JP4987269B2 - 速度検出装置およびサーボモータ - Google Patents

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Description

本発明は、速度検出装置およびサーボモータに関する。
サーボモータの運動制御では、位置検出器が機械の移動距離または軸の移動角度に基づいたSIN信号およびCOS信号を出力する。位置検出器の演算回路は、SIN信号およびCOS信号を単位時間ごとにサンプリングし、2つのサンプル間の距離差または角度差と2回のサンプリングの時間間隔とから移動速度または角速度を算出していた。
例えば、図8(A)および図8(B)に示すように2回のサンプリングで得られた座標を(x1,y1)および(x2,y2)とし、サンプリングの時間間隔をt(sec)とすると、角速度ω(rad/sec)は式1のように表わすことができる。
ω=(θ2−θ1)/t=(tan−1(y2/x2)−tan−1(y1/x1))/t (式1)
ここで、θ1(rad)およびθ2(rad)は、2回のサンプリングの時刻における絶対角度(偏角)である。式1に示すように、角速度ωを得るためには、座標から偏角を算出しなければならない。
杉本 英彦等"ACサーボシステムの理論と設計の実際"総合電子出版社 (P142〜P149)
上記問題に対処するために、演算回路としてCPUあるいはカスタムLSI(Large-Scale Integrated circuit)を用い、デジタルロジック回路で式1の演算を実現することが考えられる。
しかし、アークタンジェント(tan−1)は、sin/cosという割り算を必要とする。アークタンジェントの計算には次の2つの問題点がある。その1つの問題点は、単位円上のcos信号が0に近づくと、タンジェント(sin÷cos)の値が絶対値が非常に大きくなることである。その結果、アークタンジェントの結果の誤差が非常に大きくなってしまう。
もう1つの問題点は、アークタンジェントおよびタンジェントを求めるために割り算(sin÷cos)が必要になることである。割り算は、デジタル回路で実現することが困難な回路であり、実現するためには乗算や加算に比べてかなり大規模なデジタル回路を用いる必要がある。
そこで、本発明は、小さな演算回路で移動速度または角速度を高精度に検出することができる速度検出回路およびサーボモータを提供することである。
本発明に係る実施形態に従った速度検出装置は、回転運動または往復運動を行う運動体の位置を示す座標を周期的にサンプリングし、前記座標に基づいて前記運動体の速度を検出する速度検出装置であって、
予め設定された複数の仮の角度、および、該複数の仮の角度のそれぞれに対する三角関数の値を記憶するメモリと、第1のサンプリングで得られた運動体の第1の座標を格納する第1のレジスタと、前記第1のサンプリングの次の第2のサンプリングで得られた運動体の現実の第2の座標を格納する第2のレジスタと、前記第1の座標と前記三角関数の値との乗算、加算または減算によって表された計算上の第2の座標を前記現実の第2の座標に接近させるように演算し、この計算上の第2の座標に用いられた前記三角関数の値に対応する前記仮の角度に基づいて前記運動体の速度を演算する演算部と、前記第1の座標、前記現実の第2の座標および前記計算上の第2の座標が座標面のいずれの領域に属するかを判別する判別部と、前記第1の座標、前記現実の第2の座標および前記計算上の第2の座標のそれぞれが属する領域に基づいて、前記演算部が実行する演算式を選択する比較部とを備えている。
本発明に係る実施形態に従ったサーボモータは、回転運動または往復運動を行う運動体の位置を示す座標を周期的にサンプリングし、前記座標に基づいて前記運動体の速度を検出するサーボモータであって、
予め設定された複数の仮の角度、および、該複数の仮の角度のそれぞれに対する三角関数の値を記憶するメモリと、第1のサンプリングで得られた運動体の第1の座標を格納する第1のレジスタと、前記第1のサンプリングの次の第2のサンプリングで得られた運動体の現実の第2の座標を格納する第2のレジスタと、前記第1の座標と前記三角関数の値との乗算、加算または減算によって表現された計算上の第2の座標を前記現実の第2の座標へ接近させるように演算し、この計算上の第2の座標に用いられた前記三角関数の値に対応する前記仮の角度を積算することにより前記運動体の速度を検出する演算部と、前記第1の座標、前記現実の第2の座標および前記計算上の第2の座標が座標面のいずれの領域に属するかを判別する判別部と、前記第1の座標、前記現実の第2の座標および前記計算上の第2の座標のそれぞれが属する領域に基づいて、前記演算部が実行する演算式を選択する比較部とを備えている。
本発明による速度検出回路およびサーボモータは、小さな演算回路で移動速度または角速度を高精度に検出することができる。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。
図1は、本発明に係る実施形態に従った速度検出装置100のブロック図である。速度検出装置100は、ロータリエンコーダまたはリニアスケール10と、A/Dコンバータ40と、演算部50とを備えている。演算部50は、汎用CPUまたはカスタムLSIである。演算部50は、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)でよい。速度検出装置100は、例えば、回転運動または往復運動を行う運動体を備えたサーボモータに配設されてもよい。運動体は、例えば、工作機械に配備されたサーボモータのロータまたは往復運動するアーム等である。
ロータリエンコーダまたはリニアスケール10は、回転運動または往復運動を行う運動体の位置を示す座標(sin,cos)の信号を出力する。A/Dコンバータ40は、ロータリエンコーダまたはリニアスケール10からのsin信号およびcos信号をデジタル信号へ変換する。さらに、演算部50はA/Dコンバータ40からのsin信号およびcos信号のそれぞれに基づくデジタル信号を受け、運動体の角速度または速度を算出する。
演算部50は、FPGAでよいが、FPGAに代えて、他の任意のLSIを用いることができる。また、演算部50は、汎用CPUおよびソフトウェアで実現してもよい。
図2は、演算部50の内部構成を示すブロック図である。演算部50は、CORDICローテーション51と、メモリ52と、比較器53と、判別部54、55と、選択部56と、第1のレジスタR11と、第2のレジスタR21と、第3のレジスタR31と、第4のレジスタとしての角度積算レジスタR41と、角速度保持レジスタR51と、加算器80を備えている。
図2を参照し、sin信号およびcos信号から角速度を算出する過程を説明する。角速度を算出するためにCORDIC(COordinate Rotation Digital Computer)アルゴリズムが利用される。CORDICアルゴリズムには、ベクタリングモードおよびローテーションモードがある。本実施形態は、ローテーションモードを利用する。このCORDICアルゴリズムは、演算部50内に内蔵されており、ロジック回路によって実現されている。
本実施形態では、理解を容易にするために、運動体としてのロータが1回転すると、ロータリエンコーダ10が1サイクルのsin波およびcos波を出力するものとする。速度検出装置100は、1サイクルの間に周期的にロータの座標をサンプリングする。速度検出装置100は、第1のサンプリングでロータの2次元座標(ユークリッド座標)(x1,y1)を獲得し、第1のサンプリングの次の第2のサンプリングで一定時間後の2次元座標(x2,y2)を獲得する。(x1およびx2はsin値であり、y1およびy2はcos値である。速度検出装置100は、座標(x1,y1)および座標(x2,y2)に基づいて第1のサンプリング時におけるロータの位置から第2のサンプリング時のロータの位置までの角度ΦをCORDICアルゴリズムによって計算する。サンプリングは周期的に行われるので、この角度Φが判明すると、ロータの角速度が得られる。
メモリ52は、予め設定された複数の仮の角度Φ〜Φ(Φ>Φ>Φ>・・・Φ)(nは自然数)、および、該複数の仮の角度のそれぞれに対する三角関数の値cosΦ〜cosΦ、および、tanΦ〜tanΦを記憶している。速度検出装置100の初期状態において、第1から第3のレジスタは特定値を格納していない。
まず、演算部50は、第1のサンプリングで得られたロータの第1の座標(x1,y1)=(sinθ,cosθ)を、A/Dコンバータ40からデジタル値で受け取る。第1の座標は、第2のレジスタR21に格納される。
当初、第1のレジスタR1および第3のレジスタR31は不定である。このときの計算値は、不定値に基づくので排除する。
次に、演算部50は、次の周期において第2のサンプリングを行う。演算部50は、第2のサンプリングで得られたロータの現実の第2の座標(x2,y2)=(sin(θ+Φ),cos(θ+Φ))を、A/Dコンバータ40からデジタル値で受け取る。第2の座標(sin(θ+Φ),cos(θ+Φ))は、第2のレジスタR21に格納される。このとき、第1のレジスタR11は、第1の座標(sinθ,cosθ)を格納している。
図3は、第1の座標(sinθ,cosθ)および現実の第2の座標(sin(θ+Φ),cos(θ+Φ))の位置関係を示す図である。現実の第2の座標(sin(θ+Φ),cos(θ+Φ))は、図3に示すように第1の座標(sinθ,cosθ)を基準としてΦだけロータを回転させたときの現実の座標である。尚、θおよびΦの単位は、rad(ラジアン)である。図3の紙面において、ロータはCCW(Counter Clock Wise)方向(図3の矢印の方向)に回転している。
現実の第2の座標を受けたときには、第3のレジスタR31はまだ不定であるので、図2の選択部56は、第1のレジスタR11を選択し、第1の座標(sinθ,cosθ)を判別部54およびCORDICローテーション51へ送る。一方、第2のレジスタR21は、現実の第2の座標(sin(θ+Φ),cos(θ+Φ))を判別部55およびCORDICローテーション51へ送る。
CORDICローテーション51は、第1の座標(x1,y1)=(sinθ,cosθ)、および、メモリ52からの三角関数の値cosΦ〜cosΦ、tanΦ〜tanΦを用いて計算上の第2の座標(xc,yc)を計算する。計算上の第2の座標(xc,yc)は、CORDICローテーション51が角度Φを求めるときに、現実の第2の座標(x2,y2)に収束するように繰り返し計算される座標である。
第3のレジスタR31は、この計算の途中において、計算上の第2の座標(xc,yc)を格納する。判別部55は第2のレジスタR21に格納された現実の第2の座標が属する領域を判別する。判別部54は、選択部56によって選択された第1の座標または計算上の第2の座標が属する領域を判別する。計算上の第2の座標(xc,yc)は式1または式2のように表わすことができる。比較器53は、判別部54および55の判別結果に基づいて式1または式2のいずれかを選択する。CORDICローテーション51は、比較器53の比較結果に基づいて式1または式2の演算を実行する。
Figure 0004987269
但し、Φ=tan−1−i(i=0、1、2・・・n)であり、i=0のとき、xci−1=x1、yci−1=y1である。
式1および式2ついて説明する。まず、第1の座標および現実の第2の座標は式3〜式6のように表わすことができる。
x1=cosθ (式3)
y1=sinθ (式4)
x2=cos(θ+Φ) (式5)
y2=sin(θ+Φ) (式6)
式5および式6を三角関数の加法定理を用いて変形すると、式7および式8となる。
x2=cosθ・cosΦ−sinθ・sinΦ (式7)
y2=sinθ・cosΦ+cosθ・sinΦ (式8)
式7および式8に式3および式4を代入し、変形すると、式9および式10が得られる。
x2=cosΦ(x1−y1・tanΦ) (式9)
y2=cosΦ(y1+x1・tanΦ) (式10)
ここで、CORDICアルゴリズムを利用する。より詳細には、tanΦの値を式11のように±2−iに制限する。このように制限されたtanΦをtanΦiとする。
tanΦi=±2−i=±1,±2−1,±2−2,・・・ (i=0、1、2、・・・n) (式11)
このとき、Φiが取り得る値は、式12のように制限される。この角度Φiは離散的な数値であり、以下、“仮の角度Φi”という。
Φi=tan−1(±2−i)=±0.78rad,±0.46rad,±0.25rad,±0.12rad・・・ (式12)
また、tanΦiが式11のように決定されると、自ずとcosΦiが式13のように決定される。
cosΦi=cos(tan−1(±2−i))=0.71,0.89,0.97,0.99・・・ (式13)
式9および式10に仮の角度Φiを代入すると計算上の第2の座標が得られる。尚、式1は、仮の角度Φiが正である場合に成り立ち、式2は、仮の角度Φiが負である場合に成り立つ。
式11から式13に示す各iに対する離散的な数値は、予め設定されており、メモリ52に記憶されている。即ち、メモリ52は、仮の角度Φi、仮の角度Φiのそれぞれに対する三角関数の値tanΦi,cosΦiを各iごとに記憶している。CORDICローテーション51は、メモリ52に記憶された式11から式13に示す数値を参照して、式1または式2に基づいて仮の角度Φiを獲得する。
CORDICローテーション51は、式1または式2に示す計算上の第2の座標(xc,yc)を各iに関してi=0、1、2・・・の順番で計算する。
CORDICローテーション51は、計算上の第2の座標(xc,yc)が現実の第2の座標(x2,y2)に接近するように式1または式2を計算する。計算上の第2の座標(xc,yc)をCCW方向へ移動させるためには、CORDICローテーション51は、式1を用いる。計算上の第2の座標(xc,yc)をCW方向へ移動させるためには、CORDICローテーション51は式2を用いる。これにより、図4に示すように、計算上の第2の座標(xc,yc)を現実の第2の座標(x2,y2)へ収束させることができる。
以上の収束計算の過程において、仮の角度±Φiを積算した角度が求めていた回転角度となる。
図4は、計算上の第2の座標(xc,yc)を現実の第2の座標(x2,y2)へ収束させるときの概念図である。CORDICローテーション51は、まず、第1の座標(x1,y1)を(xci−1,yci−1)、および、i=0における式11から式13の値を式1に代入し、計算上の第2の座標(xc,yc)を得る。このとき、図2の選択部56は、第1のレジスタR11を選択し、第1の座標(x1,y1)をCORDICローテーション51および判別部54へ送る。CORDICローテーション51は式1を用いる。比較器53が式1を選択する方法については後述する。計算上の第2の座標(xc,yc)は、第1の座標(x1,y1)から第2の座標(x2,y2)へ向かってCCW方向へΦだけ回転させた座標になる。計算上の第2の座標(xc,yc)は、その計算後、図2の第3のレジスタR31が保持する。ここで、当初の仮の角度+Φまたは−Φは、回転角保持レジスタR41に格納される。
次に、CORDICローテーション51は、計算上の第2の座標(xc,yc)、および、i=1における式11から式13の値を式2に代入し、計算上の第2の座標(xc,yc)を得る。このとき、図2の選択部56は、第3のレジスタR31を選択して計算上の第2の座標(xc,yc)をCORDICローテーション51および判別部54へ送る。CORDICローテーション51は式2を用いる。比較器53が式2を選択する方法については後述する。計算上の第2の座標(xc,yc)は、計算上の第2の座標(xc,yc)から現実の第2の座標(x2,y2)へ向かってCW方向へΦ1だけ回転させた座標になる。ここで、加算器80は、回転角保持レジスタR41に格納されていた仮の角度+Φまたは−Φに仮の角度+Φまたは−Φを加算し、この加算結果を回転角保持レジスタR41に戻す。
CORDICローテーション51は、i=3,4・・・について同様の演算を繰り返す。式12に示すようにiが大きくなるにつれて、仮の角度Φiの値は小さくなっていくので、計算上の第2の座標(xc,yc)は、現実の第2の座標(x2,y2)へ収束する。このとき、計算上の第2の座標(xc,yc)は、第3のレジスタR31に格納され、次の計算上の第2の座標(xci+1,yci+1)を算出する際にCORDICローテーション51および判別部54へ送られる。
加算器80は、回転角保持レジスタR41に格納されていた仮の角度+Φi−1または−Φi−1に仮の角度+Φまたは−Φを加算し、その加算結果を回転角保持レジスタR41へ戻す。このように、加算器80は、仮の角度±Φ、±Φ、±Φ、・・・±Φを積算し、回転角保持レジスタR41は、積算された仮の角度を保持する。仮の角度Φが収束したときに、回転角保持レジスタR41に格納された角度が現実の第1の座標から第2の座標への回転角Φとなる。
これらの一連の演算は、第2のサンプリングから第3のサンプリングまでの間に実行される。即ち、CORDICローテーション51は、1サイクル期間の間に計算上の第2の座標(xc,yc)を現実の第2の座標(x2,y2)へ収束させる。これにより、現実の第1の座標から第2の座標への回転角Φを得ることができる。
これにより、CORDICローテーション51は、現実の回転角度Φをサンプリングごとに得ることができる。サンプリングの1サイクル期間は予め設定された期間である。従って、速度検出装置100は、サンプリングごとに得られた現実の角度θ+Φに等しい、あるいは、現実の角度θ+Φに接近した仮の角度Φiによって角速度を得ることができる。速度検出装置100は、この角速度を出力する。
比較器53が式1または式2を選択する方法を説明する。
図5は、座標を分割した8つの領域を示す図である。図6は、或る座標(x,y)が図5に示す領域I〜VIIIのいずれに属するかを判別するためのフロー図である。判別部54および55は、第1の座標、現実の第2の座標および計算上の第2の座標が図5の領域I〜VIIIのいずれに属するかを判別する。第1の座標を判別する場合には、図6の(x,y)に(x1,y1)を代入すればよい。現実の第2の座標を判別する場合には、図6の(x,y)に(x2,y2)を代入すればよい。計算上の第2の座標を判別する場合には、図6の(x,y)に(xc,yc)を代入すればよい。
ステップS11およびS12において、x>0かつy>0である場合、座標(x,y)は、図5の領域IまたはIIに属する。さらに、ステップS13において、x≧yである場合、座標(x,y)は領域Iに属し、x<yである場合、座標(x,y)は領域IIに属することがわかる。
ステップS11およびS12において、x>0かつy≦0である場合、座標(x,y)は、図5の領域VIIまたはVIIIに属する。さらに、ステップS14において、|x|≧|y|である場合、座標(x,y)は領域VIIIに属し、|x|<|y|である場合、座標(x,y)は領域VIIに属することがわかる。
ステップS11およびS15において、x≦0かつy>0である場合、座標(x,y)は、図5の領域IIIまたはIVに属する。さらに、ステップS16において、|x|≧|y|である場合、座標(x,y)は領域IVに属し、|x|<|y|である場合、座標(x,y)は領域IIIに属することがわかる。
ステップS11およびS15において、x≦0かつy≦0である場合、座標(x,y)は、図5の領域VまたはVIに属する。さらに、ステップS17において、|x|≧|y|である場合、座標(x,y)は領域Vに属し、|x|<|y|である場合、座標(x,y)は領域VIに属することがわかる。
図7(A)および図7(B)は、第1の座標、現実の第2の座標および計算上の第2の座標のそれぞれが属する領域に基づいて、計算上の第2の座標の回転方向(CCWまたはCW)を規定した表である。比較部53は、図7(A)および図7(B)の表に従って、CORDICローテーション51が用いる演算式(式1または式2)を選択する。
図7(A)および図7(B)の“目標”は、目標となる現実の第2の座標が属する領域を示す。図7(A)および図7(B)の“前回”は、計算上の第2の座標(xci−1,yci−1)が属する領域を示す。例えば、現実の第2の座標が領域Iに属し、計算上の第2の座標(xci−1,yci−1)が領域IIに属する場合、計算上の第2の座標(xc,yc)をCW方向へ回転させるように、比較部53は、式2を選択する。図5を参照すると明白なように、現実の第2の座標が領域Iに属し、計算上の第2の座標(xci−1,yci−1)が領域IIに属する場合、計算上の第2の座標(xc,yc)を現実の第2の座標に近づけるためには、計算上の第2の座標(xci−1,yci−1)を基準に計算上の第2の座標(xc,yc)をCW方向へ回転させればよい。従って、比較部53が式2を選択することによって、CORDICローテーション52は、計算上の第2の座標を現実の第2の座標へ近付けることができる。
現実の第2の座標と計算上の第2の座標(xci−1,yci−1)とが同一の領域に属する場合、x2とxci−1とを、あるいは、y2とyci−1とを比較する。例えば、現実の第2の座標と計算上の第2の座標(xci−1,yci−1)とがともに領域Iに属する場合、y2とyci−1とを比較する。y2>yci−1の場合には、計算上の第2の座標(xc,yc)をCCW方向へ回転させる。即ち、比較部53は式1を選択する。y2<yci−1の場合には、計算上の第2の座標(xc,yc)をCW方向へ回転させる。即ち、比較部53は式2を選択する。
cos値(x値)の角度あたりの変化率は、絶対角度がπ/2(rad)近傍および3π/2(rad)近傍においてsin値(y値)のそれよりも高い。sin値(y値)の角度あたりの変化率は、絶対角度がπ(rad)近傍および0(2π)(rad)近傍においてcos値(x値)のそれよりも角度あたりの変化率が高い。従って、現実の第2の座標と計算上の第2の座標(xci−1,yci−1)との属する領域が、I、IV、VまたはVIIIのいずれかである場合、y2とyci−1とを比較する。現実の第2の座標と計算上の第2の座標(xci−1,yci−1)とが属する領域が、II、III、VIまたはVIIのいずれかである場合、x2とxci−1とを比較する。これにより、現実の第2の座標と計算上の第2の座標(xci−1,yci−1)とが同一の領域に属する場合であっても、比較部53は、式1または式2を正確に選択することができる。
このように、判別部54および55は、第1の座標、現実の第2の座標、および、計算上の第2の座標のそれぞれが属する領域を判別することができる。さらに、図5および図7(A)および図7(B)を参照して説明したように、比較部53は、判別部54および55の判別結果に基づいて式1または式2を選択することができる。
本実施形態において、速度検出装置100は、ロータの角速度を算出する。しかし、速度検出装置100は、往復運動をする運動体にも適用することができる。この場合、速度検出装置100は、CORDICローテーション51で算出された角速度を運動体の速度とすればよい。
本実施形態によれば、速度検出装置100は、速度検出の精度を悪化させていた除算(アークタンジェント)を用いることなく、sin信号およびcos信号のみを用いて回転角度を検出することができるので高精度である。
本実施形態によれば、速度検出装置100は、式1および式2に示すように、除算以外の四則演算、即ち、乗算、加算または減算を用いて計算上の第2の座標を現実の第2の座標に接近させるように演算する。よって、速度検出装置100内部の演算回路は比較的簡単に構成することができるので、装置全体の大きさを小さくすることができ、尚且つ、量産に適している。
本発明に係る実施形態に従った速度検出装置100のブロック図。 演算部50の内部構成を示すブロック図。 第1の座標および現実の第2の座標の位置関係を示す図。 計算上の第2の座標を現実の第2の座標へ収束させるときの概念図。 座標を分割した8つの領域を示す図。 或る座標が図5に示す領域I〜VIIIのいずれに属するかを判別するためのフロー図。 第1の座標、現実の第2の座標および計算上の第2の座標のそれぞれが属する領域に基づいて、計算上の第2の座標の回転方向CCWまたはCWを規定した表。 2回のサンプリングで得られた座標を示す図。
符号の説明
50 演算部
51 CORDICローテーション
52 メモリ
53 比較器
54、55 判別部
56 選択部
R11 第1のレジスタ
R21 第2のレジスタ
R31 第3のレジスタ

Claims (1)

  1. 回転運動または往復運動を行う運動体の位置を示す座標を周期的にサンプリングし、前記座標に基づいて前記運動体の速度を検出する速度検出装置であって、
    予め設定された複数の仮の角度、および、該複数の仮の角度のそれぞれに対する三角関数の値を記憶するメモリと、
    第1のサンプリングで得られた運動体の第1の座標を格納する第1のレジスタと、
    前記第1のサンプリングの次の第2のサンプリングで得られた運動体の現実の第2の座標を格納する第2のレジスタと、
    前記第1の座標と前記三角関数の値との乗算、加算または減算によって表された計算上の第2の座標を前記現実の第2の座標に接近させるように演算し、この計算上の第2の座標に用いられた前記三角関数の値に対応する前記仮の角度に基づいて前記運動体の速度を演算する演算部と、
    前記第1の座標、前記現実の第2の座標および前記計算上の第2の座標が座標面のいずれの領域に属するかを判別する判別部と、
    前記第1の座標、前記現実の第2の座標および前記計算上の第2の座標のそれぞれが属する領域に基づいて、前記演算部が実行する演算式を選択する比較部と
    前記計算上の第2の座標を逐次保持する第3のレジスタと、
    前記仮の角度を積算するための第4のレジスタとを備え
    前記メモリは、前記仮の角度としてΦ 〜Φ (Φ >Φ >Φ >・・・Φ )(nは自然数)、前記三角算数の値としてcosΦ 〜cosΦ 、および、tanΦ 〜tanΦ を記憶し、
    前記演算部は、前記第1の座標を(x1,y1)、前記現実の第2の座標を(x2,y2)、および、前記計算上の第2の座標を(xc ,yc )とすると、
    Figure 0004987269
    (但し、Φ =tan −1 −i (i=0、1、2・・・n)であり、i=0のとき、xc i−1 =x1、yc i−1 =y1である)
    を各iに関してi=0、1、2・・・の順番で演算し、
    前記演算部が演算するときに、前記比較部は、各iに関して前記現実の第2の座標(x2,y2)と前記計算上の第2の座標(xc,yc)とを比較して、前記演算部が演算すべき式として式1または式2のいずれかを選択し、
    前記第3のレジスタは、各iに関して前記演算部で演算された前記計算上の第2の座標を積算し、
    前記第4のレジスタは、各iに関して前記計算上の第2の座標に用いられた前記仮の角度を積算し、
    前記演算部は、前記計算上の第2の座標が前記現実の第2の座標に最も近いときに、前記第4のレジスタに格納された前記仮の角度の積算値に基づいて前記運動体の速度を演算することを特徴とする速度検出装置。
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