上から覆うようにして被せ、第2領域の周辺部で食品の周囲を包み込む。このとき、前記第1領域における前記周囲領域は立ち上がった姿勢となっており、第2領域の周辺部で食品を包み込む作業はきわめて容易かつ迅速に行うことができる。その後、第2領域の一端に取り付けた包囲材により包装した食品の外周を囲い込み、囲い込んだシート材の両端を適宜の手段により係止することにより、包装作業は終了する。
本発明による食品用の包装材において、前記第2の状態である周囲領域が立ち上がった姿勢は、前記重ね折りした部分の折り込み線領域が持つ付勢力のみによって形成されるようにしてもよい。また、前記重ね折りした部分の全部または一部が接合されていて、それにより平面状に展開することが規制を受けるようにし、展開する途中で、周囲領域が互いに引き合うことにより、立ち上がった姿勢が形成されるようにしてもよい。前者の態様は、包装材を製造する工程は簡素化できるが、使用時に、周囲領域を立ち上がった姿勢に保持しておくことが幾分困難となる。後者の場合は、接合部を形成する工程を必要とするが、周囲領域を立ち上がった姿勢に長い時間保持することができる。なお、重ね折りした部分を接合一体化する手段は任意であり、のり、接着剤、粘着剤、接着テープ、ホットメルト樹脂のような材料を用いてもよく、シート材が樹脂材料の場合には、熱溶融して接着接合するヒートシール法によってもよい。
本発明による食品用の包装材のより具体的態様では、前記第1領域における包装すべき食品が置かれる中央領域は矩形であり、前記第1の状態では、矩形の各角部を頂点とし内側に稜線がくるようにして周囲領域の一部が重ね折りされており、かつ、矩形の対向する2辺につながる2つの周囲領域部分は前記中央領域と同じ平面内にあり、対向する他の2辺につながる他の2つの周囲領域部分は前記中央領域の上に折り重なった姿勢となっている。
この態様において、好ましくは、前記第2領域は、前記中央領域の上に折り重なっている対向する他の2辺につながる前記他の2つの周囲領域部分いずれかの端部に連続して形成される。また、前記第2領域が連続していない側の周囲領域部分の端部が最上位にくるようにして、前記中央領域の上に折り重ねられて、前記第1の状態とされる。
上記の態様において、好ましくは、前記重ね折りされた領域は接合された部分を有している。そして、前記中央領域の上に折り重なっている前記他の2つの周囲領域部分を開いた状態とする過程で、前記接合されている重ね折りされた領域に引きずられて前記平面内にあった2つの周囲領域部分が立ち上がった姿勢となり、それにより、前記第2の状態が形成される。
本発明による食品用の包装材において、好ましくは、前記包囲材には易破断線が形成される。易破断線とは少ない力で破断しやすい線のことであり、一例としてミシン目の破断線が挙げられる。この態様では、包装された食品を食べるときに、包囲材を指で摘み軽く引っ張る等の力を加えるだけで、食品の外周を囲っている包囲材を破断することができ、シート材を開いて食品を露出させることが容易となる。
本発明によれば、食品の包装を容易かつ迅速に行うことができ、同時に包装した食品に対する高い保形性を確保することもできる新規な食品用の包装材が得られる。本発明による食品用の包装材は、任意の場所で任意の食品を包装するのに用いることができるが、ファーストフード店でのハンバーガー用の包装材として特に優れた効果を発揮する。
以下、図面を参照しながら本発明による食品用の包装材の一例を実施の形態に基づき説明する。図1は本発明による食品用の包装材を構成する柔軟性のあるシート材を展開して示す平面図であり、図2はその折り畳み途中の図であり、図3は折り畳み後の第1の状態を示す平面図である。図4は第1の状態のシート材に包囲材を貼り付けて本発明による包装材とした平面図であり、図5は使用した包囲材の平面図である。図6〜図10は本発明による食品用の包装材を用いて食品を包装する手順を示している。
図1に示すように、本発明による食品用の包装材Aを構成する柔軟性のあるシート材1は、柔軟性のある紙とポリエチレンフィルムの積層シートであり、ポリエチレンフィルム側が上面として置かれている。シート材1はほぼ長方形であり、第1領域10とそれに連続する第2領域20から形成される。
この例において、第1領域10は、包装時に包装すべき食品(例えば、ハンバーガー)が置かれる矩形状の中央領域11と、その周囲領域12とに区分けされる。周囲領域12は、矩形状の中央領域11の4つの角部P1〜P4を頂点として外側にハの字状に拡開する4つの重ね折り領域13a〜13dと、隣接する各重ね折り領域13、13の間に位置する4つの側壁領域14a〜14dとに区分けされる。さらに、各重ね折り領域13a〜13dは、矩形の各角部P1〜P4を頂点とする稜線15a〜15dにより、それぞれ、領域13a1と13a2,領域13b1と13b2,領域13c1と13c2,領域13d1と13d2に区分けされる。前記第1領域10と第2領域20は線21で連続しており、第2領域20の前記第1領域10と反対側の端縁22側には、図4に示すように、包囲材30が接着剤を用いる等の適宜の手段により接合一体化される。
図1に展開図を示すシート材1を、次のようにして折り込んでいく。最初に、第2領域20に近接する2つの稜線15bと稜線15cを山折り状態とし、領域13b1と領域13b2、および領域13c1と領域13c2とを、裏面同士が対向するようにして重ね折りする。稜線15bおよび稜線15cの位置を適宜設定することにより、側壁領域14bと重ね折り領域13b1との境界線を谷折りし、重ね折り領域13b2と側壁領域14cとの境界線を谷折りし、さらに、側壁領域14cと重ね折り領域13c2との境界線を谷折りし、重ね折り領域13c1と側壁領域14dとの境界線を谷折りした状態で、対向する前記側壁領域14bと側壁領域14dは中央領域11と同じ平面内にあり、かつ、側壁領域14cは同じ平面内にある前記側壁領域14b、中央領域11および側壁領域14dの上に折り重なった状態とすることができる。そして、この例において、領域13b1と領域13b2の裏面同士、および領域13c1と領域13c2の裏面同士は、例えば接着剤を部分的に塗布する等、適宜の手段により部分的に接合一体化されるが、前記接合工程を省略することもできる。
次に、前記第2領域20を線21の部分で反対側に折り返すことにより、図2に示す状態となる。その後、第2領域20とは反対側に位置する、2つの稜線15aと稜線15d、および重ね折り領域13aと重ね折り領域13dについて、前記と同じ手順で折り込み作業を行うことにより、図3に示すように、側壁領域14aは、前記側壁領域14cと同様に、同じ平面内にある前記側壁領域14b、中央領域11および側壁領域14dの上に折り重なった状態とすることができ、図示のものでは、その状態で側壁領域14aの一部は第2領域20の上に載った状態となる。このようにして、前記第1領域10は、その周囲領域12が部分的に重ね折りした状態で平面状に折り畳まれた、図3に示す「第1の状態」となる。なお、ここでも、領域13a1と領域13a2の裏面同士、および領域13d1と領域13d2の裏面同士は適宜の手段によって部分的に接合一体化されるが、接合工程を省略することもできる。
その後、あるいは前記の折り込み作業を行う前に、第2領域20の端縁22側に、図5に示す包囲材30を接着剤を用いる等の適宜の手段により接合一体化する。それにより、本発明による食品用の包装材Aが完成する。包囲材30は、包装しようとする食品(例えばハンバーガー50)の周囲を覆うことのできる長さを有し、高さは包装しようとする食品と高さとほぼ同じとされる。包囲材30の素材は、柔軟性のあるシート材1よりも硬いものであればよく、厚紙や段ボール(片面段ボール、両面段ボール)等が好適である。包囲材30には、一部にミシン目のような易破断線31が好ましくは形成され、また、両端には、係止孔32と該係止孔32に差し込まれる差し込み部33とが形成される。差し込み部33には切り欠き34が形成されており、差し込み部33が係止孔32に差し込まれた状態で、切り欠き34が包囲材30に向けて押し込まれることにより、包囲材30の両端の係合を自由には外れないようにされる。
図4に示す平板状となった姿勢で食品用の包装材Aは必要枚数だけ積層され、例えばハンバーガーショップの店頭に運ばれる。ハンバーガーショップの店員は、積層状態の食品用の包装材群から一枚の包装材Aを取り、それを調理台の上に置く。そして、第2領域20側に一方の手を置き、他方の手で第1領域10の最上位にある側壁領域14aの先端を摘み、外側に向けて展開すると同時に、第2領域20を側方に引っ張る。それにより、シート材1の第1領域10は、周囲領域12が部分的に重ね折りした状態で平面状に折り畳まれた第1の状態から、周囲領域12が立ち上がった姿勢となった本発明でいう「第2の状態」となる。その状態が図6に示される。
この例では、前記重ね折りした部分、すなわち、重ね折り領域13a〜13dが重ね折りされた状態で部分的に接合されており、側壁領域14aを上方に持ち上げ側方に展開するときに、重ね折り領域13aと13dは平面状に展開するのが規制される。それにより、そこに連続する2つの側壁領域14bと14dは次第に立ち上がった姿勢となる。他方、第2領域20が側方に引かれることにより、そこに接続する側壁領域14cは立ち上がった姿勢となり、側壁領域14cに連続する重ね折り領域13bと13cはやはり平面状に展開するのが規制されているので、そこに連続する前記2つの側壁領域14bと14dが立ち上がり姿勢となるのを助長する。その結果、図6に示すように、前記第1領域10は、矩形状の中央領域11の周囲領域12、すなわち4つの側壁領域14a〜14d等が立ち上がった姿勢の第2の状態となる。
なお、上記の例では、重ね折り領域13a〜13dが重ね折りされた状態でその部分の全部または一部を適宜の手段により接合一体化するようにしたが、シート材1の材質や折り込み形状を選択することにより、接合を行わなくても、重ね折りした部分の折り込み線領域が持つ付勢力のみによって、前記第2の状態すなわち周囲領域12が立ち上がった姿勢が形成され、かつ維持できる場合がある。その場合には、接合工程は省略できる。
包装材Aを展開した姿勢とし、図7に示すように、食品(ハンバーガー)50を周囲領域12が立ち上がった姿勢にある第1領域10の中央領域11の上に置く。次に、図8に示すように、第2領域20を動かし、中央領域11の上に置かれたハンバーガー50を覆うようにする。そして、ハンバーガー50の両側に出ている第2領域20の部分を指で押し下げる。それにより、ハンバーガー50はその全体がシート材1により包み込まれた状態となる。その状態とした後、図9に示すように、シート材1で包まれたハンバーガー50の外周を前記包囲材30により囲い込み、包囲材30の両端部を係合する。それによりハンバーガー50の包装作業は完了し、図10に示す包装品Bとなる。包装されたハンバーガー50はその周囲が包囲材30で囲まれており、包囲材30の強さに応じた保形力が確保されるので、外から力が加わったときでも、ハンバーガー50が不用意に変形することはない。
図10に示すハンバーガー包装品Bを食べるときは、包囲材30の両端部の係合を外してシート材1を開いた状態とする。その状態でも、シート材1を介してハンバーガー50を持つこととなるので、指等が汚れることはない。図示のもののように、包囲材30がミシン目のような易破断線31を有している場合には、その箇所で包囲材30を容易に破断することができ、シート材1を一層容易に開くことができる。
本発明による包装材Aを用いた食品包装品Bは、包装した食品の周囲は前記包囲材30で囲まれる。包囲材30は外からよく見える状態となるで、包囲材30に適宜の模様や表品名等を印刷等により付けることにより、包装品Bをより魅力あるものとすることができる。また、包囲材30を、図示のもののように単に長方形ではなく、例えば包装後に上位となる側縁を直線以外の形状(例えば波打ち形状等)とすることよっても、魅力的な包装品とすることができる。
また、包囲材30の端部に係止部を形成することも必須でなく、ゴムバンド等で包装後に包囲材30を抑え付けることを予定する場合には、省略してもよい。係止部を設ける場合も、図示したものは係止部の一例であって、任意の係止部であってよい。
A…本発明による食品用の包装材、B…食品包装品、1…柔軟性のあるシート材、10…第1領域、11…矩形状の中央領域、P1〜P4…中央領域の角部、12…周囲領域、13a〜13d…重ね折り領域、14a〜14d…側壁領域、15a〜15d…山折りされる稜線、20…第2領域、21…第1領域と第2領域の接続線、22…第2領域の端縁、30…包囲材、31…易破断線、32…係止孔、33…差し込み部、34…切り欠き、50…包装しようとする食品(例えばハンバーガー)
Claims (7)
- 食品を被覆するための柔軟性のあるシート材からなる食品用の包装材であって、該シート材を介して包装した食品の外周を包囲するための前記シート材と比較して硬い材料からなる包囲材が該シート材の一端側に配置されていることを特徴とする食品用の包装材。
- 前記シート材は、前記包囲材を配置した一端側とは反対側の他端側から前記一端側に向けた所定幅の第1領域と、前記第1領域と前記包囲材との間の第2領域とを有しており、前記第1領域は包装時に包装すべき食品が置かれる中央領域とその周囲領域に区分けされており、かつ前記第1領域は、前記周囲領域が部分的に重ね折りした状態で平面状に折り畳まれた第1の状態と、折り畳んだ状態が開かれて前記周囲領域が立ち上がった姿勢となった第2の状態とを選択的に取り得るようになっていることを特徴とする請求項1に記載の食品用の包装材。
- 前記第2の状態における前記周囲領域が立ち上がった姿勢は、前記重ね折りした部分の折り込み線領域が持つ付勢力により形成されることを特徴とする請求項2に記載の食品用の包装材。
- 前記第2の状態における前記周囲領域が立ち上がった姿勢は、前記重ね折りした部分が部分的に接合されていて、それにより平面状に展開することが規制を受けることにより形成されることを特徴とする請求項2に記載の食品用の包装材。
- 前記第1領域における前記包装時に包装すべき食品が置かれる中央領域は矩形であり、前記第1の状態では、矩形の各角部を頂点とし内側に稜線がくるようにして周囲領域の一部が重ね折りされており、かつ、矩形の対向する2辺につながる2つの周囲領域部分は前記中央領域と同じ平面内にあり、他の対向する2辺につながる他の2つの周囲領域部分は前記中央領域の上に折り重なった姿勢となっていることを特徴とする請求項2に記載の食品用包装材。
- 前記重ね折りされた部分は接合された部分を有しており、前記中央領域の上に折り重なっている前記他の2つの周囲領域部分を開いた状態としたときに、前記接合された重ね折りされた部分に引きずられて前記平面内にあった2つの周囲領域部分が立ち上がった姿勢となり、それにより前記第2の状態が形成されることを特徴とする請求項5に記載の食品用の包装材。
- 前記包囲材には易破断線が形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の食品用の包装材。
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