JP7259271B2 - 紙容器 - Google Patents

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Description

本発明は、紙容器に関する。
従来の紙製容器は特許文献1に開示される。この紙製容器は一枚のシート状材を折り曲げて形成される。シート状材は、矩形の底壁部の四辺と連結した前後左右壁部と、隣接する壁部に連設された外部折畳片とを備えている。前後左右壁部を底壁部に対して折り曲げて立設させるとともに、外部折畳片を前後左右壁部の外部に折りたたむ。そして、折り畳まれた外部折畳片を対向する壁部の外面に接着することで紙製容器が形成される。
実用新案登録第3176852号公報
外部折畳片を外部に接着させることで外部折畳片と壁部とが重なる部分が壁部の外部に形成される。そのため、シート状材の状態で、外壁をなす部分が不連続となり、壁部の外面に図柄を形成することが困難な場合がある。特に、文字列や緻密な図柄では、壁部の外面に図柄を形成することの困難性が高くなる。
本発明は、胴体の外面に図柄を形成しやすい紙容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の紙容器は、筒状の胴部と、前記胴部の下面を閉じる底面部と、前記胴部および前記底面部により形成される有底筒状の収納部とを備える。前記紙容器は、耐水性および耐油性の少なくとも一方を有する紙シートで形成される。前記紙シートは、前記底面部を形成する多角形の底壁部と、前記底壁部の各辺と第1折り線を介して連設されて第1折り線の折り曲げにより立設して前記胴部を形成する複数の側壁部と、隣接する前記側壁部を連結する複数の連結部と、を備える。前記連結部は、第1連結片と、前記底壁部の頂点から延びる第2折り線で前記第1連結片と連結されて前記第1連結片よりも小さい第2連結片とを備える。前記第1連結片は、前記底壁部の頂点から延びる第3折り線を介して隣接する前記側壁部のうち一方の前記側壁部の側辺と連設する。前記第2連結片は、前記底壁部の頂点から延びる第4折り線を介して隣接する前記側壁部のうち他方の前記側壁部の側辺と連設する。前記連結部は、前記第2折り線、前記第3折り線および前記第4折り線の折り曲げにより前記第1連結片と前記第2連結片とが前記収納部の内側で重ねられるとともに前記第1連結片が他方の前記側壁部の内側に接触する。
このように構成することで、連結部を収納部の内部に配置するため、胴部の外面に重ね合わせが無くなる。これにより、胴部の外部に図柄を形成しやすい。また、重ね合わせによってずれが生じにくいため、緻密な図柄や文字列等、ずれが生じると意匠性が損なわれたり、内容が分からなくなったりする図柄を形成することが可能である。
また、連結部は、収納部の内部で胴部に接触して配置される。これにより、紙容器を収納部に挿入して重ねて配置する場合において、一方の紙容器の連結部が他方の紙容器と干渉しにくく、重ねて配置しやすい。また、一方の紙容器の連結部と他方の紙容器とが干渉しにくいため、他方の紙容器を一方の紙容器の収納部103の奥に挿入することが可能である。そのため、複数の紙容器を重ねて配置したときの外形を小さくすることができる。これにより、複数の紙容器を保管する場所を小さくできる。また、複数の紙容器の移動が容易になる。
上記構成の紙容器において、前記第1連結片の前記第2連結片と重なる部分以外の部分が他方の前記側壁部の内側に接着されてもよい。このようにすることで、連結部を収納部の内部に配置するとともに、各連結部を1点で接着することで、連結部と収納部に収納される紙容器の干渉を抑制できる。そのため、製造工程を減らすことが可能である。
上記構成の紙容器において、前記第1連結片と前記第2連結片とが接着されてもよい。このようにすることで、内部に収納される収納物品と直接接触しにくい部分を接着にて固定することで、紙容器を形成できる。そのため、接着剤として、水性エマルジョンの接着剤以外にも、ホットメルトを使用することが可能である。これにより、紙容器の内部に、水性エマルジョンの接着剤で接着が困難な樹脂フィルム層を積層することができる。つまり、作業工数を抑えつつ、紙容器を構成する材料として多くの選択肢から選択可能である。
上記構成の紙容器において、側壁部の両側辺に連設された2つの連結部において、連結部それぞれの第1連結片および第2連結片の位置は、側壁部を挟んで対称である。このようにすることで、紙シートを折り曲げるときに、折り曲げの方向が側壁部を挟んで対称となるので、折り曲げが容易になる。これにより、製造工程を簡略化できる。
上記構成の紙容器において、紙シートは、少なくとも内面に耐水性コートおよび耐油性コートの少なくとも一方を施した食品一次容器に使用可能な紙であってよい。このような、紙シートを用いることで、接着剤として水性エマルジョンの接着剤を用いることが可能である。
上記構成の紙容器において、前記紙シートは、耐水性を有する層、耐油性を有する層およびその両方を有する層の少なくとも1層を紙層の内側に積層した積層体であってよい。
本発明によると、胴体の外面に図柄を形成しやすい紙容器を提供することが可能である。
本発明にかかる紙容器の斜視図を示している。 図1に示す紙容器の蓋部を開いた状態を示す斜視図である。 紙容器を構成する紙シートの展開図である。 紙容器の組立途中の状態における連結部の近傍を拡大した図である。 第1連結片を側壁部に接着にて固定した状態の連結部の近傍を拡大した図である。
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明にかかる紙容器Aの斜視図を示している。図2は、図1に示す紙容器Aの蓋部104を開いた状態を示す斜視図である。図3は、紙容器Aを構成する紙シートPsの展開図である。
紙容器Aは一枚の紙シートPs(図3参照)を折り曲げて形成され、食品等の収納物品を収納する。紙シートPsは、食品からの水分および油分を外部に漏らしにくい性質、すなわち、耐水性および耐油性を備える。つまり、紙容器Aは、収納物品からの水分、油分等を外部に漏らしにくい容器である。
紙容器Aは筒状の胴部101の下面を底面部102(図1、図2等参照)により閉じられ、内容物を収納する有底筒状の収納部103が形成される。胴部101の上面は蓋部104により開閉される。底面部102は、矩形である。胴部101は対向する一対の側壁部2および対向する一対の側壁部3により形成される。蓋部104は各側壁部3の上端に連設される上面板5により形成される。
図2に示すように、隣接する側壁部2と側壁部3との間は連結部4により連結される。連結部4は、折り曲げて重ねられた後、側壁部3の内側に貼着される。以下の説明では、側壁部2を一方の側壁部、側壁部3を他方の側壁部として説明するが、逆であってもよい。
次に、紙シートPsの詳細について説明する。図3に示すように、紙シートPsは、底壁部1と、一対の側壁部2と、一対の側壁部3と、4つの連結部4と、一対の上面板5と、一対の上面フラップ6とを備える。また、紙シートPsは、複数の折り線(第1折り線L1~第6折り線L6)を備える。紙シートPsの折り線を山折りまたは谷折りして、紙容器Aが形成される。本実施形態において、「山折り」および「谷折り」は紙容器Aが組み立てられた状態、すなわち、図1に示す紙容器Aを外部から見た状態を基準としている。
図3に示す紙シートPsにおいて、複数の折り線を一点鎖線または破線で示しており、谷折りされる折り線は一点鎖線で、山折りされる折り線は破線で示す。なお、本実施形態では、折り線は、紙容器Aを構成する各部材の境界部分と重なる構成としているが、ずれていてもよい。折り線としては、例えば、紙シートPsの一方の面から突出するとともに他方の面から凹んだ形状を挙げることができるが、これに限定されない。
底壁部1は、矩形状であり底面部102を形成する。本実施形態では、底壁部1は正方形であるが、これに限定されない。例えば、底壁部1は、長方形、ひし形等の正方形以外の四角形であってもよいし、六角形、八角形等の四角形以外の多角形であってもよい。
底壁部1は、2対の対向する2辺を有する。底壁部1の一方の対向する2辺には側壁部2が第1折り線L1を介して連設される。底壁部1の他方の対向する2辺には、側壁部3が第1折り線L1を介して連設される。側壁部2および側壁部3は底壁部1の各辺から折り曲げにより立設して胴部101(図1、図2参照)を形成する。側壁部2および側壁部3は、同じ形状であり、ここでは、等脚台形である。側壁部2および側壁部3は、底壁部1と連設した辺と対向する辺が長く形成される。
このような構成とすることで、胴部101は、下部から上部に向かって傾斜した、いわゆる、テーパ形状となる。なお、側壁部2および側壁部3を矩形状とすることで、下部から上部に向かって外周が均一な筒形状とすることができる。また、逆に側壁部2および側壁部3の底壁部1と連設した辺と対向する辺を短くすることで、上部が下部に比べて小さいテーパ形状とすることも可能である。つまり、側壁部2および側壁部3の形状は底壁部1の形状に合わせるとともに、胴部101の形状に応じて適宜変更される。隣接する側壁部の隣接する辺の長さが同じであれば、形状は特に限定されない。例えば、底壁部1が正多角形の場合、全ての側壁部を同じ形状とできる。
上面フラップ6は、一対の側壁部3の各々の底壁部1と連設される辺と対向する辺に第6折り線L6を介して連設される。各側壁部3と連設された上面フラップ6は、ここでは、同じ形状であり、図3において底壁部1を挟んで鏡像の関係にある。なお、上面フラップ6は、同じ形状でなくてもよい。上面板5は、一対の側壁部2の各々の底壁部1と連設される辺と対向する辺に第5折り線L5を介して連設される。各側壁部2と連設された上面板5は同じ形状であり、図3において底壁部1の中心を挟んで点対称である。
上面板5の先端には、当接片51と、スリット52とが備えられている。当接片51は、上面板5の先端の一方側が上面板5に沿って突出している。すなわち、上面板5の先端は、中間部で段差が形成されている。スリット52は、当接片51の段差の入隅部から上面板5の内部に向かって延びている。
つまり、紙容器Aは、一対の上面板5を備える(図2参照)。そして、一対の上面板5の当接片51を他方の上面板5の上に配置するとともに、スリット52同士を他方のスリット52に挟むことで、蓋部104(図1参照)を閉じた状態が保持される。
連結部4は、隣接する側壁部2と側壁部3との間に配されて、隣接する側壁部2と側壁部3とを連結する。連結部4は、第1連結片41と、第2連結片42とを備える。第1連結片41と第2連結片42とは、底壁部1の頂点から外側に延びる第2折り線L2を介して連設される。第1連結片41および第2連結片42とは、いずれも楔形である。
第2連結片42は、第1連結片41に比べて小さい。そのため、第2連結片42は、第1連結片41の第2連結片42と隣接する辺の一部と第2折り線L2を介して連設される。図3に示す紙シートPsでは、第2折り線L2の延長線上に、第1連結片41の第2連結片42と隣接する辺が形成されている。第1連結片41および第2連結片42の底壁部1に隣接した角部の角度は、同じ角度である。これにより、連結部4を第2折り線L2で折り曲げたとき、第2連結片42は第1連結片41の一部と重ねることができる。
なお、本実施形態の紙容器Aでは、第1連結片41および第2連結片42は、三角形であるが、これに限定されない。第2連結片42として、第2折り線L2で折り曲げたときに第2連結片42が第1連結片41の一部と重なるとともに、第1連結片41が側壁部3と直接接触できる形状を広く採用できる。このとき、第1連結片41は、側壁部3の内部に収まる形状を広く採用できる。第1連結片41および第2連結片42の形状としては、例えば、扇形等であってもよい。
第1連結片41は、側壁部2と底壁部1の頂点から延びる第3折り線L3を介して連設される。第1連結片41の1つの辺は、側壁部2の側辺と同じ長さに形成される。つまり、第1連結片41は側壁部2の側辺の全長に亘って、第3折り線L3を介して側壁部2と連設される。なお、本実施形態では、第1連結片41は、側壁部2の側辺よりも短くてもよい。この場合も第1連結片41は、第2連結片42よりも大きい。
第2連結片42は、側壁部3と底壁部1の頂点から延びる第4折り線L4を介して連設される。第2連結片42の1つの辺は、側壁部3の側辺より短い。つまり、第2連結片42は、側壁部3の底壁部1の頂点と接する側から一定の長さの範囲で、第4折り線L4を介して側壁部3と連設される。図3に示すように、第4折り線L4は、側壁部3の側辺と重なっている。換言すると、第4折り線L4の延長線は、側壁部3の側辺と重なる。
なお、第4折り線L4の長さは、長すぎると、第1連結片41の接着部分を確保しにくくなるし、後述する復元力が高くなりすぎる。短すぎると、収納部103の下部の水分および油分等が漏れにくい領域の底面部102からの高さが低くなり、水分、油分等が外部に漏れやすくなる。そのため、第4折り線L4の長さとしては、例えば、側壁部3の側辺の半分~1/3程度であることが好ましい。
また、第4折り線L4の長さは、収納物品によって決定されてもよい。例えば、収納物品に含まれる水分、油分等の量、収納物品から滲み出す水分、油分等の量に応じて決定されてよい。
図3に示すように、側壁部2の両側に配置された連結部4それぞれの第1連結片41および第2連結片42の位置は、側壁部2を挟んで対称である。また、側壁部3の両側に配置された連結部4それぞれの第1連結片41および第2連結片42の位置は、側壁部3を挟んで対称である。このようにすることで、紙シートPsを折り曲げて紙容器Aを形成するときに、力を対称にかけることができるため、折り曲げやすい、すなわち、製造が容易である。
図3に示すように、底壁部1、側壁部2、側壁部3、第1連結片41および第2連結片42は、いずれも、底壁部1の頂点と隣接する。そのため、第1折り線L1、第2折り線L2、第3折り線L3および第4折り線L4の底壁部1の頂点の周辺には、隙間が形成されない。
次に、連結部4の折り曲げについて、図面を参照して説明する。図4は、紙容器Aの組立途中の状態における連結部4の近傍を拡大した図である。図5は、第1連結片41を側壁部3に接着にて固定した状態の連結部4の近傍を拡大した図である。
図3に示す紙シートPsにおいて、第1折り線L1を山折りして一対の側壁部2および一対の側壁部3を底壁部1に対して立設させる。このとき、連結部4において第2折り線L2を谷折りするとともに、第3折り線L3および第4折り線L4を山折りする(図4参照)。これにより、第2連結片42が第1連結片41に隠れるように重ねられる。
そして、第1連結片41の第2連結片42と重なっていない部分、すなわち、第1連結片41の上部が、側壁部3に接着剤にて接着される(図2、図5等参照)。このとき、隣接する側壁部2と側壁部3の側辺同士が重なる。これにより、胴部101が形成される。紙シートPsにおいて、底壁部1と、側壁部2および側壁部3とは一体的に形成されているので、胴部101が形成されると同時に、胴部101の下部には底面部102が連設される。これにより、有底筒状の収納部103が形成される。
すなわち、紙容器Aでは、第1折り線L1、第3折り線L3および第4折り線L4を山折り、第2折り線L2を谷折りすることで、一対の側壁部2と一対の側壁部3とで筒状の胴部101が形成され、胴部101の下部に底面部102が連設された有底筒状の収納部103が形成される。
上述したとおり、紙シートPsは、耐水性および耐油性を備える。また、紙シートPsにおいて、底壁部1、側壁部2、側壁部3、第1連結片41および第2連結片42は、いずれも、底壁部1の頂点と隣接する。いずれも底壁部1の頂点から延びる第2折り線L2、第3折り線L3および第4折り線L4にて連結部4を折り畳むことで、連結部4は、第2連結片42が、第1連結片41と側壁部3とに重ねて折り畳まれる、いわゆる、ウォータタイト貼りされる。これにより、紙容器Aは、少なくとも底面部102から第4折り線L4の上端までの間の水分、油分が外部に漏れにくくなる。なお、このことを示すために、紙容器Aを組み立てたときに、第4折り線L4の上端の位置を示す線(不図示)を側壁部2および側壁部3に形成してもよい。
そして、収納部103に収納物品を収納した後、第6折り線L6を山折りする。これにより、収納部103の上面のうち、側壁部3の上部との隙間が覆われる。そして、第5折り線L5を山折りして、上面板5で収納部103の上面を覆う。また、上面板5によって収納部103の側壁部2の上部との隙間が覆われる。以上のようにして、紙容器Aは、形成される。
図2等に示すように、本実施形態の紙容器Aでは、折り返しによってウォータタイト貼りされる連結部4が、胴部101の内側に配置される。そのため、胴部101および底面部102の外面が、平滑な面で形成される。そのため、紙容器Aは、胴部101および底面部102に表示された文字、画像との図柄が分断されにくい。これにより、紙容器Aの胴部101に形成される図柄を形成しやすい。また、分断されることによる図柄のずれを抑制できるため、図柄の選択肢が多くなる。そのため、紙容器Aの外面の意匠性を高めることが可能である。
組み立てられた紙容器Aは重ねて配置される。このとき、紙容器Aは、蓋部104を開いた状態とし、収納部103の上面から次の紙容器Aの底面部102が収納部103の内部に収納される。すなわち、重ねて配置された2つの紙容器Aにおいて、一方の紙容器Aは他方の紙容器Aの収納部103の内部に一部が収納された状態で配置される。なお、紙容器Aを配置する場合、上下を反転させて配置する場合もあるが、同様に一方の紙容器Aの収納部103の内部に他方の紙容器Aの一部を収納して重ねて配置される。
本実施形態にかかる紙容器Aにおいて、胴部101の内側に折り曲げられた連結部4は、第1連結片41の上部が側壁部3に接着される。そのため、連結部4は浮きあがりにくく、紙容器Aを重ねて配置したとしても、収納部103に収納された紙容器Aと連結部4とが干渉しにくい。このことから、紙容器Aは、重ねて配置しやすい。さらに、収納部103に収納される紙容器Aを収納部103の奥に挿入することが可能である。これにより、収納物を収納する装置等において、複数の紙容器Aを予め用意する場合に、複数の紙容器Aを小さい空間に収納することが可能である。また、複数の紙容器Aを重ねたときに小型に収納できるため、複数の紙容器Aの移動が容易である。
本実施形態の紙容器Aに収納する収納物品は、特に限定されないが、食品が収納される場合がある。このような収納物品には、水分を含む食品が含まれる。また、油分を含む食品も考えられる。さらに、喫食前にソース等の液状の物質を別途かける食品も考えられる。
このような、水分、油分を含む食品や液状の物質をかける食品の場合、水分、油分あるいは液状成分等が液体として収納部103の下部に溜まる。このような、液体が外部に漏れるのを抑制するため、本実施形態の紙容器Aを形成する紙シートPsとして、耐水性および耐油性の少なくとも一方を備えた紙を用いている。
紙シートPsとして、例えば、食品一次容器に使用可能な紙であって、少なくとも紙容器Aの内面となる面に、耐水性および耐油性の少なくとも一方を備えたコーティングを施した紙を採用できる。耐水性および耐油性の少なくとも一方を備えたコーティングの厚みは、例えば、数μmである。また、食品一次容器に使用可能な紙であって、紙自体に耐水性および耐油性の少なくとも一方を備える紙を用いてもよい。このような、紙自体に耐水性および耐油性の少なくとも一方を備える紙を用いる場合、上述のコーティングを省略してもよい。また、耐水性または耐油性の一方を備える紙の場合、他方のコーティングを施してもよい。
このような、耐水性および耐油性の少なくとも一方を備えたコーティングを施した紙または耐水性および耐油性の少なくとも一方を備えた紙を用いる場合、食品と接触しても食品の品質を低下させない水性エマルジョンの接着剤で接着可能である。そのため、このような紙で形成した紙容器Aにおいて、例えば、高温の食品をの湯気や油が上方に上がっても、食品の品質の維持が容易である。
すなわち、上述のような紙またはコーティングを施した紙で構成した紙容器Aは、収納部103の下部に水分および(または)油分が溜まりやすい食品、収納部103の上部の接着部分に水分および(または)油分が到達しやすい食品等の収納に向いている。このような条件を満たす食品としては、例えば、米飯、ピラフ、炒飯、から揚げ、ポテトフライ等、それ自体高温であるとともに、水分および(または)油分を含むものを挙げることができる。
また、紙シートPsとして、紙層を基材層として紙層の紙容器Aの内面となる側に耐水性および耐油性を有する樹脂フィルム層を積層した積層体を用いることも可能である。樹脂フィルム層としては、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)を挙げることができる。これらの樹脂フィルム層の層厚は、例えば、数μm~十数μmである。
これらの樹脂フィルム層は、水性エマルジョンの接着剤で接着することは困難である。そこで、樹脂フィルム層を含む積層体の紙シートPsを用いる場合、第1連結片41と側壁部3との接着にはホットメルトを用いる。
ホットメルトを食品と接触させるのは好ましくない。つまり、ホットメルトで接着された接着部には水、油等が付着しないことが好ましい。このような条件を満たす食品としては、例えば、果物、野菜、菓子等を挙げることができる。
なお、本実施形態では、第1連結片41を側壁部3の内面に接着しているものを挙げているが、これに限定されない。たとえば、ステープラー等の締結具を用いて、固定してもよい。また、側壁部3に貫通する孔を設けておき、第1連結片41の一部をその孔に挿入するような構成であってもよい。これら以外にも、第1連結片41を側壁部3の内部に固定できる方法を広く採用できる。
<第2実施形態>
本発明にかかる紙容器の他の例について説明する。第1実施形態の紙容器Aでは、第1連結片41を側壁部3の内面に接着させて、連結部4を固定していた。しかしながら、紙シートPsとして、内面に樹脂フィルム層を備えた積層体を用いる場合、接着剤としてホットメルトを用いる必要がある。ホットメルトと食品とを接触させることは好ましくない。そこで、本実施形態の紙容器Aでは、第2折り線L2で折り曲げたとき、第1連結片41と第2連結片42の各々対向する面を接着剤で接着する。
紙容器Aでは、第1連結片41を第3折り線L3で山折りし、第2連結片42を第4折り線L4で山折りして、胴部101を形成する。第1連結片41には、元の形状に戻ろうとする復元力が作用する。この復元力は、第1連結片41と側壁部2との連設部分(第3折り線L3)に発生する。同様に、第2連結片42には、元の形状に戻ろうとする復元力が作用する。この復元力は、第2連結片42と側壁部3との連設部分(第4折り線L4)に発生する。
紙容器Aにおいては、第1連結片41に作用する復元力は、第1連結片41を側壁部3に押し付ける方向に作用する。また、第2連結片42に作用する復元力は、第2連結片42を側壁部2に押し付ける方向に作用する。そのため、第1連結片41と第2連結片42を重ねて接着した場合、第1連結片41に作用する復元力と第2連結片42に作用する復元力は互いに打ち消す方向に作用する。そして、第3折り線L3が、第4折り線L4に比べて長い。このことから、第1連結片41に作用する復元力は第2連結片42に作用する復元力よりも大きい。そのため、連結部4では、第1連結片41と第2連結片42とを接着した場合、第1連結片41が側壁部3に接触する方向に変形しやすい。そのため、連結部4が胴部101の内側に浮き上りにくい。
紙容器Aは、重ねて配置される。このとき、紙容器Aは、蓋部104を開いた状態で、収納部103の上面から次の紙容器Aの底面部102が収納部103の内部に収納される。すなわち、重ねて配置された2つの紙容器Aにおいて、一方の紙容器Aは他方の紙容器Aの収納部103の内部に一部が収納された状態で配置される。なお、紙容器Aを配置する場合、上下を反転させて配置する場合もあるが、同様に一方の紙容器Aの収納部103の内部に他方の紙容器Aの一部を収納して重ねて配置される。
本実施形態にかかる紙容器Aでは、胴部101の内側に折り曲げられた連結部4の第1連結片41が復元力によって側壁部3に押し付けられている。これにより、連結部4が収納部103の内部に浮きあがりにくい。そのため、収容部103の内部に配置された連結部4と、次に重ねられる紙容器Aの胴部101とが干渉しにくい。このことから、紙容器Aを重ねて配置することが容易になる。また、連結部4が側壁部3に押し付けられていることで、収納物品を収納しやすい。
例えば、紙容器Aへの収納物品の収納は自動化された装置で行われる場合が多い。このような収納物品を収納する装置等において、紙容器Aは予め組み立てられた状態で待機している。上述のように、複数の紙容器Aを重ねて配置することで、装置の紙容器Aを収容する空間を小さくできる。そのため、装置自体を小さくできるとともに、複数の紙容器Aの移動が容易である。
本実施形態の紙容器Aでは、第1連結片41と第2連結片42とを接着している。そして、第2連結片42よりも大きい第1連結片41が側壁部3の内面に押し当てられるため、第2連結片42は、収納部103に対して第1連結片41の背後に隠れる。つまり、第1連結片41と第2連結片42との接着部分は、第1連結片41によって隠される。そして、第1連結片41と第2連結片42とが接着される面は、紙シートPsの胴部101の外面を形成する面と同じ面であり、水分や油分が付着しても、接着剤が食品に付着しにくい。
そのため本実施形態のように、第1連結片41と第2連結片42とを直接接着した紙容器Aでは、ホットメルトを用いて接着を行った場合でも、水分や油分が多く、その水分や油分が接着剤に到達するような食品を収納物品として収納可能である。このような食品としては、例えば、米飯、ピラフ、炒飯、から揚げ、ポテトフライ等、それ自体高温であるとともに、水分および(または)油分を含むものを挙げることができる。
なお、これ以外の特徴については、第1実施形態と同じである。
以上示した紙容器Aは、筒状の胴部101と、胴部101の下面を閉じる底面部102と、胴部101および底面部102により形成される有底筒状の収納部103とを備える。紙容器Aは、耐水性および耐油性の少なくとも一方を有する紙シートPsで形成される。紙シートPsは、底面部102を形成する多角形の底壁部1と、底壁部1の各辺と第1折り線L1を介して連設されて第1折り線L1の折り曲げにより立設して胴部101を形成する複数の側壁部2、3と、隣接する側壁部2および3を連結する複数の連結部4と、を備える。連結部4は、第1連結片41と、底壁部1の頂点から延びる第2折り線L2で第1連結片41と連結されて第1連結片41よりも小さい第2連結片42とを備える。第1連結片41は、底壁部1の頂点から延びる第3折り線L3を介して隣接する側壁部のうち一方の側壁部2の側辺と連設する。第2連結片42は、底壁部1の頂点から延びる第4折り線L4を介して隣接する側壁部のうち他方の側壁部3の側辺と連設する。連結部4は、第2折り線L2、第3折り線L3および第4折り線L4の折り曲げにより第1連結片41と第2連結片42とが収納部103の内側で重ねられるとともに第1連結片41が他方の側壁部3の内側に接触する。
このように構成することで、連結部4は、収納部103の内部で胴部101に接触して配置される。これにより、紙容器Aを収納部103に挿入して重ねて配置する場合において、一方の紙容器Aの連結部4が他方の紙容器Aと干渉しにくく、重ねて配置しやすい。また、一方の紙容器Aの連結部4と他方の紙容器Aとが干渉しにくいため、他方の紙容器Aを一方の紙容器Aの収納部103の奥に挿入することが可能である。そのため、複数の紙容器Aを重ねて配置したときの外形を小さくすることができる。これにより、例えば、複数の紙容器Aを保管する場所を小さくできる。また、複数の紙容器Aの移動が容易になる。
さらに、連結部4を収納部103の内部に配置するため、胴部101の外面に重ね合わせが無くなる。これにより、胴部101の外部に図柄を形成しやすい。また、重ね合わせによってずれが生じにくいため、緻密な図柄や文字列等、ずれが生じると意匠性が損なわれたり、内容が分からなくなったりする図柄を形成することが可能である。
上述した紙容器Aは、第1連結片41の第2連結片42と重なる部分以外の部分が他方の側壁部3の内側に接着されてもよい。このようにすることで、連結部4を収納部103の内部に配置するとともに、各連結部4を1点で接着することで、連結部4と収納部103に収納される紙容器Aの干渉を抑制できる。そのため、製造工程を減らすことが可能である。
上述した紙容器Aは、第1連結片41と第2連結片42とが接着されてもよい。このようにすることで、内部に収納される収納物品と直接接触しにくい部分を接着にて固定することで、紙容器Aを形成できる。そのため、接着剤として、水性エマルジョンの接着剤以外にも、ホットメルトを使用することが可能である。これにより、紙容器Aの内部に、水性エマルジョンの接着剤で接着が困難な樹脂フィルム層を積層することができる。つまり、作業工数を抑えつつ、紙容器Aを構成する材料として多くの選択肢から選択可能である。
上述した紙容器Aは、側壁部2または3の両側辺に連設された2つの連結部4において、連結部4それぞれの第1連結片41および第2連結片42の位置は、側壁部2または3を挟んで対称である。このようにすることで、紙シートPsを折り曲げるときに、折り曲げの方向が側壁部2および側壁部3を挟んで対称となるので、折り曲げが容易になる。これにより、製造工程を簡略化できる。
上述した紙容器Aは、紙シートPsは、少なくとも内面に耐水性コートおよび耐油性コートの少なくとも一方を施した食品一次容器に使用可能な紙であってよい。このような、紙シートを用いることで、接着剤として水性エマルジョンの接着剤を用いることが可能である。
上述した紙容器Aは、紙シートPsは、耐水性を有する層、耐油性を有する層およびその両方を有する層の少なくとも1層を紙層の内側に積層した積層体であってよい。
本発明によると、調理されて水分および(または)油分の多い食品または果物等の水分の多い食品あるいはソース等の液体をかける食品を収納する紙容器に利用することができる。
Ps 紙シート
A 紙容器
101 胴部
102 底面部
103 収納部
104 蓋部
1 底壁部
2 側壁部
3 側壁部
4 連結部
41 第1連結片
42 第2連結片
5 上面板
51 当接片
52 スリット
6 上面フラップ
L1 第1折り線
L2 第2折り線
L3 第3折り線
L4 第4折り線
L5 第5折り線
L6 第6折り線

Claims (5)

  1. 筒状の胴部と、前記胴部の下面を閉じる底面部と、前記胴部および前記底面部により形成される有底筒状の収納部とを備え、耐水性および耐油性の少なくとも一方を有する紙シートで形成される紙容器であって、
    前記紙シートは、
    前記底面部を形成する多角形の底壁部と、
    前記底壁部の各辺と第1折り線を介して連設されて前記第1折り線の折り曲げにより立設して前記胴部を形成する複数の側壁部と、
    隣接する前記側壁部を連結する複数の連結部と、を備え、
    前記連結部は、
    第1連結片と、前記底壁部の頂点から延びる第2折り線で前記第1連結片と連結されて前記第1連結片よりも小さい第2連結片とを備え、
    前記第1連結片は、前記底壁部の頂点から延びる第3折り線を介して隣接する前記側壁部のうち一方の側壁部の側辺と連設し、
    前記第2連結片は、前記底壁部の頂点から延びる第4折り線を介して隣接する前記側壁部のうち他方の側壁部の側辺と連設し、
    前記第1連結片と第2連結片とが接着され、
    前記第4折り線の長さは前記第3折り線の長さの1/3以上半分以下であり、
    前記連結部は、前記第2折り線、第3折り線および第4折り線の折り曲げにより前記第1連結片と前記第2連結片とが前記収納部の内側で重ねられるとともに前記第1連結片が前記他方の側壁部の内側に接触することを特徴とする紙容器。
  2. 前記第1連結片の前記第2連結片と重なる部分以外の部分が前記他方の側壁部の内側に接着される請求項1に記載の紙容器。
  3. 前記側壁部の両側辺に連設された2つの前記連結部において、前記連結部それぞれの前記第1連結片および前記第2連結片の位置は、当該側壁部を挟んで対称である請求項1または請求項2に記載の紙容器。
  4. 前記紙シートは、少なくとも内面に耐水性コートおよび耐油性コートの少なくとも一方を施した食品一次容器に使用可能な紙である請求項1から請求項のいずれかに記載の紙容器。
  5. 前記紙シートは、耐水性を有する層、耐油性を有する層およびその両方を有する層の少なくとも1層を紙層の内側に積層した積層体である請求項1から請求項のいずれかに記載の紙容器。
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