JP4986551B2 - レンズ駆動制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鏡筒にレンズを組み込んで構成されるレンズユニットを光軸方向にボイスコイルモータを用いて駆動するレンズ駆動制御装置に関する。
現行の携帯電話は、そのほとんどの機種にカメラが搭載される、いわゆるカメラ付携帯電話となっている。このカメラ付携帯電話に搭載されるカメラは、一般にCMOSイメージセンサやCCDイメージセンサなどの固体撮像素子と、この固体撮像素子に被写体画像を投影するレンズユニットとを一体化した、いわゆるカメラモジュールが用いられて構成されている。
カメラ付携帯電話に搭載されるカメラの多くは、自動的に被写体に焦点を合わせるオートフォーカス機能を有しており、このようなオートフォーカス機能付のカメラモジュールにおいては焦点調節用のレンズユニットを光軸方向に変位させることにより焦点調節が行えるようになっている。
オートフォーカス機能付のカメラモジュールとしては、鏡筒に組み込まれるレンズから構成されるレンズユニットを光軸方向にボイスコイルモータを用いて駆動するように構成されたものがある。(特許文献1参照)
このようなボイスコイルモータを用いたカメラモジュールは、例えば、レンズユニットをバネによりフレームに対して変位可能に支持すると共に、前記レンズユニットに駆動コイルを装着し、該駆動コイルに作用する磁界を形成する磁気回路を備えるボイスコイルモータにより前記レンズユニットが光軸方向に駆動されるように構成されている。そして、レンズユニットは前記ボイスコイルモータの駆動コイルにモータドライバから供給される駆動電流を制御するレンズ駆動制御装置により駆動が制御される。
特開2006−87282号公報
ところで、前述のようにボイスコイルモータを用いたカメラモジュールにおいて、被写体画像にフォーカスを合わせる為にレンズユニットを大きく光軸方向に変位させると、このレンズユニットがフレームに衝突して衝突音が発生する。
従来のカメラモジュールのレンズ駆動制御装置は、この衝突音の発生を特に問題視することもなく、前記衝突音の対策を施していなかった。
しかしながら、前記衝突音の発生は品位の点で好ましくなく、また、前記レンズユニットの駆動速度が高速化されることにより前記衝突音が無視できなくなってきた。
請求項1に係る発明のレンズ駆動制御装置は、鏡筒にレンズが組み込まれて構成されるレンズユニットをバネによりフレームに対して変位可能に支持すると共に、前記レンズユニットに駆動コイルを装着し、前記駆動コイルに作用する磁界を形成する磁気回路を備えるボイスコイルモータにより前記レンズユニットが光軸方向に駆動されるように構成され、かつ、前記ボイスコイルモータの前記駆動コイルにモータドライバから駆動電流を供給して前記レンズユニットを駆動するレンズ駆動制御装置において、前記レンズユニットの可動範囲を所定の分割数で均等に分割した移動量単位に基づいて前記レンズユニットを段階的に駆動させる前記駆動電流を前記モータドライバから発生させるように制御するドライバ制御回路を備え、前記ドライバ制御回路により前記レンズユニットの駆動後に前記レンズユニットを制振させる待機期間を設けて前記レンズユニットを設定される前記移動量単位ごとに駆動させるように制御し、前記ドライバ制御回路により前記レンズユニットの前記移動量単位を基準としてこの移動量単位を所定の整数倍して設定される複数の前記移動量単位によるレンズ駆動制御を選択的に実行するようにすると共に、前記ドライバ制御回路により設定される前記移動量単位ごとに前記レンズユニットが駆動された後から次に前記レンズユニットが駆動されるまでの前記待機期間を前記レンズユニットを駆動させる前記移動量単位ごとの駆動期間に比例して設定することを特徴とする。
請求項1に係る発明に依れば、レンズユニットの駆動後に該レンズユニットを制振させる待機期間を設けて該レンズユニットを設定される移動量単位ごとに駆動させるように制御しているので、レンズユニットを変位させることに伴って前記レンズユニットを支持するバネの振動振幅がレンズユニットを可動範囲の大きさに因らず移動量単位に基づく小振幅の振動とすることが出来、これにより前記レンズユニットがフレームに衝突して発生する衝突音の防止が図れ、あるいは前記レンズユニットがフレームに衝突する力が緩和され、衝突音の緩和が図れる。
また、複数の移動量単位によるレンズ駆動制御を選択的に実行するようにすると共に、ドライバ制御手段により設定される移動量単位ごとにレンズユニットが駆動された後から次にレンズユニットが駆動されるまでの待機期間をレンズユニットを駆動させる移動量単位ごとの駆動期間に比例して設定しているので、レンズユニットの移動量単位を変更してフォーカス合わせ時のラフ検索と精細検索とを選択できるようにしながら、そのレンズユニットの移動量単位の移動量変化に合わせて設定された待機期間によりレンズユニットの制振が行え、レンズユニットの移動量単位を変更しても衝突音の防止、あるいは衝突音の緩和が図れる。
請求項に係る発明に依れば、請求項1記載のレンズ駆動制御装置をカメラモジュールのオートフォーカス動作に適応させることが出来る。
図1はオートフォーカス機能付のカメラモジュールに本発明にかかるレンズ駆動制御装置を適用した一実施例を示す回路ブロック図である。
レンズユニット1は前方レンズ2及び後方レンズ3から構成され、前方レンズ2及び後方レンズ3は焦点調整が行えるように一体的にボイスコイルモータ4により光軸方向に駆動可能となっている。
レンズユニット1を介して得られる被写体画像は、複数の画素により構成される固体撮像素子5、例えばCMOSイメージセンサ、CCDイメージセンサに受光される。固体撮像素子5から得られる受光出力はA/D変換回路6によりデジタル信号に変換された後、信号処理回路7に入力され、信号処理回路7は信号処理により映像信号の輝度信号Y、青の差分信号U及び赤の差分信号VのYUV信号を生成する。
図2はレンズユニット1及びボイスコイルモータ4の一例を模式的に示す断面図である。前方レンズ2及び後方レンズ3は鏡筒8内に組み込まれてレンズユニット1を構成し、前記鏡筒8は外枠となるフレーム9に前後の2箇所で蝶ダンパ状に刳り抜かれた板バネ10,11により光軸方向に変位可能に支持されている。そして、前記鏡筒8のボビン部8aには駆動コイル12が光軸を中心として巻回されており、この駆動コイル12に対して有効磁束を発生する永久磁石13及びヨーク14がフレーム9に固定されている。その為、レンズユニット1はボイスコイルモータ4の駆動コイル12に供給する駆動電流に応じて光軸方向に駆動される。このレンズユニット1は機構的な静止位置を基準位置d(0)としてフレーム9に対して図の左側の前方に繰り出されるように駆動可能になっており、前記レンズユニット1が基準位置d(0)にあるとき焦点は無限大となって通常撮影のパンフォーカスに設定され、前記レンズユニット1が前方に繰り出されることにより焦点距離が短くなってマクロ設定となり、レンズユニット1が前方の可動範囲限界d(max)に繰り出された状態において焦点距離が最短の例えば10cmとなる。
因みに、ボイスコイルモータ4に供給する駆動電流の電流値iに対するレンズユニット
1の移動量dは図3に示す如く駆動電流の電流値iが「0」からi(0)になるまでの期間レンズユニット1は基準位置d(0)から駆動されない不感帯となっており、レンズユニット1が駆動を開始する始動点における駆動電流の電流値i(0)からレンズユニット1の前方の可動範囲限界d(max)にレンズユニット1が駆動される駆動電流の電流値i(max)までは電流値の増加に伴って略直線的にレンズユニット1の移動量が増加する。
ボイスコイルモータ4に供給する駆動電流はモータドライバ15により発生され、該モータドライバ15から発生される駆動電流はドライバ制御回路16により制御される。
ドライバ制御回路16は、あらかじめレンズユニット1の基準位置d(0)からレンズユニット1を前方の可動範囲限界d(max)までのレンズユニットの可動範囲を30分割で均等に分割した各駆動電流にそれぞれ対応するレンズユニット1の各移動量が分かるデータを記憶しており、これによりレンズユニット1の移動量が設定されると、そのレンズユニット1の移動量からモータドライバ15に設定する電流値を換算し、この換算された電流値の駆動電流を該モータドライバ15から発生させるように制御する。
この場合、不感帯を除いたレンズユニット1の基準位置d(0)からレンズユニット1を前方の可動範囲限界d(max)までのレンズユニットの可動範囲において、駆動電流の電流値iとレンズユニット1の移動量dとの関係は直線性の良い比例関係になっているので、この範囲において、駆動電流の電流値iとレンズユニット1の移動量dとの関係は簡単な一次関数により算出可能である。
ドライバ制御回路16は設定手段17により選択される駆動モードに応じてレンズユニット1を動作させるようにモータドライバ15を制御するようになっており、図4のフローチャートに示す如く、駆動モードが選択されるようになっている。
レンズユニット1の駆動モードには、ステップ駆動モードと直接駆動モードの大きく2分類に分けられる。ステップ駆動モードはドライバ制御回路16によりレンズユニット1の可動範囲を30分割で均等に分割した基準移動量単位に基づいて設定される基準電流値単位ごとに変化する駆動電流をレンズユニット1の移動量に対応するステップ数分段階的にモータドライバ15から発生させるように制御され、直接駆動モードはドライバ制御回路16によりレンズユニット1の移動量が基準移動量単位の何ステップ数分かを求めてそのステップ数分の基準電流値単位を加算して換算される電流値の駆動電流を直接モータドライバ15から発生させるように制御される。
ドライバ制御回路16はマイクロコンピュータにより構成され、レンズユニット1の駆動が要求されると、その駆動要求がステップ駆動モードであるか否かを判断する(ステップa)。
ステップ駆動モードであるか否かを判断は、設定手段17によるマニュアル選択と、オートフォーカスの実行によるオート選択により行われる。
ステップ駆動モードに設定しないと判断された場合、直接駆動モードによるレンズユニット1の駆動が実行され(ステップb)、レンズユニット1の移動量に対応するから換算される電流値の駆動電流がモータドライバ15から発生されるようにドライバ制御回路16による制御が行われる。
一方、ステップ駆動モードに設定すると判断された場合、精細駆動設定か否かが判断され(ステップc)、精細駆動設定であると判断されると、ドライバ制御回路16に精細駆動モードが登録される(ステップd)。この精細駆動モードが登録された場合、レンズユ
ニット1の可動範囲を30分割で均等に分割した移動量単位に対応する基準電流値単位ごとに変化する駆動電流をモータドライバ15から発生させるようにドライバ制御回路16による制御が行われ、基準電流値単位ごとの移動量単位でレンズユニット1が1ステップ移動されるごとに1m(ミリ)秒の待機期間が設定され(ステップe)、レンズユニット1の必要移動量に対応するステップ数分段階的にレンズユニット1が駆動されるように設定される。
ここで、待機期間の1m秒はレンズユニット1が1ステップ移動された後のレンズユニット1の自由振動が所定振幅以下に収束されるように設定されている。
また、精細駆動設定か否かが判断され(ステップc)、精細駆動設定でないと判断されると、ドライバ制御回路16にラフ駆動モードが登録される(ステップf)。このラフ駆動モードが登録された場合、レンズユニット1の可動範囲を30分割で均等に分割した基準移動量単位に対応する基準電流値単位の3倍に対応する電流値単位ごとに変化する駆動電流、換言するとレンズユニット1の可動範囲を10分割で均等に分割した移動量単位に対応する電流値単位ごとに変化する駆動電流をモータドライバ15から発生させるようにドライバ制御回路16による制御が行われ、基準電流値単位の3倍ごとの移動量単位でレンズユニット1が1ステップ移動されるごとに3m秒の待機期間が設定され(ステップg)、レンズユニット1の必要移動量に対応するステップ数分段階的にレンズユニット1が駆動されるように設定される。
ここで、ラフ駆動モード時の待機期間は、精細駆動モード時における1ステップ移動量と待機期間との関係に比例して設定されており、移動量単位が基準電流値単位の3倍となっているので、待機期間も精細駆動モード時の3倍の3m秒となっており、この待機期間によりレンズユニット1が1ステップ移動された後のレンズユニット1の自由振動が所定振幅以下に収束されることとなる。
精細駆動モード、あるいはラフ駆動モードに設定されると、その設定モードに対応する1ステップ移動量及び待機期間によりレンズユニット1が段階的な駆動が行われる(ステップh)。
次に、オートフォーカスが実行される場合について説明する。
ドライバ制御回路16はオートフォーカスに実行命令によりステップ駆動モードに設定され、まずラフ駆動モードに設定される。そして、ドライバ制御回路16はボイスコイルモータ4に供給する駆動電流をレンズユニット1が基準位置にある状態で駆動電流の電流値iの増加に伴ってリニアに移動が開始される状態のレンズユニット1の始動点における電流値i(0)とするべくモータドライバ15を制御した後、ボイスコイルモータ4に供給される駆動電流が前記電流値i(0)から基準電流値単位Δiの3倍の電流値単位3×Δiごとに増加するようにモータドライバ15を制御する。その為、レンズユニット1は可動範囲を10分割で均等に分割した移動量単位を1ステップとして始動位置から移動し、1ステップの移動ごとに3m秒間の待機期間を有して段階的にレンズユニット1を前方の可動範囲限界まで駆動される。
ところで、信号処理回路7はレンズユニット1の1ステップの移動ごとにA/D変換回路6を介して固体撮像素子5から得られる受光出力を取得し、この受光出力のうちの必要な高周波成分をハイパスフィルタにより抽出し、その高周波成分を積分してコントラスト成分データとして生成する。このコントラスト成分データはドライバ制御回路16に取り込まれ、ドライバ制御回路16はレンズユニット1の始動位置から前方の可動範囲限界までの間で最大のコントラスト成分を判断し、その最大のコントラスト成分が得られる位置
の近傍で駆動方向に対して手前となる位置にレンズユニット1を移動させるようにモータドライバ15から発生させる駆動電流の電流値を設定する。
レンズユニット1が最大のコントラスト成分が得られる位置の近傍の駆動方向手前に変位されると、ドライバ制御回路16は精細駆動モードに設定され、レンズユニット1が変位された位置に換算される電流値から基準電流値単位Δiごとに増加する駆動電流がボイスコイルモータ4に供給されるようにモータドライバ15を制御し、最大のコントラスト成分が得られる位置の近傍を駆動方向手前側からその最大のコントラスト成分が得られる位置を少し越えてレンズユニット1を精細駆動により変位させる。そして、信号処理回路7はレンズユニット1の1ステップの移動ごとにA/D変換回路6を介して固体撮像素子5から得られる受光出力を取得し、コントラスト成分データを生成する。
このようにしてドライバ制御回路16は、ラフ駆動による最大のコントラスト成分が得られる位置を含むこの位置近傍の前後両方向の範囲で精細駆動によるレンズユニット1の1ステップごとの各位置における各コントラスト成分から最大のコントラスト成分を判断し、その最大のコントラスト成分が得られる位置にレンズユニット1を移動させるようにモータドライバ15から発生させる駆動電流の電流値を設定する。すなわち、精細駆動によるレンズユニット1の移動量単位の精度で最大のコントラスト成分が得られる位置が検出され、その位置にレンズユニット1が変位されてオートフォーカス動作が完了される。
ここで、上述のオートフォーカス動作は、固体撮像素子5に投影される被写体画像が合焦された状態において最大のコントラスト成分が得られる理論に基づいて行っている。そして、オートフォーカスは中央重点測光や平均測光、あるいはスポット測光などの測光モードによってコントラスト成分を得るのに用いられる固体撮像素子5のウインドウパターンエリアやエリア面積、位置が切り替えられる。
尚、前記コントラスト成分がオートフォーカスを実行する際のフォーカス判断データに相当し、信号処理回路7が特許請求の範囲におけるフォーカス判断データのコントラスト成分を生成するデータ生成手段を備える。
次に、レンズユニット1がフレーム9に衝突する際に発生する衝突音に対する対策が施されていることを説明する。
図2に示すレンズユニット1及びボイスコイルモータ4の構造においては、レンズユニット1をフレーム9に対して図の左側の前方に繰り出された位置からレンズユニット1の基準位置d(0)となる機構的な静止位置に戻す場合、レンズユニット1の後方端面がフレーム9の図の右側壁に衝突して無視できない衝突音が発生される可能性が高い。すなわち、レンズユニット1が基準位置d(0)にある状態でレンズユニット1の後方端面とフレーム9の右側壁とは近接していると共に、レンズユニット1を基準位置d(0)に戻す際にはレンズユニット1の駆動力に板バネ10,11の復帰力が加わることになるので、レンズユニット1の戻り力はレンズユニット1を前方に繰り出す際の力より大きくなる。その為、レンズユニットのボイスコイルモータによる駆動速度の高速化にも伴ってレンズユニット1の後方端面がフレーム9右側壁に衝突することになる。
ところで、上述で説明したレンズ駆動制御装置は、オートフォーカス時及びマニュアル選択のステップ駆動モード時において、レンズユニット1をステップ駆動モードにより基準位置d(0)に戻すように制御される。このステップ駆動モードによりレンズユニット1が制御されると、レンズユニット1の可動範囲が大きくなってもレンズユニット1を支持する板バネ10,11の振動振幅がレンズユニット1を可動範囲の大きさに因らず移動量単位に基づく小振幅の振動に制限される。その為、レンズユニット1の駆動力に板バネ1
0,11の復帰力が加わってもレンズユニット1がフレーム9に衝突することにより発生する衝突音の防止が図れ、あるいはレンズユニット1がフレーム9に衝突する力が緩和され、衝突音が緩和される。
ここで、レンズユニット1を基準位置d(0)に戻す際の場合、最低レンズユニット1の始動点における駆動電流の電流値i(0)まで最低ステップ駆動モードにより段階的に電流値を変化させて駆動すれば良い。
レンズユニット1が基準位置d(0)に変位された状態において、レンズユニット1の駆動電流は電流値i(0)から「0」までの範囲あり、省電力のためにレンズユニット1の駆動電流を「0」とすることが好ましいが、レンズユニット1の駆動電流を電流値i(0)から「0」にする際はステップ駆動モードによる段階的に電流値を変化させても、直接駆動モードによる直接的な電流値を変化させても良い。
以上説明した実施例は本発明を限定するものではなく、本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得る。
オートフォーカス機能付のカメラモジュールに本発明にかかるレンズ駆動制御装置を適用した一実施例を示す回路ブロック図である。 図1に示すレンズ駆動制御装置に用いられるレンズユニット1及びボイスコイルモータ4の一例を示す断面図である。 ボイスコイルモータ4に供給する駆動電流iに対するレンズユニット1の移動量dを示す特性図である。 図1に示すレンズ駆動制御装置における駆動モードの設定方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1 レンズユニット
4 ボイスコイルモータ
5 固体撮像素子
7 信号処理回路
8 鏡筒
9 フレーム
10,11 板バネ
12 駆動コイル
13 永久磁石
14 ヨーク
15 モータドライバ
16 ドライバ制御回路
17 設定手段

Claims (2)

  1. 鏡筒にレンズが組み込まれて構成されるレンズユニットをバネによりフレームに対して変位可能に支持すると共に、前記レンズユニットに駆動コイルを装着し、前記駆動コイルに作用する磁界を形成する磁気回路を備えるボイスコイルモータにより前記レンズユニットが光軸方向に駆動されるように構成され、かつ、前記ボイスコイルモータの前記駆動コイルにモータドライバから駆動電流を供給して前記レンズユニットを駆動するレンズ駆動制御装置において、前記レンズユニットの可動範囲を所定の分割数で均等に分割した移動量単位に基づいて前記レンズユニットを段階的に駆動させる前記駆動電流を前記モータドライバから発生させるように制御するドライバ制御回路を備え、前記ドライバ制御回路により前記レンズユニットの駆動後に前記レンズユニットを制振させる待機期間を設けて前記レンズユニットを設定される前記移動量単位ごとに駆動させるように制御し、前記ドライバ制御回路により前記レンズユニットの前記移動量単位を基準としてこの移動量単位を所定の整数倍して設定される複数の前記移動量単位によるレンズ駆動制御を選択的に実行するようにすると共に、前記ドライバ制御回路により設定される前記移動量単位ごとに前記レンズユニットが駆動された後から次に前記レンズユニットが駆動されるまでの前記待機期間を前記レンズユニットを駆動させる前記移動量単位ごとの駆動期間に比例して設定することを特徴とするレンズ駆動制御装置
  2. 前記レンズユニットを介して得られる被写体画像を複数の画素により受光する固体撮像素子と、前記固体撮像素子の各画素から得られる各画素信号を用いてフォーカス判断データを生成するデータ生成手段とを備え、前記ドライバ制御回路はオートフォーカス動作を実行する際に前記レンズユニットの前記可動範囲を設定される前記移動量単位で前記レンズユニットを駆動させる制御を行うと共に、前記移動量単位ごとに前記フォーカス判断データを検出し、かつ、前記フォーカス判断データに応じて被写体への合焦位置に前記レンズユニットを駆動させる制御を行うことを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動制御装置。
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