JP4987944B2 - 非水電解質二次電池 - Google Patents

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Description

本発明は、非水電解質二次電池に関し、特に、非水電解質を補充することができる非水電解質二次電池に関する。
リチウムイオン二次電池などの非水電解質二次電池は、高電圧、高エネルギ密度を有し、且つ貯蔵性、耐漏洩性などの信頼性に優れている。このため、非水電解質二次電池は、携帯電話やノートパソコン等の小型の電源として既に実用化されており、さらに自動車用途や電力貯蔵用途などの中・大型用途においても、適用が試みられている。
リチウムイオン二次電池の正極活物質としては、二硫化チタン、五酸化バナジウムおよび三酸化モリブデンをはじめとしてリチウムコバルト複合酸化物、リチウムニッケル複合酸化物およびスピネル型リチウムマンガン酸化物等の一般式LixMO2(ただし、Mは一種以上の遷移金属)で表される種々の化合物が挙げられる。
リチウムイオン二次電池の負極活物質としては、金属リチウムやリチウムを含む合金をはじめとしてリチウムの吸蔵・放出が可能な炭素材料等の種々のものが挙げられる。特に、炭素材料を使用すると、サイクル寿命の長い電池が得られ、かつ安全性が高いという利点がある。
リチウムイオン二次電池の非水電解質には、一般にエチレンカーボネートやプロピレンカーボネートなどの高誘電率の溶媒とジエチルカーボネートなどの低粘度溶媒との混合系溶媒に、LiPF6やLiBF4等の支持塩を溶解させた電解液が使用されている。
これまでリチウムイオン二次電池は、密閉式であって充放電サイクル寿命も長い為、所定の回数使用し、その放電容量が著しく低下した場合には、電池の寿命が尽きたと判断し、これを廃棄処分にしている。そして、廃棄処分にされたリチウムイオン二次電池は、リサイクルするために回収され、利用可能な材料は抽出されて再利用されている。
しかしながら、電池を構成する材料の100%を再利用するのは難しく、寿命の尽きた電池の有効な利用方法の創出が求められている。また、上述のような中・大型用途のリチウムイオン二次電池の場合、10〜20年単位の寿命と数千〜数万サイクルの充放電サイクル寿命が必要とされる場合があるが、このような長寿命を従来の電池構成で可能にするのは困難である。
これらに対応して、例えば、特許文献1では、充放電サイクルの繰り返しにより放電容量が低下したリチウムイオン二次電池に新しい非水電解質を補充することによって放電容量を回復させるべく、電池容器に注入口栓を設けたリチウムイオン二次電池が提案されている。
特開2001−210309号公報
しかしながら、非水電解質は低湿度環境下で取り扱う必要があり、たとえば、湿度管理されたグローブボックス等の設備内で再注液する必要がある。このため、一般的に、リチウムイオン二次電池に非水電解質を補充するにあたって、上記設備内にリチウムイオン二次電池を移動させる必要があり、操作が煩雑になるという問題がある。
これまでの携帯やパーソナルコンピュータに用いられる小型のリチウムイオン二次電池に比べ、中・大型で長寿命化を目指す電力貯蔵用や自動車用などのリチウムイオン二次電池においては、液枯れによる容量保持率の低下は大きな問題であり、無視できない。
また、電力貯蔵用途や自動車用途に用いられるリチウムイオン二次電池は大型であるため、グローブボックス等の設備内での作業が困難な場合、あるいは、グローブボックス内への搬入が困難な場合がある。このため、低湿度環境下での中・大型リチウムイオン二次電池への非水電解質の注液が困難になるという問題がある。
そこで、本発明の目的は、簡便に、非水電解質を低湿度環境下で補充することができる非水電解質二次電池を提供することを目的とする。
本発明は、正極、負極、セパレータ、および非水電解質を有する発電部を収容する収容室、収容室と連通する開口部、および開口部を介して収容室と連通し、補充用の非水電解質を収容するための副収容室を有する収容体と、収容体の外側から開口部への着脱が自在となるように構成されている栓体と、を備える非水電解質二次電池である。
上記非水電解質二次電池は、副収容室を区画する収容体の部分に、副収容室と収容体の外部とを連通させる副開口部が形成されており、栓体の一部が開口部に着脱自在に嵌合され、栓体の他の一部が副開口部を貫通して収容体の外側に露出していることが好ましい。
また、本発明の非水電解質二次電池において、開口部と副開口部が対向することが好ましい。
また、本発明の非水電解質二次電池において、開口部を区画する収容体の部分と栓体とが螺着していることが好ましく、さらに、副開口部を区画する収容体の部分と栓体とが螺着していることが好ましい。
また、本発明の非水電解質二次電池において、副収容室を区画する収容体の部分に、収容体の外側から副収容室に補充用の非水電解質を注入するための補給部が形成されていることが好ましい。
また、本発明の非水電解質二次電池において、補給部は、副収容室と連通して副収容室と収容体の外側とを連通させる補給口部と、補給口部に着脱自在に嵌合する補給口用栓体とを有することが好ましい。
また、本発明の非水電解質二次電池において、補給口部を区画する収容体の部分と補給用栓体とが螺着していることが好ましい。
本発明によれば、簡便に、非水電解質二次電池に対して、非水電解質を低湿度環境下で補充することができる。
したがって、たとえば、非水電解質二次電池を使用する電気自動車(HEV、EVなど)の車検時に、簡便に非水電解質を低湿度環境下で補充できるため、車検工場での電池の再生利用が可能となる。また、たとえば、太陽光発電や風力発電における蓄電システムで使用される非水電解質二次電池について、該非水電解質二次電池を工場内に回収することなく、現地での再生利用が可能となる。さらには、非水電解質を補充するにあたって、グローブボックスやドライルームといった特殊な設備や装置を使用する必要がなく、車検工場、太陽光発電場および風力発電場において、施工業者などが通常使用する冶具、工具などで作業を行うことができる。
実施の形態に係る非水電解質二次電池の断面図である。 栓体が備えるシール部材の形状を説明するための図である。 図1の非水電解質二次電池を製造する工程を示す図である。 実施の形態に係る非水電解質二次電池における補充用非水電解質の注入動作を説明するための図である。 補給部を備える非水電解質二次電池の断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態においては、同一または対応する部分について同一の符号を付し、その説明は繰り返さないことにする。本実施の形態では、積層角型のリチウムイオン二次電池を用いる。
<非水電解質二次電池の構成>
図1は、本実施の形態に係る非水電解質二次電池の断面図である。
図1において、非水電解質二次電池であるリチウムイオン二次電池100は、筐体としての収容体101を備える。収容体101内には、収容室102、該収容室102と連通する開口部108、該開口部108を介して収容室102と連通する副収容室109が区画されている。収容室102と副収容室109とを連通させる開口部108は栓体110によって閉塞されており、収容室102から隔絶された副収容室109には、補充用の非水電解質111が収容されている。
上述の収容室102には、正極103、セパレータ104および負極105がこの順に複数積層されて収容され、非水電解質106が充填されている。なお、正極103、セパレータ104、負極105および非水電解質106は発電部107を形成する。
各正極103および各負極105は、それぞれ、収容室102内の不図示の正極集電リードおよび負極集電リードに接続されている。正極集電リードおよび負極集電リードのそれぞれの一部は収容体101の外側に突出するように形成されており、この突出する部分がそれぞれリチウムイオン二次電池の正極端子および負極端子となる。
正極103は、正極活物質材料が集電体表面に形成された構成を有する。正極活物質材料としては、リチウムイオン二次電池で一般的に用いられる、リチウムと遷移金属との複合酸化物を使用することができる。リチウムと遷移金属との複合酸化物の型として、スピネル型、NASICON型及びオリビン型等がある。なかでも、オリビン型構造を有するLiMPO4(ただし、Xは正の数、Mは1種以上の遷移金属である。)で表されるリチウム遷移金属酸化物は、リチウムイオン二次電池の充電時の熱安定性が高い。このため、本実施の形態において、安全性を特に高くする必要がある大容量のリチウムイオン二次電池を用いる場合には、正極103の材料として、オリビン型構造を有する化合物を用いることが好ましい。さらに具体的には、非水電解質の分解が少なく、安定性の高いリン酸鉄リチウムを用いることが好ましい。
セパレータ104は、正極103と負極105とを隔離して内部短絡を防止するとともに、電解液である非電解質を保持して正負極間のイオン伝導性を保つ役割をもつ。セパレータ104の材料としては、ポリエチレン、ポリプロリレンなどのポリオレフィン系の微多孔膜を用いることができる。
負極105は、負極活物質材料が集電体表面に形成された構成を有する。負極活物質材料としては、リチウムイオン二次電池で一般的に用いられる材料を用いることができる。とくに、可逆性に優れたグラファイトなどの炭素系材料を用いることが好ましい。
非水電解質106,111は、リチウムイオン導電体である非水系の有機溶媒とリチウム塩からなる電解液であり、たとえば、エチレンカーボネート、ジエチルカーボネートなどにLiPF6を溶解させたものを用いることができる。なお、電解液は粘度を有していてもよい。
上述の開口部108を閉塞する栓体110は、収容体101の外側から開口部108への着脱が自在となるような構成であれば良い。たとえば、図1に示すように、栓体110の一部である軸部110aが開口部108を閉塞し、栓体110の他の一部である頭部110bが収容体101の外側に露出するように構成することができる。この場合、栓体110の頭部110bを図中上方に移動させることによって栓体110を開口部108から容易に取り外すことができ、取り外した栓体110を図中下方に移動させることにより開口部108に容易に挿入することができる。
また、図1のように頭部110bを収容体101の外部に露出する場合、収容体101の副収容室109を区画する部分に、副開口部112を形成する必要があるが、副開口部112と開口部108とが対向していることが好ましい。たとえば、副開口部112が副収容室109を区画する収容体101の側面にあって副開口部112と開口部108とが対向しない場合には栓体110の形状が複雑になり、好ましくない。
開口部108を区画する収容体101の部分(以下、「開口壁部」という。)の形状および開口壁部と連結する栓体110の部分の形状は特に制限されず、収容室102を副収容室109から隔絶できるように連結する形状であればよい。たとえば、図1に示すように、開口壁部および栓体110のそれぞれの互いに接する位置に、螺旋形状の溝が形成されていることが好ましい。開口壁部および栓体110がそれぞれ螺旋形状の溝を有していることにより、互いに螺着することができ、収容室102を副収容室109から容易に隔絶することができる。また、開口壁部および栓体110は、螺旋形状の溝のかわりに斜めの溝を有していても良く、互いに着脱可能に密接に嵌合する形状であればよい。
また、栓体110の一部が副開口部112を貫通して収容体101の外側に露出する場合にも、副開口部112を区画する収容体101の部分(以下、「副開口壁部」という。)の形状および副開口壁部と連結する栓体110の部分の形状は特に制限されず、副収容室109を外部から隔絶できるように連結する形状であればよい。たとえば、図1に示すように、副開口壁部および栓体110のそれぞれの互いに接する位置に、螺旋形状の溝が形成されていることにより、互いに螺着することができ、副収容室109を外部から容易に隔絶することができる。また、副開口壁部は、螺旋形状の溝のかわりに斜めの溝を有していても良く、互いに密接に着脱可能に嵌合する形状であればよい。
また、この場合、リチウムイオン二次電池100において、副収容室109の気密性を高めるために、栓体110と副開口部112との隙間を埋めるためのシール部材を備えることが好ましい。たとえば、図2(a)および(b)に示すように、栓体110の頭部110bと軸部110aとが連結する部分に、O−リング形状または矩形状のシール部材200を備えることができる。また、収容体101の外面側の表面であって副開口部112の近傍にシール部材を備えてもよい。なお、リチウムイオン二次電池100において、栓体110と開口部108との隙間を埋めるためのシール部材200を備えても良い。
シール部材200としては、有機電解液に耐える材料、例えばポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、PPとPEの共重合体、スチレンブタジエンゴム、エチレンプロピレンジエンモノマー、ブチルゴム、シリコンゴム、フッ素樹脂含有ゴム、ポリテトラフルオロエチレン製テフロン(登録商標)シールテープ等が好ましい。
ここで、収容体101は、開口部108および/または副開口部112が形成される各面の面積を8cm2以上とすることが好ましい。収容体101の開口部108および/または副開口部112が形成される各面の面積が8cm2未満の場合、開口部108、副開口部112および栓体110を非常に小さくしなければならず、コストの面でも、注入動作の作業性の面からも好ましくない。また、開口部108および/または副開口部112が形成される面の面積が8cm2未満の場合、収容体101が充分な強度を保てないことも考えられる。開口部108および/または副開口部112が形成される面の面積を10cm2以上とすることがさらに好ましい。
より具体的には、本実施の形態のように、収容体101が角型の場合、収容体101の開口部108および/または副開口部112が形成される面のそれぞれの両辺が、少なくとも1cm以上であることが好ましい。また、収容体101が円筒型の場合、収容体101の開口部108および/または副開口部112が形成される面のそれぞれの直径が、少なくとも1cm以上であることが好ましい。また、収容体101の材料は特に限定されず、たとえば、鉄、鉄にニッケルメッキを施したもの、ステンレススチール、アルミニウムを用いることができる。
開口部108および/または副開口部112と栓体110が互いに羅着する場合、開口部108および/または副開口部112を形成する部分の収容体101の部材の厚さ、すなわち、開口壁部および/または副開口壁部の厚さは1.5mm以上であることが好ましい。開口壁部および/または副開口壁部の厚みが1.5mm未満の場合、開口部108および/または副開口部112に対して螺子形状の栓体110が確実に螺着されることができず、収容室102の気密状態、副収容室109の気密状態を保つことができないおそれがある。
ここで、通常、リチウムイオン二次電池においては、過充電時や高温状態において、電池内圧が上昇した場合、電池の爆発等の危険を避けるために、電池内圧を開放するための安全弁が設けられている。このため、リチウムイオン二次電池100が安全弁を備えている場合に、安全弁が作動するまでに栓体110が開口部108から外れないようにする必要がある。したがって、安全弁を設けた場合には、開口部108を閉塞する栓体110の耐圧が安全弁の動作圧以上となるように構成する。なお、ここでの耐圧とは、栓体110が開口部108からはずれない圧力を言う。
<非水電解質二次電池の作製>
次に、上述のリチウムイオン二次電池100の作製方法の一例について説明する。
図3(a)〜(c)は、図1の非水電解質二次電池を製造する工程の一例を示す図である。
まず、図3(a)に示すように、収容室102に発電部107を収容した収容体101が準備される。このときの収容体101には、開口部108および副開口部112のほかに、副収容室109に補充用非水電解質を注入するための注入部300が形成されている。
収容室102への発電部107の収容方法は、一般的な積層型リチウムイオン二次電池の製造方法に従うことができる。具体的には、まず、正極103、セパレータ104、および負極105がこの順で積層された積層体が、底面が開放された収容室102に収容される。ここでの底面とは、収容室102を区画する収容体101の部分であって、図1のリチウムイオン二次電池100の最下面のことをいう。そして、収容室102に収容された各正極103および各負極105は、それぞれ不図示の正極集電リードおよび負極集電リードを介して正極端子および負極端子に接続される。この正極端子および負極端子は、収容室102の底面を構成する部材に、該部材を貫通するように設けられており、該部材と底面が開放された収容体101とがレーザ溶接されることによって収容室102が形成される。
この収容方法により、底面に正極端子および負極端子を有する収容室102を区画する収容体101が形成される。その後、非水電解質106が、副開口部112および開口部108を介して収容室102内に注入されることにより、図3(a)に示されるような、発電部107を収容した収容室102と空の副収容室109とを有する収容体101が作製される。
次に、図3(b)に示すように、栓体110を図中上方から下方に回転させながら移動させることにより、栓体110を副開口壁部に嵌合させるとともに開口壁部に嵌合させる。これにより、開口部108が閉塞されて収容室102は副収容室109から隔絶される。そして、注入部300から補充用の非水電解質111を副収容室109内に注入する。
次に、図3(c)に示すように、注入部300をレーザ封止する。これにより、副収容室109が外部から隔絶され、図1のリチウムイオン二次電池100が製造される。
<非水電解質二次電池の補充用非水電解質の注入動作>
次に、上述のリチウムイオン二次電池100を用いた補充用非水電解質の注入動作について説明する。
まず、図1に示すリチウムイオン二次電池100において、栓体110を図中上方向に回転させながら移動させて、図4に示すように、開口部108を開放する。開口部108が開放されることによって、副収容室109に収納されていた非水電解質111が収容室102へと移動することができる。このとき、図1に示すように、開口壁部と栓体110とが螺着している場合、徐々に開口部108を開放していくことができるため、非水電解質111の収容室102への移動が円滑になる。なお、図4には非水電解質を図示していない。
そして、非水電解質111の発電部107への補充が完了したら、栓体110を図中下方向に回転させながら移動させて、開口部108を閉塞する。以上の動作により、非水電解質111を外部環境にさらすことなく、発電部107に補充することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、外部から隔絶された副収容室109に予め収容しておいた非水電解質111を、外部環境にさらすことなく、すなわち、低湿度環境下で、開口部108を経て収容室102へと注入することができる。なお、収容室102と副収容室109とを隔絶する構成、および副収容室109と外部とを隔絶する構成は簡素であり、コストの上昇、フットプリントの増加等の問題はない。
また、副収容室109に収容しておく非水電解質111の量は、一回の補充分量でも良く、数回の補充分量でも良い。数回の補充分量が収容される場合には、一回分の非水電解質が注入されるのに必要な時間等を予め測定しておき、補充時の開口部108の開放時間を測定する等の必要がある。
また、副収容室109は複数あっても良い。例えば、図1のリチウムイオン二次電池100において、収容体101が、副開口部112を介して副収容室109と連通するもう一つの副収容室を有していても良い。この場合、栓体110は、開口部108および副開口部112を貫通し、さらにもう一つの副収容室を区画する収容体の部分を貫通して収容体101の外側に露出するように構成することができる。この構成により、開口部108を開放することによって副収容室109内の非水電解質を収容室102へ注入し終えた後であっても、副開口部112を開放することによって、もう一つの副収容室に収容されていた非水電解質を、副開口部112、副収容室109および開口部108をこの順に介して収容室102へ注入することができる。
また、本実施の形態に係るリチウムイオン二次電池100は、副収容室109に補充用の非水電解質を注入するための補給部を備えても良い。以下に、図5を用いてその一例を示す。
図5は、補給部を備える非水電解質二次電池の断面図である。
図5に示すように、補給部400は、副収容室109と収容体101の外側とを連通するように、副収容室109を区画する収容体101の部分に形成された補給口部401と、該補給口部401を着脱自在に閉塞する補給口用栓体402とを有することができる。この構成により、副収容室109内に、補充用の非水電解質を注入することができるため、リチウムイオン二次電池100の寿命を延ばすことができる。ただし、補給部400は図5の構成に限られず、副収容室109への非水電解質の補給を可能とする構成であればよい。
副収容室を有していない一般的な非水電解質二次電池においては、新たに非水電解質を外部から補充するという概念がなく、非水電解質が減少する所謂液枯れによって放電容量が低下したときに、非水電解質を外部から補充することができなかった。また、電池製造は、露点温度−40℃以下、水分量0.013%以下という環境下で行う必要があり、非水電解質を補充する際にも、低湿度環境が必要となるが、一般的な非水電解質二次電池はもちろん、特許文献1に開示されるリチウムイオン二次電池の構成であっても、これを満足させることができなかった。
これに対して、図5に示すようなリチウムイオン二次電池であれば、副収容室109内に予め非水電解質を収容しておくことができるため、副収容室109への外部からの非水電解質の注入の際に、外部環境に影響されずに、電池の内部の環境を維持しながら注入作業を行うことができる。したがって、たとえば、リチウムイオン二次電池100の製造時に副収容室109に収納しておいた非水電解質の収容室102への注入作業のみならず、副収容室109への2度目以降の非水電解質の注入作業においても、低湿度環境下での補充が可能となる。
以上の本実施の形態において、角型のリチウムイオン二次電池を用いて説明したが、本発明に用いられる非水電解質二次電池は、上述した角型に限られない。例えば、本実施の形態においては、補充用非水電解質を注入するための開口部108が、正極103、負極105およびセパレータ104からなる積層体のエッジ方向に対向している場合を説明したが、積層体のエッジ方向が図1中の横方向に向いていても良い。また、正極103、負極105およびセパレータ104は、巻回されていても良く、円筒型の非水電解質二次電池を用いても良い。
ただし、図1に示すように、開口部108が、積層体および巻回体のエッジ部分と対向しているほうが、開口部108から注液される補充用非水電解質の浸透しやすくなるという点で好ましい。また、開口部108を形成するのに適した平らな部分を多く有するという点で、円筒型の非水電解質二次電池よりも、角型の非水電解質二次電池のほうが好ましい。
<非水電解質二次電池の作製>
1.正極の作製
活物質であるLiFePO490重量部、導電材であるアセチレンブラック5重量部および結着剤であるポリフッ化ビニリデン5重量部を混合し、溶媒としてのN−メチル−2−ピロリドンを適宜加えて各材料を分散させてスラリーを調製した。このスラリーを、厚さ20μmのアルミニウム集電体の両面に均一に塗布して乾燥させた。そして、乾燥させたアルミニウム集電体をロールプレスで圧縮し、縦140mm×横250mmに切断することにより板状の正極103を32枚作製した。正極103の厚さは230μmであった。そして、それぞれの正極103にアルミニウム集電リードを溶接した。
2.負極の作製
活物質である天然黒鉛90重量部および結着剤であるポリフッ化ビニリデン10重量部を混合し、溶媒としてのN−メチル−2−ピロリドンを適宜加えて各材料を分散させてスラリーを調製した。このスラリーを、厚さ16μmの銅集電体にの両面に均一に塗布して乾燥させた。そして、乾燥させた銅集電体をロールプレスで圧縮し、縦142mm×横255mmに切断することにより板状の負極105を33枚作製した。負極105の厚さは146μmであった。そして、それぞれの負極105にニッケル集電リードを溶接した。
3.セパレータの作製
厚さ25ミクロンの微多孔性ポリエチレンフィルムを、縦145mm×横255mmに切断してセパレータ104を64枚作製した。
4.非水電解質の作製
エチレンカーボネートとジエチルカーボネートを、容積比30:70となるように混合し、この混合液にLiPF6の濃度が1mol/LとなるようにLiPF6を溶解させた非水電解質106を250ml調製した。
5.リチウムイオン二次電池100の作製
作製した正極103、セパレータ104、負極105のそれぞれ全てをこの順に、かつ最外層が負極105となるように積層された積層体を、底面が開放された収容室102に収容させた。そして、上述の従来の収容方法に従って、収容室102の底面を構成する部材と収容体101とをレーザ溶接させることによって、底面に正極端子および負極端子を有する収容室102を区画する収容体101を形成した。その後、200mlの非水電解質106を、副開口部112および開口部108を介して収容室102内に注入して、図3(a)に示されるような、発電部107を収容した収容室102と空の副収容室109とを有する収容体101を作製した。
次いで、図3(b)に示すように、副開口部112および開口部108に栓体110を嵌合して収容室102を副収容室109から隔絶した後、注入部300を介して副収容室109に、上述のようにして作製した非水電解質106を非水電解質111として30ml注入した。その後、注入部300をレーザ封止することによって副収容室109を収容体101の外側から隔絶した。
上述のようにして作製したリチウムイオン二次電池100において、箱形状の収容体101の外形寸法は縦20mm×横150mm×高さ320mmであった。収容体101の上面、すなわち副開口部112が形成された面の寸法は、縦20mm×横150mmであり、栓体109の軸部の直径は直径は3mmであった。また、収容体101の上面の厚さは0.5mmであり、上面に補強板を積層して上面部分の厚さが1.0mmとなるように調節した。また、収容室102と副収容室109とを隔絶する部分、すなわち、開口部108が形成された面の寸法は、縦20mm×横150mmであり、厚さが1.5mmであった。
6.初期の電池性能
作製したリチウムイオン二次電池100の初期電池性能を測定したところ、公称電圧は3.2Vであり、内部抵抗は3mΩであった。また、雰囲気温度25℃の条件下で、10A/3.8Vの定電流/定電圧で6時間充電し、10Aで2.25Vまで放電した際の放電容量は50Ahであった。
<充放電サイクル試験>
作製したリチウムイオン二次電池100を用い、雰囲気温度25℃の条件下で、上記放電容量測定の際の充放電条件と同様の条件下にてサイクル試験をおこなった。サイクル数が1500回のときに、放電容量が初期放電容量の70%を下回った。
<非水電解質の補充>
1.補充動作
放電容量が初期放電容量の70%を下回ったリチウムイオン二次電池100において、栓体110を移動させることにより開口部108を開放し、副収容室109に収容されていた30mlの非水電解質111を開口部108を介して収容室102内へ注入した。これにより、発電部107に30mlの非水電解質111が補充された。補充完了後、栓体110を元の位置に戻して開口部108を閉塞した。
2.補充後の電池性能
上述のようにして非水電解質を補充したリチウムイオン二次電池100を常温で24時間放置した後、25℃の雰囲気温度で、上記放電容量測定の際の充放電条件と同様の条件のサイクル試験を2回おこなった。そして、リチウムイオン二次電池20の放電容量を上記の方法で測定したところ、補充後の放電容量は47Ahで、1サイクル目の94%にまで回復していることがわかった。
また、補充する補充用非水電解質の量を10mlとして上述と同様の検討を行ったところ、初期放電容量50Ahに対して、補充後の放電容量は44.9Ahで、1サイクル目の89.8%にまで回復していることが分かった。
また、補充する補充用非水電解質の量を50mlとして上述と同様の検討を行ったところ、初期放電容量50Ahに対して、補充後の放電容量は48.1Ahで、1サイクル目の96.2%にまで回復していることが分かった。
また、長尺状の正負極とセパレータを合わせて巻回した円筒型電池でも同じ効果が得られた。
以上の結果より、放電容量が初期放電容量の70%以下にまで低下したリチウムイオン二次電池に、初期の非水電解質量(200ml)の5〜25%の量の非水電解質を補充することによって、放電容量を89.8%以上にまで回復させることができ、結果として、リチウムイオン二次電池の寿命を延ばすことができた。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、グローブボックス内への移動が困難な中・大型の非水電解質二次電池に対する非水電解質の補充に好適に利用することができる。
100 リチウムイオン二次電池、101 収容体、102 収容室、103 正極、104 セパレータ、105 負極、106 非水電解質、107 発電部、108 開口部、109 副収容室、110 栓体、110a 軸部、110b 頭部、111 補充用非水電解質、202 シール部材、300 注入部、400 補給部、401 補給口部、402 補給口用栓体。

Claims (8)

  1. 正極、負極、セパレータ、および非水電解質を有する発電部を収容する収容室、前記収容室と連通する開口部、および前記開口部を介して前記収容室と連通し、補充用の非水電解質を収容するための副収容室を有する収容体と、
    前記収容体の外側から前記開口部への着脱が自在となるように構成されている栓体と、を備える非水電解質二次電池。
  2. 前記副収容室を区画する前記収容体の部分に、前記副収容室と前記収容体の外部とを連通させる副開口部が形成されており、
    前記栓体の一部が前記開口部に着脱自在に嵌合され、前記栓体の他の一部が前記副開口部を貫通して前記収容体の外側に露出している、請求項1に記載の非水電解質二次電池。
  3. 前記開口部と前記副開口部が対向する、請求項1または2に記載の非水電解質二次電池。
  4. 前記開口部を区画する前記収容体の部分と前記栓体とが螺着している、請求項1から3のいずれかに記載の非水電解質二次電池。
  5. 前記副開口部を区画する前記収容体の部分と前記栓体とが螺着している、請求項2から4のいずれかに記載の非水電解質二次電池。
  6. 前記副収容室を区画する前記収容体の部分に、前記収容体の外側から前記副収容室に補充用の非水電解質を注入するための補給部が形成されている、請求項1から5のいずれかに記載の非水電解質二次電池。
  7. 前記補給部は、前記副収容室と連通して前記副収容室と前記収容体の外側とを連通させる補給口部と、前記補給口部に着脱自在に嵌合する補給口用栓体とを有する請求項6に記載の非水電解質二次電池。
  8. 前記補給口部を区画する前記収容体の部分と前記補給用栓体とが螺着している、請求項7に記載の非水電解質二次電池。
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