JP4985989B2 - 積層型セラミック電子部品 - Google Patents

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Description

本発明は、積層型セラミック電子部品に関し、さらに詳しくは、半導体セラミックを利用したセラミック電子部品において、静電気放電(ESD)などの異常高電圧に対する耐性が高い積層型セラミック電子部品に関する。
半導体セラミックを利用したセラミック電子部品の一例として、NTCサーミスタが挙げられる。このNTCサーミスタは、温度が上昇するにつれ、抵抗値が低くなる特性を有しており、電子機器など様々な機器に温度センサや温度補償用の用途で実装されている。
NTCサーミスタのような半導体素子には、静電気放電(ESD)など異常高電圧が印加された場合における影響が問題となる。異常高電圧が印加されると、半導体素子内で破壊が生じ、たとえば抵抗値などの電気的特性が劣化してしまう。その結果、半導体素子が実装された電子機器の誤動作、故障の原因となる。
そのため、半導体素子の信頼性を確保することを目的として、ESDへの耐性を測定するESD試験が行われている。このESD試験には、帯電した人体と半導体素子との接触による放電をモデル化したヒューマンボディモデル(HBM)や、帯電した機械装置と半導体素子との接触による放電をモデル化したマシンモデル(MM)などがある。このような試験においては、ナノ秒のオーダーで、たとえば8kV程度の高電圧が印加される。
上記のESD試験を、NTCサーミスタ素子について行った場合、端子電極間において放電が観察されることがある。この場合、素子内において破壊は生じておらず、試験前後の25℃における抵抗値の変化量(ΔR25)は小さい。
一方、端子電極間において放電が観察されない場合、素子内部(内部電極間)で放電が生じ、サーミスタ層が破壊されてしまう。このとき、試験前後の抵抗値の変化量(ΔR25)が大きくなってしまい、その結果、素子としての信頼性が確保できない傾向にあった。
このような問題に対処するため、特許文献1には、電子部品の外表面に放電用の電極を設けたセラミック電子部品(サーミスタ素子)が提案されている。
しかしながら、特許文献1に記載されたサーミスタ素子では、半導体であるサーミスタ層と放電用電極の間に絶縁層を設ける必要があり、製造上の課題を有していた。また、放電用電極間のマイグレーションやほこり、傷、雰囲気などの外的要因により、放電用電極間でショートする可能性があった。そのため、信頼性の改善に十分応えられるものではなかった。
特開2000−114005号公報
本発明の目的は、ESDに対する耐性が高く、しかも容易にショートしない積層型セラミック電子部品を提供することである。
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討を行った結果、極性が異なる電極間の距離に着目し、この距離を制御することで、ESD等に起因する放電を選択的に生じさせ、抵抗体特性を発現する半導体セラミック層の破壊を防止できることを見いだし、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明に係る積層型セラミック電子部品は、
半導体セラミック層と内部電極とが交互に積層された素子本体と、前記素子本体の端部に形成された複数の端子電極と、を有する積層型セラミック電子部品であって、
前記端子電極と、該端子電極の極性と異なる極性を有し、最外に配置された内部電極と、の最短距離をdとし、極性の異なる内部電極間の最短距離をtとすると、
前記dおよびtが、d/t≦0.96である関係を満足することを特徴とする。
dおよびtを上記の関係とする、すなわち、tよりもdを小さくすることで、素子本体に高電圧が印加された場合、端子電極と、端子電極と極性の異なる最外内部電極との距離(放電距離)が短いため、選択的に放電が生じる。そのため、内部電極間では放電が生じず、抵抗体特性を発現する半導体セラミック層が破壊されることはない。その結果、ESDに対する耐性が高められた積層型セラミック電子部品を得ることができる。しかも、端子電極と最外内部電極との間の放電は、素子本体内部で生じるため、外的要因によりショートすることはない。
好ましくは、前記半導体セラミック層が、NTCサーミスタ層である。本発明に係る積層型セラミック電子部品としては、特に制限されないが、積層型インダクタ、積層型バリスタ、積層型サーミスタ、その他の表面実装(SMD)積層型電子部品が例示される。
本発明によれば、半導体セラミックを利用した積層型セラミック電子部品において、端子電極と、端子電極と極性の異なる最外内部電極と、の距離を、内部電極間の距離よりも小さくすることで、端子電極と最外内部電極との間で、選択的に放電させることができる。その結果、抵抗体特性を発現する半導体セラミック層が破壊されず、ESDに対する耐性が高められた積層型セラミック電子部品を得ることができる。しかも、端子電極と最外内部電極との間の放電は、素子本体内部で生じるため、外的要因によりショートすることはない。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。ここにおいて、図1は本発明の一実施形態に係る積層型サーミスタを示す概略断面図、
図2は、図1におけるII部分を拡大した拡大断面図、
図3は、図1におけるIII−III線に沿って切断した断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る積層型サーミスタ2は、NTCサーミスタ層10と内部電極12および14とが交互に積層された構成の素子本体4を有する。この素子本体4の端部には一対の端子電極が形成されている。すなわち、素子本体4の一端部外側には第1端子電極6が形成してあり、素子本体4の他端部外側には、第1端子電極6とは極性の異なる第2端子電極8が形成してある。
本実施形態では、内部電極12および14は、第1端子電極6の内側に対して電気的に接続される一端を持つ第1内部電極12a〜12fと、この第1内部電極12a〜12fと対向するよう同一平面上に存在し、かつ第2端子電極8の内側に対して電気的に接続される一端を持つ第2内部電極14a〜14fとで、構成されている。
第1内部電極12b、12d、12fは、その一端が、対向する第2内部電極14b、14d、14fの一端よりも、長く引き出され、第2端子電極8側に配置されている。第2内部電極14a、14c、14eは、その一端が、対向する第1内部電極12a、12c、12eの一端よりも、長く引き出され、第1端子電極6側に配置されている。
本実施形態では、素子本体4において、最外に配置された内部電極(最外内部電極)は、第1内部電極12a、第1内部電極12f、第2内部電極14a、第2内部電極14fである。
素子本体4の形状に特に制限はないが、通常、直方体状とされる。また、その寸法にも特に制限はなく、用途に応じて適当な寸法とすればよい。通常、縦(0.4〜2mm)×横(0.2〜1.25mm)×高さ(0.2〜1mm)程度である。
NTCサーミスタ層10の材質は、半導体セラミックであれば、特に制限されず、たとえば、マンガン、ニッケル、コバルト、鉄などの遷移金属元素の中から選ばれる2種あるいはそれ以上の元素から構成され、スピネル構造を有する複合酸化物を主成分として含む材料で構成される。また、特性向上等のために副成分が含有されていてもよい。主成分および副成分の組成および含有量は、所望の特性に応じて適宜決定すればよい。NTCサーミスタ層10の厚みは、特に制限されないが、本実施形態では、好ましくは10〜100μm程度である。
内部電極12、14を構成する導電材としては、特に制限されないが、たとえば、Ag、Pd、Au、Pt等の貴金属およびこれらの合金(Ag−Pdなど)、あるいはCu、Ni等の卑金属およびこれらの合金などで構成される。
端子電極6および8の材質も特に限定されず、内部電極を構成する導電材と同様の材料を用いることができる。なお、さらに、外側に上記各種金属のメッキ層が形成してあってもよい。
本発明では、端子電極と、該端子電極と極性が異なり、素子本体4の内部で最外に配置された内部電極(最外内部電極)と、の最短距離をdとしている。また、極性の異なる内部電極間の最短距離をtとしている。
ここで、端子電極と最外内部電極との最短距離dとして、図2に示すように、第1端子電極6と第2内部電極14aとの間の距離であるd1およびd2が考えられる。なお、d2は、第1内部電極12aが存在しない場合にのみ、想定される。また、図3に示すように、第1端子電極6と第2内部電極14aとの間の距離であるd3が考えられる。
通常、d1は80μm以下であるのに対し、d2およびd3は100μm以上であるため、本実施形態では、d1を最短距離dとするが、d2またはd3が最短距離dとなっていてもよい。この場合であっても、原理的には同じであり、同じ効果を得ることができる。
また、極性の異なる内部電極間の最短距離tとして、図2に示すように、第1内部電極12bと第2内部電極14cとの間の距離であるt1が考えられる。また、第1内部電極12aが存在している場合、第1内部電極12aと第1内部電極14aとの間の距離であるt2が考えられる。通常、t2の方がt1よりも長いため、本実施形態では、t1を最短距離tとするが、t2が最短距離となっていてもよい。この場合であっても、原理的には同じであり、同じ効果を得ることができる。なお、本実施形態において、t1は、NTCサーミスタ層10の厚みと一致する。
本発明においては、上記のd(d1)およびtが、d/t≦0.96、好ましくはd/t≦0.95、より好ましくはd/t≦0.94の関係を満足する。すなわち、第1端子電極6と最外内部電極14aとの距離(d1)が、極性の異なる内部電極間の距離t(t1)よりも短くなっている。
このようにすることで、ESD試験あるいはESDに起因する異常高電圧が、積層型サーミスタに印加された場合、端子電極と最外内部電極との距離が最も短いため、電荷は、端子電極と最外内部電極との間でパスを形成し、その結果、選択的に放電が生じる。したがって、極性の異なる内部電極間では放電が生じず、これらの内部電極間に配置されたNTCサーミスタ層の抵抗体特性は、電圧印加前後で変化しないため、電子機器の誤動作や故障の原因となることはない。
なお、上記のような選択的な放電により、端子電極と最外内部電極との間に配置されたNTCサーミスタ層がダメージを受ける可能性はある。しかしながら、このNTCサーミスタ層は、最外層として配置されているため、積層型サーミスタにおいて、抵抗体特性を発現しない。したがって、積層型サーミスタとしての抵抗体特性に影響はなく、信頼性を確保することができる。
また、上記の放電は、積層型サーミスタの素子本体内部で生じるため、放電を素子本体表面で生じさせる場合に比較して、電極間のマイグレーション、ほこり等の外的要因によるショートは発生しない。
d/tが大きすぎると、極性の異なる内部電極間で放電が生じる場合があり、積層型サーミスタとしての信頼性を確実に確保することができない傾向にある。
一方、d/tは小さいほど好ましいが、最外のNTCサーミスタ層の厚みがNTCサーミスタ層を構成する材料の粒径以下になると、抵抗体特性が不安定になりやすいことや、NTCサーミスタ層の製造が困難となることがある。そのため、d/tは0.125以上であることが好ましい。
積層型サーミスタの製造方法
次に、本実施形態に係る積層型サーミスタ2の製造方法の一例を説明する。本実施形態に係る積層型サーミスタを製造する方法としては、特に制限されず、公知の方法を用いればよいが、以下の説明では、シート法を用いる場合を例示する。
まず、一面上に第1内部電極12および第2内部電極14を形成することとなる所定パターンの内部電極ペースト膜が形成されたグリーンシートと、第1内部電極12および第2内部電極14を持たないグリーンシートとを、用意する。
グリーンシートは、上述したNTCサーミスタ層を構成する材料によって形成される。なお、この種の材料には、Si、Na、Caなどの不可避的不純物が0.1重量%程度以下、含まれていてもよい。
そして、このような材料を用い、公知の技術によってグリーンシートを製造する。具体的には、たとえば、まずNTCサーミスタ層を構成する材料の原料を湿式混合等の手段によって均一に混合した後、乾燥させる。次に、適切に選定された焼成条件で仮焼成し、仮焼粉を湿式粉砕する。そして、粉砕された仮焼粉末にバインダを加えてスラリー化する。次に、スラリーをドクターブレード法またはスクリーン印刷法等の手段によってシート化し、その後に乾燥させてグリーンシートを得る。
内部電極ペーストは、上述した各種金属を含む。この内部電極ペーストを印刷法等の手段によって、グリーンシートの上に塗布することで、所定パターンの内部電極ペースト膜が形成されたグリーンシートが得られる。
次に、これらのグリーンシートを重ね合せ、圧力を加えて圧着し、乾燥工程等の必要な工程を経た後、切断し、グリーン状態の素子本体4を取出す。切断は、ダイシングソー等を用いて行なうことができる。
次に、取出されたグリーン状態の素子本体4を所定条件で焼成した後、素子本体4の端面に第1端子電極6および第2端子電極8を形成することで、図1に示す積層型サーミスタ2が得られる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
次に、本発明の実施の形態をより具体化した実施例を挙げ、本発明をさらに詳細に説明する。ただし、本発明は、これらの実施例のみに限定されるものではない。
実施例1
NTCサーミスタ層用ペーストの調製
まず、NTCサーミスタ層を構成する材料の原料として、市販の四三酸化マンガン(Mn)、酸化ニッケル、酸化コバルトおよび酸化鉄を準備した。これらの原料をボールミルで16時間、湿式粉砕し、乾燥して、NTCサーミスタ層用の原料を得た。
そして、得られた原料100重量部と、ポリビニルブチラール樹脂10重量部と、可塑剤としてのジオクチルフタレート(DOP)5重量部と、溶媒としてのアルコール100重量部とをボールミルで混合してペースト化し、NTCサーミスタ層用ペーストを得た。
積層型サーミスタ試料の作製
そして、上記にて調製したNTCサーミスタ層用ペーストと、内部電極用ペーストと、を用い、以下のようにして、図1に示される積層型サーミスタ2を製造した。なお、本実施例においては内部電極層用ペーストとして、導電材として、Pdを含む市販の電極用ペーストを使用した。
まず、得られたNTCサーミスタ層用ペーストを用いて、ドクターブレード法にて、PETフィルム上に、グリーンシートを形成した。次いで、このグリーンシートの上に、内部電極用ペーストを用いて、スクリーン印刷により、内部電極パターン膜を印刷し、内部電極パターン膜が印刷されたグリーンシートを製造した。次いで、上記のグリーンシートとは別に、NTCサーミスタ層用ペーストを用いて、ドクターブレード法にて、PETフィルム上に内部電極パターン膜の印刷されていないグリーンシートを製造した。
そして、上記にて製造した各グリーンシートを交互に積層し、得られた積層体を加熱・加圧することにより、グリーンチップを製造した。
次いで、得られたグリーンチップを所定のサイズに切断し、脱バインダ処理、焼成およびアニールを下記条件にて行って、積層セラミック焼成体を得た。
脱バインダ処理条件は、昇温速度:30℃/時間、保持温度:300〜400℃、温度保持時間:8時間、雰囲気:空気中とした。
焼成条件は、昇温速度:200℃/時間、保持温度:1000〜1400℃、温度保持時間:2時間、冷却速度:200℃/時間、雰囲気:空気中とした。
アニール条件は、昇温速度:200℃/時間、保持温度:600〜800℃、温度保持時間:2時間、冷却速度:200℃/時間、雰囲気:空気中とした。
次いで、得られた積層セラミック焼成体の端面をサンドブラストにて研磨した後、端子電極としてAgを塗布し、図1に示す積層型サーミスタの試料を得た。なお、得られたサーミスタ試料において、NTCサーミスタ層の厚み、すなわち内部電極間距離(t)および端子電極と最外内部電極との間の距離(d)は、表1に示す値とした。また、内部電極に挟まれたNTCサーミスタ層の数は1〜4とした。
得られたサーミスタ試料に対し、下記に示すESD試験を行った。ESD試験としては、人体モデルとし、測定条件として、印加電圧を8kV、放電抵抗を330Ω、充電容量を150pFとした。なお、各試料につき、20個について試験を行い、試験前後の25℃における抵抗値の変化(ΔR25)が3%以上であったものを不合格とし、その個数を算出した。結果を表1に示す。
Figure 0004985989
表1より、tを種々の値に変化させても、d/tが本発明の範囲内である場合(試料1〜3、11〜13、16〜18)には、20個全ての試料が、ESD試験に合格した。すなわち、試験前後の25℃における抵抗値に変化はほとんど見られなかった。
これに対し、d/tが本発明の範囲外である場合(試料4〜10、14、15、19、20)には、サーミスタ内部で破壊が生じ、不合格となる試料が多く見られた。特に、d/tが1.03以上では、20個全ての試料が不合格であった。
なお、d/tが0.98、すなわち、端子電極と最外内部電極との間の距離が、極性の異なる内部電極間の距離よりも小さい場合であっても、ESD試験に不合格となる試料が見られた。これは、各NTCサーミスタ層の抵抗値が完全に同一ではないため、極性の異なる内部電極間の方が、放電しやすい場合があるためだと考えられる。
図1は、本発明の一実施形態に係る積層型サーミスタを示す概略断面図である。 図2は、図1におけるII部分を拡大した拡大断面図である。 図3は、図1におけるIII−III線に沿って切断した断面図である。
符合の説明
2…積層型サーミスタ
4…素子本体
6…第1端子電極
8…第2端子電極
10…NTCサーミスタ層
12…第1内部電極
14…第2内部電極

Claims (2)

  1. 半導体セラミック層と内部電極とが交互に積層された素子本体と、前記素子本体の端部に形成された複数の端子電極と、を有する積層型セラミック電子部品であって、
    前記端子電極と、該端子電極の極性と異なる極性を有し、最外に配置された内部電極と、の最短距離をdとし、極性の異なる内部電極間の最短距離をtとすると、
    前記dおよびtが、d/t≦0.96である関係を満足することを特徴とする積層型セラミック電子部品。
  2. 前記半導体セラミック層が、NTCサーミスタ層である請求項1に記載の積層型セラミック電子部品。
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